JPH07322901A - 靴用中敷シート - Google Patents
靴用中敷シートInfo
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- JPH07322901A JPH07322901A JP6118394A JP11839494A JPH07322901A JP H07322901 A JPH07322901 A JP H07322901A JP 6118394 A JP6118394 A JP 6118394A JP 11839494 A JP11839494 A JP 11839494A JP H07322901 A JPH07322901 A JP H07322901A
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- JP
- Japan
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- sheet
- sterilization
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- Pending
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
ートを提供する。 【構成】 発泡シート、及び吸湿性を有する殺菌シート
を、多数の空気内包突起をもつ気泡性緩衝シートのそれ
ぞれ一方の面に積層した構造を有する。
Description
を予防するために有用な保温効果および足むれ防止効果
を有する靴用中敷シートに関する。
と多数の空気内包突起をもつ気泡性緩衝シートとの積層
体が知られており、該紙製吸湿シートを上面にして使用
し、又、該気泡性緩衝シートの保温効果を有する履物用
中敷として、実開昭62−159703号公報に開示さ
れている。
の中敷は寒冷期間での保温が不十分であり、又、吸湿シ
ートが常に直接足に触れる方法で使用するため、長時間
使用すると足のベタ付き等が生じるといった問題点があ
った。本発明は、かかる問題点を解決するためになされ
たものであり、その目的は、特に、寒冷期間に使用して
も保温効果が優れ、長時間の足むれ防止効果を有し、し
かも、クッション効果が高く長期間の使用が可能である
と同時に、使用環境に併せていずれかの面を選択できる
ことを特徴とする靴用中敷シートを提供することにあ
る。
内包突起をもつ気泡性緩衝シートのそれぞれ一方の面
に、発泡シートと吸湿性を有する殺菌シートを積層した
構造を有する靴用中敷シートに関する。
説明する。図1に本発明の靴用中敷シートの具体的1例
の平面図を、図2には図1の靴用中敷シートの断面図を
示す。本発明は、気泡性緩衝シート1の一方の面に発泡
シート2が積層され、もう一方の面に殺菌シート(図1
においては、ダンボール紙製殺菌シート3)が積層され
た構造を有している。
性緩衝シートは、多数の独立した気泡を有しているシー
トで、例えば、エアーキャップ(宇部興産株式会社の登
録商標)として包装用その他の用途に多用されているも
のである。独立した気泡の形状は特に制限は無いが、通
常円柱形が用いられる。また、独立した気泡の高さは、
1〜20mm好ましくは1〜3mmであり、底面積0.
1〜1.5cm2 好ましくは0.1〜0.3cm2 であ
る。独立した気泡は、0.5〜20mm好ましくは0.
5〜3mmの間隔で、シートの全面に配列されているこ
とが好ましい。気泡性緩衝シートは、平面フィルム40
と突起フィルム41とをヒートシールすることにより、
多数の空気内包突起42を形成し、さらに上記突起フィ
ルム41の側に平面フィルム43をヒートシールするこ
とにより形成される。
40、突起フィルム41は、独立した気泡が形成でき、
気泡からの空気漏れが無いプラスチック製のフィルムが
好ましく、通常は熱可塑性樹脂からなる1層構造のフィ
ルムが用いられる。このような物としては、低密度ポリ
エチレン、線状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレ
ン樹脂含有ポリエチレン、炭酸カルシウム含有ポリエチ
レン樹脂等のフィルムを挙げることができる。また、熱
可塑性樹脂からなる多層構造のフィルムであっても良
く、例えば、ポリアミド樹脂製フィルムの両面にポリエ
チレン樹脂製フィルムを接着剤等により重合接着した種
5層フィルム等を挙げることが出来る。この中でも、加
工性、価格等の点でポリエチレン製の1層フィルムが特
に好ましい。平面フィルム43は、通気性のあるもので
あっても構わないが、通常は平面フィルム40または突
起フィルム41と同じ素材のフィルムが用いられる。平
面フィルム40、突起フィルム41及び平面フィルム4
3の厚さは通常10〜100μm、特に10〜30μm
が好ましい。
20〜200μm程度の非常に細かな気孔を有するもの
で、特に通気性のあるが好ましい。シートの厚さは通常
0.1〜3mm、特に0.1〜0.5mmが好ましい。
このようなものとしては、例えば発泡成形等により製造
される熱可塑性樹脂の発泡シートが用いられ、この中で
も発泡ポリエチレン、発泡ポリプロピレン、発泡ポリス
チレン等のポリオレフィン製発泡シートが好ましい。価
格や強度等の点から、特に発泡ポリエチレンのシートが
好ましい。
殺菌性を併せもつシートであり、紙、織布又は不織布等
のシートに殺菌剤を含ませて構成される。紙、織布又は
不織布等のシートの中でも吸湿性のある紙が好ましい。
紙の種類としては吸湿性があれば特に制限は無く、例え
ば、クラフト紙、和紙、ちり紙、ボール紙等の平面状の
紙、ダンボール紙等の立体的構造を有する紙等を用いる
ことができる。この中でも、緩衝性および通気性の点
で、ダンボール紙が好適に用いられる。ダンボール紙と
しては、内部に波型紙を有し両面が平坦な形状のもので
あってもよいが、クッション性の点では、片面が平面紙
でもう一方の面が波型紙である、所謂片ダンボール型で
あることが特に好ましい。厚さは、平面紙にあっては、
通常0.1〜1.0mm、特に好ましくは0.5〜1.
0mmであり、ダンボール紙である場合は、通常0.0
5〜0.7mm、特に好ましくは0.1〜0.5mmで
ある。
含ませる方法としては、通常、該シートに殺菌剤を含浸
して製作されることが好ましいが、シート中に混成また
は積層して作製してもよい。当該殺菌剤としては、殺菌
効果のあるものであれば特に制限はないが、例えば銅粉
末、無機硫黄剤、銀塩、ほう酸等の薬剤粉末等を挙げる
ことができる。さらに殺菌効果に併せて防菌効果を有す
るものであってもよい。この中でも、水虫の予防に有効
な、ほう酸等の薬剤粉末等が好ましい。
性緩衝シートと発泡シートと殺菌シートの積層方法とし
ては、熱融着による接着、接着剤による接着等によって
行うことができるが、気泡性緩衝シートおよび発泡シー
トがポリエチレンである場合には、熱融着によって積層
するのが特に好ましい。
ール紙に殺菌剤を含浸させた物を用い、ダンボール紙の
突起部分が外側になるように気泡性緩衝シートに溶着さ
れて形成されたシートである。
ートは、気泡性緩衝シート1の保温、断熱効果に加え、
発泡シート2の保温、断熱、防寒効果により、寒冷期間
の足元の寒さが予防でき、又、気泡性緩衝シート1、発
泡シート2及びダンボール紙製殺菌シート3のクッショ
ン効果により、足の疲れを和らげると共に、長時間の使
用が可能である。使用の態様として、発砲シート2ある
いは殺菌シート3のいずれの面が足に接触するように用
いてもよい。
上面にし、かつ吸湿性のあるダンボール製殺菌シート3
を下面にして使用することが好ましい。発泡シート2は
通気効果を有しているので、汗は、発泡シート2の側面
を経由して透過し、ダンボール製殺菌シート3に吸湿さ
れる結果、長期間の足むれ防止が可能であり、さらに、
ダンボール製殺菌シート3の殺菌効果により、水虫等の
予防が可能である。又、素材が安価で大量生産ができ、
かつコストが安いため、使い捨てが可能であるという特
徴を合わせ持つ。
から見た図である。特に夏の暑い時期には、ダンボール
紙の波型紙の側が足に接触するようにして用いると、特
に通気性が良いので長期間の足むれ防止が可能である。
さらに、ダンボール製殺菌シート3の吸湿効果及び殺菌
効果により水虫等の予防が可能で、又、気泡性緩衝シー
ト1、発泡シート2及びダンボール紙製殺菌シート3の
クッション効果により足の疲れが和らげられ、長時間の
使用が可能である点は前記の使用態様の場合と同様であ
る。
中敷シートの他の具体例を示すものであり、殺菌シート
が、平面紙で構成されたものである。本具体例の場合
は、図1に示したものとほぼ同様の効果を奏することが
できる。
断熱性があるので、防寒作用に有効である。また、気泡
性緩衝シート、発泡シート、及び殺菌シートはクッショ
ン性があるので、足の疲れを和らげる作用がある。ま
た、発泡シートを上面にして使用した場合は、発泡シー
トの透湿性、通気性、及び殺菌シートの吸湿性により、
長期間の足むれ防止の作用があり、殺菌シートの殺菌性
により、水虫等の予防が可能になる。殺菌シートを上
面、発泡シートを下面にして使用する場合は、殺菌シー
トの吸湿性及び殺菌性により、水虫等の予防が可能であ
る。
寒冷時期に靴の中敷として使用した場合、発泡シート及
び気泡性緩衝シートによる保温性、断熱性、防寒性の効
果により、足元の寒さが予防できるようになり、又、気
泡性緩衝シート、発泡シート、及び殺菌シートによるク
ッション性により、足の疲れを和らげると共に、長時間
の使用が可能である。特に、発泡シートを上面、吸湿性
のある殺菌シートを下面にして使用する場合、発泡シー
トの通気効果により汗が発泡シートを透過し側面を経由
して殺菌シートに吸湿される効果により、長期間の足む
れ防止が可能である。さらに、殺菌シートの殺菌性によ
り、水虫等の予防が可能である。また、本発明の靴用中
敷シートは、比較的安価な素材で構成することができる
ので、大量生産ができ、使い捨てが可能である。
する場合は、殺菌シートを上面にし、発泡シートを下面
にして使用することができ、殺菌シートの吸湿性及び殺
菌性により、水虫等の予防が可能である。また、殺菌シ
ート、発泡シート及び気泡性緩衝シートによるクッショ
ン性により、足の疲れを和らげると共に、長時間の使用
が可能である。
である。
面図である。
の裏面図である。
平面図である。
面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 (1)多数の空気内包突起をもつ気泡性
緩衝シートの一方の面に(2)発泡シートが積層されて
おり、さらにもう一方の面に(3)吸湿性を有する殺菌
シートが積層された構造を有する靴用中敷シート。 - 【請求項2】 前記の吸湿性を有する殺菌シートが、一
方の面が波型紙であるダンボール紙製殺菌シートであ
り、且つ、波型部分が表面に露出するように積層されて
いる請求項1記載の靴用中敷シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6118394A JPH07322901A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 靴用中敷シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6118394A JPH07322901A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 靴用中敷シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07322901A true JPH07322901A (ja) | 1995-12-12 |
Family
ID=14735595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6118394A Pending JPH07322901A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 靴用中敷シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07322901A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010086833A (ko) * | 2000-03-03 | 2001-09-15 | 이용길 | 지압매트 및 그 제조방법 |
JP2007244854A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-27 | Han Shin Korea Co Ltd | 個人注文型のインソール |
US9453692B2 (en) * | 2004-12-17 | 2016-09-27 | Api Heat Transfer Inc. | Compressed air aftercooler with integral moisture separator |
-
1994
- 1994-05-31 JP JP6118394A patent/JPH07322901A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010086833A (ko) * | 2000-03-03 | 2001-09-15 | 이용길 | 지압매트 및 그 제조방법 |
US9453692B2 (en) * | 2004-12-17 | 2016-09-27 | Api Heat Transfer Inc. | Compressed air aftercooler with integral moisture separator |
JP2007244854A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-27 | Han Shin Korea Co Ltd | 個人注文型のインソール |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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