JPH07329443A - 印刷インキ転写体およびそれを用いた印刷方法 - Google Patents

印刷インキ転写体およびそれを用いた印刷方法

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JPH07329443A
JPH07329443A JP13031094A JP13031094A JPH07329443A JP H07329443 A JPH07329443 A JP H07329443A JP 13031094 A JP13031094 A JP 13031094A JP 13031094 A JP13031094 A JP 13031094A JP H07329443 A JPH07329443 A JP H07329443A
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JP13031094A
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Shigeyuki Shinohara
茂之 篠原
Shinji Kawachi
晋治 河内
Takahiro Imai
孝博 今井
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】印刷パターンの断線やピンホール等の欠陥を発
生することがなく、しかも歪みの無い寸法精度の優れた
印刷物を得ることができる印刷インキ転写体を提供す
る。 【構成】シリコーンゴム組成物よりなるインキ受容層3
と、高強度で可撓性の材質から成る裏面側の支持体1と
の間に、インキ受容層3よりも高硬度の弾性体からなる
中間層2を設けてなる印刷インキ転写体。特に、特定の
シリコーンゴム組成物からインキ受容層3を構成し、中
間層2とインキ受容層3とを合わせた厚さを特定範囲と
し、特定範囲の印圧を負荷して印刷を行なうことが好ま
しい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印刷インキ転写体に関す
る。さらに詳しくは、精密電子部品の導電性微細回路や
抵抗体・コンデンサ・バリスタ等の素子パターン、液晶
表示装置用カラーフィルタ等の精細パターンの印刷製造
に好適な印刷インキ転写体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各種電気素子等の製造において、
従来のフォトリソグラフ法よりも安価且つ高能率な製造
方法として、印刷法の導入が盛んに図られている。かか
る分野では、金属や硬質プラスチック、ガラス、セラミ
ックス等の硬質の被印刷体への印刷が要求されるため、
可撓性の印刷版を用いる方法(スクリーン印刷法、フレ
キソ印刷法等)か、またはゴム様軟質体からなる印刷イ
ンキ転写体を用いるオフセット方式の印刷方法が用いら
れている。このうち前者は、印刷工程での印刷版の変形
の為、精密電子部品に要求される寸法精度を満足するこ
とが難しいので、特に寸法精度を厳しく要求される用途
には後者の適用例が多い。後者の場合、印刷版としては
通常は平版(湿式若しくは乾式)が用いられるが、凹版
も用いられ、凸版孔版についても特殊な場合に用いられ
る。
【0003】かかる精密分野にて使用される印刷インキ
転写体には、従来の一般印刷用の印刷インキ転写体では
得られない特殊な性能が要求される。例えば導電パター
ン等では一箇所と雖も断線または短絡があっては許され
ないし、絶縁層等ではミクロン単位の極めて微小なピン
ホールと雖も重大な欠陥になる。このため、印刷版上で
のインキパターンを出来る限り崩さずに被印刷体上に転
写させる目的で、印刷インキ転写体の表面を従来品より
も遙かに平滑な鏡面状にしたり(特開平3−71894
号公報参照)、印刷インキ転写体上から被印刷体上へイ
ンキを完全に転写させることにより欠陥発生やダブリを
防止する目的で、インキ転写に係わる表面をインキ剥離
性に優れたシリコーンゴム組成物から構成する(特開昭
52−4311号公報参照)等の工夫がなされている。
後者は、マトリックスとなるシリコーンゴム中に低架橋
性の一端反応型シリコーンゲルや非架橋性の無反応型シ
リコーンオイルを添加することによって、インキの転写
性(剥離性)が著しく向上することが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記シリコーンゴム組
成物では、上記した低架橋性および/または非架橋性成
分の添加量を増すに従ってインキの剥離性を向上するこ
とが出来るが、それに伴ってゴムの硬度が低下し、イン
キの転写に必要な印圧を負荷した時のゴムの変形が大き
くなり、印刷パターンの位置ずれや変形(歪み)等の問
題を発生する様になる。これを回避する目的で印圧を軽
減したりゴム層の厚さを極度に薄くしたりすると、印刷
版や被印刷体または印刷インキ転写体自身の表面のウネ
リ(平坦性の悪さ)の影響を強く受けて印刷ムラを発生
し事実上実用不可能になるという問題を生ずる。このた
め、高強度の支持体上にシリコーンゴム組成物層を設け
た構成の印刷インキ転写体では、インキの剥離性と印刷
パターンの寸法精度や一様性との両立が難しいという問
題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の印刷インキ転写
体は、インキの転写に係わるシリコーンゴム組成物から
なるインキ受容層と、該印刷インキ転写体の裏面側に配
設され高強度で可撓性の材質からなる支持体との間に、
前記インキ受容層よりも高硬度の弾性体からなる中間層
を配設した構造の印刷インキ転写体により、上記の問題
点を解決しようとするものである。
【0006】シリコーンゴムには、強度向上の目的でシ
リカ等の微粒子を充填剤として添加したものもあるが、
これら充填剤はゴムの表面に微小な突起を形成し、イン
キ受容層として使用した場合にこれがインキ皮膜のピン
ホールの原因となることがあるので好ましくない。従っ
てインキ受容層を構成するシリコーンゴム組成物は充填
剤を含有しないものであることが好ましく、充填剤なし
で十分な強度が得られる付加型シリコーンゴム組成物を
適用することが好ましい。
【0007】インキ受容層を構成するシリコーンゴムは
一般に、架橋密度の低い低硬度のもの程表面エネルギー
が低く、従ってインキ剥離性が優れるので、これより高
硬度の中間層と組み合わせればそれだけでも本発明の目
的とする効果が得られるが、このシリコーンゴム中に一
端反応型シリコーンゲルや無反応型シリコーンオイルを
含有させるとインキ剥離性が著しく向上するので、イン
キ受容層を構成するシリコーンゴム組成物は一端反応型
シリコーンゲルおよび/または無反応型シリコーンオイ
ルを含有していることが好ましい。その含有率は、十分
な効果を得る為には合計1重量%以上とすることが良い
が、70重量%を越えると硬度が低すぎて耐久性が著し
く劣るので、70重量%以下とするのが良い。中でも、
5重量%以上50重量%以下の範囲が好適である。
【0008】中間層の材質は弾性体であればゴム以外の
各種樹脂、その他のクッション材でも良いが、ゴムであ
れば、シリコーンオイルが染み込んで、シリコーンオイ
ルの補給効果が狙えるので好適である。また、材質がゴ
ムであっても、インキ受容層と同種のものであってもそ
うでなくてもよく、シリコーンゴムの他スチレンブタジ
エンゴム、ニトリルゴム、ブチルゴム、ウレタンゴム、
エチレンプロピレンゴム、クロロプレンゴム、フッ素ゴ
ム等、任意の材質を適用することができ、非ゴム弾性体
の微粒子や微細繊維等を充填剤として含有していても良
い。また中間層は低架橋性または非架橋性成分を含有し
ている必要性は必ずしも無いが、インキ受容層に含有さ
れるものと同種の無反応型シリコーンオイルを中間層に
も含有させておくと、印刷続行と共に印刷版表面や被印
刷体表面等へ転着してインキ受容層中から失われた無反
応型シリコーンオイルが中間層中から補給されて、イン
キ受容層のインキ剥離性の持続性が向上するので、一層
好適である。
【0009】これらの裏面側に配設する支持体は、印刷
インキ転写体を円筒形のシリンダーに装着可能な可撓性
を備えてしかもその時の張力に耐え、且つこの張力によ
る幅方向への過度の収縮を防止するに堪える材質であれ
ばよく、従来の一般用印刷インキ転写体と同様に、綿、
レーヨン、ナイロン、ポリエステル等の繊維織布であっ
ても良いが、鉄、銅、ステンレス綱、アルミニウム等の
金属薄板か、若しくはポリエチレン樹脂、ポリプロピレ
ン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミ
ド樹脂、アセチルセルロース樹脂、アクリル樹脂、エポ
キシ樹脂等の合成樹脂フィルム(シート)を用いること
が、強度や厚み精度等の点からも好ましい。またその厚
さは、少なくとも0.1mm以上であることが好まし
く、0.2〜0.5mmの範囲が最も好適である。
【0010】なおこの他、中間層の裏側に更に多孔質の
圧縮層を設けたり、複数の支持体を弾性体層を介して積
層した多層構造とするなどしてもよい。
【0011】インキ受容層と中間層とを合わせたゴム層
の厚さは、安定した印圧の負荷を可能とするためには、
最低でも300μm以上であることが好ましく、一方、
円筒形のシリンダーに装着した状態での過度の応力や歪
の防止の為、2mm以下とすることが好ましい。中でも
500μm〜1mmの範囲が最も好ましい。このうちイ
ンキ受容層の厚さは、これが印圧負荷時の圧縮量(別称
ニップ圧、場合により異なるが通常100〜200μm
程度)と比較して同等以上であると、このインキ受容層
の円周方向への変形により印圧を吸収しようとして印刷
パターンの歪みが大きくなるので、概ね100μm以下
とすることが好ましい。逆に言えば、少なくともインキ
受容層の膜厚以上の圧縮量を与える印圧を負荷して印刷
を行なうことが好ましい。
【0012】またインキ受容層は、例えば1μm以下の
極薄膜であってもよいが、あまり薄すぎても版、被印刷
体やインキからの物理的、化学的刺激に対する耐久性が
低下するので、1μm以上とすることが好ましく、中で
も5〜50μmの範囲が最も好適である。
【0013】インキ受容層の硬度は、主としてインキ剥
離性の観点から選ばれるものであって、JIS−A型ス
プリング式ゴム硬度計にて30度以下が良い。但し極端
に軟らかい5度未満の硬度とすると耐久性が著しく劣る
ので好ましくない。一方中間層の硬度は、主として印圧
負荷の観点から選ばれるものであって、概ね30度以上
70度以下の範囲が好ましい。インキ受容層と中間層と
の硬度差は、十分な効果を得るには少なくとも10度以
上であることが好ましいが、あまり硬度差が大き過ぎる
と印圧がインキ受容層に集中する結果耐久性が低下する
ので、40度程度までの範囲にとどめるのがよい。
【0014】なお、本発明の印刷方法としては、平版
(湿式若しくは乾式)、凸版、凹版または孔版を用いて
パターン化されたインキパターンを印刷インキ転写体に
転移し、それを再び被転写体に転移させる各種のオフセ
ット印刷方法を用いることができる。この場合、被印刷
体としては紙等種々のものが適用できるが、特にガラス
基板、シリコン基板の様に変形できないものであっても
オフセット印刷では容易に適用できる。また、被印刷体
が平台上にある平台オフセット印刷であっても、被印刷
体が圧胴上にある輪転オフセット印刷であっても良い。
同様に、版も円筒上平台上どちらにあっても良く、印刷
インキ転写体も円筒上平台上どちらにあっても良い。
【0015】
【作用】本発明の印刷インキ転写体は、シリコーンゴム
組成物からなるインキ受容層と、該印刷インキ転写体の
裏面側に配設され高強度で可撓性の材質からなる支持体
との間に、前記インキ受容層よりも高硬度の弾性体から
なる中間層を配設した構成としたことにより、低硬度の
インキ受容層が優れたインキ剥離性を与え、しかもその
裏側の高硬度の中間層により低圧縮量でインキの転写に
十分な印圧が得られるので、印刷パターンの断線やピン
ホール等の欠陥がなく、しかも寸法誤差や歪み等の少な
い優れた印刷物を容易に得ることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の印刷インキ転写体の実施例及
び比較例を、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は
本発明の印刷インキ転写体の一実施例を示す断面図であ
り、図2は従来の印刷インキ転写体の一例を示す断面図
である。
【0017】〈実施例1〉厚さ300μmのアルミニウ
ム圧延板製支持体1上に、充填剤を含有しない硬度約4
0度の付加型シリコーンゴム組成物層を厚さ680μm
に設けて中間層2とし、この上にやはり充填剤を含有し
ない硬度約10度の付加型シリコーンゴム組成物層を厚
さ20μmに設けてインキ受容層3とした印刷インキ転
写体を作成した(図1)。各層の組成は以下の通りであ
る。 〈インキ受容層組成〉 KE1603(信越化学工業社製シリコーンゴム) 60重量部 KE1052(同社製一端反応型シリコーンゲル) 30重量部 KF96−1000(同社製無反応型シリコーンオイル) 10重量部 〈中間層組成〉 KE106(信越化学工業社製シリコーンゴム) 90重量部 KF96−1000 10重量部
【0018】〈比較例1〉厚さ300μmのアルミニウ
ム圧延板製支持体1上に、実施例1の印刷インキ転写体
の中間層と同組成のシリコーンゴム組成物層を厚さ70
0μmに設けてゴム層4とした印刷インキ転写体を作成
した(図2)。
【0019】〈比較例2〉厚さ300μmのアルミニウ
ム圧延板製支持体1上に、実施例1の印刷インキ転写体
のインキ受容層と同組成のシリコーンゴム組成物層を厚
さ700μmに設けてゴム層4とした印刷インキ転写体
を作成した(図2)。
【0020】上記3種の印刷インキ転写体を設けて、カ
ーボンブラック25重量部、エポキシ樹脂(♯100
7)45重量部、ジエチレングリコールモノブチルエー
テル30重量部よりなるインキを同一条件(但し、印圧
は実施例1の印刷インキ転写体にて圧縮量100μmと
なる時の線圧に統一)にて印刷したところ、実施例1に
記載の印刷インキ転写体を用いた場合には良好に印刷で
きたが、比較例1に記載の印刷インキ転写体を用いた場
合には印刷パターンの断線やピンホール等の欠陥が多数
発生し、比較例2に記載の印刷インキ転写体を用いた場
合には実施例1の場合と比較して3〜5倍の印刷パター
ンの歪みを発生した。
【0021】なお、実施例1で中間層2として充填剤を
含有しない付加型シリコーンゴム組成物を用いたのは、
比較例1との比較のために比較例1のゴム層4と同一の
材質を用いたのであって、実際には充填剤を含有してい
てもよいし、シリコーンゴム以外の材質であってもよ
い。
【0022】以上各々の印刷において用いる印刷機械と
しては、図3に示す様に、印刷インキ転写体11は上下
動可能な円筒形の支持基材14に固定して用いた。ま
た、版17としては架台13上に固定された凹版を、被
印刷体18としてはガラス板を用いた。この他に、自在
に移動可能なスキージ15、ドクター16が備えられて
いる。実際の印刷手順は、先ず版上にインキを乗せてか
らスキージとドクターにより凹部以外のインキを除去
し、印刷インキ転写体を降下させた上で架台を移動させ
ながら印刷インキ転写体を版上で転動させることにより
凹部のインキを順次印刷インキ転写体に転移せしめ、終
了したところで印刷インキ転写体を上昇させる。つぎに
インキのパターンと位置合わせした上で再び印刷インキ
転写体を被印刷体上で転動させることにより印刷インキ
転写体上のインキを被印刷体に転移せしめる。
【0023】
【発明の効果】以上詳細に説明した様に、本発明の印刷
インキ転写体は、表面のインキ転写性に優れ、しかもイ
ンキの転写に必要な印圧により過度に変形することがな
いので、印刷パターンの断線やピンホール等の欠陥を発
生することがなく、しかも歪みの無い寸法精度の優れた
印刷物を得ることができるという優れた利点を有するも
のである。
【0024】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印刷インキ転写体の一実施例を示す断
面図である。
【図2】従来の印刷インキ転写体の一例を示す断面図で
ある。
【図3】本発明の印刷インキ転写体を用いた印刷状態の
概略断面図である。
【符号の説明】
1…支持体 2…中間層 3…インキ受容層 4…ゴム層 11…印刷インキ転写体 13…架台 14…支持基材 15…スキージ 16…ドクター 17…版 18…被印刷体

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリコーンゴム組成物をインキ受容層にし
    てなる印刷インキ転写体において、前記インキ受容層
    と、該印刷インキ転写体の裏面側に配設され高強度で可
    撓性の材質からなる支持体との間に、前記インキ受容層
    よりも高硬度の弾性体からなる中間層を有することを特
    徴とする印刷インキ転写体。
  2. 【請求項2】前記インキ受容層を構成するシリコーンゴ
    ム組成物が、充填剤を含有しないことを特徴とする、請
    求項1に記載の印刷インキ転写体。
  3. 【請求項3】前記インキ受容層を構成するシリコーンゴ
    ム組成物が、付加型シリコーンゴム組成物であることを
    特徴とする、請求項1または2に記載の印刷インキ転写
    体。
  4. 【請求項4】前記インキ受容層を構成するシリコーンゴ
    ム組成物が、一端反応型シリコーンゲルおよび/または
    無反応型シリコーンオイルを合計1重量%以上70重量
    %以下含有することを特徴とする、請求項1〜3のいず
    れかに記載の印刷インキ転写体。
  5. 【請求項5】前記中間層を構成する弾性体がゴムよりな
    ることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の
    印刷インキ転写体。
  6. 【請求項6】前記中間層を構成するゴム弾性体と、前記
    インキ受容層を構成するシリコーンゴム組成物とが、共
    に同種の無反応型シリコーンオイルを含有することを特
    徴とする、請求項5記載の印刷インキ転写体。
  7. 【請求項7】前記インキ受容層の厚さが100μm以下
    であり、前記インキ受容層と前記中間層の厚さの和が3
    00μm以上2mm以下であることを特徴とする、請求
    項1〜6のいずれかに記載の印刷インキ転写体。
  8. 【請求項8】前記インキ受容層の硬度が、JIS−A型
    スプリング式ゴム硬度計にて5度以上30度以下であ
    り、前記中間層の硬度が、30度以上70度以下である
    ことを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の印
    刷インキ転写体。
  9. 【請求項9】前記インキ受容層と前記中間層のJIS−
    A型スプリング式ゴム硬度計による硬度の差が、10度
    以上40度以下であることを特徴とする、請求項1〜8
    のいずれかに記載の印刷インキ転写体。
  10. 【請求項10】シリコーンゴム組成物からなるインキ受
    容層と、裏面側に配設され高強度で可撓性の材質からな
    る支持体との間に、前記インキ受容層よりも高硬度の弾
    性体からなる中間層を有する印刷インキ転写体を用いた
    印刷方法において、少なくとも前記インキ受容層の膜厚
    以上の圧縮量を与える印圧を負荷することを特徴とする
    印刷方法。
JP13031094A 1994-06-13 1994-06-13 印刷インキ転写体およびそれを用いた印刷方法 Pending JPH07329443A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007296678A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Fujikura Rubber Ltd 印刷用ブランケットおよびその製造方法
JP2008049495A (ja) * 2006-08-22 2008-03-06 Sumitomo Rubber Ind Ltd 印刷用ブランケット
JP2009023116A (ja) * 2007-07-17 2009-02-05 Takanori Moni 曲面弾性ブランケットの製作方法、およびそれによる曲面弾性ブランケット並びに曲面印刷体
JP2011056849A (ja) * 2009-09-11 2011-03-24 Sumitomo Rubber Ind Ltd シリコーンブランケット
JP2019018573A (ja) * 2017-07-14 2019-02-07 キヤノン株式会社 転写体、画像形成方法及び画像形成装置

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