JPH07327976A - X線ct装置 - Google Patents

X線ct装置

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JPH07327976A
JPH07327976A JP6122385A JP12238594A JPH07327976A JP H07327976 A JPH07327976 A JP H07327976A JP 6122385 A JP6122385 A JP 6122385A JP 12238594 A JP12238594 A JP 12238594A JP H07327976 A JPH07327976 A JP H07327976A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
breathing
instruction
voice
breath
ray
Prior art date
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Pending
Application number
JP6122385A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Maruyama
健次 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Medical Corp filed Critical Hitachi Medical Corp
Priority to JP6122385A priority Critical patent/JPH07327976A/ja
Publication of JPH07327976A publication Critical patent/JPH07327976A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被検者の呼吸に係わる不安感による疲労の増
大を解消し、また、息継ぎを容易にしてスキャンと息継
ぎのタイミングの不一致による体動発生をなくし、不良
画像の発生を防止する。 【構成】 音声発生装置3により被検者へ音声による呼
吸の停止あるいは開始の指示をすると共に、音声発生装
置3の指示が継続中の状態であることを表示する呼吸指
示表示灯11を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声発生装置及び表示
灯によって被検者に息継ぎや息止め、あるいは準備等の
呼吸指示を行うX線CT装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】X線CT装置において、被検者への息継
ぎや息止め、あるいは準備等の呼吸指示は、通常、オペ
レータから直接インターホンでなされたり、音声発生装
置等を用いてなされる。
【0003】また、上記のような音声手段以外の手段と
して、トラフィックライトと呼ばれる表示灯を用いた呼
吸指示手段がある。これは息止めの時間だけ上記表示灯
の発光素子を点灯させるものであり、息止め時間や、息
継ぎをするか否か、息継ぎをするとしたらその時間等に
ついては指示されない。
【0004】最近のX線CT装置では、上記音声発生装
置と表示灯を用いて呼吸指示を行う場合が多い。この場
合でも、被検者は、音声発生装置から例えば息止めの音
声指示があった場合に、息を止めていなければならない
という状態を上記表示灯により認識することができる
が、息を止めていなけれならない時間や、次の息継ぎ指
示がいつあるのか等を知ることができない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来技術
では、音声発生装置からの音声指示と表示灯による発光
指示とにより、被検者に対して呼吸指示を与えていた。
これによると、被検者は、表示灯により例えば息を止め
ていなければならないということが分かっても、どのく
らいの時間、息を止めていればよいのか判断ができず、
不安感を与えて疲労を増大させ、また、次のスキャンが
いつ始まるのか分からないため、息継ぎのタイミングが
スキャンと一致せず、それが体動として現われ、不良画
像を生じさせる等の問題点があった。
【0006】本発明の目的は、呼吸に係わる不安感に起
因する疲労の増大を解消し、また、息継ぎを容易にして
スキャンと息継ぎのタイミングの不一致に起因する体動
発生をなくし、不良画像の発生を防止できるX線CT装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、被検者へ音
声による呼吸の停止あるいは開始の指示をする音声発生
装置と、この音声発生装置の指示に応じて点灯あるいは
消灯する表示灯とを具備するX線CT装置において、前
記表示灯は、前記音声発生装置の指示が継続中の状態で
あることを認識されるように表示することにより達成さ
れる。
【0008】
【作用】表示灯は、音声発生装置による音声指示に応じ
て点,消灯し、呼吸指示の内容を表示すると共に、呼吸
指示の内容表示の継続中にその時間の経過をも表示す
る。これにより、被検者の呼吸に係わる不安感、特にど
のくらいの時間、息を止めていればよいのかの不安によ
る疲労の増大は解消され、また、息継ぎを容易にして息
継ぎとスキャンのタイミングの不一致による体動発生が
なくなり、不良画像の発生が防止されることになる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明によるX線CT装置の一実施例を
示すブロック図である。
【0010】図1において、1は装置全体を操作する中
央操作卓、2は装置全体を制御するCPU、3は被検者
(図示せず)への息継ぎや息止め等の呼吸指示を音声で
行うための合成音声信号を発生する音声発生装置、4は
音声発生装置3からの合成音声信号を増幅するインター
ホンアンプ、5はインターホンアンプ4からの信号を音
声に変換するスピーカである。
【0011】また、6は中央操作卓側インターフェース
(第1インターフェース)、7はスキャナ、7aはスキ
ャナ開口部、8はスキャナ側インターフェース(第2イ
ンターフェース)、9はスキャナCPU、10は後述呼
吸指示表示灯の発光素子、ここではLEDを点,消灯制
御する制御回路(LED制御回路)、11は息継ぎや息
止め及びそれらの時間等の呼吸指示を複数のLEDの
点,消灯で行う呼吸指示表示灯である。
【0012】この場合、図示するように、CPU2、音
声発生装置3、インターホンアンプ4及び第1インター
フェース6は中央操作卓1に設けられ、またスピーカ
5、第2インターフェース8、スキャナCPU9、LE
D制御回路10及び呼吸指示表示灯11はスキャナ7に
設けられている。このうち、呼吸指示表示灯11は後述
するようにスキャナ開口部7aの被検者(図示せず)か
ら見やすい位置に、スピーカ5はそこからの音声を被検
者が聞き取りやすい位置に、各々取り付けられている。
【0013】ここで、上記中央操作卓1内のCPU2
は、計測スタートの起動により、音声発生がセットされ
ている場合に、音声発生装置3に対してその動作のタイ
ミング信号(音声発生タイミング信号)を発生する。こ
れにより、音声発生装置3からは所定の音声(音声指
示)を発するための合成音声信号が所定の順序,タイミ
ングで発生され、その合成音声信号はインターホンアン
プ4で増幅され、スキャナ7内のスピーカ5に送られて
音声が発生される。これにより、合成音声による呼吸指
示(音声指示)が行われる。
【0014】また、呼吸指示表示灯11の動作のタイミ
ング信号(表示灯動作タイミング信号)は、同様にCP
U2から発せられ、第1インターフェース6及び第2イ
ンターフェース8を経由してスキャナCPU9で読み取
られる。スキャン時間(息止め時間)やスキャン回数等
のスキャン条件(主として計測部位の種別に依存す
る。)を表わす信号(スキャン条件信号)も同様にCP
U2から発せられてスキャナCPU9で読み取られる。
スキャナCPU9は、上記表示灯動作タイミング信号及
びスキャン条件信号に基づいて所定のタイミングパルス
をLED制御回路10に与え、呼吸指示表示灯11中の
複数のLEDのうち、該当するLEDの点,消灯をスキ
ャン条件に応じた時間で行う。
【0015】以上により、呼吸指示表示灯11は音声発
生装置3による音声指示のタイミングに応じて動作さ
れ、かつその音声指示の内容に合致した呼吸指示の項目
のLEDにつき、必要とする時間、点,消灯し、これに
より、呼吸指示の内容表示と、その内容表示の継続時間
の経過とが表示されことになる。
【0016】図2は、計測スタートから2回のX線曝射
(スキャン)を終えるまでにおける、音声発生装置3か
らの音声指示のタイミング及びその内容と、X線曝射動
作と、呼吸指示表示灯11のLEDの点,消灯動作との
関係の具体例を示す。
【0017】この図2において、左右方向が時間軸であ
る。またここでは、呼吸指示の項目(内容)としてA:
「準備」、B:「息継ぎ」及びC:「息止め」が設定さ
れ、かつそれらの項目A〜Cにつき、各々3つのLED
(1A〜3A,1B〜3B,1C〜3C)が用意され、
現在の項目表示と、各項目における時間の経過とが表示
可能に上記呼吸指示表示灯11が構成されている。な
お、図中LED1A〜3A,1B〜3B,1C〜3Cに
おける斜線部はLEDオン状態、すなわち点灯状態を表
わし、それ以外の部分はオフ状態、すなわち消灯状態を
表わす。
【0018】図示するように、スキャン前の音声指示
「息を吸って、吐いて、止めて下さい。」に要する発声
時間はTVであり、項目B:「息継ぎ」の3個のLED
1B〜3Bは「息を吸って、吐いて、止めて下さい。」
なる音声指示の発声開始時に全て点灯し、その後、LE
D3B→LED2Bと1個ずつ順次消灯させて行き、発
声が終る時に最後のLED1Bも消灯するようにタイミ
ング信号が設定されている。
【0019】同様に、X線曝射(息止め)時間Txやス
キャンとスキャンの間の準備時間TRについても、その
項目(呼吸指示の内容、ここでは息止め、準備)に該当
する音声指示の発声開始時には、その項目の3個のLE
D全てを点灯し、その後、LEDを1個ずつ消灯させて
行くことにより、その項目の表示と共に、その表示の継
続中における時間の経過の表示もなされることになり、
被検者はその項目での時間の経過を認識できる。例え
ば、息止め時間Txを3秒とすれば、LED1個当たり
1秒で順次消灯していけばよい。
【0020】図3は、上記呼吸指示表示灯11のスキャ
ナ7への取付例を示す斜視図で、呼吸指示表示灯11部
分についてはその拡大図をも示してある。図示するよう
に、各項目について複数個、例えば3個のLED1A〜
3A,1B〜3B,1C〜3Cが並設され、音声発生装
置3からの音声指示に合わせて、該当する項目のLED
が順次点,消灯、ここでは最初に全てが点灯され、時間
の経過に伴って1個ずつ順次消灯される。これにより、
被検者31は時間の経過を認識できる。
【0021】なお、1項目当たりのLEDの数や、項目
の内容、数及び順序等は、呼吸指示の組合わせ(シーケ
ンス)、具体的には当該X線CT装置が可能なスキャン
の種類あるいは計測部位の種別等に応じて適宜設定され
る。
【0022】また、被検者31の寝台32に寝載される
向きが、スキャナ開口部7aに向かって頭であったり、
その逆に足であったりする場合もあるので、いずれの場
合でも呼吸指示表示灯11の項目や時間の経過を認識し
やすいように、望ましくは向きを逆にした2つの呼吸指
示表示灯11を取り付けておく。項目の表示についても
「準備」、「息継ぎ」、「息止め」等の文字ではなく、
色分けによってもよい。更に、文字であっても印刷文字
ではなく、多数のLEDを「準備」、「息継ぎ」、「息
止め」等の文字の形に配列し、それを点灯しておくよう
にしてもよい。
【0023】更に上述実施例では、表示灯の呼吸指示の
表示について、指示の状態継続が、表示灯の点灯で表わ
され、指示の状態終了が表示灯の消灯で表わされるよう
にしたが、指示の状態継続が消灯で表わされ、指示の状
態終了が点灯で表わされるようにしてもよい。また、表
示灯が指示の状態継続あるいは指示の状態終了におい
て、点滅していずれかを表示するものとしてもよい。
【0024】本発明は、上述実施例に限定されるもので
はなく、その記載した事項の範囲内で種々の組合わせ、
変形が可能であることはいうまでもない。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、被
検者へ音声による呼吸の停止あるいは開始の指示をする
音声発生装置と、この音声発生装置の指示に応じて点灯
あるいは消灯する表示灯とを具備するX線CT装置にお
いて、前記表示灯は、前記音声発生装置の指示が継続中
の状態であることを認識されるように表示するので、被
検者の呼吸に係わる不安感、特にどのくらいの時間、息
を止めていればよいのかの不安による疲労の増大は解消
でき、また、息継ぎが容易になりスキャンと息継ぎのタ
イミングの不一致による体動発生がなくなって不良画像
の発生が防止ができる(特に、スロースピードでのスキ
ャンの時に有効)という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】図1に示す装置における計測スタートからの音
声指示、X線曝射動作及び呼吸指示表示灯のLEDの
点,消灯動作との関係の具体例を示すタイムチャートで
ある。
【図3】呼吸指示表示灯のスキャナへの取付例を示す一
部拡大斜視図ある。
【符号の説明】
1 中央操作卓 2 CPU 3 音声発生装置 4 インターホンアンプ 5 スピーカ 6 中央操作卓側インターフェース(第1インター
フェース) 7 スキャナ 7a スキャナ開口部 8 スキャナ側インターフェース(第2インターフ
ェース) 9 スキャナCPU 10 LED制御回路 11 呼吸指示表示灯 1A〜3A 項目A:「準備」のLED 1B〜3B 項目B:「息継ぎ」のLED 1C〜3C 項目C:「息止め」のLED

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検者へ音声による呼吸の停止あるいは
    開始の指示をする音声発生装置と、この音声発生装置の
    指示に応じて点灯あるいは消灯する表示灯とを具備する
    X線CT装置において、前記表示灯は、前記音声発生装
    置の指示が継続中の状態であることを認識されるように
    表示することを特徴とするX線CT装置。
JP6122385A 1994-06-03 1994-06-03 X線ct装置 Pending JPH07327976A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6122385A JPH07327976A (ja) 1994-06-03 1994-06-03 X線ct装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6122385A JPH07327976A (ja) 1994-06-03 1994-06-03 X線ct装置

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Publication Number Publication Date
JPH07327976A true JPH07327976A (ja) 1995-12-19

Family

ID=14834498

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JP6122385A Pending JPH07327976A (ja) 1994-06-03 1994-06-03 X線ct装置

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JP (1) JPH07327976A (ja)

Cited By (7)

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