JPH07326889A - パネル素子のキャリア - Google Patents

パネル素子のキャリア

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JPH07326889A
JPH07326889A JP6120120A JP12012094A JPH07326889A JP H07326889 A JPH07326889 A JP H07326889A JP 6120120 A JP6120120 A JP 6120120A JP 12012094 A JP12012094 A JP 12012094A JP H07326889 A JPH07326889 A JP H07326889A
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JP
Japan
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panel element
carrier
elastic sheet
panel
plate
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JP6120120A
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Yasuto Onizuka
安登 鬼塚
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶パネルなどのパネル素子の搬送に有利な
パネル素子のキャリアを提供することを目的とする。 【構成】 指入れ口3が開口されたキャリア1と、表面
に凸凹が形成された弾性シート2とからパネル素子10
のキャリア1を構成し、この弾性シート2を指入れ口3
を露呈させてキャリア1の上面に装着した。したがって
キャリア1を簡単に構成でき、また弾性シート2の作用
により、パネル素子10を位置ずれしないように載置で
き、またパネル素子10のキャリア1への載置やキャリ
ア1からの取り卸しを容易に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パネル素子をその組立
ラインを搬送するためのパネル素子のキャリアに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータやワープロ等のディ
スプレイとして、液晶パネルやプラズマパネルなどのパ
ネル素子が次第に多用されるようになってきている。こ
のパネル素子は、積層された一組のガラス板の内面に回
路が設けられたもので、その外縁部の表裏両面に回路の
電極が露出しており、ボンディング装置によって、この
電極にICチップやフィルムキャリアで製造されたチッ
プなどのドライバーのボンディングが行われる。そこで
本出願人は、パネル素子の搬送と、パネル素子の外縁部
へのドライバーなどのボンディングを行いやすいパネル
素子のキャリアを提案した(特開平5−29794号公
報)。
【0003】このものは、キャリア1(符号は同公報援
用、以下同)にパネル素子2と同寸以上の開口部3を開
口し、この開口部3の縁部に、パネル素子2をキャリア
1から浮かせて位置決めする位置決め部6,8,9を設
けたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のパネル素子のキャリアは構造がやや複雑であり、殊に
位置決め部6,8,9の成形や組み付けが面倒であると
いう問題点があった。
【0005】そこで本発明は、パネル素子の搬送やドラ
イバーのボンディングに有利で、しかも構造が簡単なパ
ネル素子のキャリアを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、指
入れ口が開口されたプレートの上面に、表面に凸凹が形
成された弾性シートを指入れ口を露呈させて装着し、パ
ネル素子のキャリアを構成したものである。
【0007】
【作用】上記構成において、パネル素子はプレートに装
着された弾性シートの上面に載置される。その状態で、
パネル素子は弾性シートの凸部に接地することにより、
この摺接摩擦によって不要に位置ずれすることはなく、
また凹部が存在することによって過度に貼りつくように
密着することもなく、指入れ口から指やチャック機構を
指し入れることにより簡単にパネル素子を弾性シートか
ら取り卸せる。また弾性シートの弾性によりパネル素子
は傷つきにくく、また弾性シートの厚さ分だけパネル素
子はプレートから浮き上るので、パネル素子の縁部に形
成された電極を傷つけることもなくパネル素子を搬送で
きる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の一実施例
を説明する。図1は本発明の一実施例のパネル素子とキ
ャリアの斜視図、図2は同パネル素子を載置したキャリ
アの斜視図、図3は図2のA−A断面図、図4は図3の
K部分の部分拡大断面図、図5は同キャリアのストッカ
ーの斜視図である。
【0009】図1および図2において、キャリア1は四
角形の金属板であり、その上面中央には合成樹脂製の弾
性シート2が貼着されている。この弾性シート2の上面
はイボイボ状の凸凹が形成されている。また弾性シート
2の周囲には指入れ口3が長孔状に4個十字形に開口さ
れており、弾性シート2はこれらの指入れ口3を塞がな
いように露呈させて貼着されている。なおこの指入れ口
3は、パネル素子10をチャックするチャック機構など
の差し入れ口にもなる。
【0010】パネル素子10は、ガラス板である上板1
1と下板12を貼り合わせて形成されており、また上板
11の縁部に形成された電極(図示せず)にはフィルム
キャリアにて製造されたドライバー13がボンディング
されている。14はドライバー13の上面に接着された
半導体チップである。図2および図3に示すように、パ
ネル素子10をキャリア1に載置した状態で、指入れ口
3はパネル素子10から露呈し、したがって図示するよ
うに指先を指入れ口3から差し入れることにより、パネ
ル素子10を弾性シート2上に容易に載置でき、また弾
性シート2上から容易に取り卸すことができる。
【0011】また図3に示すように、パネル素子10は
キャリア1に載置した状態で、キャリア1の上面から弾
性シート2の厚さ(1〜3mm程度)分だけ浮き上がる
ので、上板11の縁部の下面に形成された電極やこの電
極にボンディングされたドライバー13がキャリア1の
上面に当って傷つくことはない。また図4に示すよう
に、弾性シート2の表面にはイボイボ状の凸部4が突設
されているので、その摺接摩擦力のために、パネル素子
10が不要に位置ずれして、キャリア1の搬送中にパネ
ル素子10がキャリア1から脱落することはない。また
弾性シート2の表面には凹部5が存在するので、パネル
素子10の下面が弾性シート2の上面に過度に貼りつく
ように密着することもないので、上述のように指入れ口
3から指先を差し入れてパネル素子10を持ち上げるこ
とにより、パネル素子10をキャリア1から容易に取り
卸せる。
【0012】図5において、ストッカー20の内壁面に
はラック21が設けられており、キャリア1はこのラッ
ク21上に段積み状態で収納される。またストッカー2
0の前部にはガイドレール22が設けられており、キャ
リア1は搬送爪23に押されてこのガイドレール22上
をスライドしてストッカー20内に収納され、またスト
ッカー20から取り出される。このようにパネル素子1
0をキャリア1に載置して搬送すれば、パネル素子10
を傷めることはなく、パネル素子10の製造組み立てラ
インなどを搬送しやすい。尚、本実施例では、キャリア
1の中央部に弾性シートを1枚だけ貼り付けた構成とな
っているが、キャリア1の4隅の4カ所に弾性シートを
貼り付けてもよく、種々変更できる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、パ
ネル素子を搬送するためのキャリアを簡単な構成で実現
できる。しかもパネル素子は弾性シートの凸部に接地す
ることにより、この摺接摩擦によって不要に位置ずれす
ることはなく、また凹部が存在することによって過度に
貼りつくように密着することもなく、指入れ口から指を
指し入れることにより簡単にパネル素子を弾性シートか
ら取り卸せる。また弾性シートの弾性によりパネル素子
は傷つきにくく、また弾性シートの厚さ分だけパネル素
子はプレートから浮き上るので、パネル素子の縁部に形
成された電極を傷つけることもなく搬送できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のパネル素子とキャリアの斜
視図
【図2】本発明の一実施例のパネル素子を載置したキャ
リアの斜視図
【図3】本発明の一実施例のパネル素子を載置したキャ
リアの断面図
【図4】本発明の一実施例のパネル素子を載置したキャ
リアの部分拡大断面図
【図5】本発明の一実施例のキャリアのストッカーの斜
視図
【符号の説明】
1 キャリア 2 弾性シート 3 指入れ口 4 凸部 5 凹部 10 パネル素子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】指入れ口が開口されたプレートと、表面に
    凸凹が形成された弾性シートとから成り、この弾性シー
    トを前記指入れ口を露呈させて前記プレートの上面に装
    着することを特徴とするパネル素子のキャリア。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1247760A1 (en) * 2001-04-05 2002-10-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Packaging method of plasma display panel modules
JP2017214130A (ja) * 2016-06-02 2017-12-07 村角工業株式会社 プレパラート収容マッペ

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US7059473B2 (en) 2001-04-05 2006-06-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Packaging method of plasma display panel modules
EP1787914A2 (en) * 2001-04-05 2007-05-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Packaging method of plasma display panel modules
EP1787914A3 (en) * 2001-04-05 2008-02-27 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Packaging method of plasma display panel modules
JP2017214130A (ja) * 2016-06-02 2017-12-07 村角工業株式会社 プレパラート収容マッペ

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JP2978397B2 (ja) 1999-11-15

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