JP2606838Y2 - スペアタイヤカバ− - Google Patents

スペアタイヤカバ−

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JP2606838Y2
JP2606838Y2 JP1993047205U JP4720593U JP2606838Y2 JP 2606838 Y2 JP2606838 Y2 JP 2606838Y2 JP 1993047205 U JP1993047205 U JP 1993047205U JP 4720593 U JP4720593 U JP 4720593U JP 2606838 Y2 JP2606838 Y2 JP 2606838Y2
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JP
Japan
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spare tire
cover
soft
soft cover
strap
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JP1993047205U
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JPH0713671U (ja
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典香 宮城
則孝 春日井
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Japan Vilene Co Ltd
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Japan Vilene Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車両の車体背面部に取
り付けられたスペアタイヤを被包するスペアタイヤカバ
−に関する。
【0002】
【従来の技術】車両、特に小型四輪駆動車のスペアタイ
ヤは、例えば、図6〜図8に示すように車両の背面部に
着脱自在に装着されている。すなわち、図中Aは、スペ
アタイヤで、BはこのタイヤAのボルト孔、Cはセンタ
−孔を示す。Dは車両Eの背面部に固定されたブラケッ
トで、このブラケットDには上記のスペアタイヤAのボ
ルト孔Bの対応位置に、複数本(図面では3本)のスタ
ッドボルトFが固定されている。Gはこのスタッドボル
トFに螺合自在なロックナットである。スタッドボルト
FにスペアタイヤAのボルト孔Bを合わせて挿入した
後、ロックナットGで締めつけることによりブラケット
DにスペアタイヤAを装着している。
【0003】このスペアタイヤAをそのまま露出した状
態とすると、天候等の影響をうけて変色し易く、外観を
損なうばかりでなく、耐久性が低下する。したがって、
専用のスペアタイヤカバ−でスペアタイヤAを被包する
のが一般的である。
【0004】従来のスペアタイヤカバ−としては、ま
ず、図9、図10に示す、いわゆるソフトタイプのもの
がある。図9は、ソフトカバ−Hを正面から見た図であ
って、ソフトカバ−Hは、人工レザ−などの柔軟性のあ
る素材からできていて、正面Iには、商品名や特有のマ
−クなどの絵文字類が印刷されている。図10はソフト
カバ−Hを背面から見た図であって、背面中央部Jはド
−ナツ状に開口されていて、内周部KにはゴムバンドL
が縫製されている。このゴムバンドLの弾力に抗して、
上記内周部Kを拡げ、スペアタイヤの車両背面側に回し
て、スペアタイヤを被包する。このソフトタイプのもの
は、軽量化、低価格化が可能であるという点においては
利点があるが、タイヤトレツドパタ−ンに起因する皺が
発生し、また見栄えも良くないという欠点がある。
【0005】そこで、最近、このソフトタイプの欠点を
補わんとするものとしてハ−ドタイプのものとソフトタ
イプのものを組み合わせたものが提案されている。(例
えば、実開平4−60785号公報)。それは、図11
に示すごとく、樹脂材からなるカップ状のケ−スMに、
人工レザ−からなるド−ナツ状の覆い部Nの内周部Pに
ゴムバンドOを取り付けたものである。スペアタイヤに
装着するに当たっては、まず、ゴムバンドOの弾性力に
抗して、内側円周部Pを拡げ、縮められた覆い部Nをス
ペアタイヤの車両背面側に回して拡げ、スペアタイヤを
覆う。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかし、従来のソフト
タイプのものであろうと、最近提案されている上記のハ
−ドタイプのものとソフトタイプのものを組み合わせた
ものであろうと、車両背面部とスペアタイヤとの間隔が
狭く、車種によっては著しく狭くて指が入りにくいた
め、スペアタイヤカバ−の脱着は特に難しい作業となっ
ていた。この考案は、上記のような課題を解消するため
になされたものであって、車両背面部とスペアタイヤと
の間隔が狭くても、脱着の容易なスペアタイヤカバ−を
提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案のスペアタイヤカバーは、ソフトカバー背面
の伸縮性を有する開口縁部にストラップが取り付けられ
ており、前記ストラップを引っぱることによりスペアタ
イヤから脱着することができるものである。
【0008】また、上記ソフトカバ−正面にハ−ドカバ
−をはめ込むための開口を設けたものである。
【0009】本考案のストラップは手、指等で引っ張る
ことができる適宜の長さのものであればよく、正面から
見て突出していない方が好ましく、輪状、穴あき形状、
リング付き等のように指を引っかけることができるもの
が好ましい。更に、上記ストラップの取り付けはソフト
カバ−背面のいずれの部分でもよいが、好ましくは背面
下部の左右に2個設けるとより効果的である。なお、ソ
フトカバ−背面下部の中央に水抜きを設けてもよい。
【0010】
【作用】本考案に係るスペアタイヤカバ−は、上記のよ
うに構成されているので、車両背面部とスペアタイヤと
の間隔が狭く、指が入りにくくても、ストラップを引っ
ぱったり、ストラップに指を引っかけることにより、極
めて容易にスペアタイヤカバ−の脱着を行うことができ
る。
【0011】
【実施例】以下、本考案におけるスペアタイプカバ−の
実施例を図面を用いて説明する。 (実施例1) 図1は本考案の実施例1を説明するための図であり、ソ
フトカバ−1を背面からみた斜視図である。ソフトカバ
−1は塩化ビニ−ル樹脂の人工レザ−を裁断しスペアタ
イヤを包むように縫製し、背面には開口を有し、開口縁
部1bには、ゴムひも2bが縫製により取り付けられて
伸縮性を有している。ソフトカバ−1の背面下部には2
ケ所に強度のある織物製の輪状ストラップ5が縫製によ
り取りつけられている。ソフトカバ−1の正面は、開口
されておらず、その表面には商品名や特有のマ−クなど
の絵文字類が印刷されている。
【0012】次に、実施例1に係る、スペアタイヤカバ
−の装着及び脱着方法について説明する。装着方法につ
いては、従来のいわゆるソフトタイプのものと同じで、
柔軟性を有するソフトカバ−1は開口縁部1bに設けら
れた伸縮性のあるゴムひも2bの弾力性に抗して、上記
開口縁部1bを拡げ、車両背面部に取り付けたスペアタ
イヤを被包するように装着する。逆に、スペアタイヤに
装着されたスペアタイヤカバ−はストラップ5に指を引
っかけ、めくりあげるように手前にソフトカバ−1を引
くことによって極めて容易に脱着することができる。な
お、実施例1ではソフトカバ−1の正面に開口を設けて
いないタイプのものを示したが、開口を設けてもよい。
【0013】(実施例2) 図2は本考案の実施例2を説明するための図であり、ス
ペアタイヤカバ−をソフトカバ−1の正面からみた斜視
図である。ソフトカバ−1は塩化ビニ−ル樹脂の人工レ
ザ−を裁断し、スペアタイヤを包むようにド−ナツ状に
縫製し、正面及び背面には開口を有し、開口縁部1aに
は、伸縮性のあるゴムひも2aが縫製により取りつけら
れている。
【0014】ソフトカバ−1の正面上部には、ほぼ三角
形状の切断部1cが設けられ、その縁部に図示の如く一
対のホック3a、3bが取りつけられている。ソフトカ
バ−1をタイヤに装着する際には、矢印の方向に開口縁
部1aを縮めて一対のホック3a、3bを重ねて止め
る。タイヤから脱着する際には一対のホック3a、3b
を外すと、ゴムひも2aの弾性力により矢印と逆方向に
開口縁部1aが拡張して脱着しやすくなる。なお、ソフ
トカバ−1の両側面4には、商品名や特有のマ−クなど
の絵文字類が印刷されている。
【0015】図3は、実施例2のソフトカバ−1を背面
からみた斜視図である。ソフトカバ−1の背面には開口
を有し、開口縁部1bには、正面と同じくゴムひも2b
が縫製により取りつけられている。ソフトカバ−1の背
面下部には、2ケ所に強度のある織物製の輪状ストラッ
プ5が縫製により取りつけられている。
【0016】図4は、実施例2のソフトカバ−1の正面
に挿入するハ−ドカバ−6の斜視図である。ハ−ドカバ
−6は、ほぼ皿状をなしており、その円形の端縁6a
は、スペアタイヤAの円形端部Aa[図5(a)参照]
を僅かに被覆する程度の大きさである。ハ−ドカバ−6
は、AES樹脂を主体とする樹脂材にて成形したもので
あるが、ポリプロピレンなどオレフィン系樹脂や、他の
樹脂材、FRP、金属等であっても良い。このタイプの
スペアタイヤカバ−はソフトカバ−1の正面にしわが入
りにくいので、見栄えがよい。
【0017】次に、前記構成の実施例2に係る、スペア
タイヤカバ−の装着方法及び脱着方法について説明す
る。まず、一対のホックの3a、3bを外し、柔軟性を
有するソフトカバ−1の開口縁部1a、1bに設けられ
た伸縮性ゴムひも2a、2bの弾力性に抗して、上記開
口縁部1a、1bを拡げ、上記ソフトカバ−1を縮め
る。
【0018】次に、ソフトカバ−1をスペアタイヤAに
取り付けた後、ソフトカバ−1の三角形状の切断部1c
縁部を引っ繰り返してソフトカバ−1内にハ−ドカバ−
6をはめ込んだ後に、一対のホック3a、3bを止め
て、スペアタイヤカバ−をスペアタイヤAに装着する。
【0019】逆に、スペアタイヤAに装着されたスペア
タイヤカバ−の脱着方法は、ホック3a、3bを外し、
ソフトカバ−1背面下部に縫いつけられたストラップ5
に指を引っかけ、めくりあげるように手前にソフトカバ
−1を引くことによって行うことができる。
【0020】なお、実施例2では、ハ−ドカバ−をはめ
込むタイプのソフトカバ−にストラップを取りつけたも
のを示したが、本考案の趣意とするところは何らこれに
限定するものではなく、「従来の技術」で示した最近、
提案されているハ−ドタイプのものとソフトタイプのも
のを組み合わせたもの(図11)等にも適用できること
は言うまでもない。
【0021】また、実施例2では、固定手段としてホッ
クを示したが、何ら、ホックに限定するものではなく、
ボタン、マジックテ−プ等の固定手段を用いても良いこ
とは言うまでもない。
【0022】なお、実施例1、2では、ソフトカバ−1
の素材として塩化ビニ−ル樹脂の人工レザ−を使用した
が、本考案の趣意とするところは何らこれに限定するも
のではなく、織物、不織布、フィルム及びこれらのラミ
ネ−ト品等の種々のものを使用することができる。ま
た、実施例1、2ではストラップ5の素材として強度の
ある織物を用いたが、ソフトカバ−と同じ塩化ビニ−ル
樹脂の人工レザ−、不織布、ひも等を使用でき、限定さ
れるものではない。
【0023】
【考案の効果】本考案は、ストラップをソフトカバ−背
面に取り付けたので、車両背面部とスペアタイヤとの間
隔が狭くて、指が入りにくくとも、ストラップを引っぱ
ることによって極めて容易にスペアタイヤカバ−を脱着
することができる。特に、背面下部に2個取りつけた場
合は、より効果が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例1に係るソフトカバ−を背面か
ら見た斜視図である。
【図2】本考案の実施例2に係るソフトカバ−を正面か
ら見た斜視図である。
【図3】本考案の実施例2に係るソフトカバ−を背面か
ら見た斜視図である。
【図4】本考案の実施例2に係るハ−ドカバ−の斜視図
である。
【図5】本考案の実施例2に係るスペアタイヤカバ−の
装着方法を示す概略図である。
【図6】スペアタイヤの装着装置を適用した車両の要部
を示す側面図である。
【図7】スペアタイヤの装着装置を適用した車両の要部
を示す背面図である。
【図8】スペアタイヤの装着装置の構造部品を示す正面
図である。
【図9】従来例の一例を示すスペアタイヤカバ−を正面
から見た概略図である。
【図10】従来例の一例を示すスペアタイヤカバ−を背
面から見た概略図である。
【図11】従来例の一例を示すスペアタイヤカバ−の概
略図である。
【符号の説明】
1 ソフトカバ− 1a、1b 開口縁部 2a、2b ゴムひも 3a、3b ホック 5 ストラップ 6 ハ−ドカバ−

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソフトカバー背面の伸縮性を有する開口
    縁部にストラップが取り付けられており、前記ストラッ
    プを引っぱることによりスペアタイヤから脱着すること
    ができることを特徴とするスペアタイヤカバー。
  2. 【請求項2】 ソフトカバー正面にハードカバーをはめ
    込むための開口を設けたことを特徴とする請求項1記載
    のスペアタイヤカバー。
JP1993047205U 1993-08-06 1993-08-06 スペアタイヤカバ− Expired - Lifetime JP2606838Y2 (ja)

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JPH0713671U JPH0713671U (ja) 1995-03-07
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