JPH07326099A - 磁気テープ案内装置 - Google Patents

磁気テープ案内装置

Info

Publication number
JPH07326099A
JPH07326099A JP6139506A JP13950694A JPH07326099A JP H07326099 A JPH07326099 A JP H07326099A JP 6139506 A JP6139506 A JP 6139506A JP 13950694 A JP13950694 A JP 13950694A JP H07326099 A JPH07326099 A JP H07326099A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic tape
tape
magnetic
tape guide
guide members
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6139506A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Omoda
学 面田
Hiroyuki Umeda
弘幸 梅田
Hiroyuki Takada
裕之 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP6139506A priority Critical patent/JPH07326099A/ja
Publication of JPH07326099A publication Critical patent/JPH07326099A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気テープの上端部及び下端部を規制しなが
ら所定のテープパスに沿って磁気テープをテープダメー
ジなく案内する。 【構成】 磁気テープ案内装置10内に設けた複数(第
1〜第6)のテープ案内部材21〜26の全ては、磁気
テープ2を巾方向に添接すると共に、この磁気テープ2
のテープ巾Bより長く形成した磁気テープ添接部21c
〜26cと、磁気テープ添接部21c〜26cの上端部
又は下端部のいずれか一方の端部に形成して、磁気テー
プ2の上下いずれか一方の端部のみを規制するフランジ
部(21b,22b,23a,24a,25b,26
b)とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープカセットから磁
気テープを引き出して、引き出した磁気テープを回転ド
ラムに螺旋状に巻き付ける際に、磁気テープの上端部及
び下端部を規制しながら所定のテープパスに沿って磁気
テープをテープダメージなく案内するよう構成した磁気
テープ案内装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、テープカセットから磁気テー
プを引き出して、引き出した磁気テープを回転ドラムに
螺旋状に巻き付けるための磁気テープ案内装置は、ビデ
オ・テープレコーダ(VTR),デジタル・オーディオ
・テープレコーダ(DAT)などの磁気記録再生装置に
採用されている。
【0003】図5は従来の磁気テープ案内装置におい
て、磁気テープの上端部及び下端部を規制する上フラン
ジ部及び下フランジ部を備えたテープ案内部材によりテ
ープダメージが発生する様子を示した図であり、(A)
は磁気テープが正常な状態からテープ案内部材の上フラ
ンジ部により磁気テープの巾方向に座屈した状態を示
し,(B)は磁気テープが正常な状態からテープ案内部
材の上フランジ部に乗り上げた状態を示している。
【0004】ここで、図5(A),(B)に示した如
く、テープカセットから磁気テープ100を回転ドラム
の方向に引き出したり、あるいは引き出した磁気テープ
100を回転ドラムに螺旋状に巻き付けながら走行する
際、従来の磁気テープ案内装置内には、磁気テープ10
0の上端部及び下端部を規制しながら所定のテープパス
に沿って磁気テープ100を案内するためのテープ案内
部材101が複数配設されている。
【0005】上記した複数のテープ案内部材101に
は、磁気テープ100の上端部を上方向へ移動すること
を規制する上フランジ部101aと、磁気テープ100
の下端部を下方向へ移動することを規制する下フランジ
部101bと、上フランジ部101aと下フランジ部1
01bとの間で、磁気テープ100を巾方向に添接させ
る磁気テープ添接部101cとが設けられており、この
際、磁気テープ添接部101cの長さは磁気テープ10
0の巾と略等しい寸法に形成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した複
数のテープ案内部材101は、所定のテープパスに沿っ
て、シャーシベースなどに固定設置されているものと
か、テープカセット内からテープカセット外に回動する
アームに支持されているものとか、テープカセット内か
ら回転ドラムの方向に移動するローディングベースに支
持されているものとかがあり、これらを適宜に組み合わ
せて従来の磁気テープ案内装置が構成されているもの
の、テープカセットから磁気テープ100を回転ドラム
の方向に引き出すテープローディング途中時に、磁気テ
ープ100が巾方向に高さずれを生じると、複数のテー
プ案内部材101のところで図5(A),(B)に示し
たようなテープダメージが発生してしまう。
【0007】この理由は、前記したように、テープ案内
部材101に形成した磁気テープ添接部101cは、磁
気テープ100の巾と略等しい長さ寸法に形成され、且
つ、磁気テープ添接部101cの上下の端部にフランジ
部101a,101bが夫々形成されているため、図5
(A)に示したように、テープ案内部材101の磁気テ
ープ添接部101cに添接している磁気テープ100が
巾方向に高さずれを生じると、磁気テープ100は正常
な状態から図示のように座屈によるテープダメージが発
生し易くなり、即ち、図示のように磁気テープ100の
上端部がテープ案内部材101の上フランジ部101a
により上方向への移動を規制されているので、磁気テー
プ100の上端部に過大な力が加わり、これにより磁気
テープ100が巾方向の途中で座屈してしまうことがあ
る。
【0008】あるいは、図5(B)に示したように、テ
ープ案内部材101の磁気テープ添接部101cに添接
している磁気テープ100が巾方向に高さずれを生じる
と、図示のように磁気テープ100の上端部101aが
テープ案内部材101の上端部100aを乗り上げてし
まうことがある。
【0009】このように、図5(A),(B)に示した
場合は、いずれもテープダメージとなってしまい、この
テープダメージが発生すると磁気テープ100による記
録再生が著しく低下してしまうだけでなく、磁気テープ
100が使用不可能になることもある。
【0010】更に、図示は省略するものの、磁気テープ
100がテープ案内部材101のところで捩じれてもテ
ープダメージとなってしまう。
【0011】とくに、最近、磁気テープ100は、高画
質化,高音質化が要求されており、このため薄手のメタ
ルテープなどがよく使われるようになっているものの、
この種のメタルテープなどはテープ厚みが薄く、且つ、
剛性が小さいため、図5(A),(B)に示したような
テープダメージが頻繁に発生する傾向があるので、テー
プダメージを減少できる磁気テープ案内装置が望まれて
いる。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
てなされたものであり、テープカセットから磁気テープ
を引き出して、引き出した前記磁気テープを磁気ヘッド
と一体に回転する回転ドラムに螺旋状に巻き付ける際に
用いられ、前記磁気テープの上端部及び下端部を規制し
ながら所定のテープパスに沿って該磁気テープを案内す
るためのテープ案内部材を複数配設した磁気テープ案内
装置において、複数の前記テープ案内部材の全ては、前
記磁気テープを巾方向に添接すると共に、この磁気テー
プの巾より長く形成した磁気テープ添接部と、前記磁気
テープ添接部の上端部又は下端部のいずれか一方の端部
に形成して、前記磁気テープの上下いずれか一方の端部
のみを規制するフランジ部とを備えたことを特徴とする
磁気テープ案内装置を提供するものである。
【0013】
【実施例】以下に本発明に係わる磁気テープ案内装置の
一実施例を図1乃至図4を参照して詳細に説明する。
【0014】図1は本発明に係わる磁気テープ案内装置
を説明するための構成図、図2は同磁気テープ案内装置
を示した側面図、図3は同磁気テープ案内装置に用いら
れる第1〜第6磁気テープ案内部材を拡大して示した図
であり、(A)は磁気テープ添接部の下端部に下フラン
ジ部を設けた状態を示し,(B)磁気テープ添接部の上
端部に上フランジ部を設けた状態を示している。また、
図4は同磁気テープ案内装置において、磁気テープが第
3,第4テープ案内部材にテープダメージなく添接した
状態を示した図であり、(A)はテープアンローディン
グ時を示し,(B)はテープローディング途中時を示
し,(C)はテープローディング完了時を示している。
【0015】図1に示した本発明に係わる磁気テープ案
内装置(以下、装置と記す)10は、ビデオ・テープレ
コーダ(VTR),デジタル・オーディオ・テープレコ
ーダ(DAT)などの磁気記録再生装置に採用されてい
る。
【0016】ここで、装置10内の手前側には、テープ
カセット1が装着されている。このテープカセット1
は、テープアンローディング状態で、磁気テープ2が供
給リール3と巻取リール4とに巻回されており、供給リ
ール3から出た磁気テープ2はテープカセット1内の前
方部位に設けた供給側及び巻取側の半円形ポール5,6
間に掛け渡されて巻取リール4に巻かれている。また、
テープカセット1内の前方部位には、供給側の半円形ポ
ール5と巻取側の半円形ポール6とを挟んで底面側を開
口したローディングポケット部1aが形成されている。
【0017】また、装置10内の奥側には、テープカセ
ット1の前方部位と対向して磁気ヘッド11と一体に回
転する回転ドラム12が設けられ、更に回転ドラム12
の右方にはキャプスタン13が回転自在に設けられてい
る。上記回転ドラム12は、下側に固定設置した固定ド
ラム12aと、上側に固定ドラム12aに対して同軸的
に回転自在に設けた回転ドラム12bとからなり、且
つ、固定ドラム12aには磁気テープ2の下端部を螺旋
状に案内するためのリード部12aが所定の角度範囲
に亘って形成される一方、回転ドラム12bには磁気ヘ
ッド11が一体的に取り付けられている。
【0018】次に、テープカセット1から磁気テープ2
を引き出して、引き出した磁気テープ2を所定のテープ
パスPに沿いながら磁気ヘッド11と一体に回転する回
転ドラム13に螺旋状に巻き付けるための傾斜ポール1
4,16及び複数のテープ案内部材21〜26と、磁気
テープ2を走行駆動するためのピンチローラ18につい
て、図1及び図2を用いて説明する。
【0019】図1及び図2において、テープカセット1
の供給リール3側に対応して、テープカセット1の前方
部位の外側左方に下フランジ部21bを備えた第1テー
プ案内部材21が固定設置されている。また、テープカ
セット1のローディングポケット部1a内の供給側に
は、図示しないアームに支持されて下フランジ部22b
を備えた第2テープ案内部材22がテープカセット1の
外側左方向けて移動自在に設けられていると共に、上フ
ランジ部23aを備えた第3テープ案内部材23と、所
定の角度傾斜した供給側傾斜ポール14とが供給側ロー
ディングべース15に支持されて一体となって図示しな
い供給側案内溝に沿って回転ドラム12の左奥方に向け
て移動自在に設けられている。
【0020】一方、テープカセット1の巻取リール4側
に対応して、ローディングポケット部1a内の巻取側に
は、所定の角度傾斜した巻取側傾斜ポール16と、上フ
ランジ部24aを備えた第4テープ案内部材24とが巻
取側ローディングべース17に支持されて一体となって
図示しない巻取側案内溝に沿って回転ドラム12の右奥
方に向けて移動自在に設けられていると共に、図示しな
いピンチローラアームに回転自在に支持されたピンチロ
ーラ18がキャプスタン13に向けて移動自在に設けら
れ、更に、図示しないアームに支持されて下フランジ部
25bを備えた第5テープ案内部材25がテープカセッ
ト1の外側右方に向けて移動自在に設けられている。ま
た、テープカセット1の前方部位の外側右方に下フラン
ジ部26bを備えた第6テープ案内部材26が固定設置
されている。
【0021】そして、テープアンローディング時にテー
プカセット1のローディングポケット部1aに入り込ん
だ上記テープローディング用の構成部材を、図1に示し
た如く、テープローディング時に点線で示した所定のテ
ープパスP中の所定の位置まで夫々移動させ、磁気テー
プ2を回転ドラム12に所定の角度に亘って螺旋状に巻
き付け、且つ、磁気テープ2をピンチローラ18とキャ
プスタン13とにより挟持しながら走行して回転ドラム
12と一体に回転する磁気ヘッド11により記録再生を
行っている。
【0022】ここで、本発明の要部となる上記第1〜第
6テープ案内部材21〜26について図3(A),
(B)を用いて説明する。
【0023】図3(A)に拡大して示した如く、第1,
第2,第5,第6テープ案内部材21,22,25,2
6は、磁気テープ2を巾方向に添接させるための磁気テ
ープ添接部21c,22c,25c,26cが磁気テー
プ2の巾Bより長い寸法Lに夫々形成されており、これ
らの磁気テープ添接部21c,22c,25c,26の
下端部には磁気テープ2の下端部の下方向への移動を規
制する下フランジ部21b,22b,25b,26bが
夫々設けられていると共に、磁気テープ2の上端部を規
制する上フランジ部は設けられていない。従って、磁気
テープ添接部21c,22c,25c,26中で上フラ
ンジ部を設けていない上端部側は、磁気テープ2が上方
向に移動できる寸法余裕がある。
【0024】一方、図3(B)に拡大して示した如く、
第3,第4テープ案内部材23,24は、磁気テープ2
を巾方向に添接させるための磁気テープ添接部23c,
24cが磁気テープ2の巾Bより長い寸法Lに夫々形成
されており、これらの磁気テープ添接部23c,24c
の上端部には磁気テープ2の上端部の上方向への移動を
規制する上フランジ部23a,24aが夫々設けられて
いると共に、磁気テープ2の下端部を規制する下フラン
ジ部は設けられていない。従って、磁気テープ添接部2
3c,24c中で下フランジ部を設けていない下端部側
は、磁気テープ2が下方向に移動できる寸法余裕があ
る。
【0025】再び図1及び図2に戻り、上記第1〜第6
テープ案内部材21〜26に形成した磁気テープ添接部
21c〜26cのいずれか一方の端部に設けた上フラン
ジ部又は下フランジ部を磁気テープ2のテープパスPに
沿ってどのように上下に配設するかを説明する。
【0026】先に説明したように、供給側ローディング
べース15に支持され第3テープ案内部材23と、巻取
側ローディングべース17に支持され第4テープ案内部
材24とは、テープカセット1から磁気テープ2を引き
出しながらテープローディング完了時には回転ドラム1
2のテープ入口側とテープ出口側に夫々到達するが、回
転ドラム12の一部を構成する下側の固定ドラム12a
には磁気テープ2の下端部を螺旋状に案内するためのリ
ード部12aが所定の角度範囲に亘って形成されてい
るから、回転ドラム12のテープ入口側及びテープ出口
側に到達した第3,第4テープ案内部材23,24は磁
気テープ2の上端部を規制すれば良く、このように設定
すれば回転ドラム12のテープ入口側とテープ出口側と
の間で磁気テープ2を上下に規制できる。従って、第
3,第4テープ案内部材23,24には、上フランジ部
23a,24aを設けることが必要条件となり、これに
より回転ドラム12に螺旋状に添接した磁気テープ2に
磁気ヘッド2がトラックずれなく良好に接することがで
きる。
【0027】次に、上記のように回転ドラム12のテー
プ入口側及びテープ出口側で第3,第4テープ案内部材
23,24の上フランジ部23a,24aにより磁気テ
ープ2の上端部を規制するよう設定すると、第3テープ
案内部材23より供給リール3側のテープ上流側及び第
4テープ案内部材24より巻取リール4側のテープ下流
側では、複数のテープ案内部材(21,22,25,2
6)を適宜な距離を隔てて夫々適宜な位置に配設すると
共に、磁気テープ2の上下を規制する複数のテープ案内
部材(21,22,25,26)のフランジ部は磁気テ
ープ2の走行状態が安定できるように、夫々の一つのテ
ープ案内部材に上フランジ部,又は下フランジ部のいず
れか一方のみを適宜にもうければ良い。
【0028】本実施例では、回転ドラム12のテープ入
口側及びテープ出口側で第3,第4テープ案内部材2
3,24により磁気テープ2の上端部を規制するよう設
定した後、第3,第4テープ案内部材23,24の上フ
ランジ部23a,24aに対して適宜な距離を隔て磁気
テープ2の下端部を規制できるよう下フランジ部22
b,25bを設けた第2,第5テープ案内部材22,2
5を夫々設置している。更に、第2,第5テープ案内部
材22,25のテープ上流側及びテープ下流側では、第
2,第5テープ案内部材22,25の下フランジ部22
b,25bに対して適宜な距離を隔て磁気テープ2の下
端部を規制できるよう下フランジ部21b,26bを設
けた第1,第6テープ案内部材21,26をテープカセ
ット1の外側に夫々固定設置している。
【0029】次に、図4において、第1〜第6テープ案
内部材21〜26のうちで、供給側ローディングべース
15に支持され第3テープ案内部材23と、巻取側ロー
ディングべース17に支持され第4テープ案内部材24
とは、図示しない供給側案内溝及び巻取側案内溝に沿っ
て回転ドラム12の方向に移動自在となっていることか
ら、図4(A)に示したように、第3,第4テープ案内
部材23,24がテープカセット1のローディングポケ
ット部1a内に待機しているテープアンローディング時
には、磁気テープ2の上端部が第3,第4テープ案内部
材23,24の上フランジ部23a,24aに規制され
ることのないように供給側案内溝及び巻取側案内溝の高
さを設定している。
【0030】また、図4(B)に示したように、第3,
第4テープ案内部材23,24がテープカセット1から
磁気テープ2を引き出しているテープローディング途中
時にも、磁気テープ2の上端部が第3,第4テープ案内
部材23,24の上フランジ部23a,24aに規制さ
れることのないように供給側案内溝及び巻取側案内溝の
高さを設定している。
【0031】更に、図4(C)に示したように、第3,
第4テープ案内部材23,24による磁気テープ2の引
き出し動作が完了してテープローディング完了時に至っ
た時に、第3,第4テープ案内部材23,24は回転ド
ラム12のテープ入口側及テープ出口側に夫々到達する
ので、ここでは磁気テープ2の上端部が第3,第4テー
プ案内部材23,24の上フランジ部23a,24aに
必ず規制されるように供給側案内溝及び巻取側案内溝の
高さを設定すると共に、図示しないキャッチなどで第
3,第4テープ案内部材23,24を確実に位置決めし
ている。
【0032】従って、図4に示した場合では、テープア
ンローディング時及びテープローディング途中時に磁気
テープ2の上端部が第3,第4テープ案内部材23,2
4の上フランジ部23a,24aに規制されないため、
テープダメージをより一層減少させることができる。
【0033】尚、図4において、テープアンローディン
グ時,テープローディング途中時,テープローディング
完了時に、第3,第4テープ案内部材23,24を図4
(A)〜(C)に示した高さに夫々設定する方法は実施
例に限定されることなく、適宜な方法でも良い。
【0034】
【発明の効果】以上詳述した本発明に係わる磁気テープ
案内装置によると、磁気テープの上端部及び下端部を規
制しながら所定のテープパスに沿って磁気テープを案内
する際、複数のテープ案内部材の全ては、磁気テープを
巾方向に添接すると共に、この磁気テープの巾より長く
形成した磁気テープ添接部と、磁気テープ添接部の上端
部又は下端部のいずれか一方の端部に形成して、磁気テ
ープの上下いずれか一方の端部のみを規制するフランジ
部とを備えたため、磁気テープ添接部中でいずれか一方
のフランジ部を設けていない端部側は磁気テープが高さ
方向(上方向又は下方向)に余裕を持って移動できるか
ら、例えばテープローディング途中時において、磁気テ
ープの高さずれとか,磁気テープの捩じれとかが生じて
も磁気テープに無理な力ず加わらず、これにより従来発
生していた磁気テープの座屈現象とか磁気テープのフラ
ンジ部への乗り上げ現象とか、磁気テープの捩じれ現象
とかが減ることに伴って、テープダメージがなくなるの
で、磁気テープ案内装置の品質及び信頼性を向上でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる磁気テープ案内装置を説明する
ための構成図である。
【図2】本発明に係わる磁気テープ案内装置を示した側
面図である。
【図3】本発明に係わる磁気テープ案内装置に用いられ
る第1〜第6磁気テープ案内部材を拡大して示した図で
ある。
【図4】本発明に係わる磁気テープ案内装置において、
磁気テープが第3,第4テープ案内部材にテープダメー
ジなく添接した状態を示した図である。
【図5】従来の磁気テープ案内装置において、磁気テー
プの上端部及び下端部を規制する上フランジ部及び下フ
ランジ部を備えたテープ案内部材によりテープダメージ
が発生する様子を示した図である。
【符号の説明】
1…テープカセット、2…磁気テープ、 10…磁気テープ案内装置(装置)、 11…磁気ヘッド、12…回転ドラム、 21〜26…テープ案内部材(第1〜第6テープ案内部
材) 23a,24a…上フランジ部、 21b,22b,25b,26b…下フランジ部、 21c〜26c…磁気テープ添接部。 B…巾、P…テープパス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープカセットから磁気テープを引き出し
    て、引き出した前記磁気テープを磁気ヘッドと一体に回
    転する回転ドラムに螺旋状に巻き付ける際に用いられ、
    前記磁気テープの上端部及び下端部を規制しながら所定
    のテープパスに沿って該磁気テープを案内するためのテ
    ープ案内部材を複数配設した磁気テープ案内装置におい
    て、 複数の前記テープ案内部材の全ては、前記磁気テープを
    巾方向に添接すると共に、この磁気テープの巾より長く
    形成した磁気テープ添接部と、前記磁気テープ添接部の
    上端部又は下端部のいずれか一方の端部に形成して、前
    記磁気テープの上下いずれか一方の端部のみを規制する
    フランジ部とを備えたことを特徴とする磁気テープ案内
    装置。
JP6139506A 1994-05-30 1994-05-30 磁気テープ案内装置 Pending JPH07326099A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6139506A JPH07326099A (ja) 1994-05-30 1994-05-30 磁気テープ案内装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6139506A JPH07326099A (ja) 1994-05-30 1994-05-30 磁気テープ案内装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07326099A true JPH07326099A (ja) 1995-12-12

Family

ID=15246883

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6139506A Pending JPH07326099A (ja) 1994-05-30 1994-05-30 磁気テープ案内装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07326099A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100492043B1 (ko) 자기기록재생장치의테이프로딩기구
JP2965456B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH07326099A (ja) 磁気テープ案内装置
EP0712124B1 (en) Tape loading mechanism
JP2930091B2 (ja) 磁気記録再生装置のテープローディング機構
JPH0644369B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPS6228497B2 (ja)
JP3116529B2 (ja) テープ走行装置
EP1329884A2 (en) Tape deck
JP2616649B2 (ja) 磁気テープ案内装置
JPH0363145B2 (ja)
EP0329345B1 (en) Magnetic recording and reproducing apparatus
JP2947452B2 (ja) 磁気記録再生装置のテープローディング機構
JP2000048435A (ja) 磁気記録再生装置
JP2512763Y2 (ja) 磁気記録再生装置
JP2616646B2 (ja) 磁気テープ案内装置
KR100422013B1 (ko) 자기 기록/재생장치의 테이프 가이드장치
JP2996269B2 (ja) 記録再生装置のテープローディング機構
JP2538195B2 (ja) 磁気テ―プ装置
KR940004537Y1 (ko) Vcr의 테이프 주행 안내장치
JPH0262747A (ja) カセット式記録再生装置
JPH08102110A (ja) テープ走行装置
JPH0812730B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH0799603B2 (ja) テ−プレコ−ダ−
JPH07147043A (ja) 磁気テープ案内装置