JPH07324947A - 分解能増倍回路 - Google Patents

分解能増倍回路

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JPH07324947A
JPH07324947A JP7122533A JP12253395A JPH07324947A JP H07324947 A JPH07324947 A JP H07324947A JP 7122533 A JP7122533 A JP 7122533A JP 12253395 A JP12253395 A JP 12253395A JP H07324947 A JPH07324947 A JP H07324947A
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JP
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voltage
peak
valley
voltages
threshold
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Application number
JP7122533A
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English (en)
Inventor
A John Santos
ジョン サントス エイ
Mark E Lacroix
イー ラクロイックス マーク
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Timken US LLC
Original Assignee
Torrington Co
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D5/00Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
    • G01D5/12Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means
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    • G01D5/142Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage using Hall-effect devices
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • G01D5/24404Interpolation using high frequency signals

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 速度及び変位センサからの出力信号の分解能
を電気的に増倍する回路を提供する。 【構成】 少なくとも二つのアナログセンサ11、12
からの信号のピーク及び谷電圧をこの回路によって保持
する。複数のしきい電圧がそれぞれのアナログセンサ1
1、12の先行ピーク及び谷電圧から発生される。各セ
ンサの信号をそれぞれのしきい電圧と比較して各センサ
ごとに一列の出力遷移を作る。これらの出力遷移は各ア
ナログセンサ11、12からの各出力遷移列が他のアナ
ログセンサの出力遷移列の間に起こるように結合され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的にいえば、分解能
増大回路に関し、さらに具体的にいえば、速度センサ及
び変位センサからの出力信号の分解能を増倍する回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、速度センサ又は変位センサに関す
る分解能の増大は機械的増倍によって達成された。例え
ば、磁極とデジタルホール効果センサがデータの各点を
作るのに用いられる場合、追加の磁極又はセンサがデー
タ点間の間隔を密にするために最初の磁極又はセンサの
間に追加されることがある。そのようにして増大した分
解能は、追加の磁極とセンサのための空間必要条件及び
追加の構成要素の関連のコストによって制限される。
【0003】空間要求条件とコストのほかに、デジタル
センサの転換点の固有ドリフチングが検知装置の不正確
さを招き、特にすべてのセンサが時間、温度及びその他
の条件に関して同じ具合にドリフトしないことがある点
にその原因がある。動作中の空隙、センサ利得、信号振
幅及び磁界のバイアスの変動もまた検知装置の精度を下
げることがある。
【0004】速度センサ又は変位センサに関する分解能
を大きくするもう一つの公知の方法は、中間データ点を
電子的に作るために二つ以上のセンサからの信号を比較
することである。例えば、位相が90度異なる信号を作
るために二つのセンサを置くとき、信号を種々のパーセ
ンテージで結合して追加のデータ点を補間法で与えるこ
とができる。しかし、二つのセンサの信号が同じように
してドリフトしない場合、中間点は正確に位置を定めら
れない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のことは現在の装
置と方法にあると知られている欠点を例示している。従
って、前述の欠点の一つ以上を解消することを目的とし
た代替品を提供することが好都合であることは明かであ
る。それゆえ、後でさらに完全に開示する特徴を備える
適当な代替品が提供される。
【0006】
【課題を解決するための手段】発明の一つの面におい
て、これはあらかじめ定めた電気分離角を有する複数の
アナログセンサとともに用いる分解増倍回路を提供する
ことによって達成される。ピーク保持手段がそれぞれの
アナログセンサからの信号の先行ピーク電圧を保持し、
谷保持手段がそれぞれのアナログセンサからの信号の先
行谷電圧を保持する。しきい値発生手段がそれぞれのア
ナログセンサの先行ピーク及び谷電圧から複数のしきい
電圧を発生する。電圧比較手段がアナログセンサからの
信号をそれぞれのしきい電圧に比較して出力遷移の列作
る。結合手段が出力遷移を結合して各センサからの各出
力遷移列が他のアナログセンサの出力遷移列シーケンス
の間に起こるようにする。
【0007】発明のも一つの面において、任意選択のピ
ーク及び谷保持リセット回路が設けられる。
【0008】
【実施例】前述及びその他の面は、添付図面と共に考慮
するとき発明の以下の詳細な説明から明かになる。
【0009】次に、図面を参照すると、図1のブロック
線図は、あらかじめ定めた電気分離角で配置された二つ
のアナログセンサ10及び12、例えばホール効果セン
サ、を例示している。この線図において、あらかじめ定
めた電気分離角は90°であり、アナログセンサ10及
び12はそれぞれHall A 及びHall Bと記
されている。その他の形式のアナログセンサ及び位置決
めを用いても同様の効果を得ることができる。
【0010】アナログセンサ10及び12の信号は、例
えば、図2の最上部に示されているように90°の位相
角を持った正弦波A及びBであってもよい。ピーク保持
手段14及び谷保持手段16は、信号Aのそれぞれ先行
ピーク及び谷電圧を検知してそれらの電圧を基準値とし
て保持する。同様に、ピーク保持手段18及び谷保持手
段20は、信号Bのそれぞれ先行ピーク及び谷電圧を検
知してそれらの電圧を基準値として保持する。
【0011】任意選択のピークリセット論理回路22を
用いてピーク及び谷基準電圧をリセットできるように各
周期の端の前に基準電圧を放電させてもよい(図2に示
されているように)。本発明の実施に必要でないが、ピ
ークリセット論理回路22を追加して信号A及びBの利
得又は振幅の変化に一定の補償を行い、それによって信
号A又は信号Bの電圧が上下にドリフトしたとき検知装
置の精度を大きくすることができる。
【0012】分圧手段24、26及び28は信号Aの基
準電圧を分割して信号Aのピーク及び谷電圧の平均値
と、その平均値とピーク電圧の中間と、その平均値と谷
電圧の中間でしきい電圧を与える。同様に、分圧手段3
0、32及び34は信号Bの基準電圧を分割して信号B
のピーク及び谷電圧の平均値と、その平均値とピーク電
圧の中間と、その平均値と谷電圧の中間でしきい電圧を
与える。
【0013】信号Aから生成されたしきい電圧は比較器
36に加えられて図2に示された出力a,b及びcを作
る。同様に、信号Bから生成されたしきい電圧は比較器
38に加えられて出力d,e及びfを作る。排他的論理
和回路40は比較器36と38の出力を結合して、本発
明の恩恵を受けていないアナログセサ10の分解能の6
倍を有し、図2の一番下に示された高分解能出力を作
る。
【0014】任意選択ピークリセット論理回路22は比
較的36と38の出力を結合して、図2に示されたピー
クリセットパルスPA、PB、VA及びVBを作る。例
えば、ピークリセットパルスPA、PB、VAおよびV
Bは、それぞれ反転c AND d、反転c AND
反転f、a AND 反転f及びa AND dの論理
積演算に対応しそれらが新しいピーク及び谷電圧の前に
最後に必要になったときにピーク及び谷基準電圧を放電
する。代りに、放電点を次のピーク又は谷により近いも
っと遅い点に設定してもよい。
【0015】コンデンサ50にある予想ピーク保持電圧
は、電圧フォロア48及び抵抗62を介して増幅器44
の反転入力に加わる帰還として保持される。アナログセ
ンサ10からの信号が抵抗42を通して増幅器44の非
反転入力に与えられると、増幅器44の出力はコンデン
サ帯電電圧が決して入力センサ電圧以下にならないよう
にダイオード46を介してコンデンサ50を充電する。
ダイオード46はピークが保持されるようにコンデンサ
50の充電だけを許す。
【0016】コンデンサ60にある予想谷保持電圧は、
電圧フォロア58及び抵抗64を介して増幅器54の反
転入力に加わる帰還として保持される。アナログセンサ
10からの信号が抵抗52を通して増幅器54の非反転
入力に与えられると、増幅器54の出力はコンデンサ帯
電電圧が決して入力センサ電圧以下にならないようにダ
イオード56を介してコンデンサ60を充電する。ダイ
オード56はピークが保持されるようにコンデンサ60
の充電だけを許す。
【0017】分圧手段24、26及び28は、直列に接
続された4個の精密1%1K抵抗66、68、70及び
72を備えている。抵抗68と70の間の出力がピーク
保持手段14と谷保持手段16の基準電圧の平均(中
間)であり、比較器76に加えられる。抵抗66と68
の間の出力はその平均値とピーク保持手段14の基準電
圧との中間であり、比較器74に加えられる。抵抗70
と72の間の出力はその平均値と谷保持手段16の基準
電圧との中間であり、比較器78に加えられる。信号A
は1K抵抗80、82及び84をそれぞれ介して比較器
74、76及び78の他方の入力に加えられる。120
K、100K及び120Kの値をそれぞれ持ったヒステ
リシス帰還抵抗86、88及び90並びに10Kプルア
ップ抵抗92、94及び96は図1の比較器36の構成
要素の全部である。比較器74の出力は図2の出力cと
して、比較器76の出力は図2の出力bとして、比較器
78の出力は図2の出力aとして示されている。
【0018】アナログセンサ12からの信号Bは、信号
Aに関して今説明したものと同様にして独立に処理され
る。コンデンサ106にある予想ピーク保持電圧は、電
圧フォロア104及び抵抗118を介して増幅器100
の反転入力に加わる帰還として保持される。アナログセ
ンサ12からの信号が抵抗98を通して増幅器100の
非反転入力に与えられると、増幅器100の出力はコン
デンサ帯電電圧が決して入力センサ電圧以下にならない
ようにダイオード102を介してコンデンサ106を充
電する。ダイオード102はピークが保持されるように
コンデンサ106の充電だけを許す。
【0019】コンデンサ116にある予想谷保持電圧
は、電圧フォロア114及び抵抗120を介して増幅器
110の反転入力に加わる帰還として保持される。アナ
ログセンサ12からの信号が抵抗108を通して増幅器
110の非反転入力に与えられると、増幅器110の出
力はコンデンサ帯電電圧が決して入力センサ電圧以下に
ならないようにダイオード112を介してコンデンサ1
16を充電する。ダイオード112はピークが保持され
るようにコンデンサ116の充電だけを許す。
【0020】分圧手段30、32及び34は、直列に接
続された4個の精密1%1K抵抗122、124、12
6及び128を備えている。抵抗124と126の間の
出力がピーク保持手段18と谷保持手段20の基準電圧
の平均(中間)であり、比較器132に加えられる。抵
抗122と124の間の出力はその平均値とピーク保持
手段18の基準電圧との中間であり、比較器130に加
えられる。抵抗126と128の間の出力はその平均値
と谷保持手段20の基準電圧との中間であり、比較器1
34に加えられる。
【0021】信号Aは1K抵抗136、138及び14
0をそれぞれ介して比較器130、132及び134の
他方の入力に加えられる。120K、100K及び12
0Kの値をそれぞれ持ったヒステリシス帰還抵抗14
2、144及び146並びに10Kプルアップ抵抗14
8、150及び152は図1の比較器38の構成要素の
全部である。比較器130の出力は図2の出力fとし
て、比較器132の出力は図2の出力eとして、比較器
134の出力は図2の出力dとして示されている。出力
a及びcは排他的論理和回路154に加えられ、出力d
及びfは排他的論理和回路156に加えられ、出力b及
びcは排他的論理和回路158に加えられる。排他的論
理和回路154及び排他的論理和回路156の出力は排
他的論理和回路160に加えられ、排他的論理和回路1
58及び排他的論理和回路160の出力は排他的論理和
回路162に加えられる。排他的論理和回路162の出
力は所望の高分解能出力である。
【0022】任意選択リセット論理回路22は出力a及
びdをそれぞれ反転する排他的論理和回路164及び排
他的論理和回路166並びにANDゲート168、17
0、172及び174からなっている。排他的論理和回
路164の出力及び出力dはANDゲート168によっ
て論理積演算されてリセットパルスVAを作る。排他的
論理和回路164及び排他的論理和回路166の出力は
ANDゲート170によって論理積演算されてリセット
パルスVBを作る。排他的論理和回路166の出力及び
出力aはANDゲート172によって論理積演算されて
リセットパルスPAを作る。そして、出力c及びdはA
NDゲート174によって論理積演算されてリセットパ
ルスPAを作る。
【0023】リセットパルスVA、VB、PA及びPB
は、それぞれアナログスイッチ176、178、180
及び182に加えられる。図2に示されているように、
リセットパルスはスイッチに適当なコンデンサを充電又
は放電させて信号A又は信号Bのどちらかの電圧に等し
い電圧を作る。
【0024】等しい値の抵抗66、68、70及び72
は、上述の信号A及びBの例示された正弦波形に一致す
るように選択されて時間的に等間隔になっているデータ
点を発生する。すなわち、三つのしきい電圧が電気角
0、30、150、180、210及び330度で出力
遷移を発生する。抵抗122、124、126及び12
8は、60、90、120、240、270及び300
度に出力遷移をもたらす。信号AとBが異なる形をして
いるとき、それらの抵抗の相対値は結果として生ずるデ
ータ点が時間的に等間隔になることを確実にするように
調節できる。
【0025】重要なことは、信号A及びBは、信号Aに
起因する出力遷移のシーケンスが(時間的に)信号Bか
らの出力遷移のシーケンスの間に起こるように独立に処
理されることである。結果として、信号A及びBが利得
のドリフトを生ずるか又は不同又は反対の方法でオフセ
ットするとき、出力信号遷移は等間隔のままである。
図3に示された特定の適用においては、適当なアナログ
センサ10及び12は、例えば0.5〜4.0Vピーク
ピークの信号を持ったホール効果形のものであってもよ
く、コンデンサ50、60、106及び116は各々
3.3μFの値を持っていてもよい。増幅器44、5
4、100及び110並びに電圧フォロア48、58、
104及び114は標準LM324回路によって与えら
れてもよく、スイッチ176、178、180及び18
2は標準CD4016回路によって与えられてもよく、
比較器74、76、78、130、132及び134は
標準LM339回路によって与えられてもよい。それら
の構成要素はカリフオルニア州サンタクララのナショナ
ル・セミコンダクタ・コーポレーション及びその他の供
給源から容易に入手できる。
【0026】三つのしきい電圧を発生する代りに、本発
明の分解能増倍回路は先行ピーク及び谷電圧を分割し、
それぞれのアナログセンサの信号と比較するためにそれ
らの値を保持することによって2、4又は別の数のしき
い電圧を発生してもよい。二つのしきい電圧しか用いな
い場合、例えば、二つのアナログセンサは最初の分解能
の4倍を与えるであろう。四つのしきい電圧を用いれ
ば、二つのアナログセンサは最初の分解能の8倍を与え
るであろう。
【0027】アナログセンサの数は図1〜3に示された
二つのセンサに限られない。例えば、三つのアナログセ
ンサは電気角60°のあらかじめ定めた電気分離角で用
いることができる。さらに一般的にいえば、電気分離角
はNをアナログセンサの数とし、nを整数又はゼロとす
るとき、180/N+180nとして表わされる。従っ
て任意の数のアナログセンサを本発明を実施するために
信号経路に沿って分布できる。信号経路は回転磁気符号
器リングの場合のように、環状であってもよいし、又は
直線状でも良い。
【0028】電気分離角90°にある二つのアナログセ
ンサから三つのしきい電圧を発生する図3に示された特
定の実施例によって作られた出力遷移は電気角0、3
0、150、180、210及び330°で起こる。二
つのしきい電圧が電気分離角90°にある二つのアナロ
グセンサから発生されれば、出力遷移は電気角22.
5、157.5、202.5及び337.5°で起こ
る。他の出力遷移は、追加のアナログセンサしきい電圧
が用いられる場合に作られる。
【0029】
【発明の効果】上述のことから、本発明は速度及び変位
センサからの出力信号の分解能の増倍を追加の磁極又は
センサを用いないで与えることが明かである。アナログ
センサが用いられるので、デジタルセンサ転換点のドリ
フチングに固有の問題が避けられる。センサからの信号
の利得又は振幅が互いに対してドリフトしても、本発明
は一定の保証を与えて速度又は変位の正確な指示を確実
にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ファンタム図で表された任意選択ピークリセ
ット論理回路を持った本発明の一つの実施例をブロック
線図である。
【図2】 図1のブロック線図に対応するタイミング波
形のグラフである。
【図3】 図1のブロック線図に対応する適用特種回路
を例示する概要図である。
【符号の説明】
10、12 アナログセンサ 14、18 ピーク保持手段 16、20 谷保持回路 24〜34 分圧手段 36、38 比較器 40 排他的論理和回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーク イー ラクロイックス アメリカ合衆国コネチカット州06057 ニ ュー ハートフォード ヘイワード ロー ド 24

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 90°の電気分離角を有する第1及び第
    2のアナログセンサと共に用いる回路で、前記回路が、 前記第1及び第2のアナログセンサからの信号の先行ピ
    ーク電圧をそれぞれ保持する第1及び第2のピーク保持
    手段と、 前記第1及び第2のアナログセンサからの信号の先行谷
    電圧をそれぞれ保持する第1及び第2の谷保持手段と、 前記第1及び第2のアナログセンサの前記先行ピーク及
    び谷電圧から複数のしきい電圧をそれぞれ独立に発生す
    る第1及び第2のしきい値発生手段と、 前記第1及び第2のアナログセンサからの信号をそれぞ
    れのしきい値発生手段のしきい電圧と独立に比較して数
    列の出力遷移を作る電圧比較手段と、 前記第1のアナログセンサからの各一列の出力遷移が前
    記第2のアナログセンサからの出力遷移列の間に起こる
    ように前記出力遷移を結合する結合手段とを備える分解
    能増倍回路。
  2. 【請求項2】 各しきい値発生手段が三つのしきい電圧
    を、一つは前記それぞれのアナログセンサからの信号の
    先行ピーク及び谷電圧の平均値のところに、一つは前記
    平均値とそれぞれの先行ピーク電圧の間の中間に、そし
    て一つは前記平均値とそれぞれの先行谷電圧の間の中間
    に作る請求項1に記載の分解能増倍回路。
  3. 【請求項3】 各しきい値発生手段が二つのしきい電圧
    を、一方は前記それぞれのアナログセンサからの信号の
    先行ピーク及び谷電圧の平均値に前記平均値とそれぞれ
    の先行ピーク電圧の差の38%を加えたところに、他方
    は前記平均値より前記平均値とそれぞれの先行谷電圧の
    間の差の38%少ないところに作る請求項1に記載の分
    解能増倍回路。
  4. 【請求項4】 しきい電圧を発生した後で前記第1及び
    第2のピーク保持手段と前記第1及び第2の谷保持手段
    を放電し、新しいピーク及び谷電圧を設定するリセット
    手段をさらに備える請求項1に記載の分解能増倍回路。
  5. 【請求項5】 あらかじめ定めた電気分離角を有する複
    数のアナログセンサと共に用いる回路で、前記回路が、 おのおのがそれぞれのアナログセンサからの信号の先行
    ピーク電圧を保持する複数のピーク保持手段と、 おのおのがそれぞれのアナログセンサからの信号の先行
    谷電圧を保持する複数の谷保持手段と、 前記それぞれのアナログセンサの前記先行ピーク及び谷
    電圧から複数のしきい電圧をそれぞれ独立に発生するし
    きい値発生手段と、 前記アナログセンサからの信号を前記それぞれのしきい
    電圧と独立に比較して数列の出力遷移を作る電圧比較手
    段と、 各アナログセンサからの各一列の出力遷移が他のアナロ
    グセンサからの出力遷移列の間に起こるように前記出力
    遷移を結合する結合手段とを備える分解能増倍回路。
  6. 【請求項6】 前記各アナログセンサのあらかじめ定め
    た電気分離角がアナログセンサの数の関数であり、前記
    電気分離角はNをアナログセンサの数とし、nを整数又
    はゼロとするとき、 180/N + 180n によって表される請求項5に記載の分解能増倍回路。
  7. 【請求項7】 アナログセンサの数が3であり、前記ア
    ナログセンサのあらかじめ定めた電気分離角が60°で
    ある請求項5に記載の分解能増倍回路。
  8. 【請求項8】 アナログセンサの数が2であり、前記ア
    ナログセンサのあらかじめ定めた電気分離角が90°で
    ある請求項5に記載の分解能増倍回路。
  9. 【請求項9】 しきい電圧を発生した後で前記複数のピ
    ーク保持手段と前記複数の谷保持手段を放電し、新しい
    ピーク及び谷電圧を設定するリセット手段をさらに備え
    る請求項5に記載の分解能増倍回路。
  10. 【請求項10】 90°の電気分離角を有する第1及び
    第2のアナログセンサと共に用いる回路で、前記回路
    が、 前記第1のアナログセンサからの信号の先行ピーク電圧
    を保持する第1のピーク保持手段と、 前記第1のアナログセンサからの信号の先行谷電圧を保
    持する第1の谷保持手段と、 前記第1のアナログセンサからの先行ピーク及び谷電圧
    の平均値のところと、前記平均値と前記先行ピーク電圧
    の間の中間と、前記平均値と前記先行谷電圧の間の中間
    とに二つのしきい電圧を発生する第1のしきい値発生手
    段と、 前記第1のアナログセンサからの信号を前記三つのしき
    い電圧と比較して電気角0、30、150、180、2
    10及び330°に出力遷移を作る第1の電圧比較手段
    と、 前記第2のアナログセンサからの信号の先行ピーク電圧
    を保持する第2のピーク保持手段と、 前記第2のアナログセンサからの信号の先行谷電圧を保
    持する第2の谷保持手段と、 前記第2のアナログセンサからの先行ピーク及び谷電圧
    の平均値のところと、前記平均値と前記先行ピーク電圧
    の間の中間と、前記平均値と前記先行谷電圧の間の中間
    とに三つのしきい電圧を発生する第2のしきい値発生手
    段と、 前記第2のアナログセンサからの信号を前記三つのしき
    い電圧と比較して電気角60、90、120、240、
    270及び300°に出力遷移を作る第2の電圧比較手
    段と、 一つの出力信号が電気角0、30、60、90、12
    0、150、180、210、240、270、300
    及び330°にある出力遷移で作られるように、前記第
    1及び第2の電圧比較手段の前記出力遷移を結合する結
    合手段とを備える分解能増倍回路。
  11. 【請求項11】 しきい電圧を発生した後で前記第1及
    び第2のピーク保持手段と前記第1及び第2の谷保持手
    段を放電し、新しいピーク及び谷電圧を設定するリセッ
    ト手段をさらに備える請求項10に記載の分解能増倍回
    路。
  12. 【請求項12】 90°の電気分離角を有する第1及び
    第2のアナログセンサと共に用いる回路で、前記回路
    が、 前記第1のアナログセンサからの信号の先行ピーク電圧
    を保持する第1のピーク保持手段と、 前記第1のアナログセンサからの信号の先行谷電圧を保
    持する第1の谷保持手段と、 前記第1のアナログセンサの先行ピーク及び谷電圧の平
    均値に前記平均値と前記第1のアナログセンサの先行ピ
    ーク電圧の差の38%を加えたところと、前記平均値よ
    り前記平均値と前記第1のアナログセンサの先行谷電圧
    の間の差の38%少ないところとに二つのしきい電圧を
    作る第1のしきい値発生手段と、 前記第1のアナログセンサからの信号を前記二つのしき
    い電圧と比較して電気角22.5、157.5、20
    2.5、及び337.5°に出力遷移を作る第1の電圧
    比較手段と、 前記第2のアナログセンサからの信号の先行ピーク電圧
    を保持する第2のピーク保持手段と、 前記第2のアナログセンサからの信号の先行谷電圧を保
    持する第2の谷保持手段と、 前記第2のアナログセンサの先行ピーク及び谷電圧の平
    均値に前記平均値と前記第2のアナログセンサの先行ピ
    ーク電圧の差の38%を加えたところと、前記平均値よ
    り前記平均値と前記第2のアナログセンサの先行谷電圧
    の間の差の38%少ないところとに二つのしきい電圧を
    発生する第2のしきい値発生手段と、 前記第2のアナログセンサからの信号を前記二つのしき
    い電圧と比較して電気%少ないところとに二つのしきい
    電圧を発生する第2のしきい値発生手段と、 前記第2のアナログセンサからの信号を前記二つのしき
    い電圧と比較して電気角67.5、112.5、24
    7.5及び292.5°に出力遷移を作る第2の電圧比
    較手段と、 一つの出力信号が電気角22.5、67.5、112.
    5、157.5、202.5、247.5、292.5
    及び337.5°にある出力遷移で作られるように、前
    記第1及び第2の電圧比較手段の前記出力遷移を結合す
    る結合手段とを備える分解能増倍回路。
  13. 【請求項13】 しきい電圧を発生した後で前記第1及
    び第2のピーク保持手段と前記第1及び第2の谷保持手
    段を放電し、新しいピーク及び谷電圧を設定するリセッ
    ト手段をさらに備える請求項12に記載の分解能増倍回
    路。
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