JP2571596Y2 - 球面軸受 - Google Patents
球面軸受Info
- Publication number
- JP2571596Y2 JP2571596Y2 JP1992043457U JP4345792U JP2571596Y2 JP 2571596 Y2 JP2571596 Y2 JP 2571596Y2 JP 1992043457 U JP1992043457 U JP 1992043457U JP 4345792 U JP4345792 U JP 4345792U JP 2571596 Y2 JP2571596 Y2 JP 2571596Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer ring
- oil groove
- oil
- sliding surface
- lubricating oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C23/00—Bearings for exclusively rotary movement adjustable for aligning or positioning
- F16C23/02—Sliding-contact bearings
- F16C23/04—Sliding-contact bearings self-adjusting
- F16C23/043—Sliding-contact bearings self-adjusting with spherical surfaces, e.g. spherical plain bearings
- F16C23/045—Sliding-contact bearings self-adjusting with spherical surfaces, e.g. spherical plain bearings for radial load mainly, e.g. radial spherical plain bearings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/02—Parts of sliding-contact bearings
- F16C33/04—Brasses; Bushes; Linings
- F16C33/06—Sliding surface mainly made of metal
- F16C33/10—Construction relative to lubrication
- F16C33/1025—Construction relative to lubrication with liquid, e.g. oil, as lubricant
- F16C33/103—Construction relative to lubrication with liquid, e.g. oil, as lubricant retained in or near the bearing
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
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- F16C33/106—Details of distribution or circulation inside the bearings, e.g. details of the bearing surfaces to affect flow or pressure of the liquid
- F16C33/1065—Grooves on a bearing surface for distributing or collecting the liquid
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Support Of The Bearing (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、球面で滑り接触する
給油式の球面軸受に関する。
給油式の球面軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】一般産業機械で使用される球面軸受は、
その滑り面への給油の良否が性能に影響する。給油式の
球面軸受は、滑り面の潤滑を補助するために、図4
(A),(B)のような油溝を内輪に設ける場合があ
る。
その滑り面への給油の良否が性能に影響する。給油式の
球面軸受は、滑り面の潤滑を補助するために、図4
(A),(B)のような油溝を内輪に設ける場合があ
る。
【0003】図4(A)の例は、内輪41の外輪42と
接触する球面状の滑り面に、幅方向の中心部における円
周溝43aと複数の部分円弧溝43bとでなる油溝43
を形成したものである。44は内輪に固定した軸を示
す。図4(B)の例は、内輪41の滑り面に複数の角度
の異なる円周溝45aからなる油溝45を設けたもので
ある。このように油溝43,45を設けることにより、
内外輪41,42間の潤滑油の保持量が多くなり、油膜
の形成に有利になる。
接触する球面状の滑り面に、幅方向の中心部における円
周溝43aと複数の部分円弧溝43bとでなる油溝43
を形成したものである。44は内輪に固定した軸を示
す。図4(B)の例は、内輪41の滑り面に複数の角度
の異なる円周溝45aからなる油溝45を設けたもので
ある。このように油溝43,45を設けることにより、
内外輪41,42間の潤滑油の保持量が多くなり、油膜
の形成に有利になる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、これら図4
(A),(B)の例では、いずれも油溝43,45が外
輪42の幅面まで達しておらず、滑り面の中間部のみに
形成されているため、外部から潤滑油を補給しようとし
ても入り難く、滑り面の全体に行き渡らないことがあ
る。特に、軸44を縦向きとして使用した場合に潤滑油
が入り難く、油膜切れとなって金属接触に到る恐れがあ
る。
(A),(B)の例では、いずれも油溝43,45が外
輪42の幅面まで達しておらず、滑り面の中間部のみに
形成されているため、外部から潤滑油を補給しようとし
ても入り難く、滑り面の全体に行き渡らないことがあ
る。特に、軸44を縦向きとして使用した場合に潤滑油
が入り難く、油膜切れとなって金属接触に到る恐れがあ
る。
【0005】この考案の目的は、外部から供給した潤滑
油が確実に滑り面の全幅に行き渡るようにできる球面軸
受を提供することである。
油が確実に滑り面の全幅に行き渡るようにできる球面軸
受を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案の球面軸受は、
両端が外輪の幅面に開通する螺旋状の油溝を、外輪の滑
り面に設け、この油溝の各周回部分の深さを、外輪の幅
方向の中央部が最も深くなるように次第に異ならせたも
のである。前記滑り面は内輪と外輪とが互いに接する面
であり、球面状に形成される。
両端が外輪の幅面に開通する螺旋状の油溝を、外輪の滑
り面に設け、この油溝の各周回部分の深さを、外輪の幅
方向の中央部が最も深くなるように次第に異ならせたも
のである。前記滑り面は内輪と外輪とが互いに接する面
であり、球面状に形成される。
【0007】
【作用】軸方向の端部で潤滑油を供給すると、幅面に開
口した螺旋状の油溝内に潤滑油が流入して他端側へ流れ
る。そのため、端部で供給した潤滑油が、滑り面の全幅
に行き渡る。また、油溝の各周回部分の深さを、外輪の
幅方向の中央部が最も深くなるように次第に異ならせた
ため、外輪の軸方向の中央部で最も潤滑油が溜まり易く
なる。
口した螺旋状の油溝内に潤滑油が流入して他端側へ流れ
る。そのため、端部で供給した潤滑油が、滑り面の全幅
に行き渡る。また、油溝の各周回部分の深さを、外輪の
幅方向の中央部が最も深くなるように次第に異ならせた
ため、外輪の軸方向の中央部で最も潤滑油が溜まり易く
なる。
【0008】
【実施例】この考案の実施例の説明の基礎となる提案例
を図1に基づいて説明する。この球面軸受は、球面状の
滑り面1a,2aで互いに接する内輪1および外輪2か
らなり、外輪2の滑り面2aに螺旋状の油溝3が形成し
てある。油溝3は、両端が外輪2の幅面2bに開通して
いる。軸4は内輪1の内径孔1cに嵌合して固定され
る。
を図1に基づいて説明する。この球面軸受は、球面状の
滑り面1a,2aで互いに接する内輪1および外輪2か
らなり、外輪2の滑り面2aに螺旋状の油溝3が形成し
てある。油溝3は、両端が外輪2の幅面2bに開通して
いる。軸4は内輪1の内径孔1cに嵌合して固定され
る。
【0009】この軸受によると、例えば軸4を縦向きと
して使用する場合、次のようにして給油が行われ。すな
わち、内輪1の外輪2から露出した滑り面1a部分に上
方から潤滑油を滴下してやる。この滴下された潤滑油
は、外輪2の油溝3に幅面の開口から流入し、次第に下
部側へ流れ出る。潤滑油が油溝3を通過する時間は、油
溝3の螺旋形状のリード角や、油溝3の断面形状、潤滑
油の粘度等によって異なる。したがって、使用潤滑油に
応じて前記リード角や断面形状を適宜設計することによ
り、潤滑油を油溝3に必要な時間だけ溜めておくことが
できる。
して使用する場合、次のようにして給油が行われ。すな
わち、内輪1の外輪2から露出した滑り面1a部分に上
方から潤滑油を滴下してやる。この滴下された潤滑油
は、外輪2の油溝3に幅面の開口から流入し、次第に下
部側へ流れ出る。潤滑油が油溝3を通過する時間は、油
溝3の螺旋形状のリード角や、油溝3の断面形状、潤滑
油の粘度等によって異なる。したがって、使用潤滑油に
応じて前記リード角や断面形状を適宜設計することによ
り、潤滑油を油溝3に必要な時間だけ溜めておくことが
できる。
【0010】このようにして、油溝3内に外部から潤滑
油を供給し、内外輪1,2の滑り面1a,2aの全幅に
潤滑油を確実に行き渡らせることができる。そのため、
油膜形成が改善される。
油を供給し、内外輪1,2の滑り面1a,2aの全幅に
潤滑油を確実に行き渡らせることができる。そのため、
油膜形成が改善される。
【0011】図2はこの考案の実施例を示す。この例
は、油溝3の各周回部分の深さを、外輪2の軸方向の中
央部が最も深くなるように次第に異ならせたものであ
る。鎖線aは、油溝3の各周回部分の底位置を示す底位
置変化曲線である。このように油溝3を形成した場合、
外輪2の軸方向の中央部で潤滑油が最も溜まり易くな
る。その他の構成効果は前記提案例と同様である。
は、油溝3の各周回部分の深さを、外輪2の軸方向の中
央部が最も深くなるように次第に異ならせたものであ
る。鎖線aは、油溝3の各周回部分の底位置を示す底位
置変化曲線である。このように油溝3を形成した場合、
外輪2の軸方向の中央部で潤滑油が最も溜まり易くな
る。その他の構成効果は前記提案例と同様である。
【0012】図3は参考提案例を示す。この例は、内輪
1の滑り面1aに油溝5を螺旋状に形成したものであ
る。油溝5の両端は内輪1の幅面1bに開口させてあ
る。このように内輪1側に油溝5を設けた場合も、前記
実施例と同様に潤滑油を外部から供給して滑り面1a,
2aの全体に行き渡らせることができる。なお、図3の
例において、油溝5の両端は外輪2の幅面2b外の位置
までとしても良い。
1の滑り面1aに油溝5を螺旋状に形成したものであ
る。油溝5の両端は内輪1の幅面1bに開口させてあ
る。このように内輪1側に油溝5を設けた場合も、前記
実施例と同様に潤滑油を外部から供給して滑り面1a,
2aの全体に行き渡らせることができる。なお、図3の
例において、油溝5の両端は外輪2の幅面2b外の位置
までとしても良い。
【0013】
【考案の効果】この考案の球面軸受は、外輪の滑り面
に、両端が外輪の幅面に開通する螺旋状の油溝を設け、
この油溝の各周回部分の深さを、外輪の幅方向の中央部
が最も深くなるように次第に異ならせたため、軸受の外
部から供給した潤滑油が、螺旋状の油溝に幅面の開口か
ら流入して他端側へ流れる。そのため、供給した潤滑油
を滑り面の全体に確実に行き渡らせることができ、油膜
切れが防止できる。また、油溝の各周回部分の深さを、
外輪の幅方向の中央部が最も深くなるように次第に異な
らせたため、外輪の軸方向の中央部で最も潤滑油が溜ま
り易くなる。
に、両端が外輪の幅面に開通する螺旋状の油溝を設け、
この油溝の各周回部分の深さを、外輪の幅方向の中央部
が最も深くなるように次第に異ならせたため、軸受の外
部から供給した潤滑油が、螺旋状の油溝に幅面の開口か
ら流入して他端側へ流れる。そのため、供給した潤滑油
を滑り面の全体に確実に行き渡らせることができ、油膜
切れが防止できる。また、油溝の各周回部分の深さを、
外輪の幅方向の中央部が最も深くなるように次第に異な
らせたため、外輪の軸方向の中央部で最も潤滑油が溜ま
り易くなる。
【図1】この考案の実施例の説明の基礎となる提案例の
断面図である。
断面図である。
【図2】この考案の実施例の断面図である。
【図3】他の参考提案例の断面図である。
【図4】(A),(B)は各々従来例を示す断面図であ
る。
る。
1…内輪、1a…滑り面、2…外輪、2a…滑り面、3
…油溝
…油溝
Claims (1)
- 【請求項1】 球面状の滑り面で互いに接する内輪およ
び外輪を有し、前記外輪の滑り面に、両端が外輪の幅面
に開通する螺旋状の油溝を設け、この油溝の各周回部分
の深さを、外輪の幅方向の中央部が最も深くなるように
次第に異ならせた球面軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992043457U JP2571596Y2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 球面軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992043457U JP2571596Y2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 球面軸受 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0596545U JPH0596545U (ja) | 1993-12-27 |
JP2571596Y2 true JP2571596Y2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=12664239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992043457U Expired - Fee Related JP2571596Y2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 球面軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2571596Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100546436B1 (ko) * | 2002-01-24 | 2006-01-26 | 잘만정공 주식회사 | 스페리칼 플레인 베어링과 그 제조방법 |
US7904993B2 (en) * | 2005-12-21 | 2011-03-15 | Oiles Corporation | Spherical bearing for lock gate door and lock gate door having the same |
WO2018199232A1 (ja) * | 2017-04-28 | 2018-11-01 | Ntn株式会社 | 球面滑り軸受およびその製造方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60237222A (ja) * | 1984-05-09 | 1985-11-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 軸受 |
JPS62131116U (ja) * | 1986-02-14 | 1987-08-19 | ||
US4765757A (en) * | 1987-12-14 | 1988-08-23 | Roller Bearing Company Of America | Self-aligning spherical bushing means |
-
1992
- 1992-05-29 JP JP1992043457U patent/JP2571596Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0596545U (ja) | 1993-12-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |