JPH0732966Y2 - 機器ケース機構 - Google Patents

機器ケース機構

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JPH0732966Y2
JPH0732966Y2 JP1989117949U JP11794989U JPH0732966Y2 JP H0732966 Y2 JPH0732966 Y2 JP H0732966Y2 JP 1989117949 U JP1989117949 U JP 1989117949U JP 11794989 U JP11794989 U JP 11794989U JP H0732966 Y2 JPH0732966 Y2 JP H0732966Y2
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JP
Japan
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case
screw
seat
hook
parts
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989117949U
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English (en)
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JPH0357509U (ja
Inventor
祐一 鍛治
Original Assignee
ワシアルミ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 「考案の目的」 本考案は機器ケース機構に係り、各種機器を簡易且つ的
確に取付け、またそれら機器ケースを単一螺子により有
効に組付けることができると共に体裁良好で美観性と取
扱性に優れた機器ケース機構を提供しようとするもので
ある。
(産業上の利用分野) 金属製機器ケース機構。
(従来の技術) 各種機器ケースは一般的に複数部体に形成されたものを
ボルト、ナット類やビスなどを用いて締着することが行
われている。
又このような締着取付けが、通常は4組程度のボルトナ
ットなどを必要とすることから必要部材数が大で、組立
分解に相当の工数を必要とするので、上下の機器ケース
をその一側において枢着し、他側を係止するようなこと
が行われている。
実開昭62−179410号公報には金属板成形品とプラスチッ
ク部材の係着に関して、金属板成形品に設けられたフラ
ンジと、このフランジに形成された切欠および係合穴
と、前記切欠に挿入されてその先端部のフランジと係合
するように前記プラスチック部材に設けられた係合爪
と、前記係合穴に挿入されて係合するように前記プラス
チック部材に設けられた係合突起とを備えた係着装置が
示されている。
また、実開昭63−126139号公報には、略箱型フットレス
トの一側壁にフットレスト内部方向へ突出するフックを
設け、前記一側壁と対向するフットレストの他側壁にフ
ットレスト外部方向へ突出する固定片を設ける一方、車
両のダッシュパネルに前記フックを係止するフック受け
を取付け、このフック受けに前記フックを係止させなが
ら前記固定片を固着具を用いて前記ダッシュパネルに取
付けるようにしたことが提案されている。
(考案が解決しようとする課題) 上記したような従来の一般的なものでは組付けのために
多くのボルト、ナットを必要とすると共に構造的にも多
数の穿孔を各ケース部体に設けることが必要で製作およ
び組立、更にはその解脱が非常に面倒であると共に機器
ケースの外観も好ましいものでない。
又機器ケースの一側で枢着し他側で係止するようにした
ものはビスやボルト、ナットなどを必要としないが枢着
機構や係止機構がケースの外面に突出ないし露出して外
観が好ましいものとならず、しかもその組付け状態が不
安定で、例えば金属鋳造体などによる機器ケースは立体
的な図柄などをも簡易且つ量産的に描出できて商品価値
の高い機器を得ることができるとしても斯うした金属鋳
造体の機器ケースは重量が大であり、特に内部に作動機
構の如きを収容したものにおいてはその重量が一層大と
なることから該機器ケースを安定に組付けることが困難
である。
前記した実開昭62−179410号や実開昭63−126139号公報
のものにおいては成程蓋またはフットレストを切欠部ま
たはフック受けとそれらに係止する係合爪またはフック
で係止することが示されているとしても、その内部に機
器を設定するには更に機器を取付けるための工作を必要
とし、またボルトナットのような固定手段による固定が
成形品内部で行わなければならなかったり、あるいは固
定ボルトナットが露出したままで不体裁であるなどの不
利を有し、常時使用すべき機器ケースとしての美観性、
取扱い操作性などにおいても欠ける欠点がある。
「考案の構成」 (課題を解決するための手段) 本考案は上記したような従来のものの問題点を解消する
ように検討して考案されたものであって、以下の如くで
ある。
複数個の金属鋳造ケース部体を組合わせてケースを形成
し、それら金属鋳造ケース部体の内面にフック部と該フ
ック部を受入れる嵌合部を設けると共に内部機構設定座
を夫々一体として形成し、しかもそれらケース部体の一
方において別に柱状ビス螺合座を突設せしめると共に他
方のケース部体外面には該柱状ビス螺合座に挿入螺合さ
れるビスの挿入孔を設ける半円状突部を形成したことを
特徴とする機器ケース機構。
(作用) フック部および嵌合部がそれぞれの金属鋳造ケース部体
における内面に設けられることによりそれら機器ケース
の外面を平滑に仕上げしめ、また前記フック部を嵌合部
に嵌合することによって、上記した各ケース部体の一側
部が固定化される。
上記の状態で一方のケース部体内部に設けられた柱状の
ビス螺合座に他方のケース部体外面における半円形突部
のビス挿入孔からビスを挿入螺合することにより単一ビ
スで各ケース部体の組付けを完成し固定化せしめ、単一
ビスにより各ケース部体の組付けがなされ、その解脱も
簡易である。
前記した各ケース部体が金属鋳造部体であることによ
り、それらの内面に内部機構設定座を一体として簡易に
配設形成せしめ、また前記半円状突部や柱状ビス螺合座
の如きも簡便且つ量産的に一体成形せしめ、しかもそれ
ら機器ケースの外面に立体的な図柄などを的確に形成
し、好ましい美観性と角部などに丸味を附与し取扱性に
優れた機器ケースを適切に提供する。
(実施例) 上記したような本考案によるものの具体的な実施態様を
添附図面に示すものについて説明すると、本考案による
機器ケースの1例についての外観は第1図に示す如く
で、鋳造金属体である上下のケース部体1,2が周側の接
合縁10,10において接合され、一側に内部に収容された
機器(例えば封書開封機構)に対し被処理物を挿入して
目的の処理を行わしめる開口部9,9が両ケース部体1,2に
股って形成されている。
両ケース部体1,2の組付けを解脱した各内面の構成は第
2図に示す如くであって、各ケース部体1,2は収容すべ
き内部機構の設定座8,8、8,8が一体に設けられていて所
要の機構がセットされるように成っているが、一方のケ
ース部体2における一側の内面にはフック部3が一体に
突設され、他方のケース部体1における一側内面には該
フック部3を受入れる嵌合部11が同じく一体に設けられ
ている。
又上記のようなケース部体1の他側内部にはビス螺合座
4を該ケース部体1と一体に突設せしめると共にケース
部体2には該ビス螺合座4に螺合されるビス6の挿入孔
5が半円形突部7部分において形成されており、ビス6
は該挿入孔5から挿入されて前記螺合座4に螺入し、ケ
ース部体2と1を定着するように成っている。
なおこの図示のものは、底部体であるケース部体2にフ
ック部3と挿入孔5を形成し、従って第1図の状態では
挿入緊締されたビス6が露出しないように成っている
が、このようなフック部3を蓋部体であるケース部体1
に形成し、ケース部体2に嵌合部11を形成してよいこと
は固よりであり、又挿入孔5をケース部体1に形成する
と共にケース部体2に螺合座4を設けるようにしてもよ
い。各ケース部体は鋳造金属体であることからその表面
に立体的な図柄12を施されている。
何れにしてもフック部3を嵌合部11に嵌入させることに
より両ケース部体1,2の一側は有効な結合関係を形成
し、この状態でビス6を挿入孔5に挿入し螺合座4に螺
入することで、両ケース部体1,2が的確に組付け固定化
されることは明らかである。
「考案の効果」 上記したような本考案によるときは単一のビスによって
も的確に両ケース部体を有効に組付け得ることは明かで
あり、従って組付けのためのビスを僅少とすると共に底
部体からビスを挿入するようにすることによって該ビス
の頭部などを外観的に全て認識できない状態とすること
が可能であって、更には鋳造金属体として角部などに適
切な丸味を採った構成を平易に形成せしめ、これらの結
果として必要部品が少く、組付け解脱操作が簡易で外観
体裁が良好であり、しかも取扱い操作性に優れていて商
品価値の高い機器ケースを提供し得るものであるから工
業的にその効果の大きい考案である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の技術的内容を示すものであって、第1図
は本考案の1例についての外観を示した斜視図、第2図
はその各ケース部体を分解して内部構成を示した斜面図
である。 然してこれらの図面において、1,2はケース部体、3は
フック部、4は螺合座、5は挿入孔、6はビス、7は半
円状突部、8は設定座、9は開口部、10は接合縁、11は
嵌合部、12は立体的な図柄を示すものである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個の金属鋳造ケース部体を組合わせて
    ケースを形成し、それら金属鋳造ケース部体の内面にフ
    ック部と該フック部を受入れる嵌合部を設けると共に内
    部機構設定座を夫々一体として形成し、しかもそれらケ
    ース部体の一方において別に柱状ビス螺合座を突設せし
    めると共に他方のケース部体外面には該柱状ビス螺合座
    に挿入螺合されるビスの挿入孔を設ける半円状突部を形
    成したことを特徴とする機器ケース機構。
JP1989117949U 1989-10-09 1989-10-09 機器ケース機構 Expired - Lifetime JPH0732966Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989117949U JPH0732966Y2 (ja) 1989-10-09 1989-10-09 機器ケース機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989117949U JPH0732966Y2 (ja) 1989-10-09 1989-10-09 機器ケース機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0357509U JPH0357509U (ja) 1991-06-03
JPH0732966Y2 true JPH0732966Y2 (ja) 1995-07-31

Family

ID=31666146

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989117949U Expired - Lifetime JPH0732966Y2 (ja) 1989-10-09 1989-10-09 機器ケース機構

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JP (1) JPH0732966Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62179410U (ja) * 1986-05-06 1987-11-14
JPS63126139U (ja) * 1987-02-12 1988-08-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0357509U (ja) 1991-06-03

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