JPH07323821A - シートベルト引き締め装置 - Google Patents

シートベルト引き締め装置

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JPH07323821A
JPH07323821A JP6118957A JP11895794A JPH07323821A JP H07323821 A JPH07323821 A JP H07323821A JP 6118957 A JP6118957 A JP 6118957A JP 11895794 A JP11895794 A JP 11895794A JP H07323821 A JPH07323821 A JP H07323821A
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JP
Japan
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seat belt
spring
engagement
reverse movement
tightening device
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Application number
JP6118957A
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English (en)
Inventor
Mutsumasa Koujiya
睦雅 糀谷
Yutaka Ohashi
豊 大橋
Kazumi Isaji
和美 伊佐治
Shinichi Iwai
慎一 岩井
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Priority to DE69518562T priority patent/DE69518562T2/de
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置全体の構造の簡易化とコンパクト化を実
現し、またリセット可能なシートベルト引き締め装置を
提供する 【構成】 シートベルトバックル34と、逆進防止鉤板
33と、逆進防止鉤板33を直線動自在に保持するバッ
クルプレート32と、所定以上の慣性力が作用した時に
急速に移動せしめられる主バネガイド部材14と、主バ
ネガイド部材14の移動に伴い逆進防止鉤板33を引き
込み方向へ移動せしめるワイヤ17と、逆進防止鉤板3
3の少なくとも引き出し方向への移動を阻止する逆進防
止爪36と、上記ワイヤ17を介して逆進防止鉤板33
により上記主バネガイド部材14をバネ付勢力に抗して
原位置に戻した時に該主バネガイド部材14を再び拘束
状態におくリセット用リテーナ18とにより構成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両の急減速時にシート
ベルトを引き締める引き締め装置に関し、特にコンパク
トな構造で、リセットして再使用することが可能な引き
締め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】シートベルト引き締め装置は、シートベ
ルトを急速に引き締めてその緩みを解消し、リトラクタ
のロッキングと相まって乗員の身体保護を図るもので、
近年の装置の小型化の要請に鑑みてコイルバネのバネ力
によりシートベルトバックル等を引き込むものが種々提
案されている。
【0003】例えば特開平5−193443号公報(第
1従来例)、特開平4−317839号公報(第2従来
例)、特開平4−63746号公報(第3従来例)、実
開平5−42013号公報(第4従来例)等である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、シートベル
ト引き締め装置は通常、コイルバネを設けた引込み部
と、乗員身体の移動に伴うシートベルトバックルの引き
出しを阻止する逆進防止部とを有している。ここで、上
記第1従来例および第2従来例にはいずれも、鋸歯が噛
合してシートベルトバックルの引き出しを阻止する逆進
防止部が示されているが、引き込み作動後にシートベル
トバックルを再度引出して引締装置を再使用する構造に
ついては示唆されていない。また、第3従来例には逆進
防止部の詳細については示されていない。
【0005】第4従来例においては、シートベルト引締
装置を再使用するためのリセット機構が示されている
が、この機構はコイルバネの設置位置とは全く離れたシ
ートバックに近い位置に比較的複雑な構造で設けられ
て、シートバックの前倒と連動するようになっている。
しかし、これでは設置スペース上不利であり、また、リ
セットの度にシートバックを倒す必要があって操作が煩
雑である。
【0006】本発明はかかる従来の問題点を解決するも
ので、装置全体の構造の簡易化とコンパクト化を実現
し、またリセット可能なシートベルト引き締め装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、請求項1によれば、シートベルトを懸架する
懸架部材34と、該懸架部材34を支持する支持部材3
3と、支持部材33を直線動自在に保持する保持部材3
2と、所定以上の慣性力が作用した時に急速に移動せし
められる引き込み部材14と、上記引き込み部材14を
上記支持部材33に連結して、引き込み部材14の移動
に伴い支持部材33を引き込み方向へ移動せしめる連結
部材17と、上記支持部材33に係合可能に上記保持部
材32に設けられて、係合状態で上記支持部材33の少
なくとも引き出し方向への移動を阻止する移動規制部材
36と、上記連結部材17を介して支持部材33により
上記引き込み部材14をバネ付勢力に抗して原位置に戻
した時に該引き込み部材14を再び拘束状態におくリセ
ット部材18とを有するという技術的手段を採用するも
のであり、請求項2の構成によると、移動規制部材36
の係合の解消を阻止する係合解消阻止部材41を有し、
これは、懸架部材34側から力を加えても阻止状態を維
持し、引き込み部材14側からの引込力により阻止状態
を解除するように設定されている。
【0008】請求項3の構成によると、上記支持部材3
3の一部に設けられた案内面33Aがテーパ形状になっ
ており、支持部材33が懸架部材34とともに引き出さ
れ、移動規制部材36が案内面33Aに接したとき、移
動規制部材36が係合するように案内している。請求項
4の構成によると、係合解消阻止部材171は、バネ部
材41に付勢されており、移動規制部材36が、案内3
3Aにより導かれて係合すると、係合解消阻止位置(移
動規制部材36の移動スペース)へ移動するよう設定さ
れている。
【0009】請求項5の構成によると、上記バネ部材4
1はコイルバネが用いられる。
【0010】
【作用及び効果】請求項1の構成において、慣性力の作
用により引き込み部材14が移動すると、連結部材17
を介して支持部材33が引き込み方向へ移動せしめられ
る。移動した支持部材33はこれに係合する移動規制部
材36により少なくとも引き出し方向への移動が阻止さ
れ、シートベルト懸架部材34に乗員の荷重が印加して
も再び引き出されることはない。
【0011】装置をリセットする場合には、上記移動規
制部材36の係合を解消すると、支持部材33は自由に
引き出し可能となり、該支持部材33を引き出して連結
部材17を介して引き込み部材14を原位置に戻すと、
引き込み部材14は再び拘束されて装置がリセットされ
る。かくして、シートベルト懸架部材34を支持する支
持部材33を引き上げるだけの簡易な操作で装置のリセ
ットが可能である。
【0012】請求項2の構成において、係合解消阻止部
材41により支持部材33と移動規制部材の係合解消を
阻止するようになせば、支持部材33は引き込み方向へ
の移動も阻止され、シートベルト懸架部材34としての
シートベルトバックル等への、タンブプレート挿入時等
にバックル位置が移動することはない。請求項3、4の
構成によって、リセット完了時、案内33Aによる支持
部材33と移動規制部材36の係合、およびバネ部材4
1による係合解消阻止部材171の係合解消阻止位置へ
のセットが、支持部材33を引き上げる動作のみで完了
するため、リセットの手間が省略でき簡便である。
【0013】請求項5の構成において、上記バネ部材4
1にコイルバネを用い係合解消阻止部材171の移動ス
ペースに埋設することにより、構成か簡単でコスト的に
も有利である。
【0014】
【実施例】
(引締装置引き込み部の構成と作用)図1において、引
き込み部のケーシング11は金属の円筒体で、図略の車
両フロア上またはシートに固定されて前後方向(図の左
右方向)へ配設されている。その前端(図の左端)開口
は通気孔201を設けたキャップ20で閉鎖され、後端
開口内には2つのカップ状のハウジング部材21、21
1が配設されている。
【0015】図1において、閉鎖された上記ケーシング
11内には前後位置に、前側質量体としての主バネガイ
ド部材14と後側質量体としてのホルダ15が配設され
ている。主バネガイド部材14は、中間部を小径とした
貫通孔142を有する金属円筒体で、外周に形成したフ
ランジ状バネ係止部141には上下の二箇所に軸方向へ
延びる矩形の溝が形成されて、ここに後方へ向けて漸次
対向間隔が拡がる規制部材としての板バネ16が配設し
てある。
【0016】すなわち、板バネ16は帯板を略コ字形に
屈曲成形したもので、その基端部は主バネガイド部材1
4の端面形状に沿ったフランジ板162となっている。
そして、板バネ16の両脚部163,164が主バネガ
イド部材14に沿って後方へ延び、各先端161にはス
トッパ片165がカシメ固定してある。図1において、
ホルダ15は上記主バネガイド部材14の後半部を収納
できる大径の金属円筒体であり、その後端外周には全周
にフランジ状バネ係止部151が突出形成してある。こ
のバネ係止部151には開口周縁に沿って金属リング1
52が嵌着してあり、これにホルダ15内に挿通した上
記板バネ先端161のストッパ片165の端面が当接し
ている。
【0017】かかるホルダ15は前端が、主バネガイド
部材14の外周に装着された受けリング22に当接し、
後端は上記ハウジング部材21の端面に当接している。
上記受けリング22は、筒内に板バネ16を挿通せし
め、その周壁の二箇所に形成した筒内への押出し突起2
21を、主バネガイド部材14の外周に形成した係止溝
144に係合せしめて固定されている。受けリング22
を装着した後、さらにホルダ15内に板バネ16を挿通
し、かかるホルダ15のバネ係止部151と上記主バネ
ガイド部材14のバネ係止部141との間に、主バネ部
材としての主コイルバネ12を収縮状態で挟持配設す
る。主コイルバネ12の強い伸長バネ力は、上記各バネ
係止部141,151の端面に当接する板バネ16のフ
ランジ板162とストッパ片165により受けられてい
る。
【0018】図1において、上記板バネ16の両先端1
61には内方より、係止制御手段としてのブロック状リ
テーナ18の外周面18aが当接しており、該リテーナ
18はハウジング部材21の内空間に前後に摺動可能に
配設され、もう1つのハウジング部材211の後端内壁
との間に配したコイルバネ23により前方へ付勢されて
いる。
【0019】リテーナ18の中心に設けた貫通孔181
を通って前方へ連結部材としてのワイヤ17が延び、該
ワイヤ17は一端が後述する図略の逆進防止部へ至ると
ともに、他端は主バネガイド部材14の筒内を経てその
前方に所定間隔をおいて位置する円形の係止板171の
中心突起に固定されている。なお、このワイヤ17の挿
通作業をスムーズに行うために、主バネガイド部材14
やホルダ15は周壁が一部で切り離され、側方よりワイ
ヤ17を容易に筒内に挿入できる。
【0020】係止板171の中心突起端面と主バネガイ
ド部材14の内周段付面との間には、副バネ部材として
の弱いバネ力の副コイルバネ13が配設されて、板バネ
16により一体化された前後の主バネガイド部材14と
ホルダ15を前方へ向けて支持している。なお、ワイヤ
17の中間位置には位置決め部材19が装着されて、そ
の上下位置より後方へ延びる可撓性のある爪部191の
先端湾曲部が、リテーナ18の貫通孔181の段付面に
係止されている。これにより、ワイヤ17先端の係止板
171が所定位置に位置決めされている。
【0021】かかる構成の引き込み部において、車両の
急減速等により主バネガイド部材14とホルダ15に前
方への慣性力が作用すると、副コイルバネ13を圧縮し
つつ両者が前方へ移動して、板バネ先端161の内側面
がリテーナ18の外周面18aより外れる。ストッパ片
165には主コイルバネ12からの荷重により径方向内
側へのモーメントが作用しており、この結果、板バネ先
端161が内方へ屈曲傾斜して、ストッパ片165の端
面と金属リング152の係合が解消される。しかして、
主コイルバネ12は大きなバネ力で伸長変形し、これに
伴って主バネガイド部材14が係止板171に当接して
これを前方へ急速に押しやる。同時にワイヤ17も大き
な力で前方へ引かれ、後述するシートベルトバックルの
引き込みが行われる。
【0022】なお、上記板バネ先端161の屈曲傾斜量
を大きく設定すれば、ストッパ片165と金属リング1
52の摩擦係数が大きい場合(例えば一方が鉄で他方が
アルミニウム)でも係合状態の解消をスムーズに行うこ
とが可能となり、材料の選択範囲が広がる。また、係合
解消をよりスムーズとなすために、ストッパ片165な
いし金属リング152のコーナ部をテーパ面としても良
い。
【0023】上記副コイルバネ13のバネ力を適当に設
定することにより、主バネガイド部材14等が移動を開
始する慣性力を決めることができ、車両の急減速時のみ
ならず、段差乗り上げや悪路走行時にも引き込み作動を
行わせることができる。また、図1のδで示すストッパ
片165後端部とリテーナ18前端部のオーバラップ量
を調整することにより、引き込み作動がなされる減速慣
性力の持続時間を適宜設定することができる。
【0024】(逆進防止部の構成と作用)図2におい
て、逆進防止部の固定カバー31は偏平な矩形筒状をな
し、該カバー31の内部におさまるバックルプレート3
2の下端部にはバックルプレートの一部を加工してワイ
ヤの被覆部42の一端が固定されている。上記バックル
プレート32の板面に接してこれよりやや小幅の逆進防
止鉤板33が摺動自在に配設してある。逆進防止鉤板3
3はバックルプレート32の延長方向へ延びる長板で、
その板面の中央には長手方向へ延びる長穴331が設け
られ、該長穴331の側面に鋸歯状の多数の鉤部332
が形成されている。この逆進防止鉤板33の上端にはシ
ートベルトバックル34が固定してあり、シートベルト
バックル34を除く逆進防止鉤板33全体は可動カバー
35内に収納されている。この可動カバー35は偏平な
矩形筒状をなし、全体が蛇腹形状に成形されて伸縮自在
となっていて、その上端開口がシートベルトバックル3
4に固定され、下端開口は固定カバー31に係止されて
いる。
【0025】図3に、逆進防止部の内部構造を示す。逆
進防止鉤板33の長穴331内には逆進防止爪36が設
けられており、この逆進防止爪36は板材のプレス成形
品で、一端のリング状頭部361とこれより延びる脚部
362とより構成されている。逆進防止爪36はバック
ルプレート32の取付穴322に挿入したボルト37回
りに回動自在として保持されている。逆進防止爪36の
脚部362先端には孔363が設けてあり、この孔36
3にねじりコイルバネ38の一端が挿入してある。逆進
防止鉤板33の穴331内に位置する逆進防止爪36は
ねじりコイルバネ38により脚部362が鉤部332方
向に付勢され、脚部362の外側面に複数形成された鋸
歯状の爪部364が、逆進防止鉤板33の鉤部332に
係合してこれの上方移動を阻止している。
【0026】逆進防止爪36の下方には逆進防止鉤板3
3を切り欠いた部分にワイヤの頭部171が挿入せしめ
られており、さらに頭部171はコイルバネ41により
上方へ向けて、即ち逆進防止爪36方向へ付勢されてい
る。図3のように、逆進防止鉤板33がシートベルトバ
ックル34とともに最上方まで引き出された状態にある
ときは、逆進防止爪36の下部に設けられた切り欠き部
365にワイヤ17の頭部171が挿入され、逆進防止
爪36の内方への移動を阻止している。したがって、こ
の状態では逆進防止爪36が逆進防止鉤板33の鉤部3
32から外れることはなく、逆進防止鉤板33(すなわ
ちシートベルトバックル34)は上方移動のみならず下
方への移動をも阻止されている。
【0027】さて、既述の行程で引き込み部におけるワ
イヤ17の引き込みを生じると、逆進防止部ではワイヤ
17は下方へ移動してその頭部171がコイルバネ41
を押し縮め、逆進防止鉤板33の下端ストッパ壁334
に当接する。同時に頭部171が逆進防止爪36の切り
欠き部365より抜け出て、この逆進防止爪36の内方
への移動が可能となる。
【0028】しかして、逆進防止鉤板33がワイヤ17
に引かれて下方へ移動すると、逆進防止爪36は鉤部3
32の通過に伴ってこれを乗り越えるように自由に内方
へ変位し、逆進防止鉤板33が下方へ急速に移動してシ
ートベルトバックル34の引き込みが行われる。引き込
み終了後、乗員の前方移動によりシートベルトバックル
34を介して逆進防止鉤板33に上方への引出し荷重が
作用するが、この場合には逆進防止爪36が鉤部332
と係合して逆進防止鉤板33の引出しを阻止する。
【0029】リセット時においては、搭乗者の操作によ
り、ねじりコイルバネ38に抗して、逆進防止鉤板33
と逆進防止爪36の係合を解除させ、シートベルト懸架
部材34を支持する逆進防止鉤板33を引き上げること
により、装置のリセットが可能である。このとき、逆進
防止鉤板33にはテーパ状の案内面33Aが設けられて
おり、最上端に引き上げられた時逆進防止爪36はこの
案内面33Aに導かれて逆進防止鉤板33と係合する。
さらに、係合後、ワイヤの頭部171がコイルバネ41
に付勢されて懸架部材34側へ移動し、切り欠き部36
5に挿入されるため、逆進防止爪36の内方への移動が
阻止される。
【0030】(引き込み部と逆進防止部との接続)上記
引き込み部と逆進防止部とをフレキシブルな被覆部42
で覆われたワイヤ17で連結することで、引き込み部を
任意の位置に取付けることができ、狭いシート回りへの
取付けが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における引き締め装置の引き込み部の構
成を示す断面図。
【図2】本発明の引き締め装置の全体構成図。
【図3】本発明における引き締め装置の逆進防止部の詳
細な構成を示す図。
【符号の説明】
11 ケーシング 12 主コイルバネ 13 副コイルバネ 14 主バネガイド部材 15 ホルダ 16 板バネ 17 ワイヤ 18 リテーナ 19 位置決め部材 32 バックルプレート 33 逆進防止鉤板 34 シートベルトバックル 36 逆進防止爪 38 ねじりコイルバネ
フロントページの続き (72)発明者 岩井 慎一 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートベルトを懸架する懸架部材と、該
    懸架部材を支持する支持部材と、支持部材を直線動自在
    に保持する保持部材と、所定以上の慣性力が作用した時
    にバネ付勢力により急速に移動せしめられる引き込み部
    材と、上記引き込み部材を上記支持部材に連結して、引
    き込み部材の移動に伴い支持部材を引き込み方向へ移動
    せしめる連結部材と、上記支持部材に係合可能に上記保
    持部材に設けられて、係合状態で上記支持部材の少なく
    とも引き出し方向への移動を阻止する移動規制部材と、
    上記連結部材を介して支持部材により上記引き込み部材
    をバネ付勢力に抗して原位置に戻した時に該引き込み部
    材を再び拘束状態におくリセット部材とを具備するシー
    トベルト引き締め装置。
  2. 【請求項2】 前記移動規制部材の係合解消を阻止し、
    前記懸架部材側から力を加えても阻止状態を維持し、前
    記引き込み部材側からの引込力により阻止状態を解消す
    る係合解消阻止部材を設けたことを特徴とする請求項1
    記載のシートベルト引き締め装置。
  3. 【請求項3】 リセット完了時において、前記移動規制
    部材が係合するように、前記支持部材に案内部が設けら
    れていることを特徴とする請求項1記載のシートベルト
    引き締め装置。
  4. 【請求項4】 リセット完了時、前記移動規制部材が係
    合後、前記係合解消阻止部材を前記移動規制部材へ付勢
    するバネ部材を設けたことを特徴とする請求項2記載の
    シートベルト引き締め装置。
  5. 【請求項5】 前記バネ部材にコイルバネを用いたこと
    を特徴とする請求項4記載のシートベルト引き締め装
    置。
JP6118957A 1994-03-16 1994-05-31 シートベルト引き締め装置 Withdrawn JPH07323821A (ja)

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JP6118957A JPH07323821A (ja) 1994-05-31 1994-05-31 シートベルト引き締め装置
DE69518562T DE69518562T2 (de) 1994-03-16 1995-03-16 Gurtspannvorrichtung für Sicherheitsgurt
US08/405,135 US5685567A (en) 1994-03-16 1995-03-16 Seat belt tightening device
EP95103892A EP0672564B1 (en) 1994-03-16 1995-03-16 Seat belt tightening device

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Effective date: 20010731