JPH07323869A - スペアタイヤカバー - Google Patents

スペアタイヤカバー

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JPH07323869A
JPH07323869A JP3155695A JP3155695A JPH07323869A JP H07323869 A JPH07323869 A JP H07323869A JP 3155695 A JP3155695 A JP 3155695A JP 3155695 A JP3155695 A JP 3155695A JP H07323869 A JPH07323869 A JP H07323869A
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JP
Japan
Prior art keywords
cover
case
spare tire
rim
elastic member
Prior art date
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Application number
JP3155695A
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English (en)
Inventor
Hidekuni Tomita
英邦 富田
Hiroshi Osawa
浩 大澤
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SHIZUOKA KASEI KK
Original Assignee
SHIZUOKA KASEI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スペアタイヤカバー自体に、ある程度の弾力
性と剛性とをもたせるようにする。 【構成】 ABS、AES等からなるカップ状のケース
1を成形する。このケース1は、ディスク部12と、当
該ディスク部12に連続して形成されるリム部11とか
らなる。リム部11の端末部111に、人工レザー、
布、ゴムシート等からなるカバー5を縫製手段4により
取り付ける。カバー5の内径部55側に、ゴムバンド等
からなる弾性部材6を取り付ける。これによって、カバ
ー5は、常に、ケース1の中心部に向って引っ張られ
る。縫製手段4の設けられるカバー5とリム部11の端
末部111との結合部に、これら結合部の見栄えを良く
するためのモールディング2を設ける。 【効果】 ケース1の弾性と剛性とにより、更には、弾
性部材6の作用により、スペアタイヤカバーは、装着
後、ガタ付いたり、バタ付いたりすることが無い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レジャービークルある
いはオフロードカー等、スペアタイヤを車体後部のバッ
クドア外面上、あるいはその後方部等に搭載することと
している自動車における、当該自動車のスペアタイヤの
覆い(カバー)に関するものであり、特に、その機能性
とともにファッション性を向上させるようにしたものに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のものは、例えば図5に示す如く、
バックドア80の室外側にスペアタイヤ90を取り付
け、そのスペアタイヤ90に、プラスチック製のケース
あるいは人工レザー製のカバー等からなるスペアタイヤ
カバー20が取り付けられている構成からなるものであ
る。そして、これらスペアタイヤカバー20は、FRP
等の硬質プラスチック材にて成形された、いわゆるハー
ドタイプのもの、あるいはビニールレザー等の人工レザ
ーをベースに縫製された、いわゆるソフトタイプのもの
が、ほとんどである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
もの、例えばFRP等で製作されたハードタイプのもの
は、外観形状がしっかりしており、デザイン的にも見栄
えのするものではあるが、その取り付け方法が、当該ス
ペアタイヤカバーの一部にストラップ等を設け、当該ス
トラップをスペアタイヤの裏側に三角形状に取り廻して
固定することとしているものであるため、装着性が悪い
という問題点がある。また、当該ハードタイプのもの
は、剛性を上げるために重量(質量)もそれ相応のもの
となっているので、悪路走行時等において、当該スペア
タイヤカバー20が振動によりガタ付くおそれがある。
従って、当該ガタ付きを防止するためには上記固定方法
を確実にしなければならないという問題点がある。更に
は、人工レザー等をベースとするソフトタイプのもの
は、軽量化及び低価格化という点では優れているが、見
栄えが良くないという問題点がある。また、当該カバー
は、本質的に布製の性質を有しているため、スペアタイ
ヤ90への装着が確実に行なわれないと、走行風による
バタ付きを起こすおそれがある。そのため、装着された
後には、タイトフィットの状態になるようになってい
る。ところで、このようにタイトフィットの状態に装着
されると、タイヤのトレッド模様等が現れてしまい、見
栄えを悪くするという問題点がある。このような見栄え
上の問題点、あるいは製造コスト上の問題点等を解決す
ることとしたスペアタイヤカバーを提供しようとするの
が、本発明の目的(課題)である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては次のような手段を講ずることとし
た。すなわち、バックドア等、自動車の車体後面部に取
り付けられるスペアタイヤの覆いを形成するスペアタイ
ヤカバーに関して、プラスチック材(合成樹脂材)から
なるカップ状のケースと、布、人工レザー、あるいはゴ
ムシート等のシート状部材からなるものであって、その
一端が上記ケースのリム部端部に縫製手段によって結合
されるカバーと、当該カバーの上記リム部端部に結合さ
れる側とは反対の側に形成される端部に設けられるもの
であって、当該端部を上記ケースの中心部に向って引っ
張るように作動するゴムバンド等からなる弾性部材と、
からなる構成を採ることとした。また、上記リム部端末
部であって、上記シート状部材からなるカバーの上記リ
ム部端部に縫い付けられるその部分に、縫製手段による
結合性を向上させるために、更には、縫い付け部の見栄
えを向上させるために、ゴム等の弾性体からなるモール
ディングを設けてなる構成を採ることとした。
【0005】また、上記構成において、上記カバーの端
部をケースのリム部端部に縫製手段により結合させる、
その結合部に設けられるモールディングを、ゴム状部材
に代えて、熱可塑性プラスチック材からなるエラストマ
ーにて形成させるとともに、当該エラストマーに添加さ
れる可塑剤を揮散性の低いものにて形成させるようにし
た構成を採ることとした。また、同じくカバーについて
も、揮散性の低い可塑剤を有する熱可塑性プラスチック
にて形成されるシート材からなるようにした。
【0006】
【作用】上記構成を採ることにより、本発明においては
次のような作用を呈することとなる。すなわち、本発明
にかかるスペアタイヤカバーは、図1に示す如く、ある
程度の剛性と弾力性とを有するケース1と、柔軟性のあ
る布製、人工レザー製、あるいはゴムシート製等のカバ
ー5とからなるものであり、更に、当該カバー5の内径
部側あるいは端部にはゴムバンド等の弾性部材6が設け
られている構成からなるものである。従って、上記カバ
ー5の内径部側に設けられた弾性部材6の部分を引っ張
って、伸ばし、内径部55を拡げることによって、スペ
アタイヤカバーは容易に装着されることとなる。すなわ
ち、カバー5の一部をスペアタイヤ9の一部に引掛け
て、更に、カバー5の残りの部分を、スペアタイヤ9の
全体を覆うように被せることによって、簡単に、スペア
タイヤカバーの装着が行なわれる。
【0007】また、このようにして装着された後は、当
該スペアタイヤカバーとスペアタイヤ9との関係は、図
3に示す如く、弾性部材6が、カバー5を、その内径部
55側に引っ張るとともに、この引張力(F)によっ
て、ケース1のリム部11の端末部111が中心方向に
Pの力にて引かれる。これによって、ケース1は、図3
に示す如く、全体が変形(撓み)して、スペアタイヤ9
の周りに密着するようになる。その結果、本発明のスペ
アタイヤカバー全体は、スペアタイヤ9に確実に装着さ
れることとなり、ガタ等を生ずることがない。従って、
車両が悪路等を走行しても、スペアタイヤカバーがガタ
付いたりすることがない。
【0008】また、カバー5はスペアタイヤ9の表面に
密着するようになるので、車両が高速走行等をしても、
走行風によりバタ付いたりすることがない。また、ケー
ス1は、その全体が、ある程度の剛性を有するプラスチ
ック材にて形成されているので、スペアタイヤ9を覆っ
ている部分は、滑らかな面を保持することとなり、スペ
アタイヤ9のトレッド模様(パターン)等が表出したり
することもなく、観者への見栄えを損なうことも無い。
【0009】また、モールディング2及びカバー5が塩
化ビニール(PVC)等の熱可塑性プラスチック材から
なるエラストマーあるいはプラスチックシート材にて形
成されるものにおいては、ゴム材等からなる場合と異な
り、黒色以外の種々の色彩を採ることができる。特に、
ケース1がメタリック調の色調を有するものである場
合、これに合せて、モールディング2及びカバー5を同
じくメタリック調の色調に合せることができるようにな
る。これによって、スペアタイヤカバーとしてのファッ
ション性を向上させることができるようになる。なお、
この塩化ビニール(PVC)等からなるエラストマーを
採用することとした場合、これらの素材には、柔軟性を
保つための可塑剤が添加されることとなるが、この可塑
剤には、揮散性の低い多価カルボン酸エステル等が採用
されている。これによって、当該可塑剤の、上記ケース
1を形成するABS、AESへの移行を阻止することが
できるようになる。
【0010】
【実施例】本発明の実施例について、図1ないし図4を
基に説明する。本実施例の構成は、図1及び図4に示す
如く、ある程度の剛性及び弾力性を有するケース1と、
柔軟性のある布製、人工レザー製、あるいはゴムシート
等からなるカバー5、59と、このカバー5、59の内
径部55側に設けられたゴムバンド等の弾性部材6と、
上記ケース1とカバー5、59とを一体化する縫製手段
4と、からなることを基本とするものである。
【0011】このような基本構成において、上記ケース
1は、ポリプロピレン、AES(Acrylonitr
ile EPDM Styrene)、またはABS等
のプラスチック材(好ましくは熱可塑性樹脂材)からな
るものであり、これらの材料を用いてカップ状に成形し
たものである。ここに、EPDMとは、エチレン−プロ
ピレンの共重合体からなるものであり、ABSとは、ア
クリル−ブチレン−スチロールの共重合体からなるもの
である。なお、AESが用いられる場合には、あらかじ
め表面にマイカ塗装処理等の施された化粧シートを用い
てカップ状成形が行なわれる。また、ABSが用いられ
る場合には、カップ状成形の後に、表面部に塗装処理あ
るいはメッキ処理等が施されることとなる。また、カッ
プ状のケース1は、図1及び図2に示す如く、中央部に
形成されるディスク部12と、当該ディスク部12に連
続して形成されるリム部11とからなるものである。ま
た、このリム部11の先端部には端末部111が形成さ
れ、当該端末部111には、縫製手段4にてカバー5が
取り付けられるようになっているものである。
【0012】上記リム部11に取り付けられるカバー5
は、布、人工レザー、ゴムシート、または柔らかいプラ
スチックシート等からなるものである。当該カバー5
は、基本的には、図1ないし図3に示す如く、リング状
(ドーナツ状)の形態からなるものであり、その外径部
側の端部は、縫製手段4によって、上記リム部11の端
末部111に縫い付けられるようになっているものであ
る。そして内径部55側の端部には、ゴムバンド等から
なる弾性部材6が取り付けられるようになっているもの
である。
【0013】なお、このカバー5については、上記リン
グ状のものの外に、図4に示すような、細切状のもの
(シート状のもの)も考えられる。このような細切状の
カバー59が、図4に示す如く、複数枚、一定の間隔を
空けた状態で、上記ケース1のリム部11の端末部11
1に、縫製手段4により縫い付けられている。そして、
このような構成からなるカバー59の、上記リム部11
側に縫い付けられた側とは反対の側には、ゴムバンド等
からなる弾性部材6が取り付けられるようになってい
る。このような構成により、図4に示すような、他の実
施例にかかるスペアタイヤカバーが形成されることとな
る。
【0014】上記カバー5、59の上記リム部11の端
末部111への結合部(縫い付け部)は、図1及び図2
に示す如く、ゴム材、あるいはEPDM、または塩化ビ
ニール(PVC)製エラストマー等からなるモールディ
ング2を介することによって形成されている。すなわ
ち、当該結合部は、図2に示す如く、カバー5、59の
一端に、特にリング状の形態を有するものにあっては、
その外径側の端部に、折り返し部51が設けられ、その
折り返し部51内にポリエチレン等のプラスチック材か
らなる弾力性のある芯3が設けられることによって形成
されているものである。そして、この芯3を内部に包ん
だ状態の折り返し部51の外側に上記モールディング2
が被せられ、このような状態の上記モールディング2の
上側から、モールディング2、折り返し部51、リム部
11が、3枚合せの状態で縫い付けられることによっ
て、結合部が形成されるようになっているものである。
【0015】なお、これら構成において、上記モールデ
ィング及びカバーの部分を、次のような構成からなるも
のに替えた変形例が考えられる。すなわち、モールディ
ング2に関しては、上記EPDMに代わって、塩化ビニ
ール(PVC)、ポリエチレン等の熱可塑性プラスチッ
ク材からなるエラストマーが考えられる。また、カバー
5についても塩化ビニール(PVC)、ポリエチレン等
の熱可塑性プラスチック材を主体とした人工レザーが考
えられる。なお、この場合、上記モールディング2及び
カバー5に用いられる塩化ビニール(PVC)等の熱可
塑性プラスチック材には、可塑剤として、例えば多価カ
ルボン酸エステル等からなる揮散性の低いもの、あるい
は、上記ケース1を形成するABSあるいはAESとの
間において相溶性の少ないもの(非移行性のもの)が、
採用されることとなる。このような構成からなるものを
採用することによって、モールディング2、カバー5
を、ケース1と同じ色調からなるメタリック調等に調整
することができるようになる。
【0016】その結果、スペアタイヤカバーとして見た
場合に、ケース1、カバー5、モールディング2のすべ
てが、同じ色調のもの、例えば、同じ色調のメタリック
調等に統一することができるようになる。その結果、ス
ペアタイヤカバーとして車体の後部に取り付けられた場
合、車体の外観色と調和を持たせることができるよにな
り、見栄えの優れたスペアタイヤカバーを提供すること
ができるようになる。特に、カバー5とケース1との間
を連結するモールディング2の部分については、例え
ば、EPDMを採用した場合、基本的に黒色に限定され
てしまうが、本実施例においては、その色調が黒色に限
定されることなく、ケース1の色調にマッチングさせた
自由な色を選ぶことができるようになる。すなわち、カ
ラーデザイン上の自由度が増すこととなる。
【0017】なお、一般に、上記塩化ビニール(PV
C)等からなる熱可塑性プラスチック材をエラストマー
的に使用する場合には、上記熱可塑性プラスチック材の
中に可塑剤が添加されることとなり、この可塑剤が揮発
(揮散)して、ケース1のABSあるいはAESと反応
をし、これによって、不都合の生ずるおそれがあるが、
本実施例においては、上記可塑剤として揮散性の低い多
価カルボン酸エステル等を採用することとしたので、こ
の点に関しては、特に、問題の生ずることが無い。
【0018】このような構成からなる本実施例の作用等
について説明する。すなわち、スペアタイヤカバーは、
図1及び図4に示す如く、ある程度の剛性と弾力性とを
有するケース1と、柔軟性のある布製、人工レザー製、
あるいはゴムシート製等のカバー5、59とからなり、
このカバー5の内径部55側にはゴムバンド等の弾性部
材6が設けられている構成からなるものであるので、こ
のような構成からなるスペアタイヤカバーを装着するに
当っては、まず、上記カバー5の内径部側等に設けられ
た弾性部材6の部分を引っ張って、伸ばし、内径部55
を拡げ、このような状態のものをスペアタイヤ9の一部
に引掛ける。そして、更に、カバー5、59の残りの部
分を、スペアタイヤ9の全体を覆うように被せることに
よって、簡単に、スペアタイヤカバーの装着が行なわれ
ることとなる。
【0019】また、このようにして装着された後は、当
該スペアタイヤカバーとスペアタイヤ9との関係は、図
3に示す如く、弾性部材6が、カバー5、59を、その
内径部55側に引っ張るとともに、この引張力(F)に
よって、ケース1のリム部11の端末部111が中心方
向にPの力にて引かれるようになる。これによって、ケ
ース1は、図3に示す如く、全体が変形して、ディスク
部12は、わん曲状態となるとともに、リム部11は撓
み、全体としてスペアタイヤ9の周りに密着するように
なる。その結果、本実施例のスペアタイヤカバーは、そ
の全体がスペアタイヤ9に確実に装着されることとな
り、ガタ等を生ずることがなくなる。従って、車両が悪
路等を走行しても、スペアタイヤカバーがガタ付いたり
することがなくなる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、バックドア等、自動車
の車体後面部に取り付けられるスペアタイヤの覆いを形
成するスペアタイヤカバーに関して、プラスチック材
(合成樹脂材)からなるカップ状のケースと、布、人工
レザー、あるいはゴムシート等のシート状部材からなる
ものであって、その一端が上記ケースのリム部端部に縫
製手段によって結合されるカバーと、当該カバーの上記
リム部端部に結合される側とは反対の側に形成される端
部に設けられるものであって、当該端部を上記ケースの
中心部に向かって引っ張るように作動するゴムバンド等
からなる弾性部材と、からなる構成を採ることとしたの
で、スペアタイヤカバーを装着するに当っては、上記カ
バーの内径部側等に設けられた弾性部材の部分を引っ張
って、伸ばし、内径部側を拡げるようにして、このよう
な状態のものをスペアタイヤの一部に引掛けてスペアタ
イヤ上に装着し、その後、カバーの残りの部分を、スペ
アタイヤの全体を覆うように被せることによって、簡単
に、スペアタイヤカバーの装着が行なえるようになっ
た。
【0021】また、ケースはある程度の弾性と剛性とを
有するプラスチック材にて形成されており、本スペアタ
イヤカバーは、その装着後、スペアタイヤ上に密着する
ようになるので、走行中の振動によるガタ付きや、走行
風によるバタ付きが抑えられるようになった。更には、
縫い付け部にモールディングを設けることとしたので、
リム部の端末部とカバーの端部との間の結合性が向上す
るようになった。また、スペアタイヤカバーとしての見
栄えを向上させることができるようになり、ファッショ
ン性を向上させることができるようになった。
【0022】また、上記モールディングを、塩化ビニー
ル(PVC)等の熱可塑性プラスチック材からなるエラ
ストマーにて形成させるとともに、カバーを形成するプ
ラスチックシート材についても上記塩化ビニール(PV
C)等の熱可塑性プラスチック材を採用し、更に、これ
らモールディング及びカバーに添加される可塑剤につい
ては揮散性の低い材料を採用することとしたので、モー
ルディング及びカバーを黒色以外の種々の色彩に選定す
ることができるようになり、これらモールディング及び
カバーの色調をケースと合わせることができるようにな
った。従って、ケース、モールディング、及びカバー
を、すべて同じ色のメタリック調等に統一することがで
きるようになった。その結果、スペアタイヤカバー全体
の色調を、車体の色調と調和させることができるように
なり、スペアタイヤカバーとしてのカラーコーディネー
トの自由度が高められることとなった。これによって、
スペアタイヤカバーのファッション性を向上させること
ができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成を示す斜視図である。
【図2】本発明にかかるリム部端末部とカバーとの結合
状態を示す部分断面図である。
【図3】本発明にかかるスペアタイヤカバーの作用効果
を示す説明図である。
【図4】本発明にかかる他の実施例の全体構成を示す斜
視図である。
【図5】従来例の車体への取付状態を示す図である。
【符号の説明】
1 ケース 11 リム部 111 端末部 12 ディスク部 2 モールディング 3 芯 4 縫製手段 5 カバー 51 折り返し部 55 内径部 59 カバー 6 弾性部材(ゴムバンド) 9 スペアタイヤ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック材(合成樹脂材)からなる
    ものであって、カップ状の形態からなるケースと、シー
    ト状の部材からなるものであって、上記ケースのリム部
    端部に一端が縫製手段によって結合されるカバーと、当
    該カバーの上記ケースのリム部端部に結合される側とは
    反対の側に形成される端部に設けられるものであって、
    当該端部を上記ケースの中心部に向かって引っ張るよう
    に作動する弾性部材と、からなることを特徴とするスペ
    アタイヤカバー。
  2. 【請求項2】 プラスチック材(合成樹脂材)からなる
    ものであって、カップ状の形態からなるケースと、シー
    ト状の部材からなるものであって、上記ケースのリム部
    端部に一端が縫製手段によって結合されるカバーと、当
    該カバーの上記ケースのリム部端部に結合される側とは
    反対の側に形成される端部に設けられるものであって、
    当該端部を上記ケースの中心部に向かって引っ張るよう
    に作動する弾性部材と、上記縫製手段による結合部に設
    けられ、上記カバーの上記リム部端部への結合部を覆う
    ように設けられたモールディングと、からなることを特
    徴とするスペアタイヤカバー。
  3. 【請求項3】 プラスチック材(合成樹脂材)からなる
    ものであって、カップ状の形態からなるケースと、揮散
    性の低い可塑剤を有するプラスチック材にて形成される
    シート状部材からなるものであって、上記ケースのリム
    部端部に、一端が縫製手段によって結合されるカバー
    と、当該カバーの上記ケースのリム部端部に結合される
    側とは反対の側に形成される端部に設けられるものであ
    って、当該端部を上記ケースの中心部に向かって引っ張
    るように作動する弾性部材と、上記縫製手段による結合
    部に設けられ、かつ、上記カバーの上記リム部端部への
    結合部を覆うように設けられるものであって、揮散性の
    低い可塑剤を有するエラストマーからなるモールディン
    グと、からなることを特徴とするスペアタイヤカバー。
JP3155695A 1994-04-06 1995-01-28 スペアタイヤカバー Pending JPH07323869A (ja)

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JP3155695A JPH07323869A (ja) 1994-04-06 1995-01-28 スペアタイヤカバー

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JP6-93756 1994-04-06
JP9375694 1994-04-06
JP3155695A JPH07323869A (ja) 1994-04-06 1995-01-28 スペアタイヤカバー

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ID=26370044

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JP (1) JPH07323869A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006321254A (ja) * 2005-05-17 2006-11-30 Maruman Sangyo Co Ltd 自動車のスペアタイヤカバー
US7175058B2 (en) * 2001-08-30 2007-02-13 Ts Tech Co., Ltd. Spare tire cover

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