JPH07327121A - ファクシミリ通信方法 - Google Patents

ファクシミリ通信方法

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JPH07327121A
JPH07327121A JP6120433A JP12043394A JPH07327121A JP H07327121 A JPH07327121 A JP H07327121A JP 6120433 A JP6120433 A JP 6120433A JP 12043394 A JP12043394 A JP 12043394A JP H07327121 A JPH07327121 A JP H07327121A
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JP6120433A
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Kiichiro Shimizu
喜一郎 清水
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 本発明の目的は、送信側及び受信側において
無駄な発呼の繰り返しを省き、情報が早期にかつ確実に
入手できるファクシミリ通信システムを提供することで
ある。 【構成】 本発明は、第1の装置300から第2の装置
400に呼接続要求を発行し、第2の装置400が呼接
続要求を受け取った場合に、受信可能か否かを判定し、
受信不可能の場合には、受信不可通知に第2の装置40
0が送信可能となる情報を付加した受信不可情報を第1
の装置300に返信し、第1の装置300が受信不可情
報に基づいて該第2の装置400または他の装置500
に再送信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ通信方法
に係り、特に、送信相手先の受信側ファクシミリ装置に
受信不可理由が存在する場合に、送信側ファクシミリ装
置が、受信側ファクシミリ装置から代行受信可能な他の
ファクシミリ装置の番号情報や、自機が受信可能となる
通知を受信し、再発呼処理を行うファクシミリ通信方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の受信側のファクシミリ装置は、送
信側のファクシミリ装置から着信があった場合に、用紙
切れや蓄積メモリ容量のオーバー等により受信不可能に
なった場合に、これらの状態を受信不可理由として送信
側のファクシミリ装置に返送する(特開平5−2922
77)。
【0003】図10は、従来のファクシミリ装置の構成
のブロック図である。同図に示す受信側のファクシミリ
装置100は、回線制御部110、受信可否判断部12
0、システム監視部130、受信部140、送信部15
0、各ファクシミリ機構160より構成される。
【0004】受信側のファクシミリ装置100は、通信
回線200との情報の授受の制御を行う回線制御部11
0を介して、送信側のファクシミリ装置からの着信があ
った場合に、受信可否判断部120が、システム監視部
130からのシステムの状態チェック情報により、受信
可能な状態であるかを判断し、受信不可である場合に
は、送信部より受信不可理由を送信する。この受信不可
理由は、送信側ファクシミリ装置装置のLCD内に表示
される。これにより、送信側のファクシミリ装置のオペ
レータは、表示された情報により受信不可の原因を認識
することにより、用紙切れである場合には、送信相手が
他のファクシミリ装置を保有しているかをユーザ自身が
確認して、代替のファクシミリ番号を調べて、再送信し
たり、しばらく時間が経過してから再送信することがで
きる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のファクシミリ装置は、受信不可理由を送信側のファ
クシミリ装置に通知するだけであるので、送信側のオペ
レータが受信側のファクシミリ装置から受信した受信不
可理由を認識するのみであり、その後の処理は、オペレ
ータ自身の判断で行わなければばらない。例えば、用紙
切れの場合には、準備するためのある程度の時間が経過
した後に再送信したり、送信相手先が他のファクシミリ
装置を有しているかを電話で問い合わせたり、リストで
他のファクシミリ装置の番号を調べてから相手先に再送
信する等の必要がある。
【0006】さらに、再送信のためにオペレータが再度
送信操作(宛先の入力や送信条件の設定等)を行わなけ
ればならないという問題がある。
【0007】また、受信側のファクシミリ装置が受信可
能となるまで、待機する場合においても、どの程度待て
はよいのか程度がわからないため、度々送信を試みる
等、無駄な操作を行う必要がある。
【0008】また、受信側ファクシミリ装置に代わる代
替ファクシミリ装置の番号を問い合わせたり、調べなけ
ればならないという問題がある。
【0009】さらに、受信不可の通知を受けたにも係わ
らず、これを放置すると無駄なリダイヤルが繰替えさ
れ、その分ファクシミリ装置装置の使用効率が低下する
等の問題がある。
【0010】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、上記従来の問題点を解決し、適切な再送信処理を自
動的に行うことが可能なファクシミリ通信方法を提供す
ることを目的とする。
【0011】さらに、本発明の目的は、送信側及び受信
側において無駄な発呼の繰り返しを省き、情報が早期に
かつ確実に入手できるファクシミリ通信方法を提供する
ことである。
【0012】また、本発明の更なる詳細な目的は、送信
側であるファクシミリ装置がメモリに蓄積された画情報
を、受信側のファクシミリが提示した情報に従って再発
呼するすることが可能なファクシミリ通信方法を提供す
ることを目的とする。
【0013】本発明の詳細な目的は、受信不可となった
受信側のファクシミリ装置から、代行受信を行うファク
シミリの番号を送信側のファクシミリ装置に通知するこ
とができるファクシミリ装置通信方法を提供することで
ある。
【0014】さらに、本発明の詳細な目的は、受信可能
になると予測される時刻を送信側のファクシミリ装置に
通知することができるファクシミリ通信方法を提供する
ことである。
【0015】また、本発明の目的は、受信側のファクシ
ミリ装置が受信不可状態である時に、自動的に受信可能
となる時刻や時間帯等の時間情報を認識し、その時間情
報に基づいて再送信が可能なファクシミリ装置通信方法
を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理を
説明するための図である。
【0017】本発明は、通信回線との情報の授受を制御
する回線制御回路を有するファクシミリ装置間の通信シ
ステムにおいて、第1のファクシミリ装置から第2のフ
ァクシミリ装置に呼接続要求を発呼し(ステップ1)、
第2のファクシミリ装置が上記発呼に応答し、回線を接
続した場合に、受信可能か否かを判定し(ステップ
2)、第2のファクシミリ装置が受信不可能の場合に
は、第1のファクシミリ装置に対して、受信不可情報に
受信可能となる再送信情報を付加し(ステップ3)、受
信不可情報を該第1のファクシミリ装置に返信し(ステ
ップ4)、第1のファクシミリ装置が再送信情報に基づ
いて該第2のファクシミリ装置または他のファクシミリ
装置に再送信を行う(ステップ5)。
【0018】また、上記のステップ3において、再送信
情報を第2のファクシミリ装置へ返信する場合に、第2
のファクシミリ装置に代わって第1のファクシミリ装置
からの送信を受け付けることが可能な代替ファクシミリ
装置の番号を再送信情報として受信不可情報に付加す
る。
【0019】また、ステップ3において、第1のファク
シミリ装置が受信不可状態から受信可能状態となるまで
の時間を計算して学習し、学習結果に基づいて通信可能
時刻を再送信情報として受信不可情報に付加する。ま
た、学習は、ユーザが直接、第2のファクシミリ装置の
操作を行った時刻を計測し、ユーザが装置を操作し得る
時間を計算することにより学習する。
【0020】また、ステップ3において、第1のファク
シミリ装置のユーザにより指定された情報を再送信情報
として受信不可情報に付加する また、ステップ5において、第1のファクシミリ装置が
第2のファクシミリ装置から代替ファクシミリ装置の番
号が付加された受信不可情報を受け取ると、再送信情報
に基づいて、代替ファクシミリ装置の番号に再送信す
る。
【0021】また、ステップ5において、第1のファク
シミリ装置が前記第2のファクシミリ装置から通信可能
時刻が付加された受信不可情報を受け取ると、通信可能
時刻に基づいて、通信可能時刻に第2のファクシミリ装
置に再送信する。
【0022】
【作用】本発明は、受信側のファクシミリ装置が記録紙
切れや、メモリ容量オーバー、故障等により受信不可能
な状態にある場合に、送信側のファクシミリ装置に対し
て、受信不可状態を通知する際に、合わせて受信可能な
他の代替ファクシミリ装置の番号や、自機が受信可能と
なる時刻や時間帯等の時間情報を通知するものである。
これにより、送信側のファクシミリ装置のユーザは、受
信側のファクシミリ装置が受信不可状態であることを認
識すると共に、代替可能なファクシミリ装置の番号に再
送信するか、または、受信側のファクシミリ装置が受信
可能となる時刻に自動的に再送信を試みることが可能と
なる。従って、従来のように、何度も不要な再送信を繰
り返す必要がなく、再送信のためにオペレータが再度送
信操作(宛先の入力や送信条件の設定)を行う必要もな
い。
【0023】また、受信可能時刻を再送信情報として指
定する場合に、学習を繰り返すことにより、受信可能状
態になるまでの時間を算出し、これにより、送信側の装
置に受信可能となる時刻を自動的に通知することができ
る。また、故障等の場合には、ユーザが予測できる修復
の見込み時刻を指定することにより、送信側の装置に通
知する。
【0024】
【実施例】以下、図面と共に本発明の実施例を詳細に説
明する。
【0025】図2は、本発明の一実施例のシステム構成
を示す。同図に示すように、ファクシミリ通信は、送信
側ファクシリミリ装置300から受信側ファクシリミリ
装置400に発呼し、これに応答して受信側ファクシミ
リ装置400が、回線を接続した後、所定の伝送制御手
順を経て画情報の送受信が行われる。一方、受信側ファ
クシミリ装置400側が記録紙切れや、プロッタの故
障、またはメモリ量のオーバー等により、受信不可能な
状態にある場合には、受信側ファクシミリ装置400か
ら送信側ファクシミリ装置300に対して受信不可状態
を示す受信不可情報を通知するとともに、受信可能な代
替ファクシミリ装置500の番号や自機が受信可能とな
る時刻(時間帯)を再送信情報として付加して通知す
る。
【0026】送信側ファクシミリ装置300は、受信側
ファクシミリ装置400から受け取った受信不可状態を
示す通知に含まれる再送信情報に基づいて、再送信を行
う。送信側ファクシミリ装置300は代替ファクシミリ
装置500の番号が受信不可情報に付与されている場合
には、当該代替ファクシミリ装置の番号に呼接続要求を
発行し、再送信処理を行う。また、受信側ファクシミリ
装置400が受信可能となる時間帯または時刻が受信不
可情報に指示されていれば、当該時間帯に再送信を行
う。
【0027】図3は、本発明の一実施例のファクシミリ
装置のブロック構成を示す。同図に示すファクシミリ装
置は、ファクシミリ装置(以下、単に装置という)とし
ての基本プログラムや、処理プログラム等を格納するR
OM2、ROM2に格納されたプログラムに従って装置
全体を制御するCPU1、ワークエリア、ファクシミリ
装置の制御に必要な種々のデータが記憶されるRAM
3、原稿を走査するスキャナ4、コピーや受信原稿の印
字を行うプロッタ5、ユーザからの操作入力を受け付け
ると共にメッセージ表示について制御する操作表示制御
部6、相手のファクシミリ装置との間でファクシミリ制
御信号を交換し、ファクシミリ通信手順を実行する通信
制御部CCU7、送信信号の変調、受信信号の復調を行
うモデム8、画像の蓄積を行うSAF(Store and Forw
ard)メモリ9、画情報を所定の符号化方式に従って符号
化し、また、符号化された画情報を復号化する符号化/
復号化部10、通信回線の制御を行う網制御部NCU1
1、バス12、他のファクシミリ装置から受信した通知
を識別する通知識別部18、オペレータに対して各種ガ
イダンスやメッセージを表示するメッセージ表示部1
9、通知情報生成部20より構成される。
【0028】通知情報生成部20は、通信可能時刻及び
現在時刻を通知する際に用いる時計13とユーザの通常
時の使用時間状況を学習する学習装置14と受信が可能
か否かを判定する受信可否判定部15とを有する。
【0029】図4は、本発明の一実施例の受信側ファク
シミリ装置400の要部を示す。図3と同一部分には、
同一符号を付す。図5は、本発明の一実施例の動作を示
すフローチャートである。図4に示す各部の動作を図5
のフローチャートと共に説明する。
【0030】まず、受信側ファクシミリ装置400が送
信側ファクシミリ装置300からの発呼を受けると(ス
テップ101)、NCU11が回線を接続する(ステッ
プ102)。次に、受信側ファクシミリ装置400のシ
ステムの状態を監視しているCPU1の監視部17から
受信可否判定部15がシステム状態信号を受信し、その
信号に基づいて受信可能か否かを判定する。受信可否判
定部15が受信可と判定した場合には(ステップ10
3,Yes)、CCU7により通常受信手順に沿って通
常の受信処理が行われる(ステップ104)。また、受
信可否判定部15が受信不可と判定した場合には(ステ
ップ103、No)、RAM3に予めユーザにより代行
受信できるファクシミリ装置500の番号が記録されて
いれば(ステップ105、Yes)、その情報を読み出
して通知生成部16に入力する。
【0031】受信可否判定部15が受信不可と判定する
ケースは、記録紙切れかつ、代行受信すべきSAFメモ
リ9に空き容量がない場合や、プロッタが故障中である
等の場合である。通知生成部16は、代行受信可能なフ
ァクシミリ装置500の番号を付与してNSF(非標準
機能信号)にのせる(ステップ107)。
【0032】また、RAM3に代行受信できるファクシ
ミリ装置500の番号が記録されていなければ(ステッ
プ105、No)、RAM3にユーザにより受信可能時
刻情報がセットされているかを判定し(ステップ10
6)、セットされていない場合には(ステップ106,
No)、通知生成部16は学習装置14の計算結果から
受信可能時刻を算出して(ステップ108)、上述した
NSF上に時計13からの現在時刻情報及び算出した受
信可能時刻をのせる(ステップ109)。また、RAM
3に受信可能時刻情報がセットされている場合は(ステ
ップ106、Yes)、RAMから受信可能時刻情報を
読み出して、同様にNSF上に付与する(ステップ10
9)。
【0033】次に、各種情報が付加されたNSFをCC
U7、及びNCU11を介して、送信側ファクシミリ装
置300に送信する(ステップ110)。これに応答し
て送信側ファクシミリ装置300がNSS(非標準機能
設定信号)を返送する。受信側ファクシミリ装置400
がNSSを受信した後(ステップ111)、続いて送信
側ファクシミリ装置300からTCF(トレーニングチ
ェック信号)が送信され、受信側ファクシミリ装置40
0で受信されるが(ステップ112)、ここで、受信側
ファクシミリ装置400は、画情報の受信が不可能な状
態にあるため、送信側ファクシミリ装置300に対して
DCN(切断命令)を送信し(ステップ113)、処理
を終了する。なお、上述した信号NSF,NSS,TC
F,DCNはCCITT勧告T.30に定められた手順
信号であり、T.30以外の伝送制御手順を用いること
も勿論可能である。
【0034】次に、受信側ファクシミリ装置300の上
記のステップ108における学習装置14の学習動作を
説明する。
【0035】図6は、本発明の一実施例の学習装置の動
作を示すフローチャートである。ユーザが装置400に
対して原稿の送信、受信した用紙の取り出し、受信用紙
の補給等、何らかの操作を行う(ステップ201)。こ
のとき、学習装置14は、ユーザのこれらの処理に対し
て、毎回時計13により現在時刻を参照する(ステップ
202)。次に学習装置14は、参照した時刻情報に基
づいて、後述するような計算を行う(ステップ20
3)。なお、ここまでの学習処理は任意の回数繰り返さ
れる。
【0036】学習結果としていくつかの時刻が算出され
るが、これを受信可能時刻群とする(ステップ20
4)。ここで、受信側ファクシミリ装置400が受信可
否判定部15の状態チェックにより受信不可と判断され
ると(ステップ205)、直ちに装置内の時計によっ
て、現在時刻が検出される(ステップ206)。学習装
置14は、この時刻情報を受けて、受信可能時刻群の中
から現在時刻より後の、最も適切な値を受信可能時刻を
通知生成部16に出力し(ステップ207)、この出力
を受けた通知生成部16は、さらに、CCU7に対して
その出力内容を転送する。(ステップ208)。
【0037】上記の学習装置14の具体的な学習動作を
以下に示す。
【0038】例えば、時計13を参照した現在時刻が1
2:10であったとする。ユーザにより午後の原稿の送
信開始時刻と送信終了時刻が以下のように繰り返された
とす る。 開始時刻 終了時刻 1回目 13:00 13:08 2回目 13:17 13:33 3回目 14:10 14:24 4回目 14:31 14:36 5回目 16:20 16:26 6回目 16:31 16:40 7回目 16:43 16:55 上記の時間帯の中で最も間隔が大きい時刻帯は、14:
36〜16:20までの間である。従って、この時間帯
を受信可能時間帯としてこの中より最適な値、例えば、
中間の時刻を取って“15:38”を通知生成部16に
出力する。または、受信可能な時間帯として“14:3
6〜16:20”を指定することも可能である。
【0039】また、統計的な手法により、例えば、各時
間帯毎の送信回数を計数し、最も送信頻度の少ない時間
帯を指定することも可能である。
【0040】
【表1】
【0041】上記のような統計結果は、前日の送信結果
に基づいて作成してもよいし、1週間を統計期間とし
て、その平均値であってもよい。上記のような統計結果
に基づいて時間帯tを求める場合には、例えば、早朝や
深夜の時間帯は除き、送信回数がn回以下及び、現在時
刻12:10以降を条件として、例えば、送信回数が3
回以下の場合には、時間帯tとして、13:00 〜13:59 、
17:00 〜17:59 、 18:00〜18:59 、19:00 〜19:59 が算
出される。学習装置14は、通知生成部16に対して受
信可能時間帯として、13:00 〜13:59 、17:00 〜19:59
を転送し、さらに、通知生成部16からCCU7に対し
てその内容が転送される。
【0042】また、受信可能時間帯をメッセージ表示部
19に表示して、複数の時間帯の中から特定の受信可能
時刻をユーザが選択して設定してもよい。
【0043】なお、上記のような統計結果は、ユーザの
使用状況により変化するので、ある一定周期を以て更新
することが可能である。
【0044】上記の学習処理により得られた学習結果で
ある受信可能時刻及び、受信側のユーザにより入力され
た受信可能時刻や代替ファクシミリ番号を通知生成部1
6から受け取ると、CCU7は、図7に示すような構成
の受信不可情報を生成しNSFにのせて送信側ファクシ
ミリ装置300に転送する。同図において、受信不可情
報600は、受信可能/不可区分610、代替ファクシ
リ装置宛先番号620、受信可能時刻630より構成さ
れる。受信可能/不可区分610において、受信可能な
場合には、“0”が設定され、受信不可能な場合には
“1”が設定されるものとする。受信不可能な場合に
は、少なくとも代替ファクシミリ装置宛先番号620及
び受信可能時刻630のいずれかが設定される。設定さ
れていない場合には『NULL』が設定されるものとす
る。
【0045】次に、受信側ファクシミリ装置400から
再送信依頼情報が送信側ファクシミリ装置300に送信
された場合の送信側ファクシミリ装置300の動作を説
明する。
【0046】図8は、本発明の送信側ファクシミリ装置
300の要部の構成を示す。図9は、本発明の一実施例
の送信側ファクシミリ装置300の伝送制御動作を示す
フローチャートである。送信側ファクシミリ装置300
の動作を図8と共に説明する。
【0047】送信側ファクシミリ装置300のオペレー
タは、通常のファクシミリ送信動作を開始し、送信のた
めの原稿を送信トレイにセットし(ステップ301)、
宛先の番号を入力して、送信動作の開始を指示する(ス
テップ302)。この指示を受けて送信側ファクシミリ
装置300は、呼接続のための呼出を行う(ステップ3
03)。
【0048】回線接続後、受信側ファクシミリ装置40
0よりNSFを受信し(ステップ304)、NSFがN
CU11、CCU7を介して通知識別部18に入力され
ると、通知識別部18は、通知されたNSFに受信不可
情報の受信可能/不可区分に“1”が設定されているか
を判断する(ステップ305)。ここで、同区分に
“0”が設定されている場合には(ステップ305、N
o)、通常の通信を行い(ステップ306)、送信処理
が終了したら呼を切断する(ステップ307)。
【0049】一方、受信可能/不可区分に“1”が設定
されている場合には(ステップ305、Yes)、受信
不可情報をRAM3に格納すると共に、操作表示制御部
6に転送し、操作表示制御部6によりメッセージ表示部
19に表示する(ステップ308)。
【0050】メッセージ表示部19に表示されるメッセ
ージは、例えば、受信側ファクシミリ装置400が正常
受信可能な場合には、受信側ファクシミリ装置の番号や
宛先名が表示されるが、受信不可能な場合には、『トウ
ホウ ヨウシギレノタメ タダイマ ジュシンデキマセ
ン。
【0051】99−9999−9999 ニ ソウシン
シテクダサイ。』等が表示される。受信側のユーザは
このような表示を見て、現在受信側ファクシミリ装置4
00への送信が不可能であることを認識する。
【0052】一方、受信不可情報の代替ファクシミリ装
置宛先620に代替ファクシミリ装置500の番号が付
加されている場合には、(ステップ309,Yes)、
送信側ファクシミリ装置300は、現在の呼を切断し
(ステップ310)、ユーザが代替ファクシミリ装置5
00の番号を入力し、RAM3から読出し(ステップ3
11)、上記ステップ304以降の処理を行い、代替フ
ァクシミリ装置500に対しての送信動作を行う。ま
た、受信不可能情報に代替ファクシミリ装置装置500
の番号が付加されていない場合には(ステップ309、
No)、続いて受信付加情報の受信可能時刻630に受
信可能時間帯或いは受信可能時刻が設定されているか否
か判断し(ステップ312)、受信可能時間帯あるい
は、受信可能時刻が設定されている場合には(ステップ
312、Yes)、これらの情報を参照して適切な時刻
を選択、設定し、RAM3に格納しておく(ステップ3
13)。その後、現在接続されている受信ファクシミリ
装置400とのの呼を切断し(ステップ314)、設定
時刻を時計13によりタイマ監視し(ステップ31
5)、設定時刻或いは設定時間帯が到来したら(ステッ
プ315、Yes)、上記ステップ304以降の処理を
繰り返し、自動送信を行う(ステップ316)。
【0053】このとき、ステップ314で呼を切断した
後、予め送信原稿をスキャナ4により走査し、SAF9
に記憶させておき、設定時間帯あるいは、時刻が到来し
た時点で、送信を行う。また、送信原稿トレイに送信原
稿をセットしたまま待機、設定時間帯あるいは、時刻が
到来した時点で自動送信を行ってもよい。
【0054】上記の実施例によれば、従来のように単に
受信不可能であることのみを通知する装置とは異なり、
送信側ファクシミリ装置300は、送信先のファクシミ
リ装置400が受信不可能な場合に返送される受信不可
情報に基づいて、むやみに再送信を繰り返す必要がな
く、再送信のためにオペレータが送信操作を行う必要も
ない。
【0055】なお、上記の実施例において、メッセージ
表示部19に受信不可情報が表示される例を示したが、
メッセージ表示部19の代わりに送信レポートに出力し
てもよい。
【0056】なお、本発明は、上記の例に限定されるこ
となく、特許請求の範囲内において種々変更が可能であ
る。
【0057】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、単に受信
側ファクシミリ装置から受信不可能でる旨の通知のみな
らず、送信側で再送信が可能となる代替のファクシミリ
装置の番号及び受信可能となる時刻を送信側ファクシミ
リ装置に通知することにより、送信側のユーザが不要な
再送信の動作を繰り返す必要がなくなり、情報の早期受
渡し、及び確実な情報送信が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明するための図である。
【図2】本発明の一実施例のシステム構成を示す図であ
る。
【図3】本発明の一実施例のファクシミリ装置のブロッ
ク構成図である。
【図4】本発明の一実施例の受信側ファクシミリ装置の
要部を示す図である。
【図5】本発明の一実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図6】本発明の一実施例の学習装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図7】本発明の一実施例の通知生成部で生成される受
信不可情報の構成図である。
【図8】本発明の送信側ファクシミリ装置の要部の構成
図である。
【図9】本発明の一実施例の送信側ファクシミリ装置の
伝送制御動作を示すフローチャートである。
【図10】従来の従来のファクシミリ装置の構成のブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 スキャナ 5 プロッタ 6 操作表示制御部 7 CCU 8 モデム 9 SAF 10 符号化/復号化部 11 NCU 12 バス 13 時計 14 学習装置 15 受信可否判定部 18 通知識別部 19 メッセージ表示部 20 通知情報生成部 200 回線 300 送信側ファクシミリ装置 400 受信側ファクシミリ装置 500 代替ファクシミリ装置 600 受信不可情報 610 受信可能/不可区分 620 代替ファクシリ装置宛先番号 630 受信可能時刻

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線との情報の授受を制御する回線
    制御回路を有するファクシミリ装置間の通信システムに
    おいて、 第1のファクシミリ装置から第2のファクシミリ装置に
    呼接続要求を発呼するステップと、 前記第2のファクシミリ装置が前記発呼に応答し、回線
    を接続した場合に、受信可能か否かを判定するステップ
    と、 前記第2のファクシミリ装置が受信不可能の場合には、
    該第1のファクシミリ装置に対して、受信不可情報に
    に、受信可能となる再送信情報を付加するステップと、 該再送信情報が付加された該受信不可情報を該第1のフ
    ァクシミリ装置に返信するステップと、 該第1のファクシミリ装置が該再送信情報に基づいて該
    第2のファクシミリ装置または他のファクシミリ装置に
    再送信を行うステップとを有するファクシミリ通信方
    法。
  2. 【請求項2】 前記再送信情報を前記受信不可情報に付
    加するステップは、 前記第2のファクシミリ装置に代わって前記第1のファ
    クシミリ装置からの送信を受け付けることが可能な代替
    ファクシミリ装置の番号を再送信情報として受信不可情
    報に付加する請求項1記載のファクシミリ通信方法。
  3. 【請求項3】 前記再送信情報を前記受信不可情報に付
    加するステップは、 前記第2のファクシミリ装置が受信不可状態から受信可
    能状態となるまでの時間を計算して学習し、学習結果に
    基づいて通信可能時刻を再送信情報として前記受信不可
    情報に付加する請求項1記載のファクシミリ通信方法。
  4. 【請求項4】 前記第2のファクシミリ装置の操作をユ
    ーザが直接、行った時刻を計測し、ユーザが装置を操作
    し得る時間を計算することにより学習する請求項3記載
    のファクシミリ通信方法。
  5. 【請求項5】 前記再送信情報を前記受信不可情報に付
    加するステップは、 前記第1のファクシミリ装置のユーザにより指定された
    情報を再送信情報とし前記受信不可情報に付加する請求
    項1記載のファクシミリ通信方法。
  6. 【請求項6】 前記第1のファクシミリ装置が前記第2
    のファクシミリ装置から前記代替ファクシミリ装置の番
    号が付加された受信不可情報を受け取ると、 前記受信不可情報に基づいて、前記代替ファクシミリ装
    置の番号に再送信する請求項2記載のファクシミリ通信
    方法。
  7. 【請求項7】 前記第1のファクシミリ装置が前記第2
    のファクシミリ装置から前記通信可能時刻が付加された
    受信不可情報を受け取ると、 前記受信不可情報に基づいて、前記通信可能時刻に前記
    第2のファクシミリ装置に再送信する請求項4記載のフ
    ァクシミリ通信方法。
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