JPH07330290A - クレ−ンにおけるワイヤロ−プの接結位置検出装置 - Google Patents

クレ−ンにおけるワイヤロ−プの接結位置検出装置

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Publication number
JPH07330290A
JPH07330290A JP12734694A JP12734694A JPH07330290A JP H07330290 A JPH07330290 A JP H07330290A JP 12734694 A JP12734694 A JP 12734694A JP 12734694 A JP12734694 A JP 12734694A JP H07330290 A JPH07330290 A JP H07330290A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rope
hoisting rope
main
auxiliary
crane
Prior art date
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Pending
Application number
JP12734694A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Ito
稔 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd filed Critical Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP12734694A priority Critical patent/JPH07330290A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 主巻用と補巻用のロ−プを連結して主巻ロ−
プの長さと、補巻ロ−プの長さを足した分の長さで使え
るようにして、揚程を有効に利用できるようにするこ
と、及び主巻用と補巻用のロ−プを連結した位置を検出
する装置を設け、安全操作を確保できるようにすること
を目的とする。 【構成】 主巻ロ−プ4と補巻ロ−プ5との間にリンク
11a,11bを介して継ぎロ−プ10を連結し、該継ぎロ−
プ10の両端継ぎ位置の上下を検知するための2ケのリ
ミットスイッチ12a,12bからの信号と巻上げ/巻下げの
信号とを組合せて危険側をソレノイドバルブ20を介し
切換バルブ15を切換えてドラムモ−タを停止させるよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクレ−ンにおけるワイヤ
ロ−プの接結位置検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1はクレ−ンの側面図で、1は旋回体
で、該旋回体にはウインチ用として主巻ドラム2と補巻
ドラム3が装備されている。そして各ドラムには主巻ロ
−プ4と補巻ロ−プ5が仕込まれている。ロ−プの一端
はドラム側に、他の一端は主フック6及び補フック7又
はブ−ム8側に固定されている。しかしドラムの巻取量
ににより主巻ロ−プ4の長さ及び補巻ロ−プ5の長さは
決り、これによりフックの揚程も自ずと決定される。そ
こでフックの揚程をより大きく取りたい時、前述したよ
うに従来は主巻ロ−プ4と補巻ロ−プ5を取外し、新し
く長いロ−プ(主巻ロ−プ長さ+補巻ロ−プ長さ迄)を
主巻ドラム2に半分の長さを巻取り、次に主フック6を
通し補巻ドラム3に残り半分を巻取り、主巻ドラム2と
補巻ドラム3を操作することにより、より大きい揚程を
得ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の問題点に鑑
み、主巻用と補巻用のロ−プを連結して主巻ロ−プの長
さと、補巻ロ−プの長さを足した分の長さで使えるよう
にして、揚程を有効に利用できるようにすること、及び
主巻用と補巻用のロ−プを連結した位置を検出する装置
を設け、この位置信号を利用して安全操作を確保できる
ようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】主巻ロ−プ4と補巻ロ−
プ5との間にリンク11a,11bを介して継ぎロ−プ10を
連結し、該継ぎロ−プ10の両端継ぎ位置の上下を検知
するための2ケのリミットスイッチ12a,12bからの信号
と、巻上げ/巻下げの信号とを組合せ危険側をソレノイ
ドバルブ20を介し切換バルブ15を切換えてドラムモ
−タを停止させるようにした。
【0005】
【作用】主巻ドラム2と補巻ドラム3間に回転差が生
じ、主巻ドラム2が速くなるとリンク11b が上昇してリ
ミットスイッチ12b を押し上げ電気信号を切る。一方運
転室で操作レバ−13を操作してリモコン弁を入れると
プレッシャスイッチ19が通電し、前記リミットスイッ
チとプレッシャスイッチの信号の組合せによってソレノ
イドバルブを切り、切換バルブ15を中立に戻して主巻
ドラムモ−タ17は停止させ、補巻ドラムモ−タ18の
み回転させる。リンク11b とリミットスイッチ12b が放
れると、再び回転が始まる。この様にしてリミットスイ
ッチ12とプレッシャスイッチ19の各々の信号により
危険側になった時は各々のソレノイドバルブ20を操作
させ、危険側を停止させ、安全に巻上・巻下ができる。
【0006】
【実施例】図2は本発明のロ−プ構成を示し、9はブ−
ムヘッドシ−ブで、これらのうち中央シ−ブ9bに継ぎロ
−プ10を掛け、これを主巻ロ−プ4と補巻ロ−プ5と
の間にリンク11aと11bで結合している。継ぎロ−プ10
とリンク11a,11bの間にはそれぞれウエイト付リミット
スイッチ12を設けてある。主巻ロ−プ4及び補巻ロ−
プ5の巻取りのアンバランスによって、リンク11a又は1
1bがブ−ムヘッドシ−ブ9bと干渉するのを防ぐため、リ
ンク11(11a,11b)がウエイト付リミットスイッチ12
に接触し、これを持ち上げると電気信号が発せられ、主
巻ドラム2及び補巻ドラム3のうちの危険側ドラムの回
転を停止するようになっている。
【0007】
【作動】図3を参照して説明する。さて、主フック6を
巻上げ或いは巻下げする時は、運転室内の操作レバ−13
a,13b(図3)を操作して行う。例えば操作レバ−13aを
入れると通路14aを通り、リモコン圧が切換バルブ15a,1
5bの巻上げ側に作用し、切換バルブは巻上げに切換る。
図示しない主ポンプから吐出された油は通路16a,16bを
通り、主巻ドラムモ−タ17及び補巻ドラムモ−タ18
を巻上げ側に回転させ主フック6を巻上げる。この時主
巻ドラム2と補巻ドラム3間に回転差が生じ、主巻ドラ
ム2が速くなるとリンク11bが上昇してリミットスイッ
チ12bを押し上げ電気信号を切る。一方操作レバ−13aを
入れるとプレッシャスイッチ19aが通電し、前記リミッ
トスイッチ12bとプレッシャスイッチ19aの信号の組合せ
によってソレノイドバルブ20cを切り(図4)、切換バ
ルブ15aを中立に戻し、主巻ドラムモ−タ17を停止さ
せ、補巻ドラムモ−タ18のみ回転となる。リンク11b
とリミットスイッチ12b が放れると、再び回転が始ま
る。この様にリミットスイッチ12とプレッシャスイッ
チ19の各々の信号により(図4)危険側になった時は
各々のソレノイドバルブ20を操作させ、危険側を停止
させ、安全に巻上・巻下ができる。
【0008】
【効果】主巻ロ−プ4と補巻ロ−プ5との間にリンク11
a,11bを介して継ぎロ−プ10を連結し、該継ぎロ−プ
10の両端継ぎ位置を検知するための2ケのリミットス
イッチ12a,12bを設け、これら2ケのリミットスイッチ
12a,12bにより巻上げと巻下げの信号を取り、該リミッ
トスイッチの信号と巻上げ/巻下げの信号を組合せて危
険側をソレノイドバルブ20を介し切換バルブ15を切
換えてドラムモ−タを停止させるようにした。このよう
に構成したので、大きな揚程を必要とするとき、ワイヤ
ロ−プの組替えをする手間を省くことができ、又ワイヤ
ロ−プを2種類準備する必要がないので経済的であり、
かつ安全な操作が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】クレ−ンの側面図。
【図2】本発明のロ−プ構成を示す図。
【図3】本発明の操作回路図。
【図4】本発明の電気回路図。
【符号の説明】
1 旋回体 2 主巻ドラム 3 補巻ドラム 4 主巻ロ−プ 5 補巻ロ−プ 6 主フック 7 補フック 8 ブ−ム 9 ブ−ムヘッドシ−ブ 10 継ぎロ−プ 11,11a,11b リンク 12,12a,12b リミッ
トスイッチ 13a,13b 操作レバ− 14a 通路 15a,15b 切換バルブ 16a,16b 通路 17 主巻ドラムモ−タ 18 補巻ドラムモ−
タ 19 プレッシャスイッチ 20 ソレノイドバル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主巻ロ−プ(4)と補巻ロ−プ(5)との間
    にリンク(11a,11b)を介して継ぎロ−プ(10)を連結し、
    該継ぎロ−プ(10)の両端継ぎ位置の上下を検知するため
    の2ケのリミットスイッチ(12a,12b)を設け、これら2
    ケのリミットスイッチ(12a,12b)からの信号と、巻上げ
    /巻下げの信号とを組合せ、危険側をソレノイドバルブ
    (20)を介し切換バルブ(15)を切換えてドラムモ−タを停
    止させるようにしたことを特徴とするクレ−ンにおける
    ワイヤロ−プの接結位置検出装置。
  2. 【請求項2】 巻上げ/巻下げの信号が操作レバ−(13)
    の操作と連動するプレッシャスイッチ(19)から得るよう
    にした請求項1のクレ−ンにおけるワイヤロ−プの接結
    位置検出装置。
JP12734694A 1994-06-09 1994-06-09 クレ−ンにおけるワイヤロ−プの接結位置検出装置 Pending JPH07330290A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12734694A JPH07330290A (ja) 1994-06-09 1994-06-09 クレ−ンにおけるワイヤロ−プの接結位置検出装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12734694A JPH07330290A (ja) 1994-06-09 1994-06-09 クレ−ンにおけるワイヤロ−プの接結位置検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07330290A true JPH07330290A (ja) 1995-12-19

Family

ID=14957661

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12734694A Pending JPH07330290A (ja) 1994-06-09 1994-06-09 クレ−ンにおけるワイヤロ−プの接結位置検出装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH07330290A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019156602A (ja) * 2018-03-15 2019-09-19 日本車輌製造株式会社 アースドリル

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019156602A (ja) * 2018-03-15 2019-09-19 日本車輌製造株式会社 アースドリル

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