JPH07327511A - 播種装置における土供給装置 - Google Patents

播種装置における土供給装置

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JPH07327511A
JPH07327511A JP15300594A JP15300594A JPH07327511A JP H07327511 A JPH07327511 A JP H07327511A JP 15300594 A JP15300594 A JP 15300594A JP 15300594 A JP15300594 A JP 15300594A JP H07327511 A JPH07327511 A JP H07327511A
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JP
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soil
hopper
sensor
supply
cover
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Application number
JP15300594A
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English (en)
Inventor
Yoshio Tate
芳夫 館
Michio Tezuka
道夫 手塚
Takashi Komura
孝 小村
Yukio Araya
幸雄 荒谷
Takashi Ito
伊藤  隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzutec Co Ltd
Original Assignee
Suzutec Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 床土供給ホッパーと覆土供給ホッパーに対す
る土供給の操作性の向上、育苗箱に対する土供給の完全
自動化、確実な制御。 【構成】 横送中の育苗箱2に土を供給する床土供給装
置3および覆土供給装置4を設ける。床土および覆土供
給ホッパーに土を供給する床土コンベア12および覆土
コンベア13を設ける。床土コンベア12の床土張込ホ
ッパー24とおよび覆土コンベア13の覆土張込ホッパ
ー25との間に、正逆転可能の補給搬送ベルト29を有
する土補給振分装置27を設ける。床土供給ホッパー6
および覆土供給ホッパー8内には床土センサー38およ
び覆土センサー39を設ける。センサー38、39のオ
ン、オフにより振分モーター31の回転方向を切替える
ように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、播種装置における土供
給装置に係るものである。
【0002】
【従来技術】従来、移送台により横送される育苗箱に土
を供給する土タンクと供給ベルトからなる土供給装置
と、前記土タンクに土を供給するバケットを有するコン
ベアと、該コンベアの下部位置に設けた前記バケットが
下端で回動するとき土を掬う張込ホッパーとからなるも
のは、公知である。該公知のものは、張込ホッパーの傍
に作業員が付き切りで居て、張込ホッパーの土がなくな
ると補給していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知例は、張込ホ
ッパーに対する土の供給に課題がある。即ち、床土と覆
土の供給量は圧倒的に床土が多く、床土供給ホッパーと
覆土供給ホッパーに補給する量も当然相違するが、単に
コンベア2台によりそれぞれ土供給しようとすると、床
土供給ホッパーには充分なときは覆土供給ホッパーには
多すぎる結果となり、これを監視操作するのは予想以上
に大変である。
【0004】
【発明の目的】本発明は、床土供給ホッパーと覆土供給
ホッパーに対する土供給の操作性の向上、育苗箱に対す
る土供給の完全自動化、確実な制御を図ったものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、移送台1によ
り横送される育苗箱2に土を供給する床土供給装置3お
よび覆土供給装置4と、前記床土供給装置3の床土供給
ホッパー6および前記覆土供給装置4の覆土供給ホッパ
ー8に土を供給する床土コンベア12および覆土コンベ
ア13と、該床土コンベア12および覆土コンベア13
の下部位置に設けた床土張込ホッパー24および覆土張
込ホッパー25とからなり、前記床土張込ホッパー24
と覆土張込ホッパー25との間には、床土張込ホッパー
24と覆土張込ホッパー25のいずれかに土を供給する
正逆転可能な補給搬送ベルト29を有する土補給振分装
置27を設けた播種装置における土供給装置としたもの
である。本発明は、前記床土供給ホッパー6および覆土
供給ホッパー8内には床土センサー38および覆土セン
サー39をそれぞれ設け、該床土センサー38と覆土セ
ンサー39のオン、オフにより前記土補給振分装置27
の振分モーター31の回転方向を切替えるように構成し
た播種装置における土供給装置としたものである。本発
明は、前記床土センサー38が土の無いことを検知する
と、振分モーター31を正回転させ、覆土センサー39
が土の無いことを検知すると、振分モーター31の回転
を逆転させ、床土センサー38と覆土センサー39の両
方が土の有ることを検知すると、振分モーター31を停
止させるように構成した播種装置における土供給装置と
したものである。本発明は、前記床土センサー38と覆
土センサー39の両方が土の無いことを検知したとき
は、振分モーター31を正回転させるように構成した播
種装置における土供給装置としたものである。本発明
は、前記床土コンベア12および覆土コンベア13は、
前記土補給振分装置27の振分モーター31が作動中は
作動し、前記土補給振分装置27の振分モーター31が
停止したとき停止するように構成した播種装置における
土供給装置としたものである。本発明は、前記床土セン
サー38と覆土センサー39のうち、いずれか一方のセ
ンサーが土の無いことを検知した直後に、いずれか他方
のセンサーが土の無いことを検知した場合でも、供給が
再開されるまでに前記床土供給ホッパー6および覆土供
給ホッパー8内の土が途切れない大きさとした播種装置
における土供給装置としたものである。
【0006】
【実施例】図により本発明の一実施例を説明すると、1
は育苗箱2を移送する播種装置の移送台であり、移送台
1の上方位置には床土供給装置3および覆土供給装置4
を設ける。また、播種装置であるから、図示は省略する
が、種子供給装置や潅水装置等を設けている。前記床土
供給装置3と覆土供給装置4は公知構造であり、6は床
土供給装置3の床土供給ホッパー、7は床土供給ベル
ト、8は前記覆土供給装置4の覆土供給ホッパー、9は
覆土供給ベルトである。前記床土供給装置3および覆土
供給装置4のそれぞれの側部には、床土供給ホッパー6
および覆土供給ホッパー8に土を供給する床土コンベア
12および覆土コンベア13を設ける。床土コンベア1
2および覆土コンベア13は、前記一対のフレーム14
のいずれか一方の上部に床土モーター15または覆土モ
ーター16を設け、該床土モーター15または覆土モー
ター16の出力軸をフレーム14の上部に設けた上部回
転軸18に直接または間接的に連結し、フレーム14の
下部に上部回転軸18と対となる下部回転軸19を軸装
し、上部回転軸18に固定のスプロケット20と下部回
転軸19に固定のスプロケット21との間に無端チエン
22を巻回し、該無端チエン22の外周には篩土を上昇
させるバケット23を所定間隔を置いて複数個取付けて
構成する。
【0007】床土コンベア12および覆土コンベア13
のフレーム14の下部の、前記バケット23の回転上昇
側には篩土を張込む床土張込ホッパー24と覆土張込ホ
ッパー25をそれぞれ設け、床土張込ホッパー24と覆
土張込ホッパー25との間には土補給振分装置27を設
ける。土補給振分装置27は一対のローラー28の間に
補給搬送ベルト29を掛け回し、補給搬送ベルト29の
上方に補給ホッパー30を設け、前記ローラー28は正
逆転可能な振分モーター31により回転させ、床土コン
ベア12と覆土コンベア13の両方に土を供給する。し
たがって、補給ホッパー30の両側にはそれぞれ床土用
供給口32と覆土供給口33とを形成し、それぞれに投
入量調節装置34を設けている。
【0008】しかして、前記床土供給ホッパー6および
覆土供給ホッパー8内のそれぞれには、土の有無を検知
する床土センサー38および覆土センサー39のそれぞ
れを設ける。床土センサー38および覆土センサー39
は制御部40を介して前記床土コンベア12の床土モー
ター15および覆土コンベア13の覆土モーター16の
それぞれと接続し、床土供給ホッパー6および覆土供給
ホッパー8内に所定量の土が貯留されると、土補給振分
装置27を停止させて床土供給ホッパー6および覆土供
給ホッパー8に供給しないようにし、床土センサー38
と覆土センサー39のいずれかが土による押圧解除され
るとオンになって土補給振分装置27を作動させるが、
床土センサー38がオンになると、振分モーター31を
正回転させ、覆土センサー39がオンになると、振分モ
ーター31の回転を逆転させ、床土センサー38と覆土
センサー39の両方がオフになると、振分モーター31
を停止させ、床土センサー38と覆土センサー39の両
方がオンになると、床土センサー38のオンを優先させ
るように構成する。
【0009】また、振分モーター31の回転中は床土コ
ンベア12の床土モーター15および覆土コンベア13
の覆土モーター16のそれぞれは作動を続行させるが、
振分モーター31が停止したときは、床土モーター15
および覆土モーター16のそれぞれを停止させる。床土
供給ホッパー6および覆土供給ホッパー8の容量と、床
土センサー38および覆土センサー39との関係は、前
記床土コンベア12および覆土コンベア13による供給
が再開されたとき前記床土供給ホッパー6および覆土供
給ホッパー8内の土が途切れないように構成する。即
ち、前記床土センサー38と覆土センサー39のうち、
いずれか一方のセンサーが土の無いことを検知した直後
に、いずれか他方のセンサーが土の無いことを検知した
場合でも、供給が再開されるまでに前記床土供給ホッパ
ー6および覆土供給ホッパー8内の土が途切れない大き
さとする。
【0010】また、床土センサー38および覆土センサ
ー39のオンとオフの間にタイムラグを形成するように
構成する必要があるが、この構成は任意であり、タイマ
ーを設ける構成でも、また、上限および下限のそれぞれ
にセンサー(スイッチ)を設ける構成でもよい。なお、
実施例では、床土センサー38(覆土センサー39)と
床土コンベア12(覆土コンベア13)との関係で説明
すると、床土センサー38(覆土センサー39)が土に
より押圧されるとオフになり、このとき土補給振分装置
27からの土補給を停止させても、床土コンベア12
(覆土コンベア13)の床土モーター15(覆土モータ
ー16)の作動を続行させることにより、既に土が充填
されている床土コンベア12(覆土コンベア13)の最
下方位置のバケット23から上方の反転直前のバケット
23までの所謂片側のバケット23群の土が投入される
ことで、この土の量が減少して床土センサー38(覆土
センサー39)が再びオンになるまでの間、タイムラグ
を形成する。
【0011】また、床土センサー38(覆土センサー3
9)が土による押圧が解除されてオンになっても床土コ
ンベア12(覆土コンベア13)の最下方位置のバケッ
ト23が上方まで上昇しないと土は土タンクに補給され
ないから、床土センサー38(覆土センサー39)がオ
ンになってからオフになるまでの間にタイムラグを形成
することができ、1個の床土センサー38と覆土センサ
ー39により床土供給ホッパー6と覆土供給ホッパー8
内の土の上限と下限とを検知して制御する。しかして、
41は補給ホッパー30に土を供給する任意の搬送装
置、42は搬送モーター、43は搬送装置41用のホッ
パーであり、補給ホッパー30に搬送センサー44を設
け、搬送センサー44により搬送装置41を制御してい
る。搬送センサー44は上限センサーと下限センサー、
あるいは、センサーにタイマーを組合わせたものでもよ
い。
【0012】45は床土供給装置3の下方に設けた回収
戻し装置であり、駆動ローラー46と受動ローラー47
の間に戻し搬送ベルト48を掛け回し、戻し搬送ベルト
48の上方に回収用ホッパー49を設け、回収戻し装置
45は前記床土コンベア12と連動して作動するように
し、実施例では、前記駆動ローラー46の回転軸51に
一方向回転伝達クラッチ52を設け、一方向回転伝達ク
ラッチ52の入力軸53と前記下部回転軸19に設けた
アーム54との間をロッド55により連結して、床土モ
ーター15により駆動するように構成している。そし
て、前記回収戻し装置45は、回収用ホッパー49を前
記床土供給装置3および覆土供給装置4の下方に位置さ
せ、戻し搬送ベルト48の終端部を前記フレーム14の
下部の回収ホッパー56に着脱自在に接続する。戻し量
調節装置57は戻し量調節装置である。なお、土補給振
分装置27を切替えても、作動を続行する床土モーター
15により回収戻し装置45が回収した土を床土供給ホ
ッパー6に戻すので、この土により床土センサー38が
オフになるまでのタイムラグを更に大きくさせ、土補給
振分装置27の停止により回収戻し装置45が停止して
も、上方から落下する余剰土は回収用ホッパー49に回
収される。
【0013】
【作用】次に作用を述べる。土補給振分装置27の補給
ホッパー30に篩土を投入し、床土コンベア12および
覆土コンベア13の全体のスイッチをオンにすると、床
土コンベア12および覆土コンベア13の床土モーター
15および覆土モーター16および土補給振分装置27
の振分モーター31への通電可能状態となる。床土供給
ホッパー6および覆土供給ホッパー8内のそれぞれに
は、土の有無を検知する床土センサー38および覆土セ
ンサー39のそれぞれを設け、床土センサー38および
覆土センサー39は前記土補給振分装置27の振分モー
ター31と制御部40を介して接続し、床土センサー3
8がオンになると、振分モーター31を正回転させ、覆
土センサー39がオンになると、振分モーター31の回
転を逆転させ、床土センサー38と覆土センサー39の
両方がオフになると、振分モーター31を停止させ、床
土センサー38と覆土センサー39の両方がオンになる
と、床土センサー38のオンを優先させるように構成し
ているから、作業開始前は、床土センサー38および覆
土センサー39の両方がオンであり、このときは床土セ
ンサー38のオンを優先させるので、土補給振分装置2
7の振分モーター31を正転させ、まず、補給ホッパー
30内の土を補給搬送ベルト29により床土用供給口3
2から床土コンベア12の床土張込ホッパー24に供給
し、床土コンベア12は床土モーター15が上部回転軸
18を回転させてバケット23を回動させ、床土張込ホ
ッパー24内で反転して上昇するバケット23が土を上
昇させて上方位置にて放擲し、床土供給装置3の床土供
給ホッパー6に土が供給され、床土供給ホッパー6内が
定量となると、床土センサー38がオフになる。
【0014】このとき、覆土センサー39は引続きオン
であるので、土補給振分装置27の振分モーター31は
逆転し、覆土張込ホッパー25に土を供給し、覆土コン
ベア13により覆土供給装置4の覆土供給ホッパー8に
土が供給され、覆土供給ホッパー8内が定量となると、
覆土センサー39がオフになり、床土センサー38と覆
土センサー39の両方がオフになったので、土補給振分
装置27が停止し、土補給振分装置27が停止したの
で、床土コンベア12と覆土コンベア13と土補給振分
装置27は停止する。しかして、この状態で、水平移送
台1に育苗箱2を供給して床土供給装置3および覆土供
給装置4に通電すると、水平移送台1により移送されて
いる育苗箱2は床土供給装置3および覆土供給装置4の
下方に至り供給ベルトより繰出された土の供給を受け
る。
【0015】また、床土供給装置3より落下した土のう
ち育苗箱2に入らなかった土は回収戻し装置45の回収
用ホッパー49に入り、下部回転軸19の回転が回収戻
し装置45に伝達されて、回収用ホッパー49内の土は
戻し搬送ベルト48により回収ホッパー56に搬送され
て回収され、回収された土は下降してくるバケット23
により掬い上げられて上昇し、床土供給装置3の床土供
給ホッパー6に戻す。しかして、作業が進行すると、床
土供給ホッパー6および覆土供給ホッパー8内の土の量
が減少し、床土センサー38および覆土センサー39の
いずれか一方がオンになると、これに対応させて土補給
振分装置27の振分モーター31を正転か逆転のいずれ
かに回転させ、床土コンベア12または覆土コンベア1
3により床土供給ホッパー6または覆土供給ホッパー8
に土を補給する。したがって、土補給振分装置27の補
給ホッパー30に土を供給するだけで、土補給振分装置
27は床土供給ホッパー6および覆土供給ホッパー8に
自動的に振分けて供給し、土の供給を完全自動化でき
る。
【0016】この場合、床土供給装置3と覆土供給装置
4では、床土供給装置3の方が繰出量が多いので、床土
センサー38と覆土センサー39が同時にオンになたと
きは、床土供給装置3への供給を優先させるので、土の
補給が途切れない。また、床土センサー38と覆土セン
サー39は土補給振分装置27の振分モーター31の回
転方向のみを切替え、床土コンベア12と覆土コンベア
13のいずれかは空回りしているから、バケット23
は、土の入った状態で停止せず、そのまま上昇および上
方位置での土の放擲を行なうので作動が円滑であり、バ
ケット23の停止と上昇開始のショックの反復による土
の飛散を防止する。また、床土センサー38および覆土
センサー39の位置は、前記床土センサー38および覆
土センサー39に土が達して前記振分モーター31の回
転方向を切替えても、引続き回転している前記床土コン
ベア12または覆土コンベア13による搬送する残土を
収容しうる位置としているから、床土コンベア12また
は覆土コンベア13の最下方位置のバケット23から上
方の反転直前のバケット23までの所謂片側のバケット
23群に既に充填されている土が床土供給ホッパー6ま
たは覆土供給ホッパー8に供給されても、溢れることは
ない。
【0017】また、前記床土供給ホッパー6および覆土
供給ホッパー8の容量は、土が減少して前記床土センサ
ー38および覆土センサー39がオンになって、前記床
土コンベア12および覆土コンベア13による供給が再
開されるとき前記床土供給ホッパー6および覆土供給ホ
ッパー8内の土が途切れない大きさとしているから、播
種作業に支障は生じない。また、土補給振分装置27
は、補給搬送ベルト29の上方に補給ホッパー30を設
けた構成なので、補給ホッパー30内のブリッジ現象は
発生しないから、大量の土を貯留させることができ、一
層作業の自動化に貢献する。なお、床土供給装置3より
落下した土のうち、大部分は育苗箱2に入るので、回収
戻し装置45が床土供給ホッパー6に戻す土の量よりも
床土供給装置3が育苗箱2に供給する量の方が多くな
り、床土センサー38により土補給振分装置27を切替
えたとき、回収戻し装置45により戻した土が床土供給
ホッパー6より溢れることはない。
【0018】
【効果】本発明は、移送台1により横送される育苗箱2
に土を供給する床土供給装置3および覆土供給装置4
と、前記床土供給装置3の床土供給ホッパー6および前
記覆土供給装置4の覆土供給ホッパー8に土を供給する
床土コンベア12および覆土コンベア13と、該床土コ
ンベア12および覆土コンベア13の下部位置に設けた
床土張込ホッパー24および覆土張込ホッパー25とか
らなり、前記床土張込ホッパー24と覆土張込ホッパー
25との間には、床土張込ホッパー24と覆土張込ホッ
パー25のいずれかに土を供給する正逆転可能な補給搬
送ベルト29を有する土補給振分装置27を設けた播種
装置における土供給装置としたから、減少量の相違する
床土供給ホッパー6と覆土供給ホッパー8とに、振分モ
ーター31を正逆転するだけで補給ホッパー30内の土
を振分けて供給でき、振分けて供給することにより床土
供給ホッパー6と覆土供給ホッパー8のそれぞれに適量
の土を供給でき、補給の途切れや過剰といった問題の発
生を防止し、これらの監視および操作が頗る容易であ
り、土供給作業を簡単かつ円滑にできる。また、床土張
込ホッパー24と覆土張込ホッパー25とに、振分けて
供給するので、一台の土補給振分装置27によりでき、
構成が簡素となり、コストも上昇させない。本発明は、
前記床土供給ホッパー6および覆土供給ホッパー8内に
は床土センサー38および覆土センサー39をそれぞれ
設け、該床土センサー38と覆土センサー39のオン、
オフにより前記土補給振分装置27の振分モーター31
の回転方向を切替えるように構成した播種装置における
土供給装置としたから、床土供給ホッパー6および覆土
供給ホッパー8内の土の有無により振分モーター31の
回転方向を制御できるので、簡単に床土供給ホッパー6
と覆土供給ホッパー8への振分けを自動化でき、播種装
置の土供給全体を自動化し、操作性、作業性を向上させ
る。本発明は、前記床土センサー38が土の無いことを
検知すると、振分モーター31を正回転させ、覆土セン
サー39が土の無いことを検知すると、振分モーター3
1の回転を逆転させ、床土センサー38と覆土センサー
39の両方が土の有ることを検知すると、振分モーター
31を停止させるように構成した播種装置における土供
給装置としたから、床土センサー38と覆土センサー3
9により振分モーター31の回転方向を制御するのみな
らず、床土センサー38と覆土センサー39の両方が土
の有ることを検知すると、振分モーター31を停止させ
るので、振分モーター31の作動および停止も制御でき
て、床土コンベア12の床土張込ホッパー24および覆
土コンベア13の覆土張込ホッパー25が溢れるのを防
止して、作業を確実にする。本発明は、前記床土センサ
ー38と覆土センサー39の両方が土の無いことを検知
したときは、振分モーター31を正回転させるように構
成した播種装置における土供給装置としたから、土の繰
出量の多い床土供給装置3への供給を優先しているの
で、作業中の事故発生を防止でき、作業効率を低下させ
ない。本発明は、前記床土コンベア12および覆土コン
ベア13は、前記土補給振分装置27の振分モーター3
1が作動中は作動し、前記土補給振分装置27の振分モ
ーター31が停止したとき停止するように構成した播種
装置における土供給装置としたから、床土センサー38
と覆土センサー39は土補給振分装置27の振分モータ
ー31の回転方向のみを切替え、床土コンベア12と覆
土コンベア13のいずれかは空回りしているので、バケ
ット23は、土の入った状態で停止せず、そのまま上昇
および上方位置での土の放擲を行なって、作動が円滑で
あり、バケット23の停止と上昇開始のショックの反復
による土の飛散を防止する。本発明は、前記床土センサ
ー38と覆土センサー39のうち、いずれか一方のセン
サーが土の無いことを検知した直後に、いずれか他方の
センサーが土の無いことを検知した場合でも、供給が再
開されるまでに前記床土供給ホッパー6および覆土供給
ホッパー8内の土が途切れない大きさとした播種装置に
おける土供給装置としたものであるから、確実に土供給
を自動的に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の概略斜視図。
【図2】 要部概略図。
【図3】 ブロック図。
【図4】 チャート図。
【図5】 床土コンベアの背面図。
【符号の説明】
1…移送台、2…育苗箱、3…床土供給装置3、4…覆
土供給装置、6…床土供給ホッパー、7…床土供給ベル
ト、8…覆土供給ホッパー、9…覆土供給ベルト、12
…床土コンベア、13…覆土コンベア、14…フレー
ム、15…床土モーター、16…覆土モーター、18…
上部回転軸、19…下部回転軸、20、21…スプロケ
ット、22…無端チエン、23…バケット、24…床土
張込ホッパー、25…覆土張込ホッパー、27…土補給
振分装置、28…ローラー、29…補給搬送ベルト、3
0…補給ホッパー、31…振分モーター、32…床土用
供給口、33…覆土供給口、34…投入量調節装置、3
8…床土センサー、39…覆土センサー、40…制御
部、41…搬送装置、42…搬送モーター、43…ホッ
パー、44…搬送センサー、45…回収戻し装置、46
…駆動ローラー、48…戻し搬送ベルト、49…回収用
ホッパー、51…回転軸、52…一方向回転伝達クラッ
チ、53…入力軸、54…アーム、55…ロッド、56
…回収ホッパー、57…戻し量調節装置。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年7月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒谷 幸雄 栃木県宇都宮市平出工業団地44番地3 株 式会社スズテック内 (72)発明者 伊藤 隆 栃木県宇都宮市平出工業団地44番地3 株 式会社スズテック内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移送台1により横送される育苗箱2に土
    を供給する床土供給装置3および覆土供給装置4と、前
    記床土供給装置3の床土供給ホッパー6および前記覆土
    供給装置4の覆土供給ホッパー8に土を供給する床土コ
    ンベア12および覆土コンベア13と、該床土コンベア
    12および覆土コンベア13の下部位置に設けた床土張
    込ホッパー24および覆土張込ホッパー25とからな
    り、前記床土張込ホッパー24と覆土張込ホッパー25
    との間には、床土張込ホッパー24と覆土張込ホッパー
    25のいずれかに土を供給する正逆転可能な補給搬送ベ
    ルト29を有する土補給振分装置27を設けた播種装置
    における土供給装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記床土供給ホッパ
    ー6および覆土供給ホッパー8内には床土センサー38
    および覆土センサー39をそれぞれ設け、該床土センサ
    ー38と覆土センサー39のオン、オフにより前記土補
    給振分装置27の振分モーター31の回転方向を切替え
    るように構成した播種装置における土供給装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記床土センサー3
    8が土の無いことを検知すると、振分モーター31を正
    回転させ、覆土センサー39が土の無いことを検知する
    と、振分モーター31の回転を逆転させ、床土センサー
    38と覆土センサー39の両方が土の有ることを検知す
    ると、振分モーター31を停止させるように構成した播
    種装置における土供給装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記床土センサー3
    8と覆土センサー39の両方が土の無いことを検知した
    ときは、振分モーター31を正回転させるように構成し
    た播種装置における土供給装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または請求項4において、前記
    床土コンベア12および覆土コンベア13は、前記土補
    給振分装置27の振分モーター31が作動中は作動し、
    前記土補給振分装置27の振分モーター31が停止した
    とき停止するように構成した播種装置における土供給装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項2または請求項3または請求項4
    または請求項5において、前記床土センサー38と覆土
    センサー39のうち、いずれか一方のセンサーが土の無
    いことを検知した直後に、いずれか他方のセンサーが土
    の無いことを検知した場合でも、供給が再開されるまで
    に前記床土供給ホッパー6および覆土供給ホッパー8内
    の土が途切れない大きさとした播種装置における土供給
    装置。
JP15300594A 1994-06-10 1994-06-10 播種装置における土供給装置 Withdrawn JPH07327511A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110122120A (zh) * 2019-05-30 2019-08-16 北京绿京华生态园林股份有限公司 高效上盆器
KR102604174B1 (ko) * 2023-05-12 2023-11-22 구진섭 파종기용 상토 및 복토 공급장치

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