JPH07330114A - 可撓性部材緊張装置 - Google Patents

可撓性部材緊張装置

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JPH07330114A
JPH07330114A JP7128573A JP12857395A JPH07330114A JP H07330114 A JPH07330114 A JP H07330114A JP 7128573 A JP7128573 A JP 7128573A JP 12857395 A JP12857395 A JP 12857395A JP H07330114 A JPH07330114 A JP H07330114A
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flexible
end portion
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    • G11B15/68Automatic cassette changing arrangements; automatic tape changing arrangements
    • G11B15/682Automatic cassette changing arrangements; automatic tape changing arrangements with fixed magazines having fixed cassette storage cells, e.g. in racks
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カートリッジ取扱装置でカートリッジ係合組
立体と共に使用される可撓性部材緊張装置全体の構成要
素を増加せず、特殊な用具も必要とせず、コンパクトな
構成で大きな引っ張り力を可撓性部材に付与可能な可撓
性部材緊張装置を提供する。 【構成】 可撓性部材緊張装置100 は、第一端末部及び
第二端末部を有する可撓性部材130 に張力を付与し且つ
維持する装置で、少なくとも二個の開口部を具備し、各
開口部が可撓性部材の第一端末部及び第二端末部を受容
するハウジング、ハウジングと固定した関係で可撓性部
材の第一端末部を保持しハウジングに固定して連動する
保持部材、可撓性部材の第二端末部に作動自在に取り付
けられ且つハウジングにも取り付けられ、偏向力軸に沿
って可撓性部材に偏向力を付与する偏向装置を具備し、
可撓性部材に比較的一定した緊張を与え且つそれを維持
することが可能となるとともに、非常に少ない構成要
素、及び可動部から成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、可撓性部材に
張力を付与し且つ維持するための装置に関するものであ
り、特に、カートリッジ取扱装置でカートリッジ係合組
立体とともに使用される可撓性部材緊張装置に関するも
のである。
【0002】
【従来技術】オプティカルディスクは、通常、ミュージ
カル作品、オーディオ・ビジアル作品、及びコンピュー
タデータを記録するために使用されている。そのような
オプティカルディスクは、該ディスクを収納し、取り扱
う目的のための平行六面体状カートリッジ内に搭載され
る。ディジタルオーディオテープカートリッジ(DA
T)及び8mmテープカートリッジのようなテープカー
トリッジも又コンピュータ産業においてデータ記録用と
して使用されている。
【0003】多数のディスクあるいはカートリッジから
成る大規模なデータベースに対して、前記カートリッジ
を取り扱い且つ収納するためのカートリッジ取扱装置が
提供されている。前記カートリッジ取扱装置の種々の特
徴点及び構成要素が、Methlie 等による発明で1991年3
月5 日付で特許された米国特許第4,998,232 号のフリッ
プラッチ付オプティカルディスク取扱装置(Optical Dis
k Handling Apparatuswith Flip Latch) 、Wanger等に
よる発明で1991年5 月7 日付で特許された米国第5,014,
255 号の受動的カートリッジ係合組立体付オプティカル
ディスクカートリッジ取扱装置(Optical Disk Cartrid
ge Handling Apparatus with Passive Cartridge Engag
ement Assembly),Wanger等の発明で1991年4 月23日付
で特許された米国特許第5,010,536 号のカートリッジ取
扱装置(Cartridge Handling System),Wangerその他の
“CARTRIDGE HANDLING SYSTEM”と題する1991年8月27
日付米国特許第5,043,962号、Christie等の発明で1991
年10月29日付で特許された米国特許第5,062,093 号のオ
プティカルディスク挿入装置(Optical Disk Insertion
Apparatus),Wanger 等の発明で1992年3 月31日付で特許
された米国特許第5,101,387 号のオプティカルディスク
取扱装置用の横方向移動制御組立体(Lateral Displacem
ent Control Assembly for An Optical Disk Handling
System) 、Wanger等の発明で1993年3 月3 日付で特許さ
れた米国特許第5,184,336 号のオプティカルディスク取
扱装置用の横方向移動制御組立体(Lateral Displacemen
t Control Assembly for An Optical Disk Handling Sy
stem),Rugg等の発明で1993年10月12日付で出願され、同
時係属中の米国特許出願第08/135,607号の複式カートリ
ッジ係合組立体付カートリッジ取扱装置(Cartridge Han
dling System with Dual Cartridge Engaging Assembl
y),Luffel等の発明で1993年2 月18日付で出願され、同
時係属中の米国特許出願第08/020,160号のカートリッジ
取扱装置用の直線移動及び支持装置(linear Displaceme
nt and Support Apparatus for Use in A Cartridge Ha
ndling System)に夫々開示されていて、それらは、この
明細書に開示されたものの全てに対して、特に参照され
て組み込まれている。
【0004】一般に、前記カートリッジ取扱装置は、対
応する収納位置に前記カートリッジを収納するためのカ
ートリッジ収納装置、前記カートリッジを引き出し、運
搬するためのカートリッジ係合組立体、及び前記カート
リッジ係合組立体用の支持及び移動組立体を具備してい
る。前記支持及び/又は移動組立体は、張力を付与され
た一個以上の細長の可撓性部材(例えば、ケーブル、ベ
ルト、バンド、等、)から成っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】通常、前記各細長の可
撓性部材は、この装置への取り付けで当初, 緊張状態に
置かれ、その引っ張り力は、前記可撓性部材に偏向力を
付与することにより維持される。そのような偏向力は、
例えば、前記可撓性部材がその上に取り付けられるプー
リと関連する偏向装置を具備することにより付与され
る。前記各可撓性部材に前記偏向力を付与することは、
伸縮する前記可撓性部材の影響を最小限度に抑え、前記
可撓性部材内の略一定な引っ張り力を維持することに役
立つ。しかしながら、前述した従来偏向装置は、前記カ
ートリッジ係合組立体の上下方向で前記可撓性部材に偏
向力を付与するように構成されているので、装置全体が
大型化し、複雑になる欠点を有していた。
【0006】そこで、本発明は、前述した従来技術の問
題点を解消するとともに、装置全体の構成要素の個数が
増加せずに、特殊な用具も必要とせず、比較的コンパク
トな構成で大きな引っ張り力を前記可撓性部材に付与す
ることが可能な可撓性部材緊張装置を提供することを目
的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
第一端末部及び第二端末部を有する可撓性部材に張力を
付与し且つ維持するための装置であって、少なくとも二
個の開口部を具備してなり、前記各開口部が前記可撓性
部材の前記第一端末部及び前記第二端末部を受容するハ
ウジング、前記ハウジングと前記可撓性部材の前記第一
端末部を固定した関係に維持して前記ハウジングに固定
して連動する保持部材、及び前記可撓性部材の前記第二
端末部に作動自在に取り付けられ且つ前記ハウジングに
も取り付けられ、偏向力軸BBに沿って前記可撓性部材に
偏向力を付与する偏向装置、を具備して成ることを特徴
する可撓性部材緊張装置によって達成される。
【0008】
【作用】本発明は、前記可撓性部材に張力を付与し且つ
維持するための装置を構成することが可能である。前記
装置は、少なくとも二個の開口部から成るハウジングが
前記可撓性部材の第一端末部及び第二端末部を受容する
構成になっている。さらに、この装置は、前記ハウジン
グと固定して連動する保持装置が、前記可撓性部材の前
記第一端末部と前記ハウジングを固定関係に維持するよ
うに作用する。さらに、この装置は、前記ハウジングに
取り付けられている前記偏向装置が、前記第二端末部に
作動可能なように取り付けられ、偏向力軸に沿って前記
可撓性部材に前記偏向力を付与するように構成されてい
る。
【0009】本発明は、さらに、複数の対応する収納位
置に複数のカートリッジを収納するためのカートリッジ
収納装置、前記如何なるカートリッジとも係合し、移動
させるために適用されるカートリッジ係合組立体、及び
前記カートリッジ係合組立体を移動させるための移動組
立体から構成される。前記移動組立体は、第一及び第二
の間隔を置いて配置されているプーリ、該プーリの周り
に配置されて緊張状態にある可撓性部材、及び前記カー
トリッジ係合組立体に前記可撓性部材を固定して取り付
け、前記第一及び第二プーリ上で緊張状態にそれを維持
するため前記カートリッジ係合組立体に偏向力を付与す
る可撓性部材緊張装置から成っている。
【0010】本発明方法は、さらに、(a) 前記第一及び
第二の間隔を置いて配置したプーリ上に前記可撓性部材
を位置決めすること;(b) 前記可撓性部材の前記第一端
末部を第一剛体部材(例えば、ハウジング部材)に取り
付けること;(c) 前記可撓性部材の前記第二端末部を偏
向装置に取り付けること;(d) 前記偏向装置を第二剛体
部材に取り付けること;及び(e) 前記第一剛体部材に対
する前記第二剛体部材の旋回移動を介して前記偏向装置
を緊張下に置くこと;の各段階によりカートリッジ取扱
装置の可撓性部材を緊張させている。
【0011】
【実施例】以下、カートリッジ取扱装置の概要ととも
に、本発明の一実施例を添付した図面に基づき詳述す
る。図1 は、カートリッジ取扱装置10における可撓性部
材緊張装置100 の使用を示している。前記カートリッジ
取扱装置に関連して本発明の一実施例の使用が以下に詳
述されるが、本発明はこの特別の適用例や特に記述する
実施例に限定されるものでないことが理解されるであろ
う。図1 の前記カートリッジ取扱装置10は、前述した参
考例による米国特許出願第08/ 020.160 号に記述されて
いるタイプであって良い。前記カートリッジ取扱装置10
は、複数の対応収納位置に複数のカートリッジ14を収納
するためのカートリッジ収納装置12から成っている。さ
らに、カートリッジ係合組立体18がそれら対応収納位置
とディスク駆動装置16間で如何なる前記カートリッジ14
にも係合し搬送するために具備されている。前記カート
リッジ取扱装置10は、さらに、前記カートリッジ係合組
立体18及びそれに係合された如何なるカートリッジ14を
水平方向に移動するための水平移動組立体20から成って
いる。前記カートリッジ取扱装置10は、さらに、前記カ
ートリッジ係合組立体18及びそれにより係合された如何
なるカートリッジ14を垂直方向に移動するため、及び前
記カートリッジ係合組立体18を支持するための垂直移動
組立体30を具備している。図1 に示されているように、
保護ハウジング22も取り付けられる。
【0012】図2 に示されているように、前記垂直移動
組立体30は、夫々下方板及び上方板31、32上に取り付け
られた複数のプーリ40、42、44、46、46、48、50、52、
54、56、58、60の周囲に張架された複数の細長の可撓性
部材32、34、36( 例えば、ケーブル、ベルト、バンド、
等、) を具備している。特に、前記可撓性部材32は、前
記下方板33上のプーリ対40、42及び前記上方板33上の前
記プーリ対50、52の周囲に張架される。前記可撓性部材
34は、前記下方板31上のプーリ対44、46及び前記上方板
33上のプーリ対54、56の周囲に張架される。 前記可撓
性部材36は、前記下方板31上の駆動プーリ48及び前記上
方板33上のプーリ対58、60の周囲に張架される。前記駆
動プーリ48は、可逆モータ61に作動可能に連結される。
前記細長の可撓性部材32、34、36は、連結装置62等によ
り一か所以上で互いに連結され、該連結装置62は、前記
細長の可撓性部材32、34、36を互いに同速度で駆動可能
にしている。
【0013】図1 及び図2 の前記垂直移動組立体30は、
さらに、前記カートリッジ係合組立体18の垂直方向の移
動を案内するための複数の案内レール63、64、65を具備
している。前記各可撓性部材緊張装置100 は、これらの
図面で示されているように、そしてさらに詳しく後述す
るように前記案内レール63、64、65に摺動して係合可能
な案内係合組立体160 を具備している。
【0014】図1 乃至図2 に示されているように、前記
可撓性部材緊張装置100 は、前記各可撓性部材32、34、
36を個々に緊張させ且つ前記カートリッジ係合組立体18
に対する該部材32、34、36の取り付けを容易にするため
に、前記各細長の可撓性部材32、34、36を具備すること
が好ましい。図1 及び図2 に示した具体例において、第
一及び第二の略同一の可撓性部材緊張装置100 は、前記
カートリッジ係合組立体18の第一側面24に取り付けるこ
とが可能であり( 図1)、第三の略同一の可撓性部材緊張
装置100 は、前記カートリッジ係合組立体18の第二側面
25に取り付け可能である( 図2)。
【0015】垂直移動組立体の別の且つ目下のところ好
ましい実施例は、図3 に示されている。図3 における前
記垂直移動組立体は、異なった引用数字を以て後述する
相違点を除き、図2 の垂直移動組立体と略同一である。
図3 に示したように、前記可撓性部材緊張装置100 は、
仮想線で示す前記カートリッジ係合組立体18の各第一、
第二、第三の側面26、27、28に夫々取り付けられてい
る。これは、前記可撓性部材32が前記カートリッジ係合
組立体18の第一側面26を通るように、前記可撓性部材34
が前記組立体18の第二側面27を通るように、さらに前記
可撓性部材36が前記組立体18の第三側面28を通るよう
に、図3 に示した位置に複数のプーリ70、72、74、76、
78、80、82、84、86、88、90、92、94、96及び駆動プー
リ98を具備することにより達成される。前記各可撓性部
材32、34、36は、図示されているように前記カートリッ
ジ係合組立対18上に取り付けられた前記可撓性部材緊張
装置100 により受容されている。図3 の前記垂直移動組
立体30は、以下に詳述する前記可撓性部材緊張装置100
の案内係合組立体160 と摺動して係合可能な各案内レー
ル66、67、68を具備することが可能である。
【0016】可撓性部材緊張装置について説明する。図
4 に示されているように、前記可撓性部材緊張装置100
は、第一ハウジング部材104 及び第二ハウジング部材10
6 から成るハウジング102 を具備して成っている。 前
記第一ハウジング部材104 は、第一端末部103 、第二端
末部105 及びそれらの間に位置決めされている可撓性部
材受容部107 を具備して成っている。前記可撓性部材受
容部107 は、可撓性部材130 の第一端末部132 を受容す
る第一開口部108 、及び前記可撓性部材130 の第二端末
部134 を受容する第二開口部110 を具備して成ってい
る。その代わりに、前記可撓性部材130 の前記第一端末
部132 が、前記第二開口部110 に受容され、前記可撓性
部材130 の前記第二端末部134 が前記第一開口部108 に
受容されると、前記可撓性部材緊張装置100 の方向付け
は、不適正なものとなることに注目されるべきである。
前記第一及び第二開口部108 、110 は、図4 に示すよう
に略同一軸上にあり、可撓性部材受容軸AAを画成してい
る。しかしながら、本発明の他の実施例( 図示せず) に
おいて、これらの開口部は、斜めになっても良い。前記
第一ハウジング部材104 は、さらに、延伸部例えば、11
2 、114 を具備し、前記第一ハウジング部材104 内の所
定の位置に前記可撓性部材130 の前記第一及び第二端末
部132 、134 を保持することを容易にすることが可能と
なる。
【0017】図4 に示すように、前記可撓性部材緊張装
置100 は、さらに、前記ハウジング102 と固定して連動
する保持装置140 を具備して成っている。前記可撓性部
材130 の前記第一端末部132 は、前記ハウジング102 と
固定した関係に維持されるように前記保持装置140 内に
堅固に保持される。特に、前記可撓性部材130 の前記第
一端末部132 は、拡大化された端末部136 を具備して成
り、前記保持装置140は、その内部に前記拡大化された
端末部136 を受容し且つ保持する対応形状の凹部142 を
具備して成っている。前記保持装置140 は、前記第一ハ
ウジング部材104 の前記可撓性部材受容部107 内に一体
的に形成可能である。
【0018】図5 に最も良く示されているように、前記
可撓性部材緊張装置は、さらに、前記可撓性部材130 の
前記第二端末部134 に対しその第一端部154 で作動可能
なように取り付けられた偏向装置150 を具備して成って
いる。前記偏向装置150 は、前記第二ハウジング部材10
6 に対しその第二端部154 で例えば、その連結部115で
取り付けられている。前記偏向装置150 は、偏向力軸BB
に沿って前記可撓性部材130 に偏向力を付与する。本発
明の好ましい実施例において、前記偏向軸BBは、前記可
撓性部材受容軸AAの横断方向に、最も好ましくは直交し
て延伸している。前記偏向装置150 は、前記偏向力軸BB
に対し平行して配設し、最も好ましくは同軸上に配設さ
れたバネ軸を有したコイルバネを具備して成っている。
前記可撓性部材130 の長さは、図1 乃至図3 を参照して
前述したように各プーリの周囲に巻回された場合、前記
装置100 にける該部材130 に対し偏向力を付与すると前
記可撓性部材130 を緊張状態に置くようになることが好
ましいい。前記可撓性部材130 に付与される偏向力の量
は、前記可撓性部材130 の長さ及びその偏向装置150 の
特性( 例えば、コイルバネ偏向装置において、バネ常数
及び長さ) に依存している。
【0019】図4 及び図5 を参照すると、前記第二ハウ
ジング部材106 は、第一端末部109、第二端末部111 、
及びそれらの間に位置する枢軸部113 を具備して成って
いる。前記第二ハウジング部材106 は、前記第一ハウジ
ング部材104 の前記第一端末部103 に対しその枢軸部11
3 で旋回可能に取り付けられることが好ましいい。前記
第二ハウジング部材106 は、枢軸CCを中心に前記第一ハ
ウジング部材104に対して旋回可能に成っている。好ま
しい実施例においては、前記枢軸CCは、図5 に示すよう
に、前記偏向力軸BBに対し横断方向に、好ましくは直交
する方向に延伸する。また、前記第二ハウジング部材10
6 は、前記第一ハウジング部材104から完全に離脱自在
であることが好ましい。特に、前記第一ハウジング部材
104は、前記枢軸CCを画成するその前記第一端末部103
に同軸の突起部116 、118 (図5)を具備して成ってい
る。前記第二ハウジング部材106 は、その前記枢軸部11
3 で、同軸のT 字状スロット120 、122 を対応させて成
っていて、その形状は、図6 及び図7 の122 で最も良く
示されている。前記スロット120 、122 は、前記第一ハ
ウジング部材104 の前記突起部材166 、168 を受容可能
である。前記突起部材116 、118 は、前記枢軸CCを中心
に前記スロット120 、122 内で回転自在であり、しかも
前記スロット120 、122 から完全に離脱可能に成ってい
る。
【0020】前記第二ハウジング部材106 の前記第二端
末部111 は、図7 に一個だけ示してあるU 字状スロット
124 を具備して成り、それは、前記第一ハウジング部材
104の前記第一及び第二開口部108 、110 に略合致させ
てある。図4 に最も良く示されているように、前記第二
端末部111 は、さらに、後述する閉止位置で前記第一ハ
ウジング部材104 に隣接する前記第二ハウジング部材10
6 を閉鎖するため段部129 に当接するタブ128 を具備し
て成っている。
【0021】前記第一ハウジング部材104 は、好ましく
は軽量であるが頑強なプラスチック材料例えば、ポリカ
ーボネートから構成される。前記第二ハウジング部材10
6 は、好ましくは高強度材料例えば、鋼鉄から構成され
る。
【0022】図4 及び図6 を参照すれば、前記可撓性部
材緊張装置100 は、さらに、前記第一ハウジング部材10
4 の前記第二端部105 に案内係合組立体160 を具備して
成っている。前記案内係合組立体160 は、前記カートリ
ッジ取扱装置10の案内レール( 例えば、図1 の63、64、
65; 図3 の66、67、68) と摺動して係合自在である。前
記案内係合組立体160 は、前記第一ハウジグ部材104 の
前記第二端部105 に対応形状の案内係合装置164 を受容
する円筒状凹部162 を具備して成っている。前記案内係
合装置164 は、好ましくは回転軸DDを中心に( 図6)前記
凹部162 内で回転可能に成っていて、図5 に示されてい
るように、例えば、前記第一ハウジング部材104 におけ
るスロット168 内でキー止めされた前記案内係合装置16
4 上に突起部材166 を設けることにより前記第一ハウジ
ング部材104 に対し回転自在に固定される。前記案内係
合装置164 は、好ましくは軽量で耐磨耗性のある例え
ば、ナイロンから構成される。
【0023】図4 を参照すれば、前記案内係合装置164
は、さらに、案内レール( 例えば、図1 の63、64、65;
図3 の66、67、68) の幅に略一致する幅を有する第一ス
ロット部170 を具備して成っている。前記第一ハウジン
グ部材104 内には、好ましくは前記第一スロット部170
よりも広幅の第二スロット172 が設けられる。前記第一
スロット部170 は、図1 乃至図3 に示すように案内レー
ルと摺動して係合自在に成っているが、前記案内レール
は、好ましくは前記第二スロット172 に接触しないよう
にする。
【0024】作動する場合、前記カートリッジ係合組立
体18がY 方向に移動すると( 図2)、前記スロット部170
、172(図4)は、互いに略一致した状態に維持されてい
るが、前記第一スロット部170 は前記案内レールの僅か
な横方向の移動を受容することが必要な場合、浮上して
自由になる、即ち前記第二スロット部172 との一致状態
から離脱するとになる。
【0025】可撓性部材緊張装置の開閉について説明す
る。図4 及び図6 に示す開放位置において、前記第二ハ
ウジング部材106 は、前記第一ハウジング部材104 の前
記第一端末部103 で前記第一ハウジング部材104 に、且
つ前記第二ハウジング部材106 の前記枢軸部113 に旋回
自在に取り付けられる。前記第二ハウジング部材106 の
前記第二端末部111 は、前記第一ハウジング部材104 の
前記可撓性部材受容部107 から離脱し分離される。前記
第二ハウジング部材106 の前記第一端末部109 の更なる
開放位置は、図6 に仮想線で示されている。
【0026】図5 及び図7 に示されているような閉止位
置において、前記第二ハウジング部材106 は、前記第一
ハウジング部材104 に旋回自在に取り付けられていて、
前記第二ハウジング部材106 の前記第二端末部111 は、
図示されているように前記第一ハウジング部材104 の前
記可撓性部材受容部107 に隣接する。この閉止位置にお
いて、前記第二ハウジング部106 と、前記第一ハウジン
グ部材104 の前記開口部108 、110 との一致が、略円形
状の穴126 を形成し( 一個のみ図7 に図示されている)
、それを通して前記可撓性部材130 が通過可能に成っ
ている( 図4 及び図5)。
【0027】閉止位置から前記可撓性緊張装置1000開放
するため、前記第二ハウジング部材106 が、前記第一ハ
ウジング部材104 上の前記段部129 との当接状態から前
記タブ128 を開放するため、" a " 方向に( 図7)若干移
動されなければならない。前記第二ハウジング部材106
は、しかる後、開放位置に向けて( 図4 及び図6)前記枢
軸CCを中心に( 図4 及び図5)反時計回りに旋回される。
【0028】開放位置から前記可撓性部材緊張装置100
を閉止するため、前記第二ハウジング部材106 は、図7
に示されているように、前記第二ハウジング部材106 が
前記第一ハウジング部材104 に隣接するまで、前記枢軸
CC( 図4 及び図5)を中心に時計方向に旋回される。
【0029】連結部115 は、距離" d " ( 図5)まで前記
枢軸CCから離されているので、前記第一ハウジング部材
104 に対する前記第二ハウジング部材106 の旋回移動
は、円弧状の経路( 図6)に沿った前記連結部115 の移動
をもたらす。従って、前記偏向装置150 がそこに取り付
けられている前記連結部115 の位置は前記装置100 の開
放相対角度に依存する。言い換えれば、図6 に仮想線で
示したような完全な開放位置では、前記連結部115 は、
前記可撓性部材受容部107 から比較的近接して位置す
る。図6 に実線で示した位置においては、前記連結部11
5 は、前記可撓性部材受容部107 から一層離れて位置す
る。図5 及び図7 に示したような完全な閉止位置におい
ては、前記連結部115 は、前記可撓性部材受容部107 か
ら最も離れて位置する。
【0030】さらに、前記可撓性部材130(図4 及び図5)
は、その自然状態で、前記可撓性部材130 の前記第二端
末部134 が前記可撓性部材受容部107 の内部に位置する
かあるいは僅かに越えて延伸するような長さが好まし
い。前記可撓性部材130 の前記第二端末部134 が、図5
に示されているように前記連結部115 に取り付けられて
いる前記偏向装置150 に取り付けられているので、前記
偏向装置150 により前記可撓性部材130 に付与される偏
向力の量は、前記可撓性部材受容部107 に対する前記連
結部115 の位置に直接的に関係している。特に、図6 に
仮想線で示されているような位置では、前記偏向力は、
前記可撓性部材130 に全く又は僅かしか付与されない。
図5 及び図7 に示されているような完全に閉止された位
置にあると、前記装置100 から使用される最大量の偏向
力が前記可撓性部材130 に付与される。
【0031】前記偏向装置150 の位置及び前記偏向力軸
BBの方向付けがその開放相対角度に依存していることが
図6 から明らかである。言い換えれば、仮想線で示され
ている一層完全な開口位置から、実線で示されている閉
止位置まで、前記偏向力軸BBが前記枢軸CCに一層接近
し、或る点で該枢軸CCに交差する。本発明の好ましい一
実施例において、前記偏向力軸BBは、前記第一ハウジン
グ部材104 と前記第二ハウジング部材106 間の角" α"
( 図6)が比較的小さい例えば、約5 °〜25°の範囲にあ
ると、前記枢軸CCを横切ることになる。前記枢軸CCが偏
芯しているので、換言すれば、前記第一ハウジング部材
104 の前記第一端末部103 上で、前記偏向力が前記枢軸
CCを横切りあるいは越えると、換言すれば、前記第一ハ
ウジング部材104 と前記第二ハウジング部材106 間の前
記角" α" が比較的小さい( 略閉止位置) あるいは零(
完全な閉止位置) にあると、前記偏向力軸BBが前記可撓
性部材緊張装置100 を前記閉止位置に向けて偏向させる
ことになる。そのような設計は、前記閉止位置にある
と、その位置に止まるように前記装置100 に安定性を与
え、略閉止位置にあると、前記装置100 が不意に開放す
ることを阻止している。さらに、この設計は、前記可撓
性部材130 に大きな引っ張り力を容易に付加するに足る
梃子作用の提供をもたらしている。
【0032】カートリッジ取扱装置における可撓性部材
緊張装置の作用について説明する。カートリッジ取扱装
置において一個以上の前記可撓性部材32、34、36を緊張
させるための図1 乃至図3 に示されているような前記カ
ートリッジ取扱装置10において前記可撓性部材緊張装置
100 を使用するため、それに対して緊張されるように設
計された各可撓性部材( 例えば、32) は、始めに図1 乃
至図3 に引用して記述したように前記プーリ( 例えば、
図1 乃至図2 の40、42、50、52; 図3 の70、72、74、7
6、78、80) の周りに張架される。以下に、図4 乃至図6
を参照すれば、前記可撓性部材130 は図1 乃至図3 の
他の可撓性部材32、34、36の何れにも引用できるもので
あることが理解されるであろう。
【0033】前記可撓性部材緊張装置100 は、図4 及び
図6 に示されそして上述されているように始めは開放位
置に配すことが可能であり、あるいはその代わりに、前
記第二ハウジング部材106 は、前記第一ハウジング部材
104(図示せず) から当初完全に離脱させることが可能で
ある。しかしながら、次の段階に先立ちあるいはその中
で、前記可撓性部材緊張装置100 が、前記第一ハウジン
グ部材104 に旋回可能に取り付けられる前記第二ハウジ
ング部材106 とともに、開放位置に配されなければなら
ない。また、各可撓性部材緊張装置100 は、外側に向け
て配設されねばならない、即ち、前記装置100 の表面17
8(図6 及び図7)が、前記カートリッジ取扱装置10の前記
カートリッジ係合組立体18( 図1 乃至図3)に直接的に隣
接するように配されねばならない。
【0034】図4 及び図5 を参照すれば、前記可撓性部
材130 の前記第一末端部132 は、前記ハウジング102 の
前記第一開口部108 内に配され、前記可撓性部材130 の
前記第二末端部134 は、前記ハウジング102 の前記第二
開口部110 内に配される。前記可撓性部材130 の前記第
一末端部132 は、上述したように前記保持部140( 図4)
内に固定される。前記可撓性部材130 の前記第二末端部
134 は、上述したように前記偏向装置150(図5)に取り付
けられる。その後、前記偏向装置150 は上述したように
前記第二ハウジング部材106 の前記連結部115 に取り付
けられる。前述したように、前記装置を更に開放するこ
とにより、例えば、図6 に仮想線で示されているような
位置に、前記偏向装置115 は、前記連結部115 に対する
取り付け中に、減少されたりあるいは全く無くなった張
力の状態に維持されることが許容される。
【0035】前記第二ハウジング部材106 は、その後、
図5 及び図7 に示されているように、前記可撓性部材緊
張装置100 が閉止位置に来るまで、前記枢軸CCを中心に
時計方向に旋回して移動され、それにより前記可撓性部
材130 を緊張状態に置いている。前述したように、前記
偏向装置150 は、前記偏向力軸BBと同軸上にあるバネ軸
を有するコイルバネであることが好ましい。そのような
バネは、例え加熱、冷却、あるいは疲労のためにその長
さが若干変化しても、前記可撓性部材130 に対し略一定
した張力を付与可能となる。
【0036】上述した各段階は、それに対して緊張させ
ることが望まれる各可撓性部材( 例えば、32、34、36)
に関連して行なわれなければならない。前記各装置100
を前記カートリッジ係合組立体18に取り付けるために、
該カートリッジ係合組立体18は、図1 乃至図3 に示され
ているように前記可撓性部材緊張装置100 と前記可撓性
部材32、34、36間に配置される。各装置100 は、その
後、前記カートリッジ係合組立体18に位置決めされ、取
り付けられる。前記カートリッジ係合組立体18に対する
前記各可撓性部材緊張装置100 の位置決めを容易にする
ため、図1 及び図2 に示されているような該各装置100
上の所定の穴( 図示せず) 内に位置決めされ、配置され
る表面178 上の複数の止め釘( 例えば、180 、182)、等
を具備して成っている。さらに、前記各可撓性部材緊張
装置100 は、前記カートリッジ係合組立体18に前記各装
置100 を強固に取り付けるための止めネジ( 図示せず)
、等を受容するため、図1 及び図2 に示されているよ
うな前記カートリッジ係合組立体18上の取り付け穴( 図
示せず) に対応する図4 及び図5 に示されているような
取り付け穴190 、192 を具備して成っている。前記各可
撓性部材32、34、36は、前記可撓性部材緊張装置100 に
固定して取り付けられ、かかる前記カートリッジ係合組
立体18に対する前記各可撓性部材130 の取り付けは、前
記カートリッジ係合組立体18に対する前記各可撓性部材
130 を強固に固着することに役立っている。
【0037】以上記述した本発明の好ましい実施例をこ
こに詳述したが、本発明の概念は他の方法で種々具体化
及び適用され、且つ本願発明の特許請求の範囲に記載の
請求項は、従来技術により限定されるものを除き、種々
の変更例を包含するものであることを正しく理解される
であろう。
【0038】以上、本発明の好ましい実施例について詳
述したが、ここで各実施例の理解を容易にするため、以
下に実施例ごとに要約して列挙する。
【0039】1 .第一端末部(132) 及び第二端末部(13
4) を有する可撓性部材(130) に張力を付与し且つ維持
するための装置であって、少なくとも二個の開口部(10
8、110)を具備して成り、前記各開口部(108,110)が前
記可撓性部材(130) の前記第一端末部(132) 及び前記第
二端末部(134) を受容するハウジング(102)、前記ハウ
ジング(102) と前記可撓性部材(130) の前記第一端末部
(132) を固定した関係に保持し前記ハウジング(102) に
固定して連動する保持部材(140) 、及び前記可撓性部材
(130) の前記第二端末部(134) に作動自在に取り付けら
れ且つ前記ハウジング(102) にも取り付けられ、偏向力
軸(BB)に沿って前記可撓性部材(130)に偏向力を付与す
る偏向装置(150) 、を具備して成ることを特徴する可撓
性部材緊張装置(100) である。
【0040】2 .前記開口部(108、110)が、略同一軸上
にあり、可撓性部材受容軸(AA) を画成する上記1 に記
載の装置である。
【0041】3 .前記偏向力軸(BB)が、前記可撓性部材
受容軸(AA)を横断する方向に延在する上記2 に記載の装
置である。
【0042】4 .前記ハウジング(102) が、第一ハウジ
ング部材(104) 、及び前記偏向力軸(BB)を横断する方向
に延在する枢軸(CC)を中心に前記第一ハウジング部材(1
04)に旋回可能なように取り付けられた第二ハウジング
部材(106) 、から成る上記1に記載の装置である。
【0043】5 .前記偏向装置(150) が、前記枢軸(CC)
から離れた位置で前記第二ハウジング部材(106) に取り
付けられ、それにより前記偏向装置(150) が、前記第一
ハウジング部材(104) に対する前記第二ハウジング部材
(106) の旋回移動を介して前記第一ハウジング部材(10
4) に対し離脱可能に取り付けられている上記4 に記載
の装置である。
【0044】6 .前記第二ハウジング部材(106) が、前
記第一ハウジング部材(104) に離脱可能なように取り付
けられ、前記偏向装置(150) が、前記第二ハウジング部
材(106) に離脱可能なように取り付けられ、さらに前記
保持部(140) が、前記第一ハウジング部材(104) 内に配
設されている上記5 に記載の装置である。
【0045】7 .前記偏向装置(150)が、前記偏向力軸
(BB)に平行に配設されているバネ軸を有するコイルバネ
から成る上記1 に記載の装置である。
【0046】8 .前記装置(100) が、カートリッジ取扱
装置(10)におけるカートリッジ係合組立体(18)上に取り
付けられている上記1 に記載の装置である。
【0047】9 .前記装置(100) が、さらに、前記カー
トリッジ取扱装置(10)の案内レール( 図1 及び図2 の6
3、64、65; 図3 の66、67、68) に摺動して係合可能な
案内係合組立体(160) から成る上記8 に記載の装置であ
る。
【0048】10.前記案内係合組立体(160) が、前記ハ
ウジング(102) における凹部(162)、前記凹部(162) 内
に旋回自在に位置し、回転軸(DD)を中心に回転可能であ
り、且つ第一スロット部(170) を有する案内係合組立体
(164) 、前記ハウジング(102) における第二スロット部
(172) 、及び前記案内レール( 図1 及び図2 の63、64、
65; 図3 の66、67、68) に摺動して係合可能な前記第一
スロット部(170) 、から成る上記9 に記載の装置であ
る。
【0049】11.複数の対応収納位置に複数のカートリ
ッジ(14)を収容するためのカートリッジ収納装置(12),
前記如何なる複数のカートリッジ(14)にも係合し、移動
させるために適用されるカートリッジ係合組立体(18)、
及び互いに間隔を置いて配した第一及び第二プーリ( 図
1 及び図 2の40〜60; 図3 の70〜98) 、前記第一及び第
二プーリの周りに緊張して張架された可撓性部材( 図1
乃至図 3の32、34、36; 図4 乃至図7 の130)、前記カー
トリッジ係合組立体(18)に前記可撓性部材(1図1 乃至図
3 の32、34、36; 図4 乃至図7 の130)を固定して取り付
けるとともに、前記第一及び第二プーリ( 図1 及び図2
の40〜60; 図3 の70〜98) 上に緊張した状態でそれを維
持するため前記可撓性部材に偏向力を付与する可撓性部
材緊張装置(100) から成る前記カートリッジ係合組立体
(18)を移動するための移動組立体(30)、を夫々具備して
成るカートリッジ取扱装置(10)である。
【0050】12.第一端末部(132) 及び第二端末部(13
4) を有している前記可撓性部材( 図1 乃至図3 の32、3
4、36; 図4 乃至図7 の130)、及び少なくとも二個の開
口部(108、110)を具備して該開口部が前記可撓性部材(
図1 乃至図3 の32、34、36; 図4 乃至図7 の130)の前記
第一端末部(132) と前記第二端末部(134) を受容するハ
ウジング(102) 、前記ハウジング(102) と固定した関係
に前記可撓性部材( 図1乃至図3 の32、34、36; 図4 乃
至図7 の130)の前記第一端末部(132) を維持する前記ハ
ウジング(102) と固定して連動する保持部(140) 、前記
可撓性部材( 図1乃至図3 の32、34、36; 図4 乃至図7
の130)の前記第二端末部(134) に作動可能なように取り
付けられ且つ前記ハウジング(102) に固着されて偏向力
軸(BB)に沿って前記可撓性部材に偏向力を付与する偏向
装置(150) を具備する前記緊張装置(100) 、から成る上
記11に記載の装置である。
【0051】13.カートリッジ取扱装置(10)の第一端末
部(132) 及び第二端末部(134) を有する可撓性部材( 図
1 乃至図3 の32、34、36; 図4 乃至図7 の130)を緊張さ
せるための方法であって、前記方法が、互いに間隔をお
いて配した第一及び第二プーリ( 図1 及び図 2の40〜6
0; 図3 の70〜98) の周りに前記可撓性部材( 図1 乃至
図3 の32、34、36; 図4 乃至図7 の130)を張架し、第一
剛体部材(104) に前記可撓性部材の第一端末部(132) を
取り付け、偏向装置(150) に前記可撓性部材の前記第二
端末部(134) を取り付け、第二剛体部材(106) に前記偏
向装置(150) を取り付け、そして前記第一剛体部材(10
4) に対する前記第二剛体部材(106) の旋回移動を介し
て前記偏向装置(150) を緊張状態に置く方法である。
【0052】14.前記偏向装置(150) を緊張状態に置く
段階が、前記第一及び第二プーリ(図1 及び図2 の40〜6
0; 図3 の70〜98) 間の前記可撓性部材( 図1 乃至図3
の32、34、36; 図4 乃至図7 の130)に沿って延在する軸
に対し横断する方向に前記偏向装置(150) に緊張力を付
与する上記13に記載の方法である。
【0053】15.上記13の方法が、さらに、前記第一剛
体部材(104) 及び前記第二剛体部材(106) をカートリッ
ジ取扱装置(10)のカートリッジ係合組立体(18)に取り付
けることから成る方法である。
【0054】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、可
撓性部材緊張装置100 によって、前記可撓性部材130 に
比較的一定した緊張を与え且つそれを維持することが可
能となった。前記可撓性部材緊張装置100 は、非常に少
ない構成要素、及び可動部から成り、従って比較的廉価
に製作することが可能になった。また、前記装置100 は
組立が比較的容易であり、且つ前記可撓性部材130 に大
きな張力を付与するための特殊な道具を必要としないも
のである。
【0055】前記カートリッジ係合組立体18と関連して
使用されると、前記可撓性部材緊張装置100 は、さら
に、該組立体18に前記可撓性部材130 の両端部を固着さ
せるのに役立っている。さらに、前記カートリッジ係合
組立体18の垂直方向の移動を案内することに役立たせる
ため、案内レールと関連して使用される案内係合組立体
160 を具備して成っている。前記装置100 に挿入してい
る前記可撓性部材130 の部分の挿入方向に直交して付与
される偏向力を提供することは、前記カートリッジ係合
組立体18の上方あるいは下方に前記偏向装置の取り付け
を不要にし、その結果、前記カートリッジ取扱装置の全
体高さの減少を可能にした。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の可撓性部材緊張装置を利用するカート
リッジ取扱装置の一部切断して前面及び左側を示す斜視
図である。
【図2】図1のカートリッジ取扱装置の垂直移動組立体
の一部を切断して後及び右側を示す斜視図である。
【図3】可撓性部材緊張装置を利用する図2の垂直移動
組立体の他の実施例を示す斜視図である。
【図4】開放位置にある可撓性部材緊張装置の前方斜視
図である。
【図5】閉止位置にある可撓性部材緊張装置の後方平面
図である。
【図6】明確化を図るために可撓性部材を除去した状態
において、開放位置にある可撓性部材緊張装置を示す側
面図であり、仮想線にて一層開放された位置を示してい
る概略側面図である。
【図7】明確化を図るために可撓性部材を除去し、閉止
位置にある可撓性部材緊張装置の側面図である。
【符号の説明】
10 カートリッジ取扱装置 12 カートリッジ収納装置 14 カートリッジ 18 カートリッジ係合組立体 32、34、36、130 可撓性部材 40、42、44、46、48、50、52、54、56、58、60、70、7
2、74、76、78、80、82、84、86、88、90 プーリ 63、64、65、66、67、68 案内レール 100 可撓性部材緊張装置 102 ハウジング 104 第一ハウジング部材 106 第二ハウジング部材 108 、110 開口部 130 可撓性部材 132 第一端末部 134 第二端末部 140 保持部 150 偏向装置 160 案内係合組立体 162 凹部 164 案内係合装置 170 第一スロット部 172 第二スロット部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一端末部(132) 及び第二端末部(134)
    を有する可撓性部材(130) に張力を付与し且つ維持する
    ための装置であって、 少なくとも二個の開口部(108、110)を具備してなり、前
    記各開口部(108、110)が前記可撓性部材(130) の前記第
    一端末部(132) 及び前記第二端末部(134) を受容するハ
    ウジング(102) 、 前記ハウジング(102) と前記可撓性部材(130) の前記第
    一端末部(132) を固定した関係に維持して前記ハウジン
    グ(102) に固定して連動する保持部材(140) 、及び前記
    可撓性部材(130) の前記第二端末部(134) に作動自在に
    取り付けられ且つ前記ハウジング(102) にも取り付けら
    れ、偏向力軸(BB)に沿って前記可撓性部材(130)に偏向
    力を付与する偏向装置(150) 、 を具備して成ることを特徴する可撓性部材緊張装置(10
    0) 。
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