JPH07326303A - ビデオ画像表示装置 - Google Patents

ビデオ画像表示装置

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JPH07326303A
JPH07326303A JP7132097A JP13209795A JPH07326303A JP H07326303 A JPH07326303 A JP H07326303A JP 7132097 A JP7132097 A JP 7132097A JP 13209795 A JP13209795 A JP 13209795A JP H07326303 A JPH07326303 A JP H07326303A
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JP
Japan
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magnetic field
video image
deflection yoke
ray tube
cathode ray
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Application number
JP7132097A
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English (en)
Inventor
Basab B Dasgupta
ビジェ ダスグッタ バサ
Mark A Schmidt
アレン シュミット マーク
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Sony Electronics Inc
Original Assignee
Sony Electronics Inc
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Filing date
Publication date
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    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/46Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
    • H01J29/70Arrangements for deflecting ray or beam
    • H01J29/701Systems for correcting deviation or convergence of a plurality of beams by means of magnetic fields at least
    • H01J29/702Convergence correction arrangements therefor
    • H01J29/703Static convergence systems
    • HELECTRICITY
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    • H01J29/46Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
    • H01J29/70Arrangements for deflecting ray or beam
    • H01J29/72Arrangements for deflecting ray or beam along one straight line or along two perpendicular straight lines
    • H01J29/76Deflecting by magnetic fields only
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/46Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
    • H01J29/82Mounting, supporting, spacing, or insulating electron-optical or ion-optical arrangements
    • H01J29/823Mounting, supporting, spacing, or insulating electron-optical or ion-optical arrangements around the neck of the tube
    • H01J29/826Deflection arrangements
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2229/00Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
    • H01J2229/56Correction of beam optics
    • H01J2229/568Correction of beam optics using supplementary correction devices
    • H01J2229/5681Correction of beam optics using supplementary correction devices magnetic
    • H01J2229/5684Magnetic materials, e.g. soft iron
    • H01J2229/5685Cross-arms field shaper

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ほぼ円筒形で比較的平坦な面をもつCRTス
クリーン318に歪みのないビデオ画像を表示するこ
と。 【構成】 偏向ヨーク(DY)316をCRTの外面3
42の近くに配置し、DYの内面340の輪郭を、CR
Tの外面342との間の中間空隙354が前後の空隙3
52,350のどちらよりも十分に大きくなるように設
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオ画像表示(ディ
スプレイ)装置、もっと詳しくは偏向ヨークを有する陰
極線管装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】陰極線管(CRT)装置は大抵電子ビー
ムを発生し、該電子ビームは、スクリーン上の指定領域
を正しく走査できるように電磁的に偏向されるようにな
っている。かようなCRT装置の例を図1に示す。
【0003】図1に示すように、CRT装置10は一般
に、エンベロープ(外被)部分12、電子銃(単数又は
複数)14、偏向ヨーク(DY)16、シャドーマスク
又はアパーチャグリル(有孔板)20及びスクリーン又
はパネル18を含んでいる。ガラス、セラミック又は金
属のような材料で作られるエンベロープ部分12は、電
子銃14が取付けられるネック部分13を含む。各電子
銃14は、電子ビームを発生するように作られている。
【0004】黒白のCRT装置では通常1つの電子銃が
あるのに対し、カラーCRT装置では通常3つの電子銃
がある。以下の論考においては、CRT装置10をカラ
ーCRT装置として述べるが、CRT装置10は黒白タ
イプのCRT装置であってもよい。
【0005】DY16は、2つの整形されたコイル部材
16a及び16bのような、整形されたコイル部材の複
数の組又は対を有し、該コイル部材は、フェライトコア
に巻回された垂直コイル16cと、水平コイル16dと
を含んでいる。これらの部材16a及び16bは、所定
のやり方でネック部分13の回りに配置される。このよ
うな配置では、DY16の内面72における種々の位置
と、エンブロープ部分12の外面70における対応位置
との間に空隙又は空所が生じる。もっと具体的にいえ
ば、DY16の後部24の内面72と外面70の対応部
分50との間に空隙80が存在し、DY16の中間部2
3の内面72と外面70の対応部分52との間に空隙8
2が存在し、DY16の前部22の内面72と外面70
の対応部分54との間に空隙84が存在する。
【0006】DY16、特にその内面72は、これらの
空隙80,82及び84の値が後部から前部にかけて増
加するように作られ、エンベロープ部分12の上に配置
されている。即ち、空隙80の値は最小であり、空隙8
4の値が最大であり、空隙82の値は空隙80及び84
の値の中間である。空隙80の値は比較的小さくゼロに
なることもあり、その場合は、DY16の後部24の内
面72が外面70の対応部分50と接触する。また、他
の空隙82及び84の値も、比較的小さい。空隙82及
び84の値は大体、実効的に軸点として機能する空隙8
0(又はそれに関連する部分)の回りにDY16が約2
°だけ傾くように決められている。空隙84は、許容誤
差エラーなどによる整合不良を補正するための傾斜調整
に利用されることがある。
【0007】DY16は、脈動電流信号の如き信号に応
答して、所定の特性又は形状を有する電磁界を発生する
ように作られている。かような電磁界により、赤、緑及
び青(RGB)の如き異なる色に夫々対応する、3電子
銃14からの3電子ビームが所定のように偏向される。
【0008】スクリーン18は、球形のものでよい。シ
ャドーマスク又はアパーチャグリル20は、スクリーン
18の比較的近くに配置される。このシャドーマスク又
はアパーチャグリル20は複数の小さいアパーチャ
(穴)を含み、これらのアパーチャは丸いか又は細長い
スリット形状を有し、各々は、スクリーン18の赤、緑
及び青の発光要素(図示せず)の1グループに夫々対応
している。シャドーマスク又はアパーチャグリル20
は、3電子銃14からの電子ビームがスクリーン18の
適切な発光要素に正しく衝突するように作られている。
【0009】したがって、電子銃14により発生される
電子ビームは、DY16により発生された電磁界によっ
て偏向され、アパーチャグリル20を通過してスクリー
ン18の適切な発光要素に衝突する。その結果、スクリ
ーン18にカラー画像が表示される。
【0010】スクリーン18に映るビデオ画像は、幾何
学的ラスタのいわゆる左右又は東西(EW)のピンクッ
ション歪み及び他のタイプの幾何学的ないし集束不良に
よる歪みを受けることがある。このような歪みをもつ表
示ビデオ画像の例を図2に示す。図2のAは、矩形ラス
タのEWピンクッション形歪みをもつ、スクリーン18
に表示されたビデオ画像を示し、図2のBは、同じくE
Wバレル形歪みをもつビデオ画像を示す。
【0011】EWピンクッション歪みを補正する1つの
試みでは、DY16の垂直偏向コイル16cにより作ら
れる磁界を、DY16の前部22でピンクッション形を
もち、DY16の後部24でバレル形をもつように整形
する。このようなピンクッション形磁力線又は磁束線4
6及びバレル形磁力線又は磁束線48を有する垂直磁界
の例を夫々図3及び図4に示す。かような磁界を得るた
めに、図5に示すような偏向ヨーク116を使用でき
る。このような歪み及び磁界については、「インフォメ
ーション・ディスプレイ」1/92,15〜19ページ
のバサ・ビジェ・ダスグッタによる「自己集束型CRT
偏向ヨークの設計」と題する論文に記載されており、こ
れをここで援用する。
【0012】図5に示すように、いわゆる成形コア装置
135の如き部材がDY116の後部124に結合され
ている。成形コア装置135は大抵、比較的透磁率が高
い磁性材料から成形処理を用いて作られる。かかる成形
コア装置は、バレル形磁力線をもつ磁界を発生する。
【0013】更に図5に示す如く、crossアーム
(即ち、cold rolled silicon steelarm −常温圧延シ
リコン鋼アーム)として知られる部材130がDY11
6の前部122に結合されている。図6に示すように、
crossアーム部材130は、4つの部材131〜1
34の如き複数の部材を含み、これらの部材は夫々、対
応する実効的な磁極を有し所定のように配置される。例
えば、部材131及び133は夫々北(N)磁極であ
り、部材132及び134は夫々南(S)磁極である。
このように配置すると、crossアーム部材130
は、ピンクッション形の磁力線136をもつように垂直
磁界を整形し直す。
【0014】或いは、前部におけるピンクッション形垂
直コイル磁界及び後部におけるバレル形垂直コイル磁界
を、コイルの角度幅が前部で比較的狭く後部で比較的広
い偏った(バイアスされた)巻線を使用することにより
得てもよい。偏らないコイル及び偏ったコイルの例を図
12に示す。即ち、図12のAは偏らないコイル、図1
2のBはひどく偏ったコイル、図12のCはやや偏った
コイル、図12のDは偏らないコイルを示す。
【0015】上述のDY116は、後部124でバレル
形、前部122でピンクッション形の磁力線をもつ磁界
を与えるものの、かような構成では、CRT装置のスク
リーンに、幾何学的なラスタのEW(東西)ピンクッシ
ョン歪み並びに他の幾何学的及び集束不良歪みがなくな
るか又は認容できる程度に軽減されたビデオ画像が常に
表示されるとは限らない。一例として、図7に示すソニ
ー株式会社の製作に係るモデル番号SD169−20V
100°CRTの如き、円筒形で比較的平坦なスクリ
ーンを有するCRT装置を考えてみよう。
【0016】図7に示すように、CRT装置200は大
体、エンベロープ212、電子銃214、偏向ヨーク
(DY)216、アパーチャグリル220及びスクリー
ン218を含んでいる。
【0017】ガラスで造ってもよいエンベロープ212
は、ファンネル部分213を有する。該ファンネル部分
は、100°ファンネルでよい。トリニトロン(商標)
電子銃でよい電子銃214は、ファンネル部分213内
に配置される。コイル部材216a及び216b、フェ
ライトコアに巻回してもよい垂直コイル216c、及び
水平コイル216dを有するDY216は、図7に示す
如くファンネル部分213の回りに配置され、電磁界を
発生して電子銃214からの電子ビームを所定の如く偏
向するようになっている。また図7に示す如く、DY2
16は、先に図1のDY16について述べたと同様、D
Y216の内面90とエンベロープ212の外面92と
の間に空隙又は空所80,82及び84を生じるようエ
ンベロープ212に配設又は結合されている。
【0018】スクリーン218及びアパーチャグリル2
20は、図1のCRT装置10のスクリーン18及びア
パーチャグリル20と同様の機能をもつものであり、こ
れ以上説明しない。ただし、スクリーン218は、スク
リーン18と異なり、大体において図8に示すような円
筒形を有する。スクリーン218はまた、比較的平坦な
面をもつ。即ち、スクリーン又はパネル218の半径R
は比較的大きな値をもつ。例えば、パネル218の半径
Rは、RCAコーポレーション又はゼニス・コーポレー
ションが製作している20V CRTの如き類似タイプ
のCRT装置の類似サイズのパネルの約1.5〜2.0
倍である。パネル218のこのような円筒形で比較的平
坦な形状は、CRT装置10の如き他の余り平坦でない
球面形のパネルに比べ、観察者が受入れ易い画面を提供
できるであろう。
【0019】たとえ偏向ヨーク216が図5の偏向ヨー
ク116と類似の構成であっても、CRT装置200
は、幾何学的ラスタのEWピンクッション歪みや他の幾
何学的及び集束不良の歪みがないか、又はかような歪み
が容認できる程度に軽減されたビデオ画像をスクリーン
218に表示できないことがある。このような歪みのな
い(又は歪みが軽減された)ビデオ画像を得ることの難
しさは、少なくとも部分的に、スクリーン218の円筒
形で比較的平坦な形状のためである。
【0020】即ち、スクリーン218の円筒形で比較的
平坦な形状は、他の余り平坦でない球面形状のスクリー
ンに比べて、観察者に一層受入れ易い画面を与えるもの
の、かかる円筒形で比較的平坦な形状のスクリーン21
8は、表示されるビデオ画像の歪みを増大もしくは悪化
させる可能性がある。
【0021】したがって、従来の技術では、円筒形で比
較的平坦なスクリーンをもち、幾何学的ラスタのEWピ
ンクッション歪みや他の幾何学的及び集束不良歪みがな
いか、又はかような歪みが極めてもしくは比較的少ない
ビデオ画像をスクリーンに表示する磁界を発生する偏向
ヨークをもつCRT装置を得ることができなかった。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、従来
技術に関する上記の問題点を克服するビデオ画像表示装
置を提供することである。もっと具体的にいえば、偏向
ヨークの内面とCRT装置の外面との間に所定の空隙を
作る如き所定の輪郭を有する内面をもつ偏向ヨークを具
え、該偏向ヨークにより電子ビームを偏向させる磁界を
発生して、幾何学的ラスタのEWピンクッション歪みや
他の幾何学的及び集束不良の歪みがないか、又はかかる
歪みが極めてもしくは比較的小さいビデオ画像をスクリ
ーンに表示するビデオ画像表示装置を提供するのが、本
発明の課題である。
【0023】本発明の他の課題は、偏向ヨークが中間及
び両端部を含み、中間部の内面とCRT装置の外面の近
くの部分との間の距離が、偏向ヨークの両端部の内面と
CRT装置の外面の夫々近い部分との間の夫々の距離よ
り十分に大きくなるように、偏向ヨークがCRT装置に
結合された上記ビデオ画像表示装置を提供することであ
る。
【0024】本発明の更に他の課題は、偏向ヨークの後
端部が、複数のバレル形磁力線をもつ磁界を発生する装
置を含み、偏向ヨークの前端部が、磁界のバレル形磁力
線をピンクッション形になるように整形する装置を含む
上記ビデオ画像表示装置を提供することである。
【0025】本発明の別の課題は、偏向ヨークの両端部
の内面とCRT装置の外面の夫々近くの部分との間の距
離が比較的小である上記ビデオ画像表示装置を提供する
ことである。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明によるビデオ画像
表示装置は、スクリーンを含み、各々が夫々の色に対応
する複数の電子ビームを発生し、磁界に応じて電子ビー
ムをスクリーン上に集束させ、集束された電子ビームに
対応するビデオ画像をスクリーンに表示する陰極線管装
置を有する。上記ビデオ画像表示装置はまた、磁界を発
生する偏向ヨーク装置を含む。この偏向ヨーク装置は、
その内面が陰極線管装置の外面に近接するように配設さ
れる。偏向ヨーク装置の内面は、陰極線管装置の外面と
偏向ヨーク装置の中間部の内面との間の距離が、偏向ヨ
ーク装置の両端部の内面と陰極線管装置の外面の夫々近
くの部分との間の各距離より十分大きくなる如き所定の
輪郭を有する。
【0027】本発明の他の目的、特徴及び利点は、図示
の実施例に関する以下の詳細な説明を添付図面を参照し
て読めば明らかとなるであろう。
【0028】
【実施例】図9は、本発明の実施例であるビデオ画像表
示CRT装置300を示す。図示の如く、CRT装置3
00は一般に、エンベロープ又は管部分312、電子銃
314、偏向ヨーク(DY)316、アパーチャグリル
320及びスクリーン318を含む。
【0029】エンベロープ312、電子銃314及びス
クリーン318は、夫々図1及び7のCRT装置10及
び200のそれらと殆ど同様に構成され、配置される。
したがって、ここでは、これらの要素について差異があ
ればこれを含め簡単に説明する。
【0030】エンベロープ即ち管部分312は、ガラス
又はセラミック材料、金属材料もしくはこれらに類似す
る材料から作られる。エンベロープ312は、90°C
OTY(Combined Optimum Tube and Yoke−最適の管と
ヨークを組合せた)ファンネルでよいネック又はファン
ネル部分313を含み、その中に図7のCRT装置20
0と同じように電子銃314が配設される。(かような
COTYファンネルを工業標準COTYファンネルと呼
ぶ。)このような電子銃314は、COTY又はトリニ
トロン電子銃でよい。スクリーン318は、図7のCR
T装置200のスクリーン218と同様、ほぼ円筒形で
比較的平坦な面をもつ。一例として、テクネグラス・コ
ーポレーション社製のモデル番号SD268のCOTY
ファンネルを、テクネグラス・コーポレーション社製の
SD268パネル又はスクリーンと共に使用することが
できる。
【0031】DY316は、フェライトコアに巻回され
た垂直コイル316c及び水平コイル316dを含む、
2つの整形されたコイル部材316a及び316bの如
き複数の組又は対の整形コイル部材を有し、これらはネ
ック部分313の回りに所定のように配置される。DY
316は、図10に示す如く、DY316の前部322
に結合したcross(cold rolled silicon steel )
アーム330と、DYの後部324に結合した成形コア
装置335の如き部材を含むのがよい。このようなcr
ossアーム及び成形コア装置の配置は、図5のDY1
16の場合とほぼ同様であるから、これ以上説明しな
い。crossアーム330はまた、crossアーム
130の部材130〜134とほぼ同様な機能をもつ4
つの部材331〜334の如き、複数の部材を含む。
【0032】DY316は、これをCRT装置300に
正しく配置もしくは結合したとき、エンベロープ312
との間に所定の空隙を構成する所定の輪郭をもつ内面3
40を有する。もっと具体的にいえば、図9に示す如
く、DY316特にその内面340は、DYの内面34
0の前部322及び後部324の部分が、外面342の
対応部分362及び360に比較的接近し、内面340
の中間部317の部分が、外面342の対応部分364
から比較的遠く離れるように造られる。
【0033】いいかえると、DY316の後部324の
内面340と外面342の部分360との間に、空隙又
は空所350が存在し、前部322の内面340と外面
342の部分362との間に、空隙又は空所352が存
在する。そして、DY316の中間部317の内面34
0とエンベロープ312の外面342の部分364との
間に、空隙又は空所354が存在する。空隙354は、
空隙350及び352のどちらよりも十分大きい。空隙
350及び352は、比較的小さいのがよく、ゼロでも
よい。ゼロの場合、後部324及び前部322の内面3
40の一方又は両方が、外面342の部分360及び3
62に夫々接触するであろう。
【0034】空隙350及び352の値の結果、DY3
16とエンベロープ312とをぴったり合せることがで
きる。空隙350及び352の一方を、特に前方の空隙
352がよいが、図1のDY16について前に述べたの
と同じように傾きの調整に利用することができる。ま
た、図1のDY16について前に述べたのと同様に、空
隙350,352及び354の値によって、実効的に軸
点として機能する空隙350(又はそれに関連する部
分)の回りにDY316を約2°だけ傾けることができ
る。
【0035】DY316の内面340とエンベロープ3
12の外面342との間の上述した関係を、拡大して図
11に示す。図11に示す如く、空隙354の値は、空
隙350及び352のどちらの値よりも大きく約4ミリ
に等しい。
【0036】したがって、図1及び7に夫々示した偏向
ヨーク16及び216とは異なり、DY316の内面3
40は、中間の空隙354が前及び後の空隙352及び
350のどちらより十分に大きくなる如き輪郭を有す
る。また、DY316の成形コア装置335及びcro
ssアーム330は、小さい空隙350及び352によ
りエンベロープ312の対応する部分と比較的近接す
る。その結果、crossアーム330及び成形コア装
置335に関連する作用、即ちDYの前部におけるピン
クッション形磁界及びDYの後部における補正用過度バ
レル形磁界が強められ、即ち比較的強くなり、それらが
図1及び7のCRT装置10及び200の如き他のCR
T装置の場合より強くなるであろう。更に、DY316
の主偏向部分とエンベロープ312との間に比較的大き
な距離があるので、2つのタイプの磁界、即ちピンクッ
ション形とバレル形との間の全体的バランス(調和)が
得られる。かようなバランスにより、EWピンクッショ
ン歪み及び他の集束不良誤差の両方が補正される。
【0037】したがって、前述の如く、前及び後の空隙
352及び350のどちらよりも十分大きな中間空隙3
54を与えるような所定の輪郭をもつ内面を有するDY
316の如き偏向ヨークを使用することにより、DY3
16に電子ビームを所定のように偏向させ、ほぼ円筒形
で比較的平坦な面をもつスクリーン318に、幾何学的
ラスタのEW(東西)ピンクッション形歪みや他の幾何
学的及び集束不良歪みがないか、又は極めてもしくは比
較的少ないビデオ画像を表示することができる。
【0038】上述のCRT装置300のスクリーンを円
筒形で比較的平坦な面をもつものとして説明したが、本
発明は、それに限定されるものではなく、球面などの如
き他の形状をもつスクリーンに適用してもよい。
【0039】また、CRT装置300のDY316は、
前述のように、crossアーム330及び成形コア装
置335を使用して夫々ピンクッション形及びバレル形
磁界を得ているが、本発明は、それに限定されるもので
はなく、他の手段を用いてかような磁界を作ってもよ
い。例えば、図12を参照して前に述べたものと類似
の、偏向ヨークの垂直コイルのバイアス巻線技法を使用
することもできる。それは、コイル巻線の電線の角位置
を偏向ヨークの前部から後部にかけて変化させるもので
ある。
【0040】更に、上述のCRT装置300では、DY
316を、その中間部317とエンベロープ312との
間にただ1つの空隙354が存在するように構成した
が、本発明は、それに限定されるものではない。代わり
に、1つより多くの比較的大きい中間空隙が存在するよ
うにDY316を構成してもよい。例えば、図13に示
す如く、DY316′の内面340′の中間部を、複数
の比較的大きな中間空隙500とその間にある夫々の隣
接部材502とを有する波形状構造としてもよい。部材
502自身とエンベロープ312の外面の対応部分との
間の空隙は、比較的小さい。
【0041】なお、CRT装置300を説明する際に、
DY316を空隙350,352及び354又は500
が生じるように構成したと述べたが、本発明はそれに限
定されない。代わりに、エンベロープ312の外面34
2を空隙350,352及び354又は500が生じる
ように変更又は構成してもよい。或いは更に、DY31
6及びエンベロープ312の両方をかような空隙の形成
に関与するように変更又は構成してもよい。
【0042】
【発明の効果】本発明の効果については、既に繰返し述
べたので、重複記載を省略する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ビデオ画像表示装置の従来例1を示す概略図で
ある。
【図2】EWピンクッション形歪み及びEWバレル形歪
みをもつ矩形ラスタのビデオ画像の例を示す図である。
【図3】垂直偏向用のピンクッション形磁界の例を示す
図である。
【図4】垂直偏向用のバレル形磁界の例を示す図であ
る。
【図5】図3及び4の磁界を得るための偏向ヨークの例
を示す斜視図である。
【図6】図5の偏向ヨークの一部の作用を示す正面図で
ある。
【図7】ビデオ画像表示装置の従来例2を示す概略図で
ある。
【図8】図7の装置のスクリーンの斜視図である。
【図9】本発明の実施例のビデオ画像表示装置を示す概
略図である。
【図10】図9の装置の偏向ヨークを示す斜視図であ
る。
【図11】図9の装置の偏向ヨークの一部拡大図であ
る。
【図12】偏らないコイルと偏ったコイルの例を示す略
図である。
【図13】図9の装置の偏向ヨークの変形例を示す略図
である。
【符号の説明】 300 ビデオ画像表示装置(陰極線管手段) 318 スクリーン 316 偏向ヨーク(手段) 340 偏向ヨークの内面 342 陰極線管手段の外面 317 偏向ヨークの中間部 322 偏向ヨークの前部 324 偏向ヨークの後部 350 偏向ヨークの後部の内面と陰極線管手段の外面
の近い部分360との間の距離 352 偏向ヨークの前部の内面と陰極線管手段の外面
の近い部分362との間の距離 354 偏向ヨークの中間部の内面と陰極線管手段の外
面との間の距離 335 成形コア装置(第1整形手段) 330 crossアーム(第2整形手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーク アレン シュミット アメリカ合衆国 カリフォルニア州 エス コンディド、ボブキャット レーン 2419

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオ画像を表示する装置であって、 スクリーンを含み、各々が夫々の色に対応する複数の電
    子ビームを発生し、磁界に応じて上記電子ビームを上記
    スクリーン上に集束させ、該集束された電子ビームに対
    応するビデオ画像を上記スクリーンに表示する陰極線管
    手段と、 上記磁界を発生する偏向ヨーク手段であって、その内面
    が上記陰極線管手段の外面近くに配置され、上記内面
    は、上記陰極線管手段の外面と上記偏向ヨーク手段の中
    間部の内面との間の距離が、上記偏向ヨーク手段の両端
    部の内面と上記陰極線管手段の外面の夫々近くの部分と
    の間の各距離より十分大きくなる如く所定の輪郭を有す
    る偏向ヨーク手段とを具えたビデオ画像表示装置。
  2. 【請求項2】 上記磁界はこれに対応した複数の磁力線
    を有し、上記偏向ヨーク手段は、上記磁界の上記磁力線
    をバレル形になるように整形する第1の整形手段を含む
    請求項1のビデオ画像表示装置。
  3. 【請求項3】 上記第1の整形手段が上記偏向ヨーク手
    段の後部に配置された請求項2のビデオ画像表示装置。
  4. 【請求項4】 上記第1整形手段の少なくとも一部分
    が、比較的高い透磁率をもつ磁性材料から造られている
    請求項3のビデオ画像表示装置。
  5. 【請求項5】 上記偏向ヨーク手段が更に、上記磁界の
    バレル形磁力線をピンクッション形になるように整形す
    る第2の整形手段を含む請求項3のビデオ画像表示装
    置。
  6. 【請求項6】 上記第2の整形手段が上記偏向ヨーク手
    段の前部に配置された請求項5のビデオ画像表示装置。
  7. 【請求項7】 上記第2整形手段の少なくとも一部分
    が、常温圧延シリコン型スチールから造られている請求
    項6のビデオ画像表示装置。
  8. 【請求項8】 上記両端部の内面と上記陰極線管手段の
    外面の夫々近くの部分との間の距離が比較的小さい請求
    項6のビデオ画像表示装置。
  9. 【請求項9】 上記両端部の内面が上記陰極線管手段の
    外面の夫々近くの部分と接触し、上記両端部の内面と上
    記陰極線管手段の外面の夫々近くの部分との間の距離が
    実効的にゼロである請求項6のビデオ画像表示装置。
  10. 【請求項10】 陰極線管と共に使用される偏向ヨーク
    装置であって、該偏向ヨークの内面が上記陰極線管の外
    面の近くに配置されたものにおいて、 対応する複数のバレル形磁力線をもつ磁界を発生する手
    段を有する後部と、 上記磁界の上記バレル形磁力線を、ピンクッション形に
    なるように整形し直す手段を有する前部と、 上記前部と後部の間に位置する中間部であって、該中間
    部の内面は、該中間部の内面と上記陰極線管の外面の近
    くの部分との間の距離が上記前部及び後部の上記内面と
    上記陰極線管の上記外面の夫々近くの部分との間の距離
    より十分大きくなる如き所定の輪郭を有する中間部とを
    具えた偏向ヨーク装置。
  11. 【請求項11】 上記の整形し直す手段の少なくとも一
    部分が、常温圧延シリコン型スチールから造られている
    請求項10の偏向ヨーク装置。
  12. 【請求項12】 上記の磁界を発生する手段の少なくと
    も一部分が、比較的高い透磁率をもつ磁性材料から造ら
    れている請求項11の偏向ヨーク装置。
  13. 【請求項13】 上記前部及び後部の内面と上記陰極線
    管の外面の夫々近くの部分との間の距離が比較的小さい
    請求項10の偏向ヨーク装置。
  14. 【請求項14】 上記両端部の内面が上記陰極線管の外
    面の夫々近くの部分と接触し、上記両端部の内面と上記
    陰極線管の外面の夫々近くの部分との間の距離が実効的
    にゼロである請求項10の偏向ヨーク装置。
  15. 【請求項15】 いわゆる東西ピンクッション歪みが極
    めて少ないか又は比較的少ないビデオ画像を表示する装
    置であって、 スクリーンを含み、各々が夫々の色に対応する複数の電
    子ビームを発生し、磁界に応じて上記電子ビームを上記
    スクリーン上に集束させ、該集束された電子ビームに対
    応し上記東西ピンクッション歪みが極めて少ないか又は
    比較的少ないビデオ画像を上記スクリーンに表示する陰
    極線管手段と、 上記磁界を発生する偏向ヨーク手段であって、中間部及
    び両端部を有し、上記陰極線管手段に、上記中間部の内
    面と上記陰極線管手段の外面の近くの部分との間の距離
    が、上両端部の各内面と上記陰極線管手段の上記外面の
    夫々近くの部分との間の各距離より十分大きくなる如く
    結合された偏向ヨーク手段とを具えたビデオ画像表示装
    置。
  16. 【請求項16】 上記偏向ヨーク手段の上記両端部の後
    端部は、バレル形磁力線をもつ上記磁界を発生する手段
    を含み、上記偏向ヨーク手段の上記両端部の前端部は、
    上記磁界をピンクッション形磁力線をもつように整形し
    直す再整形手段を含む請求項15のビデオ画像表示装
    置。
  17. 【請求項17】 上記磁界を発生する手段の少なくとも
    一部分は、比較的高い透磁率をもつ磁性材料から造られ
    ている請求項16のビデオ画像表示装置。
  18. 【請求項18】 上記再整形手段の少なくとも一部分
    は、常温圧延シリコン型スチールから造られている請求
    項16のビデオ画像表示装置。
  19. 【請求項19】 上記前及び後端部の上記内面と上記陰
    極線管手段の上記外面の夫々近くの部分との間の距離が
    比較的小さい請求項16のビデオ画像表示装置。
  20. 【請求項20】 上記前及び後端部の上記内面が上記陰
    極線管手段の上記外面に接触し、上記前及び後端部の上
    記内面と上記陰極線管手段の上記外面の夫々近くの部分
    との間の距離が実効的にゼロである請求項16のビデオ
    画像表示装置。
  21. 【請求項21】 ビデオ画像を表示する装置であって、 スクリーンを含み、各々が夫々の色に対応する複数の電
    子ビームを発生し、強められた磁界に応じて上記電子ビ
    ームを上記スクリーン上に集束させ、該集束された電子
    ビームに対応するビデオ画像を上記スクリーンに表示す
    る陰極線管手段と、 ピンクッション形及びバレル形の磁界を発生する手段を
    含み、該ピンクッション形及びバレル形の磁界を強め
    て、上記強められた磁界を発生する手段を更に含む偏向
    ヨーク手段とを具えたビデオ画像表示装置。
  22. 【請求項22】 歪みが極めて又は比較的少ないビデオ
    画像を表示する装置であって、 スクリーンと、 各々が夫々の色に対応する複数の電子ビームを発生し、
    強められた磁界に応じて上記電子ビームを上記スクリー
    ン上に集束させ、該集束された電子ビームに対応する、
    歪みが極めて又は比較的少ないビデオ画像を上記スクリ
    ーンに表示する手段と、 ピンクッション形及びバレル形の磁力線をもつ磁界を発
    生する手段と、 上記ピンクッション形及びバレル形の磁界を強めて、上
    記強められた磁界を発生する手段とを具えたビデオ画像
    表示装置。
JP7132097A 1994-05-31 1995-05-30 ビデオ画像表示装置 Pending JPH07326303A (ja)

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