JPH07323816A - ベルト長調整装置 - Google Patents

ベルト長調整装置

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Publication number
JPH07323816A
JPH07323816A JP14116994A JP14116994A JPH07323816A JP H07323816 A JPH07323816 A JP H07323816A JP 14116994 A JP14116994 A JP 14116994A JP 14116994 A JP14116994 A JP 14116994A JP H07323816 A JPH07323816 A JP H07323816A
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JP
Japan
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belt
pawl
seat
winding shaft
shaft
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JP14116994A
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Inventor
Osamu Nakagawa
治 中川
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Takata Corp
Original Assignee
Takata Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シートベルト装置のベルトの長さを容易かつ
確実に調整する。 【構成】 巻取軸30にシートベルト装置のベルト11
端部を巻回するとともに、巻取軸30を内部に収容する
ようにフランジフレーム21で軸支する。中空回転軸2
2Aを巻取軸30と同軸的に形成し、フランジフレーム
21近傍にラチェット車24を嵌着するとともに、他端
をシート外縁位置まで延設し、該端部に回転ノブ26を
設ける。内側回転軸22Bを中空回転軸22A及び巻取
軸30内に同軸的に収容延設し、その一端に回転ノブ2
6の内側に位置するように回転つまみ27を設け、他端
にカムプレート25を固着する。ベルト巻き取り時にラ
チェット車24と噛合するパウル28aと、該抑止状態
を解除ように前記両者の噛合を解く方向に回動するレバ
ー28bとが両端位置に形成されたパウルプレート28
をフランジフレーム21に揺動可能に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はベルト長調整装置に係
り、特に自動車等の座席シートに載置固定される幼児用
拘束保護シートに一体的に組み込まれた幼児用シートベ
ルト装置の肩ベルトのベルト長を容易かつ確実に調整で
きるようにしたベルト長調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等には乗員の安全防護のためにシ
ートベルト装置が装備されている。このシートベルト装
置は運転中の急な加減速によって生じる慣性力や衝突時
の衝撃力が乗員に作用した際、乗員の身体を安全に拘束
する役割を果たす。通常この種のシートベルト装置で
は、座席シートに一体的に装備されているシートベルト
装置のウェビング(以下、本明細書では日本工業規格に
規定されているような幅50mm程度の通常の繊維材料
からなる織りベルトをウェビングと呼ぶ。)で乗員の腰
部と胸部とが座席シートに確実に拘束される。このとき
シートベルト装置は座席の寸法と同様に成人の体型に合
わせてウェビングのベルト長さ、取付位置等が設定され
ているので、子供特に幼児を有効に保護するようにはな
っていない。
【0003】そこで、幼児を有効に保護するために、従
来から幼児用拘束保護シートが種々開発され使用されて
いる。一般に幼児用拘束保護シートは、座席シート上に
載置されるベース部材にリクライニング可能に取り付け
られる剛性の高い樹脂製のシートフレームに着座面が形
成されるとともに、シートクッションで全体が覆われた
シート本体と、このシート本体に着座した状態の幼児の
変位(移動)を拘束保護するための幼児用シートベルト
装置とを備えている。このうち幼児用シートベルト装置
によれば、骨格的にまだ弱い幼児の胸部がパッドや、大
きなバックル装置でソフトに押さえて拘束保護されると
ともに、2本の肩ベルトで両肩から胸部、腰部にかけて
の部分も同時に拘束されるようになっている。
【0004】この幼児用シートベルト装置の肩ベルトは
幼児用拘束保護シートのシートバック部に形成された適
正な高さの肩ベルトガイド孔を介してシートバック部の
背面側に導かれ、リトラクタ(ベルト巻取装置)で巻き
取られ、幼児の体にフィットし、ベルトにあまり遊びの
出ないようにされる。ところで、一般のシートベルト装
置ではリトラクタとして緊急時ロックリトラクタ(以
下、ELR:Emergency Locking Retractorと記す。)
が使用されている。このELRは内蔵したバネの巻回力
によりウェビングを巻回して内部に引き込むとともに、
衝撃が作用した時にのみウェビングの引き出しをロック
して乗員を拘束するようになっており、通常装着時は乗
員が自由にウェビングを引き出せるようになっている。
【0005】ところが、幼児用拘束保護シートは容易に
持ち運べる程度の重量にする必要があるため、重量があ
り、機構が大きくなるELRを使用せずに、ELRに比
べて構造の簡易な自動ロックリトラクタ(以下、AL
R:Automatic Locking Retractorと記す。)が使用さ
れることが多い。このALRでは巻き取られたベルト部
分が勝手に引き出されないように、ベルトを巻き込むご
とに内蔵されたラチェット等の逆回転防止機構により引
き出しがロックされるようになっている。またこのロッ
クを解除するために所定のロック解放機構も備えてい
る。
【0006】図18はALRを備えた幼児用拘束保護シ
ートの一例を示したものである。なお、シートの下部に
装着されているALR101を説明するために部分的に
断面が示されている。同図において、符号102はパッ
ドを示し、このパッドから2本の肩ベルト103が延出
している。この肩ベルト103はシートバック部104
のベルトガイド孔105から背面に回されて下方に導か
れ、図示しない接続具により1本の長さ調整ベルト10
6に接続されている。長さ調整ベルト106の端部はA
LR101のベルト巻取軸107のほぼ中央位置に定着
されている。ベルト巻取軸107はシートフレーム10
8の側壁部108aに回転可能に水平に軸架され、端部
には回転つまみ109が取り付けられている。またベル
ト巻取軸107の巻き取られた長さ調整ベルト106の
近傍にはピニオン110が嵌着され、固定部に固着され
たラック111とによりラックピニオンが構成されてい
る。ラック111はシートフレーム108の一部に固着
されているので、ベルト巻取軸107のピニオン110
がラック111と噛合した状態ではベルト巻取軸107
の回転は抑止される。
【0007】このときベルト巻取軸107のピニオン1
10とシートフレーム108の側壁部108aとの間に
はバネ112が弾装され、このバネ112によりラック
ピニオンが適正な位置で噛合するようになっている。そ
こで、このバネ112の付勢力に抗して回転つまみ10
9をベルト巻取軸107の軸方向の図中矢印AまたはB
方向にスライドさせることによりラックピニオンの噛合
を解き、ベルト巻取軸107をフリー状態にして回転つ
まみ109を回転することにより、ベルト巻取軸107
を所定回転方向に回転させ、ベルトの巻回、巻き解きが
行われる。またベルト長を所定長さに固定する場合には
回転つまみを離し、ラックピニオンを噛合状態にする。
これによりベルト巻取軸107の回転が拘束され、ベル
トの引き出しが規制される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述のベル
ト長調整装置では、たとえば回転つまみを押し込むこと
によりベルト巻取軸をフリー状態にしておき、この状態
でさらに回転つまみを回転させるという2重のつまみ操
作が必要なため、調整動作が面倒である。また、ベルト
長を調整し、ベルトを固定するために回転つまみを離す
と、前述のバネの付勢力でラックピニオンの歯が噛合す
るようになっているが、ラックピニオンが噛合していな
い状態のまま歯の側面同士が当接しただけでもベルトの
引き出しに多少の抵抗が生じるので、ベルトがロック状
態にあると誤認するおそれもある。
【0009】そこで、本発明の目的は上述した従来の技
術が有する問題点を解消し、肩ベルトの長さを幼児の身
長等にあわせて調整する際に、簡単かつ確実にベルトの
巻き取り及びロック動作が行えるとともに、ロック解除
も容易に行えるようにしたベルト長調整装置を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、シートベルト装置のベルト端部が巻
回される巻取軸と、該巻取軸を軸支し内部に収容する巻
取部本体と、前記巻取軸と同軸的に形成され、前記巻取
部本体近傍で爪車が嵌着されるとともに、他端がシート
外縁位置まで延設され該端部に第1の回転操作部が設け
られた中空回転軸と、該中空回転軸及び前記巻取軸内に
同軸的に収容延設され、一端に前記第1の回転操作部の
内側に位置する第2の回転操作部が設けられるととも
に、他端に噛合解除素子が固着された内側回転軸と、前
記巻取部本体に揺動可能に支持され、ベルト巻き取り時
に前記第1の回転操作部を回転させた状態で前記爪車と
噛合し前記中空回転軸の逆回転を抑止するパウルと、該
抑止状態を解除する際に前記第2の回転操作部の回動動
作による前記噛合解除素子の当接により前記爪車と前記
パウルとの噛合を解く方向に回動するレバーとが両端位
置に形成された作動片とを備えたことを特徴とするもの
である。このとき前記噛合解除素子は、前記第2の回転
操作部である回転つまみの回動動作に追従して回動する
カムプレートとすることが好ましい。
【0011】また、第2の発明はシートベルト装置のベ
ルト端部が巻回されるとともに、一端に爪車が嵌着され
た巻取軸と、該巻取軸を軸支し内部に収容する巻取部本
体と、前記巻取軸に前記長さ調整ベルトと並んだ位置に
定着されあらかじめ所定量が前記長さ調整ベルトと逆回
りに巻回されるとともに、他端がシート前縁位置から外
部に延出するように掛け渡されたハーネスと、前記巻取
部本体に揺動可能に支持され、ベルト巻き取り時に前記
ハーネスを引き出す際に前記爪車と噛合して前記巻取軸
の逆回転を抑止するパウルが端部に設けられた作動片
と、該パウルに一端が当接し、他端がシート前縁位置ま
で延設され該端部に操作部が設けられ、前記抑止状態を
解除する際に前記操作部を操作して前記爪車と前記パウ
ルとの噛合を解く方向に前記パウルを回動させる噛合解
除素子とを備えたことを特徴とするものである。このと
き前記噛合解除素子は、前記シート前縁位置にプレスボ
タンが設けられた操作ロッドであることが好ましい。ま
た、前記噛合解除素子は、前記シート前縁位置にプルレ
バーが連結された操作ワイヤであることが好ましい。
【0012】
【作用】第1の発明によれば、巻取軸にシートベルト装
置のベルト端部を巻回するとともに、該巻取軸を内部に
収容するように巻取部本体で軸支し、中空回転軸を前記
巻取軸と同軸的に形成し、前記巻取部本体近傍に爪車を
嵌着するとともに、他端をシート外縁位置まで延設し、
該端部に第1の回転操作部を設け、内側回転軸を前記中
空回転軸及び前記巻取軸内に同軸的に収容延設し、その
一端に前記第1の回転操作部の内側に位置するように第
2の回転操作部を設け、他端に噛合解除素子を固着し、
ベルト巻き取り時に前記第1の回転操作部を回転させた
状態で前記爪車と噛合し前記中空回転軸の逆回転を抑止
するパウルと、該抑止状態を解除する際に前記第2の回
転操作部の回動動作による前記噛合解除素子の当接によ
り前記爪車と前記パウルとの噛合を解く方向に回動する
レバーとが両端位置に形成された作動片を前記巻取部本
体で揺動可能に支持するようにしたので、ベルト巻き取
り時にはシート外縁位置に設けられた第1の回転操作部
を回転させることにより容易にベルトを巻回し、ベルト
長を短くすることができる一方、ベルトを長くする際に
は第2の回転操作部を回動させ作動片を所定方向に回動
させ前記爪車と前記パウルとの噛合を解き、フリー状態
のベルトを引き出せば良く、第1の回転操作部と第2の
回転操作部を操作するだけで容易かつ確実にシートベル
ト装置の肩ベルト等の長さを調整できる。このとき前記
噛合解除素子を前記第2の回転操作部である回転つまみ
の回動動作に追従して回動するカムプレートとすること
により確実に前記作動片を回動させることができる。
【0013】また、第2の発明によれば、巻取軸でシー
トベルト装置のベルト端部を巻回するとともに、一端に
爪車を嵌着し、該巻取軸を内部に収容するように巻取部
本体で軸支し、ハーネスを前記巻取軸に前記長さ調整ベ
ルトと並んだ位置に定着するとともに、あらかじめ所定
量分、前記長さ調整ベルトと逆回りに巻回し、さらに他
端をシート前縁位置から外部に延出するように掛け渡
し、ベルト巻き取り時に前記ハーネスを引き出す際に前
記爪車と噛合して前記巻取軸の逆回転を抑止するパウル
が端部に形成された作動片を前記巻取部本体で揺動可能
に支持し、前記該パウルに一端が当接し、他端がシート
前縁位置まで延設されるように該端部に操作部が設けら
れ、前記抑止状態を解除する際に前記操作部を操作して
前記爪車と前記パウルとの噛合を解く方向に前記パウル
を回動させる噛合解除素子とを備えたので、ハーネスを
引き出す操作のみで容易にシートベルト装置のベルトを
巻回し、ベルト長を短くすることができるとともに、前
記噛合解除素子を操作するだけで抑止状態を解除し、ベ
ルトをフリー状態にできるので、ベルトが自由に引き出
せ、容易かつ確実にシートベルト装置の肩ベルト等の長
さを調整できる。このとき前記噛合解除素子を前記シー
ト前縁位置にプレスボタンが設けられた操作ロッドある
いはプルレバーが連結された操作ワイヤとすることによ
り、ロック解除時の操作を一層容易にすることができ
る。
【0014】
【実施例】以下第1の発明によるベルト長調整装置の一
実施例を図1乃至図10を参照して説明する。図1は第
1の発明によるベルト長調整装置を備えた幼児用拘束保
護シートの一例を示した概略正面図である。なお、シー
トの内部のシートフレームに固定保持されているベルト
長調整装置の構成を説明するために下半部分が断面図で
示されている。同図において、図中符号1はシート本体
を示しており、このシート本体1は図示しないベース上
にスライドレールを介してリクライニング可能に取り付
けられた略L字形をなすシートフレーム2を骨組み構造
とし、さらにこのシートフレーム2をシートクッション
3で覆うようにして構成されている。シートフレーム2
は図示したように幼児の横方向の移動を規制する左右の
側壁部分2aと、側壁部分2aに挟まれた着座面及びシ
ートバック(背もたれ)部3で構成されている。
【0015】そして着座した幼児を確実に拘束保護する
ために本実施例では5点式シートベルト装置4が装備さ
れている。この5点式シートベルト装置4は着座面の前
端のほぼ中央位置に立設されたバックル装置5を保持す
るパッド状のクッションで被覆された前方拘束ベルト6
と、一端がシートバック部3の側壁下端に定着され、ラ
ップベルト7を構成するとともに、バックル装置5に連
結固定されるタング8のガイド孔8aに挿通され、上方
に折り返され、肩ベルト9を構成する2本のウェビング
Wとを備えている。したがって、この5点式シートベル
ト装置4によれば、着座面前端1点と側部下端2点と背
面上端2点で保持されたベルトで幼児の身体を確実に拘
束保護できる。このうち肩ベルト9の端部はシートバッ
ク部3に形成されたシートガイド孔10に挿通され、図
2に示したようにシートガイド孔10を介して下方に導
かれ、図示しない肩ベルト接続金具で2本の肩ベルト9
が1本の長さ調整ベルト11に接続され、ベルト長調整
装置20に巻き取られるようになっている。なお、本実
施例では5点式シートベルト装置を例に説明している
が、肩ベルトが所定の長さ調整ベルトに接続され、ベル
ト長調整装置によりその長さ調整が行われるものであれ
ば、幼児を拘束するためのベルト形式、構造は問わな
い。
【0016】ベルト長調整装置20の外観は図1の下半
断面図に示したように、巻回された長さ調整ベルト11
を収容する下方に向け開口を有する略コ字形をなすフラ
ンジプレート21と、このフランジプレート21に一端
が軸架され、他端が側壁フレーム2aに回転可能に支持
されたベルト巻取軸22とからなる。フランジプレート
21はゆるい曲面が形成された着座面フレーム2bの下
面のほぼ中央位置に止めネジ23により堅固に固着され
ている。ベルト巻取軸22はフランジプレート21の外
側面に配置されたラチェット車24を直接回転させる筒
状外側回転軸22Aと、この筒状外側回転軸22Aの内
部に同軸的に収容され、ラチェット車24と反対側のフ
ランジプレート21の外側面に配置されたカムプレート
25を所定角度だけ回動させる内側回転軸22Bとから
なる。なお、ベルト長調整装置20を取り付けるために
着座面フレーム2bとは別に取付フレームを設けても良
い。
【0017】筒状外側回転軸22Aは側壁フレーム2a
の外側に一体的に形成された回転ノブ26を回転するこ
とにより操作でき、内側回転軸22Bの端部には回転つ
まみ27がリング状をなす回転ノブ26の内側において
回転自在に収容されるように固着されている。さらにフ
ランジプレート21の下端部分にはパウルプレート28
が揺動可能に取着されている(構成及び動作の詳細は後
述する)。
【0018】図2は図1に示した幼児用拘束保護シート
を側面からみた側面図である。同図に示したように側壁
フレーム2aの下端に取り付けられた回転ノブ26を矢
印A方向に回転すると、長さ調整ベルト11が図示しな
いベルト巻取軸に巻回され、これに応じて肩ベルト9が
ベルトガイド孔10を介してシートバックの背面側に引
き込まれ、肩ベルト9を巻き取ることができる。この長
さ調整ベルト11を巻き取るベルト長調整装置20にお
いて、ラチェット車24が筒状外側回転軸22Aの先端
に固着されている。一方、パウルプレート28がフラン
ジプレート21に揺動可能に支持されている。パウルプ
レート28の一端にはパウル28aが形成され、ラチェ
ット車24の外周に所定間隔で形成された歯に噛合して
いる。これにより回転ノブ26の回転を止めるとベルト
の引き出しに対する回転は自動的にロックされる。この
点、本発明は前述のALRの機能を確実に果たすという
効果を奏する。
【0019】図3は図1の下半分を拡大して示した部分
断面図である。同図からわかるようにパウルプレート2
8はフランジプレート21の側面フランジを貫通するよ
うに支持されている。このとき前述のパウル28aはラ
チェット車24に噛合可能な位置まで上方に延設される
一方、他端のレバー28bは後述するようにカムプレー
ト25に当接する位置まで上方に延設されている。また
図4に示したようにパウルプレート28はラチェット車
24側に傾くようにプレート支持部分に傾斜がつけられ
ているので、初期状態において、常にパウル28aの先
端とラチェット車24の外周部分とが接するようになっ
ている。したがって、回転ノブ26を矢印A方向に回転
すると、所定回転角ごとにパウル28aの先端とラチェ
ット車24の歯先のパウル係止部分とが噛合し、ベルト
巻取軸22の逆回転が確実に防止される。
【0020】図5はベルト長調整装置を幼児用拘束保護
シートの底面側から見た詳細平面図である。図中符号2
1aはフランジプレート21の側壁フランジを示してお
り、この側壁フランジ21aに中空巻取軸30が回転可
能に軸架されている。そしてこの中空巻取軸30に長さ
調整ベルト11の端部が定着されている。この中空巻取
軸30の一端には前述のラチェット車24が固着されて
おり、さらにラチェット車24に形成された4箇所の円
弧状の取付孔24aに筒状外側回転軸22Aの先端部が
嵌着され、筒状外側回転軸22Aとラチェット車24と
中空巻取軸30とが一体的に回転できるようになってい
る。筒状外側回転軸22Aは図5に示したように外方に
かけて外径がわずかに大きくなる円筒形状をなし、外端
部には前述の回転ノブ26が形成されている。
【0021】一方、回転ノブ26の内部には回転つまみ
27が収容されている。この回転つまみ27を回動さ
せ、筒状外側回転軸22Aと同軸的に設けられている中
実棒状の内側回転軸22Bを回転させることができる。
この内側回転軸22Bはフランジプレート21及び中空
巻取軸30を貫通し延設されており、側壁フランジ21
aの外側においてカムプレート25が固着されている。
パウルプレート28は前述のようにフランジプレート2
1の側壁フランジ21aに軸架されており、パウル28
aがラチェット車24に噛合し、レバー28bがカムプ
レート25に当接するようになっている。またこのパウ
ルプレート28は図6に示したように側壁フランジ21
aの下端に形成された略扇状の支持開口21bに揺動可
能に支持されており、この支持開口21bの底部21c
は前述のように僅かにベルト巻取軸22側が低くなるよ
うに設定されているので、パウルプレート28は初期状
態ではベルト巻取軸22側に傾斜する。
【0022】次に、図6乃至図10を参照してベルト巻
き取り時及びロック解除時の各動作状態について説明す
る。図6は回転ノブ26側から見たフランジプレート2
1の端面を示しており、この状態で回転ノブ26を矢印
A方向に回転すると、図7に示したように筒状外側回転
軸22Aの先端に固着されているラチェット車24が同
様に矢印A方向に回転する。これにより長さ調整ベルト
11は矢印B方向に巻き取られ、中空巻取軸30に巻回
される。このときパウルプレート28のパウル28aは
ラチェット車24の外周の歯形に倣って矢印C方向のよ
うに細かく揺動する。本実施例ではラチェット車24に
は9個の歯24aが形成されているが、パウル28aの
先端が歯24aの一部に乗っている状態で回転ノブ26
を離すと、歯24aとパウル28aが噛合する位置まで
僅かに逆回転してロックされる。ラチェット車24の歯
数はベルト巻き取り時の滑らかさ、ロック時の許容緩み
等を考慮し、自由に設定できる。
【0023】肩ベルト9を緩めるためにベルト長調整装
置20のロック状態を解除する手順について図8〜図1
0を参照して説明する。ロック状態を解除するには回転
ノブ26の内側に設けられた回転つまみ27を図8に示
したように矢印D方向に90°回動する。このとき回転
つまみ27が固着されている内側回転軸22Bの他端に
は図9に示したようなカムプレート25が固着されてい
る。このカムプレート25にはカム部25aが形成され
ており、カム部25aはカムプレート25が矢印E方向
に回転する際に、パウルプレート28のレバー28bに
当接してこのレバー28bを矢印F方向に押す。さらに
内側回転軸22Bの中心軸に関してカム部25aの後端
面25cからカムプレート25の回転方向に対して90
°後方位置にカムストッパ25bが形成されている。こ
のカムストッパ25bにより回転つまみ27、すなわち
カムプレート25は矢印Eの順方向及び逆方向の90°
の範囲で回動するように規制される。
【0024】図8に示したように回転つまみ27を鉛直
にした状態ではカムプレート25のカム部25aはパウ
ルプレート28のレバー28bに当接し、破線で示した
位置に保持される。すなわちこの状態では図10に示し
たようにパウルプレート28のパウル28aはラチェッ
ト車24との噛合が解かれる。これによりベルト巻取軸
22はフリー状態になり、肩ベルト9のウェビングWを
自由に引き出すことができる。このときカムストッパ2
5bには図示しない位置保持機構が設けられており、回
転つまみ27を図8に示した矢印D方向と逆方向に回動
させない限り、パウルプレート28は図9及び図10で
示した破線位置を保持する。このためウェビングWを引
き出す際に不用意にパウル28aがラチェット車24側
に倒れて両者が噛合し、ウェビングWの引き出しがロッ
クされるようなトラブルは発生しない。また、手を離す
と回転つまみ27はカムプレート25の中に収容されて
いるスプリング(図示せず)のねじり力により復元し、
ロック状態に戻る。
【0025】次に、前述のベルト長調整装置を特定発明
とした第2の発明によるベルト長調整装置について図1
1〜図17を参照して説明する。なお、幼児用拘束保護
シートとしての構成において、前述の第1の発明と同一
の構成部分は同一符号を付してその説明を省略する。図
11において、ベルト長調整装置は同図の下半断面図に
示したように、巻回された長さ調整ベルト11を収容す
る下方に向け開口を有する略コ字形をなすフランジプレ
ート21と、このフランジプレート21に回転可能に軸
架され、一端にラチェット車24が設けられた中空巻取
軸31とからなる。
【0026】フランジプレート21は図14に示したよ
うに着座面フレーム2bの下面のほぼ中央位置に止めネ
ジ23により堅固に固着されている。また、中空巻取軸
31の一端にはフランジプレート21の外側面にラチェ
ット車24が配置されるとともに、軸本体部には前述の
発明の長さ調整ベルトに比べ、幅が約半分の長さ調整ベ
ルト11の端部が定着され、この長さ調整ベルト11と
軸方向に並んだ位置にリードハーネス32が長さ調整ベ
ルト11を巻回するのと逆向きに所定量だけ巻回された
状態で定着されている。なお、前記幅は任意に設定でき
ることは言うまでもない。このリードハーネス32のシ
ート外部に延出した端部にはハンドルリング33が取着
されている。このハンドルリング33を図12に示した
ように矢印A方向に引くことにより中空巻取軸31が所
定回転量だけ回転し、長さ調整ベルト11がほぼ同量だ
け巻回されるので、肩ベルト9の長さを短くすることが
できる。さらにフランジプレート21の下端部分にはラ
チェット車24の逆方向回転防止を目的としたパウルプ
レート34が揺動可能に取着されている(構成及び動作
の詳細は後述する)。
【0027】図12は図11に示した幼児用拘束保護シ
ートの側面図である。同図に示したように側壁フレーム
2aの前面下端に延出するリードハーネス32を矢印A
方向に引き出すと、中空巻取軸31が回転し、この中空
巻取軸31に定着された長さ調整ベルト11が巻回さ
れ、これに応じて肩ベルト9がベルトガイド孔10を介
してシートバックの背面側に引き込まれ、肩ベルト9の
長さを短くすることができる。このとき第2の発明にお
いてもパウルプレート34の一端を構成するパウル35
aがラチェット車24の所定間隔で形成された歯に噛合
している。このためリードハーネス32を引くのを止め
るとベルトの引き出し動作は自動的にロックされる。こ
の点、本発明も前述のALRの機能を確実に果たすとい
う効果を奏する。
【0028】図13は図11の下半分を拡大して示した
部分断面図である。同図からわかるようにパウルプレー
ト34はフランジプレート21の側面フランジ21aを
貫通するように支持されている。このとき前述のパウル
34aはラチェット車24に噛合可能な位置まで延設さ
れている。一方、パウル34aの面には図14に示した
ような解除ロッド40の先端が当接している。この解除
ロッド40は図示しない支持金具によりほぼ水平になる
ように幼児用拘束保護シートの前面から延設された金属
棒である。この解除ロッド40のシート前面位置にはプ
レスボタン41が取り付けられており、このプレスボタ
ン41を押すことにより解除ロッド40を矢印B方向に
スライドさせ、先端で当接しているパウル34aを押し
て、パウル34aとラチェット車24との噛合を解除す
ることができる。また解除ロッド40には付勢バネ42
が弾装されるとともに、プレス状態を保持する図示しな
い位置保持機構が設けられている。これにより解除ロッ
ド40がパウル34aを押している状態ではロック解除
状態が確実に保持される。また再度プレスボタン41を
押すことにより、位置保持機構が解除され、付勢バネ4
2が機能して解除ロッド40は矢印B方向と反対方向に
戻され、パウル34aとラチェット車24とが再び噛合
できる。
【0029】図15は長さ調整ベルト11とリードハー
ネス32とがともに中空巻取軸31に巻回された状態を
模式的に示した斜視図である。同図に示したようにリー
ドハーネス32を矢印a方向に引くことにより長さ調整
ベルト11を矢印b方向に巻き込み、中空巻取軸31に
巻回されることがわかる。
【0030】図16はベルト長調整装置を幼児用拘束保
護シートの底面側から見た詳細平面図である。同図中、
側壁フランジ21aに中空巻取軸31が回転可能に軸架
されている。そしてこの中空巻取軸31に長さ調整ベル
ト11及びリードハーネス32が軸方向に並んだ状態で
逆向きに巻回されている。この中空巻取軸31の一端に
は前述のラチェット車24が固着されている。パウルプ
レート34は前述のようにフランジプレート21の側壁
フランジ21aに軸架されており、パウル34aの先端
がラチェット車24に噛合するとともに、この部分に解
除ロッド40の先端が当接するように設定されている。
【0031】一方、解除ロッド40の他端には前述のよ
うにプレスボタン41が形成されており、初期状態にお
いては、付勢バネ42により矢印A方向に付勢されてお
り、プレスボタン41を押すことにより解除ロッド40
を矢印B方向にスライドさせることができる。なお、本
実施例では解除ロッド40とパウルプレート34とは当
接するようになっているが、ヒンジを形成するように両
者を接合しても良い。また、以上の説明にある解除ロッ
ド40とプレスボタン41との組み合わせに代えて、操
作ワイヤとプルレバーとの組み合わせによりシート前縁
にプルレバーを配置して解除時にこのプルレバーを引く
ようにしても良い。
【0032】ここで、ロックを解除する動作について図
17を参照して簡単に説明する。図示しないプレスボタ
ン41が押され、解除ロッド40が矢印B方向にスライ
ドすると、解除ロッド40先端がパウル34aを矢印F
方向に押し、パウル34aとラチェット車24との噛合
が解除される。これにより中空巻取軸31は完全にフリ
ー状態になるので、肩ベルト9を容易に引き出すことが
できるようになる。このときリードハーネス32は中空
巻取軸31に巻回され、シート内に収容される。
【0033】なお、以上の説明では初期状態でパウルプ
レート34が常にラチェット車24と噛合するために支
持フランジの形状を斜めに設定あるが、バネを組み込
み、パウル34aをラチェット車24側に付勢するよう
にしても良い。また、前述の例では解除ロッド40の軸
方向へのスライド動作によりパウル34aの係止を解除
するようにしたが、図17に重ねて図示したようにパウ
ルプレート34の側面位置に解除ロッド45を連結し、
この解除ロッド40にレバー等を取着して所定角度だけ
符号Gで示したような回動動作をさせるようにしても良
い。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、第1の
発明によれば、ベルト巻き取り時にはシート外縁位置に
設けられた第1の回転操作部の回転動作と第2の回転操
作部の回動動作とによりに容易にベルトを巻回してベル
ト長を短くすることができる一方、ベルトを引き出す際
には容易に装着されている爪車とパウルとの噛合を解く
ことができるので、簡単な機構で容易かつ確実にシート
ベルト装置の肩ベルト等の長さを調整できるという効果
を奏する。
【0035】また、第2の発明によれば、ベルト巻き取
り時にはハーネスを引くだけで容易にベルトを巻回して
ベルト長を短くすることができる一方、ベルトを引き出
す際には噛合解除素子を操作するだけで容易に装着され
ている爪車とパウルとの噛合を解くことができるので、
簡単な機構で容易かつ確実にシートベルト装置の肩ベル
ト等の長さを調整できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明によるベルト長調整装置の一実施例
を備えた幼児用拘束保護シートを示した正面図。
【図2】図1に示した幼児用拘束保護シートの側面図。
【図3】図1に示したベルト長調整装置を示した部分拡
大断面図。
【図4】図3のIV-IV線での部分断面図。
【図5】第1の発明によるベルト長調整装置をシート下
面側から見た状態での部分断面を含んだ平面図。
【図6】図5に示したベルト長調整装置のVI-VI線での
端面図によりベルト巻き取り動作を説明した動作説明
図。
【図7】図5に示したベルト長調整装置のVII-VII線で
の断面図によりベルト巻き取り状態を説明した動作説明
図。
【図8】図5に示したベルト長調整装置のVIII-VIII線
での端面図によりベルトのロック解除動作を説明した動
作説明図。
【図9】図5に示したベルト長調整装置のIX-IX線での
端面図によりベルトのロック解除動作を説明した動作説
明図。
【図10】図5に示したベルト長調整装置のX-X線での
断面図によりベルト巻き取り状態を説明した動作説明
図。
【図11】第2の発明によるベルト長調整装置の一実施
例を備えた幼児用拘束保護シートを示した正面図。
【図12】図11に示した幼児用拘束保護シートの側面
図。
【図13】図11に示したベルト長調整装置を示した部
分拡大断面図。
【図14】図13のXIV-XIV線での部分端面図。
【図15】巻取軸でのリードハーネスと長さ調整ベルト
の巻回、巻き解き動作の一例を示した概略斜視図。
【図16】第2の発明によるベルト長調整装置をシート
下面側から見た状態の平面図。
【図17】図16のXVII-XVII線での部分端面図により
ベルトのロック解除動作を説明した動作説明図。
【図18】従来の幼児用拘束保護シートに備えられてい
るベルト長調整装置の一例を示した部分断面図。
【符号の説明】
1 シート本体 2 シートフレーム 3 シートバック部 4 幼児用シートベルト装置 5 バックル装置 9 肩ベルト 11 長さ調整ベルト 20 ベルト長調整装置 21 フランジフレーム 22 ベルト巻取軸 22A 筒状外側回転軸 22B 内側回転軸 24 ラチェット車 25 カムプレート 26 回転ノブ 27 回転つまみ 28、34 パウルプレート 28a パウル 28b レバー 30、31 中空巻取軸 32 リードハーネス 40、45 解除ロッド 41 プレスボタン 42 付勢バネ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートベルト装置のベルト端部が巻回され
    る巻取軸と、 該巻取軸を軸支し内部に収容する巻取部本体と、 前記巻取軸と同軸的に形成され、前記巻取部本体近傍で
    爪車が嵌着されるとともに、他端がシート外縁位置まで
    延設され該端部に第1の回転操作部が設けられた中空回
    転軸と、 該中空回転軸及び前記巻取軸内に同軸的に収容延設さ
    れ、一端に前記第1の回転操作部の内側に位置する第2
    の回転操作部が設けられるとともに、他端に噛合解除素
    子が固着された内側回転軸と、 前記巻取部本体に揺動可能に支持され、ベルト巻き取り
    時に前記第1の回転操作部を回転させた状態で前記爪車
    と噛合し前記中空回転軸の逆回転を抑止するパウルと、
    該抑止状態を解除する際に前記第2の回転操作部の回動
    動作による前記噛合解除素子の当接により前記爪車と前
    記パウルとの噛合を解く方向に回動するレバーとが両端
    位置に形成された作動片と、を備えたことを特徴とする
    ベルト長調整装置。
  2. 【請求項2】前記噛合解除素子は、前記第2の回転操作
    部である回転つまみの回動動作に追従して回動するカム
    プレートであることを特徴とする請求項1記載のベルト
    長調整装置。
  3. 【請求項3】シートベルト装置のベルト端部が巻回され
    るとともに、一端に爪車が嵌着された巻取軸と、 該巻取軸を軸支し内部に収容する巻取部本体と、 前記巻取軸に前記長さ調整ベルトと並んだ位置に定着さ
    れあらかじめ所定量が前記長さ調整ベルトと逆回りに巻
    回されるとともに、他端がシート前縁位置から外部に延
    出するように掛け渡されたハーネスと、 前記巻取部本体に揺動可能に支持され、ベルト巻き取り
    時に前記ハーネスを引き出す際に前記爪車と噛合して前
    記巻取軸の逆回転を抑止するパウルが端部に設けられた
    作動片と、 該パウルに一端が当接し、他端がシート前縁位置まで延
    設され該端部に操作部が設けられ、前記抑止状態を解除
    する際に前記操作部を操作して前記爪車と前記パウルと
    の噛合を解く方向に前記パウルを回動させる噛合解除素
    子と、を備えたことを特徴とするベルト長調整装置。
  4. 【請求項4】前記噛合解除素子は、前記シート前縁位置
    にプレスボタンが設けられた操作ロッドであることを特
    徴とする請求項3記載のベルト長調整装置。
  5. 【請求項5】前記噛合解除素子は、前記シート前縁位置
    にプルレバーが連結された操作ワイヤであることを特徴
    とする請求項3記載のベルト長調整装置。
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