JPH0732981Y2 - ころ軸受用保持器 - Google Patents
ころ軸受用保持器Info
- Publication number
- JPH0732981Y2 JPH0732981Y2 JP1989125987U JP12598789U JPH0732981Y2 JP H0732981 Y2 JPH0732981 Y2 JP H0732981Y2 JP 1989125987 U JP1989125987 U JP 1989125987U JP 12598789 U JP12598789 U JP 12598789U JP H0732981 Y2 JPH0732981 Y2 JP H0732981Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- thin
- circumferential
- protrusion
- inner diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/46—Cages for rollers or needles
- F16C33/4617—Massive or moulded cages having cage pockets surrounding the rollers, e.g. machined window cages
- F16C33/4623—Massive or moulded cages having cage pockets surrounding the rollers, e.g. machined window cages formed as one-piece cages, i.e. monoblock cages
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、ころ軸受用保持器、詳しくは内燃機関などに
用いられる針状ころ軸受用の保持器に関する。
用いられる針状ころ軸受用の保持器に関する。
〈従来の技術〉 例えば、内燃機関のコネクティングロッドとクランクシ
ャフトとの嵌め合い部分などには、軌道輪を持たないこ
と及び保持器よりなるころ軸受が用いられる傾向にあ
る。
ャフトとの嵌め合い部分などには、軌道輪を持たないこ
と及び保持器よりなるころ軸受が用いられる傾向にあ
る。
従来のこの種のころ軸受用の保持器として、例えば、特
開昭61−266827号公報に示すようなものがある。それを
第4図及び第5図に示して簡単に説明する。
開昭61−266827号公報に示すようなものがある。それを
第4図及び第5図に示して簡単に説明する。
図において、1はころ軸受用保持器、2はころ、3はこ
ろ収容用ポケット、4は保持器1の軸方向中央部に形成
された所定幅を有する内周溝、5は周方向で隣り合うポ
ケット3間を仕切る仕切部である。この内周溝4により
仕切部5の軸方向中央部分における径方向厚みは、他の
部分よりも薄肉に形成されており、この薄肉部分に符号
6を、またその両側の厚肉部分に符号7をそれぞれ付し
てある。
ろ収容用ポケット、4は保持器1の軸方向中央部に形成
された所定幅を有する内周溝、5は周方向で隣り合うポ
ケット3間を仕切る仕切部である。この内周溝4により
仕切部5の軸方向中央部分における径方向厚みは、他の
部分よりも薄肉に形成されており、この薄肉部分に符号
6を、またその両側の厚肉部分に符号7をそれぞれ付し
てある。
この薄肉部6には厚肉部7の側面よりもポケット内方に
僅かに突出させられた外側突起8を備えており、この外
側突起8によってころ2の径方向外方への抜け出しを阻
止するようになっている。また、厚肉部7の内径面には
円周方向に沿う凹溝9が形成されており、この凹溝9の
開口端には厚肉部7の側面よりもポケット内方へ僅かに
突出させられた内側突起10を備えている。この内側突起
10によってころ2の径方向内方への抜け出しを阻止する
ようになっている。前述の凹溝9は、ローレット加工に
より形成されるものであって、このローレット加工時の
塑性変形によって内側突起10が得られる。
僅かに突出させられた外側突起8を備えており、この外
側突起8によってころ2の径方向外方への抜け出しを阻
止するようになっている。また、厚肉部7の内径面には
円周方向に沿う凹溝9が形成されており、この凹溝9の
開口端には厚肉部7の側面よりもポケット内方へ僅かに
突出させられた内側突起10を備えている。この内側突起
10によってころ2の径方向内方への抜け出しを阻止する
ようになっている。前述の凹溝9は、ローレット加工に
より形成されるものであって、このローレット加工時の
塑性変形によって内側突起10が得られる。
そして、ポケット3にころ2を収容した状態において
は、ころ2は、径方向内外に抜け出さないようにポケッ
ト3内に拘束されるが、径方向及び円周方向に所定量動
きうるようになっている。なお、使用状況では、ころ2
は保持器1の厚肉部7の側面で案内されるようになって
いる。
は、ころ2は、径方向内外に抜け出さないようにポケッ
ト3内に拘束されるが、径方向及び円周方向に所定量動
きうるようになっている。なお、使用状況では、ころ2
は保持器1の厚肉部7の側面で案内されるようになって
いる。
〈考案が解決しようとする課題〉 上述したようなタイプのころ軸受用保持器1において
は、軸方向中央部つまり薄肉部6の径方向厚みを他の部
分に比べて薄くしているので、この薄肉部6に充分な強
度を持たせる必要がある。
は、軸方向中央部つまり薄肉部6の径方向厚みを他の部
分に比べて薄くしているので、この薄肉部6に充分な強
度を持たせる必要がある。
この薄肉部6の強度を向上させるためには、当該薄肉部
6の径方向厚みTを可及的に厚くするのが望ましい。し
かしながら、この薄肉部6の径方向厚みTを厚くする
と、薄肉部6と一体の外側突起8の突出側の内径端縁が
径方向内径側に位置することになるために、この外側突
起8の角張った内径端縁が回転動作中においてころ2に
接触しやすくなり、接触したときにころ2に付着してい
る潤滑油膜がかきとられて、ころ2と保持器1との間で
の焼付きを招来しやすくなる。一方、前述の焼付きの発
生を回避するには、薄肉部6及び外側突起8の径方向厚
みを薄くして該内径端縁を径方向外径側に位置させるの
が望ましいが、そうすると薄肉部6の強度が低下するこ
とになる。
6の径方向厚みTを可及的に厚くするのが望ましい。し
かしながら、この薄肉部6の径方向厚みTを厚くする
と、薄肉部6と一体の外側突起8の突出側の内径端縁が
径方向内径側に位置することになるために、この外側突
起8の角張った内径端縁が回転動作中においてころ2に
接触しやすくなり、接触したときにころ2に付着してい
る潤滑油膜がかきとられて、ころ2と保持器1との間で
の焼付きを招来しやすくなる。一方、前述の焼付きの発
生を回避するには、薄肉部6及び外側突起8の径方向厚
みを薄くして該内径端縁を径方向外径側に位置させるの
が望ましいが、そうすると薄肉部6の強度が低下するこ
とになる。
なお、前述の焼付きの発生を回避するための他の対策と
して、外側突起8の突出寸法を小さくすることも考えら
れるが、組立時には外径側からころ2を押し込むので、
その押し込み作業を容易にしながらポケット3からころ
2の外径側への抜け出しを阻止することを考慮して、該
外側突起8の突出寸法を設定しているために、この突出
寸法を変えることはできない。
して、外側突起8の突出寸法を小さくすることも考えら
れるが、組立時には外径側からころ2を押し込むので、
その押し込み作業を容易にしながらポケット3からころ
2の外径側への抜け出しを阻止することを考慮して、該
外側突起8の突出寸法を設定しているために、この突出
寸法を変えることはできない。
以上説明したように、薄肉部6の強度を向上させようと
すると、ころ2と外側突起8とが干渉しやすくなり、逆
に、ころ2と外側突起8とが干渉しないようにしする
と、薄肉部6の強度が不足するというように、相反する
不都合が生じる。
すると、ころ2と外側突起8とが干渉しやすくなり、逆
に、ころ2と外側突起8とが干渉しないようにしする
と、薄肉部6の強度が不足するというように、相反する
不都合が生じる。
本考案はこのような事情に鑑みて創案されたもので、外
側突起が一体に設けられる薄肉部に充分な強度を持たせ
ながらも、外側突起ところとの干渉を回避させるように
することを目的としている。
側突起が一体に設けられる薄肉部に充分な強度を持たせ
ながらも、外側突起ところとの干渉を回避させるように
することを目的としている。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、このような目的を達成するために、略円筒形
状をなし、円周数ケ所にころ収容用ポケットが形成され
たころ軸受用保持器において、軸方向中央部がポケット
の軸方向長さよりも短い幅でかつポケットに収容される
ころのピッチ円径よりも外周側にまで達する円周溝によ
り薄肉部とされているとともに、周方向に隣り合うポケ
ット間を仕切る仕切部には前記薄肉部とその両端の厚肉
部とが形成され、前記薄肉部の両側面が円周方向に突出
されて径方向外方へのころの抜け出しを防ぐ外側突起と
され、前記厚肉部の内径側にかしめにより円周方向に突
出されて径方向内方へのころの抜け出しを防ぐ内側突起
とされており、前記仕切部における薄肉部の径方向厚み
寸法が前記厚肉部の周方向の最小厚み寸法とほぼ同じに
設定されているとともに、この薄肉部に設けられる前記
外側突起において突出側の内径端縁に面取り部が形成さ
れていることに特徴を有する。
状をなし、円周数ケ所にころ収容用ポケットが形成され
たころ軸受用保持器において、軸方向中央部がポケット
の軸方向長さよりも短い幅でかつポケットに収容される
ころのピッチ円径よりも外周側にまで達する円周溝によ
り薄肉部とされているとともに、周方向に隣り合うポケ
ット間を仕切る仕切部には前記薄肉部とその両端の厚肉
部とが形成され、前記薄肉部の両側面が円周方向に突出
されて径方向外方へのころの抜け出しを防ぐ外側突起と
され、前記厚肉部の内径側にかしめにより円周方向に突
出されて径方向内方へのころの抜け出しを防ぐ内側突起
とされており、前記仕切部における薄肉部の径方向厚み
寸法が前記厚肉部の周方向の最小厚み寸法とほぼ同じに
設定されているとともに、この薄肉部に設けられる前記
外側突起において突出側の内径端縁に面取り部が形成さ
れていることに特徴を有する。
〈作用〉 上記構成によると、仕切部における薄肉部の径方向厚み
寸法を可及的に厚く設定することによって、薄肉部の強
度が充分となる。しかも、このように薄肉部及び外側突
起の径方向厚みを厚くしていても、外側突起の突出側の
内径部分に面取り部を形成しているから、この面取り部
によって外側突起の突出端部の内径端縁が径方向外径側
に位置することになり、該内径端縁ところとの干渉が避
けられることになる。
寸法を可及的に厚く設定することによって、薄肉部の強
度が充分となる。しかも、このように薄肉部及び外側突
起の径方向厚みを厚くしていても、外側突起の突出側の
内径部分に面取り部を形成しているから、この面取り部
によって外側突起の突出端部の内径端縁が径方向外径側
に位置することになり、該内径端縁ところとの干渉が避
けられることになる。
仮に、ころが面取り部に接触したとしても、ころの周面
に対して角張ったものが接触するのでなく、平坦なもの
が接触するので、従来のようにころの潤滑油膜をかきと
るといった不都合は起きない。
に対して角張ったものが接触するのでなく、平坦なもの
が接触するので、従来のようにころの潤滑油膜をかきと
るといった不都合は起きない。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第1図ないし第3図に本考案の一実施例を示している。
実施例の図において、従来例の第4図及び第5図に示す
部品、部分と同一のものに同じ符号を付し、その説明を
省略する。
実施例の図において、従来例の第4図及び第5図に示す
部品、部分と同一のものに同じ符号を付し、その説明を
省略する。
本実施例において従来例と異なる構成は、薄肉部6の径
方向厚みTを従来例の第5図に示すものよりも厚くして
いるとともに、この薄肉部6に一体に設けられる外側突
起8の突出側の内径部分に面取り部11を形成しているこ
とである。
方向厚みTを従来例の第5図に示すものよりも厚くして
いるとともに、この薄肉部6に一体に設けられる外側突
起8の突出側の内径部分に面取り部11を形成しているこ
とである。
具体的には、仕切部5において内周溝4の溝深さを浅く
することにより、薄肉部6の径方向厚みTを厚くしてい
る。ただ単に、薄肉部6の径方向厚みTを厚くしただけ
では、薄肉部6と一体に形成している外側突起8の突出
側の内径端縁が径方向内径側に位置して、該内径端縁が
ころ2に対して接触するという問題が残る。そこで、前
記外側突起8の突出側の内径端部をテーパ状に切り落と
すことにより、直線状の面取り部11を形成しているの
で、外側突起8の突出側端面と面取り部11との交差部位
が径方向外径側に位置させられることになって、該交差
部位ところ2との干渉を回避できるようになるのであ
る。なお、面取り部11ところ2とが接触したとしても、
ころ2の周面に対して平坦な面が接触することになるた
めに、角張ったものでころ2の周面に接触する場合と違
い、ころ2の周面に付着している潤滑油膜のかきとりが
行なわれずに済む。
することにより、薄肉部6の径方向厚みTを厚くしてい
る。ただ単に、薄肉部6の径方向厚みTを厚くしただけ
では、薄肉部6と一体に形成している外側突起8の突出
側の内径端縁が径方向内径側に位置して、該内径端縁が
ころ2に対して接触するという問題が残る。そこで、前
記外側突起8の突出側の内径端部をテーパ状に切り落と
すことにより、直線状の面取り部11を形成しているの
で、外側突起8の突出側端面と面取り部11との交差部位
が径方向外径側に位置させられることになって、該交差
部位ところ2との干渉を回避できるようになるのであ
る。なお、面取り部11ところ2とが接触したとしても、
ころ2の周面に対して平坦な面が接触することになるた
めに、角張ったものでころ2の周面に接触する場合と違
い、ころ2の周面に付着している潤滑油膜のかきとりが
行なわれずに済む。
次に、上記保持器1の製作手順の一例を説明する。
まず、例えばパイプまたは丸棒を加工して円筒部材を得
てから、この円筒部材の軸方向中央部の内径側に内周溝
4を設け、周方向数ケ所にポケット3を打ち抜きにて形
成し、この後、第4図に示すように、仕切部5における
外側突起8の突出側の内径部分をブローチ12に用いて削
りとって面取り部11を得る。なお、内側突起10は従来例
で説明したと同様のローレット加工により得られる。
てから、この円筒部材の軸方向中央部の内径側に内周溝
4を設け、周方向数ケ所にポケット3を打ち抜きにて形
成し、この後、第4図に示すように、仕切部5における
外側突起8の突出側の内径部分をブローチ12に用いて削
りとって面取り部11を得る。なお、内側突起10は従来例
で説明したと同様のローレット加工により得られる。
上記仕切部5における薄肉部6の径方向厚み寸法は、厚
肉部7の周方向の最小厚み寸法、すなわち、内径側の周
方向の厚み寸法と同じとされている。
肉部7の周方向の最小厚み寸法、すなわち、内径側の周
方向の厚み寸法と同じとされている。
なお、上記実施例では、外側突起8の突出側の端面の一
部を残した状態で面取り部11を形成しているが、前記端
面を残さない状態に面取り部11を形成することも可能で
ある。また、この面取り部11は直線状のものに限定され
ず、ころ2の周面曲率に合わせた曲線状として実施して
もよい。さらに、第2図において、外側突起8の突出側
の端面と面取り部11との交差部位に丸みを持たせてもよ
い。加えて、上記実施例で説明したころ軸受用保持器を
二つ割にして実施することもできる。
部を残した状態で面取り部11を形成しているが、前記端
面を残さない状態に面取り部11を形成することも可能で
ある。また、この面取り部11は直線状のものに限定され
ず、ころ2の周面曲率に合わせた曲線状として実施して
もよい。さらに、第2図において、外側突起8の突出側
の端面と面取り部11との交差部位に丸みを持たせてもよ
い。加えて、上記実施例で説明したころ軸受用保持器を
二つ割にして実施することもできる。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案では、薄肉部の径方向厚み
を厚くして、該薄肉部と一体の外側突起の突出側の端面
の内径部分に面取り部を形成したから、薄肉部の充分な
強度を確保できる上、外側突起の端面における角張った
部分ところとの接触が回避できて焼付きを防止できるよ
うになる。
を厚くして、該薄肉部と一体の外側突起の突出側の端面
の内径部分に面取り部を形成したから、薄肉部の充分な
強度を確保できる上、外側突起の端面における角張った
部分ところとの接触が回避できて焼付きを防止できるよ
うになる。
このように、本考案は、薄肉部の強度不足や、外側突起
ところ間の焼付きといったいずれか一方の犠牲もなく、
要求される諸条件を満足したころ軸受用保持器を提供す
ることができる。
ところ間の焼付きといったいずれか一方の犠牲もなく、
要求される諸条件を満足したころ軸受用保持器を提供す
ることができる。
第1図ないし第4図は本考案の一実施例に係り、第1図
はころ軸受用保持器を略示した縦断面図、第2図は第1
図のII−II線断面図、第3図は外側突起の突出側内径部
分の加工例を示す説明図である。 また、第4図及び第5図は従来例に係り、第4図は第1
図に対応する縦断面図、第5図は第4図のV−V線断面
図である。 1…保持器、2…ころ、3…ポケット、4…内周溝、5
…仕切部、6…薄肉部、7…厚肉部、8…外側突起、10
…内側突起、11…面取り部。
はころ軸受用保持器を略示した縦断面図、第2図は第1
図のII−II線断面図、第3図は外側突起の突出側内径部
分の加工例を示す説明図である。 また、第4図及び第5図は従来例に係り、第4図は第1
図に対応する縦断面図、第5図は第4図のV−V線断面
図である。 1…保持器、2…ころ、3…ポケット、4…内周溝、5
…仕切部、6…薄肉部、7…厚肉部、8…外側突起、10
…内側突起、11…面取り部。
Claims (1)
- 【請求項1】略円筒形状をなし、円周数ケ所にころ収容
用ポケットが形成されたころ軸受用保持器において、 軸方向中央部がポケットの軸方向長さよりも短い幅でか
つポケットに収容されるころのピッチ円径よりも外周側
にまで達する円周溝により薄肉部とされているととも
に、周方向に隣り合うポケット間を仕切る仕切部には前
記薄肉部とその両端の厚肉部とが形成され、前記薄肉部
の両側面が円周方向に突出されて径方向外方へのころの
抜け出しを防ぐ外側突起とされ、前記厚肉部の内径側に
かしめにより円周方向に突出されて径方向内方へのころ
の抜け出しを防ぐ内側突起とされており、前記仕切部に
おける薄肉部の径方向厚み寸法が前記厚肉部の周方向の
最小厚み寸法とほぼ同じに設定されているとともに、こ
の薄肉部に設けられる前記外側突起において突出側の内
径端縁に面取り部が形成されていることを特徴とするこ
ろ軸受用保持器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989125987U JPH0732981Y2 (ja) | 1989-10-27 | 1989-10-27 | ころ軸受用保持器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989125987U JPH0732981Y2 (ja) | 1989-10-27 | 1989-10-27 | ころ軸受用保持器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0365016U JPH0365016U (ja) | 1991-06-25 |
JPH0732981Y2 true JPH0732981Y2 (ja) | 1995-07-31 |
Family
ID=31673828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989125987U Expired - Fee Related JPH0732981Y2 (ja) | 1989-10-27 | 1989-10-27 | ころ軸受用保持器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0732981Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009079629A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-16 | Jtekt Corp | 針状ころ軸受用の保持器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4317601A (en) | 1980-03-31 | 1982-03-02 | The Timken Company | Polymer cage for a tapered roller bearing |
-
1989
- 1989-10-27 JP JP1989125987U patent/JPH0732981Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4317601A (en) | 1980-03-31 | 1982-03-02 | The Timken Company | Polymer cage for a tapered roller bearing |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0365016U (ja) | 1991-06-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0648182Y2 (ja) | ころ軸受用保持器 | |
US5647674A (en) | Retainer for needle roller bearing | |
JPS6347292Y2 (ja) | ||
JPH05157116A (ja) | 保持器付自動調心ころ軸受 | |
JPH02229912A (ja) | ラジアルころがり軸受 | |
JPH07167135A (ja) | 保持器付きころ | |
JP2528882Y2 (ja) | エンジン用ころ軸受 | |
JPH0732981Y2 (ja) | ころ軸受用保持器 | |
JPH0331940B2 (ja) | ||
JP2002310167A (ja) | ローラベアリング | |
JP3030486B2 (ja) | ころ軸受用保持器 | |
JPH053645U (ja) | 針状ころ軸受 | |
JPH0560153A (ja) | 一方向クラツチ | |
JP4470493B2 (ja) | スラストころ軸受 | |
JP3698735B2 (ja) | ころ軸受用保持器の製造方法 | |
JP3537011B2 (ja) | 針状ころ用保持器 | |
JP2013029145A (ja) | シェル形針状ころ軸受の外輪 | |
JP4066717B2 (ja) | ころ軸受用保持器 | |
JP2571596Y2 (ja) | 球面軸受 | |
JP2004116718A (ja) | シェル形ころ軸受 | |
JP2571697Y2 (ja) | ころ軸受用保持器 | |
JPS5911211Y2 (ja) | ころがり軸受用合成樹脂製保持器 | |
JPH08791U (ja) | ころ軸受用保持器 | |
JP5359283B2 (ja) | スラストころ軸受 | |
JPH0627526B2 (ja) | エンジン用ころ軸受 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |