JPH07323471A - 吹き込み成形用金型の空気抜き構造 - Google Patents

吹き込み成形用金型の空気抜き構造

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JPH07323471A
JPH07323471A JP6142370A JP14237094A JPH07323471A JP H07323471 A JPH07323471 A JP H07323471A JP 6142370 A JP6142370 A JP 6142370A JP 14237094 A JP14237094 A JP 14237094A JP H07323471 A JPH07323471 A JP H07323471A
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JP
Japan
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air
blow molding
groove
air vent
blowing
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JP6142370A
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Yoshinori Nakamura
喜則 中村
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Frontier Co Ltd
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Frontier Co Ltd
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 吹き込み成形用金型において、吹き込み時間
を長くすることなく、また、吹き込み用の空気圧を必要
以上に高めることなく、空気抜き動作を確実に行うこと
の可能な空気抜き構造を提案することにある。 【構成】 PETボトル等の二軸延伸吹き込み成形に使
用する吹き込み成形用金型1は、そのキャビティ5内か
ら空気を排出するための空気抜き用の開閉弁機構を備え
ている。この機構は、空気抜き孔7と、これを開閉する
開閉弁である上底型4から構成され、この上底型4はコ
イルばね8によって支持されている。吹き込み成形動作
の初期では空気抜き孔7の内周面7aと、上底型4の外
周面4aの間の空気抜き溝は最も開いた状態にある。こ
の溝は従来よりも大きいので、必要以上に空気流速が高
まることなく、ここを介してキャビティ内の空気が速や
かに排出される。吹き込み成形動作の最終段階において
は空気抜き溝は実質的に閉じた状態となり、この部分に
密着して成形される成形品の品質が低下してしまうこと
もない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、PETボトル等の成形
法として知られている二軸延伸吹き込み成形法等の吹き
込み成形法において使用される吹き込み成形用金型に関
するものである。さらに詳しくは、本発明は、このよう
な金型における吹き込み成形時のギャビティ内からの空
気抜き構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来における吹き込み成形法において
は、吹き込み成形時におけるキャビティ内からの空気抜
きを、パーティングラインに空気抜き用の狭い幅の溝を
形成することにより行っている。
【0003】このような従来におけるガス抜き構造を、
例えば、PETボトル等を成形するための二軸延伸吹き
込み成形法を挙げて説明する。この場合には、図3に示
すように、予め成形された試験管形状のプリフォームP
を、型締めされた左右の金型21により形成されたキャ
ビティ22内においてその口を下した状態で垂直に保持
する。この状態で、下側から空気の吹き込みを開始する
と共に、延伸ロッドを上昇させて、一軸方向にプリフォ
ームを延伸して、図において想像線P1で示す状態にす
る。空気の吹き込みを継続させることにより、プリフォ
ームPを、図において想像線P1で示す状態から横方向
にも膨張させて、想像線P2、P3で示す状態を経て、
金型内壁に密着した成形状態まで膨張させる。このよう
な吹き込み成形時には、キャビティ内の空気、プリフォ
ームより発生するガスを、プリフォームPの膨張と共に
外部に排出する必要がある。このために、左右の金型の
パーティングラインには、複数の箇所に、狭い幅の空気
抜き用の溝26が形成されている。これらの溝の深さ
は、約0.1乃至0.4mm程度である。また、底型と
左右の金型とのパーティングラインにも同様な空気抜き
溝が形成されている。したがって、キャビティ内の空気
は、プリフォームPの膨張に応じて、これらの空気抜き
溝から外部に排出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな空気抜き構造においては次のような問題点がある。
まず、吹き込み成形は、極めて短い時間で行われるの
で、外部に排出される空気は、パーティングラインに形
成されている溝を介して極めて高速で押し出される。こ
のため、この溝の部分においては、外部に排出される高
速空気流によって加熱された状態となる。この結果、こ
の部分に対峙する成形品の部分に加熱による収縮等が発
生してしまう。このような弊害を回避するためには、吹
き込み時間を長くすればよいが、それでは成形効率が低
下してしまうので好ましくない。また、空気抜き用の溝
の幅を広げることも考えられるが、それでは、この部分
が原因となってバリ等ができてしまうので好ましくな
い。
【0005】また、図3(B)に示すように、空気抜き
は、そのための溝が形成されたパーティングラインの部
分が一番遅くなる。このため、吹き込み成形動作の最終
段階では、このパーティングラインに対峙するプリフォ
ームの部分Pa、Pbが、それ以外の部分に比べて凹ん
だ状態となる。このため、これらの部分は他の部分より
も遅れて金型内周壁に密着するので、他の部分に比べて
充分に冷却されないまま、型開きされてしまうことがあ
る。この結果、これらの部分が成形不良となり、後に収
縮、変形し易い。このような弊害を回避するためには、
必要以上に吹き込み用の空気圧を高める等の対策が必要
となってしまう。
【0006】本発明の課題は、このような点に鑑みて、
吹き込み時間を長くすることなく、また、吹き込み用の
空気圧を必要以上に高めることなく、空気抜き動作を確
実に行うことの可能な吹き込み成形金型の空気抜き構造
を提案することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明においては、空気抜き用の開閉弁機構を吹
き込み成形用金型に取付け、ここを介して、吹き込み成
形時の空気抜きを効率良く行うようにしている。この開
閉弁機構の開閉動作は、吹き込み成形動作に連動して行
わせるようにしている。
【0008】例えば、弾性部材によって弁体を支持して
おき、キャビティの内圧の上昇に応じて、空気抜き溝の
開度を徐々に小さくしていくように構成すればよい。こ
のようにすれば、吹き込み動作の最終段階においては、
空気抜き溝と弁体との隙間は実質的に密着した状態にで
きるので、この部分に密着した成形品の部分にバリ等の
不具合が出ることがない。
【0009】また、一般的なPETボトル等の吹き込み
成形用金型においては、その上底型の部分に対して吹き
込み成形された成形品の部分が最後に密着した状態とな
る。よって、この部分に、空気抜き溝およびその開閉弁
を配置することが好ましい。この場合、開閉弁の弁体を
上底型の本体と兼用して、この周囲の空気抜き溝を形成
すればよい。
【0010】
【作用】吹き込み成形動作において、その初期段階にお
いては空気抜き溝は最も開いた状態にある。この溝を従
来よりも大きく設定しておけば、必要以上に空気流速が
高まることなく、ここを介してキャビティ内の空気が速
やかに排出される。吹き込み成形動作の最終段階におい
ては空気抜き孔は実質的に閉じた状態となり、したがっ
て、この部分を配置したことにより、成形品の品質が低
下してしまうこともない。
【0011】
【実施例】以下に、図面を参照して本発明の実施例を説
明する。
【0012】図1には、本発明を適用した吹き込み成形
用金型を、型締めした状態で示してある。この金型は、
PETボトルを成形するための二軸延伸吹き込み成形の
ためのものである。図に示すように、金型1は、左右の
型2、3と、これらの上端中央に位置している底型4か
ら構成されている。これらの型によって、PETボトル
成形用の密閉状のキャビティ5が区画形成されている。
左右の型2、3の下端中央には、下側から、プリフォー
ムPを担持している移送具6が装着されている。この移
送具6によって担持されているプリフォームPは、全体
として中空の試験管形状をしており、その口を下にして
キャビティ5内に同軸状態に配置されている。
【0013】ここで、本例においては、左右の型2、3
を型締めした状態において、それらの上端中央には、円
形の空気抜き孔7が形成されるようになっている。そし
て、この空気抜き孔7には、これを開閉するための開閉
弁機構の弁体として機能する円盤状の上底型4が同心状
態に挿入されている。この上底型4の表面4aは、キャ
ビティ内周面の底面部分を形成する。本例では、空気抜
き孔7の内周面7aは、キャビティ5側から外側に向け
て窄まった円錐面となっている。これに対して、上底型
4の側の外周面4bは、これよりも一回り小さな円錐面
となっている。したがって、底型の表面4aと空気抜き
孔の内周面7aの間には、環状の空気抜き溝が形成され
る。
【0014】この上底型4の裏面側は、コイルばね8を
介して、底型昇降機構9の側に支持されている。本例で
は、コイルばね8のばね力に抗して上底型4を図におい
て実線で示す初期位置から、想像線で示す引込み位置ま
で移動可能となっている。本例では、上底型4が初期位
置にある状態では、この外周面4bと、空気抜き孔の内
周面7aの間に形成されている空気抜き溝の幅が約2m
mとなるように設定されている。そして、上底型4が引
込み位置にまで移動した状態においては、この溝の幅が
約0.1mm程度以下になるように設定されている。
【0015】なお、本例においても、左右の型2、3の
パーティングライン1aの部分には、従来の金型と同様
な空気抜き用の溝10が形成されている。このような溝
を省略することも可能である。
【0016】図2を参照して、このように構成した本例
の吹き込み成形用金型1による延伸吹き込み成形時の動
作を、空気抜き動作を中心として説明する。成形動作の
初期においては、移送具6の側から延伸ロッド11が上
昇してくると共に、プリフォームP内に下側から空気の
吹き込みが開始される。これにより、プリフォームPは
図において想像線P1で示すように垂直方向に延伸され
る。空気の吹き込みが継続して行われて、プリフォーム
Pは想像線P2、P3、P4で示すように膨張して、キ
ャビティ5の内壁に密接した状態となり、これにより、
吹き込み成形動作が終了する。
【0017】このような吹き込み成形動作は約0.2秒
程度の間に終了する。この動作において、初期の段階で
は、上底型4からなる開閉弁は最も開いた状態にあり、
空気抜き溝は約2mm程度の大きな幅となっている。し
たがって、従来に比べれは遙に大きな隙間を介して、キ
ャビティ内のガスは速やかに排出される。また、このよ
うに隙間が大きいので、この部分において空気流が従来
のように高速流にはならない。よって、この隙間が形成
されている部分が過剰に加熱されることがない。さら
に、空気は、従来と同様に、パーティングラインに形成
した空気抜き用の狭い溝からも外部に排出される。
【0018】吹き込み動作によって、キャビティの内圧
が上昇すると、それに伴って上底型を支持しているコイ
ルばねが縮むので、上底型4が引っ込む。この結果、空
気抜き溝は徐々に狭まり、吹き込み成形の最終段階にお
いては、実質的に密閉状態になる。すなわち、パーティ
ングラインに形成してある従来の空気抜き用の溝と同様
な隙間となる。したがって、膨張したプリフォームPが
この部分に密着しても、滑らかな成形面が形成される。
【0019】このように、本例においては、吹き込み成
形動作時に、吹き込み成形用の空気圧を必要以上に高め
ることなく、しかも、吹き込み成形時間を長くすること
なく、キャビティ内の空気が速やかに外部に排出され
る。
【0020】なお、本例はPETボトル等の成形のため
の二軸延伸吹き込み成形に使用する金型の空気抜き構造
に関するものである。しかし、本発明は、これ以外の吹
き込み成形法において使用される金型の空気抜き構造と
して採用できることは勿論である。また、空気抜き孔お
よびその開閉弁の取付け位置は、成形品の形状に応じ
て、最も適した位置にすべきであり、本例において採用
した位置に限定されるものではない。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、空気抜き用の開閉弁機構を吹き込み成形用金型に取
付け、この開閉弁機構の開閉動作を、吹き込み成形動作
に連動して行わせるようにした構成を採用している。し
たがって、本発明によれば、従来に比べて、大きな開口
の空気抜き用の溝を配置することができるので、ここを
介して、吹き込み成形時の空気抜きを効率良く行うこと
ができる。よって、空気抜きが適切に行われないために
発生する弊害を解消することができ、効率良く、かつ、
高品質の吹き込み成形品を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である吹き込み成形用金型を示
す図であり、(A)は型締めした状態における概略縦断
面図、(B)は型締めした状態における概略横断面図で
ある。
【図2】図1の金型における吹き込み成形動作における
空気抜き動作を説明するための図であり、(A)は吹き
込み成形開始時における底型の位置を示す図、(B)は
吹き込み成形の最終段階における底型の位置を示す図で
ある。
【図3】従来における吹き込み成形金型の空気抜き構造
およびその問題点を説明するたための説明図である。
【符号の説明】
1・・・吹き込み成形用金型 2、3・・・左右の型 4・・・上底型 4b・・・上底型の外周面 5・・・キャビティ 7・・・空気抜き孔 7a・・・空気抜き孔の内周面 8・・・コイルばね 10・・・パーティングラインに形成された空気抜き用
の溝 P・・・プリフォーム
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年9月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】ここで、本例においては、左右の型2、3
を型締めした状態において、それらの上端中央には、円
形の空気抜き孔7が形成されるようになっている。そし
て、この空気抜き孔7には、これを開閉するための開閉
弁機構の弁体として機能する円盤状の上底型4が同心状
態に挿入されている。この上底型4の表面4aは、キャ
ビティ内周面の底面部分を形成する。本例では、空気抜
き孔7の内周面7aは、キャビティ5側から外側に向け
て窄まった円錐面となっている。これに対して、上底型
4の側の外周面4bは、初期位置における同一レベルで
は、これよりも一回り小さな円錐面となっている。すな
わち、双方共に同一の円錐面を備えているが、上下にオ
フセットさせてあり、双方が接近することによりそれら
の間の溝が閉じるようになっている。したがって、初期
位置では、底型の表面4aと空気抜き孔の内周面7aの
間には、環状の空気抜き溝が形成される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】吹き込み動作によって、キャビティの内圧
が上昇すると、それに伴って上底型を支持しているコイ
ルばねが縮むので、上底型4が引っ込む。この結果、空
気抜き溝は徐々に狭まり、吹き込み成形の最終段階にお
いては、実質的に密閉状態になる。本例では、パーティ
ングラインに形成してある従来の空気抜き用の溝と同様
な隙間となる。したがって、膨張したプリフォームPが
この部分に密着しても、滑らかな成形面が形成される。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型締めされた状態においてキャビティ内
    から空気を排出するための空気抜き溝と、吹き込み成形
    動作に連動して、この空気抜き溝の開度を調整可能な開
    閉弁機構とを備えたことを特徴とする吹き込み成形用金
    型の空気抜き構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記開閉弁機構は、
    キャビティ内圧の上昇に応じて前記空気抜き溝を徐々に
    封鎖していくように構成されていることを特徴とする吹
    き込み成形用金型の空気抜き構造。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記空気抜き溝は、
    上底型の部分に形成されていることを特徴とする吹き込
    み成形用金型の空気抜き構造。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記開閉弁機構は、
    弁体と、これを支持している弾性部材とを有しているこ
    とを特徴とする吹き込み成形用金型の空気抜き構造。
  5. 【請求項5】 請求項3または4において、前記空気抜
    き溝は、上底型の周囲に形成され、前記開閉弁機構を構
    成している弁体は上底型の本体と兼用されていることを
    特徴とする吹き込み成形金型の空気抜き機構を備えた上
    底型。
JP6142370A 1994-05-31 1994-05-31 吹き込み成形用金型の空気抜き構造 Pending JPH07323471A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0924540A (ja) * 1995-07-12 1997-01-28 Nissei Asb Mach Co Ltd ブロー成形装置およびブロー成形方法
WO2016180744A1 (de) * 2015-05-11 2016-11-17 Krones Ag Blasform und verfahren zum ausformen von kunststoffbehältern
US10471645B2 (en) * 2016-02-24 2019-11-12 Sacmi Imola S.C. Apparatus for blow-molding plastic containers
EP4309874A3 (de) * 2022-08-24 2024-04-24 Krones AG Aseptische blasform mit rückseitigen abgaskanälen und verfahren zum formen von behältnissen unter aseptischen bedingungen

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WO2016180744A1 (de) * 2015-05-11 2016-11-17 Krones Ag Blasform und verfahren zum ausformen von kunststoffbehältern
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