JPH0733053U - 電話機の受話によるテレビやオーディオ機器等の音量自動調節機構 - Google Patents

電話機の受話によるテレビやオーディオ機器等の音量自動調節機構

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JPH0733053U
JPH0733053U JP4461091U JP4461091U JPH0733053U JP H0733053 U JPH0733053 U JP H0733053U JP 4461091 U JP4461091 U JP 4461091U JP 4461091 U JP4461091 U JP 4461091U JP H0733053 U JPH0733053 U JP H0733053U
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telephone
call
audio equipment
audio
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寿雄 池谷
正利 菅谷
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寿雄 池谷
正利 菅谷
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】室内のテレビやオーディオ機器等の音量によっ
て電話機の通話が妨げられないようにする。 【構成】室内に設置した電話機電話機には送信部2を、
他方テレビ4やオーディオ機器5等には送信部からの信
号をキャッチする受信部6と、そして受話器のフック状
態や、公衆回線からの受話もしくは受話後のコール音に
応じて、送信部から発信した信号により、テレビやオー
ディオ機器等の音量を自動的に消去ないし落とす音量調
節手段とを設ける。 【効果】リモコン操作などの面倒な手間もなく室内のテ
レビやオーディオ機器等の音量を調節することができ、
電話機の通話を支障なく行なうことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は室内のテレビやオーディオ機器等の音量によって電話機の通話が妨 げられないようにした、電話機の受話によるテレビやオーディオ機器等の音量自 動調節機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、室内のテレビやオーディオ機器が使用状態にあるときに電話機が外部か らの受信した場合、あるいは外部へ通話しようとする場合には、テレビやオーデ ィオ機器の音量を手動で下げたり、リモコン制御用の機器で下げることが行なわ れている。
【0003】 そして特開平2−55488号公報、実開平3−9552号公報に記載された ような、リモコン制御用の機器を内蔵させた上、テレビやオーディオ機器に組み 込んだコードレス電話機も開発されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、手動やリモコンで音量を調節するとはいっても、コール音が聞 こえてきてすぐに調節するのはあわててしまうため難しく、適当な音量に調節で きないことが多かった。
【0005】 しかも、テレビやオーディオ機器等を実際に視聴しているものにとっては、適 当な音量に調節できないために不満の残ることが多かった。
【0006】 この考案の電話機の受話によるテレビやオーディオ機器等の音量自動調節機構 は従来例の以上の欠点を解消しようとするもので、受話器をフック状態としたと きや、公衆回線からの受話もしくは受話後のコール音に応じて、室内のテレビや オーディオ機器等の音量が自動的に調節できるようにした電話機の受話によるテ レビやオーディオ機器等の音量自動調節機構を得ようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわちこの考案の電話機の受話によるテレビやオーディオ機器等の音量自動 調節機構は、室内に設置した電話機およびテレビやオーディオ機器等において、 上記電話機には送信部を、他方テレビやオーディオ機器等には上記送信部からの 信号をキャッチする受信部と、そして受話器のフック状態や、公衆回線からの受 話もしくは受話後のコール音に応じて、上記送信部から発信した信号により、テ レビやオーディオ機器等の音量を自動的に消去ないし落とす音量調節手段とを設 けたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】
この考案の電話機の受話によるテレビやオーディオ機器等の音量自動調節機構 は以上のように構成したので、受話器をフック状態としたときや、公衆回線から の受話もしくは受話後のコール音に応じて、室内のテレビやオーディオ機器等の 音量が自動的に調節される。したがって、リモコン操作などの面倒な手間もなく 室内のテレビやオーディオ機器等の音量を調節することができ、電話機の通話を 支障なく行なうことができる。
【0009】 また、電話機側から送信で調節される音量を、テレビやオーディオ機器等の視 聴に支障のない程度に設定しておくことにより、テレビやオーディオ機器等を実 際に視聴しているものにも無理のない音量に調節することができ、互いに不満を 感じることなく通話状態を保つことができる。
【0010】
【実施例】
以下この考案の電話機の受話によるテレビやオーディオ機器等の音量自動調節 機構の一実施例を図面に基いて詳細に説明する。
【0011】 図1はこの考案の電話機の受話によるテレビやオーディオ機器等の音量自動調 節機構の一実施例を示すものである。
【0012】 図において、1は室内に設置した電話機で、その適所には送信部2が設置され ている。この送信部2は受話器3をフック状態としたとき、もしくは外部の公衆 回線からの受話もしくは受話後のコール音に応じて信号が自動的に送信される。 他方、テレビ4およびオーディオ機器5等には、上記送信部2からの信号をキャ ッチする受信部6が、それぞれ適所に設置されている。さらに、テレビ4および オーディオ機器5等には、その音量を受信部6からの信号により自動的に消去な いし落とす音量調節手段が設けられている。この音量調節手段は、音量を消去す るミューティ回路ないし予めダイヤルやリモコンなどで設定した音量に落とす回 路とすることができる。もちろん、受話器3のフック状態が解除されたときもし くは通話が終了したときには、上記送信部2から再度解除信号が送信され、受信 部6で受信して音量調節手段を元の状態に復帰させることができる。
【0013】 図2は上記実施例のブロック図を示すものである。テレビ4・オーディオ機器 5には受信部6と接続された制御回路11が内蔵され、この制御回路11は音量 調節手段13と消去ないし音量調節回路12を介して接続されている。また電話 機1側には送信部2と接続された制御回路14が内蔵され、この制御回路14に は受話器3のフック状態ないし外部の公衆回線からの受話、受話後のコール音な どを検知する検知部15が接続されている。
【0014】 上記実施例の動作について説明すると、受話器3をフック状態としたとき、も しくは外部の公衆回線からの受話もしくは受話後のコール音に応じて信号が送信 部2から自動的に送信され、テレビ4およびオーディオ機器5等において送信部 2からの信号を受信部6でキャッチし、受信部6からの信号により音量が自動的 に消去ないし落とされる。
【0015】 ついで、受話器3のフック状態が解除されたときもしくは通話が終了したとき には、送信部2から再度解除信号が送信され、受信部6で受信して音量調節手段 を元の状態に復帰させる。
【0016】 図3はこの考案の他の実施例を示すもので、A,B,Cの各室に設置されたテ レビ4およびオーディオ機器5等と同室に、それぞれ親子電話機が設置されてい る。この例では個々の電話機1は受話器3をフック状態としたときやフック状態 を解除したときに送信部2から信号をおくり、テレビ4およびオーディオ機器5 等に設置した受信部6で受信するようになっている。したがって例えばA室から 他のB室に転送した場合でも、転送されたB室の電話機1の受話器3をフック状 態としたときに、該当するB室のテレビ4およびオーディオ機器5等の音量が自 動的に消音ないし適当な音量に落とされ、転送したA室側のテレビ4およびオー ディオ機器5等の音量が自動的に元の音量に復帰する。
【0017】 この考案の電話機の受話によるテレビやオーディオ機器等の音量自動調節機構 は、住宅の室内の電話機やテレビやオーディオ機器等に適用できることはもちろ ん、自動車の車内その他の移動体に設置した電話機やテレビやオーディオ機器等 に適用することもできる。
【0018】
【考案の効果】
この考案の電話機の受話によるテレビやオーディオ機器等の音量自動調節機構 は以上のように構成したので、受話器をフック状態としたときや、公衆回線から の受話もしくは受話後のコール音に応じて、室内のテレビやオーディオ機器等の 音量が自動的に調節される。したがって、リモコン操作などの面倒な手間もなく 室内のテレビやオーディオ機器等の音量を調節することができ、電話機の通話を 支障なく行なうことができる。
【0019】 また、電話機側から送信で調節される音量を、テレビやオーディオ機器等の視 聴に支障のない程度に設定しておくことにより、テレビやオーディオ機器等を実 際に視聴しているものにも無理のない音量に調節することができ、互いに不満を 感じることなく通話状態を保つことができる。
【提出日】平成3年7月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は室内のテレビやオーディオ機器等の音量によって電話機の通話が妨 げられないようにした、電話機の受話によるテレビやオーディオ機器等の音量自 動調節機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、室内のテレビやオーディオ機器が使用状態にあるときに電話機やドアホ ンが外部から受信した場合、あるいは外部へ通話しようとする場合には、テレビ やオーディオ機器の音量を手動で下げたり、リモコン制御用の機器で下げること が行なわれている。
【0003】 そして特開平2−55488号公報、実開平3−9552号公報に記載された ような、リモコン制御用の機器を内蔵させた上、テレビやオーディオ機器に組み 込んだコードレス電話機も開発されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、手動やリモコンで音量を調節するとはいっても、コール音が聞 こえてきてすぐに調節するのはあわててしまうため難しく、適当な音量に調節で きないことが多かった。
【0005】 しかも、テレビやオーディオ機器等を実際に視聴しているものにとっては、適 当な音量に調節できないために不満の残ることが多かった。
【0006】 この考案の電話機の受話によるテレビやオーディオ機器等の音量自動調節機構 は従来例の以上の欠点を解消しようとするもので、受話器をフック状態としたと きや、公衆回線からの受話もしくは受話後のコール音に応じて、室内のテレビや オーディオ機器等の音量が自動的に調節できるようにした電話機の受話によるテ レビやオーディオ機器等の音量自動調節機構を得ようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわちこの考案の電話機の受話によるテレビやオーディオ機器等の音量自動 調節機構は、室内に設置した電話機およびテレビやオーディオ機器等において、 上記電話機には送信部を、他方テレビやオーディオ機器等には上記送信部からの 信号をキャッチする受信部と、そして受話器のフック状態や、公衆回線からの受 話もしくは受話後のコール音に応じて、上記送信部から発信した信号により、テ レビやオーディオ機器等の音量を自動的に消去ないし落とす音量調節手段とを設 けたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】
この考案の電話機の受話によるテレビやオーディオ機器等の音量自動調節機構 は以上のように構成したので、受話器をフック状態としたときや、公衆回線から の受話もしくは受話後のコール音に応じて、室内のテレビやオーディオ機器等の 音量が自動的に調節される。したがって、リモコン操作などの面倒な手間もなく 室内のテレビやオーディオ機器等の音量を調節することができ、電話機の通話を 支障なく行なうことができる。
【0009】 また、電話機側から送信で調節される音量を、テレビやオーディオ機器等の視 聴に支障のない程度に設定しておくことにより、テレビやオーディオ機器等を実 際に視聴しているものにも無理のない音量に調節することができ、互いに不満を 感じることなく通話状態を保つことができる。
【0010】
【実施例】
以下この考案の電話機の受話によるテレビやオーディオ機器等の音量自動調節 機構の一実施例を図面に基いて詳細に説明する。
【0011】 図1はこの考案の電話機の受話によるテレビやオーディオ機器等の音量自動調 節機構の一実施例を示すものである。
【0012】 図において、1は室内に設置した電話機で、その適所には送信部2が設置され ている。この送信部2は受話器3をフック状態としたとき、もしくは外部の公衆 回線からの受話もしくは受話後のコール音に応じて信号が自動的に送信される。 他方、テレビ4およびオーディオ機器5等には、上記送信部2からの信号をキャ ッチする受信部6が、それぞれ適所に設置されている。さらに、テレビ4および オーディオ機器5等には、その音量を受信部6からの信号により自動的に消去な いし落とす音量調節手段が設けられている。この音量調節手段は、音量を消去す るミューティ回路ないし予めダイヤルやリモコンなどで設定した音量に落とす回 路とすることができる。もちろん、受話器3のフック状態が解除されたときもし くは通話が終了したときには、上記送信部2から再度解除信号が送信され、受信 部6で受信して音量調節手段を元の状態に復帰させることができる。
【0013】 図2は上記実施例のブロック図を示すものである。テレビ4・オーディオ機器 5には受信部6と接続された制御回路11が内蔵され、この制御回路11は音量 調節手段13と消去ないし音量調節回路12を介して接続されている。また電話 機1側には送信部2と接続された制御回路14が内蔵され、この制御回路14に は受話器3のフック状態ないし外部の公衆回線からの受話、受話後のコール音な どを検知する検知部15が接続されている。
【0014】 上記実施例の動作について説明すると、受話器3をフック状態としたとき、も しくは外部の公衆回線からの受話もしくは受話後のコール音に応じて信号が送信 部2から自動的に送信され、テレビ4およびオーディオ機器5等において送信部 2からの信号を受信部6でキャッチし、受信部6からの信号により音量が自動的 に消去ないし落とされる。
【0015】 ついで、受話器3のフック状態が解除されたときもしくは通話が終了したとき には、送信部2から再度解除信号が送信され、受信部6で受信して音量調節手段 を元の状態に復帰させる。
【0016】 図3はこの考案の他の実施例を示すもので、A,B,Cの各室に設置されたテ レビ4およびオーディオ機器5等と同室に、それぞれ親子電話機が設置されてい る。この例では個々の電話機1は受話器3をフック状態としたときやフック状態 を解除したときに送信部2から信号をおくり、テレビ4およびオーディオ機器5 等に設置した受信部6で受信するようになっている。したがって例えばA室から 他のB室に転送した場合でも、転送されたB室の電話機1の受話器3をフック状 態としたときに、該当するB室のテレビ4およびオーディオ機器5等の音量が自 動的に消音ないし適当な音量に落とされ、転送したA室側のテレビ4およびオー ディオ機器5等の音量が自動的に元の音量に復帰する。
【0017】 図4はこの考案のさらに別の実施例を示すもので、電話機1がテレビ4ないし オーディオ機器等の近傍に設置されていて遠隔操作が不可能な場合のものである 。この例では個々の電話機1とテレビ4等とに専用のジャックを設け、ケーブル 21で連結してオンフック、コール音に応じて自動的にミューティングするよう になっている。
【0018】 この考案の電話機の受話によるテレビやオーディオ機器等の音量自動調節機構 は、住宅の室内の電話機やテレビやオーディオ機器等に適用できることはもちろ ん、自動車の車内その他の移動体に設置した電話機やテレビやオーディオ機器等 に適用することもできる。
【0019】 なお例えば電話機やテレビ、オーディオ機器等が一体型の場合には、内蔵した 回路内でオンフック、コール音に応じて自動指示を行なえばよい。コードレス電 話機または設置型電話機とテレビ、オーディオ機器の間は遠隔操作方法でオンフ ック、コール音に応じて自動ミューティングを行なうことができる。このミュー ティングのときの音量は、通話に支障のないよう、自分の好みの音量にセットし たり、メモリに記憶させておくことができる。そうしておけば信号の入力に応じ て自動的にセットしたレベルになる。もちろんセット値よりも低い音量であると きは、送信側から信号が入っても作動しないようにしておけばよい。
【0020】 また遠隔操作において、他社の機器にも対応できるようにコードナンバーをダ イヤルでセットすることにより、操作指示することができる。
【0021】
【考案の効果】
この考案の電話機の受話によるテレビやオーディオ機器等の音量自動調節機構 は以上のように構成したので、受話器をフック状態としたときや、公衆回線から の受話もしくは受話後のコール音に応じて、室内のテレビやオーディオ機器等の 音量が自動的に調節される。したがって、リモコン操作などの面倒な手間もなく 室内のテレビやオーディオ機器等の音量を調節することができ、電話機の通話を 支障なく行なうことができる。
【0022】 また、電話機側から送信で調節される音量を、テレビやオーディオ機器等の視 聴に支障のない程度に設定しておくことにより、テレビやオーディオ機器等を実 際に視聴しているものにも無理のない音量に調節することができ、互いに不満を 感じることなく通話状態を保つことができる。
【提出日】平成3年11月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は室内のテレビやオーディオ機器等の音量によって電話機の通話が妨 げられないようにした、電話機の受話によるテレビやオーディオ機器等の音量自 動調節機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、室内のテレビやオーディオ機器が使用状態にあるときに電話機やドアホ ンが外部から受信した場合、あるいは外部へ通話しようとする場合には、テレビ やオーディオ機器の音量を手動で下げたり、リモコン制御用の機器で下げること が行なわれている。
【0003】 そして特開平2−55488号公報、実開平3−9552号公報に記載された ような、リモコン制御用の機器を内蔵させた上、テレビやオーディオ機器に組み 込んだコードレス電話機も開発されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、手動やリモコンで音量を調節するとはいっても、コール音が聞 こえてきてすぐに調節するのはあわててしまうため難しく、適当な音量に調節で きないことが多かった。
【0005】 しかも、テレビやオーディオ機器等を実際に視聴しているものにとっては、適 当な音量に調節できないために不満の残ることが多かった。
【0006】 この考案の電話機の受話によるテレビやオーディオ機器等の音量自動調節機構 は従来例の以上の欠点を解消しようとするもので、受話器をフック状態としたと きや、公衆回線からの受話もしくは受話後のコール音に応じて、室内のテレビや オーディオ機器等の音量が自動的に調節できるようにした電話機の受話によるテ レビやオーディオ機器等の音量自動調節機構を得ようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわちこの考案の電話機の受話によるテレビやオーディオ機器等の音量自動 調節機構は、室内に設置した電話機およびテレビやオーディオ機器等において、 上記電話機には送信部を、他方テレビやオーディオ機器等には上記送信部からの 信号をキャッチする受信部と、そして受話器のフック状態や、公衆回線からの受 話もしくは受話後のコール音に応じて、上記送信部から発信した信号により、テ レビやオーディオ機器等の音量を自動的に消去ないし落とす音量調節手段とを設 けたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】
この考案の電話機の受話によるテレビやオーディオ機器等の音量自動調節機構 は以上のように構成したので、受話器をフック状態としたときや、公衆回線から の受話もしくは受話後のコール音に応じて、室内のテレビやオーディオ機器等の 音量が自動的に調節される。したがって、リモコン操作などの面倒な手間もなく 室内のテレビやオーディオ機器等の音量を調節することができ、電話機の通話を 支障なく行なうことができる。
【0009】 また、電話機側から送信で調節される音量を、テレビやオーディオ機器等の視 聴に支障のない程度に設定しておくことにより、テレビやオーディオ機器等を実 際に視聴しているものにも無理のない音量に調節することができ、互いに不満を 感じることなく通話状態を保つことができる。
【0010】
【実施例】
以下この考案の電話機の受話によるテレビやオーディオ機器等の音量自動調節 機構の一実施例を図面に基いて詳細に説明する。
【0011】 図1はこの考案の電話機の受話によるテレビやオーディオ機器等の音量自動調 節機構の一実施例を示すものである。
【0012】 図において、1は室内に設置した電話機で、その適所には送信部2が設置され ている。この送信部2は受話器3をフック状態としたとき、もしくは外部の公衆 回線からの受話もしくは受話後のコール音に応じて信号が自動的に送信される。 他方、テレビ4およびオーディオ機器5等には、上記送信部2からの信号をキャ ッチする受信部6が、それぞれ適所に設置されている。さらに、テレビ4および オーディオ機器5等には、その音量を受信部6からの信号により自動的に消去な いし落とす音量調節手段が設けられている。この音量調節手段は、音量を消去す るミューティ回路ないし予めダイヤルやリモコンなどで設定した音量に落とす回 路とすることができる。もちろん、受話器3のフック状態が解除されたときもし くは通話が終了したときには、上記送信部2から再度解除信号が送信され、受信 部6で受信して音量調節手段を元の状態に復帰させることができる。
【0013】 図2は上記実施例のブロック図を示すものである。テレビ4・オーディオ機器 5には受信部6と接続された制御回路11が内蔵され、この制御回路11は音量 調節手段13と消去ないし音量調節回路12を介して接続されている。また電話 機1側には送信部2と接続された制御回路14が内蔵され、この制御回路14に は受話器3のフック状態ないし外部の公衆回線からの受話、受話後のコール音な どを検知する検知部15が接続されている。
【0014】 上記実施例の動作について説明すると、受話器3をフック状態としたとき、も しくは外部の公衆回線からの受話もしくは受話後のコール音に応じて信号が送信 部2から自動的に送信され、テレビ4およびオーディオ機器5等において送信部 2からの信号を受信部6でキャッチし、受信部6からの信号により音量が自動的 に消去ないし落とされる。
【0015】 ついで、受話器3のフック状態が解除されたときもしくは通話が終了したとき には、送信部2から再度解除信号が送信され、受信部6で受信して音量調節手段 を元の状態に復帰させる。
【0016】 図3はこの考案の他の実施例を示すもので、A,B,Cの各室に設置されたテ レビ4およびオーディオ機器5等と同室に、それぞれ親子電話機が設置されてい る。この例では個々の電話機1は受話器3をフック状態としたときやフック状態 を解除したときに送信部2から信号をおくり、テレビ4およびオーディオ機器5 等に設置した受信部6で受信するようになっている。したがって例えばA室から 他のB室に転送した場合でも、転送されたB室の電話機1の受話器3をフック状 態としたときに、該当するB室のテレビ4およびオーディオ機器5等の音量が自 動的に消音ないし適当な音量に落とされ、転送したA室側のテレビ4およびオー ディオ機器5等の音量が自動的に元の音量に復帰する。
【0017】 図4はこの考案のさらに別の実施例を示すもので、電話機1がテレビ4ないし オーディオ機器等の近傍に設置されていて遠隔操作が不可能な場合のものである 。この例では個々の電話機1とテレビ4等とに専用のジャックを設け、ケーブル 21で連結してオンフック、コール音に応じて自動的にミューティングするよう になっている。
【0018】 図5の実施例では、テレビ4とVTR、オーディオ機器5にアタッチメントと して受信部6を設置し、また電話機1にもアタッチメントとして送信部2を設置 している。すなわち、上記の送信部2および受信部6とからなるコントロール部 7のみを購入すれば、簡単に従来のテレビ4やオーディオ機器5等を電話機の受 話によって音量調節できるものとすることができる。
【0019】 図6は上記アタッチメントとしての受信コントロール部31を備えた受信部6 を示すもので、受信機能を備えた受信コントロール部31と電源部32とを内蔵 し、可変ボリューム33によって受信時の音量を調節できるようになっている。 34は受信部6の前面に設けた電源スイッチや可変ボリューム33のダイヤル、 パイロットランプ等からなる各種制御機器、35は受信部6の背面に設けた入出 力端子である。上記実施例においては、電話機1の受話によって受話器3を取り 上げるとフックスイッチがOFF(またはON)となる。フックスイッチに連動 して送信部2が作動し、送信部2の信号を受けたときに受信部6の入力電圧は、 可変ボリューム33により0db〜−∝の範囲内でセットされた、好みのレベル の音量となる。そして以後、発信信号のON−OFFで上記動作を繰り返す。
【0020】 なお送信部2からの信号がないときは、入力電圧はそのまま出力側端子に直結 される。
【0021】 さらに、図7の実施例では、テレビ4の下部に設けた音響装置41に受信コン トロール部31を備えた受信部6を内蔵させ、また電話機1にはアタッチメント として送信部2を設置している。すなわち、上記の音響装置41のみを変更すれ ば、簡単に従来のテレビ4等を電話機1の受話によって音量調節できるものとす ることができる。
【0022】 図8は上記音響装置41を示すもので、メインアンプ42の他に、受信機能を 備えた受信コントロール部31と電源部32とを内蔵し、可変ボリューム33に よって受信時の音量を調節できるようになっている。34は受信部6の前面にス ピーカ43とともに設けた、電源スイッチや可変ボリューム33のダイヤル、パ イロットランプ等からなる各種制御機器、44は受信部6の背面に設けた入出力 端子である。
【0023】 この例では、テレビ4の音量と音響装置41のスピーカ43の音量とが同じ位 になるよう、メインアンプ42の入力を固定する。そうすればイヤホンジャック を抜いたときの音圧が変わらない。なお音量や音質は上記音響装置41で調節す る。
【0024】 この考案の電話機の受話によるテレビやオーディオ機器等の音量自動調節機構 は、住宅の室内の電話機やテレビやオーディオ機器等に適用できることはもちろ ん、自動車の車内その他の移動体に設置した電話機やテレビやオーディオ機器等 に適用することもできる。
【0025】 なお例えば電話機やテレビ、オーディオ機器等が一体型の場合には、内蔵した 回路内でオンフック、コール音に応じて自動指示を行なえばよい。コードレス電 話機または設置型電話機とテレビ、オーディオ機器の間は遠隔操作方法でオンフ ック、コール音に応じて自動ミューティングを行なうことができる。このミュー ティングのときの音量は、通話に支障のないよう、自分の好みの音量にセットし たり、メモリに記憶させておくことができる。そうしておけば信号の入力に応じ て自動的にセットしたレベルになる。もちろんセット値よりも低い音量であると きは、送信側から信号が入っても作動しないようにしておけばよい。
【0026】 また遠隔操作において、他社の機器にも対応できるようにコードナンバーをダ イヤルでセットすることにより、操作指示することができる。
【0027】
【考案の効果】
この考案の電話機の受話によるテレビやオーディオ機器等の音量自動調節機構 は以上のように構成したので、受話器をフック状態としたときや、公衆回線から の受話もしくは受話後のコール音に応じて、室内のテレビやオーディオ機器等の 音量が自動的に調節される。したがって、リモコン操作などの面倒な手間もなく 室内のテレビやオーディオ機器等の音量を調節することができ、電話機の通話を 支障なく行なうことができる。
【0028】 また、電話機側から送信で調節される音量を、テレビやオーディオ機器等の視 聴に支障のない程度に設定しておくことにより、テレビやオーディオ機器等を実 際に視聴しているものにも無理のない音量に調節することができ、互いに不満を 感じることなく通話状態を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の電話機の受話によるテレビやオーデ
ィオ機器等の音量自動調節機構の一実施例を示す概略図
である。
【図2】そのブロック図である。
【図3】他の実施例の概略図である。
【符号の説明】
1 電話機 2 送信部 3 受話器 4 テレビ 5 オーディオ機器 6 受信部 11 制御回路 12 消音ないし音量調節回路 13 音量調節手段 14 制御回路 15 検知部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年7月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 電話機の受話によるテレビやオーデ
ィオ機器等の音量自動調節機構
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の電話機の受話によるテレビやオーデ
ィオ機器等の音量自動調節機構の一実施例を示す概略図
である。
【図2】そのブロック図である。
【図3】他の実施例の概略図である。
【図4】さらに別の実施例の概略図である。
【符号の説明】 1 電話機 2 送信部 3 受話器 4 テレビ 5 オーディオ機器 6 受信部 11 制御回路 12 消音ないし音量調節回路 13 音量調節手段 14 制御回路 15 検知部 21 ケーブル
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】追加
【補正内容】
【図4】
【手続補正書】
【提出日】平成3年11月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 電話機の受話によるテレビやオーデ
ィオ機器等の音量自動調節機構
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の電話機の受話によるテレビやオーデ
ィオ機器等の音量自動調節機構 の一実施例を示す概略図である。
【図2】そのブロック図である。
【図3】他の実施例の概略図である。
【図4】さらに別の実施例の概略図である。
【図5】異なる実施例の概略図である。
【図6】図5の受信部の概略図である。
【図7】さらに異なる実施例の概略図である。
【図8】図7の音響装置の概略図である。
【符号の説明】 1 電話機 2 送信部 3 受話器 4 テレビ 5 オーディオ機器 6 受信部 7 コントロール部 11 制御回路 12 消音ないし音量調節回路 13 音量調節手段 14 制御回路 15 検知部 21 ケーブル 31 受信コントロール部 32 電源部 33 可変ボリューム 34 各種制御機器 35 入出力端子 41 音響装置 42 メインアンプ 43 スピーカ 44 入出力端子
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】追加
【補正内容】
【図5】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】追加
【補正内容】
【図6】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】追加
【補正内容】
【図7】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】追加
【補正内容】
【図8】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内に設置した電話機およびテレビやオ
    ーディオ機器等において、上記電話機には送信部を、他
    方テレビやオーディオ機器等には上記送信部からの信号
    をキャッチする受信部と、そして受話器のフック状態
    や、公衆回線からの受話もしくは受話後のコール音に応
    じて、上記送信部から発信した信号により、テレビやオ
    ーディオ機器等の音量を自動的に消去ないし落とす音量
    調節手段とを設けたことを特徴とする電話機の受話によ
    るテレビやオーディオ機器等の音量自動調節機構。
JP4461091U 1991-05-17 1991-05-17 電話機の受話によるテレビやオーディオ機器等の音量自動調節機構 Pending JPH0733053U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5562186A (en) * 1978-11-02 1980-05-10 Mitsui Petrochem Ind Ltd Preparation of 1,2,3,4-butane tetracarboxylic acid anhidride
JPS61105742A (ja) * 1985-09-21 1986-05-23 Trio Kenwood Corp 信号記録媒体

Patent Citations (2)

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