JPH07328496A - 噴出器 - Google Patents
噴出器Info
- Publication number
- JPH07328496A JPH07328496A JP6145472A JP14547294A JPH07328496A JP H07328496 A JPH07328496 A JP H07328496A JP 6145472 A JP6145472 A JP 6145472A JP 14547294 A JP14547294 A JP 14547294A JP H07328496 A JPH07328496 A JP H07328496A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- check valve
- cylinder
- ejector
- injection button
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/10—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
- B05B11/1042—Components or details
- B05B11/1059—Means for locking a pump or its actuation means in a fixed position
- B05B11/106—Means for locking a pump or its actuation means in a fixed position in a retracted position, e.g. in an end-of-dispensing-stroke position
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/10—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
- B05B11/1001—Piston pumps
- B05B11/1023—Piston pumps having an outlet valve opened by deformation or displacement of the piston relative to its actuating stem
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 輸送時には噴射ボタンを押し下げピストンを
押し込みロックする噴出器において、たとえば倒れたと
き内容物が外部に漏れる恐れを防止する。 【構成】 携行時、噴射ボタン14を押し下げてピスト
ン13を押し込み、たとえば噴射ボタン14をねじ付け
てロックする。そのような噴出器において、ピストン1
3のピストン下部21の下面に、径方向に円弧状に掛け
渡して帯状の弾性部21eを一体に設ける。他方、逆止
弁18には、弁部18a上に軸状の突部18dを上向き
に一体に設ける。そして、ピストン13の動きをロック
したとき、突部18dで弾性部21eを変形し、該弾性
部21eの復元力で付勢して逆止弁18を閉位置に保持
する。
押し込みロックする噴出器において、たとえば倒れたと
き内容物が外部に漏れる恐れを防止する。 【構成】 携行時、噴射ボタン14を押し下げてピスト
ン13を押し込み、たとえば噴射ボタン14をねじ付け
てロックする。そのような噴出器において、ピストン1
3のピストン下部21の下面に、径方向に円弧状に掛け
渡して帯状の弾性部21eを一体に設ける。他方、逆止
弁18には、弁部18a上に軸状の突部18dを上向き
に一体に設ける。そして、ピストン13の動きをロック
したとき、突部18dで弾性部21eを変形し、該弾性
部21eの復元力で付勢して逆止弁18を閉位置に保持
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、化粧用・薬用・殺虫
用など、容器の口部にポンプを取り付け、そのポンプの
噴射ボタンを押し下げて容器内の内容物を小出しに噴出
する噴出器に関する。
用など、容器の口部にポンプを取り付け、そのポンプの
噴射ボタンを押し下げて容器内の内容物を小出しに噴出
する噴出器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の噴出器の中には、図6に
示すように、使用時、噴射ボタン1を二点鎖線位置へ押
し下げ、ピストン2をシリンダ3内に押し込んで該シリ
ンダ3内の内容物を前記噴射ボタン1の噴出口1aから
吐出し、一方押し下げを解除したとき復帰バネ4で前記
ピストン2を押し出し、逆止弁5を開いて容器6内の内
容物を前記シリンダ3内に吸い上げるとともに、運搬時
には、図7に示すように、前記噴射ボタン1を押し下げ
て前記ピストン2を押し込み、たとえばねじ付けてロッ
クする構成とし、たとえば出荷時や携行時のように運搬
時における噴出器の全体形状を小型化するとともに、運
搬時に外部衝撃で噴射ボタン1が押されて誤噴射する恐
れを防止するものがある。
示すように、使用時、噴射ボタン1を二点鎖線位置へ押
し下げ、ピストン2をシリンダ3内に押し込んで該シリ
ンダ3内の内容物を前記噴射ボタン1の噴出口1aから
吐出し、一方押し下げを解除したとき復帰バネ4で前記
ピストン2を押し出し、逆止弁5を開いて容器6内の内
容物を前記シリンダ3内に吸い上げるとともに、運搬時
には、図7に示すように、前記噴射ボタン1を押し下げ
て前記ピストン2を押し込み、たとえばねじ付けてロッ
クする構成とし、たとえば出荷時や携行時のように運搬
時における噴出器の全体形状を小型化するとともに、運
搬時に外部衝撃で噴射ボタン1が押されて誤噴射する恐
れを防止するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
そのような噴出器では、ピストン2の動きをロック状態
したとき、シリンダ3内面との摩擦力によりシール弁7
が弾性変形してピストン2との間に隙間イをつくり、シ
リンダ3内とピストン2内とが横孔2aを介して連通す
る。そのため、運搬時に噴出器が倒れると前記逆止弁5
が開いて容器6内とシリンダ3内とを連通することによ
り、容器6内の内容物がシリンダ3内、隙間イ、横孔2
a、ピストン2内を順に通って噴出口1aから外部へ漏
れる恐れがあった。
そのような噴出器では、ピストン2の動きをロック状態
したとき、シリンダ3内面との摩擦力によりシール弁7
が弾性変形してピストン2との間に隙間イをつくり、シ
リンダ3内とピストン2内とが横孔2aを介して連通す
る。そのため、運搬時に噴出器が倒れると前記逆止弁5
が開いて容器6内とシリンダ3内とを連通することによ
り、容器6内の内容物がシリンダ3内、隙間イ、横孔2
a、ピストン2内を順に通って噴出口1aから外部へ漏
れる恐れがあった。
【0004】そこで、この発明の目的は、運搬時にはポ
ンプの噴射ボタンを押し下げてピストンを押し込みロッ
クする噴出器において、運搬時に倒れたとき内溶物が外
部に漏れる恐れを防止することにある。
ンプの噴射ボタンを押し下げてピストンを押し込みロッ
クする噴出器において、運搬時に倒れたとき内溶物が外
部に漏れる恐れを防止することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載のものは、たとえば以下の実施例に示すとおり、使用
時、噴射ボタン14を押し下げ、ピストン13を押し込
んでシリンダ12内の内容物を前記噴射ボタン14の噴
出口14fから吐出し、一方押し下げを解除したとき復
帰バネ19でピストン13を押し出し、逆止弁18を開
いて容器11内の内容物を前記シリンダ12内に吸い上
げるとともに、運搬時には、前記噴射ボタン14を押し
下げて前記ピストン13を押し込みロックする噴出器に
おいて、前記ピストン13の動きをロックしたとき前記
逆止弁18を閉位置に保持する弾性部21eを、前記ピ
ストン13または逆止弁18に一体的に設けてなること
を特徴とする。
載のものは、たとえば以下の実施例に示すとおり、使用
時、噴射ボタン14を押し下げ、ピストン13を押し込
んでシリンダ12内の内容物を前記噴射ボタン14の噴
出口14fから吐出し、一方押し下げを解除したとき復
帰バネ19でピストン13を押し出し、逆止弁18を開
いて容器11内の内容物を前記シリンダ12内に吸い上
げるとともに、運搬時には、前記噴射ボタン14を押し
下げて前記ピストン13を押し込みロックする噴出器に
おいて、前記ピストン13の動きをロックしたとき前記
逆止弁18を閉位置に保持する弾性部21eを、前記ピ
ストン13または逆止弁18に一体的に設けてなること
を特徴とする。
【0006】請求項2に記載のものは、たとえば以下の
実施例に示すとおり、使用時、噴射ボタン14を押し下
げ、ピストン13を押し込んでシリンダ12内の内容物
を前記噴射ボタン14の噴出口14fから吐出し、一方
押し下げを解除したとき復帰バネ19でピストン13を
押し出し、逆止弁18を開いて容器11内の内容物を前
記シリンダ12内に吸い上げるとともに、運搬時には、
前記噴射ボタン14を押し下げて前記ピストン13を押
し込みロックする噴出器において、前記ピストン13の
動きをロックしたとき前記逆止弁18を閉位置に保持す
る弾性部材を、前記復帰バネ19とは別個に、前記ピス
トン13と逆止弁18との間に設けてなることを特徴と
する。
実施例に示すとおり、使用時、噴射ボタン14を押し下
げ、ピストン13を押し込んでシリンダ12内の内容物
を前記噴射ボタン14の噴出口14fから吐出し、一方
押し下げを解除したとき復帰バネ19でピストン13を
押し出し、逆止弁18を開いて容器11内の内容物を前
記シリンダ12内に吸い上げるとともに、運搬時には、
前記噴射ボタン14を押し下げて前記ピストン13を押
し込みロックする噴出器において、前記ピストン13の
動きをロックしたとき前記逆止弁18を閉位置に保持す
る弾性部材を、前記復帰バネ19とは別個に、前記ピス
トン13と逆止弁18との間に設けてなることを特徴と
する。
【0007】
【作用】そして、使用時、噴射ボタン14を押し下げピ
ストン13を押し込んでシリンダ12内の内容物を噴射
ボタン14の噴出口14fから吐出し、一方押し下げを
解除したとき復帰バネ19でピストン13を押し出し、
逆止弁18を開いて容器11内の内容物をシリンダ12
内に吸い上げる。
ストン13を押し込んでシリンダ12内の内容物を噴射
ボタン14の噴出口14fから吐出し、一方押し下げを
解除したとき復帰バネ19でピストン13を押し出し、
逆止弁18を開いて容器11内の内容物をシリンダ12
内に吸い上げる。
【0008】運搬時には、前記噴射ボタン14を押し下
げて前記ピストン13を押し込みロックしたとき、請求
項1に記載のものではピストン13または逆止弁18と
一体的に設けた弾性部21eで付勢して、請求項2に記
載のものでは復帰バネ19と別個の弾性部材で付勢し
て、それぞれ前記逆止弁18を閉位置に保持する。
げて前記ピストン13を押し込みロックしたとき、請求
項1に記載のものではピストン13または逆止弁18と
一体的に設けた弾性部21eで付勢して、請求項2に記
載のものでは復帰バネ19と別個の弾性部材で付勢し
て、それぞれ前記逆止弁18を閉位置に保持する。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、この発明の実施例
につき説明する。図2は、この発明の一実施例である噴
出器であって、その使用時における要部の縦断面図であ
る。この噴出器は、容器11の口部11aにポンプPを
取り付けて構成する。
につき説明する。図2は、この発明の一実施例である噴
出器であって、その使用時における要部の縦断面図であ
る。この噴出器は、容器11の口部11aにポンプPを
取り付けて構成する。
【0010】その容器11は、ボトル形状で、口部11
a外周にオネジを有し、内部にシャンプーや乳液等の図
示しない内容物を収納する。
a外周にオネジを有し、内部にシャンプーや乳液等の図
示しない内容物を収納する。
【0011】一方、ポンプPは、シリンダ12・ピスト
ン13・噴射ボタン14等を備える。
ン13・噴射ボタン14等を備える。
【0012】前記シリンダ12は、途中に三つの段部1
2a・12b・12cを設けて下方に向け順次小径とし
てなる。そのシリンダ12の上部には、第1の段部12
aのすぐ上に径方向に貫通する横孔12dをあけ、その
上の外周にフランジ12eを設ける。シリンダ12の下
端部内には、図中下端から上向きに管取付口12fと吸
込口12gを続けて設けるとともに、吸込口12gのす
ぐ上に弁座12iを設ける。
2a・12b・12cを設けて下方に向け順次小径とし
てなる。そのシリンダ12の上部には、第1の段部12
aのすぐ上に径方向に貫通する横孔12dをあけ、その
上の外周にフランジ12eを設ける。シリンダ12の下
端部内には、図中下端から上向きに管取付口12fと吸
込口12gを続けて設けるとともに、吸込口12gのす
ぐ上に弁座12iを設ける。
【0013】そして、前記管取付口12fに吸上管15
の上端を入れ、その管内と吸込口12g内とを連通す
る。
の上端を入れ、その管内と吸込口12g内とを連通す
る。
【0014】そのようなシリンダ12の吸込口12g内
には、逆止弁18を設ける。逆止弁18は、中央に弁部
18aを有する。その弁部18aは、縦断面ほぼ逆ハの
字形状に形成し、下端にガイド軸部18bを下向きに一
体で設ける。ガイド軸部18bは、下端に拡径部18c
を有する。また、前記弁部18aは、上端に軸状の突部
18dを上向きに一体で設ける。
には、逆止弁18を設ける。逆止弁18は、中央に弁部
18aを有する。その弁部18aは、縦断面ほぼ逆ハの
字形状に形成し、下端にガイド軸部18bを下向きに一
体で設ける。ガイド軸部18bは、下端に拡径部18c
を有する。また、前記弁部18aは、上端に軸状の突部
18dを上向きに一体で設ける。
【0015】そして、前記吸込口12gにガイド軸部1
8bを通して弁部18aを弁座12iに乗せてなる。
8bを通して弁部18aを弁座12iに乗せてなる。
【0016】その後、シリンダ12内には、復帰バネ1
9を挿入してその下端を前記段部12c上に乗せるとと
もに、シール弁20を取り付けたピストン13を挿入す
る。
9を挿入してその下端を前記段部12c上に乗せるとと
もに、シール弁20を取り付けたピストン13を挿入す
る。
【0017】そのピストン13は、シール弁20とピス
トン下部21とピストン上部22とを備える。ピストン
下部21は、図3および図4に示すように、小径軸部2
1aの下端に拡大径部21bを一体で設ける。その拡大
径部21bは、上端に環状段部21cを設け、外周に凸
部21dを複数設けるとともに、下端に弾性部21eを
設ける。その弾性部21eは、帯状で、拡大径部21b
の径方向に掛け渡し、下向きの円弧状に形成する。
トン下部21とピストン上部22とを備える。ピストン
下部21は、図3および図4に示すように、小径軸部2
1aの下端に拡大径部21bを一体で設ける。その拡大
径部21bは、上端に環状段部21cを設け、外周に凸
部21dを複数設けるとともに、下端に弾性部21eを
設ける。その弾性部21eは、帯状で、拡大径部21b
の径方向に掛け渡し、下向きの円弧状に形成する。
【0018】前記シール弁20は、図2に示すように、
たとえばゴム材のような弾性部材で半断面略H字形状の
短い筒形状に形成し、外周に外側シール部20aを設
け、内周に内側シール部20b設ける。そして、内側シ
ール部20bの下端を前記環状段部21cに乗せてピス
トン下部21に取り付け、該小径軸部21aの外周に隙
間23をつくる。
たとえばゴム材のような弾性部材で半断面略H字形状の
短い筒形状に形成し、外周に外側シール部20aを設
け、内周に内側シール部20b設ける。そして、内側シ
ール部20bの下端を前記環状段部21cに乗せてピス
トン下部21に取り付け、該小径軸部21aの外周に隙
間23をつくる。
【0019】一方、ピストン上部22は、中心に軸孔2
2aを有する中空軸状で、下端部外周に拡径部22bを
設ける。その拡径部22b内には、下部に拡径孔部22
cを形成し、上部に軸方向の凹溝22dを形成する。
2aを有する中空軸状で、下端部外周に拡径部22bを
設ける。その拡径部22b内には、下部に拡径孔部22
cを形成し、上部に軸方向の凹溝22dを形成する。
【0020】そして、前記拡径孔部22c内に前記内側
シール部20b上端を押し当てて摺動自在に設けるとと
もに、前記軸孔22aの下端部内に前記ピストン下部2
1の上端部を圧入してピストン上部22の軸穴22aと
前記拡径孔部22c内を前記凹溝22dを介して連通す
る。そうして、前記シール弁20とピストン下部21と
ピストン上部22でピストン13を組み立てる。
シール部20b上端を押し当てて摺動自在に設けるとと
もに、前記軸孔22aの下端部内に前記ピストン下部2
1の上端部を圧入してピストン上部22の軸穴22aと
前記拡径孔部22c内を前記凹溝22dを介して連通す
る。そうして、前記シール弁20とピストン下部21と
ピストン上部22でピストン13を組み立てる。
【0021】そのように構成したピストン13には、ピ
ストン上部22に嵌合部材24を取り付けてなる。嵌合
部材24は、外筒部24aと内筒部24bとを同心で一
体に形成する。内筒部24bは、上部内周にメネジ24
cを設け、下部内周に拡径孔部24dを設ける。
ストン上部22に嵌合部材24を取り付けてなる。嵌合
部材24は、外筒部24aと内筒部24bとを同心で一
体に形成する。内筒部24bは、上部内周にメネジ24
cを設け、下部内周に拡径孔部24dを設ける。
【0022】また、ピストン13には、嵌合部材24か
ら突出するピストン上部22の上端に噴射ボタン14を
取り付けてなる。
ら突出するピストン上部22の上端に噴射ボタン14を
取り付けてなる。
【0023】その噴射ボタン14は、キャップ状の外形
部14aの外周にノズル14bを嘴状に設ける一方、内
部中央にオネジ筒部14cを設け、そのオネジ筒部14
cとノズル14b間を横長筒部14dでつなぎ、オネジ
筒部14cの端部から噴出口14fへ至る噴出通路14
cを内部に形成する。そして、オネジ筒部14c内に前
記ピストン上部22の上端部を圧入し、噴出通路14e
内と前記軸孔22a内とを連通する。
部14aの外周にノズル14bを嘴状に設ける一方、内
部中央にオネジ筒部14cを設け、そのオネジ筒部14
cとノズル14b間を横長筒部14dでつなぎ、オネジ
筒部14cの端部から噴出口14fへ至る噴出通路14
cを内部に形成する。そして、オネジ筒部14c内に前
記ピストン上部22の上端部を圧入し、噴出通路14e
内と前記軸孔22a内とを連通する。
【0024】ところで、上述したピストン13を前記シ
リンダ12に組み付けるときには、該シリンダ12の上
端部にねじキャップ28を被せてその頂部内面をフラン
ジ12e上に乗せる。
リンダ12に組み付けるときには、該シリンダ12の上
端部にねじキャップ28を被せてその頂部内面をフラン
ジ12e上に乗せる。
【0025】そして、シリンダ12内に前記ピストン1
3の下部を挿入して前記拡大径部21bの凸部21dを
前記復帰バネ19に乗せるとともに、前記シール弁20
の外側シール部20aを前記シリンダ12の内面に押し
当てて摺動自在に設ける。
3の下部を挿入して前記拡大径部21bの凸部21dを
前記復帰バネ19に乗せるとともに、前記シール弁20
の外側シール部20aを前記シリンダ12の内面に押し
当てて摺動自在に設ける。
【0026】それから、シリンダ12の上端部内に前記
嵌合部材24の内筒部24bを圧入する。すると、前記
拡径孔部24dの内端がピストン上部22の拡径部22
b上に突き当って前記ピストン13を押し下げ、前記復
帰バネ19を少し圧縮して設ける。そして、該復帰バネ
19の付勢力で前記環状段部21cを前記シール弁20
の内側シール部20b下に押し当てる。そうして、シー
ル弁20と前記逆止弁18間で前記シリンダ12内にシ
リンダ室25を形成する。
嵌合部材24の内筒部24bを圧入する。すると、前記
拡径孔部24dの内端がピストン上部22の拡径部22
b上に突き当って前記ピストン13を押し下げ、前記復
帰バネ19を少し圧縮して設ける。そして、該復帰バネ
19の付勢力で前記環状段部21cを前記シール弁20
の内側シール部20b下に押し当てる。そうして、シー
ル弁20と前記逆止弁18間で前記シリンダ12内にシ
リンダ室25を形成する。
【0027】また、前記シリンダ12の上端部に外筒部
24aを嵌め付けて該外筒部24aの自由な抜け出しを
防止するとともに、外筒部24aとフランジ12e間で
前記ねじキャップ28を挾持する。
24aを嵌め付けて該外筒部24aの自由な抜け出しを
防止するとともに、外筒部24aとフランジ12e間で
前記ねじキャップ28を挾持する。
【0028】そして、このように組み立てたポンプP
は、図示するように、口部11a内を通して容器11内
に前記吸上管15を入れてからシリンダ12を入れて
後、該口部11a外周に前記ねじキャップ28をねじ付
けて装着してなる。
は、図示するように、口部11a内を通して容器11内
に前記吸上管15を入れてからシリンダ12を入れて
後、該口部11a外周に前記ねじキャップ28をねじ付
けて装着してなる。
【0029】しかして、使用時、噴射ボタン14を復帰
バネ19に抗して矢印X方向に押し下げ、ピストン13
をシリンダ12内に押し込む。すると、前記内側シール
部20bから環状段部21cが離れてシリンダ室25内
と隙間23とを連通する。それから、さらにシール弁2
0と一緒にピストン13を押し込むことにより、シリン
ダ室25内の内容物を隙間23および凹溝22dを通し
て軸孔22c内に送り出し、噴射通路14eを通して噴
出口14fから吐出する。
バネ19に抗して矢印X方向に押し下げ、ピストン13
をシリンダ12内に押し込む。すると、前記内側シール
部20bから環状段部21cが離れてシリンダ室25内
と隙間23とを連通する。それから、さらにシール弁2
0と一緒にピストン13を押し込むことにより、シリン
ダ室25内の内容物を隙間23および凹溝22dを通し
て軸孔22c内に送り出し、噴射通路14eを通して噴
出口14fから吐出する。
【0030】一方、噴射ボタン14から手を離して押し
下げを解除すると、復帰バネ19でピストン13を矢印
X方向と反対方向へ押し出す。すると、前記内側シール
部20b下に前記環状段部21cが突き当ってシリンダ
室25内と隙間23との連通を遮断する。そして、シー
ル弁20と一緒にピストン13を押し出すことにより、
シリンダ室25内を負圧化して逆止弁18を開き、吸上
管15内を通して容器11内の内容液をシリンダ室25
内に吸い上げる。
下げを解除すると、復帰バネ19でピストン13を矢印
X方向と反対方向へ押し出す。すると、前記内側シール
部20b下に前記環状段部21cが突き当ってシリンダ
室25内と隙間23との連通を遮断する。そして、シー
ル弁20と一緒にピストン13を押し出すことにより、
シリンダ室25内を負圧化して逆止弁18を開き、吸上
管15内を通して容器11内の内容液をシリンダ室25
内に吸い上げる。
【0031】ところで、このような噴出器の運搬時は、
前記復帰バネ19に抗して噴射ボタン14を矢印X方向
に最後まで押し下げてピストン13をシリンダ12内に
押し込み後、噴射ボタン14を回転してオネジ筒部14
cを前記内筒部24bのメネジ24cにねじ付け、図1
に示すようにピストン13の動きをロックする。そのと
き、前記弾性部21eが前記突部18dの先端に突き当
たる。そのため、弾性部21eが図示するように変形
し、その復元力で付勢して前記逆止弁18を前記弁座1
2iに押し付け、該逆止弁18を閉位置に保持する。
前記復帰バネ19に抗して噴射ボタン14を矢印X方向
に最後まで押し下げてピストン13をシリンダ12内に
押し込み後、噴射ボタン14を回転してオネジ筒部14
cを前記内筒部24bのメネジ24cにねじ付け、図1
に示すようにピストン13の動きをロックする。そのと
き、前記弾性部21eが前記突部18dの先端に突き当
たる。そのため、弾性部21eが図示するように変形
し、その復元力で付勢して前記逆止弁18を前記弁座1
2iに押し付け、該逆止弁18を閉位置に保持する。
【0032】なお、上述した図示実施例では、噴射ボタ
ン14をロックしたとき、逆止弁18の突部18dに突
き当てて弾性部21eを変形する構成とした。しかし、
図5に示すように、弾性部21eのほぼ中央から下向き
に突部21fを一体で設け、その突部21fを逆止弁1
8に突き当てて該弾性部21eを変形する構成としても
よい。
ン14をロックしたとき、逆止弁18の突部18dに突
き当てて弾性部21eを変形する構成とした。しかし、
図5に示すように、弾性部21eのほぼ中央から下向き
に突部21fを一体で設け、その突部21fを逆止弁1
8に突き当てて該弾性部21eを変形する構成としても
よい。
【0033】また、上述した実施例では、ピストン13
の動きをロックしたとき前記逆止弁18を付勢してそれ
を閉位置に保持する弾性部21eをピストン13に一体
的に設ける構成とした。しかし、図示省略するが、ピス
トン13の動きをロックしたとき逆止弁18を付勢して
それを閉位置に保持する弾性部21eを該逆止弁18に
一体的に設ける構成としてもよい。
の動きをロックしたとき前記逆止弁18を付勢してそれ
を閉位置に保持する弾性部21eをピストン13に一体
的に設ける構成とした。しかし、図示省略するが、ピス
トン13の動きをロックしたとき逆止弁18を付勢して
それを閉位置に保持する弾性部21eを該逆止弁18に
一体的に設ける構成としてもよい。
【0034】さらに、上述した実施例では、ピストン1
3の動きをロックしたとき前記逆止弁18を付勢してそ
れを閉位置に保持する弾性部21eをピストン13また
は逆止弁18に一体的に設ける構成とした。しかし、図
示省略するが、ピストン13の動きをロックしたとき逆
止弁18を付勢してそれを閉位置に保持するコイルスプ
リングのような弾性部材を、前記復帰バネ19とは別個
に、前記ピストン13と前記逆止弁18との間に設ける
構成としてもよい。そして、ピストン13の動きをロッ
クしたとき、たとえば逆止弁18に設けた弾性部材に該
ピストン13を接触して該弾性部材を圧縮する。そし
て、その弾性部材の付勢力で逆止弁18を弁座12iに
押し付け、該逆止弁18を閉位置に保持する。
3の動きをロックしたとき前記逆止弁18を付勢してそ
れを閉位置に保持する弾性部21eをピストン13また
は逆止弁18に一体的に設ける構成とした。しかし、図
示省略するが、ピストン13の動きをロックしたとき逆
止弁18を付勢してそれを閉位置に保持するコイルスプ
リングのような弾性部材を、前記復帰バネ19とは別個
に、前記ピストン13と前記逆止弁18との間に設ける
構成としてもよい。そして、ピストン13の動きをロッ
クしたとき、たとえば逆止弁18に設けた弾性部材に該
ピストン13を接触して該弾性部材を圧縮する。そし
て、その弾性部材の付勢力で逆止弁18を弁座12iに
押し付け、該逆止弁18を閉位置に保持する。
【0035】
【発明の効果】以上のことから、噴射ボタンを押し下げ
てピストンを押し込みロックしたとき、請求項1に記載
のものでは、ピストンまたは逆止弁に一体的に設けた弾
性部で付勢して逆止弁を閉位置に保持し、請求項2に記
載のものでは、復帰バネとは別個に設けた弾性部材で付
勢して逆止弁を閉位置に保持し、容器内とシリンダ内と
の連通を遮断するので、噴出器の運搬時、該噴出器が横
になっても内溶物が外部に漏れることを防止することが
できる。
てピストンを押し込みロックしたとき、請求項1に記載
のものでは、ピストンまたは逆止弁に一体的に設けた弾
性部で付勢して逆止弁を閉位置に保持し、請求項2に記
載のものでは、復帰バネとは別個に設けた弾性部材で付
勢して逆止弁を閉位置に保持し、容器内とシリンダ内と
の連通を遮断するので、噴出器の運搬時、該噴出器が横
になっても内溶物が外部に漏れることを防止することが
できる。
【図1】この発明の一実施例である噴出器で、ピストン
を押し込み噴射ボタンをロックした運搬時における該噴
出器の要部の縦断面図である。
を押し込み噴射ボタンをロックした運搬時における該噴
出器の要部の縦断面図である。
【図2】その使用時、復帰バネでピストンを押し出した
状態における噴出器の要部の縦断面図である。
状態における噴出器の要部の縦断面図である。
【図3】そのピストンのピストン下部の拡大断面図であ
る。
る。
【図4】そのピストンの図3中軸方向下から見た底面図
である。
である。
【図5】そのピストンの他例で、そピストン下部の拡大
断面図である。
断面図である。
【図6】従来例で、使用時、復帰バネでピストンを押し
出した状態におけるポンプの部分断面図である。
出した状態におけるポンプの部分断面図である。
【図7】その運搬時、ピストンを押し込みロックした状
態におけるポンプの部分断面図である。
態におけるポンプの部分断面図である。
11 容器 12 シリンダ 13 ピストン 14 噴射ボタン 14f 噴出口 18 逆止弁 19 復帰バネ 21e 弾性部
Claims (2)
- 【請求項1】 使用時、噴射ボタンを押し下げ、ピスト
ンを押し込んでシリンダ内の内容物を前記噴射ボタンの
噴出口から吐出し、一方押し下げを解除したとき復帰バ
ネでピストンを押し出し、逆止弁を開いて容器内の内容
物を前記シリンダ内に吸い上げるとともに、運搬時に
は、前記噴射ボタンを押し下げて前記ピストンを押し込
みロックする噴出器において、前記ピストンの動きをロ
ックしたとき前記逆止弁を閉位置に保持する弾性部を、
前記ピストンまたは逆止弁に一体的に設けてなる、噴出
器。 - 【請求項2】 使用時、噴射ボタンを押し下げ、ピスト
ンを押し込んでシリンダ内の内容物を前記噴射ボタンの
噴出口から吐出し、一方押し下げを解除したとき復帰バ
ネでピストンを押し出し、逆止弁を開いて容器内の内容
物を前記シリンダ内に吸い上げるとともに、運搬時に
は、前記噴射ボタンを押し下げて前記ピストンを押し込
みロックする噴出器において、前記ピストンの動きをロ
ックしたとき前記逆止弁を閉位置に保持する弾性部材
を、前記復帰バネとは別個に、前記ピストンと逆止弁と
の間に設けてなる、噴出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6145472A JPH07328496A (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 噴出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6145472A JPH07328496A (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 噴出器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07328496A true JPH07328496A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=15386044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6145472A Pending JPH07328496A (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 噴出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07328496A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011068380A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 液体吐出ポンプ |
JP2011518731A (ja) * | 2008-04-25 | 2011-06-30 | バルワー エス.アー.エス. | 流体ディスペンサ装置 |
WO2011093027A1 (ja) * | 2010-01-28 | 2011-08-04 | 株式会社吉野工業所 | ポンプ |
JP2013237453A (ja) * | 2012-05-11 | 2013-11-28 | Daiwa Can Co Ltd | ポンプ容器 |
KR20160051557A (ko) * | 2014-10-30 | 2016-05-11 | 주식회사 세광코리아 | 하향식 액상물질 디스펜서 |
WO2020043053A1 (zh) * | 2018-08-27 | 2020-03-05 | 中山市美捷时包装制品有限公司 | 一种乳液泵 |
-
1994
- 1994-06-03 JP JP6145472A patent/JPH07328496A/ja active Pending
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011518731A (ja) * | 2008-04-25 | 2011-06-30 | バルワー エス.アー.エス. | 流体ディスペンサ装置 |
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JP5635015B2 (ja) * | 2010-01-28 | 2014-12-03 | 株式会社吉野工業所 | ポンプ |
CN102770666A (zh) * | 2010-01-28 | 2012-11-07 | 株式会社吉野工业所 | 泵 |
US20120325862A1 (en) * | 2010-01-28 | 2012-12-27 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | Pump |
WO2011093027A1 (ja) * | 2010-01-28 | 2011-08-04 | 株式会社吉野工業所 | ポンプ |
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AU2011210409B2 (en) * | 2010-01-28 | 2015-05-07 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | Pump |
US9044771B2 (en) | 2010-01-28 | 2015-06-02 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | Pump |
CN102770666B (zh) * | 2010-01-28 | 2015-11-25 | 株式会社吉野工业所 | 泵 |
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US11084054B2 (en) | 2018-08-27 | 2021-08-10 | Majesty Packaging Systems Limited | Lotion pump |
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