JPH0733033Y2 - 建設機械の給脂ポンプシステム - Google Patents

建設機械の給脂ポンプシステム

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JPH0733033Y2
JPH0733033Y2 JP13575189U JP13575189U JPH0733033Y2 JP H0733033 Y2 JPH0733033 Y2 JP H0733033Y2 JP 13575189 U JP13575189 U JP 13575189U JP 13575189 U JP13575189 U JP 13575189U JP H0733033 Y2 JPH0733033 Y2 JP H0733033Y2
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JP
Japan
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pump
hydraulic
grease
greasing
pilot
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JP13575189U
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JPH0373797U (ja
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健蔵 木元
嘉政 大野
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、建設機械、殊に上部旋回体に装着された作業
機を構成する部財を関節連結すると共に、これらの部財
をそれぞれ取着された油圧シリンダで揺動可能に構成さ
れた油圧式掘削機の旋回部、関節連結部、及び油圧シリ
ンダ取付部に給脂する建設機械の給脂ポンプシステムに
関する。
(従来の技術) 従来、この種の給脂ポンプシステムは、第2図に示すよ
うにエンジン1で駆動されるエアーコンプレッサ2によ
りエアークリーナ3から吸入したエアーを管路4により
エアータンク5に送り貯蔵したうえ、この圧縮エアーで
グリスポンプ6を回転駆動してグリスタンク7のグリス
をホースリール8からグリスガン9に圧送して所要給脂
個所に該グリスガン9を可搬して給脂すると共に、他方
管路10から予め配管されてある図示しない旋回部、それ
ぞれの作業機部材の関節連結部、及び油圧シリンダ取付
部に集中給脂するようになっている。なお11は開閉バル
ブ,12は開閉コックである。
(考案が解決しようとする課題) しかし、従来の給脂ポンプシステムは、上記の如く給脂
装置の空圧駆動源としてエアーコンプレッサやエアータ
ンク等の装置を必要とし、そのため、油圧式掘削機の如
き油圧駆動源で走行,旋回及び作業機作動する建設機械
の給脂ポンプシステムにおいては、油圧ポンプシステム
と空圧ポンプシステムの双方を装備することになり、そ
れだけ装備機器類が増加し、従ってスペースを広くとる
必要があるばかりでなくコストを引上げる要因となって
いた。
本考案は上記従来の問題点を改善すると同時に油圧駆動
車両である油圧式掘削機に適合した給脂ポンプシステム
を実現する目的でなされたもので、油圧駆動システムに
一元化した給脂ポンプシステムを提供しようとするもの
である。
(課題を解決するための手段及び作用) 本考案は上記目的を達成するために、1基または複数基
の油圧ポンプの吐出圧油により油圧アクチェータを作動
すると共に、これら油圧アクチェータの方向切換弁を、
前記油圧ポンプとは別途に設けたパイロット用ポンプの
パイロット圧によって切換制御するようにした油圧駆動
システムを備えた建設機械において、前記パイロット用
ポンプの吐出管路に分岐管路を接続し、該分岐管路にス
トップ弁を介してグリスポンプを設けたうえ、該グリス
ポンプを、前記パイロット用ポンプの吐出圧油によた回
転駆動して、グリスガン及び予め配設された管路により
給脂個所に集中給脂するようにしたから、エアーコンプ
レッサ,エアータンク等の空圧駆動装置が不要となり、
しかも走行,作業機等の油圧アクチェータを駆動する油
圧系統に給脂ポンプシステムを組込んだ建設機械の給脂
ポンプシステムを提供するものである。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図により詳述する。図に
おいて、代表符号20は油圧式掘削機を示し、下部走行体
21,該下部走行体21に旋回装置22を介して取着された上
部旋回体23,該上部旋回体23の前部に装着された作業機2
4から構成されており、該作業機24は、ブーム25,アーム
26、そしてバケット27が関節連結されたうえ、それぞれ
ブームシリンダ28,アームシリンダ29、及びバケットシ
リンダ30によって揺動自在となっている。
そして上記油圧式掘削機20は、2基の油圧ポンプ31アー
ル,31Lによる油圧駆動をシステムからなり、旋回モータ
32,アームシリンダ29、及び左走行モータ33Lは一方の油
圧ポンプ31Lの吐出管路34Lに、そして右走行モータ33R,
バケットシリンダ30、及びブームシリンダ28は、他方の
油圧ポンプ31Rの吐出管路34Rにそれぞれ設けられてお
り、そして、これらの油圧アクチェータはそれぞれの管
路34R,34に設けられた方向切換弁35〜40によって切換制
御される。そして、これらの各方向切換弁35〜40の切換
制御に際しては、各操作レバー41〜46のシフトによっ
て、パイロット弁47〜49が作用し、別途設けたパイロッ
ト用ポンプ50の吐出管路51からのパイロット圧によっ
て、前記方向切換弁35〜40のスプールを切換えることに
よって行われるようになっている。かかる油圧駆動シス
テムにおけるパイロット用ポンプ50の吐出管路51には分
岐管路52が接続されている。該分岐管路52は給脂ポンプ
システムの油圧駆動源としてパイロット用ポンプ50の吐
出油圧を導入するために接続された給脂ポンプ駆動用油
圧管路である。
上記分岐管路52には、減圧弁53、及び電磁式ストップ弁
54を介してグリスポンプ56が設けられ、前記パイロット
用ポンプ50の吐出圧油で回転駆動されるようになってい
る。
そして、上記グリスポンプ56のグリス給脂の種管路57に
は、ホースリール58を介してグリスがン59が接続されて
いると共に、図示の如く油圧式掘削機20の給脂個所に予
目給脂配管が配設され集中給脂方式がとられている。
即ち、グリスポンプ56からの主管路57には順次分岐管路
60〜62を介して分配弁63〜66が接続され、分配弁63から
は、旋回ピニオン部63、及びブームシリンダボトム側取
付ピン部68へのそれぞれの管路69アール,69L,70アール,
70L,分配弁64からはブーム基端支承ピン部71への管路72
R,72L,分配弁65からはブームシリンダロッド側取付ピン
部73,アームシリンダボトム側取付ピン部74、及びアー
ム基端支承ピン部75にそれぞれ管路76R,76L,77R,77L,78
R,78L、そして分配弁66からはアームシリンダロッド側
取付ピン部80にそれぞれ管路81R,81L,82R,82Lが配設さ
れている。
次に、上記給脂ポンプシステムについての給脂要領を述
べると、パイロット用ポンプ50からの吐出油圧は管路51
から給脂ポンプシステムの油圧駆動源として分岐管路52
に導入されたうえ、減圧弁53によって最適な油圧に調整
されてグリスポンプ56に供給されるようになっている。
そして、給脂時期になると、それまで閉止状態にあった
電磁式ストップ弁54のスイッチ83をON操作して開き圧油
をグリスポンプ56に供給して駆動することによりグリス
タンク84からグリスを吸上給脂主管路57に送り出すこと
になる。なお、前記すとっぷ弁54について本実施例では
電磁式ストップ弁を示したが、勿論手動式のストップ弁
でもよい。
給脂グリスガン59による場合には開閉バルブ85を閉止し
て、グリスガン59のみによる給脂するように操作する。
これに対して、集中給脂の場合には、前記バルブ85を開
状態にすることによって分配弁,分岐管路を経て、既述
した給脂個所に圧送され、給脂が完了すると、前記開閉
バルブ85、及びストップ弁54を閉止して次期の給脂時期
まで給脂ポンプシステムは給脂状態となる。
(考案の効果) 本考案は以上の如く油圧駆動システムに給脂ポンプシス
テムを組込み油圧制御の単一パイロット用ポンプ圧油に
よって、走行,作業機等の油圧アクチェータのパイロッ
ト制御と給脂ポンプ駆動を併用するようにしたから給脂
ポンプシステムを別途No.保守管理することもなくな
る。しかも、低圧である給脂ポンプ駆動に適合した低圧
のパイロット用ポンプ圧油を用いることから特別な減圧
手段も不要である。更に、従来の空圧駆動システムにお
けるエアーコンプレッサ,エアータンク等が不要となる
ことからコスト低減は勿論、広い設置スペースも不要と
なり、その効果は大きい。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本考案に係る建設機械の給脂ポンプシステム
の一例を示す概略説明図、第2図は従来の技術を示す図
である。 2……エアコンプレッサ,5……エアータンク,6,26……
グリスポンプ,7,84……グリスタンク,8,58……ホースリ
ール,9,59……グリスガン,11,85……開閉バルブ,20……
油圧式掘削機,31R,31L……油圧ポンプ,35〜40……方向
切換弁,41〜46……操作レバー,47〜49……パイロット
弁,50……パイロット用ポンプ,51……パイロット管路,5
2……分岐管路,54……電磁式ストップ弁,57……給脂主
管路,63〜66……分配弁,85……開閉バルブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】1基または複数基の油圧ポンプの吐出圧油
    により油圧アクチェータを作動すると共に、これら油圧
    アクチェータの方向切換弁を、前記油圧ポンプとは別途
    に設けたパイロット用ポンプのパイロット圧によって切
    換制御するようにした油圧駆動システムを備えた建設機
    械において、前記パイロット用ポンプの吐出管路に分岐
    管路を接続し、該分岐管路にストップ弁を介してグリス
    ポンプを、前記パイロット用ポンプの吐出圧油により回
    転駆動して、グリスガン、及び予め配設された管路によ
    り給脂個所に集中給脂するようにしたことを特徴とする
    建設機械の給脂ポンプシステム。
JP13575189U 1989-11-22 1989-11-22 建設機械の給脂ポンプシステム Expired - Lifetime JPH0733033Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13575189U JPH0733033Y2 (ja) 1989-11-22 1989-11-22 建設機械の給脂ポンプシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13575189U JPH0733033Y2 (ja) 1989-11-22 1989-11-22 建設機械の給脂ポンプシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0373797U JPH0373797U (ja) 1991-07-24
JPH0733033Y2 true JPH0733033Y2 (ja) 1995-07-31

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ID=31682997

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JP13575189U Expired - Lifetime JPH0733033Y2 (ja) 1989-11-22 1989-11-22 建設機械の給脂ポンプシステム

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