JP2000342563A - 音声選択装置 - Google Patents
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Abstract
に発声する。 【解決手段】 音声発声部2のデータベース11に、複
数の言語の音声サンプルを各検査指示毎に記憶してお
く。操作者は、撮影前に入力部3を操作して患者が理解
可能な言語を選択する。制御部6は、音声選択部13を
介して操作者により選択された言語に対応する音声サン
プルを読み出し、これを音声プログラムメモリ12に記
憶制御する。そして、撮影開始が指示されると、撮影の
進行状況に対応する音声サンプルを、音声選択部13を
介して音声プログラムメモリ12から読み出し制御し、
これを撮像部1の患者近辺に設けられたスピーカ10に
供給する。これにより、スピーカ10を介して、患者に
理解可能な言語での検査指示を自動的に出すことができ
る。
Description
置,核磁気共鳴装置(MRI装置),X線診断装置等の
被検体の透視画像,撮影画像,断層画像等を撮像する医
用検査装置に設けて好適な音声選択装置に関し、特に、
複数の言語種の中から患者が理解可能な言語を選択し、
この選択した言語で検査時における検査指示を発生可能
とすることにより、検査の国際化への対応等を図った音
声選択装置に関する。
対向するように配置されたX線管及びX線検出部を回転
駆動し、該架台回転部内に挿入された被検体に対して間
欠的或いは連続的にX線を曝射することにより、被検体
の断層像を撮影するいわゆる第3世代のX線CT装置が
知られている。
位の断層像等を正確に撮影するには、操作者が、患者に
対して例えば「息を吸って止めて下さい」,「動かない
で下さい」等の検査指示を出して被検体の体動を抑制し
体位を調整する必要がある。このような検査指示は、操
作者がマイクロホンを介して肉声で行うようになってい
る。しかし、検査において出す検査指示は各患者共同じ
場合が多いうえ、患者が少人数であればよいが、多人数
の各患者に対して同じ検査指示を肉声で出すのは操作者
に対して多大な負担が掛かる。
に載置された患者に対して、撮影のための検査指示を自
動音声で発声する自動音声機能が設けられている。図5
は、この自動音声発声の際に用いられるデータベースに
記憶された音声サンプルを模式的に示した図なのである
が、この図5からわかるように、このデータベースに
は、例えば「息を吐いて止めて下さい」,「息を吸って
止めて下さい」,「息を吸って吐いて止めて下さい」・
・・等の各音声サンプルがそれぞれ「1」,「2」,
「3」・・・等の番号が付されて記憶されている。
前記番号を指定して音声サンプルを選択する。これによ
り、操作者により選択された番号に対応する音声サンプ
ルがデータベースから読み出され再生され自動的に発声
される。
る場合、肺部が拡張された状態で撮影を行うことが好ま
しいため、操作者は、図5に示す番号「2」を選択す
る。これにより、「息を吸って止めて下さい」の検査指
示の音声サンプルが前記データベースから読み出され自
動発声される。
部を拡張状態としたうえで撮影を開始する。そして、撮
影が終了した時点で図5に示す番号「5」を選択する。
これにより、「楽にして下さい」の検査指示の音声サン
プルがデータベースから読み出され自動発声される。患
者は、この「楽にして下さい」の検査指示により、呼吸
を自由とすることができ、また、撮影が終了したことを
認識することとなる。
して長時間の息止めを強要することはできないため、所
望の撮影範囲を一度に撮影しきれない場合は、該撮影範
囲を複数の部分的な撮影範囲に分割し、各撮影範囲毎に
前述の検査指示を出し、複数回にわたって撮影を繰り返
し行うこととなる。
合であったが、この他、頭部の断層像を撮影する場合、
撮影中に患者が動いてしまうと再撮影が必要となるた
め、操作者は、図5に示す番号「4」を選択する。これ
により、「動かないで下さい」の検査指示の音声サンプ
ルがデータベースから読み出され自動発声される。
動を抑制したうえで撮影を開始する。そして、撮影が終
了した時点で図5に示す番号「5」を選択する。これに
より、「楽にして下さい」の検査指示の音声サンプルが
データベースから読み出され自動発声される。患者は、
この「楽にして下さい」の検査指示により、体を自由に
動かすことが可能となり、また、撮影が終了したことを
認識することとなる。
流も盛んになり、様々な国の人々が患者として病院を訪
れるようになっているのであるが、従来のX線CT装置
は、その装置が設けられている国で常用されている言語
でのみ、前記検査指示の自動発声が可能であった。この
ため、装置が設けられている国で常用されている言語を
理解できない患者に対しては、的確に検査指示を出すこ
とができず、検査に支障を来す問題があった。例えば、
英語しか理解できない患者に対して日本語で検査指示を
出しても、患者は検査指示を理解することはできない。
自動音声(音声サンプル)に付された番号を選択して指
示するようになっていたため、操作者は、この番号の選
択を各検査及び各患者毎に行わなければならず大変面倒
な操作を必要とする問題があった。
のであり、複数の言語での検査指示の自動発声を可能と
して、検査の国際化に対応可能とすることができるう
え、各検査及び各患者毎に的確なタイミングで検査指示
を自動的に発声可能とすることで、検査指示を自動発声
させるのに必要な面倒な操作を省略可能とした音声選択
装置に関する。
置は、上述の課題を解決するための手段として、所定の
音声情報を複数種の言語で記憶する記憶手段と、前記複
数種の言語の中から所望の言語を選択する言語選択手段
と、前記言語選択手段により選択された言語に対応する
音声情報を前記記憶手段から読み出す読み出し手段と、
前記読み出し手段により前記記憶手段から読み出され供
給された音声情報に従って音声を出力する音声出力手段
とを具備する。
の音声情報をそれぞれ記憶手段に記憶しておき、読み出
し手段が、言語選択手段により選択された言語の音声情
報を前記記憶手段から読み出して音声出力手段に供給す
る。これにより、患者が理解可能な言語の音声情報で、
例えば検査指示等を出すことができ、検査の国際化に対
応可能とすることができる。
の課題を解決するための手段として、被検体の所定の検
査を行う検査手段による検査行程を入力するための検査
行程入力手段を有し、前記読み出し手段は、前記検査行
程入力手段により入力された検査行程に対応して、前記
言語選択手段により選択された言語に対応する音声情報
を前記記憶手段から読み出し前記音声出力手段に供給す
ることで、該音声出力手段を介して検査行程に応じた音
声を出力する。
された検査行程に対応して、前記言語選択手段により選
択された言語の音声情報を前記記憶手段から自動的に読
み出して音声出力手段に供給することができる。このた
め、従来のように検査行程に応じて番号で指定して検査
指示を出す面倒な操作を不要とすることができる。すな
わち、本発明に係る音声選択装置においては、操作者の
操作は、検査行程の入力と、患者に応じた言語を選択す
るだけとすることができ、従来の面倒な操作を不要とし
て装置の利便性の向上を図ることができる。
に係る音声選択装置は、X線CT装置に適用することが
できる。図1は、本発明が適用された実施の形態のX線
CT装置のブロック図なのであるが、この図1からわか
るように当該実施の形態のX線CT装置は、いわゆる第
3世代のX線CT装置であり、被検体の断層像等の撮影
を行う撮像部1と、自動音声の発声制御を行うための音
声発声部2と、管電圧、感電流、スライス厚等のスキャ
ンプランの入力を行うためのマウスやキーボード等の入
力部3と、音声サンプルの入力や患者に対して肉声での
検査指示を出すためのマイクロホン4とを有している。
層像、及び後に説明する選択可能な言語や発声される検
査指示等が表示されるモニタ装置5と、撮像部1の撮像
制御を行うと共に、モニタ装置5による対話形態で選択
された言語での検査指示の自動発声の制御等を行う制御
部6とを有している。
る位置関係を保持した状態でガントリの内周を回転する
ように設けられたX線管7及びX線検出部8と、寝台9
に載置されガントリ内に挿入された被検体に対して、前
記音声発声部2により自動的に発声制御される検査指
示、及びマイクロホン4を介して入力された操作者から
の検査指示等が聴取可能な位置に設けられたスピーカ1
0とを有している。
複数の言語での検査指示の音声サンプルが記憶されたデ
ータベース11と、操作者により選択された言語の検査
指示の音声サンプルを一旦記憶する音声出力プログラム
メモリ12と、操作者により選択された言語の検査指示
の音声サンプルをデータベース11から読み出して音声
出力プログラムメモリ12に記憶制御すると共に、この
音声出力プログラムメモリ12に記憶された音声サンプ
ルを、スキャンプランに応じて適宜読み出し制御する音
声選択部13とを有している。
る音声サンプルを模式的に示した図なのであるが、この
図2からわかるようにこのデータベース11には、例え
ば「息を吐いて止めて下さい」,「息を吸って止めて下
さい」,「息を吸って吐いて止めて下さい」・・・等の
日本語の各音声サンプルがそれぞれ「1」,「2」,
「3」・・・等の番号が付されて記憶されていると共
に、この日本語の音声サンプルと同義の英語,スペイン
語,中国語,フランス語及びドイツ語等の音声サンプル
がそれぞれ記憶されている。
される音声サンプルの言語は一例であり、この他、例え
ばロシア語やポルトガル語等の任意の言語の音声サンプ
ルを記憶するようにしてもよい。また、任意の言語、或
いは任意の検査指示の音声サンプルも記憶可能となって
おり、このような音声サンプルは、データベース11に
設けられた予領域に番号が付されて記憶されるようにな
っている。
成を有する当該実施の形態のX線CT装置の動作説明を
する。このようなX線CT装置は、撮影開始前に入力部
3を操作してスキャンプランの入力を行うと共に、患者
が理解可能な検査指示の言語の選択を行う。
装置5の表示画面による対話式で行うようになってい
る。具体的には、入力部3を操作して言語の選択を指定
すると、制御部6は、図3(a)に示すような言語選択
のための初期画面をモニタ装置5に表示制御する。この
図3(a)に示すように、言語選択のための初期画面に
は、カーソル19及び日本語,英語,スペイン語等の選
択可能な言語が表示される他、選択した言語の決定を指
示するための決定キー20(OK)、及び選択した言語
のキャンセルを指示するためのキャンセルキー21(キ
ャンセル)が表示される。
が表示されると、入力部3の例えばマウス装置によりカ
ーソル19を所望の言語の表示位置に移動操作し該マウ
ス装置をクリック操作する。このクリック操作が行われ
ると、制御部6は、その時カーソル19が位置していた
箇所に表示されていた言語を検出すると共に、モニタ装
置上に表示されているその言語の表示色を変更制御す
る。図3(a)は、これから撮影を行う患者が日本語が
理解可能な患者であるため、「日本語」が選択された様
子を示しているのであるが、この例においては、各言語
に隣接して表示された○印の表示色を変更するようにな
っている。
変更制御された言語と、自分が希望する言語との間に相
違がない場合は、決定キー20の表示位置にカーソル1
9を移動操作し、マウス装置をクリック操作する。この
クリック操作が行われると、制御部6は、操作者により
選択された言語を認識し、以下に説明するようにこの選
択された言語の音声サンプルで検査指示を出すように音
声発声部2を制御する。
表示色が変更制御された言語と、自分が希望する言語と
の間に相違があった場合は、キャンセルキー21の表示
位置にカーソル19を移動操作し、マウス装置をクリッ
ク操作する。このクリック操作が行われると、制御部6
は、変更制御した言語の表示色を、元の表示色に戻すよ
うに表示制御する。操作者は、制御部6により元の表示
色に変更制御された言語を確認した後、前述の言語の選
択操作を再度繰り返し行うこととなる。
望の言語が選択されると、制御部6は、検査行程に応じ
た検査指示を自動的に発声制御する。
されると、制御部6は、操作者により選択された言語を
示すデータを音声選択部13に供給する。音声選択部1
3は、制御部6から操作者により選択された言語を示す
データが供給されると、この言語の全ての音声サンプル
をデータベース11から読み出し、これを音声出力プロ
グラムメモリ12に一旦書き込み制御する。例えば、こ
の例においては、前述のように言語として日本語が選択
されたため、音声選択部13は、図2に示す番号1〜5
が付された日本語の全ての音声サンプルをデータベース
11から読み出し、これを音声出力プログラムメモリ1
2に一旦書き込み制御する。
言語の音声サンプルが音声出力プログラムメモリ12に
書き込まれると、制御部6が、撮像部1を制御して被検
体の所望の部位の断層像の撮影を開始すると共に、音声
選択部13が、その撮影行程(検査行程)に対応する音
声サンプルを音声出力プログラムメモリ12から読み出
し、これを制御部6を介して撮像部1に設けられたスピ
ーカ10に供給する。これにより、撮影行程に応じた検
査指示がスピーカ10を介して発声されることとなる。
の撮影を行う場合には、患者に息を吸って止めてもら
い、肺部が拡張した状態で撮影を行うのが好ましいので
あるが、肺部を広範囲にかけて撮影する場合には、この
撮影の間、患者に対して息を止めておくことを強いるの
は患者の負担が大きくなり好ましいことではない。この
ため、肺部の広範囲の撮影を行う場合は、図4に示すよ
うに一連の広範囲の撮影領域を複数の撮影領域に分割
し、この分割した各撮影領域毎に撮影を行う。これによ
り、息止めによる患者の負担を軽減することができる。
して設定可能となっており、制御部6は、操作者により
撮影の開始が指示されると(図4に示すスタート)、第
1回目の撮影の直前に撮影開始を示すデータを音声選択
部13に供給すると共に、モニタ装置5の表示画面に、
図3(b)に示すようにこれから発声する音声(発声す
る音声)、及び操作者により選択されている言語(選択
言語)をそれぞれ表示制御する。
本語が選択され、第1回目の撮影開始時には「息を吸っ
て止めて下さい」の音声が発声されることとなっている
ため、モニタ装置5の表示画面には、発声する音声とし
て「息を吸って止めて下さい」の文字が、また、選択言
語として「日本語」の文字が、それぞれ表示されること
となる。これにより、操作者は、現在選択されている言
語と、発声されようとしている音声とを確認することが
できる。
ータが供給されると、音声出力プログラムメモリ12に
記憶されている音声サンプルのうち、番号2が付された
「息を吸って止めて下さい」の音声サンプルを読み出
し、これを制御部6に供給する。制御部6は、この音声
サンプルを撮像部1に設けられたスピーカ10に供給す
る。これにより、第1回目の撮影の直前に、撮像部1に
設けられたスピーカ10を介して「息を吸って止めて下
さい」との検査指示が発声される。そして、患者は、こ
の検査指示に従って息を吸って止めることで肺部を撮影
に好ましい拡張状態とし、この拡張状態の肺部の断層像
を撮像部1で撮像することとなる。
ピーカ10から発声される音声を聞き取り易い位置に設
けられている。このため、患者に対して正確に検査指示
を伝えることができ、検査進行の円滑化を図ることがで
きる。
撮影が10スキャンで終了するとした場合、この10ス
キャン終了後に、制御部6は、第1回目の撮影終了を示
すデータを音声選択部13に供給すると共に、モニタ装
置5の表示画面に、図3(c)に示すようにこれから発
声する音声(発声する音声)、及び操作者により選択さ
れている言語(選択言語)をそれぞれ表示制御する。
本語が選択され、第1回目の撮影終了時には「楽にして
下さい」の音声が発声されることとなっているため、モ
ニタ装置5の表示画面には、発声する音声として「楽に
して下さい」の文字が、また、選択言語として「日本
語」の文字が、それぞれ表示されることとなる。
ータが供給されると、音声出力プログラムメモリ12に
記憶されている音声サンプルのうち、番号5が付された
「楽にして下さい」の音声サンプルを読み出し、これを
制御部6を介してスピーカ10に供給する。これによ
り、第1回目の撮影が終了した後にスピーカ10を介し
て「楽にして下さい」との検査指示が発声される。そし
て、患者は、この検査指示に従って呼吸を自由にするこ
ととなる。なお、患者が息を止めている時間は、例えば
10スキャンの間等の僅かな時間であるため、該息止め
が患者の負担になることはない。
発声動作を説明したが、第2回目以降の撮影時も同様で
あり、スキャンの開始時には「息を吸って止めて下さ
い」との検査指示がスピーカ10を介して発声され、
「息を吸って止めて下さい」の文字がモニタ表示され、
また、スキャンの終了時には「楽にして下さい」との検
査指示がスピーカ10を介して発声され、「楽にして下
さい」の文字がモニタ表示されることとなる(図4参
照)。
検査開始前に操作者により選択された同じ言語の音声が
発生される。そして、各分割領域の撮影を全て終了する
と、制御部6は、図3(a)に示した言語選択のための
初期画面をモニタ装置5に表示制御して待機状態とな
る。
1から読み出した音声サンプルを音声出力プログラムメ
モリ12に一旦書き込み制御し、撮影行程に応じてこの
音声出力プログラムメモリ12から対応する音声サンプ
ルを読み出すこととしたが、これは、データベース11
から撮影行程に対応する音声サンプルを直接読み出して
もよい。ただ、この例のように音声出力プログラムメモ
リ12を設けることで、該音声出力プログラムメモリ1
2をキャッシュメモリとして用いることができ、大容量
のデータベース11に直接アクセスして音声サンプルの
読み出しを行うよりも、高速に音声サンプルの読み出し
を可能とすることができる。従って、撮影時間の短縮化
に貢献することができる。
撮影を行った患者は日本語が理解可能な患者であった
が、次に撮影を行う患者が英語しか理解することができ
ない患者であった場合、操作者は、図3(a)に示す言
語選択のための初期画面の「英語」の表示位置にカーソ
ル19を移動操作しマウス装置をクリック操作する。こ
のクリック操作が行われると、制御部6は、その時カー
ソル19が位置していた箇所に表示されていた言語(こ
の例の場合は英語)を検出すると共に、「英語」の文字
に隣接して表示されている○印の表示色を変更制御する
ことで、操作者により選択された言語を明示する。
た言語と、自分が希望する言語との間に相違がない場合
は、決定キー20の表示位置にカーソル19を移動操作
し、マウス装置をクリック操作する。制御部6は、決定
キー20がクリック操作されると、図3(d)に示すよ
うに「選択言語」の文字と共に現在選択されている言語
を示す「英語」の文字をモニタ表示すると共に、検査行
程に応じて、例えば「発声する音声」として「RELA
X」等の英文字をモニタ表示すると共に、その下に日本
語意である「楽にして下さい」等の文字をモニタ表示す
る。これにより、操作者は、現在選択されている言語
と、発声されようとしている英語及びその日本語意を知
ることができる。
より選択された言語が英語であることを示すデータを音
声選択部13に供給する。音声選択部13は、このデー
タが供給されると、図2に示す例えば番号6〜10が付
された英語の音声サンプルをデータベース11から読み
出し、これを音声出力プログラムメモリ12に一旦書き
込み制御する。そして、撮影時となると、音声選択部1
3が、撮影行程に対応する英語の音声サンプルを音声出
力プログラムメモリ12から読み出し、これを制御部6
を介してスピーカ10に供給する。これにより、スピー
カ10を介して患者が理解可能な英語により検査指示を
出すことができる。
する動作であったが、例えばスペイン語が理解可能な患
者に対しては、図3(a)に示した言語選択のための初
期画面で「スペイン語」を選択することにより、また、
フランス語が理解可能な患者に対しては、前記初期画面
で「フランス語」を選択することにより、上述の「英
語」が選択された場合と同様に、それぞれ「スペイン
語」或いは「フランス語」で検査指示が出されることと
なる。
例えば日本国で使用されるとした場合、患者としては日
本語が理解可能な日本人が多い。このため、当該X線C
T装置は、前記選択言語のデフォルトとして「日本語」
が自動的に選択されるようになっている。このため、制
御部6は、前記「英語」が選択された場合等のように、
「日本語」以外の言語が選択された場合、その患者の検
査中は、この選択された言語の音声サンプルを読み出し
て発生制御するが、その患者の検査が終了した際には、
選択言語を、それまで選択されていた「英語」からデフ
ォルトの「日本語」に自動的に戻して選択する。これに
より、他国語(この例の場合は日本語以外の言語)しか
理解できない患者に対してのみ、言語の選択操作を行え
ばよいため、当該X線CT装置の操作をさらに簡略化す
ることができる。
かなように、当該実施の形態のX線CT装置は、データ
ベース11に複数の言語の音声サンプルを記憶してお
き、制御部6が、この中から操作者により選択された言
語の音声サンプルを読み出してスピーカ10に供給する
ことにより、患者が理解可能な言語で検査指示を出すこ
とができる。このため、検査の国際化に対応可能とする
ことができる。
た言語の検査指示を、スキャンプランに基づいて自動的
に再生して発声制御するようになっているため、従来の
ように検査行程に応じて番号で指定して検査指示を出す
面倒な操作を不要とすることができる。すなわち、当該
X線CT装置においては、操作者の操作は、スキャンプ
ランの入力と、図3(a)に示した言語選択のための初
期画面で患者に応じた言語を選択するだけとすることが
でき、従来の面倒な操作を不要として装置の利便性の向
上を図ることができる。
始前に操作者により選択された言語で各検査行程毎に音
声が発生されるようになっているため、各検査行程毎に
言語を選択するような面倒な操作を不要とすることがで
き、円滑に検査進行を図ることができる。
カ10は、患者がスピーカ10からの音声を聞き取り易
い位置に設けられている。このため、患者に対して正確
に検査指示を伝えることができ、検査進行の円滑化を図
ることができる。
音声サンプルを一旦音声出力プログラムメモリ12に記
憶し、適宜、音声出力プログラムメモリ12から読み出
して用いるようになっているため、該音声出力プログラ
ムメモリ12をキャッシュメモリとして用いることがで
き、大容量のデータベース11に直接アクセスして音声
サンプルの読み出しを行うよりも、高速に音声サンプル
の読み出しを可能とすることができる。従って、検査時
間の短縮化に貢献することができる。
線CT装置が使用される国の常用語がデフォルトとして
自動的に選択されるようになっているため、常用語を理
解可能な患者に対してはスキャンプランの入力のみで自
動的に音声を発生しながら検査を行うことができる。言
い換えれば、言語の選択操作は、このデフォルトとして
自動的に選択される常用語以外の言語を理解する患者に
対してのみ行えばよいため、当該X線CT装置の操作を
さらに簡略化することができる。
施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は上
述の各実施の形態に限定されることはない。例えば、上
述の実施の形態の説明では、本発明をX線CT装置に適
用することとしたが、本発明は、これ以外であっても例
えば核磁気共鳴装置(MRI装置)やX線診断装置等の
被検体の透視画像,撮影画像,断層画像等を撮像する医
用検査装置に適用可能である。そして、この他、本発明
に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば設計等に応
じて種々の変更が可能であることは勿論である。
解可能な言語での検査指示を自動的に発声することがで
きる。このため、検査の国際化に対応可能とすることが
できる。
各患者毎に的確なタイミングで検査指示を自動的に発声
することができる。このため、各検査及び各患者毎に検
査指示を選択して自動発声させる等の面倒な操作を省略
可能とすることができ、当該音声選択装置の利便性の向
上を図ることができる。
態のX線CT装置のブロック図である。
るデータベースに記憶された各言語の音声サンプルを模
式的に示す図である。
めの初期画面、及び検査行程に応じた表示形態を説明す
るための図である。
声発声動作を説明するためのタイムチャートである。
ースに記憶された音声サンプルを模式的に示す図であ
る。
ロホン、5…モニタ装置、6…制御部、7…X線管、8
…X線検出部、9…寝台、10…スピーカ、11…デー
タベース、12…音声出力プログラムメモリ、13…音
声選択部
Claims (5)
- 【請求項1】 所定の音声情報を複数種の言語で記憶す
る記憶手段と、 前記複数種の言語の中から所望の言語を選択する言語選
択手段と、 前記言語選択手段により選択された言語に対応する音声
情報を前記記憶手段から読み出す読み出し手段と、 前記読み出し手段により前記記憶手段から読み出され供
給された音声情報に従って音声を出力する音声出力手段
とを具備する音声選択装置。 - 【請求項2】 被検体の所定の検査を行う検査手段によ
る検査行程を入力するための検査行程入力手段を有し、 前記読み出し手段は、前記検査行程入力手段により入力
された検査行程に対応して、前記言語選択手段により選
択された言語に対応する音声情報を前記記憶手段から読
み出し前記音声出力手段に供給することを特徴とする請
求項1記載の音声選択装置。 - 【請求項3】 前記読み出し手段は、一連の検査行程で
前記音声出力手段を介して出力される音声が全て同じ言
語となるように、前記言語選択手段により選択された言
語に対応する音声情報を前記記憶手段から読み出すこと
を特徴とする請求項2記載の音声選択装置。 - 【請求項4】 前記言語選択手段は、 前記記憶手段に記憶されている音声情報の言語を表示手
段に一覧表示すると共に、この一覧表示された言語の中
から所望の言語が選択された場合には、その選択された
言語を表示手段に表示することと特徴とする請求項1乃
至請求項3のうちいずれか1項記載の音声選択装置。 - 【請求項5】 前記音声読み出し手段は、 前記記憶手段から読み出した音声情報を音声出力手段に
供給すると共に、この音声情報を表示手段に表示制御す
ることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちいずれ
か1項記載の音声選択装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11163121A JP2000342563A (ja) | 1999-06-09 | 1999-06-09 | 音声選択装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11163121A JP2000342563A (ja) | 1999-06-09 | 1999-06-09 | 音声選択装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000342563A true JP2000342563A (ja) | 2000-12-12 |
Family
ID=15767589
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11163121A Pending JP2000342563A (ja) | 1999-06-09 | 1999-06-09 | 音声選択装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000342563A (ja) |
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-
1999
- 1999-06-09 JP JP11163121A patent/JP2000342563A/ja active Pending
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