JPH07325386A - 評価用マスク及びこれを用いたホトレジストの密着性の評価方法 - Google Patents

評価用マスク及びこれを用いたホトレジストの密着性の評価方法

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JPH07325386A
JPH07325386A JP11801494A JP11801494A JPH07325386A JP H07325386 A JPH07325386 A JP H07325386A JP 11801494 A JP11801494 A JP 11801494A JP 11801494 A JP11801494 A JP 11801494A JP H07325386 A JPH07325386 A JP H07325386A
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JP
Japan
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photoresist
evaluation
pattern
mask
semiconductor wafer
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Pending
Application number
JP11801494A
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English (en)
Inventor
Kuniko Yamanaka
邦子 山中
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体ウエハなどの平板の表面に形成したホ
トレジストの密着性の度合いを効果的に評価すること。 【構成】 疎密と長さが異なるライン2のパターン3
と、疎密と大きさが異なるドット4のパターン5で1セ
クションを構成し、このセクションが複数セクション、
一枚のシートに形成された評価用マスク1であって、こ
れを用いて半導体ウエハSの表面にホトレジストを被覆
し、露光、現像し、前記表面に形成された各パターンを
顕微鏡で黙視して、ホトレジストの密着、剥離状態を確
認するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体ウエハ、光磁気
ディスクなどの平板の表面にホトレジストが良好に密着
しているか否かを評価するための評価用マスク及びこれ
を用いたホトレジストの密着性の評価方法に関するもの
である。なお、以下の説明では、平板として半導体ウエ
ハを採り上げて説明する。
【0002】
【従来の技術】先ず、図3を用いて、従来技術の半導体
ウエハの表面に被覆したホトレジストの密着性の評価方
法を説明する。図3は従来技術の半導体ウエハの表面に
被覆したホトレジストの密着性の評価方法を説明するた
めの概念図であって、同図Aは半導体ウエハの表面にホ
トレジストを被覆した一部断面図、同図Bは同図Aに示
した状態の半導体ウエハにエッチングを施した状態を示
した断面図である。
【0003】先ず、図3Aに示したように、評価しよう
とするホトレジストで所定のパターンのマスクMを基板
となる半導体ウエハなどの下地Sの表面に形成し、その
後、この状態のマスクMで被覆されていない部分の下地
Sに等方性エッチングを施し、マスクMと下地Sとの界
面の密着性を横方向のエッチングの進行具合で評価して
いた。この進行具合は、所定の時間、エッチングを施し
た場合の横方向のエッチング量(幅)Wで表すことがで
きる。即ち、エッチング量Wが少ない(短い)場合には
下地S(下地)に対するマスク(ホトレジスト)Mの密
着性が良好と判定し、逆にエッチング量Wが多い(長
い)場合にはそれらの密着性が悪いと判定している。多
くのホトレジストのメーカーでこの評価方法が行われて
いる。
【0004】また、他の密着性の評価方法は、使用した
評価用ホトレジストで形成された評価用マスクパターン
の剥がれの有無のみで判断している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、前者の評価方
法では、エッチング時間やエッチング方法によるエッチ
ング量のバラツキも含まれてしまうため、評価の精度が
低くなる。また、後者の評価方法では、剥がれ易さの度
合いを他のホトレジストや他の条件と明確に比較できる
方法が無く、例えば、半導体製造事業所でも剥がれ易さ
の度合いの評価は特に行っていない。
【0006】理論的には下地の表面やホトレジストの分
子構造及び性質から、密着性の善し悪しを判断すると良
いが、下地の材質や下地の表面状態或いはパターン形状
やその大きさによってホトレジストの密着性が異なるた
め、それぞれに応じて剥がれ易さの度合いを把握してお
く必要がある。しかし、その評価方法は確立されていな
いのが現状である。この発明の評価用マスク及びこれを
用いたホトレジストの密着性の評価方法はこのような課
題を解決しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】それ故、この発明の評価
用マスクは、疎密と長さが異なるライン及びスペースか
らなる第1のパターンと、疎密と大きさが異なるドット
からなる第2のパターンなどを1セクションとして、こ
の複数のセクションを一枚のシートに形成して構成し
た。
【0008】また、ホトレジストの密着性を評価する方
法としては、半導体ウエハの表面に評価しようとするホ
トレジストを被覆し、このホトレジストの被覆表面全面
に前記評価用マスクを用いて露光、現像し、前記半導体
ウエハの表面に形成された前記各パターンのホトレジス
トの密着、剥離状態を顕微鏡で確認するようにして前記
ホトレジストの密着性を評価するような方法を採り、前
記課題を解決するようにした。
【0009】
【作用】従って、 1.同一の下地に対する各種ホトレジストの密着性比較 2.同一の下地に対し、ベイクやアドヒージョン処理条
件を振った時の各ホトレジストの密着性評価 3.異なる下地に対するそのホトレジストの密着性評価 4.下地の表面状態に変化に対する各種ホトレジストの
密着性評価及び比較(密着性の経時変化確認) 5.半導体ウエハ内面でのホトレジストの密着性の分布
評価 などを行うことができる。
【0010】
【実施例】次に、図1及び図2を用いて、この発明の評
価用マスク及びこれを用いたホトレジストの密着性の評
価方法を説明する。図1はこの発明の一実施例である評
価用マスクの一構成要素の平面図であり、そして図2は
図1に示した評価用マスクを用いて半導体ウエハの表面
に形成されたホトレジストの好ましくない状態を示した
一部パターンを示していて、同図Aは疎密のラインパタ
ーンの平面図、同図Bは疎密のドットパターンの平面図
である。
【0011】先ず、図1を用いて、この発明の評価用マ
スクを説明する。この図1には評価用マスク1の1セク
ションだけを示した。この1セクションには、複数本の
互いに平行なライン2が疎密の変化、例えば、0.1μ
m幅、0.2μm幅・・・2.0μm幅などのグループ
毎の幅を矢印Aの方向に変化させて、それぞれの幅内に
形成され、そして各幅内のライン2の長さを異ならせた
ラインとスペースからなる第1のパターン3と、疎密と
大きさが矢印Bの方向に異なるように複数のマトリック
ス状に配列されたドット4からなる第2のパターン5と
で構成されている。
【0012】この実施例では第1のパターン3を上方
に、第2のパターン5を下方に形成した例を図示した
が、この逆でもよい。しかし、ライン2の疎密とドット
4の疎密の変化は順次増減する配列で形成するとよい。
ステップアンドリピート露光(繰り返し露光)用マスク
として構成する場合には、図1に示したようなパターン
を1セクションとして、この1セクションだけで評価用
マスク1を構成し、半導体ウエハSの表面に被覆したホ
トレジストに繰り返し露光を施せばよい。また、密着露
光用マスクとして構成する場合には、評価用マスク1と
しては半導体ウエハの全面積をカバーできる面積を備え
たマスク材に図1に示したようなパターンを1セクショ
ンとして複数のセクションを形成するとよい。
【0013】次に、前記評価用マスク1を用いたホトレ
ジストの密着性の評価方法を図2を用いて説明する。先
ず、半導体ウエハSの表面全面にホトレジストを被着
し、その上から前記評価用マスク1を用いて前記被覆し
たホトレジストを露光し、現像すると、前記評価用マス
ク1の第1のパターン3の疎密及び長短のライン2及び
第2のパターン5の疎密及び大小のドット4が半導体ウ
エハSの全表面に形成される。半導体ウエハSの全表面
にパターンを形成すると半導体ウエハSの表面へのホト
レジストの密着性の面内分布を確認することができる。
各パターンの形成方法はポジ形式を用いてもよく、また
はネガ形式を用いてもよい。
【0014】次に、半導体ウエハSの表面に対するホト
レジストの密着性の評価方法を説明する。先ず、半導体
ウエハSの表面に形成されたホトレジストの第1、第2
のパターン3、5を光学的顕微鏡を用いて目視する。パ
ターン寸法が小さい、或いは細いほど(以下、簡潔に説
明するために「寸法が小さい」とだけ記す)半導体ウエ
ハSの表面から剥がれ易いので、寸法の小さい方から目
視して行き、どの寸法までホトレジストのパターン3、
5が剥がれずに残っているかを確認する。
【0015】そして、各ホトレジストの各パターン3、
5を比較した場合には、面内に或るポイントにおいて、
より小さいパターン3、5が残っている方が密着性が良
いと判断する。また、全面にパターニングしていると、
密着性の前記面内分布も同時に確認することができる。
【0016】密着性が悪い例を図2に示した。図2Aに
は第1のパターン3である疎密のライン2が剥がれた例
を示していて、点線で示したライン2Aが無かったり、
或いは一部のライン2Bが剥がれて流れたり、移動した
りした例である。また、図2Bには第2のパターン5で
ある疎密のドット4が剥がれた例を示していて、点線で
示したドット4Aが無かったり、或いは一部のドット4
Bが倒れている例である。
【0017】前記の実施例では評価用マスク1のパター
ンにラインとドットを用いた。これはラインパターンと
ドットパターンとは一般的に剥がれ易いため、前記密着
性の評価に適しているからである。また、下地の表面状
態の経時変化による密着性の変化を確認したい場合に
は、下地を付けた後、或る放置時間毎にパターニングを
行い、パターニングまでの放置時間とパターニング後の
剥がれの度合いを確認すれば良い。なお、以上の説明で
は、平板として半導体ウエハを採り上げて説明したが、
この発明は半導体ウエハに限定されるものではなく、光
磁気ディスクなどの平板にも適用できることは言うまで
もない。
【0018】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明の評価
用マスク及びこれを用いたホトレジストの密着性の評価
方法によれば、 1.同一の下地に対する各種ホトレジストの密着性比較 2.同一の下地に対し、ベイクやアドヒージョン処理条
件を振った時の各ホトレジストの密着性評価 3.異なる下地に対するそのホトレジストの密着性評価 4.下地の表面状態の変化に対する各種ホトレジストの
密着性評価及び比較(密着性の経時変化確認) 5.半導体ウエハ内面でのホトレジストの密着性の分布
評価 などを行うことができる。更に密着性の評価結果からホ
トレジストの成分を変更させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例である評価用マスクの一
構成要素の平面図である。
【図2】 図1に示した評価用マスクを用いて半導体ウ
エハの表面に形成されたホトレジストの好ましくない状
態を示した一部パターンを示していて、同図Aは疎密の
ラインパターンの平面図、同図Bは疎密のドットパター
ンの平面図である。
【図3】 従来技術の半導体ウエハの表面に被覆したホ
トレジストの密着性の評価方法を説明するための概念図
であって、同図Aは半導体ウエハの表面にホトレジスト
を被覆した一部断面図、同図Bは同図Aに示した状態の
半導体ウエハにエッチングを施した状態を示した断面図
である。
【符号の説明】
S 下地(半導体ウエハ) 1 評価用マスク 2 ライン 3 第1のパターン 4 ドット 5 第2のパターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/027

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 疎密と長さが異なるライン及びスペース
    からなる第1のパターンと、疎密と大きさが異なるドッ
    トからなる第2のパターンなどで1セクションを構成
    し、このセクションが複数セクション、一枚のシートに
    形成されていることを特徴とする評価用マスク。
  2. 【請求項2】 半導体ウエハなどの平板の表面に評価し
    ようとするホトレジストを被覆し、このホトレジストの
    被覆表面全面に請求項1に記載の評価用マスクを用いて
    露光、現像し、これら現像されたパターンのホトレジス
    トの密着、剥離状態を顕微鏡で確認して、前記ホトレジ
    ストの平板の表面への密着性を評価することを特徴とす
    るホトレジストの密着性の評価方法。
JP11801494A 1994-05-31 1994-05-31 評価用マスク及びこれを用いたホトレジストの密着性の評価方法 Pending JPH07325386A (ja)

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JP11801494A JPH07325386A (ja) 1994-05-31 1994-05-31 評価用マスク及びこれを用いたホトレジストの密着性の評価方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016063155A (ja) * 2014-09-19 2016-04-25 大日本印刷株式会社 ナノインプリント用接合体の検査方法、その検査装置およびその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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