JPH07330387A - 合わせガラス用中間膜 - Google Patents

合わせガラス用中間膜

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JPH07330387A
JPH07330387A JP12758694A JP12758694A JPH07330387A JP H07330387 A JPH07330387 A JP H07330387A JP 12758694 A JP12758694 A JP 12758694A JP 12758694 A JP12758694 A JP 12758694A JP H07330387 A JPH07330387 A JP H07330387A
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JP
Japan
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polyvinyl butyral
resin
resin film
laminated glass
butyral resin
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JP12758694A
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English (en)
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Hiroe Nitsuta
裕枝 新田
Kiyobumi Toyama
清文 遠山
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B17/00Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres
    • B32B17/06Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material
    • B32B17/10Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin
    • B32B17/10005Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing
    • B32B17/1055Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing characterized by the resin layer, i.e. interlayer
    • B32B17/10761Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing characterized by the resin layer, i.e. interlayer containing vinyl acetal

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  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】透明性が良好であって、ガラスとの積層体が破
損した場合でもガラスの飛散がなく、高い耐貫通強度を
有する合わせガラス用中間膜を提供する。 【構成】ポリビニルブチラール樹脂(a)と可塑剤から
なる樹脂膜(A)及びポリビニルブチラール樹脂(b)
と可塑剤からなる樹脂膜(B)とが交互に積層されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透明性が良好で、かつ
耐貫通強度が改善された合わせガラス用中間膜に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、ガラス板間に中間膜が挟着さ
れた合わせガラスは、衝撃を受けて破損する際、ガラス
の破片が飛び散らず安全であるため、車両、航空機、建
築物などの窓ガラス等に広く使用されている。このよう
な合わせガラスに用いられる中間膜のうち、可塑剤によ
り過塑化されたポリビニルブチラール樹脂膜は、ガラス
との接着性、強靱な引張強度、高い透明性を兼ね備えて
おり、この樹脂膜を用いて構成される合わせガラスは、
特に車両の窓ガラスとして好適である。
【0003】さらに、近年ではより高い安全性確保のた
めに、用いられる中間膜の改良によって合わせガラスの
耐貫通強度をさらに向上させることが要望されている。
そのため、ポリビニルブチラール樹脂に酢酸カリウム等
のカルボン酸カリウムを添加し、中間膜のガラスへの接
着力を故意に低下させることにより、耐貫通強度を向上
させた合わせガラスが開示されている(特公昭42−2
4436号公報)。
【0004】しかしながら、上述の添加剤を含有する可
塑化ポリビニルブチラール中間膜は、押出成形時に着色
したり、あるいはこの中間膜を用いて得られた合わせガ
ラスの耐湿性が悪いため、周辺部が著しく白化したり失
透したりするという問題点があった。
【0005】また、中間膜を積層構造にして、ガラス/
最外層中間膜間の界面接着力よりも、最外層の中間膜/
中間層の中間膜間の界面接着力を極度に低下させること
により耐貫通強度を向上させる方法が提案されている。
このような具体例としては、エチレン−酢酸ビニル共重
合体/ポリエチレンテレフタレート/エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体のような積層構造とし、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体膜間にポリエチレンテレフタレートを介在
させたもの(特開昭63−21137号公報)や、ポリ
ビニルブチラール樹脂膜同士の界面にシリコーンを塗布
したり、ポリビニルブチラール樹脂膜と接着性の低いポ
リエステル系薄膜を介在させた積層構造体が開示されて
いる(特開昭56−50147号公報)。
【0006】しかしながら、上記積層構造体は、衝撃を
受けた際にガラスと最外層の中間膜とが一体となって破
壊しガラス破片が飛散することにより、人体に傷害を与
えるという問題点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みてなされたものであり、その目的は、透明性が良
好であって、ガラスとの積層体が破損した場合でもガラ
スの飛散がなく、高い耐貫通強度を有する合わせガラス
用中間膜を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の合わせガラス用
中間膜は、ポリビニルブチラール樹脂(a)と可塑剤か
らなる樹脂膜(A)と、ポリビニルブチラール樹脂
(b)と可塑剤からなる樹脂膜(B)とがそれぞれ1枚
以上積層されたものである。
【0009】樹脂膜(A)は、ポリビニルブチラール樹
脂(a)と可塑剤からなる。上記ポリビニルブチラール
樹脂(a)は、ブチラール化度が低くなると可塑剤との
相溶性が悪くなって良好な樹脂膜を形成することができ
ず、ブチラール化度が高くなると樹脂膜の力学的強度が
低下して耐貫通強度等が低下するので、プロトン核磁気
共鳴スペクトル測定におけるブチラール化度は60〜7
5モル%の範囲に限定され、好ましくは65〜70モル
%である。
【0010】また、ポリビニルブチラール樹脂(a)
は、プロトン核磁気共鳴スペクトル測定において、残存
水酸基全体に占めるトリアド型水酸基の割合は、少なく
なっても多くなっても十分な力学的強度が得られないた
め、5〜15%に限定される。
【0011】ポリビニルブチラール樹脂において、トリ
アド型水酸基の連鎖形態は、図1(a)に模式的に示す
アイソタクチックトリアド型(以下、アイソ型とい
う)、図1(b)に模式的に示すヘテロタクチックトリ
アド型(以下、ヘテロ型という)、図1(c)に模式的
に示すシンジオタクチックトリアド型(以下、シンジオ
型という)の三つが存在する。このようなトリアド型水
酸基の残存水酸基全体に占める割合は、プロトン核磁気
共鳴スペクトルのピーク面積より求めることができる。
【0012】上記ポリビニルブチラール樹脂(a)を調
製する方法としては、例えば、ポリビニルアルコール水
溶液に、ブチルアルデヒドと塩酸等の酸触媒とを加えて
アセタール化縮合反応させた後、一定温度で保持し、常
法により中和、水洗、乾燥することにより得ることがで
きる。
【0013】上記アセタール化縮合反応の温度は、低く
なるとアセタール化縮合反応が十分に進行せず、高くな
るとトリアド型水酸基の割合が多くなるので、10〜6
0℃が好ましい。また、アセタール化縮合反応後の保持
温度は、ポリビニルブチラール樹脂(a)の水酸基の連
鎖形態に影響し、低くなるとトリアド型水酸基が殆ど形
成されず、高くなるとトリアド型水酸基の割合が多くな
り過ぎるため、トリアド型水酸基の割合を上記範囲とす
るには、30〜80℃が好ましい。
【0014】上記ポリビニルアルコールとしては、平均
重合度が低くなると中間膜の伸度、強度、耐貫通強度共
に低下し、平均重合度が高くなると強度が強くなり過ぎ
る上に、高温時の粘度が著しく上昇し成形が困難となる
ので、平均重合度が800〜3000のものが好まし
い。また、ポリビニルアルコールのケン化度は、中間膜
の透明性、耐熱性及び耐光性を良好にするために、95
モル%以上が好ましい。
【0015】上記可塑剤としては、合わせガラス用中間
膜に用いられている任意の可塑剤が使用可能であり、例
えば、一塩基酸エステル、多塩基酸エステル、有機リン
酸、有機亜リン酸等が挙げられる。上記一塩基酸エステ
ルとしては、酪酸、イソ酪酸、カプロン酸、2−エチル
酪酸、ヘプタン酸、n−オクチル酸、2−エチルヘキシ
ル酸、ペラルゴン酸(n−ノニル酸)、デシル酸等の有
機酸と、トリエチレングリコールとの反応によって得ら
れるエステルが好ましく、このようなエステルとして
は、例えば、トリエチレングリコール−ジ−2−エチル
ブチレート、トリエチレングリコール−ジ−2−エチル
ヘキソエート、トリエチレングリコール−ジ−カプロネ
ート、トリエチレングリコール−ジ−n−オクトエート
等である。また、上記有機酸と、テトラエチレングリコ
ール又はトリプロピレングリコールとのエステルも使用
可能である。
【0016】上記多塩基酸エステルとしては、アジピン
酸、セバチン酸、アゼライン酸等の有機酸と、炭素数4
〜8の直鎖状又は分岐状のアルコールとの反応によって
得られるエステルが好ましく、より好ましくはジブチル
セバケート、ジオクチルアゼレート、ジブチルカルビト
ールアジペート等である。
【0017】上記有機リン酸としては、トリブトキシエ
チルホスフェート、イソデシルフェニルホスフェート、
トリイソプロピルホスフェート等が好ましい。
【0018】上記樹脂膜(A)において、可塑剤の添加
量は、少なくなると耐貫通強度が低下し、多くなると可
塑剤がブリードアウトして合わせガラスの透明性や接着
性を阻害するので、上記ポリビニルブチラール樹脂
(a)100重量部に対して、20〜60重量部が好ま
しく、より好ましくは30〜55重量部である。
【0019】樹脂膜(B)は、ポリビニルブチラール樹
脂(b)と可塑剤からなる。上記ポリビニルブチラール
樹脂(b)は、ブチラール化度が低くなると可塑剤との
相溶性が悪くなって良好な樹脂膜を形成することができ
ず、ブチラール化度が高くなると樹脂膜の力学的強度が
低下して耐貫通強度等が低下するので、プロトン核磁気
共鳴スペクトル測定におけるブチラール化度が55〜7
5モル%の範囲に限定される。
【0020】また、ポリビニルブチラール樹脂(b)
は、プロトン核磁気共鳴スペクトル測定において、残存
水酸基全体に占めるトリアド型水酸基の割合は、少なく
なっても多くなっても十分な力学的強度が得られないた
め、15〜60%に限定され、好ましくは18〜30%
である。トリアド型水酸基の割合が上記範囲にあること
により、残存水酸基には連鎖が少なくなり、ブロック状
になった水酸基が比較的数少なく存在する。このような
ポリビニルブチラール樹脂においては、分子間水素結合
による疑似架橋点が全体に分布することにより、この樹
脂より得られる樹脂膜は破断伸度に優れるものとなる。
【0021】上記ポリビニルブチラール樹脂(b)は、
例えば、ポリビニルアルコールに水溶液にブチルアルデ
ヒドと塩酸等の酸触媒を加えて一定温度で反応させ、生
成する樹脂のブチラール化度が目的とするブチラール化
度の90%に達した後、これに酸触媒を追加して反応さ
せ、その後一定の温度で保持し、常法により中和、水
洗、乾燥することにより得ることができる。
【0022】上記反応温度は低くなると、アセタール化
縮合反応が十分に進行せず、トリアド型水酸基の生成も
少なくなり、上記範囲のブチラール化度及びトリアド型
水酸基を有するポリビニルブチラール樹脂が得られなく
なる。また、反応温度は高くなると分子間縮合反応等の
副反応によって一部ゲル化が起こり、均一なポリビニル
ブチラール樹脂が得られなくなる。従って、上記反応温
度は60〜95℃が好ましい。
【0023】さらに、反応後の保持温度は、ポリビニル
ブチラール樹脂の水酸基の連鎖形態に影響し、低くても
高くてもトリアド型水酸基の割合を15%以上に安定さ
せることが困難となるので、60〜95℃が好ましい。
【0024】上記ポリビニルブチラール樹脂(b)に用
いられるポリビニルアルコールとしては、前記樹脂膜
(A)においてポリビニルブチラール樹脂(a)の製造
に用いられるものと同様のものが使用される。
【0025】上記ポリビニルブチラール樹脂(b)に用
いられる可塑剤として、前記樹脂膜(A)の製造に用い
られるものと同様のものが使用される。上記樹脂膜
(B)において、可塑剤の添加量は、少なくなると耐貫
通強度が低下し、多くなると可塑剤がブリードアウトし
て合わせガラスの透明性や接着性を阻害するので、上記
ポリビニルブチラール樹脂(a)100重量部に対し
て、10〜80重量部に限定され、好ましくは20〜6
0重量部である。
【0026】上記樹脂膜(A)及び(B)には、可塑剤
以外に、ポリビニルブチラール樹脂の劣化を防止するた
めに、酸化防止剤、紫外線吸収剤等が、ポリビニルブチ
ラール樹脂の製造過程又はポリビニルブチラール樹脂と
可塑剤等との混練時において、必要に応じて添加されて
もよい。
【0027】上記酸化防止剤として、例えば、t−ブチ
ル−ヒドロキシトルエン(BHT)、テトラキス−〔メ
チレン−3−(3'-5'-ジ−t−ブチル−4'-ヒドロキ
シフェニル)プロピオネート〕メタン(チバガイギー社
製「イルガノックス1010」)等が挙げられる。
【0028】上記紫外線吸収剤として、例えば、2−
(2'-ヒドロキシ−5'-メチルフェニル)ベンゾトリア
ゾール(チバガイギー社製「チヌビンP」)、2−
(2'-ヒドロキシ−3',5'-ジ−t−ブチルフェニル)
ベンゾトリアゾール(チバガイギー社製「チヌビン32
0」)、2−(2'-ヒドロキシ−3'-t−ブチル−5'-
メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール(チ
バガイギー社製「チヌビン326」)、2−(2'-ヒド
ロキシ−3',5−ジ−t−アミルフェニル)ベンゾトリ
アゾール(チバガイギー社製「チヌビン328」)等の
ベンゾトリアゾール系のもの;アデカアーガス社製「L
A−57」のようなヒンダードアミン系のものなどが挙
げられる。
【0029】上記樹脂膜(A)及び(B)には、ガラス
との接着性をよくするため、有機シランカップリング剤
が添加されてもよい。有機シランカップリング剤として
は、アミノ基、グリシジル基又はメルカプト基を有する
ものが好ましく、例えば、3−アミノプロピルジメチル
エトキシシラン、3−アミノプロピルメチルジエトキシ
シラ等が挙げられる。
【0030】本発明の合わせガラス用中間膜では、樹脂
膜(A)又は樹脂膜(B)をそれぞれ単独で用いる場合
より、両者を積層することにより高い耐貫通強度を発揮
することができ、要求性能に合わせて、例えば、樹脂膜
(A)/樹脂膜(B)、樹脂膜(A)/樹脂膜(B)/
樹脂膜(A)、樹脂膜(B)/樹脂膜(A)/樹脂膜
(B)/樹脂膜(A)/樹脂膜(B)のように組み合わ
せて使用することができる。
【0031】上記合わせガラス用中間膜の厚さは、薄く
なると得られる合わせガラスの耐貫通強度が低下し、厚
くなると破壊衝撃強度が高くなり過ぎ脳障害のような弊
害を引き起こし、さらにコスト上昇を招くので、0.2
〜1.6mmが好ましく、より好ましくは0.3〜1.
2mmである。
【0032】また、樹脂膜(A)、樹脂膜(B)の厚さ
は、耐貫通強度を左右する中間膜の強度及び伸びに寄与
するため、薄くなると耐貫通強度が低下し、厚くなると
破壊衝撃強度が高くなり過ぎ脳障害のような弊害を引き
起こすと共に、コスト面からも好ましくないので、0.
05〜1.2mmが好ましく、より好ましくは0.1〜
1.0mmである。
【0033】本発明の合わせガラス用中間膜は、例え
ば、以下のようにして製造される。ポリビニルブチラー
ル樹脂と可塑剤をミキシングロールに供給し、混練して
得られた混練物を、プレス成形機、カレンダーロール、
押出機等でシート状に成形して、それぞれ樹脂膜
(A)、樹脂膜(B)を得る。
【0034】上記で得られた樹脂膜(A)及び樹脂膜
(B)を、樹脂膜(A)/樹脂膜(B)、樹脂膜(A)
/樹脂膜(B)/樹脂膜(A)、樹脂膜(B)/樹脂膜
(A)/樹脂膜(B)/樹脂膜(A)/樹脂膜(B)の
ような構成で重ね合わせ、このような構成物をプレス成
形機、ラミネートロールなどで加熱しながら積層し、合
わせガラス用中間膜を製造する方法が挙げられる。
【0035】また、中間膜の他の製造方法としては、例
えば、樹脂膜(A)又は樹脂膜(B)の構成成分をそれ
ぞれ別個に混練し、一般的に用いられているストランド
金型から押し出し、ペレタイザーでペレット化する。次
いで、樹脂膜(A)又は樹脂膜(B)のペレットを、2
個以上のシリンダーを有する押出機のシリンダーにそれ
ぞれ別個に供給し、シート金型を用いて多層成形する方
法が挙げられる。
【0036】本発明の合わせガラス用中間膜を用いて、
合わせガラスを製造する方法としては、例えば、合わせ
ガラス用中間膜をフロートガラスにて挟着し、この挟着
体を真空バッグに入れ真空状態とのままオーブン内で9
0℃、30分間保持した後オーブンから取り出し、この
挟着体をオートクレーブ内で圧力12kg/cm2 、温
度135℃で熱プレス成形し、透明な合わせガラスを得
る方法が挙げられる。
【0037】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。プロトン核磁気共鳴スペクトルの測定 ポリビニルブチラール樹脂の2重量%重水素ジメチルス
ルホキシド(DMSO−d6 )溶液を調製し、少量のテ
トラメチルシランを標準物質として添加し、28℃でス
ペクトル測定を行った。その一例を図2及び図3に示し
た。尚、図中の横軸は、使用した標準物質であるテトラ
メチルシランの共鳴周波数を基準とした化学シフト(p
pm)であり、縦軸は共鳴吸収強度であってプロトン
(水素)の量に対応する。この測定チャートより、表1
に記載した各吸収ピークの帰属と積分強度を参考にして
下記の計算式に代入し、それぞれのブチラール化度と残
存水酸基に占めるトリアド型水酸基の割合を算出した。
【0038】
【表1】
【0039】<計算式> ・ブチラール化度(DB ) =〔2IA /(3IB −4I
A )〕×100 (モル%) ・アイソ型水酸基(IK )=IE ×(3DB /2IA
(モル%) ・ヘテロ型水酸基(II )=〔ID −(IA /3−
F )〕×(3DB /2IA )(モル%) ・シンジオ型水酸基(IM )=(IC −IF )×(3D
B /2IA )(モル%) ・残存水酸基全体に占めるトリアド型水酸基の割合 =[(IK +II +IM )/(100−DB )]×100
(%)
【0040】(実施例1) (1)樹脂膜(A)を構成するポリビニルブチラール樹
脂(a)の調製 イオン交換水3144重量部、平均重合度1720及び
ケン化度99.1モル%のポリビニルアルコール300
重量部を攪拌装置付きセパラブルフラスコに供給し、攪
拌しながら95℃に加熱して溶解した。この溶液を30
℃に冷却し、濃度35重量%塩酸23.5重量部とn−
ブチルアルデヒド45重量部とを滴下し、1.5時間冷
却しながら反応した。次いで、液温12℃にしてさらに
濃度35重量%塩酸196.4重量部及びn−ブチルア
ルデヒド110重量部を添加した後、46℃で3時間反
応及び熟成を行った。その後、常法により中和、水洗及
び乾燥を行いアセタール化度65モル%のポリビニルブ
チラール樹脂(a1)を得た。得られたポリビニルブチラ
ール樹脂(a1)のプロトン核磁気共鳴スペクトルを測定
し、ブチラール化度及び残存水酸基全体に占めるトリア
ド型水酸基の割合を算出し、表1に示した。
【0041】(2)樹脂膜(A)の製造 上記で得られたポリビニルブチラール樹脂(a1)100
重量部、トリエチレングリコール−ジ−2−エチルブチ
レート40重量部、t−ブチル−ヒドロキシトルエン
0.16重量部及び紫外線吸収剤(チバガイギー社製
「チヌビンP」)0.16重量部をミキシングロールに
供給して混練し、得られた混練物をプレス成形機にて1
50℃、120kg/cm2 で30分間プレス成形し、
厚さ0.3mmの樹脂膜(A)を得た。
【0042】(3)樹脂膜(B)を構成するポリビニル
ブチラール樹脂(b)の調製 平均重合度1500及びケン化度99.5モル%のポリ
ビニルアルコール300重量部をイオン交換水に分散
し、ポリビニルアルコール10重量%水溶液となるよう
に95℃で攪拌溶解させ、ポリビニルアルコール水溶液
を調製した。次いで、このポリビニルアルコール水溶液
を75℃まで冷却し、ポリビニルアルコール水溶液10
0重量部に、酸触媒として濃度10重量%塩酸0.8重
量部とn−ブチルアルデヒド5重量部とを1時間かけて
混合し反応を行った。この混合液を85℃のイオン交換
水1000重量部に滴下し1時間攪拌を行った後、さら
に、熟成用触媒として、濃度10重量%塩酸3.5重量
部を追添加し、2時間反応及び熟成を行った。その後、
40℃まで冷却し、常法により中和、水洗及び乾燥し
て、顆粒状のポリビニルブチラール樹脂(b1)を得た。
得られたポリビニルブチラール樹脂(b1)のプロトン核
磁気共鳴スペクトルを測定し、ブチラール化度及び残存
水酸基全体に占めるトリアド型水酸基の割合を算出し、
表2に示した。
【0043】(4)樹脂膜(B)の製造 上記で得られたポリビニルブチラール樹脂(b1)100
重量部、トリエチレングリコール−ジ−2−エチルブチ
レート42重量部、t−ブチル−ヒドロキシトルエン
0.16重量部及び紫外線吸収剤(チバガイギー社製
「チヌビンP」)0.16重量部をミキシングロールに
供給して混練し、得られた混練物をプレス成形機にて1
40℃、120kg/cm2 で30分間プレス成形し、
厚さ0.3mmの樹脂膜(B)を得た。
【0044】(5)合わせガラスの製造 上記樹脂膜(A)及び樹脂膜(B)を使用して、表4に
示すように、(A)/(B)/(A)の構成で重ね合わ
せ、プレス成形機にて150℃、120kg/cm2
30分間プレス成形して積層し、合わせガラス用中間膜
を製造した。得られた合わせガラス用中間膜を、一辺3
0cmの厚さ3mmの正方形の2枚のフロートガラスに
て挟着した。この挟着体を真空バッグに入れて真空度2
0Torrで20分間保持し、さらに真空状態のままオ
ーブンに入れ90℃で30分間保持した。次いで、上記
挟着体を真空バッグから取り出し、オートクレーブ内で
圧力12kg/cm2 、135℃で熱圧プレス成形し、
合わせガラスを製造した。
【0045】(実施例2)ポリビニルブチラール樹脂
(b)を調製する際、n−ブチルアルデヒドの添加量を
5.3重量部とし、ブチラール化度及び残存水酸基全体
に占めるトリアド型水酸基の割合を、表2に示したよう
に調整したポリビニルブチラール樹脂(b2)を得た。こ
のポリビニルブチラール樹脂(b2)に、トリエチレング
リコール−ジ−2−エチルブチレート40重量部を添加
して、樹脂膜(B)を作製した。この樹脂膜(B)を使
用して、表4に示すように、(B)/(A)/の構成で
重ね合わせ、実施例1と同様にしてプレス成形して合わ
せガラス用中間膜を製造した後、実施例1と同様にして
合わせガラスを製造した。
【0046】(実施例3)ポリビニルブチラール樹脂
(a)を調製する際、n−ブチルアルデヒドの添加量を
165重量部とし、ブチラール化度及び残存水酸基全体
に占めるトリアド型水酸基の割合を、表2に示したよう
に調整したポリビニルブチラール樹脂(a2)を得た。こ
のポリビニルブチラール樹脂(a2)に、トリエチレング
リコール−ジ−2−エチルブチレート38重量部を添加
して、樹脂膜(A)を作製した。この樹脂膜(A)を使
用して、表4に示すように、(A)/(B)の構成で重
ね合わせ、実施例1と同様にしてプレス成形して合わせ
ガラス用中間膜を製造した後、実施例1と同様にして合
わせガラスを製造した。
【0047】(実施例4)実施例1と同様にして調製さ
れた、厚さ0.1mmの樹脂膜(A)及び樹脂膜(B)
を使用して、表4に示したように、(B)/(A)/
(B)/(A)/(B)の構成となるように重ね合わ
せ、実施例1と同様にしてプレス成形して合わせガラス
用中間膜を製造した後、実施例1と同様にして合わせガ
ラスを製造した。
【0048】(実施例5)ポリビニルブチラール樹脂
(a)を調製する際、n−ブチルアルデヒドの添加量を
94重量部、反応温度50℃、保持温度55℃とし、ブ
チラール化度及び残存水酸基全体に占めるトリアド型水
酸基の割合を、表2に示したように調整したポリビニル
ブチラール樹脂(a3)を得た。このポリビニルブチラー
ル樹脂(a3)に、トリエチレングリコール−ジ−2−エ
チルブチレート42重量部を添加して樹脂膜(A)を作
製した。この樹脂膜(A)を使用して、表4に示すよう
に、(A)/(B)/(A)の構成で重ね合わせ、実施
例1と同様にしてプレス成形して合わせガラス用中間膜
を製造した後、実施例1と同様にして合わせガラスを製
造した。
【0049】(実施例6)ポリビニルブチラール樹脂
(b)を調製する際、n−ブチルアルデヒドの添加量を
5.7重量部、反応温度65℃、保持温度を75℃と
し、ブチラール化度及び残存水酸基全体に占めるトリア
ド型水酸基の割合を、表2に示したように調整したポリ
ビニルブチラール樹脂(b3)を得た。このポリビニルブ
チラール樹脂(b3)に、トリエチレングリコール−ジ−
2−エチルブチレート40重量部を添加して、樹脂膜
(B)を作製した。この樹脂膜(B)を使用して、表4
に示すように、(A)/(B)/(A)の構成で重ね合
わせ、実施例1と同様にしてプレス成形して合わせガラ
ス用中間膜を製造した後、実施例1と同様にして合わせ
ガラスを製造した。
【0050】
【表2】
【0051】
【表3】
【0052】(比較例1)樹脂膜(A)のみを使用し
て、表5に示すように(A)/(A)/(A)の構成で
重ね合わせ、実施例1と同様にしてプレス成形して合わ
せガラス用中間膜を製造した後、実施例1と同様にして
合わせガラスを作製した。
【0053】(比較例2)樹脂膜(B)のみを使用し
て、表5に示すように(B)/(B)/(B)の構成で
重ね合わせ、実施例1と同様にしてプレス成形して合わ
せガラス用中間膜を製造した後、実施例1と同様にして
合わせガラスを製造した。
【0054】(比較例3)ポリビニルブチラール樹脂
(a)を調製する際、n−ブチルアルデヒドの添加量を
130重量部とし、ブチラール化度及び残存水酸基全体
に占めるトリアド型水酸基の割合を、表2に示したよう
に調整したポリビニルブチラール樹脂(a4)を得た。こ
のポリビニルブチラール樹脂(a4)に、トリエチレング
リコール−ジ−2−エチルブチレート50重量部を添加
して樹脂膜(A)を作製した。この樹脂膜(A)を使用
して、表5に示すように、(A)/(B)/(A)の構
成で重ね合わせ、実施例1と同様にしてプレス成形して
合わせガラス用中間膜を製造した後、実施例1と同様に
して合わせガラスを製造した。
【0055】(比較例4)ポリビニルブチラール樹脂
(a)を調製する際、n−ブチルアルデヒドの添加量を
187重量部とし、ブチラール化度及び残存水酸基全体
に占めるトリアド型水酸基の割合を、表2に示したよう
に調整したポリビニルブチラール樹脂(a5)を得た。こ
のポリビニルブチラール樹脂(a5)に、トリエチレング
リコール−ジ−2−エチルブチレート32重量部を添加
して樹脂膜(A)を作製した。この樹脂膜(A)を使用
して、表5に示すように、(A)/(B)/(A)の構
成で重ね合わせ、実施例1と同様にしてプレス成形して
合わせガラス用中間膜を製造した後、実施例1と同様に
して合わせガラスを製造した。
【0056】(比較例5)ポリビニルブチラール樹脂
(b)を調製する際、保持温度を45℃とし、ブチラー
ル化度及び残存水酸基全体に占めるトリアド型水酸基の
割合を、表2に示したように調整したポリビニルブチラ
ール樹脂(b4)を得た。このポリビニルブチラール樹脂
(b4)からなる樹脂膜(B)を作製した。この樹脂膜
(B)を使用して、表5に示すように、(B)/(A)
/(B)の構成で重ね合わせ、実施例1と同様にしてプ
レス成形して合わせガラス用中間膜を製造した後、実施
例1と同様にして合わせガラスを製造した。
【0057】(比較例6)ポリビニルブチラール樹脂
(b)を調製する際、n−ブチルアルデヒドの添加量を
7重量部とし、ブチラール化度及び残存水酸基全体に占
めるトリアド型水酸基の割合を、表2に示したように調
整したポリビニルブチラール樹脂(b5)を得た。このポ
リビニルブチラール樹脂(b5)に、トリエチレングリコ
ール−ジ−2−エチルブチレート10重量部を添加し
て、樹脂膜(B)を作製した。この樹脂膜(B)を使用
して、表5に示すように、(A)/(B)/(A)の構
成で重ね合わせ、実施例1と同様にしてプレス成形して
合わせガラス用中間膜を製造した後、実施例1と同様に
して合わせガラスを製造した。
【0058】
【表4】
【0059】
【表5】
【0060】合わせガラスの性能評価 上記実施例及び比較例で得られた合わせガラスにつき、
下記の性能評価を行い、その結果を表6に示した。 (1)透明性試験 東京電色社製「積分式濁度計」を用いて、合わせガラス
の全光線透過率及びヘイズを測定した。 (2)耐貫通性試験 JIS R3212(自動車用安全ガラスの試験方法)
に準拠して、合わせガラスの縁を支持枠に固定して、こ
れを水平に保持し、重さ2.26kgの鋼球を4mの高
さから合わせガラスサンプルの中央に自由落下させた。
6枚の合わせガラスサンプルについて、6枚とも衝撃後
5秒以内に鋼球が貫通しない場合を合格、1枚でも貫通
した場合を不合格とした。さらに、鋼球を落下させる高
さを0.5m単位で変化させ、同じ高さで繰り返し試験
を行い、合わせガラスの枚数の50%に相当する回数に
おいて鋼球の貫通が妨げられる高さを求め、この時の高
さを「平均貫通高さ」とした。従って、この数値が大き
くなる程、耐貫通強度が高くなることを示す。尚、この
耐貫通性試験を23℃で行った。
【0061】
【表6】
【0062】
【発明の効果】本発明の合わせガラス用中間膜の構成
は、上述の通りであり、優れた透明性とともに、優れた
耐貫通強度を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】トリアド型水酸基の連鎖形態を示す模式図であ
る。
【図2】ポリビニルブチラール樹脂のプロトン核磁気共
鳴スペクトルの測定結果を示すチャートである。
【図3】ポリビニルブチラール樹脂のプロトン核磁気共
鳴スペクトルの測定結果を示すチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08K 5/51

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリビニルブチラール樹脂(a)及び可塑
    剤からなる樹脂膜(A)と、ポリビニルブチラール樹脂
    (b)及び可塑剤からなる樹脂膜(B)とが交互に積層
    された合わせガラス用中間膜において、 上記ポリビニルブチラール樹脂(a)は、ポリビニルア
    ルコールとブチルアルデヒドとの縮合生成物であって、
    プロトン核磁気共鳴スペクトル測定におけるブチラール
    化度が60〜75モル%、かつプロトン核磁気共鳴スペ
    クトルにおける残存水酸基全体に占めるトリアド型水酸
    基の割合が5〜15%の範囲にあり、 上記ポリビニルブチラール樹脂(b)は、ポリビニルア
    ルコールとブチルアルデヒドとの縮合生成物であって、
    プロトン核磁気共鳴スペクトルにおけるブチラール化度
    が55〜75モル%、かつプロトン核磁気共鳴スペクト
    ル測定における残存水酸基全体に占めるトリアド型水酸
    基の割合が15〜60%の範囲にあることを特徴とする
    合わせガラス用中間膜。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003516921A (ja) * 1999-12-14 2003-05-20 ソリユテイア・インコーポレイテツド 耐侵入性合わせガラス
JP2016069279A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 積水化学工業株式会社 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003516921A (ja) * 1999-12-14 2003-05-20 ソリユテイア・インコーポレイテツド 耐侵入性合わせガラス
JP2016069279A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 積水化学工業株式会社 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス

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