JPH07324077A - 2h−ベンゾイミダゾール類およびその製造方法 - Google Patents

2h−ベンゾイミダゾール類およびその製造方法

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JPH07324077A
JPH07324077A JP6198406A JP19840694A JPH07324077A JP H07324077 A JPH07324077 A JP H07324077A JP 6198406 A JP6198406 A JP 6198406A JP 19840694 A JP19840694 A JP 19840694A JP H07324077 A JPH07324077 A JP H07324077A
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compound
formula
iii
compounds
mmol
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JP6198406A
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English (en)
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Hisao Takayanagi
久男 高柳
Tadashi Shirasaka
正 白坂
Eiichiro Iwashita
英一郎 岩下
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Mitsubishi Chemical Corp
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Mitsubishi Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 下記一般式(I)の2H−ベンゾイミダゾー
ル類および5,6−ジクロロ−2H−ベンゾイミダゾー
ルと金属アルコキシドをt−ブタノール中で反応させる
ことを特徴とするその製造方法。 【化1】 R:水素原子、フェニル基で置換されていてもよい低級
アルキル基 m:2〜5の整数 n:1〜4の整数 【効果】 本発明の2H−ベンゾイミダゾール類を用い
ることにより、体内診断薬として有用なテキサフィリン
の金属錯体合成の重要製造中間体である4,5−ジ置換
−1,2−フェニレンジアミン類を、安全かつ工業的に
有利に製造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な2H−ベンゾイミ
ダゾール類およびその製造方法に関する。詳しくは、体
内診断薬として有用なテキサフィリンの金属錯体(特表
平4−505612号公報)の製造中間体である4,5
−ジ置換−1,2−フェニレンジアミン(Sessle
rら,WO 9314093 A1参照)の有用な合成
前駆体である2H−ベンゾイミダゾール類およびその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】テキ
サフィリンの金属錯体、例えばガドリニウムテキサフィ
リンは体内診断薬として有用であることが知られ(Se
sslerら,J.Am.Chem.Soc.,115
巻,10368ページ、1993年参照)、4,5−ジ
置換−1,2−フェニレンジアミン類(以下、化合物
(IV)と略記する)は、その重要な製造中間体である。
(Sesslerら,Inorg.Chem.,32
巻,3175ページ,1993年参照)。化合物(IV)
は、従来、置換ベンゼンに対してジニトロ化反応を行な
い、次いでニトロ基を還元する方法により製造されてい
た。例えば化合物(IVa)を例にとると、スキーム1の
様にして合成される(Sesslerら,Inorg.
Chem.,32巻,3175ページ,1993年参
照)。
【0003】
【化4】
【0004】しかし、この方法では 1)爆発危険性の非常に高いジニトロベンゼン誘導体を
経る上、 2)ジニトロ化反応が過酷であり、工業的製法としては
不利である。 3)化合物(IVa)の様に、末端に水酸基を持つ化合物
の場合は、ニトロ化の際生成するカルボキシル基を還元
する必要がある。この際、共存するニトロ基との選択性
を上げるため毒性が極めて高く、取り扱いにくいジボラ
ンを還元剤として使用する必要がある。 等の問題点がある。従って、これら問題点のない4,5
−ジ置換−1,2−フェニレンジアミン類の製造法が求
められていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、これら先
行技術の問題点を解決し、同時に工業的により有利に
4,5−ジ置換−1,2−フェニレンジアミン類を製造
する方法を探索した結果、新規な2H−ベンゾイミダゾ
ール類がこの目的にかなう製造法における有用な中間体
であることおよびその実用的な製造方法を見い出し本発
明に到達した。即ち、本発明の要旨は、下記一般式
(I)
【0006】
【化5】
【0007】(上記式中で、Rは水素原子又はフェニル
基で置換されていても良い低級アルキル基を表し、mは
2〜5の整数を表し、nは1〜4の整数を表す)で表さ
れる2H−ベンゾイミダゾール類および下記式(II)
【0008】
【化6】
【0009】で表される5,6−ジクロロ−2H−ベン
ゾイミダゾールをt−ブタノール溶媒中で下記一般式
(III)
【0010】
【化7】 MO((CH2 m O)n R …(III) (上記式中で、R,m及びnは、上記一般式(I)で定
義したとおりであり、Mは金属原子を表す)
【0011】で表される金属アルコキシドと反応させる
ことを特徴とする2H−ベンゾイミダゾール類の製造方
法に存する。以下、本発明につき詳細に説明する。
【0012】上記の定義において、Rの表すフェニル基
で置換されていても良い低級アルキル基としては、メチ
ル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n
−ブチル基、n−ペンチル基等のC1 〜C5 のアルキル
基、さらにそれらにフェニル基が置換されたベンジル
基、1−フェニルエチル基、2−フェニルエチル基等が
挙げられる。以下に上記一般式(I)で表される好まし
い化合物の具体例を示す。
【0013】
【化8】
【0014】
【化9】
【0015】
【化10】 (上記式中で、Meはメチル基、Etはエチル基、Ph
はフェニル基を示す)
【0016】次に本発明の化合物の製法について説明す
る。以下に示すように、上記一般式(I)で表される化
合物は、たとえば、文献既知(Herbertら,J.
Chem.Soc.Rerkin I,991ページ,
1988年参照)の化合物(II)に対応する金属アルコ
キシドを作用させることにより製造できる。
【0017】
【化11】 (R,m,nは前記定義に同じであり、Mは金属原子を
表す)
【0018】化合物(II)の塩素原子をアルコキシ基に
置換する反応は報告されている(Iddonら,Syn
thesis,875(1988),参照)が、それは
メタノール、エタノール等の低級アルコールを反応させ
る例に限られていた。すなわち、ナトリウムメトキシド
存在下、化合物(II)を溶媒兼用のメタノール、エタノ
ールと加熱還流、反応する方法である。また、前記文献
に改良を加えた方法、即ち、ナトリウムメトキシドの代
りに化合物(III)のアルコール体(Mが水素原子で表さ
れる化合物)を溶媒兼用で使用する方法により、化合物
(II)から化合物(I)が得られる。しかし、Rが水素
原子でない化合物(I)の場合、結晶化しないものが多
い上、化合物(III)のアルコール体とクロマト上の挙動
が似ているため、大量に混入してくる化合物(III)のア
ルコール体を除去する実用的な精製法がなく、純度良く
製造するのが容易ではないという問題が生ずる。本発明
者らは、この問題点を解決できる方法として、化合物
(II)と化合物(III)とを反応させる際、反応溶媒とし
てt−ブタノールを用いる方法を見い出した。化合物
(III)中のRとしては、先に化合物(I)中のRに定義
したのと同様の基が挙げられ、Mとしてはリチウム、ナ
トリウム、カリウム等の金属が挙げられる。化合物(II
I)は、化合物(III)のアルコール体を、リチウム、ナト
リウム等の金属、水素化リチウム、水素化ナトリウム、
水素化カリウム等の金属水素化物、リチウムメトキシ
ド、ナトリウムメトキシド、カリウムt−ブトキシド等
の金属アルコキシド、水酸化リチウム、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウムの金属水酸化物等と反応し調製でき
る。金属アルコキシド、金属水酸化物を用いる場合、生
成する低級アルコール、水を除去する必要がある場合も
ある。また、化合物(III)のアルコール体のt−ブタノ
ール溶液に、上述の金属、金属水素化物、金属アルコキ
シドを加え、化合物(III)のt−ブタノール溶液を調製
することもできる。Rが水素原子である化合物(I)の
製造は、上記のRが水素原子でない化合物(I)の製造
と同様に調製した化合物(III)を用い、同様な反応条件
で行なえるが、対応する化合物(III)のアルコール体を
過剰に用いることで反応溶媒を兼ねることも可能であ
る。化合物(III)は化合物(II)に対して、0.5〜1
0当量、好ましくは1.5〜2.5当量程度用いる。
【0019】反応温度は−20℃から溶媒の沸点までが
用いられるが、好ましくは0℃から70℃で反応するの
がよい。得られた粗生成物は再結晶、カラムクロマトグ
ラフィーなど通常の精製方法により精製される。化合物
(I)を接触還元する際、適当な反応溶媒を選ぶことに
より、下記一般式(V)で表される1,3−ジヒドロ−
2H−ベンゾイミダゾール誘導体を単離することなくガ
ドリニウムテキサフィリンの製造中間体である上記4,
5−ジ置換−1,2−フェニレンジアミン類(IV)に直
接変換できる。
【0020】
【化12】 (R,m,nは前記定義の通りである)
【0021】接触水添の触媒としては、たとえば活性炭
担持パラジウム、パラジウム黒、などが用いられ適当な
酸の共存下反応させれば化合物(IV)を塩の形で得るこ
とができる。酸としては、たとえば塩酸、硫酸、酢酸等
が挙げられる。また、化合物(I)を還元後、反応液中
に存在する化合物(V)を、直接ピロール誘導体、たと
えば下式で表される化合物(VI)と反応させることによ
り、化合物(IV)を取り出すことなくテキサフィリン骨
格を有する化合物(VII)を製造することもできる。
【0022】
【化13】
【0023】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明するが、本発明の要旨を越えない限り、本発明はこれ
ら実施例に何ら制限されるものではない。 実施例1(化合物−1の合成)
【0024】
【化14】
【0025】ジクロロ体の化合物(II)(255mg,
1mmol)を、60%水素化ナトリウム(80mg,
2mmol、n−ヘキサン洗浄して用いる)とエチレン
グリコール(2.2ml,40mmol)より調製した
溶液に加え、N2 雰囲気下、40℃の油浴上5時間かき
まぜた。室温にまで冷却後、20mlの氷水を加え生じ
た結晶を濾取、乾燥し目的とする化合物−1(147m
g,48%)を黄色針状晶として得た。
【0026】mp:188−190℃ IR(kBr)cm-1:3279,2934,285
7,1639,1559,1425,1364,155
9,1426,1242,10761 HNMR(CDCl3 ,300MHz)δ:1.60
(m,4H),1.71(m,2H),1.90(m,
4H),4.01(m,4H),4.07(m,4
H),6.33(s,2H) 実施例2(化合物−3の合成)
【0027】
【化15】
【0028】ジクロロ体の化合物(II)(255mg,
1mmol)とジエチレングリコール(1.9ml,2
0mmol)より実施例−1と同様に反応を行なった
後、クロロホルムにて抽出し目的とする化合物−3(3
90mg,99%)を得た。
【0029】IR(neat)cm-1:3320,29
36,2861,1638,1588,1557,14
28,1354,1236,1134,1074,94
1,906,7541 HNMR(CDCl3 ,300MHz)δ:1.61
(bm,4H),1.71(bm,2H),1.90
(bm,4H),3.69(m,4H),3.75
(m,4H),3.94(t,J=4.5Hz,4
H),4.14(t,J=4.5Hz,4H),6.3
5(s,2H) 実施例3(化合物−6の合成)
【0030】
【化16】
【0031】ジクロロ体の化合物(II)(255mg,
1mmol)とトリエチレングリコールモノメチルエー
テル(3.2ml,20mmol)、60%水素化ナト
リウム(80mg,2mmol)より実施例−1と同様
に反応を行ない後処理し、クロロホルム抽出で得た残渣
をSiO2 カラムクロマトグラフィ(展開液:2%メタ
ノール−クロロホルム)で精製し、目的とする化合物−
6(379mg,89%)を得た。
【0032】IR(neat)cm-1:2928,16
35,1557,1539,1449,1426,13
54,1234,1111,1049,9511 HNMR(CDCl3 ,300MHz)δ:1.60
(bt,J=5.5Hz,4H),1.71(bm,2
H),1.90(bm,4H),3.38(s,6
H),3.56(m,4H),3.68(m,8H),
3.75(m,4H),3.90(t,J=5.0H
z,4H),4.11(t,J=5.0Hz,4H),
6.32(s,2H) 実施例4(化合物−6の合成)
【0033】
【化17】
【0034】カリウムt−ブトキシド(2.47g,2
2mmol)のt−ブタノール(40ml)溶液中へ、
トリエチレングリコールモノメチルエーテル(3.61
g,22mmol)をt−ブタノール2mlに溶かした
液を加え、25分間撹拌した。これにジクロロ体の化合
物(II)(2.55g,10mmol)を室温下加え、
2時間撹拌した。飽和食塩水(20ml)と水(20m
l)を加え酢酸エチル(80ml,40ml)で抽出
し、抽出液を合わせ飽和食塩水(40ml×2)を洗浄
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。さらに活性炭
(1.0g)を加え、約30分間放置後濾過し、濾液を
減圧濃縮して化合物−6(4.94g,収率97%)を
粗オイルとして得た。これはNMR測定により目的物化
合物−6とわずかなトリエチレングリコールモノメチル
エーテルを含んでいるが、そのまま次の反応に用いる事
ができる(参考例−2)。 実施例5(化合物−9の合成)
【0035】
【化18】
【0036】ジクロロ体の化合物(II)(10g,39
mmol)、1,3−プロパンジオール(60g,78
4mmol)、60%水素化ナトリウム(3.45g,
56mmol)より、実施例1と同様にして、反応温度
60℃で2時間反応させた。反応後、水添加で得た粗結
晶を酢酸エチル−メタノールより再結晶し目的とする化
合物−9(7.42g,57%)を得た。
【0037】mp:187−188℃ IR(kBr)cm-1:3266,2944,286
0,1678,1561,1431,1372,124
0,1213,1061,957,9301 HNMR(CMSO−d6 ,250MHz)δ:1.
44(bm,4H),1.64(bm,2H),1.8
0(bm,4H),1.88(m,4H),3.54
(m,4H),4.08(t,J=6.2Hz,4
H),4.58(t,J=5.2Hz,2H) 実施例6(化合物−10の合成)
【0038】
【化19】
【0039】ジクロロ体の化合物(II)(1.0g,
3.9mmol)、3−ベンジルオキシ−1−プロパノ
ール6.52g(3.9mmol)、60%水素化ナト
リウム345mg(8.62mmol)より、実施例4
と同様にして反応を行った。反応終了後、水50mlを
加え、塩化メチレンにて抽出、有機層の乾燥(MgSO
4 )濃縮で得た残渣をSiO2 カラムクロマトグラフィ
で精製し(展開液、酢酸エチル:n−ヘキサン1:
1)、目的とする化合物−10(1.3g,64%)を
得た。
【0040】mp:74−75℃ IR(kBr)cm-1:3056,2928,286
6,2799,1561,1539,1427,136
2,1242,1206,1055,933,810,
7391 HNMR(CDCl3 ,250MHz)δ:1.62
(bm,4H),1.69(bm,2H),1.91
(bm,4H),2.09(m,4H),3.61
(t,J=6.0Hz,4H),4.07(t,J=
6.2Hz,4H),4.50(s,4H),7.30
(m,10H) 参考例1
【0041】
【化20】
【0042】化合物−9(400mg,1.2mmo
l)を水6.8mlに加え、更に2N−塩酸水1.2m
l、エタノール8.0ml、10%パラジウム炭素50
mgを加え、水素雰囲気下、室温で6時間撹拌した。反
応液をセライトを用いて濾過し、濾液を減圧下に溶媒を
留去した。途中エタノールを加え、水を共沸により除く
操作を3回行い、化合物(IVa)の塩酸塩420mg
(収率 定量的)を得た。
【0043】mp:198℃(decomp) IR(kBr)cm-1:3356,2940,288
2,1620,1495,1464,1231,105
1 HNMR(CMSO−d6 ,250MHz)δ:1.
82(m,4H),3.55(t,J=6.0Hz,4
H),3.93(t,J=6.2Hz,4H),6.7
4(s,2H) 参考例2
【0044】
【化21】
【0045】化合物−6(255mg,0.5mmo
l)をメタノール(2.5ml)に溶解し、10%パラ
ジウム−炭素(25mg)を加え、45分間水素にて還
元した。触媒を濾去し、メタノール(3ml)で洗い、
濾液と洗液を合わせ、これに化合物(VI)(241m
g,0.5mmol)、ついで濃塩酸(0.06ml)
を加え、50℃で3時間撹拌した。反応液を減圧濃縮
し、残渣にエチルエーテル(10ml×2)を加えてこ
すり、上ずみ液をすて乾燥すると、化合物(VII)(43
6mg)が褐色の固体として得られた。
【0046】1HNMR(CD3 OD,250MHz)
δ:1.04(t,J=7.4Hz,6H),1.76
(m,4H),2.35(s,6H),2.42(q,
J=7.4Hz,4H),2.64(t,J=7.5H
z,4H),3.26−3.34(m,10H),3.
46−3.85(m,20H),4.05(s,4
H),4.23(brs,4H),7.36(s,2
H),8.41(s,2H)
【0047】
【発明の効果】本発明の化合物および製造方法を用いれ
ば先行技術の有する問題点もなく、テキサフィリンの重
要製造中間体である4,5−ジ置換−1,2−フェニレ
ンジアミン類を製造できる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I) 【化1】 (上記式中で、Rは水素原子又はフェニル基で置換され
    ていても良い低級アルキル基を表し、mは2〜5の整数
    を表し、nは1〜4の整数を表す)で表される2H−ベ
    ンゾイミダゾール類。
  2. 【請求項2】 下記式(II) 【化2】 で表される5,6−ジクロロ−2H−ベンゾイミダゾー
    ルを、t−ブタノール溶媒中で下記一般式(III) 【化3】MO((CH2 m O)n R …(III) (上記式中で、R,m及びnは、請求項1で定義したと
    おりであり、Mは金属原子を表す)で表される金属アル
    コキシドと反応させることを特徴とする請求項1記載の
    2H−ベンゾイミダゾール類の製造方法。
JP6198406A 1994-04-04 1994-08-23 2h−ベンゾイミダゾール類およびその製造方法 Pending JPH07324077A (ja)

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