JP2004203436A - ガラス基板搬送用ボックス - Google Patents

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Abstract

【課題】大型寸法のガラス基板を容易に収納できるガラス基板搬送用ボックスを提供する。
【解決手段】少なくとも前縦側板8a、後縦側板8b及び底板6で構成され、少なくとも上方に天井開口部10を有するガラス基板搬送用ボックス1であって、前記前縦側板8aにはガラス基板2を横方向から挿入するための切り欠き開口部9が形成されている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、切り欠き開口部、天井開口部を閉塞する蓋体が、切り欠き開口部蓋体と天井蓋体とから成り、少なくともいずれか一方の蓋体は、ガラス基板を対向するパッド側へ押圧できるようになっているガラス基板搬送用ボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、素板ガラス液晶表示用ガラス基板、プラズマ表示用ガラス基板、ハイブリッドICセラミックス基板、ウェハなどの各種の基板あるいはこれら基板を用いて製造した完成パネル等(以下単に「ガラス基板」という。)を例えば、ガラスメーカからデバイスメーカに移送する場合に用いられる搬送用ボックスとして、図5に示すようなボックスが知られていた。
【0003】
図5において、01はガラス基板搬送用ボックスであって、上端が開口する有底の本体部02と図示しない蓋体で構成され、本体部02内には複数のガラス基板03の両側辺ないし下辺(不図示)を支持する複数の縦溝04aを有した内挿板04が一対挿入されている。これらのガラス基板03は、対向する内挿板04の縦溝04a内に一枚ずつ係合支持され、上部より蓋体をガラス基板03の上辺を押えるようにして本体部02上にかぶせて搬送に供される構成になっているが、近年ガラス基板の輸送効率化、積載効率の向上、輸送枚数当たり単価削減の理由からガラス基板の縦,横寸法が大型化傾向にあり、例えば、基板寸法が1800×2000×0.7が主流になってきている。
【0004】
前記寸法のガラス基板を従来の方法で上方よりガラス基板ボックスに挿入しようとしても、ガラス基板の端部やガラス基板搬送装置が天井にぶつかり、上部からの挿入が不可能であるといった問題を有していた。
【0005】
本発明はこのような問題点に着目してなされたもので、近年主流をなす大型化されたガラス基板であっても天井にぶつかることなく容易に収納できるガラス基板搬送用ボックスを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のガラス基板搬送用ボックスは、少なくとも前縦側板、後縦側板及び底板で構成され、少なくとも上方に天井開口部を有するガラス基板搬送用ボックスであって、
前記前縦側板、後縦側板及び底板の内面には両縦側面パッド及び底面パッドがそれぞれ内装されており、前記両縦側面パッドには互いに整合するガラス基板誘導及び支持用の複数の縦溝が形成され、前記底面パッドには前記複数の縦溝と整合するガラス基板支持用の複数の平行溝が形成されるとともに、前記前縦側板にはガラス基板を横方向から挿入するための切り欠き開口部が形成され、前記天井開口部と前記切り欠き開口部を閉塞する蓋体を有していることを特徴としている。
この特徴によれば、前縦側板にはガラス基板を横方向から挿入するための切り欠き開口部が形成されているので、ガラス基板は横方向から挿入され、天井にぶつかる恐れもなく、低い天井であってもガラス基板搬送用ボックス内に容易に収納できる。また、前縦側板、後縦側板に設けられた両縦側面パッド及び底板の内面に設けられた底面パッドの三方でガラス基板は支持されるので、ガラス基板同士が互いに干渉しない正確な位置決めができる。
【0007】
本発明のガラス基板搬送用ボックスは、切り欠き開口部、天井開口部を閉塞する蓋体が、切り欠き開口部蓋体と天井蓋体とから成り、少なくともいずれか一方の蓋体は、ガラス基板を対向するパッド側へ押圧できるようになっていることが好ましい。
このようにすれば、少なくともガラス基板が、縦溝もしくは平行溝に挿入された状態で対向方向から付勢されるため、ガラス基板をボックス内で確実に固定できる。
【0008】
本発明のガラス基板搬送用ボックスは、前記切り欠き開口部蓋体には切り欠き開口部蓋体パッドが、前記天井蓋体には天井蓋体パッドが形成され、これらパッドが弾性材で構成されていることが好ましい。
このようにすれば、蓋体パッドが弾性材で構成されているので、蓋体をガラス基板側へ押圧することによって、ガラス基板が縦溝と平行溝に押圧された状態で上下方向と前後方向に付勢され、本体ボックス内に確実に支持固定されるため、搬送時のガラス破損を防止できることになる。
【0009】
本発明のガラス基板搬送用ボックスは、前記切り欠き開口部と前記天井開口部には、個別に開閉可能な切り欠き開口部蓋体と天井蓋体がそれぞれ形成されていることが好ましい。
このようにすれば、両開口部には個別に蓋体が形成されているので、ガラス基板収納後の蓋体に対して別々にガラス基板を押圧するように確実に取付けできることになる。
【0010】
本発明のガラス基板搬送用ボックスは、前記切り欠き開口部と前記天井開口部の両開口部には、同時に開閉可能な切り欠き開口部蓋体と天井蓋体が一体の蓋体に形成されていることが好ましい。
このようにすれば、切り欠き開口部蓋体と天井蓋体が一体の蓋体に形成されているので、ガラス基板収納後の蓋体の取り付け作業を一工程で容易に取付けできることになる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0012】
図1〜図4は、本発明の一実施形態を示すもので、図1は、本発明に係るガラス基板搬送用ボックスの外観斜視図、図2は、ガラス基板の収納工程を示す断面図、図3は、本発明に係るガラス基板搬送用ボックスの別の実施例を示す外観斜視図、図4(a)(b)(c)は、本発明に係るガラス基板搬送用ボックス内にガラス基板を収納後の蓋体の閉鎖工程を示す断面図、図5は、従来のガラス基板搬送用ボックスの外観斜視図、図6は、従来のガラス基板搬送用ボックスにガラス基板を収納する工程を示す断面図である。
【0013】
図4(c)に示す符号1はガラス基板搬送用ボックスを示し、このガラス基板搬送用ボックス1は、図1に示す複数のガラス基板2(1800mm×2000mm×0.7mm)を例えば、ガラスメーカからデバイスメーカに移送する場合に用いられる搬送用ボックスとして使用するものであって、図1に示す横長直方体で後述する上部及び前縦側部の一部が開口したボックス本体3と天井蓋体4と切り欠き開口部蓋体5とから成り、ボックス本体3は、底板6と横側板7a,7b、前縦側板8a及び後縦側板8bとを組み合わせて構成されている。
【0014】
図1に示されるように、ガラス基板搬送用ボックス1を構成する横側板7a,7b、前縦側板8a、後縦側板8b、底板6及び天井蓋体4及び切り欠き開口部蓋体5は同材料の板体から形成され、この板体は両側が発砲スチロール樹脂(例えば発砲ポリエチレン樹脂)を両側からアルミ複合板で挟んだ断面構造となっており、アルミ複合板の最外面と最内面は導電処理のためにポリエステル樹脂系の焼き付け塗料が塗布されている。
【0015】
前縦側板8aの上部には切り欠き開口部9が形成され、後縦側板8bに比べて、前縦側板8aは高さが低い形状になっている。また、ボックス本体3の上部には天井開口部10が形成され、前記切り欠き開口部9には切り欠き開口部蓋体5が、前記天井開口部10には天井蓋体4がそれぞれ取付け可能になっている。
【0016】
前記切り欠き開口部蓋体5の裏面には、切り欠き蓋体パッド11が貼着され、この切り欠き蓋体パッド11は弾性材、例えばポリエチレン系発砲体等で形成され、このパッド11は所定厚みを有する直方体に形成され、前記ガラス基板2の側端面に当接されるパッドであるが、弾性材のかわりに後縦側板8bの後縦側面パッド15と同形状で同材質とすることも可能である。
【0017】
前記天井蓋体4の下面には、天井蓋体パッド13が貼着され、このパッド13は前記切り欠き蓋体パッド11と同様の弾性材で形成されるが底板6の上面に形成された底面パッド14と同形状で同材質にすることも可能である。このパッド13はガラス基板2の上端面を押圧するよう構成されている。図1に示す前記前縦側板8aに貼着された前記前縦側面パッド12には複数の縦溝Gが設けられ、また後縦側板8bの前面に接着剤等により貼着された後縦側面パッド15にはガラス基板2の誘導及び支持用の複数の縦溝Gが設けられている。この両縦溝G、Gは互いに整合するように設定されている。
【0018】
この前・後縦側面パッド12,15は前記蓋体パッド11,13より硬質、例えばポリエチレン系発砲体より形成されている。また別の実施例として天井蓋体4及び切り欠き開口部蓋体5は図3に示すように同時に開閉可能な一体の断面L字状の蓋体19に形成することもできる。このように形成すると、蓋体の開閉工程を一つ省略できる。また、各蓋体4,5を蝶づかいで一体化することもできる。
【0019】
また、底面パッド14と天井蓋体パッド13に設けられた複数の平行溝Yは互いに整合するように設定され、かつこの平行溝Yは前記複数の縦溝Gと正確に整合するように設定される。
【0020】
前記複数の縦溝G及び平行溝Yは、例えば14mmピッチ間隔で断面逆山形状の溝に形成されている。したがって、複数のガラス基板2が収納されても互いにガラス面が接触する恐れはない。
【0021】
図1に示す16は、天井蓋体4及び切り欠き開口部蓋体5とボックス本体3の開口部9,10を閉塞固定するための連結金具で、例えばパッチン錠を使用し、付勢力の作用で連結金具16で係合保持され、前記各蓋体4,5の開放がロックされる。
【0022】
図2に示す17はガラス基板2の搬送装置で、例えばクレーンや特殊フォークにガラス基板2を吸着するための真空吸着具18を取り付けた通常のガラス基板搬送装置である。
【0023】
次に、上記のように構成されたガラス基板搬送用ボックスの機能につき説明する。
【0024】
まず、図2に示すように、搬送装置17に取り付けた真空吸着具18によりガラス基板2を吸着して横方向に移動し、前面の低い高さの前縦側板8aをまたぎ、ボックス本体3内に搬送し、後縦側板8bに設けられた縦溝Gにガラス基板2の先端部を挿入させ、搬送装置17により下方に移動させるとガラス基板2は縦溝G内を下方に移動し、所定の位置でガラス基板2の後端部は前縦側板8aに設けられた縦溝G内に誘導され更に下方に移動し、ガラス基板2の下端部は底板6に設けられた底面パッド14の平行溝Y内に収納される。この時点でガラス基板2の吸着は解放される。この動作を順次繰り返すことによって、ガラス基板2は順次ボックス本体3内に収納されていく。
【0025】
ボックス本体3内に所定個数のガラス基板2が収納されると、次に図4(a)(b)(c)に示すように、天井蓋体4及び切り欠き開口部蓋体5の閉塞工程が行われる。
【0026】
詳細に工程を説明すると、図4(a)に示すように、複数のガラス基板2はボックス本体3内に内装されている前縦側面パッド12及び後縦側面パッド15の複数の縦溝G、G内に収納され、ガラス基板2の下端部は底面パッド14の複数の平行溝Y内に収納される。縦溝G、Gと平行溝Yは正確に整合するように設定されているので、ボックス本体3内に収納された所定個数のガラス基板2は、それぞれ前縦側面パッド12、後縦側面パッド15及び底面パッド14の三方で支持されることになり、互いに干渉することなく正確に位置決めされる。
【0027】
正確に位置決めされた複数のガラス基板2は、図4(b)に示すように、天井蓋体4及び切り欠き開口部蓋体5でそれぞれ矢印方向に押圧すると、それぞれの蓋体4,5に取り付けられた天井蓋体パッド13及び切り欠き蓋体パッド11が弾性材で形成されているので、それぞれの蓋体パッド11,13の弾力によりガラス基板2の上端面及び側端面が押圧され、前記蓋体パッド11,13は圧縮されて図4(C)に示すように、ガラス基板2はボックス本体3内に正確に位置決めされた状態で確実に収納固定される。更にボックス本体3には図1,3に示すように、パッチン錠が取り付けられているので、付勢された状態で係合保持され各蓋体4,5の開放がロックされる。
【0028】
上記の方法で収納されたガラス基板搬送ボックス1は、例えば、ガラスメーカからデバイスメーカに移送するボックスとして使用される。
【0029】
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、例えば、パッド11,13がポリエチレン系発砲体等で構成されたものを実施例で示したが、ポリエチレン系発砲体に限らず軽量で丈夫な弾性材であれば良く、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。また、蓋体に弾性材を使用したが、ガラス基板に付勢力を与えるために、蓋体4,5とパッド11,13間に別の弾性手段を介装する等、他の手段も含まれる。
【0030】
【発明の効果】
本発明によれば、次のような効果が得られる。
【0031】
(a)請求項1に記載の発明によれば、前縦側板にはガラス基板を横方向から挿入するための切り欠き開口部が形成されているので、ガラス基板は横方向から挿入され、天井にぶつかる恐れもなく、低い天井であってもガラス基板搬送用ボックス内に容易に収納できる。また、前縦側板、後縦側板に設けられた両縦側面パッド及び底板の内面に設けられた底面パッドの三方でガラス基板は支持されるので、ガラス基板同士が互いに干渉しない正確な位置決めができる。
【0032】
(b)請求項2に記載の発明によれば、少なくともガラス基板が、縦溝もしくは平行溝に挿入された状態で対向方向から付勢されるため、ガラス基板をボックス内で確実に固定できる。
【0033】
(c)請求項3に記載の発明によれば、蓋体パッドが弾性材で構成されているので、蓋体をガラス基板側へ押圧することによって、ガラス基板が縦溝と平行溝に押圧された状態で上下方向と前後方向に付勢され、本体ボックス内に確実に支持固定されるため、搬送時のガラス破損を防止できることになる。
【0034】
(d)請求項4に記載の発明によれば、両開口部には個別に蓋体が形成されているので、ガラス基板収納後の蓋体に対して別々にガラス基板を押圧するように確実に取付けできることになる。
【0035】
(e)請求項5に記載の発明によれば、切り欠き開口部蓋体と天井蓋体が一体の蓋体に形成されているので、ガラス基板収納後の蓋体の取り付け作業を一工程で容易に取付けできることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガラス基板搬送用ボックスの外観斜視図である。
【図2】ガラス基板の収納工程を示す断面図である。
【図3】本発明に係るガラス基板搬送用ボックスの別の実施例を示す外観斜視図である。
【図4】(a)(b)(c)は、本発明に係るガラス基板搬送用ボックス内にガラス基板を収納後の蓋体の閉鎖工程を示す断面図である。
【図5】従来のガラス基板搬送用ボックスの外観斜視図である。
【図6】従来のガラス基板搬送用ボックスにガラス基板を収納する工程を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ガラス基板搬送用ボックス
2 ガラス基板
3 ボックス本体
4 天井蓋体
5 切り欠き開口部蓋体
6 底板
7a,7b 横側板
8a 前縦側板
8b 後縦側板
9 切り欠き開口部
10 天井開口部
11 切り欠き蓋体パッド
12 前縦側面パッド
13 天井蓋体パッド
14 底面パッド
15 後縦側面パッド
16 連結金具
17 搬送装置
18 真空吸着具
19 断面L字状の蓋体
G 縦溝
Y 平行溝

Claims (5)

  1. 少なくとも前縦側板、後縦側板及び底板で構成され、少なくとも上方に天井開口部を有するガラス基板搬送用ボックスであって、
    前記前縦側板、後縦側板及び底板の内面には両縦側面パッド及び底面パッドがそれぞれ内装されており、前記両縦側面パッドには互いに整合するガラス基板誘導及び支持用の複数の縦溝が形成され、前記底面パッドには前記複数の縦溝と整合するガラス基板支持用の複数の平行溝が形成されるとともに、前記前縦側板にはガラス基板を横方向から挿入するための切り欠き開口部が形成され、前記天井開口部と前記切り欠き開口部を閉塞する蓋体を有していることを特徴とするガラス基板搬送用ボックス。
  2. 切り欠き開口部、天井開口部を閉塞する蓋体が、切り欠き開口部蓋体と天井蓋体とから成り、少なくともいずれか一方の蓋体は、ガラス基板を対向するパッド側へ押圧できるようになっているガラス基板搬送用ボックス。
  3. 前記切り欠き開口部蓋体には切り欠き開口部蓋体パッドが、前記天井蓋体には天井蓋体パッドが形成され、これらパッドが弾性材で構成されている請求項2に記載のガラス基板搬送用ボックス。
  4. 前記切り欠き開口部と前記天井開口部には、個別に開閉可能な切り欠き開口部蓋体と天井蓋体がそれぞれ形成されている請求項2または3に記載のガラス基板搬送用ボックス。
  5. 前記切り欠き開口部と前記天井開口部の両開口部には、同時に開閉可能な切り欠き開口部蓋体と天井蓋体が一体の蓋体に形成されている請求項2または3に記載のガラス基板搬送用ボックス。
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