JPH07325739A - ファイル管理方式 - Google Patents

ファイル管理方式

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JPH07325739A
JPH07325739A JP6141075A JP14107594A JPH07325739A JP H07325739 A JPH07325739 A JP H07325739A JP 6141075 A JP6141075 A JP 6141075A JP 14107594 A JP14107594 A JP 14107594A JP H07325739 A JPH07325739 A JP H07325739A
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JP
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name
Prior art date
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JP6141075A
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English (en)
Inventor
Manabu Kamon
学 嘉門
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気ディスク装置上のファイルに格納されて
いる不要情報を自動的に削除することにより、ファイル
の効率的な利用を可能にすると共に、削除した情報を復
元することが必要になった場合、それに対処できるよう
にする。 【構成】 属性情報管理ファイル21には磁気ディスク
装置2上の待機結合編成ファイル22−A〜22−Nに
格納されている各サブファイルの満了日,容量等が格納
されている。監視部13は、満了日に達したサブファイ
ルを不要と判定し、退避部15は不要と判定されたサブ
ファイルの内容を磁気テープ装置6に退避させ、リスト
出力部16は上記サブファイルの内容をリスト出力し、
サブファイル削除部14は上記サブファイルを削除す
る。また、監視部13は、属性情報管理ファイル21に
格納されている各サブファイルの容量に基づいて待機結
合編成ファイル22−A〜22−Nの使用率が規定値に
達した場合、アラームを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ディスク装置上のフ
ァイルを管理するファイル管理方式に関し、特に、ファ
イルを効率的に使用することができるファイル管理方式
に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置上のファイルには、種
々の情報が格納され、その中には長期間使用されず、今
後も使用されることがない不要情報が含まれることがあ
る。例えば、大規模なシステム構築時には、短期間に多
数のソースプログラム,ロードプログラム,データ等が
多数の人間により作成されてファイルに格納されたり、
ファイルに格納されているソースプログラム等が更新さ
れたりする。その際、テストに使用したデータや、更新
時のバックアップ用のソースプログラム等を十分管理
し、不要となった時点で削除しておかないと、それらが
不要情報としてファイルに残り続けてしまう。
【0003】ところで、システム構築後、システム運用
に伴うデータ増加により、ファイルが飽和状態になるこ
とがあり、このような場合、上記したような不要情報が
ファイル容量を圧迫していることが多い。
【0004】このため、従来は、ファイル飽和発生時、
人手で各情報の満了日等に基づいて不要情報を洗い出
し、不要情報を削除することにより、ファイル容量を確
保するということが行なわれている。しかし、上記した
方法では、ファイルが飽和状態になった後、ファイル容
量確保を行なうため、通常業務に支障をきたす危険があ
ると共に、人手により、不要情報の洗い出し,削除を行
なっているため、信頼性に欠けると共に、費用,期間が
かかるという問題がある。
【0005】そこで、現在の日時と比較して或る期間を
過ぎた情報を自動的に削除するという技術も提案されて
いる(例えば、特開平3−105668号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の技術は、現在の日時と比較して或る期間を過ぎた情報
を自動的に削除するようにしているだけであるので、も
し、削除した情報が必要な情報である場合、取り返しの
つかないことになってしまうという問題がある。
【0007】本発明の目的は、磁気ディスク装置上のフ
ァイルに格納されている情報の内、満了日に達した情報
を自動的に削除することができ、且つ削除した情報をフ
ァイル上に再現することが必要になった場合、それに対
処することができるファイル管理方式を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、磁気ディスク装置上のファイルに格納された
各情報の満了日を管理する属性管理部と、該属性管理部
が管理している満了日に基づいて、前記ファイルに格納
されている情報の内、満了日に達した情報を不要情報と
判定する監視部と、該監視部で不要情報と判定された情
報を磁気テープ装置に退避させる退避部と、前記監視部
で不要情報と判定された情報を削除する削除部とを備え
たものである。
【0009】また、本発明は、以下の構成をとることに
より、以下の目的も達成する。
【0010】ファイルが飽和状態に近づいたことを利用
者に通知し、ファイルが飽和状態になる前に、適当な処
置を行なえるようにするため、前記属性管理部は、前記
各情報の容量を管理し、前記監視部は、前記属性管理部
が管理している各情報の容量に基づいて前記ファイルの
使用率が規定値に達したと判定することにより、アラー
ムを出力するようにする。
【0011】削除した情報を利用者に知らせるという目
的を達成するため、前記監視部で不要情報と判定された
情報をリスト出力するリスト出力部を備える。
【0012】長期間更新されなかった情報も不要情報と
して削除するという目的を達成するため、前記属性管理
部は、前記各情報の最終更新日を管理し、前記監視部
は、最終更新日から指定期間が経過した情報を不要情報
と判定する。
【0013】長期間実行されなかったロードプログラム
を不要情報として削除するという目的を達成するため、
前記属性管理部は、前記情報がロードプログラムである
場合、最終実行日を管理し、前記監視部は、最終実行日
から指定期間が経過したロードプログラムを不要情報と
判定する。
【0014】
【作用】監視部が満了日に達した情報を不要情報と判定
し、退避部が不要情報を磁気テープ装置に退避させ、削
除部が不要情報を削除し、リスト出力部が削除した情報
をリスト出力する。
【0015】また、監視部は、属性管理部が管理してい
る各情報の容量に基づいてファイルの使用率が規定値に
達したと判定することにより、アラームを出力する。
【0016】更に、監視部は、最終更新日から指定期間
が経過した情報,最終実行日から指定期間が経過したロ
ードプログラムを不要情報と判定し、それらを削除部の
削除対象にしたり、退避部の退避対象にしたりする。
【0017】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
【0018】図1は本発明の実施例のブロック図であ
り、外部記憶管理装置1と、磁気ディスク装置2と、計
算機3と、入力部4と、表示部5と、磁気テープ装置6
と、プリンタ7とから構成されている。
【0019】磁気ディスク装置2上には、属性情報管理
ファイル21と、複数の待機結合編成ファイル22−A
〜22−Nとが設けられている。各待機結合編成ファイ
ル22−A〜22−Nには、サブファイルA1,A2,
…、B1,B2,…、N1,N2,…が格納される。
【0020】属性情報管理ファイル21には、図2に示
すように、ファイル名と、サブファイル名と、位置情報
と、属性情報とが格納される。図2の例は、サブファイ
ルA1,B1,N1は、それぞれファイル名FA,F
B,FNの待機結合編成ファイル22−A,22−B,
22−Nに格納され、位置情報がa1,a2,a3であ
ることを示している。
【0021】また、属性情報は、サブファイルに格納さ
れている情報の種類(ソースプログラム,オブジェクト
プログラム,ロードプログラム,データ等)と、作成日
と、最終更新日と、最終実行日と、満了日と、構築時指
示と、運用時指示と、作成者とから構成されている。
【0022】外部記憶管理装置1は、ファイル入出力部
11と、属性管理部12と、監視部13と、サブファイ
ル削除部14と、退避部15と、リスト出力部16とか
ら構成されている。
【0023】ファイル入出力部11は、待機結合編成フ
ァイル中にサブファイルを作成して情報を格納する機
能,待機結合編成ファイル中に既に作成されているサブ
ファイルに情報を再格納する機能,待機結合編成ファイ
ル中のサブファイルに格納されている情報を出力する機
能等を有する。
【0024】属性管理部12は、属性情報管理ファイル
21にファイル名,サブファイル名,位置情報,属性情
報を格納する機能,属性情報管理ファイル21中に格納
されている属性情報を更新する機能等を有する。
【0025】監視部13は、サブファイルが満了日に達
したか否かを監視する機能,待機結合編成ファイルの使
用率を監視する機能,サブファイル削除部14,退避部
15,リスト出力部16の動作を制御する機能等を有す
る。
【0026】サブファイル削除部14は、待機結合編成
ファイル22−A〜22−N中のサブファイルを削除す
る機能を有する。
【0027】退避部15は、サブファイルの内容を磁気
テープ装置6に退避する機能を有する。
【0028】リスト出力部16は、サブファイルの内容
をプリンタ7にリスト出力する機能を有する。
【0029】図3はファイル入出力部11の処理例を示
す流れ図、図4は属性管理部12の処理例を示す流れ
図、図5〜図7は監視部13の処理例を示す流れ図、図
8はサブファイル削除部14の処理例を示す流れ図、図
9は退避部15の処理例を示す流れ図、図10はリスト
出力部16の処理例を示す流れ図であり、以下各図を参
照して本実施例の動作を説明する。
【0030】先ず、システム構築時の動作を説明する。
【0031】システム構築時、多数のシステム開発者が
計算機3を利用して多数のソースプログラムを作成し、
磁気ディスク装置2に格納する。その際、システム開発
者は、ソースプログラムを格納するサブファイルのサブ
ファイル名と、そのサブファイルを格納する待機結合編
成ファイルのファイル名と、格納する情報の種類と、ソ
ースプログラムの満了日と、構築時指示と、運用時指示
と、作成者名とを入力部4から入力すると共に、新規格
納であることを入力部4から入力する。今、例えば、サ
ブファイル名としてA1を、ファイル名としてFAを、
種類としてソースプログラムを、満了日としてe1を、
構築時指示として,を、運用時指示としてを、作
成者名としてg1を入力したとする。
【0032】これにより、計算機3は、システム開発者
が作成したソースプログラムと、その容量と、入力部4
から入力された情報とを含む新規格納要求を外部記憶管
理装置1内のファイル入出力部11に渡すと共に、ソー
スプログラム名,サブファイル名及びファイル名の対応
関係を内部に保持する。
【0033】ファイル入出力部11は、図3に示すよう
に、計算機3から上記した新規格納要求が渡されると
(ステップS1)、新規格納要求中の情報によって指示
されたファイル名F1の待機結合編成ファイル22−A
中にサブファイルA1を作成し(ステップS2)、サブ
ファイルA1にソースプログラムを格納する (ステップ
S3)。その後、ファイル入出力部11は、ファイル名
FAと、サブファイル名A1と、サブファイルA1の位
置情報a1と、種類(ソースプログラム)と、作成日b
1(今日の日付)と、最終更新日c1(今日の日付)
と、満了日e1と、ソースプログラムの容量、即ちサブ
ファイルの容量f1と、構築時指示,と、運用時指
示と、作成者名g1とを属性管理部12に渡すと共
に、新規格納要求に対する処理であることを属性管理部
12に通知する (ステップS4)。
【0034】属性管理部12は、図4に示すように、フ
ァイル入出力部11から新規格納要求に対する処理であ
ることが通知されると (ステップS21)、ファイル入
出力部11から渡されたファイル名FA,サブファイル
名A1,位置情報a1及び属性情報を図2に示すよう
に、属性情報管理ファイル21に格納する (ステップS
22)。
【0035】また、システム開発者は、一度作成したソ
ースプログラムを更新する場合、更新するソースプログ
ラムのソースプログラム名を含む更新要求を入力部4か
ら入力する。計算機3は、ソースプログラム名を含む更
新要求が入力されると、内部に保持しているソースプロ
グラム名,サブファイル名,ファイル名の対応関係に基
づいて、上記ソースプログラムを格納しているサブファ
イルのサブファイル名及び上記サブファイルを格納して
いる待機結合編成ファイルのファイル名を含む出力要求
をファイル入出力部11に出力する。今、例えば、上記
出力要求に、サブファイル名A1,ファイル名FAが含
まれているとする。
【0036】ファイル入出力部11は、図3に示すよう
に、上記した出力要求が入力されると (ステップS
1)、出力要求に含まれているサブファイル名A1,フ
ァイル名FAを属性管理部12に渡すと共に、出力要求
に対する処理であることを属性管理部12に通知し (ス
テップS8)、属性管理部12からの応答を待つ (ステ
ップS9)。
【0037】属性管理部12は、図4に示すように、フ
ァイル入出力部11から出力要求に対する処理であるこ
とが通知されると (ステップS21)、属性情報管理フ
ァイル21を参照し、ファイル名FAの待機結合編成フ
ァイル22−Aに格納されているサブファイルA1の位
置情報a1をファイル入出力部11に返却する (ステッ
プS25)。
【0038】ファイル入出力部11は、属性管理部12
からサブファイルA1の位置情報a1が返却されると、
図3の流れ図に示すように、サブファイルA1に格納さ
れているソースプログラムを計算機3に出力する (ステ
ップS10)。
【0039】システム開発者は、ファイル入出力部11
から出力されたソースプログラムを計算機3を用いて更
新し、その後、入力部4から計算機3に対してソースプ
ログラムの再格納を指示する。これにより、計算機3
は、更新後のソースプログラム,サブファイル名A1,
ファイル名FAを含む再格納要求をファイル入出力部1
1に渡す。
【0040】ファイル入出力部11は、図3に示すよう
に、計算機3から再格納要求が渡されると (ステップS
1)、サブファイル名A1,ファイル名FA,更新後の
ソースプログラムの容量を属性管理部12に渡すと共
に、再格納要求に対応する処理であることを属性管理部
12に通知し (ステップS5)、属性管理部12からの
応答を待つ (ステップS6)。
【0041】属性管理部12は、ファイル入出力部11
から再格納要求に対応する処理であることが通知される
と、属性情報管理ファイル21を参照し、サブファイル
A1の位置情報a1をファイル入出力部11に返却し
(ステップS23)、その後、サブファイルA1に対応
する属性情報中の最終更新日を今日の日付に変更すると
共に、容量をファイル入出力部11から渡された容量に
変更する (ステップS24)。
【0042】また、システム開発者は、ソースプログラ
ムを翻訳してオブジェクトプログラムを新規に作成する
場合、入力部4から上記ソースプログラムのソースプロ
グラム名を入力し、そのソースプログラムを読み込むこ
とを計算機3に指示する。これにより、計算機3は、内
部に保持しているソースプログラム名,サブファイル
名,ファイル名との対応関係に基づいて、上記ソースプ
ログラムが格納されているサブファイルのサブファイル
名及び上記サブファイルが格納されている待機結合編成
ファイルのファイル名を含む出力要求をファイル入出力
部11に出力する。これにより、前述したと同様の処理
(図3のステップS1,S8〜S10及び図4のステッ
プS21,S25)が行なわれ、上記ソースプログラム
が計算機3に入力される。
【0043】システム開発者は、計算機3上でソースプ
ログラムを翻訳してオブジェクトプログラムを新規に作
成し、作成したオブジェクトプログラムを磁気ディスク
装置2に格納する。その際、システム開発者は、上記オ
ブジェクトプログラムを格納するサブファイルのサブフ
ァイル名,上記サブファイルを格納する待機結合編成フ
ァイルのファイル名,情報の種類(オブジェクトプログ
ラム),満了日,構築時指示,運用時指示,作成者名を
入力部4から計算機3に入力すると共に、新規格納であ
ることを入力部4から入力する。これにより、計算機3
は、作成されたオブジェクトプログラム及び入力部4か
ら入力された情報を含む新規格納要求をファイル入出力
部11に出力すると共に、オブジェクトプログラム名,
サブファイル名,ファイル名の対応関係を内部に保持す
る。今、例えば、サブファイル名B1,ファイル名F
B,情報の種類(オブジェクトプログラム),満了日e
2,構築時指示,運用時指示,作成者名g2を入力
したとすると、ソースプログラムの新規格納時と同様の
処理(図3のステップS1〜S4,図4のステップS2
1,S22)が行なわれ、オブジェクトプログラムがサ
ブファイルB1に格納されると共に、属性情報管理ファ
イル21に、サブファイルB1について、図2に示すよ
うな情報が格納される。
【0044】また、システム開発者は、ソースプログラ
ムが更新されることにより、既に作成し、サブファイル
に格納してあるオブジェクトプログラムを更新すること
が必要になった場合は、上記ソースプログラムのソース
プログラム名を入力部4から入力し、計算機3に対して
上記ソースプログラムの読み込みを指示する。これによ
り、計算機3は内部に保持しているソースプログラム
名,サブファイル名,ファイル名の対応関係に基づい
て、上記ソースプログラムが格納されているサブファイ
ルのサブファイル名及び上記サブファイルが格納されて
いる待機結合編成ファイルのファイル名を含む出力要求
をファイル入出力部11に出力する。これにより、前述
したと同様の処理(図3のステップS1,S8〜10及
び図4のステップS21,S25)が行なわれ、上記更
新後のソースプログラムが計算機3に入力される。
【0045】システム開発者は、計算機3上でソースプ
ログラムを再翻訳してオブジェクトプログラムを作成
し、その後、入力部4から計算機3に対して上記オブジ
ェクトプログラムの再格納を指示する。これにより、計
算機3は、内部に保持しているオブジェクトプログラム
名,サブファイル名,ファイル名の対応関係に基づいて
作成したオブジェクトプログラムと、更新前のソースプ
ログラムに対応するオブジェクトプログラムが格納され
ていたサブファイルのサブファイル名と、上記サブファ
イルを格納している待機結合編成ファイルのファイル名
とを含む再格納要求をファイル入出力部11に出力す
る。これにより、ソースプログラムの再格納時と同様の
処理(図3のステップS1,S5〜7及び図4のステッ
プS21,S23,S24)が行なわれ、オブジェクト
プログラムがサブファイルに格納されると共に、属性情
報管理ファイル21に格納されている上記サブファイル
についての情報の内、最終更新日,容量が更新される。
【0046】また、システム開発者は、磁気ディスク装
置2に格納されているオブジェクトプログラムを結合し
て新規なロードプログラムを作成する場合、入力部4か
ら結合するオブジェクトプログラムのオブジェクトプロ
グラム名を入力し、計算機3に対してオブジェクトプロ
グラムの読み込みを指示する。これにより、計算機3
は、内部に保持しているオブジェクトプログラム名,サ
ブファイル名,ファイル名の対応関係に基づいて上記オ
ブジェクトプログラムが格納されているサブファイルの
サブファイル名及び上記サブファイルを格納している待
機結合編成ファイルのファイル名を含む出力要求をファ
イル入出力部11に対して出力する。これにより、前述
したと同様の処理(図3のステップS1,S8〜S10
及び図4のステップS21,S25)が行なわれ、結合
するオブジェクトプログラムが計算機3に入力される。
【0047】システム開発者は、計算機3上でオブジェ
クトプログラムを結合して新規なロードプログラムを作
成し、作成したロードプログラムを磁気ディスク装置2
に格納する。その際、システム開発者は、上記ロードプ
ログラムを格納するサブファイルのサブファイル名,上
記サブファイルを格納する待機結合編成ファイルのファ
イル名,情報の種類,満了日,構築時指示,運用時指
示,作成者名を入力部4から計算機3に入力すると共
に、新規格納であることを入力部4から入力する。これ
により,計算機3は、作成したロードプログラム及び入
力部4から入力された情報を含む新規格納要求をファイ
ル入出力部11に出力すると共に、ロードプログラム
名,サブファイル名,ファイル名の対応関係を内部に保
持する。今、例えば、サブファイル名N1,ファイル名
FN,情報の種類(ロードプログラム),満了日e3,
構築時指示,作成者名g3が入力部4から入力された
すると、ソースプログラム新規格納時と同様の処理(図
3のステップS1〜S4,図4のステップS21,S2
2)が行なわれ、ロードプログラムがサブファイルN1
に格納されると共に、属性情報管理ファイル21に、サ
ブファイルN1について図2に示すような情報が格納さ
れる。
【0048】また、システム開発者は、オブジェクトプ
ログラムが更新されることにより、既に作成し、サブフ
ァイルに格納してあるロードプログラムを更新すること
が必要になった場合、結合するオブジェクトプログラム
のオブジェクトプログラム名を入力部4から入力し、計
算機3に対して上記オブジェクトプログラムを読込むこ
とを指示する。これにより、計算機3は、内部に保持し
ているオブジェクトプログラム名,サブファイル名,フ
ァイル名の対応関係に基づいてオブジェクトプログラム
が格納されているサブファイルのサブファイル名,上記
サブファイルを格納している待機結合編成ファイルのフ
ァイル名を含む出力要求をファイル入出力部11に出力
する。これにより、前述したと同様の処理(図3のステ
ップS1,S8〜S10及び図4のステップS21,S
25)が行なわれ、結合するオブジェクトプログラムが
計算機3に入力される。
【0049】システム開発者は、計算機3上で更新され
たオブジェクトプログラムを結合してロードプログラム
を作成し、その後、作成したロードプログラムの再格納
を計算機3に指示する。これにより、計算機3は、内部
に保持しているロードプログラム名,サブファイル名,
ファイル名の対応関係に基づいて、作成したロードプロ
グラム,サブファイル名,ファイル名を含む再格納要求
をファイル入出力部11に出力する。これにより、ソー
スプログラムの再格納時と同様の処理(図3のステップ
S1,ステップS5〜S7及び図4のステップS21,
S23,S24)が行なわれ、ロードプログラムがサブ
ファイルに格納されると共に、属性情報管理ファイル2
1に格納されている上記サブファイルについての情報の
内、最終更新日及び容量が更新される。
【0050】また、システム開発者は、ロードプログラ
ムを実行する場合、実行するロードプログラムのロード
プログラム名を入力部4から入力し、計算機3にその実
行を指示する。これにより、計算機3は、内部に保持し
ているロードプログラム名,サブファイル名,ファイル
名の対応関係に基づいて実行するロードプログラムが格
納されているサブファイルのサブファイル名,待機結合
編成ファイルのファイル名を含む出力要求をファイル入
出力部11に出力する。今、例えば、出力要求には、サ
ブファイル名N1,ファイル名FNが含まれているとす
る。
【0051】ファイル入出力部11は、計算機3から出
力要求が出力されると(図3,ステップS1)、出力要
求に含まれているサブファイル名N1,ファイル名FN
を属性管理部12に渡すと共に、出力要求に対する処理
であることを属性管理部12に通知し (ステップS
8)、属性管理部12からの応答を待つ (ステップS
9)。
【0052】属性管理部12は、ファイル入出力部11
から出力要求に対する処理であることが通知されると
(図4,ステップS21)、属性情報管理ファイル21
を参照し、ファイル名FNの待機結合編成ファイル22
−Nに格納されているサブファイルN1の位置情報a3
をファイル入出力部11に返却し(ステップS25)、
その後、サブファイルN1に格納されている情報の種類
がロードプログラムであるか否かを、属性情報管理ファ
イル21に格納されているサブファイルN1に対応する
属性情報に基づいて判断する (ステップS26)。この
例の場合、サブファイルN1に格納されている情報の種
類は、ロードプログラムであるので、属性管理部12
は、属性情報管理ファイル21に格納されているサブフ
ァイルN1に対応する属性情報中の最終実行日を今日の
日付に更新する (ステップS27)。
【0053】ファイル入出力部11は、属性管理部12
からサブファイルN1の位置情報a3が返却されると、
サブファイルN1に格納されているロードプログラムを
計算機3に出力する (図3,ステップS10)。
【0054】計算機3は、ファイル入出力部11からロ
ードプログラムが出力されると、それを実行する。
【0055】また、システム管理者は、計算機3上でデ
ータを新規に作成し、磁気ディスク装置2に格納する場
合、上記データを格納するサブファイルのサブファイル
名,上記サブファイルを格納する待機結合編成ファイル
のファイル名,情報の種類(データ),満了日,構築時
指示,運用時指示,作成者名を入力部4から入力すると
共に、新規格納であることを入力部4から入力する。こ
れにより、計算機3は、作成されたデータ及び入力部4
から入力された情報を含む新規格納要求をファイル入出
力部11に出力すると共に、データ名,サブファイル
名,ファイル名の対応関係を内部に保持する。
【0056】計算機3から新規格納要求が出力されるこ
とにより、前述したと同様の処理(図3のステップS1
〜S4,図4のステップS21,S22)が行なわれ、
上記したデータがサブファイルに格納されると共に、属
性情報管理ファイル21に、上記サブファイルについて
の情報が格納される。
【0057】また、システム開発者は、既に磁気ディス
ク装置2上の待機結合編成ファイルに格納されているデ
ータを更新する場合は、更新するデータのデータ名を入
力部4から入力し、計算機3に対して上記データの読み
込みを指示する。これにより、計算機3は、内部に保持
しているデータ名,サブファイル名,ファイル名の対応
関係に基づいて、上記データが格納されているサブファ
イルのサブファイル名及び上記サブファイルを格納して
いる待機結合編成ファイルのファイル名を含む出力要求
をファイル入出力部11に出力する。これにより、前述
したと同様の処理(図3のステップS1,S8〜10及
び図4のステップS21,S25)が行なわれ、上記デ
ータが計算機3に入力される。
【0058】データが計算機3に入力されると、システ
ム開発者は、計算機3上でデータを更新し、その後、入
力部4から計算機3に対して上記データの再格納を指示
する。これにより、計算機3は、内部に保持しているデ
ータ名,サブファイル名,ファイル名の対応関係に基づ
いて、更新済みのデータと、そのデータが格納されてい
たサブファイルのサブファイル名と、サブファイルを格
納している待機結合編成ファイルのファイル名とを含む
再格納要求をファイル入出力部11に出力する。これに
より、前述したと同様の処理(図3のステップS1,S
5〜7及び図4のステップS21,S23,S24)が
行なわれ、更新後のデータがサブファイルに再格納され
ると共に、属性情報管理ファイル21に格納されている
上記サブファイルの属性情報の内、最終更新日,容量が
更新される。
【0059】また、満了日に達したサブファイルの監視
等を行なう監視部13は、システム構築時に於いては、
図5の流れ図に示す処理を実行している。
【0060】監視部13は、処理を開始すると、先ず、
待機結合編成ファイル22−A〜22−Nの内の何番目
の待機結合編成ファイルであるのかを示す変数iを
「1」にする (ステップS31)。尚、本実施例では、
第1番目,第2番目,…の待機結合編成ファイルは、そ
れぞれ待機結合編成ファイル22−A,22−B,…で
あるとする。
【0061】次いで、監視部13は、第i番目の待機結
合編成ファイル22−Aについての情報の内の、何番目
の情報であるのかを示す変数jを「1」にする (ステッ
プS32)。
【0062】更に、監視部13は、第i番目の待機結合
編成ファイル中に存在するサブファイルの容量の合計値
を示す変数kを「0」にする (ステップS33)。
【0063】その後、監視部13は、属性情報管理ファ
イル21に格納されている情報の内、第1番目の待機結
合編成ファイル22−Aについての第1番目の情報に着
目する (ステップS34)。
【0064】今、例えば、属性情報管理ファイル21の
内容が図2に示すものであるとすると、監視部13は、
属性情報管理ファイル21の先頭に格納されている情
報、即ち、待機結合編成ファイル22−Aに格納されて
いるサブファイル名A1のサブファイルについての情報
に着目することになる。尚、着目する情報が属性情報管
理ファイル21中に存在しない場合 (ステップS35が
NO)は、監視部13は、属性情報管理ファイル21に
格納されている情報の内、第2番目の待機結合編成ファ
イル22−Bについての第1番目の情報に着目する (ス
テップS36,S37,S32)。また、ステップS3
6でiを+1した結果、その値がファイル数よりも大き
くなった場合 (ステップS37がYES)は、監視部1
3は、再び、属性情報管理ファイル21に格納されてい
る情報の内、第1番目の待機結合編成ファイル22−A
についての第1番目の情報に着目する (ステップS31
〜S34)。
【0065】その後、監視部13は、上記サブファイル
A1についての情報中の容量f1を変数kの値「0」に
加算し (ステップS38)、更に、満了日e1に達して
いるか否かを判断する (ステップS39)。
【0066】そして、満了日e1に達していると判断し
た場合 (ステップS39がYES)は、監視部13は、
上記情報中に設定されている構築時指示の内容に従った
処理を行なう (ステップS40)。
【0067】ここで、構築時指示には〜の4種類が
あり、各構築時指示〜の内容はそれぞれ以下に示す
ものであるとする。
【0068】構築時指示 … 満了日に達したサブフ
ァイルの内容を磁気テープ装置6に退避させ、その後、
上記サブファイルを削除する。 構築時指示 … 満了日に達したサブファイルを削除
する。 構築時指示 … 表示部5にアラーム画面を表示し、
オペレータの指示を待つ。 構築時指示 … 構築時指示或いは構築時指示と
組み合わせて設定されるものであり、満了日に達したサ
ブファイルの内容をリスト出力する。
【0069】即ち、監視部13は、設定されている構築
時指示がの場合は、先ず、退避部15を起動して満了
日に達したサブファイルA1の位置情報a1を渡す。こ
れにより、退避部15は、図9の流れ図に示すように、
サブファイルA1の内容を磁気テープ装置6に退避させ
る (ステップS91)。
【0070】その後、監視部13は、サブファイル削除
部14を起動して満了日になったサブファイルA1の位
置情報a1を渡すと共に、属性情報管理ファイル21中
のサブファイルA1に関する情報を削除する。サブファ
イル削除部14は、監視部13からサブファイルA1の
位置情報a1が渡されると、図8の流れ図に示すように
サブファイルA1を削除する (ステップS81)。
【0071】設定されている構築時指示がの場合は、
監視部13は、サブファイル削除部14を起動して満了
日に達したサブファイルA1の位置情報a1を渡し、そ
の後、属性情報管理ファイル21中のサブファイルA1
に関する情報を削除する。サブファイル削除部14は、
前述したと同様に、サブファイルA1を削除する (図
8,ステップS81)。
【0072】設定されている構築時指示がの場合は、
監視部13は、先ず、計算機3に対して、サブファイル
A1が満了日になったことを示すアラーム画面を表示部
5に表示することを指示する。これにより、表示部5に
アラーム画面が表示され、これを見たオペレータは、そ
の時の状況に応じて適切な指示を入力部4から入力す
る。例えば、サブファイルA1を削除することが適切で
ある場合には、削除指示を入力部4から入力し、また、
サブファイルA1の満了日を延期させることが適切であ
る場合には、満了日に変更指示を入力部4から入力す
る。この指示は、計算機3を介して監視部13に加えら
れ、監視部13はその指示に従った処理を行なう。
【0073】構築時指示と、構築時指示或いは構築
時指示とが組み合わせて設定されている場合は、監視
部13は、先ず、リスト出力部16を起動して満了日に
達したサブファイルA1の位置情報a1を渡す。これに
より、リスト出力部16は、図10の流れ図に示すよう
に、サブファイルA1の内容をプリンタ7からリスト出
力する (ステップS101)。その後、監視部13は、
構築時指示或いは構築時指示が設定されている時の
動作を行なう。
【0074】ステップS40の処理が終了すると、監視
部13は、ステップS40に於いてサブファイルA1の
削除を行なったか否かを判断し (ステップS41)、サ
ブファイルA1の削除を行なっていないと判断した場合
は直ちにステップS43の処理を行ない、サブファイル
A1の削除を行なったと判断した場合は、サブファイル
A1の容量の合計値を示す変数kの値から削除したサブ
ファイルA1の容量を減算した後 (ステップS42)、
ステップS43の処理を行なう。
【0075】ステップS43では、変数kの値と待機結
合編成ファイル22−Aの容量とに基づいて、待機結合
編成ファイル22−Aの使用率が予め定められている規
定値(例えば、80%程度)になったか否かを判断する
(ステップS43)。尚、ステップS39で満了日に達
していないと判断した場合も、監視部13はステップS
43の処理を行なう。
【0076】ステップS43に於いて、待機結合編成フ
ァイル22−Aの使用率が規定値に達していないと判断
した場合は、監視部13は、属性情報管理ファイル21
に格納されている情報の内、第1番目の待機結合編成フ
ァイル22−Aについての第2番目の情報に着目する
(ステップS46,S34)。
【0077】また、ステップS43に於いて、待機結合
編成ファイル22−Aの使用率が規定値に達していると
判断した場合は、監視部13は、計算機3に対して待機
結合編成ファイル22−Aの使用率が規定値に達したこ
とを示すアラーム画面を表示部5に表示することを指示
する (ステップS44)。
【0078】これにより、計算機3は、待機結合編成フ
ァイル22−Aの使用率が規定値になったことを示すア
ラーム画面を表示部5に表示する。オペレータは、この
アラーム画面を見ると、その時の状況に応じた適切な指
示(例えば、オペレータが不要と考えるサブファイルの
内容を磁気テープ装置6に退避させた後、上記サブファ
イルを待機結合編成ファイル22−Aから削除する等)
を入力部4から入力する。この指示は、計算機3を介し
て監視部13に渡され、監視部13はその指示に従った
処理を行なった後 (ステップS45)、ステップS46
の処理を行ない、属性情報管理ファイル21に格納され
ている情報の内、第1番目の待機結合編成ファイル22
−Aについての第2番目の情報に着目し (ステップS3
4)、前述したと同様の処理を行なう。
【0079】次に、システム運用時の動作を説明する。
【0080】システム運用時に於いても、ファイル入出
力部11,属性管理部12は、システム構築時と同様の
処理を行なう。これに対して、監視部13は、システム
運用時、図6,図7の流れ図に示す処理を行なう。
【0081】監視部13は、システム運用時、処理を開
始すると、先ず、変数i,jの値を「1」にし (図6の
ステップS51,S52)、次いで、変数kの値を
「0」にする (ステップS53)。
【0082】その後、監視部13は、属性情報管理ファ
イル21に格納されている情報の内、第1番目の待機結
合編成ファイル22−Aについての第1番目の情報に着
目する (ステップS54)。今、例えば、属性情報管理
ファイル21の内容が図2に示すものであるとすると、
監視部13は、属性情報管理ファイル21の先頭に格納
されている情報、即ち、サブファイルA1についての情
報に着目することになる。尚、着目する情報が属性情報
管理ファイル21中に存在しない場合 (ステップS55
がNO)は、監視部13は、属性情報管理ファイル21
に格納されている情報の内、第2番目の待機結合編成フ
ァイル22−Bについての第1番目の情報に着目する
(ステップS56,S57,S52)。また、ステップ
S56でiを+1した結果、その値がファイル数よりも
大きくなった場合 (ステップS57がYES)は、監視
部13は、再び、属性情報管理ファイル21に格納され
ている情報の内、第1番目の待機結合編成ファイル22
−Aについての第1番目の情報に着目する (ステップS
51〜54)。
【0083】その後、監視部13は、上記サブファイル
A1についての情報中の容量f1を変数kの値「0」に
加算し (ステップS58)、更に、満了日e1に達して
いるか否かを判断する (ステップS59)。
【0084】そして、満了日e1に達していると判断し
た場合 (ステップS59がYES)は、監視部13は、
リスト出力部16を起動して満了日に達しているサブフ
ァイルA1の位置情報a1を渡す(図7,ステップS6
0)。これにより、リスト出力部16は、図10の流れ
図に示すように、サブファイルA1の内容をプリンタ7
に出力する (ステップS101)。
【0085】その後、監視部13は、サブファイル削除
部14を起動してサブファイルA1の位置情報a1を渡
すと共に、属性情報管理ファイル21に格納されている
サブファイルA1についての情報を削除する (ステップ
S61)。サブファイル削除部14は、サブファイルA
1の位置情報が渡されることにより、図8の流れ図に示
すように、サブファイルA1を削除する (ステップS8
1)。
【0086】ステップS61の処理が終了すると、監視
部13は、サブファイルの容量の合計値を示す変数kの
値から今回削除したサブファイルA1の容量を減算し
(ステップS62)、その後、変数kの値と待機結合編
成ファイル22−Aの容量とに基づいて待機結合編成フ
ァイル22−Aの使用率が規定値に達したか否かを判断
する (ステップS63)。
【0087】ステップS63に於いて、待機結合編成フ
ァイル22−Aの使用率が規定値に達していないと判断
した場合は、監視部13は、属性情報管理ファイル21
に格納されている情報の内、第1番目の待機結合編成フ
ァイル22−Aについての第2番目の情報に着目する
(図7のステップS66,図6のステップS54)。
【0088】また、ステップS63に於いて、待機結合
編成ファイル22−Aの使用率が規定値に達していると
判断した場合は、監視部13は、計算機3に対して待機
結合編成ファイル22−Aの使用率が規定値に達したこ
とを示すアラーム画面を表示部5に表示することを指示
する (ステップS64)。
【0089】これにより、計算機3は、待機結合編成フ
ァイル22−Aの使用率が規定値になったことを示すア
ラーム画面を表示部5に表示する。オペレータは、この
アラーム画面を見ると、その時の状況に応じた適切な指
示(例えば、オペレータが不要と考えるサブファイルの
内容を磁気テープ装置6に退避させた後、上記サブファ
イルを待機結合編成ファイル22−Aから削除する等)
を入力部4から入力する。この指示は、計算機3を介し
て監視部13に渡され、監視部13はその指示に従った
処理を行なった後 (ステップS65)、ステップS66
の処理を行ない、属性情報管理ファイル21に格納され
ている情報の内、第1番目の待機結合編成ファイル22
−Aについての第2番目の情報に着目する (図6,ステ
ップS54)。
【0090】また、図6のステップS59で、サブファ
イルA1が満了日に達していないと判断した場合は、監
視部13は、サブファイルA1に格納されている情報の
種類がロードプログラムであるか否かを判断する(図
7,ステップS67)。
【0091】そして、ロードプログラムであると判断し
た場合は、最終実行日から予め定められた指定期間が経
過しているか否かを判断し (ステップS68)、指定期
間が経過していれば、ステップS60の処理を行ない、
経過していなければ、ステップS63の処理を行なう。
【0092】また、ステップS67に於いて、サブファ
イルA1に格納されている情報の種類がロードプログラ
ムでないと判断した場合は、最終更新日から指定期間が
経過しているか否かを判断し (ステップS69)、経過
していないと判断した場合は、ステップS63の処理を
行ない、経過していると判断した場合は、運用時指示の
内容に従った処理を行なう (ステップS70)。
【0093】ここで、運用時指示には,の2種類が
あり、それぞれの内容は以下に示すものである。
【0094】運用時指示 … サブファイルの内容を
磁気テープ装置6に退避させると共に、リスト出力し、
その後、磁気ディスク装置2上から削除する。 運用時指示 … 表示部5にアラーム画面を表示す
る。
【0095】即ち、監視部13は、設定されている運用
時指示がの場合は、先ず、退避部15を起動して最終
更新日から指定期間が経過したサブファイルA1の位置
情報a1を渡す。これにより、退避部15は、図9の流
れ図に示すように、サブファイルA1の内容を磁気テー
プ装置6に退避させる。
【0096】次いで、監視部13は、リスト出力部16
を起動してサブファイルA1の位置情報を渡す。これに
より、リスト出力部16は、図10の流れ図に示すよう
に、サブファイルA1の内容をリスト出力する (ステッ
プS101)。
【0097】その後、監視部13は、サブファイル削除
部14を起動してサブファイルA1の位置情報a1を渡
すと共に、属性情報管理ファイル21中のサブファイル
A1に関する情報を削除する。サブファイル削除部14
は、監視部13からサブファイルA1の位置情報a1が
渡されると、図8の流れ図に示すようにサブファイルA
1を削除する (ステップS81)。
【0098】また、設定されている運用時指示がの場
合は、監視部13は、先ず、計算機3に対して、サブフ
ァイルA1が指定期間更新されなかったことを示すアラ
ーム画面を表示部5に表示することを指示する。これに
より、表示部5にアラーム画面が表示され、これを見た
オペレータは、その時の状況に応じて適切な指示を入力
部4から入力する。例えば、サブファイルA1を削除す
ることが適切である場合には、削除指示を入力部4から
入力し、また、サブファイルA1をそのまま残しておく
ことが適切である場合は、サブファイルA1をそのまま
にしておくことを指示する。この指示は、計算機3を介
して監視部13に加えられ、監視部13はその指示に従
った処理を行なう。尚、監視部13は、サブファイルA
1をそのまま残しておくことが指示された場合は、その
日は、ステップS69でサブファイルA1が指定期間更
新されていないと判定されても、アラーム画面の表示は
行なわずに、直ちに、次のステップS71の処理を行な
う。
【0099】ステップS70の処理が終了すると、監視
部13は、ステップS70に於いてサブファイルの削除
を行なったか否かを判断し (ステップS71)、サブフ
ァイルの削除を行なっていないと判断した場合はステッ
プS63の処理を行ない、サブファイルの削除を行なっ
ていると判断した場合は、ステップS62の処理を行な
う。
【0100】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ファイル
上の満了日になった情報を削除する削除部を備えると共
に、上記情報を磁気テープ装置に退避させる退避部とを
備えているので、磁気ディスク装置上のファイルに格納
されている情報の内、満了日に達した情報を自動的に削
除し、ファイルの効率的な使用を可能にすることができ
る効果があると共に、削除した情報をファイル上に再現
することが必要になった場合、それに対処することがで
きる効果もある。
【0101】また、本発明は、ファイル中の各情報の容
量を管理し、その容量に基づいてファイルの使用率が規
定値に達することにより、アラームを出力するようにし
たものであり、ファイルが飽和状態に近づいたことを利
用者に通知することができるので、ファイルが飽和状態
になる前に適切な処置を行ない、通常業務に支障をきた
さないようにすることができる効果がある。
【0102】更に、監視部で選択された不要情報をリス
ト出力するリスト出力部を備えているので、削除した不
要情報の内容を利用者に知らせることができる効果があ
る。
【0103】また、ファイル中の各情報の最終更新日を
管理し、最終更新日から指定期間が経過した情報を削除
するので、ファイルをより効率的に使用することができ
る効果がある。
【0104】更に、ファイル中の情報がロードプログラ
ムである場合、最終実行日を管理し、最終実行日から指
定期間が経過したものを削除するので、ファイルを更に
効率的に使用することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】属性情報管理ファイル21の内容例を示す図で
ある。
【図3】ファイル入出力部11の処理例を示す流れ図で
ある。
【図4】属性管理部12の処理例を示す流れ図である。
【図5】監視部13のシステム構築時の処理例を示す流
れ図である。
【図6】監視部13のシステム運用時の処理例を示す流
れ図である。
【図7】監視部13のシステム運用時の処理例を示す流
れ図である。
【図8】サブファイル削除部14の処理例を示す流れ図
である。
【図9】退避部15の処理例を示す流れ図である。
【図10】リスト出力部16の処理例を示す流れ図であ
る。
【符号の説明】
1…外部記憶管理装置 11…ファイル入出力部 12…属性管理部 13…監視部 14…サブファイル削除部 15…退避部 16…リスト出力部 2…磁気ディスク装置 21…属性情報管理ファイル 22−A〜22−N…待機結合編成ファイル 3…計算機 4…入力部 5…表示部 6…磁気テープ装置 7…プリンタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ディスク装置上のファイルに格納さ
    れた各情報の満了日を管理する属性管理部と、 該属性管理部が管理している満了日に基づいて、前記フ
    ァイルに格納されている情報の内、満了日に達した情報
    を不要情報と判定する監視部と、 該監視部で不要情報と判定された情報を磁気テープ装置
    に退避させる退避部と、 前記監視部で不要情報と判定された情報を削除する削除
    部とを備えたことを特徴とするファイル管理方式。
  2. 【請求項2】 前記属性管理部は、前記各情報の容量を
    管理し、 前記監視部は、前記属性管理部が管理している各情報の
    容量に基づいて前記ファイルの使用率が規定値に達した
    と判定することにより、アラームを出力することを特徴
    とする請求項1記載のファイル管理方式。
  3. 【請求項3】 前記監視部で不要情報と判定された情報
    をリスト出力するリスト出力部を備えたことを特徴とす
    る請求項2記載のファイル管理方式。
  4. 【請求項4】 前記属性管理部は、前記各情報の最終更
    新日を管理し、 前記監視部は、最終更新日から指定期間が経過した情報
    を不要情報と判定することを特徴とする請求項3記載の
    ファイル管理方式。
  5. 【請求項5】 前記属性管理部は、前記情報がロードプ
    ログラムである場合、最終実行日を管理し、 前記監視部は、最終実行日から指定期間が経過したロー
    ドプログラムを不要情報と判定することを特徴とする請
    求項4記載のファイル管理方式。
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