JPH07326195A - レギュレーティング回路およびその放電制御方法 - Google Patents

レギュレーティング回路およびその放電制御方法

Info

Publication number
JPH07326195A
JPH07326195A JP5656995A JP5656995A JPH07326195A JP H07326195 A JPH07326195 A JP H07326195A JP 5656995 A JP5656995 A JP 5656995A JP 5656995 A JP5656995 A JP 5656995A JP H07326195 A JPH07326195 A JP H07326195A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge
transistor
regulating circuit
voltage
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5656995A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2815819B2 (ja
Inventor
Carla Golla
ゴッラ カルラ
Silvia Padoan
パドアン シルビア
Marco Olivo
オリボ マルコ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
STMicroelectronics SRL
Original Assignee
STMicroelectronics SRL
SGS Thomson Microelectronics SRL
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by STMicroelectronics SRL, SGS Thomson Microelectronics SRL filed Critical STMicroelectronics SRL
Publication of JPH07326195A publication Critical patent/JPH07326195A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2815819B2 publication Critical patent/JP2815819B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/10Programming or data input circuits
    • G11C16/14Circuits for erasing electrically, e.g. erase voltage switching circuits
    • G11C16/16Circuits for erasing electrically, e.g. erase voltage switching circuits for erasing blocks, e.g. arrays, words, groups
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/10Programming or data input circuits
    • G11C16/14Circuits for erasing electrically, e.g. erase voltage switching circuits

Landscapes

  • Read Only Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 放電動作を制御し,指定されたもの以外のメ
モリ・セルの内容を消去,あるいは,変更してしまうよ
うな従来の技術に伴う欠陥を克服する。 【構成】 電気的にプログラム可能な記憶装置内の不揮
発性メモリ・セル5を放電するためのレギュレーティン
グ回路において,プログラミング基準電圧(VPP)と該
メモリ・セル5を構成するトランジスタのソース端子に
よって共用されるライン(SRC)7との間に接続され
ている少なくとも1つの論理スイッチ1と,ソース端子
への共用ライン(SRC)7と接地基準電圧(GND)
との間の少なくとも1つの放電接続部とによって構成さ
れ,さらに,電流発生器(G)9が接続されているライ
ン(SRC)7のアースに対する第2の接続部と,常時
開かれているスイッチ(I1)8とを含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,電気的にプログラム可
能な記憶装置における不揮発性メモリ・セルを放電させ
るためのレギュレーティング回路(regulatin
g circuit),および,メモリ・セルの放電段
階における効率を向上させるための放電制御方法に関す
るものである。
【0002】より具体的には,少なくとも1つの,プロ
グラミング基準電圧と上記メモリ・セルを形成している
トランジスタの電源端子への共用ラインとの間に接続さ
れたスイッチと,少なくとも1つの,上記電源端子への
共用ラインと接地基準電圧との間における放電接続とに
より構成されるレギュレーティング回路に関するもので
ある。
【0003】
【従来の技術】一般的に良く知られているように,不揮
発性メモリ・セルは,そのセルの他のすべての端子,お
よび,その内部に,該セルが接続されている回路にとっ
て高DCインピーダンスである浮遊ゲート端子を有する
MOSトランジスタにより構成されている。
【0004】また,このセルは,制御ゲートと呼ばれ
る,適切な制御電圧によって駆動される第2の電極を含
んでいる。MOSトランジスタの他の電極は標準的なド
レイン,ソース,および,本体端子から構成されてい
る。
【0005】上記制御ゲートに印加される電圧の値を変
えることによって,浮遊ゲート上に存在している電荷の
量を変化させることができる。これにより,トランジス
タを“high”閾値電圧を有する第1の状態と,“l
ow”閾値電圧を有する第2の状態との2つの異なった
論理状態に設定することができる。
【0006】これら2つの値の間における中間の電圧が
制御ゲートに印加されると,トランジスタは閾値電圧の
値に基づいてドレイン端子とソース端子との間におい
て,“low”,または,“high”インピーダンス
のいずれかを有するので,トランジスタの状態を“読み
取る”ことができる。したがって,このトランジスタ
は,論理記憶素子として機能することになる。
【0007】さらに,浮遊ゲートは,セルの他のすべて
の端子に対して“high”インピーダンスを有してい
るので,トランジスタに蓄積されている電荷は,接続さ
れている回路から電源が切り離されても,無期限に保持
することができる。したがって,このセルは不揮発性メ
モリとしての特性を有することになる。
【0008】浮遊ゲートに電荷を蓄積する動作は,セル
“プログラミング”と呼ばれるのに対して,浮遊ゲート
からの電荷の除去につながる動作は,セル“消去(イレ
ーシング)”と呼ばれる。
【0009】半導体に集積されている不揮発性記憶回路
は,通常,基本的には複数の行(rows:ワード・ラ
イン),および,列(columns:ビット・ライ
ン)を有するマトリクスに配列されている非常に多数の
セルによって構成されている。1つのワード・ラインの
セルは,それぞれの制御ゲートを駆動する電源ラインを
共有している。1つのビット・ラインのセルは,それぞ
れのドレイン端子を共有している。
【0010】また,任意のメモリ・セルの内容を消去す
るために,ソース端子を適切な正電圧値に設定すること
は周知の事実である。具体的には,セルは,最初にソー
ス電極に非常に高い(10Vより高い)電圧を印加する
ことによって消去される。この段階が終了すると,ソー
ス端子は接地基準電圧に接続される。こうした方法によ
り,上記端子からすべての電圧が放電される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】通常の記憶装置におけ
るマトリクスにおいては,例えば,図3に示すように,
ソース端子(SOURCE)間を接続するラインは,ゲ
ート端子ライン,すなわち,マトリクス・セルのワード
・ライン(WL)に並べて配置されている。
【0012】したがって,これらのライン間に,寄生的
容量結合(parasitic capacitive
coupling:Cpar)が発生する。この結合
は,隣接ワード・ラインの電圧を,消去段階の終わり
に,すなわち,ソース・ラインの電圧が非常に速い速度
で放電される場合に,低下させる。
【0013】ワード・ラインの電圧が負の値に低下する
と,メモリ・セルにより構成されているトランジスタの
結合ダイオードが順方向バイアスされ,それによって,
指定されたもの以外のメモリ・セルの内容を消去,ある
いは,変更してしまう場合がある。このような潜在的な
事故の重大性は,容易に理解できる。
【0014】本発明は,上記に鑑みてなされたものであ
って,消去段階の終了時にソース端子電圧をゆっくり低
下させるようにすることができ,それによって,メモリ
・マトリクス・セル放電動作を制御し,指定されたもの
以外のメモリ・セルの内容を消去,あるいは,変更して
しまうような従来の技術に伴う欠陥を克服することがで
きるレギュレーティング回路および放電制御方法を得る
ことを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに,請求項1に係るレギュレーティング回路は,電気
的にプログラム可能な記憶装置内における不揮発性メモ
リ・セルを放電するためのレギュレーティング回路にお
いて,プログラミング基準電圧(VPP)と,前記メモリ
・セルを構成するトランジスタのソース端子によって共
用されるライン(SRC)との間に接続されている少な
くとも1つのスイッチと,前記ソース端子に対する共用
ライン(SRC)と接地基準電圧(GND)との間にの
少なくとも1つの放電接続部とによって構成され,前記
少なくとも1つの放電接続部を介して流れる電流を制御
して前記ラインをゆっくりした速度にて放電させる制御
手段を含んでいるものである。
【0016】また,請求項2に係るレギュレーティング
回路は,前記制御手段が,内部に接続された常開スイッ
チを有する,前記ライン(SRC)のアースに対するさ
らに1つの接続部と,前記ライン上に存在する電圧値を
予め決められた閾値と比較するための,前記ライン(S
RC)に接続された論理回路とを含んでいるものであ
る。
【0017】また,請求項3に係るレギュレーティング
回路は,前記接続部に電流発生器が接続されているもの
である。
【0018】また,請求項4に係るレギュレーティング
回路は,前記接続部に放電トランジスタが接続されてお
り,該放電トランジスタと前記電流発生器が並列に接続
されているものである。
【0019】また,請求項5に係るレギュレーティング
回路は,前記プログラミング基準電圧(VPP)および前
記放電トランジスタに接続され,前記論理回路によって
生成される信号(ERSET)により前記放電トランジ
スタをONするスイッチを含んでいるものである。
【0020】また,請求項6にレギュレーティング回路
は,前記論理回路が,供給基準電圧(VDD)およびアー
ス(GND)との間に接続された検出手段と,相互に接
続されると同時に,そのうちの少なくとも1つが前記検
出手段の出力端子に接続されている一組の論理ゲートを
含んでいるものである。
【0021】また,請求項7に係るレギュレーティング
回路は,前記少なくとも1つの論理ゲートの出力が,供
給電圧(VDD)が印加されるトランジスタを介して前記
検出手段に接続された入力端子にフィードバックされる
ものである。
【0022】また,請求項8に係るレギュレーティング
回路は,前記検出手段が,ライン(SRC)および記憶
装置内において,それに隣接したワード・ラインとの間
における静電結合を最小限にするように閾値電圧値が設
定されるものである。
【0023】また,請求項9に係る放電制御方法は,電
気的にプログラム可能な記憶装置内における不揮発性メ
モリ・セルの放電段階を調整する方法において,前記メ
モリ・セルにより構成されるトランジスタのソース端子
に比較的高い電圧(VPP)が印加される第1の消去ステ
ップと,前記ソース端子が接地基準電圧(GND)に接
続される第2の放電ステップとから構成され,前記第2
の放電ステップが電流をアースに流がすことによってゆ
っくりした放電を実行するものである。
【0024】また,請求項10に係る放電制御方法は,
前記ゆっくりした速度の放電が,前記ソース端子により
予め決められた電圧値に到達するまで継続されるもので
ある。
【0025】
【作用】本発明に係るレギュレーティング回路にあって
は,少なくとも,上記のようなソース端子上の電圧の急
激な降下が記憶装置の適切な動作を損なってしまう可能
性のある立ち上がり立ち上がり段階中に,ソース・ライ
ンの放電を制御し,徐々に低下させるものである。
【0026】好適にも,本発明に係るレギュレーティン
グ回路は,ソース電圧が十分に低い値に低下した時点,
すなわち,電圧が急激に低下した場合における電圧値を
示す論理構造を備えており,ソース・ラインと隣接する
ワード・ライン間における付随的結合が装置の適切な作
動を妨げることがなくなる。
【0027】予め決められた値以下で,ソース・ライン
の急速な放電段階が行われ,それによって,メモリ・セ
ルの消去段階が終了する。
【0028】本発明に係るレギュレーティング回路の利
点と特徴に関しては,以下に,例として示され,本発明
を限定するものではない実施例の詳細な説明と,関連図
面を参照することによって明らかになる。
【0029】
【実施例】以下,本発明に係るレギュレーティング回路
およびその放電制御方法の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1において,1は電気的にプログラム可
能な記憶装置に組み込まれた不揮発性メモリ・セル5の
放電段階を調整するための論理スイッチSWであり,こ
の論理スイッチSW(1)は,第1のプログラミング基
準電圧VPPが印加され,論理信号ERSETによって動
作する。この論理スイッチSW(1)は,まず消去段階
を起動し,次に,以下に述べるように,不揮発性メモリ
・セル5のソース端子上に存在する電圧の急速放電メカ
ニズムを起動させるためのものである。
【0030】論理スイッチSW(1)は,2つの出力端
子O1およびO2を有している。第1の出力端子O1は
そのソース端子S1が,回路の接地基準電圧GNDに接
続されているn−チャンネルMOSタイプの第1の放電
トランジスタM1(6)のゲート端子G1に接続されて
いる。
【0031】放電トランジスタM1(6)のドレイン端
子D1は,1つのワード・ライン内におけるセル5を構
成しているすべてのトランジスタにより共有されている
ソース・ラインSRC(7)に接続されている。
【0032】好適に,本実施例によれば,ソース・ライ
ンSRC(7)放電中に地面に向けて流れる電流を制御
する方法により駆動される装置が提供される。この装置
は該ソース・ラインSRC(7)と地面との接続も含ん
でいる。
【0033】特に,ソース・ラインSRC(7)は,そ
れに接続され,さらに,スイッチI1(8)を介してア
ースGNDに接続されている電流発生器G(1)を有し
ている。このスイッチI1(8)は論理信号SLによっ
て動作するものである。
【0034】上記放電トランジスタM1(6)に結合さ
れている回路手段は,どのような状況であってもソース
・ラインSRC(7)をゆっくり放電させるように構成
することが可能なので,アースに対する追加接続に関し
ては絶対的に必要なものではない。
【0035】論理スイッチSW(1)の第2の出力端子
O2は,n−チャンネルMOSタイプの制御トランジス
タM2(10)のゲート端子G2に接続されている。上
記トランジスタM2(10)のソース端子S2はアース
GNDに接続されており,そのドレイン端子D2は,さ
らに,n−チャンネルMOSタイプのトランジスタM3
(11)のソース端子S3に接続されている。
【0036】上記トランジスタM3(11)は,そのゲ
ート端子G3により信号ERを受信し,また,そのドレ
イン端子D3は抵抗性バイアス要素RPOL (12)経由
でプログラミング基準電圧VPPに接続されている。p−
チャンネル・タイプの第4のMOSトランジスタM4
(13)は,論理スイッチSW(1)に接続されてお
り,そのゲート端子G4はトランジスタM3(11)の
ドレイン端子D3に接続されている。さらに,トランジ
スタM4(13)のドレイン端子D4はソース・ライン
SRC(7)に接続されており,そのソース端子S4は
プログラミング・ライン(プログラミング基準電圧)V
PPに接続されている。
【0037】トランジスタM2(10),M3(11)
およびM4(13)は,抵抗性バイアス要素RPOL (1
2)と組み合わされて,それぞれ信号ERおよびOUT
によって制御される常開スイッチと等価と考えることが
できる。したがって,これらの構成部品すべては符号1
4で示すブロックに含められており,(実際的には制御
信号により動作するペア・スイッチにより構成される)
単一相互接続要素を用いて,高電圧,例えば,プログラ
ミング電圧VPPを消去段階中にソース・ラインSRC
(7)に印加することができる。
【0038】図2は,図1に示した回路中に存在する制
御信号を発生するための論理回路3の構成を示し,この
論理回路3は,供給基準電圧VDDおよびアースGNDの
間に接続された検出器4を含んでいる。この検出器4
は,基本的には,2つの入力端子でそれぞれ信号SLN
およびSRCを受信するNORタイプの論理ゲートとし
て機能する。
【0039】また,上記検出器4は,そのソース端子S
5がアースGNDに接続されているn−チャンネルMO
Sタイプの第1のトランジスタM5(15)を含んでい
る。トランジスタM5(15)のドレイン端子D5はp
−チャンネル・タイプの第2のトランジスタM6(1
6)のドレイン端子D6に接続されている。トランジス
タM5(15)およびM6(16)のゲート端子G5お
よびG6は相互に接続されていると同時にソース・ライ
ンSRC(7)に接続されている。また,トランジスタ
M6(16)のソース端子S6はp−チャンネルMOS
タイプの第3のトランジスタM7(17)のドレイン端
子D7に接続されている。
【0040】MOSトランジスタM7(17)のソース
端子S7は供給基準電圧VDDに接続されており,一方,
MOSトランジスタM7(17)のゲート端子G7は,
nチャンネルMOSタイプの第4のトランジスタM8
(18)のゲート端子G8と接続されている。そのゲー
ト端子G7およびG8には負論理信号SLNが印加され
る。トランジスタM8(18)のソース端子S8はアー
スGNDに接続されており,そのドレイン端子D8はド
レイン端子D5およびドレイン端子D6と共にNAND
タイプの論理ゲートPL1(19)の第1の入力端子A
1に接続されている。
【0041】また,この第1の入力端子A1には,その
ソース端子S9が電源VDDに接続されており,また,そ
のゲート端子G9が上記論理ゲートPL1(19)の出
力端子U1に接続されているp−チャンネル・トランジ
スタM9(20)のドレイン端子D9に接続されてい
る。この出力端子U1からスイッチSW(1)に入力さ
れる消去信号ERSETが出力される。
【0042】論理ゲートPL1(19)の第2の入力端
子B1は,2つの入力端子を有するNANDタイプの第
2の論理ゲートPL2(24)の出力端子U2に接続さ
れている。この論理ゲートPL2(24)の入力端子A
2およびB2はそれぞれ論理信号ERおよびSDを入力
する。前者の信号は消去段階を開始し,後者の信号は消
去すべき記憶部分に対する干渉を可能にする。
【0043】2つの入力端子A3およびB3を有する第
3のNAND論理ゲートPL3(21)は,それぞれ信
号ERNおよびSDNを受信する。NAND論理ゲート
PL3(21)の出力端子U3は,これもNANDタイ
プで2つの入力端子を有する第4の論理ゲートPL4
(22)の第1の入力端子A4に接続されている。論理
ゲートPL2(24)の出力端子U2は第4の論理ゲー
トPL4(22)の第2の出力端子B4に接続されてい
る。
【0044】論理ゲートPL4(22)の出力端子U4
は信号SLNを出力し,その出力端子から信号SLが取
り出される論理インバータN1(23)の入力端子に接
続されている。
【0045】本発明による回路を用いての放電制御方法
を,以下に説明する。消去されるべき各メモリ・セル5
は公知の方法で指定される。消去を行うためには,プロ
グラミング電圧VPPに接続され,制御トランジスタM2
(10)およびM3(11)によって駆動される消去ト
ランジスタM4(13)を介して,ソース・ラインSR
C(7)は高電位,すなわち,10ボルト程度に設定さ
れる。消去段階が終了すると,ソース・ラインSRC
(7)は10ボルトを上回る消去電圧値を有し,この電
圧は地面に放電される。
【0046】その目的のために,信号SLを“hig
h”にし,スイッチI1(8)をONさせる。その後,
ソース・ラインSRC(7)の放電の最初の段階中,す
なわち,ライン電圧が,特に,危険な程度にまで高いと
き,ソース・ラインSRC(7)の電圧が図1に示した
電流発生器G(9)からの電流Isによって制御され,
ゆっくりと放電される。
【0047】好適に,信号SLはスイッチI1(8)を
動作させ,電流発生器G(9)のアースに対する接続を
保持し,それによって,ソース・ラインSRC(7)が
制御され,ゆっくりした放電が継続することになる。
【0048】また,検出器4は,ソース・ラインSRC
(7)の電圧が,その検出器4の閾値を下回るまで,論
理“low”で信号を出力する。ゆっくりした放電が終
わりに近づき,ソース・ラインSRC(7)の電圧が検
出器4の予め決められた閾値以下に低下すると,スイッ
チI1(8)の電流発生器G(9)のアースに対する接
続を保持し,検出器4が論理ゲートPL1(19)を介
して信号ERSET=1を発生する。
【0049】この予め決められた電圧以下になると,ソ
ース・ラインSRC(7)の急速放電段階が開始され,
メモリ・セル5の放電段階が終了する。実際,論理スイ
ッチSW(1)を動作させると,信号ERSETが出力
O1を起動し,論理“high”の出力信号OUTNを
放電トランジスタM1(6)のゲートG1に対して出力
する。したがって,放電トランジスタM1(6)はON
され,ソース・ラインSRC(7)が高速でアースに対
して放電されることになる。
【0050】なお,検出器4の閾値は,まさにその値か
らのソース・ラインSRC(7)の高速放電が,隣接し
たワード・ラインに対する容量結合Cparとの関連で
危険とならないように設定するべきである。こうした方
法で,本発明によるレギュレーティング回路は先行技術
の問題点を克服し,メモリ・マトリクス内におけるセル
5の放電動作を効果的で信頼性の高いものにすることが
できる。
【0051】上記したレギュレーティング回路およびそ
の放電制御方法は,上記特許請求の範囲によって定義さ
れているような発明の範囲において変更することは可能
である。
【0052】
【発明の効果】以上,説明した通り,本発明に係るレギ
ュレーティング回路およびその放電制御方法にあって
は,ソース端子上の電圧の急激な降下が記憶装置の適切
な動作を損なってしまう可能性のある立ち上がり立ち上
がり段階中に,ソース・ラインの放電を制御し,徐々に
低下させるため,指定されたもの以外のメモリ・セルの
内容を消去,あるいは,変更してしまうような従来の技
術に伴う欠陥を克服することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレギュレーティング回路の構成を
示す説明図である。
【図2】図1に示した回路に存在する信号を発生する論
理回路の構成を示す説明図である。
【図3】従来における半導体不揮発性記憶装置のセル・
マトリクス構造を示す説明図である。
【符号の説明】 1 論理スイッチSW 5 不揮発性メモ
リ・セル 6 トランジスタM1 7 ソース・ライ
ンSRC 8 スイッチI1 9 電流発生器G 10 トランジスタM2 11 トランジス
タM3 12 抵抗性バイアス要素RPOL 13 トランジス
タM4 14 常開スイッチ 15 トランジス
タM5 16 トランジスタM6 17 トランジス
タM7 18 トランジスタM8 19 論理ゲート
PL1 20 トランジスタM9 21 論理ゲート
PL3 22 論理ゲートPL4 23 論理インバ
ータN1 24 論理ゲートPL2
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シルビア パドアン イタリア国,イ−47037 フォルリ,リミ ーニ,ビア サン ベルナルド,35 (72)発明者 マルコ オリボ イタリア国,イ−24100 ベルガモ,ビア トゥレマナ,13 ディ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的にプログラム可能な記憶装置内に
    おける不揮発性メモリ・セルを放電するためのレギュレ
    ーティング回路において,プログラミング基準電圧(V
    PP)と,前記メモリ・セルを構成するトランジスタのソ
    ース端子によって共用されるライン(SRC)との間に
    接続されている少なくとも1つのスイッチと,前記ソー
    ス端子に対する共用ライン(SRC)と接地基準電圧
    (GND)との間にの少なくとも1つの放電接続部とに
    よって構成され,前記少なくとも1つの放電接続部を介
    して流れる電流を制御して前記ラインをゆっくりした速
    度にて放電させる制御手段を含んでいることを特徴とす
    るレギュレーティング回路。
  2. 【請求項2】 前記制御手段が,内部に接続された常開
    スイッチを有する,前記ライン(SRC)のアースに対
    するさらに1つの接続部と,前記ライン上に存在する電
    圧値を予め決められた閾値と比較するための,前記ライ
    ン(SRC)に接続された論理回路とを含んでいること
    を特徴とする請求項1記載のレギュレーティング回路。
  3. 【請求項3】 前記接続部に電流発生器が接続されてい
    ることを特徴とする請求項2記載のレギュレーティング
    回路。
  4. 【請求項4】 前記接続部に放電トランジスタが接続さ
    れており,該放電トランジスタと前記電流発生器が並列
    に接続されていることを特徴とする請求項3記載のレギ
    ュレーティング回路。
  5. 【請求項5】 前記プログラミング基準電圧(VPP)お
    よび前記放電トランジスタに接続され,前記論理回路に
    よって生成される信号(ERSET)により前記放電ト
    ランジスタをONするスイッチを含んでいることを特徴
    とする請求項4記載のレギュレーティング回路。
  6. 【請求項6】 前記論理回路が,供給基準電圧(VDD
    およびアース(GND)との間に接続された検出手段
    と,相互に接続されると同時に,そのうちの少なくとも
    1つが前記検出手段の出力端子に接続されている一組の
    論理ゲートを含んでいることを特徴とする請求項2記載
    のレギュレーティング回路。
  7. 【請求項7】 前記少なくとも1つの論理ゲートの出力
    が,供給電圧(VDD)が印加されるトランジスタを介し
    て前記検出手段に接続された入力端子にフィードバック
    されることを特徴とする請求項6記載のレギュレーティ
    ング回路。
  8. 【請求項8】 前記検出手段が,ライン(SRC)およ
    び記憶装置内において,それに隣接したワード・ライン
    との間における静電結合を最小限にするように閾値電圧
    値が設定されることを特徴とする請求項6記載のレギュ
    レーティング回路。
  9. 【請求項9】 電気的にプログラム可能な記憶装置内に
    おける不揮発性メモリ・セルの放電段階を調整する方法
    において,前記メモリ・セルにより構成されるトランジ
    スタのソース端子に比較的高い電圧(VPP)が印加され
    る第1の消去ステップと,前記ソース端子が接地基準電
    圧(GND)に接続される第2の放電ステップとから構
    成され,前記第2の放電ステップが電流をアースに流が
    すことによってゆっくりした放電を実行することを特徴
    とする放電制御方法。
  10. 【請求項10】 前記ゆっくりした速度の放電が,前記
    ソース端子により予め決められた電圧値に到達するまで
    継続されることを特徴とする請求項9記載の放電制御方
    法。
JP5656995A 1994-02-21 1995-02-21 レギュレーティング回路およびその放電制御方法 Expired - Fee Related JP2815819B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP94830077A EP0668593B1 (en) 1994-02-21 1994-02-21 Regulation circuit and method for the erasing phase of non-volatile memory cells
IT94830077.7 1994-02-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07326195A true JPH07326195A (ja) 1995-12-12
JP2815819B2 JP2815819B2 (ja) 1998-10-27

Family

ID=8218388

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5656995A Expired - Fee Related JP2815819B2 (ja) 1994-02-21 1995-02-21 レギュレーティング回路およびその放電制御方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5617356A (ja)
EP (1) EP0668593B1 (ja)
JP (1) JP2815819B2 (ja)
DE (1) DE69428423T2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008541325A (ja) * 2005-05-02 2008-11-20 フリースケール セミコンダクター インコーポレイテッド 放電速度制御を備える不揮発性メモリを有する集積回路及び放電速度制御方法
JP2009501406A (ja) * 2005-07-12 2009-01-15 マイクロン テクノロジー, インク. 不揮発性メモリにおけるスナップバックを改良するための負電圧放電方式

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9518143D0 (en) * 1995-09-06 1995-11-08 Harvey Geoffrey P Low power self -adjusting logic output driver suitable for driving unterminated transmission lines and inductive-capacitive loads
US5680348A (en) * 1995-12-01 1997-10-21 Advanced Micro Devices, Inc. Power supply independent current source for FLASH EPROM erasure
CN109427403B (zh) * 2017-09-01 2020-11-06 西安格易安创集成电路有限公司 一种放电电路及存储器
US11158367B1 (en) 2020-04-10 2021-10-26 Micron Technology, Inc. Semiconductor device protection circuits for protecting a semiconductor device during processing thereof, and associated methods, devices, and systems

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63308797A (ja) * 1987-06-11 1988-12-16 Oki Electric Ind Co Ltd 半導体記憶装置
JPH02250425A (ja) * 1989-03-23 1990-10-08 Toshiba Corp 出力バッファ回路
JPH05276003A (ja) * 1992-03-27 1993-10-22 Nec Corp 出力回路装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5384742A (en) * 1990-09-25 1995-01-24 Kabushiki Kaisha Toshiba Non-volatile semiconductor memory

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63308797A (ja) * 1987-06-11 1988-12-16 Oki Electric Ind Co Ltd 半導体記憶装置
JPH02250425A (ja) * 1989-03-23 1990-10-08 Toshiba Corp 出力バッファ回路
JPH05276003A (ja) * 1992-03-27 1993-10-22 Nec Corp 出力回路装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008541325A (ja) * 2005-05-02 2008-11-20 フリースケール セミコンダクター インコーポレイテッド 放電速度制御を備える不揮発性メモリを有する集積回路及び放電速度制御方法
JP2009501406A (ja) * 2005-07-12 2009-01-15 マイクロン テクノロジー, インク. 不揮発性メモリにおけるスナップバックを改良するための負電圧放電方式
KR100923848B1 (ko) * 2005-07-12 2009-10-27 마이크론 테크놀로지, 인크 비휘발성 메모리의 스냅백 개선을 위한 부극성 전압 방전스킴
US7864607B2 (en) 2005-07-12 2011-01-04 Micron Technology, Inc. Negative voltage discharge scheme to improve snapback in a non-volatile memory

Also Published As

Publication number Publication date
JP2815819B2 (ja) 1998-10-27
DE69428423D1 (de) 2001-10-31
US5617356A (en) 1997-04-01
EP0668593A1 (en) 1995-08-23
EP0668593B1 (en) 2001-09-26
DE69428423T2 (de) 2002-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6141247A (en) Non-volatile data storage unit and method of controlling same
US5682345A (en) Non-volatile data storage unit method of controlling same
US7800953B2 (en) Method and system for selectively limiting peak power consumption during programming or erase of non-volatile memory devices
US6556487B1 (en) Non-volatile static memory cell
JP4177257B2 (ja) 不揮発性メモリ用の昇圧器
US7257031B2 (en) Circuit arrangement and method for switching high-voltage signals by means of low-voltage signals
JP3820330B2 (ja) 半導体メモリ装置
JPH0715797B2 (ja) 不揮発性ramメモリを備えたマイクロコンピユ−タ
KR100578581B1 (ko) 플래시 이이피롬 워드라인 드라이버
US5457653A (en) Technique to prevent deprogramming a floating gate transistor used to directly switch a large electrical signal
JPH07326195A (ja) レギュレーティング回路およびその放電制御方法
US6411550B1 (en) Semiconductor integrated-circuit device
CZ297910B6 (cs) Napetový spínací obvod
US6178118B1 (en) Electrically programmable semiconductor device with multi-level wordline voltages for programming multi-level threshold voltages
JP2001357685A (ja) 書込可能な読出専用メモリ
JPH0457291A (ja) 半導体記憶装置
JP3399547B2 (ja) 不揮発性半導体メモリ装置用制御回路
US5502679A (en) Electrically erasable nonvolatile memory having discharging circuits
US6963222B1 (en) Non-volatile product term (pterm) cell
US6975544B2 (en) Voltage discharge technique for controlling threshold-voltage characteristics of floating-gate transistor in circuitry such as flash EPROM
US6157225A (en) Driving circuit with three output levels, one output level being a boosted level
JP3181478B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JPH08263990A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
WO2003073432A1 (fr) Unite de memoire a semi-conducteurs non volatile
JPH06342598A (ja) 不揮発性半導体記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees