JP2012130612A - 呼吸タイミング通知装置 - Google Patents

呼吸タイミング通知装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012130612A
JP2012130612A JP2010287227A JP2010287227A JP2012130612A JP 2012130612 A JP2012130612 A JP 2012130612A JP 2010287227 A JP2010287227 A JP 2010287227A JP 2010287227 A JP2010287227 A JP 2010287227A JP 2012130612 A JP2012130612 A JP 2012130612A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
timing
unit
breathing
subject
respiratory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010287227A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5629569B2 (ja
Inventor
Tatsuya Watanabe
達也 渡邊
Katsuto Morino
克人 森野
Takashi Tanaka
敬 田中
Hiroyuki Konuki
広行 小貫
Masachika Yamahana
将央 山鼻
Shinya Kawanabe
信哉 川鍋
Risa Onishi
莉紗 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Canon Medical Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Medical Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Medical Systems Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2010287227A priority Critical patent/JP5629569B2/ja
Publication of JP2012130612A publication Critical patent/JP2012130612A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5629569B2 publication Critical patent/JP5629569B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Abstract

【課題】被検体の胸部や腹部を撮影する場合において、その被検体が聴覚や視覚が正常であるか否かに係わらず呼吸タイミングを正しく通知することができる呼吸タイミング通知装置を提供する。
【解決手段】呼吸タイミング通知装置は、被検体に対して呼吸タイミングを通知する複数種類の呼吸タイミング通知部9,10,11と、少なくともいずれか一つの呼吸タイミング通知部9,10,11を選択する選択部12と、選択部12により選択された呼吸タイミング通知部9,10,11を駆動させる制御部13と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、呼吸タイミング通知装置に関する。
従来、医療機器であるX線CT装置、MR装置、X線装置等で被検体の胸部や腹部を撮影する場合、被検体に対して「息を吸う」「息を止める」「息を吐く」等の呼吸タイミングを通知する場合がある。このような呼吸タイミングの通知は、音声で行うことが一般的である。しかし、被検体が聴覚障害を有する場合には、音声による呼吸タイミングの通知は困難である。そこで、下記特許文献1、2に記載されたように触覚を通じて呼吸タイミングを通知する装置や、下記特許文献3に記載されたように視覚を通じて呼吸タイミングを通知する装置が提案されている。
特許文献1に記載された触覚を通じて呼吸タイミングを通知する装置は、被検体にバイブレータを内蔵したグリップを握らせ、バイブレータを様々なパターンで振動させることにより被検体に呼吸タイミングを通知している。
特許文献2に記載された触覚を通じて呼吸タイミングを通知する装置は、空気ポンプに接続された風船状のグリップを被検体に握らせ、このグリップを拡張/縮小させることにより呼吸タイミングを通知している。
特許文献3に記載された視覚を通じて呼吸タイミングを通知する装置は、被検体に対して呼吸タイミングを通知する表示部を、走査ガントリの筒状空間の上部壁面に備えられたポジショニングライトの窓部分に設けている。
特開2007−44417号公報 特開平7−323026号公報 特開平9−192123号公報
上述した触覚や視覚を通じて呼吸タイミングを通知する装置では、聴覚に障害がない被検体に対しても触覚や視覚を通じて呼吸タイミングを通知することになる。聴覚に障害がない被験者に対しては、聴覚を通じた音声による呼吸タイミングの通知が最も正しく行え、触覚や視覚を通じた呼吸タイミングは間違って通知される場合がある。例えば、バイブレータが1回振動した場合には「息をすう」の通知であるのに、バイブレータが1回振動した場合に息を吐いてしまう等である。
視覚を通じて呼吸タイミングを通知する場合においては、被検体は呼吸タイミングが通知される表示部を常に見ていなければならない。しかし、被検体がうつ伏せ等の体位をとっている場合には表示部が見にくくなり、被検体に対して呼吸タイミングを正しく通知できなくなる。
被検体に対して呼吸タイミングを正しく通知できないと、撮影された画像の画質が低下し、画質の低下が著しい場合には撮影をやり直さなければならない。撮影された画像の画質が低下した場合には、撮影された画像に基づいて行われる診断精度が低下する。また、
撮影をやり直す場合には、撮影に要する時間が長くなって被験者の負担が大きくなり、X線を利用して撮影する場合には被検体のX線被爆量が増加する。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、その目的は、被検体の胸部や腹部を撮影する場合において、その被検体が聴覚や視覚が正常であるか否かに係わらず呼吸タイミングを正しく通知することができる呼吸タイミング通知装置を提供することである。
実施形態の呼吸タイミング通知装置は、被検体に対して呼吸タイミングを通知する複数種類の呼吸タイミング通知部と、少なくともいずれか一つの呼吸タイミング通知部を選択する選択部と、選択部により選択された呼吸タイミング通知部を駆動させる制御部と、を備える。
本発明の一実施形態のX線CT装置を示す模式図である。 X線CT装置で使用される呼吸タイミング通知装置の構成を示すブロック図である。 記憶部に格納されている撮影プランファイルの構造図である。 撮影プラン入力部における表示画面を示した平面図である。 被検体をX線CT撮影する場合の手順を示すフローチャートである。 第1呼吸タイミング通知部(スピーカ)を駆動させて音声により呼吸タイミングを通知する場合の呼吸タイミングの設定用画面に表示されたグラフである。 第2呼吸タイミング通知部(室内灯)を駆動させて室内灯の明るさの変化により呼吸タイミングを通知する場合の呼吸タイミングの設定用画面に表示されたグラフである。 第3呼吸タイミング通知部(バイブレータ)を駆動させて振動による呼吸タイミングを通知する場合の呼吸タイミングの設定用画面に表示されたグラフである。
本発明の一実施形態の呼吸タイミング通知装置を備えたX線CT装置は、図1に示すように、被検体Pを載せて水平方向にスライド可能な天板1を備えた寝台2と、天板1上に載せられた被検体Pを撮影する撮影部である架台3と、寝台2や架台3をコントロールする操作コンソール4とを備えている。
架台3の中央部には開口部5が形成され、架台3と寝台2とは、天板1がスライドした場合に天板1上に載せられている被検体Pが開口部5に出し入れされる位置に配置されている。
架台3の内部には円環状の回転体6が回転可能に設けられ、この回転体6には、180°離間した位置にX線管7とX線検出器8とが設けられている。X線管7からはX線が照射され、X線管7から照射されて開口部5内に位置する被検体Pを透過したX線がX線検出器8で検出される。
呼吸タイミング通知装置は、図2に示すように、被検体Pに対して呼吸タイミングを通知する3種類の呼吸タイミング通知部(第1呼吸タイミング通知部9,第2呼吸タイミング通知部10,第3呼吸タイミング通知部11)と、少なくとも一つの呼吸タイミング通知部9,10,11を選択する選択部である撮影プラン入力部12と、選択された呼吸タイミング通知部9,10,11を駆動させる制御部13とを備えている。撮影プラン入力部12と制御部13とは、操作コンソール4に設けられている。
第1呼吸タイミング通知部9は、聴覚を通じて被検体Pに呼吸タイミングを通知するスピーカであり、このスピーカ9は架台3に取付けられている。また、スピーカ9は、音声回路14を介して制御部13に接続されている。スピーカ(第1呼吸タイミング通知部)9が制御部13により駆動された場合には、スピーカ9からは「息を吸って」「息を止めて」「息を吐いて」等の合成音声が流れ、この音声により被検体Pに対して呼吸タイミングが通知される。
第2呼吸タイミング通知部10は、視覚を通じて被検体Pに呼吸タイミングを通知する室内灯であり、この室内灯10は寝台2や架台3が設置された室内を照明している。また、室内灯10は、点灯回路15を介して制御部13に接続されている。室内灯(第2呼吸タイミング通知部)10が制御部13により駆動された場合には、室内灯10の明るさが変化し、しかも、吸気開始から吸気停止までの吸気を継続する間は、室内灯10が次第に明るくなる。そして、この室内灯10の明るさの変化により被検体Pに対して呼吸タイミングが通知される。尚、室内灯10の代わりに、架台3の開口部5に照明装置を設けて、この照明装置による明るさを制御するようにしても良い。
第3呼吸タイミング通知部11は、触覚を通じて被検体Pに呼吸タイミングを通知するバイブレータであり、このバイブレータ11は天板1上に載せられた被検体Pが手で握れる位置、例えば、天板1の上面部側方に設けられている。また、バイブレータ11は、振動発生回路16を介して制御部13に接続されている。バイブレータ(第3呼吸タイミング通知部)11が制御部13により駆動された場合には、バイブレータ11が通知する呼吸タイミングに応じて振動する。例えば、吸気を開始するタイミングの場合にはバイブレータ11が1回振動し、吸気を止めるタイミングの場合にはバイブレータ11が2回振動し、呼気を開始するタイミングの場合にはバイブレータ11が3回振動する。
撮影プラン入力部12は、被検体Pを撮影する撮影プランを入力する部分であり、撮影プラン入力部12には複数の撮影プランが格納された記憶部17が接続されている。撮影プラン入力部12に設けられた選択キー18を操作することにより、記憶部17に記憶されている撮影プランの中から一つの選択プランが選択される。
図3は、記憶部17に格納されている撮影プランファイルの構造を示したものである。撮影プランファイル中には、撮影プランの識別情報、少なくとも一つの呼吸タイミング通知部9〜11の選択情報、呼吸タイミングを音声で通知する場合の言語種(例えば、日本語、英語等)、前音声種(例えば、「息を吸って」、「息を吸って下さい」等)、中間音声種(例えば、「息を止めて」、「息を止めて下さい」等)、後音声種(例えば、「息を吐いて」、「息を吐いて下さい」等)、撮影部位(胸部、腹部等)、X線管7の管電流値、X線管7の管電圧値、撮影範囲、撮影時間等の撮影条件等が含まれている。
図4は、呼吸タイミングの通知内容を示す撮影プラン入力部12の表示画面である。表示画面には、撮影プランを選択する選択キー18、選択された撮影プランの識別情報(例えば、1Aa)、選択された第1呼吸タイミング通知部9を表わす絵柄(例えば、丸で囲まれた耳の絵柄)、呼吸タイミングを音声で通知する場合の言語種(例えば、日本語、英語等)、前音声種(例えば、「息を吸って」)、中間音声種(例えば、「息を止めて」)、後音声種(例えば、「息を吐いて」)等が表示される。選択キー18を押圧操作することにより選択する撮影プランを切替えることができ、選択する撮影プランを切替えることにより、識別情報、選択された呼吸タイミング通知部9〜11を表わす絵柄、呼吸タイミングを通知する言語種等の表示が切替わる。第1呼吸タイミング通知部9に代えて第2呼吸タイミング通知部10又は第3呼吸タイミング通知部11が選択された場合には、図4に示されている言語種や音声種を表示する領域に、照度パターン、振動パターン等が表示
される。
なお、撮影プラン中の音声種、照度パターン、振動パターン等については、撮影プランを選択した後、撮影プラン入力部12に設けられているキー等を入力操作することにより変更することができる。
また、音声種、照度パターン、振動パターンのそれぞれに開始タイミングの情報が対応付けられていて、その情報に基づいて各通知が行われる。
開始タイミングの情報は、撮影プランの開始からの時間情報でも良いし、撮影プラン内に設定されている他の要素(撮影開始、終了等)からの経過時間の情報でも良い。
架台3の近傍である架台3の外周部には、選択した撮影プラン中の呼吸タイミング通知部9〜11から通知される通知内容を切替える切替部19が設けられている。この切替部19では、例えば、第1呼吸タイミング通知部(スピーカ)9の音量や音声種、第2呼吸タイミング通知部(室内灯)10の明るさ、第3呼吸タイミング通知部(バイブレータ)11の振動の大きさ等の通知内容を切替えることができる。切替部19は制御部13に接続されており、呼吸タイミング通知部9〜11が駆動される場合には切替部19で切替えられた通知内容に従って呼吸タイミング通知部9〜11から被検体Pに通知される。なお、この切替部19と同じ切替機能を操作コンソール4も備えている。
被検体PをX線CT撮影する場合の手順を図5のフローチャートに基づいて説明する。まず、被検体Pに関する情報(氏名、年齢等)を操作コンソール4において入力する(ステップS1)。この入力は、X線CT画像の撮影を担当する技師等が手入力してもよく、また、電子カルテのデータから取り込んでもよい。
被検体Pに関する情報を入力した後に、撮影プランを選択する(ステップS2)。撮影プランの選択は、撮影プラン入力部12で選択キー18を操作し、記憶部17に格納されている複数の撮影プランの中から一つの撮影プランを選択することにより行う。例えば、被検体Pは耳が聞こえ、日本語を最も良く理解する場合には、識別情報“1Aa”の撮影プランを選択し、呼吸タイミングの通知を日本語で行い、呼吸タイミング通知の前音声種を「息を吸って」等にする。
撮影プランを選択した後、必要な場合には、切替部19又は操作コンソール4において呼吸タイミング通知部9〜11から通知される通知内容を切替える(ステップS3)。この切替えは、例えば、第1呼吸タイミング通知部(スピーカ)9から流れる音声の音量が小さくて被検体Pが聞き取り難い場合に、第1呼吸タイミング通知部(スピーカ)9から流れる音声の音量を大きくするように行う。切替部19での切替は、架台3の近くに移動した技師がスピーカ9から流れる呼吸タイミング通知の音声を被検体Pに聞かせ、被検体Pがその音声を聞き取れるかどうかを確認して切替部19を切替操作することにより行う。操作コンソール4での切替は、操作コンソール4の呼吸タイミングの設定用画面に表示された後述する図6ないし図8に示すグラフをクリックすることにより行う。
ついで、被検体Pを載せた天板1をスライドさせて開口部5に入れるとともにX線管7からX線を照射することによりX線CT撮影を開始する(ステップS4)。このX線CT撮影時において、呼吸タイミングを通知する必要がある場合には、選択した呼吸タイミング通知部9〜11によって被検体Pに呼吸のタイミングを通知する。
図6は、第1呼吸タイミング通知部(スピーカ)9により呼吸タイミングを通知する場合において、撮影プラン入力部12の呼吸タイミングの設定用画面に表示されたグラフを
示している。グラフは、A及びBの範囲がX線管7からX線が照射されるタイミングを示し、X線の照射が開始される一定時間“t1”前に「息を吸って」等の前音声種がスピーカ9から流れ、被検体Pに対して吸気の開始を通知することを示している。またグラフは、X線の照射が開始される直前に「息を止めて」等の中間音声種がスピーカ9から流れ、被検体Pに対して吸気の停止を通知することを示している。さらにグラフは、X線の照射が終了した直後に「息を吐いて」の音声が流れ、被検体Pに対して呼気の開始を通知することを示している。なお、グラフ中には、各音声種に対応する音声が流れるタイミングを示すスピーカのマークが表示されている。グラフ中に表示されたスピーカのマークと符号1とは「息を吸う」ことを意味し、スピーカのマークと符号2とは「息を止める」ことを意味し、スピーカのマークと符号3とは「息を吐く」ことを意味する。
図7は、第2呼吸タイミング通知部(室内灯)10により呼吸タイミングを通知する場合において、撮影プラン入力部12の呼吸タイミングの設定用画面に表示されたグラフを示している。グラフは、X線の照射が開始される一定時間“t1”前から室内灯10が次第に明るくなり、被検体Pに対して吸気の開始を通知することを示している。またグラフは、X線の照射が開始される直前に室内灯10の明るさの変化が停止し、被検体Pに対して吸気の停止を通知することを示している。さらにグラフは、X線の照射を終了した直後から室内灯10が次第に暗くなり、被検体Pに対して呼気の開始を通知することを示している。
図8は、第3呼吸タイミング通知部(バイブレータ)11により呼吸タイミングを通知する場合において、撮影プラン入力部12の呼吸タイミングの設定用画面に表示されたグラフを示している。グラフは、X線の照射が開始される一定時間“t1”前にバイブレータ11が1回振動し、被検体Pに対して吸気の開始を通知することを示している。またグラフは、X線の照射が開始される直前にバイブレータ11が2回振動し、被検体Pに対して吸気の停止を通知することを示している。さらにグラフは、X線の照射を終了した直後にバイブレータ11が3回振動し、被検体Pに対して呼気の開始を通知することを示している。グラフ中には、バイブレータ11が振動するタイミングと振動回数とを示す振動のマークが表示されている。グラフ中に表示された1回の振動マークは「息を吸う」ことを意味し、2回の振動マークは「息を止める」ことを意味し、3回の振動マークは「息を吐く」ことを意味する。
このような構成において、X線CT撮影を行う被検体Pに対し、第1呼吸タイミング通知部(スピーカ)9と、第2呼吸タイミング通知部(室内灯)10と、第3呼吸タイミング通知部(バイブレータ)11とのいずれかによって呼吸タイミングを通知することができる。このため、聴覚が正常である被検体Pに対しては第1呼吸タイミング通知部(スピーカ)9によって呼吸タイミングを通知し、聴覚に障害があるが視覚は正常である被検体Pに対しては第2呼吸タイミング通知部(室内灯)10によって呼吸タイミングを通知し、聴覚と視覚とに障害がある被検体Pに対しては第3呼吸タイミング通知部(バイブレータ)によって呼吸タイミングを通知することにより、各被検体Pに対して呼吸タイミングを正しく通知することができる。
したがって、被検体Pに対して呼吸タイミングを正しく通知できなかったために撮影された画像の画質が低下するという事態の発生や、画質の低下が著しいために撮影をやり直するという事態の発生を防止することができる。そして、撮影された画像の画質が高くなることにより、撮影された画像に基づいて行われる診断の精度を高くすることができる。
第2呼吸タイミング通知部(室内灯)10は、被検体Pが居る室内の明るさを変えることにより被検体Pに対して呼吸タイミングを通知するため、被検体Pがどのような体位(例えば、うつ伏せの体位)をとっている場合でも呼吸タイミングを正しく通知することが
できる。
さらに、吸気中において室内灯10の明るさを次第に変化させ、室内灯10の明るさの変化が停止したタイミングで吸気を停止させるため、吸気を停止させるタイミングの通知を正しく行うことができる。
呼吸タイミング通知部9〜11を選択する選択部が撮影プラン入力部12であり、撮影プラン入力部12に設けられている選択キー18を操作することにより記憶部17に記憶されている複数の撮影プランの中から一つの撮影プランを選択することができる。そして、この撮影プランの中には、呼吸タイミング通知部9〜11の選択情報が含まれているため、撮影プランを選択することにより呼吸タイミング通知部9〜11の選択を自動的に行うことができる。
架台3の外周部には切替部19が設けられており、撮影プランを選択した後、架台3の近くに移動した技師が切替部19を操作することにより、呼吸タイミング通知部9〜11から通知される通知内容を切替えることができる。例えば、第1呼吸タイミング通知部(スピーカ)9から通知される音声の音量を大きくしたり、第3呼吸タイミング通知部(バイブレータ)11の振動の大きさを大きくしたりすることができる。これにより、被検体Pに対して呼吸タイミングをより一層正しく通知することができる。
なお、本実施形態では、撮影プラン入力部12で撮影プランを入力することにより呼吸タイミング通知部9〜11を選択する場合を例に挙げて説明したが、呼吸タイミング通知部9〜11の選択は撮影プランの選択とは別個に行うようにしてもよい。
また、本実施形態では、撮影プランの入力を記憶部17に記憶されている撮影プランの中から選択して行う場合を例に挙げて説明したが、被検体Pの状態に応じて撮影プランを適宜入力するようにしてもよい。
また、本実施形態では、呼吸タイミング通知部9〜11のいずれか一つを選択する場合を例に挙げて説明したが、二つ以上の呼吸タイミング通知部9〜11を選択してもよい。例えば、第1呼吸タイミング通知部(スピーカ)9と第2呼吸タイミング通知部(室内灯)10とを選択し、スピーカ9から流れる音声と室内灯10の明るさの変化との二つにより呼吸タイミングを通知してもよい。
また、本実施形態では、呼吸タイミング通知装置をX線CT装置で使用した場合を例に挙げて説明したが、この呼吸タイミング通知装置は、被検体Pに対して呼吸タイミングを通知する必要があるMR装置やX線装置等のような医療機器においても使用することができる。
以上説明した本発明の実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、様々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変更は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
3 撮影部(架台)
9 呼吸タイミング通知部、第1呼吸タイミング通知部(スピーカ)
10 呼吸タイミング通知部、第2呼吸タイミング通知部、室内灯
11 呼吸タイミング通知部、第3呼吸タイミング通知部(バイブレータ)
12 選択部、撮影プラン入力部
13 制御部
17 記憶部
19 切替部
P 被検体

Claims (7)

  1. 被検体に対して呼吸タイミングを通知する複数種類の呼吸タイミング通知部と、
    少なくともいずれか一つの前記呼吸タイミング通知部を選択する選択部と、
    前記選択部により選択された前記呼吸タイミング通知部を駆動させる制御部と、
    を備えることを特徴とする呼吸タイミング通知装置。
  2. 複数種類の前記呼吸タイミング通知部として、聴覚を通じて呼吸タイミングを通知する第1呼吸タイミング通知部と、視覚を通じて呼吸タイミングを通知する第2呼吸タイミング通知部と、触覚を通じて呼吸タイミングを通知する第3呼吸タイミング通知部とを備えることを特徴とする請求項1記載の呼吸タイミング通知装置。
  3. 前記第2呼吸タイミング通知部は、被検体が居る室内に設けられ、明るさを変化させることにより呼吸タイミングを通知する室内灯であることを特徴とする請求項2記載の呼吸タイミング通知装置。
  4. 前記室内灯は、明るさを次第に変化させることにより吸気を継続するタイミングを通知することを特徴とする請求項3記載の呼吸タイミング通知装置。
  5. 前記選択部は、被検体の撮影プランを入力する撮影プラン入力部であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の呼吸タイミング通知装置。
  6. 前記撮影プラン入力部から入力される前記撮影プランは記憶部に格納された複数の撮影プランの中から選択される一つであり、前記記憶部に格納された個々の前記撮影プラン中に前記呼吸タイミング通知部の選択情報が含まれていることを特徴とする請求項5記載の呼吸タイミング通知装置。
  7. 被検体を撮影する撮影部の近傍に前記呼吸タイミング通知部から通知される通知内容を切替える切替部が設けられ、この切替部が前記制御部に接続され、前記呼吸タイミング通知部が駆動される場合には前記切替部で切替えられた通知内容が前記呼吸タイミング通知部から通知されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の呼吸タイミング通知装置。
JP2010287227A 2010-12-24 2010-12-24 呼吸タイミング通知装置 Active JP5629569B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010287227A JP5629569B2 (ja) 2010-12-24 2010-12-24 呼吸タイミング通知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010287227A JP5629569B2 (ja) 2010-12-24 2010-12-24 呼吸タイミング通知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012130612A true JP2012130612A (ja) 2012-07-12
JP5629569B2 JP5629569B2 (ja) 2014-11-19

Family

ID=46646942

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010287227A Active JP5629569B2 (ja) 2010-12-24 2010-12-24 呼吸タイミング通知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5629569B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019102145A (ja) * 2017-11-29 2019-06-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 制御装置、照明装置、及び制御方法
US20220107428A1 (en) * 2020-10-05 2022-04-07 Konica Minolta, Inc. Device for imaging, radiation imaging system, and recording medium
US11399785B2 (en) 2018-05-24 2022-08-02 Konica Minolta, Inc. Radiation imaging system and imaging guide pattern selection device
EP3773215B1 (en) 2018-05-11 2023-05-17 Shanghai United Imaging Healthcare Co., Ltd. Systems, methods, computing devices, and storage media for medical examination
WO2024057577A1 (ja) * 2022-09-15 2024-03-21 日本電信電話株式会社 呼吸誘導装置、方法およびプログラム

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07327976A (ja) * 1994-06-03 1995-12-19 Hitachi Medical Corp X線ct装置
JP2000325339A (ja) * 1999-05-21 2000-11-28 Ge Yokogawa Medical Systems Ltd 医用装置および放射線断層撮影装置
JP2000342563A (ja) * 1999-06-09 2000-12-12 Toshiba Corp 音声選択装置
JP2005230434A (ja) * 2004-02-23 2005-09-02 Hitachi Medical Corp 医用画像診断装置
JP2007044417A (ja) * 2005-08-12 2007-02-22 Toshiba Corp 医用診断装置
JP2007301153A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 医用画像撮影装置
JP2008119449A (ja) * 2006-10-11 2008-05-29 Toshiba Corp X線コンピュータ断層撮影装置、呼吸指示装置及び医用画像撮影装置
JP2009247509A (ja) * 2008-04-04 2009-10-29 Hitachi Medical Corp 照明を備えた磁気共鳴イメージング装置
JP2010029288A (ja) * 2008-07-25 2010-02-12 Fujifilm Corp 放射線画像撮影装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07327976A (ja) * 1994-06-03 1995-12-19 Hitachi Medical Corp X線ct装置
JP2000325339A (ja) * 1999-05-21 2000-11-28 Ge Yokogawa Medical Systems Ltd 医用装置および放射線断層撮影装置
JP2000342563A (ja) * 1999-06-09 2000-12-12 Toshiba Corp 音声選択装置
JP2005230434A (ja) * 2004-02-23 2005-09-02 Hitachi Medical Corp 医用画像診断装置
JP2007044417A (ja) * 2005-08-12 2007-02-22 Toshiba Corp 医用診断装置
JP2007301153A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 医用画像撮影装置
JP2008119449A (ja) * 2006-10-11 2008-05-29 Toshiba Corp X線コンピュータ断層撮影装置、呼吸指示装置及び医用画像撮影装置
JP2009247509A (ja) * 2008-04-04 2009-10-29 Hitachi Medical Corp 照明を備えた磁気共鳴イメージング装置
JP2010029288A (ja) * 2008-07-25 2010-02-12 Fujifilm Corp 放射線画像撮影装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019102145A (ja) * 2017-11-29 2019-06-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 制御装置、照明装置、及び制御方法
CN109951917A (zh) * 2017-11-29 2019-06-28 松下知识产权经营株式会社 控制装置、照明装置以及控制方法
JP6998559B2 (ja) 2017-11-29 2022-02-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 制御装置、照明装置、及び制御方法
CN109951917B (zh) * 2017-11-29 2022-11-29 松下知识产权经营株式会社 控制装置、照明装置以及控制方法
EP3773215B1 (en) 2018-05-11 2023-05-17 Shanghai United Imaging Healthcare Co., Ltd. Systems, methods, computing devices, and storage media for medical examination
US11399785B2 (en) 2018-05-24 2022-08-02 Konica Minolta, Inc. Radiation imaging system and imaging guide pattern selection device
US20220107428A1 (en) * 2020-10-05 2022-04-07 Konica Minolta, Inc. Device for imaging, radiation imaging system, and recording medium
WO2024057577A1 (ja) * 2022-09-15 2024-03-21 日本電信電話株式会社 呼吸誘導装置、方法およびプログラム
WO2024057486A1 (ja) * 2022-09-15 2024-03-21 日本電信電話株式会社 呼気誘導装置、方法およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5629569B2 (ja) 2014-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5629569B2 (ja) 呼吸タイミング通知装置
JP7006505B2 (ja) 放射線撮影システム及び撮影ガイドパターン選択装置
JP4817365B2 (ja) X線診断装置
JP2004000412A (ja) 放射線撮影装置、放射線撮影方法、プログラム、コンピュータ可読記憶媒体、放射線撮影システム、画像診断支援方法、及び画像診断支援システム
JP2018183525A5 (ja)
JP6075439B2 (ja) X線撮影装置
JP2013066784A (ja) 乳房撮影検査用x線診断装置
JP5361443B2 (ja) X線診断装置
US20240023916A1 (en) Systems and methods for guiding a patient during imaging procedures
JP7485137B2 (ja) 放射線撮影装置
CN112043295A (zh) 动作指示装置以及具备该动作指示装置的x射线摄影装置
US20150320334A1 (en) System, method and computer-accessible medium for improving patient compliance during magnetic resonance imaging examinations
JP2009089739A (ja) 乳房撮影検査用x線診断装置
KR200218763Y1 (ko) 방사선 검사용 음성 출력 장치
JPH10179543A (ja) 医療検査装置
JP2019097769A (ja) X線診断装置、位置合わせ情報作成装置、およびx線診断システム
JP2007044417A (ja) 医用診断装置
WO2020065761A1 (ja) 放射線撮影装置
US12011307B2 (en) X-ray imaging device
JP6911884B2 (ja) 放射線撮影支援装置、放射線撮影支援システム及び放射線撮影支援プログラム
DE10335656A1 (de) Verfahren zur Steuerung der Bewegung der Komponenten einer Röntgendiagnostikeinrichtung und Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens
JP2005065940A (ja) X線装置
JP3964411B2 (ja) Ct装置
JP3235400U (ja) 遠隔放射線撮影システム
JP2005230434A (ja) 医用画像診断装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140625

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140625

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140822

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140908

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141006

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5629569

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350