JP3338901B2 - ワイヤドット印字ヘッド - Google Patents
ワイヤドット印字ヘッドInfo
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- JP3338901B2 JP3338901B2 JP1214493A JP1214493A JP3338901B2 JP 3338901 B2 JP3338901 B2 JP 3338901B2 JP 1214493 A JP1214493 A JP 1214493A JP 1214493 A JP1214493 A JP 1214493A JP 3338901 B2 JP3338901 B2 JP 3338901B2
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Description
ドット印字ヘッドに関するものである。
側断面図で、該印字ヘッド1は、磁路形成用のコア2
と、該磁路の途中に配置された永久磁石3と、コア2に
巻回されたコイル4と、コア2に対向するアーマチュア
5と該アーマチュア5に連結され先端にワイヤ6が固定
されたビーム7とより成る可動体8と、該可動体8を印
字方向に付勢する板ばね9と、より成る複数の印字エレ
メントを円周方向に所定の配置で備えている。この印字
ヘッド1は、プラテンに沿って移動可能なキャリアに搭
載され、所定時機に作動して印字を行う。
ーマチュア5は、永久磁石3によりコア2,アーマチュ
ア5を通り形成される磁束による吸引力によってコア2
に吸着されている。この状態では、ノーズ部1aに案内
されるワイヤ6はプラテンから所定量退避している。
ントのコイル4に所定時間通電する。これにより、永久
磁石3による磁束の一部が打ち消されて吸引力が減少
し、可動体8は板ばね9の付勢力により印字方向に回動
し、ワイヤ6はインクリボン,記録紙を介しプラテンを
撃打して印字が行われる。印字完了時点では、コイル4
に対する通電は停止されており、アーマチュア5は再び
コア2に吸着される。
ト印字ヘッドにおける可動体8の構造を図4に示す。図
4(A)は正面図、図4(B)は側面図である。アーマ
チュア5の締結側の端部にはスリット10と余肉削除部
11,11とが設けられ、ビーム7はスリット10に嵌
合させて固定されている。12,12はスリット10の
両側の締結部である。
チュア5は軽量化のために余肉が削られているが、この
余肉削除部11,11とスリット10とは、カッタを3
枚組んだ組歯で同時に削られている。しかし、締結部1
2の肉厚が0.4mm以下になると、スリット10は倒
れ込んでしまい、正確な加工は困難であった。また、ビ
ーム角度が傾くことがあった。
の倒れを激減させることのできるワイヤドット印字ヘッ
ドを提供することを目的としている。
め、本発明では、アーマチュアと、該アーマチュアの端
部に設けられたスリットに嵌合,締結され先端にワイヤ
を備えたビームと、より成る可動体を備えたワイヤドッ
ト印字ヘッドにおいて、前記アーマチュアの前記スリッ
トの両側の締結部を前記ビームの長手方向に沿った前記
スリットの中間部においてリブにより連結するととも
に、前記ビームに、前記リブに係合する係合部を設けた
ことを特徴とする構成とする。
るため、可動体製造時におけるスリットの倒れは激減
し、かつ係合部とリブの係合によりビームの位置は正確
に定まるようになった。すなわち、作業性向上,歩留ま
りアップを実現することができた。なお、リブを設けた
場合のスリット形成は、MIM(メタルインジェクショ
ンモールディング)により行うことができる。
例を説明する。
(A)はアーマチュアの正面図、図1(B)は図1
(A)のA−A断面図、図1(C)はビームの側面図で
ある。図中、21はアーマチュア、22はアーマチュア
21に締結されるビームである。
肉削除部24,24とが形成され、スリット23の両側
の締結部25,25はリブ26により連結されている。
一方、ビーム22には、リブ26に係合するスリット状
の係合部27が形成されている。アーマチュア21とビ
ーム22は、ビーム22をスリット23に嵌合させかつ
係合部27をリブ26に係合させて締結される。なお、
印字ヘッドの他の構成は従来と同様なので説明を省略す
る。
リブ26により連結されているため、従来問題となって
いたスリット23の倒れはなくなる。また、締結時にビ
ーム22はリブ26と係合部27の係合により正確に位
置決めされる。従って、可動体製造時における作業性向
上,歩留まりアップを実現することができる。
は、例えばMIM法により容易に行うことができる。
(A)はアーマチュアの正面図、図2(B)は図2
(A)のB−B断面図、図2(C)はビームの側面図で
ある。図中、31はアーマチュア、32はアーマチュア
31に締結されるビームである。
肉削除部34,34とが形成され、スリット33の両側
の締結部35,35はリブ36により連結されている。
一方、ビーム32には、リブ36に係合する切り欠き状
の係合部37が形成されている。アーマチュア31とビ
ーム32は、ビーム32をスリット33に係合させかつ
係合部37をリブ36に係合させて締結される。
は、リブ36が階段状になっていて、係合部37もこれ
に係合する形状になっていることである。本例の場合も
前例と同様の効果が得られる。また、リブ36が存在す
るスリット33の加工は、前例と同様のMIM法により
行うことができるが、リブ36が階段状になっているの
で前例より容易である。
だけでなく、電磁吸引型の印字ヘッドにも適用可能であ
る。
動体製造時におけるスリットの倒れが激減するとともに
ビームの位置が正確に定まり、作業性向上,歩留まりア
ップに大きく寄与することができる。
で、図1(A)はアーマチュアの正面図、図1(B)は
図1(A)のA−A断面図、図1(C)はビームの側面
図である。
で、図2(A)はアーマチュアの正面図、図2(B)は
図2(A)のB−B断面図、図2(C)はビームの側面
図である。
る。
説明図で、図4(A)は可動体の正面図、図4(B)は
同側面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 アーマチュア(21)と、該アーマチュ
ア(21)の端部に設けられたスリット(23)に嵌
合,締結され先端にワイヤを備えたビーム(22)とよ
り成る可動体を備えたワイヤドット印字ヘッドにおい
て、 前記アーマチュア(21)の前記スリット(23)の両
側の締結部(25,25)を前記ビーム(22)の長手
方向に沿った前記スリット(21)の中間部においてリ
ブ(26)により連結するとともに、 前記ビーム(22)に、前記リブ(26)に係合する係
合部(27)を設けたことを特徴とするワイヤドット印
字ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1214493A JP3338901B2 (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | ワイヤドット印字ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1214493A JP3338901B2 (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | ワイヤドット印字ヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06218949A JPH06218949A (ja) | 1994-08-09 |
JP3338901B2 true JP3338901B2 (ja) | 2002-10-28 |
Family
ID=11797310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1214493A Expired - Fee Related JP3338901B2 (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | ワイヤドット印字ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3338901B2 (ja) |
-
1993
- 1993-01-28 JP JP1214493A patent/JP3338901B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06218949A (ja) | 1994-08-09 |
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Legal Events
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