JPH0732347A - Pc板化のための大型タイル取付け構造 - Google Patents

Pc板化のための大型タイル取付け構造

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JPH0732347A
JPH0732347A JP5176821A JP17682193A JPH0732347A JP H0732347 A JPH0732347 A JP H0732347A JP 5176821 A JP5176821 A JP 5176821A JP 17682193 A JP17682193 A JP 17682193A JP H0732347 A JPH0732347 A JP H0732347A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大型で重量の大きなタイルを安定して確実に
PC板化して先付け品として提供できるようにするこ
と。 【構成】 タイルの裏面に一対の引掛部を設けてこれら
の間に接合具をブリッジ状に架け渡し、タイルの裏面か
ら離れた接合具を打設コンクリートの中に埋没させたア
ンカー部とするとによって、タイルをコンクリート側に
拘束して固定保持可能とする。接合具は板状材とする
と、コンクリートとの接合面積が大きくなり接合強度の
向上によって、打設コンクリートによるタイルの拘束力
を強くし、大型タイルの重量に耐え得るようにする。ま
た、接合具のタイル側への装着のための部材としてタイ
ル裏面に釉着によって固定するベース部材を用いたり、
タイル自身に凹凸形状を持たせてこの凹凸を利用して接
合具をタイル側に装着できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、PC板に先付けしてパ
ネル化するための大型タイルの取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】建築物の外壁等へのタイルの施工は、外
壁のモルタル面に直接張り付ける湿式方法と、予め製作
した専用のボードにタイルを機械的な拘束力によって保
持する乾式方法とによって行われている。
【0003】これらの方法の中で、乾式のタイル施工で
は、タイルを掛けるための溝や突起等を横方向に走らせ
たセメント系のボード等が利用される。また、複数のタ
イルを型の中に収めてコンクリートを裏面側に充填する
ことによってPC板としてパネル化するPC工法も先付
け工法として広く行われている。
【0004】PC工法の場合では、タイルと型に充填し
たコンクリートとを機械的に接合する構造が採用され
る。この接合構造としては、たとえば実開平4−146
30号公報に記載されているように、タイルの裏面に支
持部材を低融点ガラスフリット等を用いて焼成して接着
しておき、この支持部材をコンクリートの中に嵌まり込
ませることによって拘束力を持たせるものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近来、外装用及び内装
用のタイルは大型化が進み、900角〜2400角のも
のも使用されるようになった。このような大型のタイル
では、その重量も大きくなるため、それ相応の固定構造
が要求されることになる。
【0006】この重量の増加の点から、たとえば先の公
報に記載の接合構造では、支持部材タイルの裏面をスポ
ット的にコンクリート側に拘束するため、接合度の維持
が十分でなくなる恐れがある。その理由の一つは、支持
部材を複数設けてはいても、それぞれのタイル裏面に対
する接合面積の大きさは限られるため、支持部材とタイ
ル裏面との釉着強度が弱いことである。また、コンクリ
ート側に嵌まり込む部材も、線材を利用しただけである
ため、コンクリートとの接着強度も十分でないことも第
2の理由として挙げられる。
【0007】このように、タイルの大型化による重量の
増加によって、従来のコンクリートへの先付け工法では
対応できず、PC板化の障害となっている。
【0008】本発明において解決すべき課題は、大型で
重量の大きなタイルを安定して確実にPC板化して先付
け品として提供できるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、PC板打設コ
ンクリートに結合するための大型タイル取付け構造であ
って、前記タイルの裏面の任意の位置に一対の引掛部を
設け、これらの引掛部に接合可能な接合具を備え、該接
合具によって前記引掛部どうしの間をブリッジ状に連結
してなることを特徴とする。
【0010】引掛部は、タイルの裏面に形成した凹部
と、この凹部の一部に被さってタイルの裏面に固着する
ベースプレートとによって構成でき、更に凹部の中であ
ってベースプレートの中に潜って重合配置される第1接
合具と、タイルの裏面から離れた位置においてこれらの
第1接合具の間を連結する第2接合具とを備え、第1接
合具及び第2接合具のそれぞれを平板材とすることがで
きる。
【0011】引掛部をタイルの裏面に固着したベース材
によって構成し、接合具をベース材に接合可能な平板材
としてもよい。
【0012】また、引掛部をタイルの裏面に凹凸形状に
一体的に形成し、接合具を引掛部に接合可能な平板材と
することもできる。
【0013】ベースプレート及びベース材は、無機接着
剤の溶融によりタイルの裏面に釉着したものとすること
ができ、また接合具は弾性材としてもよい。
【0014】
【作用】タイルの裏面に設けた引掛部に接合具をブリッ
ジ状に架け渡すことによって、タイルの裏面にコンクリ
ートを打設したときに接合具がコンクリート中に埋没
し、タイルがPC板化される。
【0015】ベースプレートと凹部の間の中に差し込ん
だ第1接合具及びこの第1接合具どうしを連結する第2
接合具の場合でも、同様に第2接合具がタイルをコンク
リート側に拘束し、タイルを強くコンクリートに接合で
きる。
【0016】引掛部としてベース材をタイルに設けたり
凹凸形状とタイルに一体に成形することで、強度等に要
求に対応した接合部が得られる。また、ベースプレート
やベース材は、タイルに釉着して一体化することによっ
て、安定した接合具の保持が可能となる。
【0017】
【実施例】図1は本発明の大型タイルの取付け構造の一
実施例を示すタイルの背面図、図2は側面図である。
【0018】図において、たとえば1辺の長さが900
mmのタイル1の裏面には、通常のタイルと同様に一定
間隔の凹凸を持つ裏足を形成し、一定の深さと幅の凹部
1aを設ける。
【0019】タイル1をPC板化するための取付け部材
として、タイル1の裏面に接合され引掛部として配置し
た一対のベースプレート2,これらのそれぞれに連接す
る一組の接合具3及び第1接合具3の間に架け渡す第2
接合具4を備える。
【0020】ベースプレート2は、たとえばタイルと同
質の焼成素地によって形成した偏平なブロック状であ
り、その下面を凹部1aの間の稜部1bに載せた状態で
固定される。このベースプレート2の固定の方法として
は、成形したタイル1に対してベースプレート2が被さ
る部分に低融点のガラスフリットを塗布し、ベースプレ
ート2を載せた後に700℃程度で焼成してガラスフリ
ットを溶融し、これによってタイル1とベースプレート
2を釉着するようにすればよい。
【0021】図3は第1接合具3及び第2接合具4の一
部を示す分解斜視図である。
【0022】第1接合具3は適切な肉厚の金属板を利用
したほぼ「コ」状の縦断面形状を持ち、上端部と立上げ
部とによって逆L字状のアンカー部3aを形成したもの
である。また、立上げ部にには第2接合具4の端部を差
し込むための2個の孔3bを開け、下端には複数の脚座
3cを設ける。これらの脚座3cは、タイル1の凹部1
a中に入り込める程度の幅寸法を持つ。
【0023】一方、第2接合具4も同様に適切な肉厚を
持つ弾性変形可能な金属板を素材とし、長手方向の両端
には第1接合具3の孔3bに嵌まり込む二股状の突起4
aを形成したものである。
【0024】図4はタイル1の裏面にベースプレート
2,第1,第2接合具3,4をそれぞれ固定したときの
部分斜視図、図5は図4中の矢印方向に見た要部の正面
図、図6は図5のA−A線矢視による縦断面図である。
【0025】製造したタイル1に対してPC板化のため
の取付け部材を装着する手順は次のとおりである。
【0026】まず、タイル1の裏面に対してベースプレ
ート2を載せる部分の位置を決め、2個のベースプレー
ト2が凹部1aが走る向きと直交して互いに平行姿勢と
なるように設定する。
【0027】ベースプレート2の位置の決定の後、先に
述べたように、このベースプレート2が載る稜部1bに
低融点のガラスフリット5を塗布して(図5参照)。そ
の上からベースプレート2を被せて位置決めする。次い
で、ベースプレート2を載せたタイル1を焼成室の中で
700℃程度で焼成し、ガラスフリットを溶融してベー
スプレート2とタイル1とを釉着する。
【0028】ベースプレート2を一体化したタイル1に
対し、第1接合具3の脚座3cを図5及び図6に示すよ
うにベースプレート2の下に潜らせて凹部1aの中に落
とし込む。そして、配置する一対の第1接合具3が互い
に向かい合う面の間の距離は、図3において示す第2接
合具4の突起4aを除いた長さLよりも少し短くなるよ
うに位置決めする。この位置決めの後、凹部1aの中に
たとえばエポキシ樹脂+ポリサルファイド系樹脂等の弾
性接着剤6を充填し第1接合具3をタイル1とベースプ
レート2との間で接着固定する。
【0029】固定された第1接合具3に対して、図3に
示すように第2接合具4の突起4aを孔3bの中に嵌め
込む。このとき、第2接合具4の一端側の突起4aを片
方の第1接合具3の孔3bに先に差し込み、他方の第1
接合具3に対しては第2接合具4自身の弾性変形を利用
して少し弓状に曲げながら突起4aを孔3bに差し込
む。このような要領によって、図1に示すように、第2
接合具4が第1接合具3の間に架け渡される。そして、
第2接合具4は弾性変形して装着されるので、その復元
力によって第1接合具3に安定保持される。
【0030】このようにしてベースプレート2及び第
1,第2接合具3,4を一体化したタイル1は、PC板
枠(図示せず)の中に表面側が下向きの姿勢として配列
し、型にコンクリートを打設することによって、複数の
タイル1を一体に配列したパネルとして製品化される。
【0031】以上の構成において、タイル1の裏面に釉
着するベースプレート2は、複数の稜部1bに掛かって
載り、低融点のガラスフリット5によって釉着されてい
るので、従来例のようにスポット的に配置する支持部材
のみの釉着に比べると安定した固着が維持される。たと
えば、外力によって或る稜部1bでの釉着が崩れても、
残りの稜部1bでの拘束が可能なので、PC板からの脱
落等の事故を確実に防止することができる。
【0032】第1接合具3はタイル1の裏面から逆L字
状に突き出る縦断面形状のアンカー部3aを持つので、
打設コンクリートに対するアンカー力は特にコンクリー
トからの抜け方向に対して有効に作用する。そして、ア
ンカー部3aはコンクリートに対して広い接合面積を持
つので、コンクリートとの接合強度も十分にとることが
できる。
【0033】また、第2接合具4はタイル1の裏面から
浮き上がった位置に架橋されているので、打設コンクリ
ートに対するタイル1の抜け方向の規制に有効であり、
接合面積も大きいのでその安定した接合強度の維持が可
能である。そして、第2接合具4は弓状に弾性変形して
第1接合具3どうしの間に連結されるので、その復元力
を利用して第1接合具3を拘束して安定保持することが
できる。
【0034】このように、ベースプレート2自身がタイ
ル1の裏面に安定固着され、第1,第2接合具3,4は
相互にその安定度を保つ構造とすることができ、PC板
化した後のコンクリートからの脱落や位置ずれを確実に
防止できる。
【0035】図7は別の実施例を示す概略分解斜視図で
ある。
【0036】タイル1の裏面は平坦状であり2箇所に凹
部1cを設け、この凹部1cに少し懸かるようにしてベ
ースプレート7が先の例と同様に低融点のガラスフリッ
トの溶融によって釉着される。凹部1cの底面とベース
プレート7との間には第1接合具8の下端部を差し込ん
で固定する。
【0037】第1接合具8は逆L字状のアンカー部8a
と下端に形成した平板状の脚座8bを備え、この脚座8
bを凹部1cに落とし込みベースプレート7との間に弾
性接着剤を充填することによってタイル1に一体化す
る。
【0038】更に、第1接合具8の間には、先の例と同
様の要領で第2接合具9を架け渡す。すなわち、この第
2接合具9の両端に設けた二股状の突起9aを第1接合
具8に設けた孔8cに差し込み、弓状に弾性変形させな
がら第1接合具8どうしを連結する。
【0039】この例においても、タイル1の裏面から第
1接合具8のアンカー部8aが突き出ると共に裏面から
離れたところで第2接合具9が浮き上がって位置するの
で、これらの部材が打設コンクリートのアンカー材とし
て機能し、タイル1の安定保持が可能である。
【0040】図8は更に別の例を示す概略分解斜視図で
ある。
【0041】図7の例と同様にタイル1の裏面は平坦面
であり、2箇所に凹部1dを設け、これらの凹部1dに
それぞれ1個の接合具10を設ける。この接合具10は
適切な肉厚の金属板を四角形状に巻いて中空体として形
成したものである。そして、上端部にはタイル1の縁部
側へ突き出るアンカー片10aを設け、これによって打
設コンクリートへの拘束を可能とする。
【0042】中空体状の接合具10の取付けは、先の例
と同様に凹部1dの中に低融点のガラスフリットを充填
し、接合具10を凹部1dに落とし込んだ後に焼成して
ガラスフリットを溶融することによって釉着する。
【0043】タイル1に接合具10が一体化されると、
そのアンカー片10aが打設コンクリートと係合し、先
の例と同様にタイル1を拘束する。また、接合具10は
中空構造であることから、打設コンクリートの粘度を適
切にしておけば、コンクリートが接合具10の内部にま
で十分に充填され、接合具10の全体がタイル1のアン
カーとして機能する。
【0044】図9は中空構造の金属板製接合具の取付け
構造の他の例を示す概略縦断面図である。
【0045】同図の(a)はタイル1の裏面に一体に設
けた凸部1eを利用する例であり、ほぼ楕円形外殻を持
つ接合具11の下端には凸部1eを挟む一対の保持片1
1aを形成している。この保持片11aは凸部1eに嵌
め込むときに弾性変形した接合具11自身を安定保持す
る。また、保持片11aは凸部1e周りのタイル1の裏
面上に載る脚座ともなり、タイル1との間に低融点のガ
ラスフリットを充填して焼成することでタイル1との一
体化が可能である。
【0046】同図の(b)はタイル1の裏面に釉着した
ベース材13利用する例であり、ほぼ円形の外殻形状を
持つ接合具12の下端には外側に突き出る脚座片12a
を設けている。ベース材13は鉤状の縦断面形状を持
ち、この中に脚座片12aを差し込むと、接合具12は
その径が小さくなる向きに弾性変形し、その反力によっ
てベース材13に安定保持され、固着も前記の例と同様
に脚座片12aとタイル1の裏面との間の釉着によって
行なうことができる。
【0047】このような中空構造の接合具11,12を
用いる場合でも、図8の例と同様に中空部内へのコンク
リートの充填によって、タイル1の良好な拘束保持が可
能である。
【0048】
【発明の効果】本発明により次の効果を奏する。
【0049】1)タイルの裏面に設けた一対の引掛部に
接合具をブリッジ状に架け渡すことによって、接合具を
コンクリートの中に埋没させてタイルをコンクリート側
に確実に拘束保持できる。
【0050】2)接合具として平板材を用いると、コン
クリートとの接合面積が大きくなり、更に第1,第2接
合具の併用によって更に接合面積を拡げることができ、
コンクリートに対する接合強度を高く維持でき、大型で
重量の大きなタイルでも安定した保持が可能となり、大
型タイルについてもPC板化した良好な製品が得られ
る。
【0051】3)タイルとは別体のベースプレート又は
ベース材を向き接着剤の溶融によって釉着することで、
これらのベースプレート又はベース材をタイルに確実に
接合でき、打設コンクリートからの離脱が防止される。
【0052】4)タイルの裏面に凹凸形状の引掛部を一
体に成形することで、ベースプレートやベース材の付属
が不要となり、タイルの焼成品がそのまま利用できる。
【0053】5)接合具として弾性材を用いると、引掛
部に対して弾性変形による反力を利用して簡単に装着で
き、作業負担が軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の取付け構造の一実施例であってタイル
の裏面から見た図である。
【図2】図1の取付け構造を示す右側面図である。
【図3】第1接合具と第2接合具の分解斜視図である。
【図4】タイル裏面へのベースプレート,第1,第2接
合具の据付け状況を示す要部の斜視図である。
【図5】図4の矢印方向に見た取付け構造の要部を示す
正面図である。
【図6】図5のA−A線矢視による縦断面図である。
【図7】別の実施例であって取付け専用の凹部を設けた
例の取付け構造を示す概略分解斜視図である。
【図8】中空構造の接合具を用いる例の概略分解斜視図
である。
【図9】中空構造の接合具のタイルに対する取付けの例
であって、同図の(a)はタイルの凸部を利用する例、
同図の(b)はタイルの凹部を利用する例である。
【符号の説明】
1 タイル 10 接合
具 1a 凹部 10a アン
カー片 1b 稜部 11 接合
具 2 ベースプレート 11a 保持
片 3 第1接合具 12 接合
具 4 第2接合具 12a 脚座
片 5 ガラスフリット 13 ベー
ス材 6 弾性接着剤 7 ベースプレート 8 第1接合具 9 第2接合具

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大型のタイルをPC板打設コンクリート
    に結合するための取付け構造であって、前記タイルの裏
    面の任意の位置に一対の引掛部を設け、これらの引掛部
    に接合可能な接合具を備え、該接合具によって前記引掛
    部どうしの間をブリッジ状に連結してなるPC板化のた
    めの大型タイル取付け構造。
  2. 【請求項2】 前記引掛部を、前記タイルの裏面に形成
    した凹部と、該凹部の一部に被さって前記タイルの裏面
    に固着するベースプレートとによって構成し、更に前記
    凹部の中であって前記ベースプレートの中に潜って重合
    配置される第1接合具と、前記タイルの裏面から離れた
    位置においてこれらの第1接合具の間を連結する第2接
    合具とを備え、前記第1接合具及び第2接合具のそれぞ
    れを平板材としてなる請求項1記載のPC板化のための
    大型タイル取付け構造。
  3. 【請求項3】 前記引掛部を前記タイルの裏面に固着し
    たベース材によって構成し、前記接合具を前記ベース材
    に接合可能な平板材としてなる請求項1記載のPC板化
    のための大型タイル取付け構造。
  4. 【請求項4】 前記引掛部を前記タイルの裏面に凹凸形
    状に一体的に形成し、前記接合具を前記引掛部に接合可
    能な平板材としてなる請求項1記載のPC板化のための
    大型タイル取付け構造。
  5. 【請求項5】 前記ベースプレート及びベース材は、無
    機接着剤の溶融により前記タイルの裏面に釉着されてな
    る請求項2または3記載のPC板化のための大型タイル
    取付け構造。
  6. 【請求項6】 前記接合具を弾性材としてなる請求項1
    から4のいずれかに記載のPC板化のための大型タイル
    取付け構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5924607B1 (ja) * 2015-11-19 2016-05-25 株式会社ヒロコーポレーション タイル剥離防止金具

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS598434U (ja) * 1982-07-08 1984-01-19 大村技研株式会社 タイル
JPH01138005U (ja) * 1988-03-17 1989-09-21

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