JPH0732618A - ドットインパクトプリントヘッド - Google Patents

ドットインパクトプリントヘッド

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Publication number
JPH0732618A
JPH0732618A JP18234593A JP18234593A JPH0732618A JP H0732618 A JPH0732618 A JP H0732618A JP 18234593 A JP18234593 A JP 18234593A JP 18234593 A JP18234593 A JP 18234593A JP H0732618 A JPH0732618 A JP H0732618A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
permanent magnet
yoke
armature
face
processing
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP18234593A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisao Morimura
久男 森村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Data Terminal Ltd
Original Assignee
NEC Data Terminal Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0732618A publication Critical patent/JPH0732618A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】あらかじめ乾式めっきまたは樹脂コーティング
を施した永久磁石と継磁体を組立てた後、スプリング取
付面およびアーマチュア吸着面の加工を行って磁気回路
を形成する。 【効果】永久磁石およびヨークのそれぞれを単体の状態
で高い精度に加工しなくても、スプリング取付面とアー
マチュア吸着面との相対的位置の精度を確保することが
可能となり、従って永久磁石およびヨークのコストを低
減することができ、また、スプリング取付面とアーマチ
ュア吸着面との相対的位置のばらつきをなくすことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はドットインパクトプリン
タに使用するプリントヘッドに関し、特にチャージスプ
リング型のプリントヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のドットインパクトプリント
ヘッドの一例を示す断面図である。
【0003】ドットインパクトプリンタに使用する従来
のプリントヘッドのうち、チャージスプリング型のプリ
ントヘッドは、図2に示すように、永久磁石21の磁力
によってスプリング26を撓めてアーマチュア22をヨ
ーク(継磁体)24に吸引しておき、ヨーク24に巻回
してある電磁コイル23に通電することによって永久磁
石21の磁力を打消してアーマチュア22をヨーク24
から開放し、スプリング26の弾力によってアーマチュ
ア22の先端に保持している印字ピン25を駆動してド
ットの印字を行っている。
【0004】印字ピン25によるドットの印字が終る
と、電磁コイル23の通電を停止し、永久磁石21の磁
力によって再びアーマチュア22をヨーク24に吸引し
て次の印字動作に備える。アーマチュア22がヨーク2
4に吸引されるとき、大きな衝撃と摩擦が発生するた
め、アーマチュア22およびヨーク24の接触部分が摩
耗してプリントヘッドの寿命を低下させる。
【0005】アーマチュア22およびヨーク24の摩耗
を低減させるため、従来のドットインパクトプリントヘ
ッドは、アーマチュア22およびヨーク24のそれぞれ
の接触部分に硬質クロムめっき等の処理を施してて硬質
クロム面22aおよび24aを形成している。
【0006】ドットインパクトプリントヘッドは、スプ
リング26を取付ける面とヨーク24のアーマチュア2
2を吸着する面との相対的位置が、高い精度を要求され
るため、永久磁石21とヨーク24とを組立てた後、ス
プリング26の取付け面とアーマチュア22の吸着面と
を同時に加工している。しかしながら、永久磁石21と
ヨーク24とを組立てた後に硬質クロムめっき処理を行
うと、めっきの前処理によって永久磁石21が腐食され
るため、ヨーク24を精密に仕上げた後硬質クロムめっ
き処理を行い、その後永久磁石21とヨーク24とを組
立てなければならない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のドットインパクトプリントヘッドは、スプリングを取
付ける面とヨークのアーマチュアを吸着する面との相対
的位置の精度を保持するため、永久磁石およびヨークの
それぞれに対して単体の状態において高い精度が要求さ
れるため、永久磁石およびヨークが高価なものになると
いう問題点を有している。また、永久磁石とヨークとを
組立てた後の寸法がばらつき易いという欠点も有してい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のドットインパク
トプリントヘッドは、あらかじめ乾式めっきまたは樹脂
コーティングを施した永久磁石と継磁体とを組立てた
後、スプリング取付面およびアーマチュア吸着面の加工
を同時に行って形成した磁気回路を備えたものである。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例を示す断面図であ
る。
【0011】図1において、永久磁石1は、外形の仕上
げ加工を施された後、乾式めっき法によって表面にニッ
ケル膜2が形成されている。ニッケル膜2の厚さは、数
ミクロンメートルである。ヨーク3および4は、永久磁
石1の両側に固定ねじ5によって取付けられている。
【0012】このようにして永久磁石1とヨーク3およ
び4とを組立てた後、ヨーク3のスプリング取付面6と
ヨーク4のアーマチュァ吸着面7とを同時に加工し、そ
れらの相対的位置を精密に仕上げる。この後、湿式メッ
キ法によってヨーク4のアーマチュア吸着面7に硬質ク
ロム面を形成する。
【0013】このように構成することにより、永久磁石
およびヨークのそれぞれを単体の状態において高い精度
に加工しなくても、スプリング取付面とアーマチュア吸
着面との相対的位置の精度を確保することが可能とな
る。
【0014】永久磁石にニッケル膜を形成する代りに、
樹脂コーティングを施すことによっても、同様の作用・
効果を得ることができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のドットイ
ンパクトプリントヘッドは、あらかじめ乾式めっきまた
は樹脂コーティングを施した永久磁石と継磁体を組立て
た後、スプリング取付面およびアーマチュア吸着面の加
工を行って磁気回路を形成することにより、永久磁石お
よびヨークのそれぞれを単体の状態で高い精度に加工し
なくても、スプリング取付面とアーマチュア吸着面との
相対的位置の精度を確保することが可能となるという効
果があり、従って永久磁石およびヨークのコストを低減
することができ、また、スプリング取付面とアーマチュ
ア吸着面との相対的位置のばらつきをなくすことができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】従来のドットインパクトプリントヘッドの一例
を示す断面図である。
【符号の説明】
1 永久磁石 2 ニッケル膜 3 ヨーク 4 ヨーク 5 固定ねじ 6 プリング取付面 7 アーマチュア吸着面 21 永久磁石 22 アーマチュア 22a 硬質クロム面 23 電磁コイル 24 ヨーク 24a 硬質クロム面 25 印字ピン 26 スプリング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あらかじめ乾式めっきを施した永久磁石
    と継磁体とを組立てた後、スプリング取付面およびアー
    マチュア吸着面の加工を同時に行って形成した磁気回路
    を備えることを特徴とするドットインパクトプリントヘ
    ッド。
  2. 【請求項2】 あらかじめ樹脂コーティングを施した永
    久磁石と継磁体とを組立てた後、スプリング取付面およ
    びアーマチュア吸着面の加工を同時に行って形成した磁
    気回路を備えることを特徴とするドットインパクトプリ
    ントヘッド。
JP18234593A 1993-07-23 1993-07-23 ドットインパクトプリントヘッド Withdrawn JPH0732618A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18234593A JPH0732618A (ja) 1993-07-23 1993-07-23 ドットインパクトプリントヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18234593A JPH0732618A (ja) 1993-07-23 1993-07-23 ドットインパクトプリントヘッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0732618A true JPH0732618A (ja) 1995-02-03

Family

ID=16116690

Family Applications (1)

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JP18234593A Withdrawn JPH0732618A (ja) 1993-07-23 1993-07-23 ドットインパクトプリントヘッド

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Effective date: 20001003