JPH07324658A - V型エンジンの吸気装置 - Google Patents

V型エンジンの吸気装置

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JPH07324658A
JPH07324658A JP14352995A JP14352995A JPH07324658A JP H07324658 A JPH07324658 A JP H07324658A JP 14352995 A JP14352995 A JP 14352995A JP 14352995 A JP14352995 A JP 14352995A JP H07324658 A JPH07324658 A JP H07324658A
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bank
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expansion chamber
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光政 藤田
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和昭 外園
Yasuhiro Okasako
靖弘 岡迫
Sayuri Maruyama
早百合 丸山
Toshikazu Kurokawa
敏数 黒川
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    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/16Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
    • F02B75/18Multi-cylinder engines
    • F02B75/22Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Characterised By The Charging Evacuation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】エンジン全体の高さ寸法を小さくし、かつエン
ジンの広い運転領域で吸気の動的効果が得られるように
する。 【構成】一方のバンク3の上方に配設されたサ−ジタン
ク11内が、波板状の仕切壁12によって上吸気拡大室
13と下吸気拡大室14とに画成されている。上吸気拡
大室13に開口する出口ポート15と、下吸気拡大室1
4に開口する出口ポート16とは、上下方向に互いに入
り組んだ構造で、サ−ジタンク11の長手方向に交互に
配設される。出口ポート14は独立吸気管10aを介し
て一方のバンク3に連なり、出口ポート16は独立吸気
管10bを介して他方のバンク2に連なる。両吸気拡大
室13と14とを連通する連通孔17に、エンジン高回
転域で開かれる開閉弁18が配設されている。各独立吸
気管10は、サ−ジタンク11のVバンク空間A側の側
面からVバンク空間A側へ向けて伸び、しかもサ−ジタ
ンク11付近がクランク軸方向に互いに並列とされてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はV型エンジンの吸気装置
に関し、より詳しくは吸気系にサ−ジタンクを備えたも
のに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、共鳴等の吸気の動的効果を利用し
て充填効率を高めることが注目されている。このような
吸気装置においては、各気筒毎に個々独立して接続され
る独立吸気管の上流端にサ−ジタンクを接続して、吸気
通路に吸気拡大室を形成すると共に上記独立吸気管の管
長を長く設定するのが一般的である(米国特許2、84
5、912号明細書)。このため、この種の吸気装置に
関しては、吸気の通路抵抗を増大させることなく、装置
の大型化を極力抑えるレイアウトが重要な要請事項のひ
とつに挙げられている。
【0003】一の気筒群(一のバンク)と他の気筒群
(他のバンク)とをV型に配置したいわゆるV型エンジ
ンにおいて、このV型エンジンをエンジンル−ム内に縦
置き、つまりエンジンの出力軸を車体前後方向に向けて
配置する場合には、一のバンクと他のバンクとで挟まれ
たVバンク空間の上方にサ−ジタンクを配置する手法が
採られる。一方、出力軸を車幅方向に向けてV型エンジ
ンを配置する、いわゆる横置きとする場合には、上記米
国特許2、845、912号明細書に見られるように、
後方側バンクの上方にサ−ジタンクを配置するようにし
て、サ−ジタンクの高さ位置をボンネットラインとの関
係で近く抑えることのできる手法が採られる。勿論、こ
のようなレイアウトとすることにより、吸気管の曲り度
合いを小さくすることができるという利点をも有するも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来周知の
ものでは、上記米国特許2、845、912号明細書に
も見られるように、各気筒に連なる独立吸気通路が一つ
の吸気拡大室に連通する構成とされているため、点火時
期が隣り合う気筒間、つまり、吸気工程がオ−バ−ラッ
プする気筒間での吸気干渉によって吸気の動的効果が弱
められるという問題がある。
【0005】この問題に関して、点火時期の隣り合わな
い気筒群同士を、夫々、独立した吸気拡大室に連通させ
ることが効果的である。そして、この手法を、前述の後
方側バンクの上方にサ−ジタンクをレイアウトするとい
う吸気装置に適用する場合には、独立吸気管の関係上、
サ−ジタンクを上下に2室に仕切って、サ−ジタンクの
内部に、上吸気拡大室と下吸気拡大室とを形成するよう
にすれば、個々独立したサ−ジタンクを2つ用意する必
要がなく、装置の小型化が図れるという利点がある。
【0006】しかしながら、このようにサ−ジタンクの
内部に、上下に、上吸気拡大室と下吸気拡大室とを形成
するようにした場合には、サ−ジタンクの高さ寸法が増
大することとなって、ボンネットラインとの関係からは
不利な構成となる。
【0007】また、前記米国特許2、845、912号
明細書に記載のものでは、一方のバンクの上方にサ−ジ
タンクを配設して、サ−ジタンクの上面から上記一方の
バンク用の独立吸気通路を延出させ、サ−ジタンクの下
部付近から他のバンク用の独立吸気通路を延出させたも
のとなっている。そして、上記一方のバンク用の独立吸
気通路は、全体として上に凸となるように円弧状とさ
れ、他方バンク用の独立吸気通路はほぼ直線的とされて
いる。このため、上記一方のバンク用の独立吸気通路が
サ−ジタンク上面から伸びているのに加えて、サ−ジタ
ンク付近では上方に凸となるように湾曲しており、また
他方バンク用の独立吸気通路がサ−ジタンクとこの下に
ある一方バンクとの間を少なからず通るように配設され
るため、サ−ジタンクと一方側バンクとの上下間隔もあ
る程度大きく確保する必要があり、エンジン全体として
かなり高いものとなってしまう。
【0008】そこで、本発明の目的は、一方のバンクの
上方に配設したサ−ジタンクの内部に、上下に、上吸気
拡大室と下吸気拡大室とを形成するようにしたときに、
エンジンの高さ寸法を極力小さなものとするようにした
V型エンジンの吸気装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明にあっては次のような構成としてある。すな
わち、左右バンクに形成された吸気ポ−トがそれぞれV
バンク空間に開口されたV型エンジンにおいて、各バン
クにおける気筒群の点火順序が、それぞれ隣り合わない
ように設定され、一方のバンクの上方に、仕切壁によっ
て上下に上吸気拡大室と下吸気拡大室とに仕切られサ−
ジタンクが配設され、前記上吸気拡大室と一方のバンク
の吸気ポ−トとが第1独立吸気通路によって個々独立し
て接続されると共に、前記下吸気拡大室と他方のバンク
の吸気ポ−トとが第2独立吸気通路によって個々独立し
て接続され、前記各独立吸気通路はそれぞれ、前記サ−
ジタンクのVバンク空間側の側面からVバンク空間側へ
向けて伸びるようにかつ該サ−ジタンク付近においてク
ランク軸方向に並列となるように配設され、前記第1独
立吸気通路の前記上吸気拡大室への開口部となる上吸気
出口ポ−トと前記第2独立吸気通路の前記下吸気拡大室
への開口部となる下吸気出口ポ−トとがクランク軸方向
に互い違いに配列され、該上吸気出口ポ−トと下吸気出
口ポ−トとは互いにその一部が他の吸気出口ポ−トの間
に位置するように配置され、前記仕切壁が、上下の各吸
気出口ポ−トの開口端周縁に沿って湾曲する波板形状と
され、前記サ−ジタンクが、前記上吸気拡大室と下吸気
拡大室とを連通する連通路を有し、前記連通路に開閉弁
が配設されている、ような構成としてある。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2において、1はエンジン本体で、このエンジ
ン本体1は自動車の車体前部に設けられたエンジンル−
ムR内に、その出力軸が車幅方向に伸びるように搭載さ
れている。換言すれば、エンジン本体1は、いわゆる横
置きとされている。そして、エンジン本体1は、ここで
は、6気筒V型エンジンとされ、前方側バンク2と後方
側バンク3とを構成する各気筒群は、夫々、点火時期の
隣り合わない気筒群で構成されて、これら各気筒4に
は、ピストン5によって形成される燃焼室6に臨ませて
点火プラグ(図示省略)が配設されている。
【0011】上記燃焼室6には、吸気弁7によって開閉
される吸気ポ−ト8が開口され、この吸気ポ−ト8の入
口8aは各バンク2(3)共に、バンク2と3とで挟ま
れたVバンク空間Aに向けて開口されている。そして各
吸気ポ−ト8に連通する独立吸気通路9は個々独立した
独立吸気管10によって形成され、これら独立吸気通路
10は後方側バンク3の上方に配置されたサ−ジタンク
11に接続されている。
【0012】サ−ジタンク11は、後に詳しく説明する
ように、その内部が仕切壁12によって、上下に上吸気
拡大室13と下吸気拡大室14とに仕切られており、上
吸気拡大室13は後方側バンク3用とされて、この上吸
気拡大室13と後方側バンク3とを接続する後方側バン
ク用独立吸気管10aは、吸気ポ−ト8より後方側バン
ク3から遠のく方向、つまり斜前方に延びた後略180
度反転し、ボンネットラインBに沿って後方に延びる形
状とされて、最終的にサ−ジタンク11のうちVバンク
空間A側の側面に連なっている。一方、上記下吸気拡大
室14は前方側バンク2用とされて、この下吸気拡大室
14と前方側バンク2とを接続する前方側バンク用独立
吸気通路10bは、吸気ポ−ト8より前方側バンク2か
ら遠のく方向、つまり斜後方に延びたのち、そのまま、
大きな曲がりで斜下方に向けて延びる形状とされて、最
終的にサ−ジタンク11のVバンク空間A側の側面に連
なっている。そして、各独立吸気管10(10a、10
b)は、サ−ジタンク11付近において、クランク軸方
向に互いに並列とされている。
【0013】また、両独立吸気管10(10a、10
b)は共に、その独立吸気通路9の上流端における通路
断面、すなわち、図1に示すように、各吸気拡大室1
3、14の吸気出口ポ−ト15、16の形状が楕円とさ
れ、その長軸lは上下に延びるようにされている。そし
て、独立吸気通路9の中間部から下流端に至る通路の断
面は、第4図に示すように、真円形状とされ、この中間
部から上記吸気出口ポ−ト15、16までの間は、吸気
出口ポ−ト15、16から下流に向かうに従って楕円か
ら徐々に真円に近づく形状とされている。
【0014】上記サ−ジタンク11の上吸気拡大室13
に開口する上吸気出口ポ−ト15と、下吸気拡大室14
の開口する下吸気出口ポ−ト16とは、図1に示すよう
に、互いに並列に配列されている。そして、これら吸気
出口ポ−ト15、16はクランク軸方向に互い違いに配
列されて、互いにその一部が他の吸気出口ポ−ト15
(16)の間に位置するようにされている。このような
吸気出口ポ−ト15、16の配置に対応して、上記仕切
壁12は、各吸気出口ポ−ト15、16の周縁に接する
状態の波板状とされている。
【0015】サ−ジタンク11には、また、仕切壁12
の一端部に、上下の吸気拡大室13、14を連通する短
い連通路としての連通孔17が形成され、この連通孔1
7には開閉弁18が設けられている。開閉弁18はエン
ジン高回転域で開とされて、この結果、連通孔17によ
りエンジン高回転域おける共鳴同調条件が形成される。
また、上下の吸気拡大室13、14を連通させるものと
して、上記連通孔17の他に、図3にも示すように、長
い連通路19がサ−ジタンク11の前部に設けられ、こ
の連通路19によって、エンジン低回転域における共鳴
同調条件を形成するようにされている。
【0016】尚、図1中、符号20は二連吸気管で、そ
の上流端にはスロットルボデイが接続されるようになっ
ている。また、図2中、符号21は燃料噴射弁である。
【0017】以上のように、サ−ジタンク11の内部に
上下に上吸気拡大室13と下吸気拡大室14とが形成さ
れ、これら各吸気拡大室13、14は、夫々、点火時期
の隣り合わない気筒群に連通されるているため、吸気干
渉によって吸気の動的効果が弱められることを防止する
ことができる。
【0018】前述の説明から既に明らかなように、各独
立吸気通路10(10a、10b)は、サ−ジタンク1
1のVバンク空間A側の側面からVバンク空間A側へ向
けて伸びており、また各独立吸気通路10のサ−ジタン
ク11付近はクランク軸方向に互いに並列に配置されて
格好となるので、エンジン全体としての高さが低くな
る。
【0019】また、サ−ジタンク11内に上下の吸気拡
大室13、14を形成したことに伴なう、サ−ジタンク
11の高さ寸法の増大は、上吸気出口ポ−ト14と下吸
気出口ポ−ト16とを、互いに、その一部が他の吸気出
口ポ−トの間に入り込むように配置されているため、少
なくとも、この入り込んだ分だけ小さく抑えることがで
きる。
【0020】加えて、本実施例においては、各吸気出口
ポ−ト15、16の形状が楕円状とされているため、そ
の実断面が大きなものとされて通路抵抗の低減が図られ
ることとなるが、その長軸lの延びる方向を上下とした
ことに伴うサ−ジタンク11の高さ寸法の増大が上記上
下の吸気出口ポ−ト15、16の配置によって小さく抑
えることができる。勿論、各吸気出口ポ−ト15、16
の短軸が横方向とされるため、吸気出口ポ−ト15(1
6)の横並びを小さく採ることが可能とされ、この結果
サ−ジタンク11の長さ寸法を小さくすることができ
る。
【0021】図5、図6は本発明の第2実施例を示すも
ので、本実施例の説明において上記第1実施例と同一の
要素には同一符号を付すことによりその説明を省略し、
以下に、本実施例の特徴部分についてのみ説明を加える
こととする。
【0022】図5、図6に示すように、各バンク用独立
吸気管10a、10bは、その上流側部分において同一
平面内に並置するようにされ、当該部分の上部に第2の
サ−ジタンク30が設けられて、この第2のサ−ジタン
ク30の内部空間と各独立吸気通路9とは、連通孔31
を介して連通され、この連通路31には開閉弁32が設
けられている。開閉弁32は上記高回転領域で開とさ
れ、この結果連通孔31によりエンジン高回転域におけ
る共鳴同調条件が形成される。尚、図5、図6において
は図示を省略したが、前記第1実施例と同様にサ−ジタ
ンク11には、連通孔17、開閉弁18、連通路19が
設けられており、この結果、エンジン低回転域では前記
連通路19によって共鳴同調条件が形成され、エンジン
中回転域では前記連通孔17によって、共鳴の同調条件
が形成され、エンジン高回転域では上述したように上記
連通孔31によって共鳴同調条件が形成される。
【0023】このような第2のサ−ジタンク30及び連
通孔31において、第2のサ−ジタンク30もまたその
内部が仕切壁33によって2つの吸気拡大室34と35
とが形成されて、一方の吸気拡大室34が前方側バンク
用とされ、他方の吸気拡大室35が後方側バンク用とさ
れている。
【0024】このように、第2のサ−ジタンク30にお
いても、点火時期の隣り合わない気筒群毎に、個々独立
した吸気拡大室34、35が設けられているため、第1
のサ−ジタンク11と同様に吸気干渉による吸気の動的
効果が弱められることを防止することが可能とされる。
そして、連通孔31は、独立吸気管10の並び方向に一
列に配列され、これに対応して仕切壁33は各連通孔3
1の周縁に接する状態の波板形状とされている。
【0025】このような構成とすることにより、第2の
サ−ジタンクの内部には無駄な空間を生ずることなく2
つの吸気拡大室34、35が形成されることとなり、こ
の結果第2のサ−ジタンク30の大きさを必要最小限と
することができる。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、上吸気拡大室と下吸気拡大室とを形成した場
合に生ずるサ−ジタンクの高さ寸法そのものの増大を小
さなものとしつつ、サ−ジタンクと独立吸気通路との接
続をも工夫してエンジン全体としての高さを低いものと
することができる。また、上記上吸気拡大室と下吸気拡
5大室とを連通する連通路に設けた開閉弁の開閉作用に
よって、吸気系の大型化を伴うことなしに、エンジンの
広い運転領域に渡って吸気の動的効果を得ることができ
る。
【0027】勿論、本発明は、エンジンの広い運転領域
で吸気の動的効果を得るためにさらに別のサ−ジタンク
を設ける場合に比して、構造の簡単化、小型化等の点で
も有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すもので、サ−ジタン
ク内の上吸気拡大室と下吸気拡大室とに開口する各吸気
出口ポ−トの配置を示し、図3の I−I 線相当断面図。
【図2】第1実施例におけるサ−ジタンクの配置を示す
エンジン全体図。
【図3】第1実施例におけるサ−ジタンク及び独立吸気
管の一部の断面図。
【図4】第1実施例における独立吸気管内の通路断面形
状を示し、図3のIV−IV線相当断面図。
【図5】本発明の第2実施例を示すもので、第2のサ−
ジタンクを分解して示す要部斜視図。
【図6】第2実施例における第2のサ−ジタンク及び独
立吸気管の一部の断面図。
【符合の説明】
1:エンジン本体1 2:前方側バンク 3:後方側バンク 9:独立吸気通路 10:独立吸気管 11:サ−ジタンク 12:仕切壁 13:上吸気拡大室 14:下吸気拡大室 15:上吸気出口ポ−ト 16:下吸気出口ポ−ト 17:連通孔(連通路) 18:開閉弁 R:エンジンル−ム B:ボンネットライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02M 35/10 301 P (72)発明者 丸山 早百合 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 黒川 敏数 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右バンクに形成された吸気ポ−トがそれ
    ぞれVバンク空間に開口されたV型エンジンにおいて、 各バンクにおける気筒群の点火順序が、それぞれ隣り合
    わないように設定され、 一方のバンクの上方に、仕切壁によって上下に上吸気拡
    大室と下吸気拡大室とに仕切られサ−ジタンクが配設さ
    れ、 前記上吸気拡大室と一方のバンクの吸気ポ−トとが第1
    独立吸気通路によって個々独立して接続されると共に、
    前記下吸気拡大室と他方のバンクの吸気ポ−トとが第2
    独立吸気通路によって個々独立して接続され、 前記各独立吸気通路はそれぞれ、前記サ−ジタンクのV
    バンク空間側の側面からVバンク空間側へ向けて伸びる
    ようにかつ該サ−ジタンク付近においてクランク軸方向
    に並列となるように配設され、 前記第1独立吸気通路の前記上吸気拡大室への開口部と
    なる上吸気出口ポ−トと前記第2独立吸気通路の前記下
    吸気拡大室への開口部となる下吸気出口ポ−トとがクラ
    ンク軸方向に互い違いに配列され、 該上吸気出口ポ−トと下吸気出口ポ−トとは互いにその
    一部が他の吸気出口ポ−トの間に位置するように配置さ
    れ、 前記仕切壁が、上下の各吸気出口ポ−トの開口端周縁に
    沿って湾曲する波板形状とされ、 前記サ−ジタンクが、前記上吸気拡大室と下吸気拡大室
    とを連通する連通路を有し、 前記連通路に開閉弁が配設されている、ことを特徴とす
    るV型エンジンの吸気装置。
JP14352995A 1995-06-09 1995-06-09 V型エンジンの吸気装置 Expired - Lifetime JP2501023B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1741919A1 (fr) * 2005-07-07 2007-01-10 Peugeot Citroen Automobiles SA Répartiteur d'admission d'air et moteur à combustion interne avec un tel réparateur

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1741919A1 (fr) * 2005-07-07 2007-01-10 Peugeot Citroen Automobiles SA Répartiteur d'admission d'air et moteur à combustion interne avec un tel réparateur
FR2888290A1 (fr) * 2005-07-07 2007-01-12 Peugeot Citroen Automobiles Sa Repartiteur d'admission d'air et moteur a combustion interne avec un tel repartiteur

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