JP2017023376A - 照明装置 - Google Patents

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義宣 中山
Yoshinobu Nakayama
義宣 中山
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Abstract

【課題】口腔内の広範囲を一括して照明するこが可能な照明装置を提供すること。【解決手段】本照明装置は、口腔内を照明する照明装置であって、顔面の所定部を覆うように保持されるマスク状部材と、前記マスク状部材の顔面側に配置された光源群と、を有し、前記光源群からの出射光のうち、生体を透過して前記口腔内に達した透過光により前記口腔内を照明する。【選択図】図1

Description

本発明は、照明装置に関する。
従来、歯科用として診断に用いられる撮影は、主にx線に拠ってなされてきた。一方、昨今の撮像素子の小型化高性能化に伴い、口腔内に光学系を挿入した撮像装置が提供されつつある。何れも、齲蝕の診断に適合する手段として用いることが可能であるが、歯並びを含めた、x線による口腔周辺を走査するような撮影方法は取られていない上、歯間の死角に発生した齲蝕を発見するのは困難である。
又、透明アクリル等からなる導光管とそれを支持した透明板とを有する口腔撮影用照明アダプタ装置をカメラのストロボ部分に取り付ける方法が提案されている。この方法では、導光管は透明板に付着した一端から伸び、途中でカメラレンズ部分に向かって曲げられ、更にカメラレンズ部分の中心付近で導光管の他端が被写体を向くように曲げられる。カメラのストロボから出る光は、導光管の一端から導かれ、他端から出て被写体に照射される。ストロボの光は、透明板や導光管の曲がり部や導光管の他端からの種々の散乱光により、口腔内の暗い部分に照射される(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記の方法は、外部照明の散乱光を用いるものであり、構造が複雑であると共に、口腔内の広範囲を一括して照明することは困難である。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、口腔内の広範囲を一括して照明するこが可能な照明装置を提供することを目的とする。
本照明装置は、口腔内を照明する照明装置であって、顔面の所定部を覆うように保持されるマスク状部材と、前記マスク状部材の顔面側に配置された光源群と、を有し、前記光源群からの出射光のうち、生体を透過して前記口腔内に達した透過光により前記口腔内を照明することを要件とする。
開示の技術によれば、口腔内の広範囲を一括して照明するこが可能な照明装置を提供できる。
第1の実施の形態に係る照明装置を例示する斜視図である。 第1の実施の形態に係る照明装置を患者に装着する様子を例示する斜視図である。 第2の実施の形態に係る照明装置を例示する斜視図である。 第2の実施の形態に係る照明装置を患者に装着する様子を例示する斜視図である。 駆動回路の一例を示す図である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
〈第1の実施の形態〉
図1は、第1の実施の形態に係る照明装置を例示する斜視図であり、図1(a)は照明装置を一方の側から視た様子を、図1(b)は照明装置を他方の側から視た様子を示している。図2は、第1の実施の形態に係る照明装置を患者に装着する様子を例示する斜視図である。
図1を参照するに、照明装置1は、マスク状部材11と、マスク状部材11の患者の顔面側に配置された光源群12とを有しており、患者の口腔内を照明する照明装置である。マスク状部材11には、撮像装置の撮像部を挿入するための穴111が設けられている。なお、図1及び図2における梨地模様は光源群12を構成する多数の光源を模式的に示したものである。
図2に示すように、マスク状部材11は、患者300の顔面の一部に装着し易い形状(お面状)とされており、患者300の顔面の所定部を覆うように保持される。より詳しくは、マスク状部材11は、光源群12を患者300の顔面側に向けて、例えば、患者300の顔面の顎部350へ光源群12を押し付けた状態で保持される。マスク状部材11は、例えば、可撓性を有する樹脂等により形成することができる。
なお、マスク状部材11は、患者300の顔面の左右頬部、上下顎部、上下唇部、頤部(顎の先端部分)、及び頤下部を含む部分を覆うように保持できる形状とすることが好ましい。患者300の口腔内の後方及び上下顎部後方を除く全ての方向の照明を同時に行うことが可能になるからである。
光源群12としては、例えば、多数の発光ダイオードを用いることができる。光源群12は、照明装置1の外部に設けられた駆動回路からの電力により点灯することができる。光源群12を構成する各光源からの出射光は近赤外光(例えば、波長800nm〜1600nm程度の範囲)であることが好ましい。
このような波長の近赤外光は、短波長側(≒可視光領域)の赤血球による吸収や長波長側の水による吸収を避けることが可能であるため、生体を透過した透過光が患者300の口腔内に到達し易いからである。これにより、効率のよい撮像が可能になる。
なお、光源群12を構成する各光源は発光ダイオードには限らず、このような波長の近赤外光を出射可能な任意の光源を用いることができる。
マスク状部材11を患者300の顔面に押し付けた状態で光源群12を点灯させ、マスク状部材11の穴111を介して撮像装置20の撮像部21により、患者300の口腔内を撮像する。この際、光源群12からの出射光のうち、生体(例えば、歯、歯根、歯肉、舌、頬、上顎等)を透過して患者300の口腔内に達した透過光により患者300の口腔内の略全体が照明される。そのため、撮像装置20により患者300の口腔内の良好な撮像が可能となる。但し、光源群12からの出射光の一部が直接患者300の口腔内に達し、透過光と共に患者300の口腔内を照明してもよい。
特に、マスク状部材11が、患者300の顔面の左右頬部、上下顎部、上下唇部、頤部(顎の先端部分)、及び頤下部を含む部分を覆うように保持されていれば、患者300の口腔内の後方及び上下顎部後方を除く全ての方向の照明を同時に行うことができる。この場合、例えば、撮像装置20が全天球型光学系を有していれば、口腔内の後方及び上下顎部後方を除く全ての方向の撮像を一括して行うことが可能となる。
又、撮像装置20を複数備え、画像処理手段により、患者300の口腔内の撮影範囲を拡張してパノラマ画像を得るようにしてもよい。この場合は、撮像装置20が全天球型光学系を有していなくても、撮像装置20が全天球型光学系を有している場合と同様の画像を得ることができる。
画像処理手段は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、メインメモリ等を含む構成とすることができる。この場合、画像処理手段の各種機能は、ROM等に記録されたプログラムがメインメモリに読み出されてCPUにより実行されることによって実現できる。但し、画像処理手段の一部又は全部は、ハードウェアのみにより実現されてもよい。又、画像処理手段は、物理的に複数の装置等により構成されてもよい。画像処理手段は、撮像装置20に内蔵されてもよい。
なお、撮像の際に、必要に応じて、マスク状部材11の穴111を介して、撮像装置20の撮像部21を患者300の口腔内に挿入してもよい。
又、光源群12の点灯は、撮像装置20の性格に合わせて適宜決定できる。例えば、ビデオのような連続的な撮影の場合には、シャッタに同期した断続的な点灯としてもよいし、連続的な点灯としてもよい。スチール撮影の場合は、シャッタに同期して点灯させるのみでもよい。その場合は、連続で点灯する場合よりも、撮影に必要な光度を大きくすることが可能な場合がある。
このように、第1の実施の形態に係る照明装置1は、患者300の顔面の所定部を覆うように保持されるマスク状部材11と、マスク状部材11の顔面側に配置された光源群12とを有している。そして、光源群12からの出射光のうち、生体を透過して患者300の口腔内に達した透過光により口腔内を照明する。これにより、患者300の口腔内の広範囲を一括して照明することが可能となり、全天球型の撮影に適した照明を実現することができる。
〈第2の実施の形態〉
第2の実施の形態では、口腔内を撮像する撮像装置と一体化された照明装置の例を示す。なお、第2の実施の形態において、既に説明した実施の形態と同一構成部についての説明は省略する場合がある。
図3は、第2の実施の形態に係る照明装置を例示する斜視図であり、図3(a)は照明装置を一方の側から視た様子を、図3(b)は照明装置を他方の側から視た様子を示している。図4は、第2の実施の形態に係る照明装置を患者に装着する様子を例示する斜視図である。
図3を参照するに、照明装置2は、マスク状部材11と、マスク状部材11の患者の顔面側に配置された光源群12と、撮像部21を備えた撮像装置20とを有している。すなわち、照明装置2は、口腔内を撮像する撮像装置20と一体化されている。なお、照明装置1とは異なり、穴111は設けられていない。
光源群12の駆動回路は照明装置2の外部に設けてもよいが、照明装置2と一体化することにより取り扱いが容易となる。照明装置2と一体化する場合、例えば、撮像装置20の内部(円筒状の外筐の内側)に、撮像装置20の駆動回路と共に光源群12の駆動回路を配置することができる。
撮像装置20の円筒状の外筐は、取っ手としても機能する。これにより、図4において、撮像装置20の円筒状の外筐を手で持って、患者300の顔面の顎部350へ照明装置2を容易に押し付けて撮像することが可能となる。
本実施の形態では、撮像装置20が全天球型光学系を有している場合、口腔内での撮像部21の位置合わせは略不要である。この点は、外部からの制御によって撮像部分に向けて撮像部の向きを変える必要がある従来の撮像装置とは大きく異なる。
なお、撮像装置20が全天球型光学系を有している場合、光源群12を構成する各光源(発光ダイオード等)は、概ね撮像部21へ向かう方向に各光源の放射軸を合わせる向きに配置することが望ましい。これにより、個人差があって、必ずしも完全に患者300の顔面の顎部350に光源群12が密着しなくても、照明効率の低下を最小限にすることができる。
又、一体化する撮像装置20は複数個であってもよい。この場合、第1の実施の形態で説明した画像処理手段を撮像装置20に内蔵することにより、患者300の口腔内の撮影範囲を拡張してパノラマ画像を得ることができる。すなわち、撮像装置20が全天球型光学系を有していなくても、患者の口腔内の広範囲の撮像を一括して行うことができる。
又、光源群12を構成する各光源が発光ダイオードである場合、光源群12の駆動回路として、例えば、図5に示す駆動回路を用いることができる。図5に示す駆動回路は、1個又は直列に接続した複数個の発光ダイオード121と安定化抵抗15とを直列接続した組を複数組並列接続し、電圧源19で駆動する回路である。但し、光源群12の駆動回路は図5に示すものには限らず、例えば、1個又は直列に接続した複数個の発光ダイオード121を電流駆動によって直接駆動する回路であってもよい。
このように、第2の実施の形態に係る照明装置2は、撮像装置20と一体化されている。これにより、第1の実施の形態に係る照明装置1の奏する効果に加えて、使い勝手の向上という新たな効果を奏する。
なお、第1の実施の形態及び第2の実施の形態で例示した本件の手段は、必要とする画像を得るための1つの手段である。
以上、好ましい実施の形態について詳説したが、上述した実施の形態に制限されることはなく、特許請求の範囲に記載された範囲を逸脱することなく、上述した実施の形態に種々の変形及び置換を加えることができる。
1、2 照明装置
11 マスク状部材
12 光源群
15 安定化抵抗
19 電圧源
20 撮像装置
21 撮像部
111 穴
121 発光ダイオード
300 患者
350 顎部
特開2007−222384号公報

Claims (9)

  1. 口腔内を照明する照明装置であって、
    顔面の所定部を覆うように保持されるマスク状部材と、
    前記マスク状部材の顔面側に配置された光源群と、を有し、
    前記光源群からの出射光のうち、生体を透過して前記口腔内に達した透過光により前記口腔内を照明することを特徴とする照明装置。
  2. 前記所定部は、左右頬部、上下顎部、上下唇部、頤部、及び頤下部を含むことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記出射光は近赤外光であることを特徴とする請求項1又は2に記載の照明装置。
  4. 前記口腔内を撮像する撮像装置と一体化されたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の照明装置。
  5. 前記撮像装置は、全天球型光学系を有していることを特徴とする請求項4に記載の照明装置。
  6. 前記撮像装置を複数備え、
    更に、前記口腔内の撮影範囲を拡張してパノラマ画像を得る画像処理手段を備えたことを特徴とする請求項4に記載の照明装置。
  7. 前記撮像装置の駆動回路と一体化されたことを特徴とする請求項4乃至6の何れか一項に記載の照明装置。
  8. 前記光源群の駆動回路と一体化されたことを特徴とする請求項4乃至7の何れか一項に記載の照明装置。
  9. 前記マスク状部材に、前記口腔内を撮像する撮像装置を挿入する穴を設けたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の照明装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108836550A (zh) * 2018-04-01 2018-11-20 秦明华 易于调节的医用口腔内就位道观测仪

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