JP2712158B2 - ジヤーナルスワツプ監視方式 - Google Patents
ジヤーナルスワツプ監視方式Info
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- JP2712158B2 JP2712158B2 JP62001187A JP118787A JP2712158B2 JP 2712158 B2 JP2712158 B2 JP 2712158B2 JP 62001187 A JP62001187 A JP 62001187A JP 118787 A JP118787 A JP 118787A JP 2712158 B2 JP2712158 B2 JP 2712158B2
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はジャーナルスワップ監視方式に関し、特にト
ランザクション処理システムにおけるジャーナルスワッ
プ監視方式に関する。 〔従来の技術〕 従来、トランザクション処理システムにおいては、デ
ータファイルの更新履歴を保存するジャーナルファイル
を複数個用意し、あらかじめ設定された使用順序に従い
1つのジャーナルファイルが全部使用されたことを検出
したならば次のジャーナルファイルへの切換えを行って
いた。 一方、入力されたトランザクションを全部受け付ける
か、または一定時間内のトランザクション量の上限を設
定して上限を超えた分のトランザクションを受け付けな
いことによってトランザクション量を抑制するかしてい
た。 ところで、ジャーナルスワップ処理中はジャーナルス
ワップ処理自体に多くの計算機資源が使われるので、処
理できるトランザクション量が一時的に減少する。 〔発明が解決しようとする問題点〕 上述した従来のトランザクション処理システムでは、
ジャーナルスワップ処理中も受け付けられるトランザク
ション量が変化しないようになっているので、ジャーナ
ルスワップ処理中には1つのトランザクションを処理す
るのに要する時間が長くなることによってトランザクシ
ョンに割り当てられている経過時間の上限を超え、トラ
ンザクションが強制的に終了させられたり、トランザク
ション処理を最初からやり直したりしなければならなく
なるという欠点がある。 本発明の目的は、上述の点に鑑み、ジャーナルスワッ
プ処理中にはトランザクション処理システムに受け付け
られるトランザクション量を削減させることにより、ト
ランザクションの強制終了やトランザクション処理のや
り直しを減少させるようにしたジャーナルスワップ監視
方式を提供することにある。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明のジャーナルスワップ監視方式は、外部記憶媒
体中にデータレコードを記憶するデータファイルおよび
データレコードの更新履歴であるジャーナルを記憶する
複数のジャーナルファイルを有し、トランザクションを
入力するトランザクション入力手段と、このトランザク
ション入力手段により入力されたトランザクションを処
理するトランザクション処理手段と、このトランザクシ
ョン処理手段により起動されデータファイル中のデータ
レコードを更新するデータレコード更新手段と、このデ
ータレコード更新手段により起動されデータレコード更
新時の更新履歴であるジャーナルをジャーナルファイル
に出力するジャーナル出力手段と、このジャーナル出力
手段により起動され1つのジャーナルファイルの空き領
域が無くなったときに使用中のジャーナルファイルを次
のジャーナルファイルに切り換えるジャーナルスワップ
手段と、前記トランザクション処理手段により起動され
一定時間内のトランザクション量を監視しトランザクシ
ョン量が上限を超えた場合にトランザクションの受付け
を抑制するトランザクション監視手段と、前記トランザ
クション監視手段により起動され一定時間内のトランザ
クション量を記憶するトランザクション量記憶手段と、
前記トランザクション監視手段により起動され一定時間
内のトランザクション量の上限を記憶するトランザクシ
ョン量上限記憶手段とを有するトランザクション処理シ
ステムにおいて、前記ジャーナル出力手段により起動さ
れジャーナルファイルの空き領域の量を監視しジャーナ
ルファイルのスワップ時期が近づいたときに前記トラン
ザクション量上限記憶手段により記憶されている一定時
間内のトランザクション量の上限を変更することにより
ジャーナルスワップ中のトランザクション量を抑制する
ジャーナルスワップ監視手段と、このジャーナルスワッ
プ監視手段により起動され1つのジャーナルファイル中
の使用量を記憶するジャーナルファイル使用量記憶手段
とを有する。 〔作用〕 本発明のジャーナルスワップ監視方式では、ジャーナ
ルスワップ監視手段がジャーナル出力手段により起動さ
れジャーナルファイルの空き領域の量を監視しジャーナ
ルファイルのスワップ時期が近づいたときにトランザク
ション量上限記憶手段により記憶されている一定時間内
のトランザクション量の上限を変更することによりジャ
ーナルスワップ中のトランザクション量を抑制し、ジャ
ーナルファイル使用量記憶手段がジャーナルスワップ監
視手段により起動され1つのジャーナルファイル中の使
用量を記憶する。 〔実施例〕 次に、本発明について図面を参照して詳細に説明す
る。 第1図を参照すると、本発明の一実施例は、トランザ
クション入力手段1と、トランザクション処理システム
2と、トランザクション処理手段3と、トランザクショ
ン監視手段4と、トランザクション量記憶手段5と、ト
ランザクション量上限記憶手段6と、データレコード更
新手段7と、ジャーナル出力手段8と、ジャーナルスワ
ップ監視手段9と、ジャーナルファイル使用量記憶手段
10と、ジャーナルスワップ手段11と、外部記憶媒体中の
データファイル12と、同じく外部記憶媒体中の複数のジ
ャーナルファイル13とから構成されている。 第2図を参照すると、トランザクション処理手段3に
おける処理は、トランザクション監視手段起動ステップ
21と、トランザクション負荷状態判定ステップ22と、デ
ータファイル更新レコード決定ステップ23と、データレ
コード更新手段起動ステップ24と、トランザクション受
付け拒否ステップ25と、トランザクション処理結果通知
ステップ26とからなる。 第3図を参照すると、トランザクション監視手段4に
おける処理は、トランザクション量更新ステップ31と、
トランザクション量上限参照ステップ32と、トランザク
ション量判定ステップ33と、正常通知ステップ34と、過
負荷通知ステップ35とからなる。 第4図を参照すると、データレコード更新手段7にお
ける処理は、データレコード変更ステップ41と、ジャー
ナル出力手段起動ステップ42と、データレコード実更新
ステップ43とからなる。 第5図を参照すると、ジャーナル出力手段8における
処理は、ジャーナルスワップ監視手段起動ステップ51
と、ジャーナルレコード作成ステップ52と、ジャーナル
レコード書込みステップ53と、結果判定ステップ54と、
ジャーナルスワップ手段起動ステップ55とからなる。 第6図を参照すると、ジャーナルスワップ監視手段9
における処理は、スワップ終了判定ステップ61と、トラ
ンザクション量上限初期化ステップ62と、ジャーナルフ
ァイル使用量初期化ステップ63と、ジャーナルファイル
使用量記憶手段起動ステップ64と、ジャーナルファイル
使用量判定ステップ65と、トランザクション量上限削減
ステップ66とからなる。 第7図を参照すると、ジャーナルファイル使用量記憶
手段10における処理は、ジャーナルファイル使用量参照
ステップ71と、ジャーナルファイル使用量加算ステップ
72と、ジャーナルファイル使用量更新ステップ73とから
なる。 次に、このように構成された本実施例のジャーナルス
ワップ監視方式の動作について説明する。 トランザクション処理システム2の利用者がトランザ
クション入力手段1からトランザクションを入力する
と、トランザクション処理手段3が起動される。 トランザクション処理手段3は、まずトランザクショ
ン監視手段4を起動する(ステップ21)。 トランザクション監視手段4は、トランザクション量
記憶手段5によって記憶されている一定時間内のトラン
ザクション量に今回入力されたトランザクションを加算
してトランザクション量を更新する(ステップ31)。次
に、トランザクション量上限記憶手段6によって記憶さ
れている一定時間内のトランザクション量の上限を参照
する(ステップ32)。続いて、ステップ31で更新した一
定時間内のトランザクション量がステップ32で参照した
一定時間内のトランザクション量の上限を超えるか超え
ないかを判定する(ステップ33)。上限を超えていると
きには過負荷であることをトランザクション処理手段3
に通知し(ステップ35)、上限を超えないときには正常
であることをトランザクション処理手段3に通知する
(ステップ34)。 次に、トランザクション処理手段3は、トランザクシ
ョン監視手段4によって通知されたトランザクション量
の判定結果に基づいて現在のトランザクションの負荷状
態が正常であるか過負荷であるかを判定し(ステップ2
2)、過負荷である場合にはトランザクションの受付け
を拒否し(ステップ25)、トランザクションの処理結果
をトランザクション入力手段1に通知する(ステップ2
6)。現在のトランザクションの負荷状態が正常である
場合には、データファイル12中の更新すべきデータレコ
ードを決定し(ステップ23)、データレコード更新手段
7を起動する(ステップ24)。 データレコード更新手段7は、データレコードの変更
を行い(ステップ41)、ジャーナル出力手段8を起動す
る(ステップ42)。 ジャーナル出力手段8は、ジャーナルスワップ監視手
段9を起動し(ステップ51)、データレコードの更新内
容からジャーナルレコードを作成し(ステップ52)、ジ
ャーナルレコードをジャーナルファイル13に書き込む
(ステップ53)。次に、ジャーナルファイル13への書込
み処理の結果を判定し(ステップ54)、書込みに成功し
た場合にはデータレコード更新手段7に制御を戻す。ジ
ャーナルファイル13に空き領域が無くて書込みが行われ
なかった場合にはジャーナルスワップ手段11を起動し
(ステップ55)、次のジャーナルファイル13に切り換え
る。ジャーナルスワップ手段11による次のジャーナルフ
ァイル13への切換えが完了したならば、再びジャーナル
レコードをジャーナルファイル13に書き込み(ステップ
53)、書込み処理結果の判定(ステップ54)を介してデ
ータレコード更新手段7に制御を戻す。 次に、データレコード更新手段7は、データファイル
12上のデータレコードを実更新し(ステップ43)、トラ
ンザクション処理手段3に制御を戻す。 トランザクション処理手段3は、トランザクションの
処理結果をトランザクション入力手段1に通知する(ス
テップ26)。 以上のように、トランザクションが入力されるたびに
ジャーナルスワップ監視手段9が起動される。 起動されたジャーナルスワップ監視手段9は、今回の
トランザクションがジャーナルスワップが起きた直後の
トランザクションであるかどうかを判定し(ステップ6
1)、終了直後の場合にはトランザクション量上限記憶
手段6によって記憶されている一定時間内のトランザク
ション量の上限を初期化し(ステップ62)、ジャーナル
ファイル使用量記憶手段10によって記憶されている1つ
のジャーナルファイル13の使用量を初期化する(ステッ
プ63)。終了直後でない場合には、ステップ62および63
の処理は行わない。次に、ジャーナルファイル使用量記
憶手段10を起動する(ステップ64)。 ジャーナルファイル使用量記憶手段10は、現在使用中
のジャーナルファイル13の使用量を参照し(ステップ7
1)、現在使用中のジャーナルファイル13の使用量に今
回のトランザクションによるジャーナルレコード量を加
算し(ステップ72)、現在使用中のジャーナルファイル
13の使用量を加算後の値に更新する(ステップ73)。 次に、ジャーナルスワップ監視手段9は、現在使用中
のジャーナルファイル13の使用量が一定量を超えている
かどうかを判定し(ステップ65)、一定量を超えている
ときにはジャーナルファイル13のスワップが近づいてい
ると判断してトランザクション量上限記憶手段6によっ
て記憶されている一定時間内のトランザクション量の上
限を削減する(ステップ66)。ジャーナルファイル13の
使用量が一定量を超えないときには、ステップ66は起動
されない。 以上のように本実施例のジャーナルスワップ監視方式
では、トランザクション処理システム2に対する1件目
のトランザクションが入力されるとスワップ直後である
と判定して(ステップ61)、一定時間内のトランザクシ
ョン量の上限とジャーナルファイル13の使用量とが初期
化される(ステップ62および63)。この後、一定数のト
ランザクションが入力されると、ジャーナルファイル13
の使用量が一定量を超えたと判定され(ステップ65)、
ジャーナルファイル13のスワップが近づいていると判断
して一定時間内のトランザクション量の上限が削減され
る(ステップ66)。この結果、トランザクション処理シ
ステム2に受け付けられるトランザクション量が減少す
る。さらに一定数のトランザクションが入力されると、
ジャーナルファイル13に空き領域が無いと判定され(ス
テップ54)、ジャーナルファイル13のスワップが行われ
る(ステップ55)。このスワップを起こしたトランザク
ションの直後のトランザクションでは、スワップ直後で
あると判定され(ステップ61)、一定時間内のトランザ
クション量の上限とジャーナルファイル13の使用量とが
初期化され(ステップ62および63)、受け付けられるト
ランザクション量が再び上昇する。 〔発明の効果〕 以上説明したように本発明は、使用中のジャーナルフ
ァイルの使用量が一定量を超えると、ジャーナルファイ
ルのスワップ時期が近づいていると判断してトランザク
ション量を抑制し、ジャーナルスワップが終了するとト
ランザクション量の抑制を解くことにより、ジャーナル
スワップの影響によってトランザクションに割り当てら
れている経過時間の上限を超えてトランザクションが強
制的に終了させられたり、トランザクション処理を最初
からやり直したりすることが少なくなり、この結果、ジ
ャーナルスワップ時は一時的にトランザクション量が抑
制されるがトランザクション処理システム全体では処理
できるトランザクション量が増加するという効果があ
る。
ランザクション処理システムにおけるジャーナルスワッ
プ監視方式に関する。 〔従来の技術〕 従来、トランザクション処理システムにおいては、デ
ータファイルの更新履歴を保存するジャーナルファイル
を複数個用意し、あらかじめ設定された使用順序に従い
1つのジャーナルファイルが全部使用されたことを検出
したならば次のジャーナルファイルへの切換えを行って
いた。 一方、入力されたトランザクションを全部受け付ける
か、または一定時間内のトランザクション量の上限を設
定して上限を超えた分のトランザクションを受け付けな
いことによってトランザクション量を抑制するかしてい
た。 ところで、ジャーナルスワップ処理中はジャーナルス
ワップ処理自体に多くの計算機資源が使われるので、処
理できるトランザクション量が一時的に減少する。 〔発明が解決しようとする問題点〕 上述した従来のトランザクション処理システムでは、
ジャーナルスワップ処理中も受け付けられるトランザク
ション量が変化しないようになっているので、ジャーナ
ルスワップ処理中には1つのトランザクションを処理す
るのに要する時間が長くなることによってトランザクシ
ョンに割り当てられている経過時間の上限を超え、トラ
ンザクションが強制的に終了させられたり、トランザク
ション処理を最初からやり直したりしなければならなく
なるという欠点がある。 本発明の目的は、上述の点に鑑み、ジャーナルスワッ
プ処理中にはトランザクション処理システムに受け付け
られるトランザクション量を削減させることにより、ト
ランザクションの強制終了やトランザクション処理のや
り直しを減少させるようにしたジャーナルスワップ監視
方式を提供することにある。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明のジャーナルスワップ監視方式は、外部記憶媒
体中にデータレコードを記憶するデータファイルおよび
データレコードの更新履歴であるジャーナルを記憶する
複数のジャーナルファイルを有し、トランザクションを
入力するトランザクション入力手段と、このトランザク
ション入力手段により入力されたトランザクションを処
理するトランザクション処理手段と、このトランザクシ
ョン処理手段により起動されデータファイル中のデータ
レコードを更新するデータレコード更新手段と、このデ
ータレコード更新手段により起動されデータレコード更
新時の更新履歴であるジャーナルをジャーナルファイル
に出力するジャーナル出力手段と、このジャーナル出力
手段により起動され1つのジャーナルファイルの空き領
域が無くなったときに使用中のジャーナルファイルを次
のジャーナルファイルに切り換えるジャーナルスワップ
手段と、前記トランザクション処理手段により起動され
一定時間内のトランザクション量を監視しトランザクシ
ョン量が上限を超えた場合にトランザクションの受付け
を抑制するトランザクション監視手段と、前記トランザ
クション監視手段により起動され一定時間内のトランザ
クション量を記憶するトランザクション量記憶手段と、
前記トランザクション監視手段により起動され一定時間
内のトランザクション量の上限を記憶するトランザクシ
ョン量上限記憶手段とを有するトランザクション処理シ
ステムにおいて、前記ジャーナル出力手段により起動さ
れジャーナルファイルの空き領域の量を監視しジャーナ
ルファイルのスワップ時期が近づいたときに前記トラン
ザクション量上限記憶手段により記憶されている一定時
間内のトランザクション量の上限を変更することにより
ジャーナルスワップ中のトランザクション量を抑制する
ジャーナルスワップ監視手段と、このジャーナルスワッ
プ監視手段により起動され1つのジャーナルファイル中
の使用量を記憶するジャーナルファイル使用量記憶手段
とを有する。 〔作用〕 本発明のジャーナルスワップ監視方式では、ジャーナ
ルスワップ監視手段がジャーナル出力手段により起動さ
れジャーナルファイルの空き領域の量を監視しジャーナ
ルファイルのスワップ時期が近づいたときにトランザク
ション量上限記憶手段により記憶されている一定時間内
のトランザクション量の上限を変更することによりジャ
ーナルスワップ中のトランザクション量を抑制し、ジャ
ーナルファイル使用量記憶手段がジャーナルスワップ監
視手段により起動され1つのジャーナルファイル中の使
用量を記憶する。 〔実施例〕 次に、本発明について図面を参照して詳細に説明す
る。 第1図を参照すると、本発明の一実施例は、トランザ
クション入力手段1と、トランザクション処理システム
2と、トランザクション処理手段3と、トランザクショ
ン監視手段4と、トランザクション量記憶手段5と、ト
ランザクション量上限記憶手段6と、データレコード更
新手段7と、ジャーナル出力手段8と、ジャーナルスワ
ップ監視手段9と、ジャーナルファイル使用量記憶手段
10と、ジャーナルスワップ手段11と、外部記憶媒体中の
データファイル12と、同じく外部記憶媒体中の複数のジ
ャーナルファイル13とから構成されている。 第2図を参照すると、トランザクション処理手段3に
おける処理は、トランザクション監視手段起動ステップ
21と、トランザクション負荷状態判定ステップ22と、デ
ータファイル更新レコード決定ステップ23と、データレ
コード更新手段起動ステップ24と、トランザクション受
付け拒否ステップ25と、トランザクション処理結果通知
ステップ26とからなる。 第3図を参照すると、トランザクション監視手段4に
おける処理は、トランザクション量更新ステップ31と、
トランザクション量上限参照ステップ32と、トランザク
ション量判定ステップ33と、正常通知ステップ34と、過
負荷通知ステップ35とからなる。 第4図を参照すると、データレコード更新手段7にお
ける処理は、データレコード変更ステップ41と、ジャー
ナル出力手段起動ステップ42と、データレコード実更新
ステップ43とからなる。 第5図を参照すると、ジャーナル出力手段8における
処理は、ジャーナルスワップ監視手段起動ステップ51
と、ジャーナルレコード作成ステップ52と、ジャーナル
レコード書込みステップ53と、結果判定ステップ54と、
ジャーナルスワップ手段起動ステップ55とからなる。 第6図を参照すると、ジャーナルスワップ監視手段9
における処理は、スワップ終了判定ステップ61と、トラ
ンザクション量上限初期化ステップ62と、ジャーナルフ
ァイル使用量初期化ステップ63と、ジャーナルファイル
使用量記憶手段起動ステップ64と、ジャーナルファイル
使用量判定ステップ65と、トランザクション量上限削減
ステップ66とからなる。 第7図を参照すると、ジャーナルファイル使用量記憶
手段10における処理は、ジャーナルファイル使用量参照
ステップ71と、ジャーナルファイル使用量加算ステップ
72と、ジャーナルファイル使用量更新ステップ73とから
なる。 次に、このように構成された本実施例のジャーナルス
ワップ監視方式の動作について説明する。 トランザクション処理システム2の利用者がトランザ
クション入力手段1からトランザクションを入力する
と、トランザクション処理手段3が起動される。 トランザクション処理手段3は、まずトランザクショ
ン監視手段4を起動する(ステップ21)。 トランザクション監視手段4は、トランザクション量
記憶手段5によって記憶されている一定時間内のトラン
ザクション量に今回入力されたトランザクションを加算
してトランザクション量を更新する(ステップ31)。次
に、トランザクション量上限記憶手段6によって記憶さ
れている一定時間内のトランザクション量の上限を参照
する(ステップ32)。続いて、ステップ31で更新した一
定時間内のトランザクション量がステップ32で参照した
一定時間内のトランザクション量の上限を超えるか超え
ないかを判定する(ステップ33)。上限を超えていると
きには過負荷であることをトランザクション処理手段3
に通知し(ステップ35)、上限を超えないときには正常
であることをトランザクション処理手段3に通知する
(ステップ34)。 次に、トランザクション処理手段3は、トランザクシ
ョン監視手段4によって通知されたトランザクション量
の判定結果に基づいて現在のトランザクションの負荷状
態が正常であるか過負荷であるかを判定し(ステップ2
2)、過負荷である場合にはトランザクションの受付け
を拒否し(ステップ25)、トランザクションの処理結果
をトランザクション入力手段1に通知する(ステップ2
6)。現在のトランザクションの負荷状態が正常である
場合には、データファイル12中の更新すべきデータレコ
ードを決定し(ステップ23)、データレコード更新手段
7を起動する(ステップ24)。 データレコード更新手段7は、データレコードの変更
を行い(ステップ41)、ジャーナル出力手段8を起動す
る(ステップ42)。 ジャーナル出力手段8は、ジャーナルスワップ監視手
段9を起動し(ステップ51)、データレコードの更新内
容からジャーナルレコードを作成し(ステップ52)、ジ
ャーナルレコードをジャーナルファイル13に書き込む
(ステップ53)。次に、ジャーナルファイル13への書込
み処理の結果を判定し(ステップ54)、書込みに成功し
た場合にはデータレコード更新手段7に制御を戻す。ジ
ャーナルファイル13に空き領域が無くて書込みが行われ
なかった場合にはジャーナルスワップ手段11を起動し
(ステップ55)、次のジャーナルファイル13に切り換え
る。ジャーナルスワップ手段11による次のジャーナルフ
ァイル13への切換えが完了したならば、再びジャーナル
レコードをジャーナルファイル13に書き込み(ステップ
53)、書込み処理結果の判定(ステップ54)を介してデ
ータレコード更新手段7に制御を戻す。 次に、データレコード更新手段7は、データファイル
12上のデータレコードを実更新し(ステップ43)、トラ
ンザクション処理手段3に制御を戻す。 トランザクション処理手段3は、トランザクションの
処理結果をトランザクション入力手段1に通知する(ス
テップ26)。 以上のように、トランザクションが入力されるたびに
ジャーナルスワップ監視手段9が起動される。 起動されたジャーナルスワップ監視手段9は、今回の
トランザクションがジャーナルスワップが起きた直後の
トランザクションであるかどうかを判定し(ステップ6
1)、終了直後の場合にはトランザクション量上限記憶
手段6によって記憶されている一定時間内のトランザク
ション量の上限を初期化し(ステップ62)、ジャーナル
ファイル使用量記憶手段10によって記憶されている1つ
のジャーナルファイル13の使用量を初期化する(ステッ
プ63)。終了直後でない場合には、ステップ62および63
の処理は行わない。次に、ジャーナルファイル使用量記
憶手段10を起動する(ステップ64)。 ジャーナルファイル使用量記憶手段10は、現在使用中
のジャーナルファイル13の使用量を参照し(ステップ7
1)、現在使用中のジャーナルファイル13の使用量に今
回のトランザクションによるジャーナルレコード量を加
算し(ステップ72)、現在使用中のジャーナルファイル
13の使用量を加算後の値に更新する(ステップ73)。 次に、ジャーナルスワップ監視手段9は、現在使用中
のジャーナルファイル13の使用量が一定量を超えている
かどうかを判定し(ステップ65)、一定量を超えている
ときにはジャーナルファイル13のスワップが近づいてい
ると判断してトランザクション量上限記憶手段6によっ
て記憶されている一定時間内のトランザクション量の上
限を削減する(ステップ66)。ジャーナルファイル13の
使用量が一定量を超えないときには、ステップ66は起動
されない。 以上のように本実施例のジャーナルスワップ監視方式
では、トランザクション処理システム2に対する1件目
のトランザクションが入力されるとスワップ直後である
と判定して(ステップ61)、一定時間内のトランザクシ
ョン量の上限とジャーナルファイル13の使用量とが初期
化される(ステップ62および63)。この後、一定数のト
ランザクションが入力されると、ジャーナルファイル13
の使用量が一定量を超えたと判定され(ステップ65)、
ジャーナルファイル13のスワップが近づいていると判断
して一定時間内のトランザクション量の上限が削減され
る(ステップ66)。この結果、トランザクション処理シ
ステム2に受け付けられるトランザクション量が減少す
る。さらに一定数のトランザクションが入力されると、
ジャーナルファイル13に空き領域が無いと判定され(ス
テップ54)、ジャーナルファイル13のスワップが行われ
る(ステップ55)。このスワップを起こしたトランザク
ションの直後のトランザクションでは、スワップ直後で
あると判定され(ステップ61)、一定時間内のトランザ
クション量の上限とジャーナルファイル13の使用量とが
初期化され(ステップ62および63)、受け付けられるト
ランザクション量が再び上昇する。 〔発明の効果〕 以上説明したように本発明は、使用中のジャーナルフ
ァイルの使用量が一定量を超えると、ジャーナルファイ
ルのスワップ時期が近づいていると判断してトランザク
ション量を抑制し、ジャーナルスワップが終了するとト
ランザクション量の抑制を解くことにより、ジャーナル
スワップの影響によってトランザクションに割り当てら
れている経過時間の上限を超えてトランザクションが強
制的に終了させられたり、トランザクション処理を最初
からやり直したりすることが少なくなり、この結果、ジ
ャーナルスワップ時は一時的にトランザクション量が抑
制されるがトランザクション処理システム全体では処理
できるトランザクション量が増加するという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、
第2図は第1図中のトランザクション処理手段における
処理を示す流れ図、 第3図は第1図中のトランザクション監視手段における
処理を示す流れ図、 第4図は第1図中のデータレコード更新手段における処
理を示す流れ図、 第5図は第1図中のジャーナル出力手段における処理を
示す流れ図、 第6図は第1図中のジャーナルスワップ監視手段におけ
る処理を示す流れ図、 第7図は第1図中のジャーナルファイル使用量記憶手段
における処理を示す流れ図である。 図において、 1……トランザクション入力手段、 2……トランザクション処理システム、 3……トランザクション処理手段、 4……トランザクション監視手段、 5……トランザクション量記憶手段、 6……トランザクション量上限記憶手段、 7……データレコード更新手段、 8……ジャーナル出力手段、 9……ジャーナルスワップ監視手段、 10……ジャーナルファイル使用量記憶手段、 11……ジャーナルスワップ手段、 12……データファイル、 13……ジャーナルファイルである。
処理を示す流れ図、 第3図は第1図中のトランザクション監視手段における
処理を示す流れ図、 第4図は第1図中のデータレコード更新手段における処
理を示す流れ図、 第5図は第1図中のジャーナル出力手段における処理を
示す流れ図、 第6図は第1図中のジャーナルスワップ監視手段におけ
る処理を示す流れ図、 第7図は第1図中のジャーナルファイル使用量記憶手段
における処理を示す流れ図である。 図において、 1……トランザクション入力手段、 2……トランザクション処理システム、 3……トランザクション処理手段、 4……トランザクション監視手段、 5……トランザクション量記憶手段、 6……トランザクション量上限記憶手段、 7……データレコード更新手段、 8……ジャーナル出力手段、 9……ジャーナルスワップ監視手段、 10……ジャーナルファイル使用量記憶手段、 11……ジャーナルスワップ手段、 12……データファイル、 13……ジャーナルファイルである。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.外部記憶媒体中にデータレコードを記憶するデータ
ファイルおよびデータレコードの更新履歴であるジャー
ナルを記憶する複数のジャーナルファイルを有し、トラ
ンザクションを入力するトランザクション入力手段と、
このトランザクション入力手段により入力されたトラン
ザクションを処理するトランザクション処理手段と、こ
のトランザクション処理手段により起動されデータファ
イル中のデータレコードを更新するデータレコード更新
手段と、このデータレコード更新手段により起動されデ
ータレコード更新時の更新履歴であるジャーナルをジャ
ーナルファイルに出力するジャーナル出力手段と、この
ジャーナル出力手段により起動され1つのジャーナルフ
ァイルの空き領域が無くなったときに使用中のジャーナ
ルファイルを次のジャーナルファイルに切り換えるジャ
ーナルスワップ手段と、前記トランザクション処理手段
により起動され一定時間内のトランザクション量を監視
しトランザクション量が上限を超えた場合にトランザク
ションの受付けを抑制するトランザクション監視手段
と、前記トランザクション監視手段により起動され一定
時間内のトランザクション量を記憶するトランザクショ
ン量記憶手段と、前記トランザクション監視手段により
起動され一定時間内のトランザクション量の上限を記憶
するトランザクション量上限記憶手段とを有するトラン
ザクション処理システムにおいて、 前記ジャーナル出力手段により起動されジャーナルファ
イルの空き領域の量を監視しジャーナルファイルのスワ
ップ時期が近づいたときに前記トランザクション量上限
記憶手段により記憶されている一定時間内のトランザク
ション量の上限を変更することによりジャーナルスワッ
プ中のトランザクション量を抑制するジャーナルスワッ
プ監視手段と、 このジャーナルスワップ監視手段により起動され1つの
ジャーナルファイル中の使用量を記憶するジャーナルフ
ァイル使用量記憶手段と、 を有することを特徴とするジャーナルスワップ監視方
式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62001187A JP2712158B2 (ja) | 1987-01-06 | 1987-01-06 | ジヤーナルスワツプ監視方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62001187A JP2712158B2 (ja) | 1987-01-06 | 1987-01-06 | ジヤーナルスワツプ監視方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63168746A JPS63168746A (ja) | 1988-07-12 |
JP2712158B2 true JP2712158B2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=11494448
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62001187A Expired - Lifetime JP2712158B2 (ja) | 1987-01-06 | 1987-01-06 | ジヤーナルスワツプ監視方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2712158B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2734088B2 (ja) * | 1989-05-24 | 1998-03-30 | 富士通株式会社 | ロギングファイル処理方式 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6184752A (ja) * | 1984-10-02 | 1986-04-30 | Nec Corp | フアイル管理装置 |
JPS6184751A (ja) * | 1984-10-02 | 1986-04-30 | Nec Corp | フアイル制御装置 |
-
1987
- 1987-01-06 JP JP62001187A patent/JP2712158B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
「ACOSソフトウェアACOS−4/MVP−XE VIS説明書」マニュアル型番DFV71−6(1985−6)P.211−221 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63168746A (ja) | 1988-07-12 |
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