JP3124676U - 細隙灯顕微鏡用補助照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本考案は、多大なコストの負担なしに、補助照明の照射方向を自由に変えて期待通りの撮像を行うことが可能で、小型化が容易な細隙灯顕微鏡用補助照明装置を提供する。
【解決手段】本考案の細隙灯顕微鏡用補助照明装置は、細隙灯顕微鏡に装着されて使用される補助照明装置であって、患者の被検眼に光を照射し得る発光ダイオードからなる少なくとも1つの照明部と、細隙灯顕微鏡に取り付けられて照明部の動作状態を制御し得る制御部と、制御部から照明部に電力を供給する、制御部に対する照明部の相対的位置関係を任意に決定し、保持可能なフレキシブルケーブルを備える。
【選択図】図1

Description

本考案は、細隙灯顕微鏡に装着されて使用される補助照明装置に関するものである。
従来、眼科における診断に際して、細隙灯顕微鏡が一般に使用されている。細隙灯顕微鏡は、顕微鏡本体と、患者の頭部を静止状態に支持する顎台部と、顎台部によって支持された患者の被検眼に斜め方向から強い細隙光を照射する細隙灯と、被検眼の細隙像を撮影するデジタルカメラ等の撮像装置とを有している。眼科医は、顕微鏡本体によって、被検眼の細隙像を観察し、診断を行うとともに、撮像装置が取り込んだ画像情報を、プリントアウトし、またはコンピュータの補助記憶装置に保存する等していた。
また、近年、眼科の分野においても、インフォームド・コンセントが広く行われるようになってきていることから、撮像装置が取り込んだ画像情報をモニターに表示し、またはプリントアウトし、それを用いて、細隙灯顕微鏡による診断の結果を患者に説明することがなされている。
しかしながら、この場合、細隙光による照明のみを使用して撮像装置によって取り込まれた画像では、図3(A)に示されるように、被検眼の角膜に照射された細隙光8が反射した細隙像7、即ち、被検眼における細隙光の照射を受けた限られた領域しか視認できず、患者は、自己の病状についての説明を十分に理解することが難しかった。
そこで、細隙光による照明に補助照明を追加し、併用することで、図3(B)に示されるように、補助照明が、細隙光が照射する領域の周辺部を照射し、被検眼全体を撮像する検討がなされてきた。
そのひとつは、細隙灯顕微鏡本体の鏡頭部に備えられた対物レンズの周辺に、複数の補助照明を設けたものである(例えば、特許文献1参照)。これにより、被検眼全体の撮影は可能となったが、細隙灯顕微鏡を新規に購入しなおすか、あるいは、眼科医の既存の設備を利用する場合においては、細隙灯顕微鏡の主要部分に大規模な改造を行う必要があり、いずれも眼科医に多大なコスト負担を強いるものであった。また、補助光源が、対物レンズ周辺に内蔵されているために、補助照明の照射方向が限定されてしまい、期待通りの撮像ができない場合があった。
さらに、公知の補助照明装置として、既存の細隙灯顕微鏡に外付けして使用されるものがある。一般に、この補助照明装置は、光源としてハロゲン球を使用しており、ハロゲン球が内蔵された光源ボックスにライトガイドを差し込み、補助照明となる、ライトガイドのもう一方の端面を、細隙灯顕微鏡の鏡頭部に両面テープ等で固定して使用されている。この補助照明装置は、ハロゲン球が必要とする電力が大きいために、発熱対策が施された大型の光源部を必要とし、ライトガイドの引き回しに手間が掛かり、さらに、装置構成が複雑なため高価である、といった問題点があった。
特開2002−102173号公報
このような問題を鑑み、本考案は、多大なコストの負担なしに、補助照明の照射方向を自由に変えて期待通りの撮像を行うことが可能で、小型化が容易な細隙灯顕微鏡用補助照明装置を提供する。
上記問題を解決するために、本考案の細隙灯顕微鏡用補助照明装置は、顕微鏡本体と、患者の頭部を静止状態に支持する顎台部と、顎台部によって支持された患者の被検眼に細隙光を照射する細隙灯と、被検眼の細隙像を撮影する撮像装置とを有する細隙灯顕微鏡に装着されて使用される補助照明装置であって、被検眼に光を照射し得る発光ダイオードからなる少なくとも1つの照明部と、細隙灯顕微鏡に取り付けられて照明部の動作状態を制御し得る制御部と、制御部から照明部に電力を供給する、制御部に対する照明部の相対的位置関係を任意に決定し、保持可能なフレキシブルケーブルを備える。
好ましくは、上記制御部は、照明部の作動状態と非作動状態とを切り替えるとともに、照明部の発光強度を調整可能なボリュームを備えている。
さらに好ましくは、上記照明部は、発光ダイオードの照射方向前面に配置される照明色変換手段を備えている。
本考案によれば、多大なコストの負担なしに、補助照明の照射方向を自由に変えて期待通りの撮像を行うことが可能で、小型化が容易な細隙灯顕微鏡用補助照明装置が得られる。
以下、図面を参照して、本考案の実施の形態について説明を行う。
図1は、本考案の補助照明装置が取り付けられた状態の細隙灯顕微鏡を示す側面図である。顕微鏡本体1は、公知の顕微鏡本体であり、接眼レンズを有する接眼レンズ部11と対物レンズ(図示せず)を有している。細隙灯3は、強い細隙光を顎台部2によって支持された患者の被検眼に斜め方向から照射する。眼科医は、対物レンズと接眼レンズを介して、細隙光が照射された被検眼を診察する。対物レンズを介して得られた像は、接眼レンズから視認されるのと同時に、撮像部4で撮像され、画像情報に変換される。図1には示していないが、撮像部4は、プリンター、モニター、コンピュータ等に接続されており、画像情報は、診察と同時に、または診察の後に確認することができる。
本例では、補助照明装置6の制御部61は、診断時の作業性を考慮して顕微鏡本体1の支持部5に装着した。
次に、図2を参照して、補助照明装置6について詳細な説明を行う。補助照明装置6は、制御部61と、フレキシブルケーブル62と、照明部63と、電源ケーブル65を有している。フレキシブルケーブル62は、制御部61から照明部63に電力を供給するのと同時に、制御部61に対する照明部63の相対的位置を、その可撓性により任意に決定し、保持することができる。このため、眼科医は、被検眼に、任意の位置および方向から補助照明を照射することができる。なお、制御部61にバッテリー等を内蔵して、照明部63に電力を供給し得る場合は、電源ケーブル65を省略することができる。
制御部61は、照明部63を作動状態と非作動状態に切り替えるとともに、照明部の発光強度を調整可能なボリュームとを有している。本例では、照明部の作動/非作動状態切り替え機能と、発光強度調整機能を1つのボリュームで実現しているが、例えば、トグルスイッチ等の、他の任意のスイッチを複数組み合わせて使用し、各機能を別々に実現してもよい。
照明部63は、発熱が非常に小さい発光ダイオード(LED)を有している(ハロゲン球:100〜150Wに対して、LED:約1W)。本例では、白色LEDを使用した。LEDの照射方向前面、例えば、照明部63の発光端面64には、照明色変換手段(本例では、色温度変換フィルタ)を取り付けることができる。
一般に、照明部63による補助照明は、細隙灯3による細隙光と近似した種類の光に調整するのが望ましい。本例では、照明色変換手段である色温度変換フィルタは、照明部63の外部に取り付けたが、LEDの照射方向前面であれば、LED照明部63に内蔵してもよい。また、照明色変換手段は、LEDと独立して備えられるものに限定されない。例えば、LEDに含まれる、発光素子の材料や被覆樹脂の材料等の差異により、発光色が異なる複数のLED(RGB3原色等)を備えて、または、材料が異なる複数の発光素子が封入され多色発光可能なLEDを備えて、その各色成分の発光強度を調整する等して、LED自身が照明色変換手段を兼ねてもよい。
本例の制御部61は、ひとつの照明部63を有しているが、これに限定されず、照明部63は複数であってもよい。また、もちろん、複数の補助照明装置6を顕微鏡本体1に装着し、同時に使用することもできる。
また、補助照明装置6の制御部61を顕微鏡本体1に装着する位置は、フレキシブルケーブル62の長さを適宜調整して、他の場所にすることもできる。また、その装着方法は、本例では両面テープを用いたが、公知の、他の装着方法も適用することができる。
本考案の補助照明装置が取り付けられた状態の細隙灯顕微鏡を示す側面図である。 本考案の補助照明装置の斜視図である。 撮像部で取り込まれた画像であって、(A)は補助照明装置を使用しない従来の細隙灯顕微鏡による画像、(B)は本考案の補助照明装置を使用した細隙灯顕微鏡による画像である。
符号の説明
1 顕微鏡本体
11 接眼レンズ部
2 顎台部
3 細隙灯
4 撮像部
5 支持部
6 補助照明装置
61 制御部
611 ボリューム
62 フレキシブルケーブル
63 照明部
64 発光端面
65 電源ケーブル
7 細隙像
8 被検眼に照射された細隙光

Claims (3)

  1. 顕微鏡本体と、患者の頭部を静止状態に支持する顎台部と、前記顎台部によって支持された前記患者の被検眼に細隙光を照射する細隙灯と、前記被検眼の細隙像を撮影する撮像装置と、を有する細隙灯顕微鏡に装着されて使用される補助照明装置であって、
    前記被検眼に光を照射し得る発光ダイオードからなる少なくとも1つの照明部と、
    前記細隙灯顕微鏡に取り付けられて前記照明部の動作状態を制御し得る制御部と、
    前記制御部から前記照明部に電力を供給する、前記制御部に対する前記照明部の相対的位置関係を任意に決定し、保持可能なフレキシブルケーブルと、
    を備えることを特徴とする細隙灯顕微鏡用補助照明装置。
  2. 前記制御部は、
    前記照明部の作動状態と非作動状態とを切り替えるとともに、前記照明部の発光強度を調整可能なボリュームと、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の細隙灯顕微鏡用補助照明装置。
  3. 前記照明部は、
    前記発光ダイオードの照射方向前面に配置される照明色変換手段と、
    を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の細隙灯顕微鏡用補助照明装置。
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