JPH07327521A - 野菜栽培用泥よけカバー - Google Patents

野菜栽培用泥よけカバー

Info

Publication number
JPH07327521A
JPH07327521A JP12933194A JP12933194A JPH07327521A JP H07327521 A JPH07327521 A JP H07327521A JP 12933194 A JP12933194 A JP 12933194A JP 12933194 A JP12933194 A JP 12933194A JP H07327521 A JPH07327521 A JP H07327521A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strawberry
mudguard
vegetable
cover
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12933194A
Other languages
English (en)
Inventor
Fujiko Tsubouchi
不二子 坪内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP12933194A priority Critical patent/JPH07327521A/ja
Publication of JPH07327521A publication Critical patent/JPH07327521A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Protection Of Plants (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 板状体2の外周縁3の内側に野菜挿通孔4が
設けられ、この野菜挿通孔4が外周縁3につながれて開
閉可能な挿入口5が設けられている。板状体2はその野
菜挿通孔4側から外端縁3側へ向かうに従いこの挿通孔
4の中心に沿う方向へ傾斜する表面を有している。挿入
口5で野菜挿通孔4と外周縁3とをつなぐ両切断端縁6
が板状体2の周方向へ互いにずらされて板状体2の両端
部が重合されている。 【効果】 イチゴSが泥よけカバー1により土壌Eから
遮断されるため、イチゴSの付近にある土壌Eがイチゴ
Sに付きにくくなり、イチゴSの汚れを防止してその商
品価値を高めることができる。特に、この泥よけカバー
1はイチゴSに対する取付作業やそれからの取外作業を
簡単に行うことができ、その再利用が可能になる。ま
た、板状体2の表面の傾斜や、挿入口5にある両端部の
重合により、より一層イチゴSが汚れにくくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は果菜類や葉菜類や根菜
類等の野菜のうち、特に、イチゴやトマト等の果菜類に
利用される栽培用泥よけカバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、果菜類の栽培には図5(a)に示
すような泥よけシート10が利用されている。実際にこ
の泥よけシート10を利用する場合には、図5(b)に
示すように土壌Eで成育するイチゴSの上方からこの泥
よけシート10を図5(c)に示すように被せ、その後
図5(d)に示すようにこの泥よけシート10に挿通孔
4を開けてその挿通孔4からイチゴSを引き出す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の泥よけカバーは
下記の欠点を有する。 (イ) 前述したように土壌E及びイチゴSの上方から
泥よけシート10を被せた後、各イチゴS毎にこの泥よ
けシート10に挿通孔4を開けてその孔4から各イチゴ
Sを引き出さなければならないため、イチゴSに対する
泥よけシート10の取付作業が大変面倒になっていた。 (ロ) 泥よけシート10を複数のイチゴSに対し一括
して被せているため、泥よけシート10を分断しない限
り、各イチゴSの成育に合わせてそれぞれ別々に泥よけ
シート10を取り付けることができない。また、たとえ
泥よけシート10を分断したとしても前記(イ)の欠点
は残る。 (ハ) 各イチゴSがある程度成育した後に泥よけシー
ト10を各イチゴSから取り外す場合に、泥よけシート
10の全体を上方へ持ち上げてその挿通孔4から各イチ
ゴSを引き抜くことが難しいため、泥よけシート10を
破り捨てて各イチゴSから取り外す必要があり、泥よけ
シート10の再利用ができない。
【0004】本発明は各イチゴに対する取付作業やそれ
からの取外作業を簡単にできるとともに、再利用を可能
にした泥よけカバーを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】後記する実施例の図面中
特に図1に示すように、第一発明に係る野菜栽培用泥よ
けカバー1においては、板状体2の外周縁3の内側に野
菜挿通孔4が設けられ、この野菜挿通孔4が外周縁3に
つながれて開閉可能な挿通口5が設けられている。
【0006】第二発明において前記板状体2は、図2に
示すように、その野菜挿通孔4側から外端縁3側へ向か
うに従いこの挿通孔4の中心4aに沿う方向へ傾斜する
表面2aを有している。
【0007】第三発明においては、図3に示すように、
前記挿通口5で野菜挿通孔4と外周縁3とをつなぐ両切
断端縁6が板状体2の周方向へ互いにずらされて板状体
2の両端部7が重合されている。
【0008】
【作用】このような泥よけカバー1をイチゴSに利用す
る場合には、図1(b)に示すように挿入口5を開き、
図1(a)に示すように土壌Eで成育するイチゴSをこ
の挿入口5に通して挿通孔4に入れ、図1(c)に示す
ように板状体2を土壌Eに載せた状態で挿入口5を閉じ
る。従って、イチゴSのみが挿入孔4から泥よけカバー
1の上方へ突き出して泥よけカバー1の上方空域に位置
し、この泥よけカバー1により土壌Eから遮断される。
【0009】板状体2の表面2aに載った泥は、この表
面2aの傾斜により、外周縁3の外側へ流れ落ち易くな
ってその表面2aに溜まりにくい。挿入口5において
は、両切断端縁6が板状体2の周方向へ両端部7の重合
範囲で少々動いても、挿入口5が周方向へ開くことはな
い。
【0010】
【実施例】以下、本発明の第一実施例に係る野菜栽培用
泥よけカバーを図1を参照して説明する。
【0011】図1(a)に示すように、この泥よけカバ
ー1においては、円板状体2の円形外周縁3の内側中心
部に円形状の野菜挿通孔4が貫設され、この野菜挿通孔
4と円形外周縁3との間で円板状体2に挿入口5が半径
方向へ直線状に切り込まれてつながれ、この挿入口5で
両切断端縁6が互いに突き合わされて閉じられている。
そして、この挿入口5の両切断端縁6はそれらの弾性に
より前記突き合わせ位置に保持され、図1(b)に示す
ように円板状体2に対して直交するA矢印方向へ弾性に
抗して開き得るようになっている。ちなみに、この円板
状体2の材質は紙や木材やプラスチック等からなる。ま
た、この円板状体2の全体が黒色に着色されている。
【0012】このような泥よけカバー1を利用する場合
には、図1(b)に示すように挿入口5を開き、図1
(b)に示すように土壌Eで成育するイチゴSをこの挿
入口5に通して挿通孔4に入れ、図1(c)に示すよう
に円板状体2を土壌Eに載せた状態で挿入口5を閉じて
両切断端縁6を突き合わせる。従って、イチゴSのみが
挿通孔4から泥よけカバー1の上方へ突き出して泥よけ
カバー1の上方空域に位置し、この泥よけカバー1によ
り土壌Eから遮断される。
【0013】本実施例は下記の特徴を有する。 (イ) イチゴSが泥よけカバー1により土壌Eから遮
断されるため、イチゴSの付近にある土壌EがイチゴS
に付きにくくなり、イチゴSの汚れを防止してその商品
価値を高めることができる。 (ロ) 前述したように挿入口5を開いてそこからイチ
ゴSを挿通孔4に入れるだけで、泥よけカバー1をイチ
ゴSに位置決めできるため、その取付作業を大変簡単に
行うことができる。 (ハ) この取付状態で挿入口5の両切断端縁6が互い
に突き合わされているため、イチゴSの下方空域におい
て両切断端縁6間で土壌Eが露出しにくくなり、前記泥
よけ機能を確実に果たすことができる。 (ニ) 上記(ロ)とは逆に、挿入口5を開いてイチゴ
Sを挿通孔4から抜くだけで、泥よけカバー1をイチゴ
Sから簡単に取り外すことができる。 (ホ) 上記(ロ)(ニ)で述べたように泥よけカバー
1をイチゴSに対し着脱しても、泥よけカバー1は取付
前の状態を維持するので、破損しない限り何度も再利用
することができる。 (ヘ) 前述したように泥よけカバー1を容易に着脱で
きるので、イチゴSの成育に応じた最適な時期に泥よけ
カバー1を利用することができる。 (ト) 泥よけカバー1が黒系統の色になっているた
め、土壌Eへの光を遮ってイチゴSの付近に草が生えに
くくなる。
【0014】
【その他の実施例】図1(a)に示す第一実施例の泥よ
けカバー1においては平坦な円板状体2に挿通孔4や挿
入口5が形成されているが、図2に示す第二実施例の泥
よけカバー1において円板状体2は円形外周縁3を結ぶ
平面に対し挿通孔4側の中央部分が上方へ湾曲する形状
になっている。従って、円板状体2の表面2aは挿通孔
4側から円形外周縁3側へ向かうに従いこの挿通孔4の
中心4aに沿う方向へ傾斜する。図1(c)に示すよう
に、この泥よけカバー1をイチゴSに取り付けた状態
で、この泥よけカバー1上にたとえ泥が載っても、円板
状体2の表面2aの傾斜によりその泥が円形外周縁3の
外側へ流れ落ち易くなり、泥が泥よけカバー1上に溜ま
りにくくなってイチゴSが汚れない。
【0015】図1(a)に示す第一実施例の泥よけカバ
ー1においては挿入口5の両切断端縁6が互いに突き合
わされているが、図3に示す第三実施例の泥よけカバー
1の挿入口5においては両切断端縁6が周方向へ互いに
ずらされてその付近の両端部7が互いに重ね合わされ、
その重合状態が弾性により保持されている。従って、両
切断端縁6が円板状体2の周方向へ両端部7の重合範囲
で少々動いても、挿入口5が周方向へ開くことはない。
そのため、両切断端縁6を互いに突き合わせただけの第
一実施例と比較して、泥よけカバー1内での土壌Eの露
出がより一層防止されてイチゴSが汚れにくくなる。
【0016】図4(a)に示す第四実施例の泥よけカバ
ー1においては、第一実施例のものと比較して、外周縁
3が円形状から正方形状に変更されている。図4(b)
に示す第五実施例の泥よけカバー1においては、図4
(a)に示す泥よけカバー1が紙等の帯状体に連続成形
され、各板状体2間の境に切断線としてのミシン目8が
形成されているとともに、挿通孔4及び挿入口5となる
切断線としてのミシン目9が形成されている。この各泥
よけカバー1は互いに折りたたまれて保管され、必要に
応じて各ミシン目8,9で切断して利用する。
【0017】前述した各実施例の泥よけカバー1におい
ては、板状体2の材質の選定や板状体2の肉厚の設定に
応じて、完全な弾性変形により元の状態に戻る場合と、
若干の塑性変形により完全には元の状態に戻らない場合
とがあるが、いずれの場合も含むものとする。
【0018】又、前述した各実施例の泥よけカバー1
は、イチゴS以外の果菜類や、その他の野菜である葉菜
類及び根菜類や、野菜以外のものにも利用することがで
きる。
【0019】
【発明の効果】本発明に係る野菜栽培用泥よけカバー1
によれば、野菜等(例えばイチゴS)の付近にある土壌
EがイチゴSに付きにくくなり、イチゴSの汚れを防止
してその商品価値を高めることができる。特に、この泥
よけカバー1はイチゴSに対する取付作業やそれからの
取外作業を簡単に行うことができ、その再利用が可能に
なる。また、板状体2の表面2aの傾斜や、挿入口5に
ある両端部7の重合により、より一層イチゴSが汚れに
くくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は土壌に成育するイチゴと第一実施例に
係る泥よけカバーとを示す斜視図であり、(b)はこの
泥よけカバーの挿入口を開いた状態を示す斜視図であ
り、(c)はこの泥よけカバーをイチゴに取り付けた状
態を示す斜視図である。
【図2】第二実施例に係る泥よけカバーを示す断面図で
ある。
【図3】第三実施例に係る泥よけカバーを示す斜視図で
ある。
【図4】(a)は第四実施例に係る泥よけカバーを示す
斜視図であり、(b)は第五実施例に係る泥よけカバー
を示す部分斜視図である。
【図5】(a)は従来の泥よけカバーとして利用する巻
取りシートを示す斜視図であり、(b)は土壌に成育す
るイチゴを示す斜視図であり、(c)は(b)のイチゴ
上に(a)のシートを被せた状態を示す斜視図であり、
(d)はこのシートに開けた挿通孔からイチゴを引き出
した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】 1…泥よけカバー、2…板状体、3…外周縁、4…挿通
孔、5…挿入口、6…切断端縁、7…端部、S…イチ
ゴ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状体(2)の外周縁(3)の内側に野
    菜挿通孔(4)を設け、この野菜挿通孔(4)を外周縁
    (3)につないで開閉可能な挿入口(5)を設けたこと
    を特徴とする野菜栽培用泥よけカバー。
  2. 【請求項2】 請求項1における板状体(2)はその野
    菜挿通孔(4)側から外端縁(3)側へ向かうに従いこ
    の挿通孔(4)の中心(4a)に沿う方向へ傾斜する表
    面(2a)を有していることを特徴とする野菜栽培用泥
    よけカバー。
  3. 【請求項3】 請求項1に係る挿入口(5)において野
    菜挿通孔(4)と外周縁(3)とをつなぐ両切断端縁
    (6)を板状体(2)の周方向へ互いにずらして板状体
    (2)の両端部(7)を重合させたことを特徴とする野
    菜栽培用泥よけカバー。
JP12933194A 1994-06-10 1994-06-10 野菜栽培用泥よけカバー Pending JPH07327521A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12933194A JPH07327521A (ja) 1994-06-10 1994-06-10 野菜栽培用泥よけカバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12933194A JPH07327521A (ja) 1994-06-10 1994-06-10 野菜栽培用泥よけカバー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07327521A true JPH07327521A (ja) 1995-12-19

Family

ID=15006964

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12933194A Pending JPH07327521A (ja) 1994-06-10 1994-06-10 野菜栽培用泥よけカバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07327521A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010008288A (ko) * 2000-11-21 2001-02-05 윤용길 농작물 재배용 보조 제초지
JP2014045747A (ja) * 2012-09-03 2014-03-17 Oki Noen Co Ltd 苺株の成育方法及びこれに用いる成育資材

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010008288A (ko) * 2000-11-21 2001-02-05 윤용길 농작물 재배용 보조 제초지
JP2014045747A (ja) * 2012-09-03 2014-03-17 Oki Noen Co Ltd 苺株の成育方法及びこれに用いる成育資材

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4216622A (en) Plant container
EP0262946B1 (en) A masking member
US20060260031A1 (en) Potty training device
CA2628197A1 (en) Open bottomed planting pot with releasable bottom cover
US5111868A (en) Replacement eyelet for flexible curtains
JPH07327521A (ja) 野菜栽培用泥よけカバー
US6692594B1 (en) Method and device for preventing cat from clawing home furnishings
US20110290198A1 (en) Method and device for preventing pets from clawing home furnishings
US6088962A (en) Plant transplanting support device and method
JPS60207522A (ja) 植物を容器内において正常でない栽培速度で栽培するための装置
US6106915A (en) Paper reinforcing and repair rings
JP7262030B2 (ja) 育苗用ポット
JPH08502330A (ja) 防水シート及び同種のカバー固定用アイレット
AU713110B2 (en) Planter mulching cover
JP2020171227A (ja) 防草シート用アンカー
JPH11299372A (ja) 苗木保護具及びそれを用いた苗木育成方法
JPH06276864A (ja) 植栽用マルチング材及びその取付方法
JP3024928U (ja) 植え換え用植木鉢
KR101955507B1 (ko) 반사 기능을 구비한 잡초 방지판
JP3219728B2 (ja) 山芋の栽培器
KR200176416Y1 (ko) 가변분리형 수목보호홀덮개
JPH0874482A (ja) 網戸の網用補修具
GB2290211A (en) A plant support
JP3045966U (ja) 雑草防除シート
JP2003023885A (ja) 浮き島

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040224