JPH0732286A - 工業用ロボット - Google Patents
工業用ロボットInfo
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- JPH0732286A JPH0732286A JP17892693A JP17892693A JPH0732286A JP H0732286 A JPH0732286 A JP H0732286A JP 17892693 A JP17892693 A JP 17892693A JP 17892693 A JP17892693 A JP 17892693A JP H0732286 A JPH0732286 A JP H0732286A
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- Japan
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- hand
- work
- casing
- industrial robot
- wrist
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は手首部に駆動されるハンドの自由度
を高めるよう構成した工業用ロボットを提供することを
目的とする。 【構成】 工業用ロボットの手首部16先端には、ハン
ド支持機構17,ハンド18が装着されている。ハンド
支持機構17は、上部ケーシング27と下部ケーシング
28とを揺動自在に連結してなる。上部ケーシング27
にはコイル31が設けられており、コイル31に通電さ
れると、コア33より発生した電磁力により下部ケーシ
ング28が吸引されて上部ケーシング27に当接する。
下部ケーシング28はケーシング34の内周面34aと
コア33の外周面33aと摩擦力により傾斜した状態で
回動不可状態に拘束される。
を高めるよう構成した工業用ロボットを提供することを
目的とする。 【構成】 工業用ロボットの手首部16先端には、ハン
ド支持機構17,ハンド18が装着されている。ハンド
支持機構17は、上部ケーシング27と下部ケーシング
28とを揺動自在に連結してなる。上部ケーシング27
にはコイル31が設けられており、コイル31に通電さ
れると、コア33より発生した電磁力により下部ケーシ
ング28が吸引されて上部ケーシング27に当接する。
下部ケーシング28はケーシング34の内周面34aと
コア33の外周面33aと摩擦力により傾斜した状態で
回動不可状態に拘束される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は工業用ロボットに係り、
特に手首部に駆動されるハンドの自由度を高めるよう構
成した工業用ロボットに関する。
特に手首部に駆動されるハンドの自由度を高めるよう構
成した工業用ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、工業用ロボットのアーム先端に
は、ワークを把持する把持機構としてのハンドが装着さ
れている。ハンドは、主にワークを2方向から挟持する
ため、一対の爪をスライドさせる構成となっている。
は、ワークを把持する把持機構としてのハンドが装着さ
れている。ハンドは、主にワークを2方向から挟持する
ため、一対の爪をスライドさせる構成となっている。
【0003】従来の工業用ロボットに装着されるハンド
の一例を図9に示す。
の一例を図9に示す。
【0004】同図中、工業用ロボットのアーム先端に設
けられた手首部1のブラケット1aには、ハンド2を揺
動自在に支持するハンド支持機構3が設けられている。
このハンド支持機構3はゴム製の緩衝部材3aを介して
ハンド2を支持しており、横方向からの外力が作用する
と緩衝部材3aが弾性変形してハンド2が揺動すること
を許容する。又、ハンド2は一対の爪2a,2bを近接
又は離間方向にスライドさせてワーク4を把持する。
けられた手首部1のブラケット1aには、ハンド2を揺
動自在に支持するハンド支持機構3が設けられている。
このハンド支持機構3はゴム製の緩衝部材3aを介して
ハンド2を支持しており、横方向からの外力が作用する
と緩衝部材3aが弾性変形してハンド2が揺動すること
を許容する。又、ハンド2は一対の爪2a,2bを近接
又は離間方向にスライドさせてワーク4を把持する。
【0005】緩衝部材3aは手首部1のブラケット1a
に連結された上部取付ベース3bとハンド2を支持する
下部取付ベース3cとの間に介在している。ハンド2に
よりワーク4を把持した状態でワーク4を目標位置に組
み立てる際、ハンド2に横方向の外力が作用すると、下
部取付ベース3cが傾斜して緩衝部材3aは弾性変形す
るが、上部取付ベース3bは水平状態を保つ。
に連結された上部取付ベース3bとハンド2を支持する
下部取付ベース3cとの間に介在している。ハンド2に
よりワーク4を把持した状態でワーク4を目標位置に組
み立てる際、ハンド2に横方向の外力が作用すると、下
部取付ベース3cが傾斜して緩衝部材3aは弾性変形す
るが、上部取付ベース3bは水平状態を保つ。
【0006】上記構成の工業用ロボットでは、例えば棒
状のワーク4をワーク取付孔5に挿入させる作業を行う
際、アーム及び手首部1の各関節の回動角を制御してハ
ンド2により把持されたワーク4の位置をワーク取付孔
5の位置に一致させる。そして、ワーク4がワーク取付
孔5の上方に移動したとき、ワーク4を降下させてワー
ク取付孔5内に挿入させる。
状のワーク4をワーク取付孔5に挿入させる作業を行う
際、アーム及び手首部1の各関節の回動角を制御してハ
ンド2により把持されたワーク4の位置をワーク取付孔
5の位置に一致させる。そして、ワーク4がワーク取付
孔5の上方に移動したとき、ワーク4を降下させてワー
ク取付孔5内に挿入させる。
【0007】ところが、ワーク4の位置がワーク取付孔
5に対して誤差があった場合、アーム及び手首部1の各
関節の回動角を制御してワーク4がワーク取付孔5と一
致するように調整することが難しかった。そのため、上
記のように手首部1とハンド2との間にハンド2を揺動
自在に支持するハンド支持機構3が設けられ、このハン
ド支持機構3がワーク4の揺動を許容することにより、
例えばワーク4の位置がワーク取付孔5より寸法Lずれ
ていた場合でもワーク4がワーク取付孔5内に導かれる
ようになっている。
5に対して誤差があった場合、アーム及び手首部1の各
関節の回動角を制御してワーク4がワーク取付孔5と一
致するように調整することが難しかった。そのため、上
記のように手首部1とハンド2との間にハンド2を揺動
自在に支持するハンド支持機構3が設けられ、このハン
ド支持機構3がワーク4の揺動を許容することにより、
例えばワーク4の位置がワーク取付孔5より寸法Lずれ
ていた場合でもワーク4がワーク取付孔5内に導かれる
ようになっている。
【0008】つまり、ワーク取付孔5の入口にテーパ面
5aが設けてあり、ワーク4の下端部がこのテーパ面5
aを摺接して傾きながらワーク取付孔5内に導かれる。
その際、手首部1は傾かずに垂下方向に降下するだけな
ので、制御が容易であり、ワーク4の位置ずれをハンド
支持機構3の弾性変形により調整することができる。
5aが設けてあり、ワーク4の下端部がこのテーパ面5
aを摺接して傾きながらワーク取付孔5内に導かれる。
その際、手首部1は傾かずに垂下方向に降下するだけな
ので、制御が容易であり、ワーク4の位置ずれをハンド
支持機構3の弾性変形により調整することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、ワーク4がワーク取付孔5内に挿入され
た後、ハンド2の一対の爪2a,2bが開いてワーク4
より離間すると、ハンド支持機構3が元の状態に復元し
てハンド2の位置を手首部1の垂下位置に復帰させる。
従って、ハンド2は再度ワーク4を把持しようとして一
対の爪2a,2bを閉じる方向に動作させても、上記ハ
ンド支持機構3の弾性変形による修正位置を保持するこ
とができず、ハンド2の位置がワーク4の位置(換言す
るとワーク取付孔5の位置)と寸法Lずれているので、
一対の爪2a,2bがワーク4を把持することができな
い。しかも、上記のようにハンド2に把持されたワーク
4がワーク取付孔5に対して寸法Lずれている場合、手
首部1の駆動トルクをワーク4に伝達させて回動させよ
うとすると、手首部1の軸心がワーク取付孔5に対して
ずれている分ワーク4が偏心して回転することになり、
ワーク4の先端をワーク取付孔5に挿入させてワーク4
を回転させることができず、ロボットによるワーク組立
作業が制限されてしまうといった課題がある。
来の構成では、ワーク4がワーク取付孔5内に挿入され
た後、ハンド2の一対の爪2a,2bが開いてワーク4
より離間すると、ハンド支持機構3が元の状態に復元し
てハンド2の位置を手首部1の垂下位置に復帰させる。
従って、ハンド2は再度ワーク4を把持しようとして一
対の爪2a,2bを閉じる方向に動作させても、上記ハ
ンド支持機構3の弾性変形による修正位置を保持するこ
とができず、ハンド2の位置がワーク4の位置(換言す
るとワーク取付孔5の位置)と寸法Lずれているので、
一対の爪2a,2bがワーク4を把持することができな
い。しかも、上記のようにハンド2に把持されたワーク
4がワーク取付孔5に対して寸法Lずれている場合、手
首部1の駆動トルクをワーク4に伝達させて回動させよ
うとすると、手首部1の軸心がワーク取付孔5に対して
ずれている分ワーク4が偏心して回転することになり、
ワーク4の先端をワーク取付孔5に挿入させてワーク4
を回転させることができず、ロボットによるワーク組立
作業が制限されてしまうといった課題がある。
【0010】そこで、本発明は上記課題を解決した工業
用ロボットを提供することを目的とする。
用ロボットを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、アーム先端に
設けられた手首部と、該手首部に支持されるハンドと、
該手首部と該ハンドとの間に設けられ該ハンドを揺動自
在に支持する支持機構と、を有する工業用ロボットにお
いて、前記支持機構の内部空間に設けられ、前記手首部
の駆動軸と前記ハンドとを回動自在に連結する連結手段
と、一のワークを把持するとき、前記ハンドが任意の揺
動位置で停止するよう前記支持機構を拘束する拘束手段
と、前記一のワークに対する作業が終了したとき、前記
拘束手段による拘束を解除する拘束解除手段と、を備え
てなることを特徴とする。
設けられた手首部と、該手首部に支持されるハンドと、
該手首部と該ハンドとの間に設けられ該ハンドを揺動自
在に支持する支持機構と、を有する工業用ロボットにお
いて、前記支持機構の内部空間に設けられ、前記手首部
の駆動軸と前記ハンドとを回動自在に連結する連結手段
と、一のワークを把持するとき、前記ハンドが任意の揺
動位置で停止するよう前記支持機構を拘束する拘束手段
と、前記一のワークに対する作業が終了したとき、前記
拘束手段による拘束を解除する拘束解除手段と、を備え
てなることを特徴とする。
【0012】
【作用】支持機構を拘束することにより、ハンドを任意
の揺動位置で停止させることが可能になり、同じワーク
を再度把持する場合にハンドの位置を微調整する必要が
なく、容易にワークを把持する位置にハンドを移動させ
られる。又、手首部の駆動軸とハンドとが支持機構の内
部空間に設けられた連結手段により回動自在に連結され
ているため、手首部に対してハンドが傾斜しても偏心さ
せずにハンドを回転させられる。
の揺動位置で停止させることが可能になり、同じワーク
を再度把持する場合にハンドの位置を微調整する必要が
なく、容易にワークを把持する位置にハンドを移動させ
られる。又、手首部の駆動軸とハンドとが支持機構の内
部空間に設けられた連結手段により回動自在に連結され
ているため、手首部に対してハンドが傾斜しても偏心さ
せずにハンドを回転させられる。
【0013】
【実施例】図1乃至図3に本発明になる工業用ロボット
の第1実施例を示す。
の第1実施例を示す。
【0014】各図中、工業用ロボット11は多関節型ロ
ボットであり、大略、基台12,旋回ベース13,第1
アーム14,第2アーム15,手首部16,ハンド支持
機構17,ハンド18よりなる。
ボットであり、大略、基台12,旋回ベース13,第1
アーム14,第2アーム15,手首部16,ハンド支持
機構17,ハンド18よりなる。
【0015】基台12内には旋回ベース13を駆動する
旋回駆動部19が設けられている。旋回ベース13は旋
回駆動部19の駆動力により基台12上に軸線Aを中心
として回動する。旋回ベース13の上面に起立した一対
のブラケット13a,13b間には、軸線Aと直交する
水平方向の軸線Bを中心に揺動する第1アーム14が支
承されている。又、ブラケット13bの側面には第1ア
ーム14を駆動する第1アーム駆動部20が設けられて
いる。
旋回駆動部19が設けられている。旋回ベース13は旋
回駆動部19の駆動力により基台12上に軸線Aを中心
として回動する。旋回ベース13の上面に起立した一対
のブラケット13a,13b間には、軸線Aと直交する
水平方向の軸線Bを中心に揺動する第1アーム14が支
承されている。又、ブラケット13bの側面には第1ア
ーム14を駆動する第1アーム駆動部20が設けられて
いる。
【0016】そして、第1アーム14の上端部には、上
記軸線Bと平行な軸線Cを中心として揺動する第2アー
ム15が支承されている。第2アーム15の側面には第
2アーム15を駆動する第2アーム駆動部21が設けら
れている。
記軸線Bと平行な軸線Cを中心として揺動する第2アー
ム15が支承されている。第2アーム15の側面には第
2アーム15を駆動する第2アーム駆動部21が設けら
れている。
【0017】又、第2アーム15の先端には手首部16
が設けられており、上記第2アーム15の基端部分には
手首部16を駆動する手首駆動部22が設けられてい
る。手首部16は、第2アーム15の軸線Cと平行な軸
線Dを中心として回動する第1ケーシング23と、軸線
Dと直交する軸線Eを中心として回動する第2ケーシン
グ24と、軸線Eと直交する軸線Fを中心として回動す
る第3ケーシング25と、を有する。
が設けられており、上記第2アーム15の基端部分には
手首部16を駆動する手首駆動部22が設けられてい
る。手首部16は、第2アーム15の軸線Cと平行な軸
線Dを中心として回動する第1ケーシング23と、軸線
Dと直交する軸線Eを中心として回動する第2ケーシン
グ24と、軸線Eと直交する軸線Fを中心として回動す
る第3ケーシング25と、を有する。
【0018】図2に示すように、第3ケーシング25の
下面には、ハンド支持機構17を支持するフランジ26
が固着されている。このハンド支持機構17は、上部ケ
ーシング27と下部ケーシング28とを揺動自在に連結
してなる。上部ケーシング27と下部ケーシング28と
は、共に中空状に形成されており、内部には第3ケーシ
ング25の内部に連通する貫通路27a,28aが設け
られている。
下面には、ハンド支持機構17を支持するフランジ26
が固着されている。このハンド支持機構17は、上部ケ
ーシング27と下部ケーシング28とを揺動自在に連結
してなる。上部ケーシング27と下部ケーシング28と
は、共に中空状に形成されており、内部には第3ケーシ
ング25の内部に連通する貫通路27a,28aが設け
られている。
【0019】そして、下部ケーシング28の先端には、
ワーク29を把持する一対の爪18a,18bを有する
ハンド18が支持されている。
ワーク29を把持する一対の爪18a,18bを有する
ハンド18が支持されている。
【0020】上部ケーシング27は、フランジ26に固
定されたケーシング30と、ケーシング30の下面凹部
30aに取り付けられたコイル(拘束手段)31と、コ
イル31を係止する係止リング32と、コイル31の下
方に取り付けられたコア(鉄心)33とよりなる。コイ
ル31は環状に形成されており、コイル31に接続され
たリード線31aはケーシング30に穿設された孔30
bより外部に引き出されている。又、コア33は図2に
示すように、外周面33aが半球状の球面に加工されて
いる。
定されたケーシング30と、ケーシング30の下面凹部
30aに取り付けられたコイル(拘束手段)31と、コ
イル31を係止する係止リング32と、コイル31の下
方に取り付けられたコア(鉄心)33とよりなる。コイ
ル31は環状に形成されており、コイル31に接続され
たリード線31aはケーシング30に穿設された孔30
bより外部に引き出されている。又、コア33は図2に
示すように、外周面33aが半球状の球面に加工されて
いる。
【0021】下部ケーシング28は、コア33の外周面
33aに対向する内周面34aを有するケーシング34
と、ベアリング35を保持する保持部材36とよりな
る。ケーシング34の内周面34aは、上記コア33の
外周面33aと同じ半径を有する半球状の球面に加工さ
れている。
33aに対向する内周面34aを有するケーシング34
と、ベアリング35を保持する保持部材36とよりな
る。ケーシング34の内周面34aは、上記コア33の
外周面33aと同じ半径を有する半球状の球面に加工さ
れている。
【0022】37は圧縮コイルバネ(拘束解除手段)
で、上端がコア33の内壁に設けられた掛止部33bに
当接し、下端がケーシング34の内周面34aに設けら
れたリング状の溝34bに嵌合している。従って、上部
ケーシング27と下部ケーシング28とは、圧縮コイル
バネ37のバネ力により互いに離間する方向に押圧され
ている。そのため、通常はケーシング34の内周面34
aがコア33の外周面33aより離間しており、下部ケ
ーシング28は上部ケーシング27に対してどの方向に
も揺動することができる。
で、上端がコア33の内壁に設けられた掛止部33bに
当接し、下端がケーシング34の内周面34aに設けら
れたリング状の溝34bに嵌合している。従って、上部
ケーシング27と下部ケーシング28とは、圧縮コイル
バネ37のバネ力により互いに離間する方向に押圧され
ている。そのため、通常はケーシング34の内周面34
aがコア33の外周面33aより離間しており、下部ケ
ーシング28は上部ケーシング27に対してどの方向に
も揺動することができる。
【0023】又、後述するように、上記コイル31及び
コア33は電磁石を構成し、コイル31に通電される
と、コア33より発生した電磁力により下部ケーシング
28が吸引され、ケーシング34の内周面34aがコア
33の外周面33aに当接する。その際、上記ケーシン
グ34の内周面34aとコア33の外周面33aとが同
一半径であるので、下部ケーシング28は上部ケーシン
グ27に密着して回動不可状態に拘束される。
コア33は電磁石を構成し、コイル31に通電される
と、コア33より発生した電磁力により下部ケーシング
28が吸引され、ケーシング34の内周面34aがコア
33の外周面33aに当接する。その際、上記ケーシン
グ34の内周面34aとコア33の外周面33aとが同
一半径であるので、下部ケーシング28は上部ケーシン
グ27に密着して回動不可状態に拘束される。
【0024】38は自在継手(連結手段)で、上部ケー
シング27の貫通路27a及び下部ケーシング28の貫
通路28a内に設けられている。この自在継手38は、
手首部16のケーシング25より貫通路27a内に延在
する第1の軸39と、第1の軸39の下端に突出する一
対の連結部39aに軸承された十字継手40と、第1の
軸39の連結部39aと直交する向きで十字継手40に
連結された一対の連結部41aを有する第2の軸41
と、よりなる。十字継手40は第1の軸39に対してG
方向に回転自在に連結され、第2の軸41に対してH方
向に回転自在に連結されている。そのため、第2の軸4
1は第1の軸39に対してどの方向にも回動することが
できるように連結されている。又、第2の軸41の下端
部はハンド18の取付部18cに嵌合固定されている。
シング27の貫通路27a及び下部ケーシング28の貫
通路28a内に設けられている。この自在継手38は、
手首部16のケーシング25より貫通路27a内に延在
する第1の軸39と、第1の軸39の下端に突出する一
対の連結部39aに軸承された十字継手40と、第1の
軸39の連結部39aと直交する向きで十字継手40に
連結された一対の連結部41aを有する第2の軸41
と、よりなる。十字継手40は第1の軸39に対してG
方向に回転自在に連結され、第2の軸41に対してH方
向に回転自在に連結されている。そのため、第2の軸4
1は第1の軸39に対してどの方向にも回動することが
できるように連結されている。又、第2の軸41の下端
部はハンド18の取付部18cに嵌合固定されている。
【0025】第1の軸39は上部ケーシング27のケー
シング30に保持されたベアリング42により回転自在
に軸承されており、ベアリング42に嵌合する小径部3
9bとベアリング42の下面に当接する大径部39cと
を有する。従って、第1の軸39は大径部39cがベア
リング42の下面に当接することにより上方へ移動する
ことを制限されている。
シング30に保持されたベアリング42により回転自在
に軸承されており、ベアリング42に嵌合する小径部3
9bとベアリング42の下面に当接する大径部39cと
を有する。従って、第1の軸39は大径部39cがベア
リング42の下面に当接することにより上方へ移動する
ことを制限されている。
【0026】又、第2の軸41は保持部材36に保持さ
れたベアリング35に回転自在に嵌合するとともに、軸
方向に摺動自在に嵌合している。即ち、第2の軸41
は、ベアリング35の内輪に摺動自在に嵌合する小径部
41bと、ベアリング35の下面に当接する大径部41
cと、を有する。従って、上記圧縮コイルバネ37のバ
ネ力により下方に押圧された下部ケーシング28は、ベ
アリング35が第2の軸41の小径部41bと大径部4
1cとの段部に当接して係止される。
れたベアリング35に回転自在に嵌合するとともに、軸
方向に摺動自在に嵌合している。即ち、第2の軸41
は、ベアリング35の内輪に摺動自在に嵌合する小径部
41bと、ベアリング35の下面に当接する大径部41
cと、を有する。従って、上記圧縮コイルバネ37のバ
ネ力により下方に押圧された下部ケーシング28は、ベ
アリング35が第2の軸41の小径部41bと大径部4
1cとの段部に当接して係止される。
【0027】このように、下部ケーシング28が圧縮コ
イルバネ37のバネ力により下方に変位すると、上部ケ
ーシング27と下部ケーシング28との間に隙間Wが形
成され、下部ケーシング28は上記電磁力による拘束を
解除された状態となる。
イルバネ37のバネ力により下方に変位すると、上部ケ
ーシング27と下部ケーシング28との間に隙間Wが形
成され、下部ケーシング28は上記電磁力による拘束を
解除された状態となる。
【0028】又、上記自在継手38の第1の軸39、十
字継手40、第2の軸41は、夫々貫通孔39d,40
d,41dが穿設された中空状に形成されており、各貫
通孔39d,40d,41dにはハンド18のモータ
(図示せず)に接続されるリード線43が挿通される。
字継手40、第2の軸41は、夫々貫通孔39d,40
d,41dが穿設された中空状に形成されており、各貫
通孔39d,40d,41dにはハンド18のモータ
(図示せず)に接続されるリード線43が挿通される。
【0029】ここで、上記構成になるハンド支持機構1
7の動作につき説明する。
7の動作につき説明する。
【0030】例えば、図2に示すように、ワーク29が
傾斜して置いてある場合、工業用ロボット11は各可動
部(旋回ベース13,第1アーム14,第2アーム1
5,手首部16)を駆動してハンド18をワーク29の
上方に移動させる。そして、ハンド18の一対の爪18
a,18bを開いてハンド18を垂下方向に降下させ
る。工業用ロボット11はハンド18の爪18a,18
bがワーク29の両側に対向する位置で動作を停止させ
る。
傾斜して置いてある場合、工業用ロボット11は各可動
部(旋回ベース13,第1アーム14,第2アーム1
5,手首部16)を駆動してハンド18をワーク29の
上方に移動させる。そして、ハンド18の一対の爪18
a,18bを開いてハンド18を垂下方向に降下させ
る。工業用ロボット11はハンド18の爪18a,18
bがワーク29の両側に対向する位置で動作を停止させ
る。
【0031】続いて、ハンド18の爪18a,18bが
閉じる方向に駆動され、ワーク29の両側に当接する。
ハンド18の爪18a,18bが近接方向に駆動されて
傾斜したワーク29の両側に当接すると、ハンド18及
び下部ケーシング28が上記自在継手38を介して支持
されているので、図3に示すように傾斜状態に回動す
る。
閉じる方向に駆動され、ワーク29の両側に当接する。
ハンド18の爪18a,18bが近接方向に駆動されて
傾斜したワーク29の両側に当接すると、ハンド18及
び下部ケーシング28が上記自在継手38を介して支持
されているので、図3に示すように傾斜状態に回動す
る。
【0032】このように、ハンド18が傾斜してワーク
29を把持した後、前述したコイル31が励磁されて下
部ケーシング28が上方に吸引される。そのため、上記
下部ケーシング28のケーシング34と上部ケーシング
27のコア33とが当接し、同一半径の球面状とされた
ケーシング34の内周面34aとコア33の外周面33
aとが密着する。その結果、下部ケーシング28はケー
シング34の内周面34aとコア33の外周面33aと
摩擦力により図3のように傾斜した状態で回動不可状態
に拘束される。
29を把持した後、前述したコイル31が励磁されて下
部ケーシング28が上方に吸引される。そのため、上記
下部ケーシング28のケーシング34と上部ケーシング
27のコア33とが当接し、同一半径の球面状とされた
ケーシング34の内周面34aとコア33の外周面33
aとが密着する。その結果、下部ケーシング28はケー
シング34の内周面34aとコア33の外周面33aと
摩擦力により図3のように傾斜した状態で回動不可状態
に拘束される。
【0033】従って、工業用ロボット11はハンド18
が傾斜してワーク29を把持したまま各可動部を駆動さ
せてワーク29を所定位置に移動させる。そして、ハン
ド18の爪18a,18bを開いてワーク29を目標位
置に載置する。その際、工業用ロボット11は上記各可
動部を駆動させることなく把持する前と同じ傾斜状態に
ワーク29を置くことができる。
が傾斜してワーク29を把持したまま各可動部を駆動さ
せてワーク29を所定位置に移動させる。そして、ハン
ド18の爪18a,18bを開いてワーク29を目標位
置に載置する。その際、工業用ロボット11は上記各可
動部を駆動させることなく把持する前と同じ傾斜状態に
ワーク29を置くことができる。
【0034】又、傾斜状態のワーク29を再度把持する
場合でも、ハンド18が上記コイル31の電磁力により
同一角度に傾斜した状態で保持されているので、工業用
ロボット11は上記各可動部を駆動させることなくハン
ド18の爪18a,18bをワーク29の両側に対向さ
せてそのまま把持することができる。
場合でも、ハンド18が上記コイル31の電磁力により
同一角度に傾斜した状態で保持されているので、工業用
ロボット11は上記各可動部を駆動させることなくハン
ド18の爪18a,18bをワーク29の両側に対向さ
せてそのまま把持することができる。
【0035】さらに、上部ケーシング27の貫通路27
a及び下部ケーシング28の貫通路28a内に設けられ
た自在継手38がハンド18に連結されているので、手
首部16のケーシング25より貫通路27a内に延在す
る第1の軸39が回転駆動されることにより、傾斜した
ワーク29は偏心することなくハンド18の軸線Fを中
心に回転する。従って、例えばワーク29がシャフトあ
るいはボルトのような丸棒状である場合、ワーク29が
傾斜した状態でハンド18に把持されても、ワーク29
を取付孔に挿入したまま回転させることができる。
a及び下部ケーシング28の貫通路28a内に設けられ
た自在継手38がハンド18に連結されているので、手
首部16のケーシング25より貫通路27a内に延在す
る第1の軸39が回転駆動されることにより、傾斜した
ワーク29は偏心することなくハンド18の軸線Fを中
心に回転する。従って、例えばワーク29がシャフトあ
るいはボルトのような丸棒状である場合、ワーク29が
傾斜した状態でハンド18に把持されても、ワーク29
を取付孔に挿入したまま回転させることができる。
【0036】図4に本発明の第2実施例を示す。
【0037】同図中、手首部16の第3ケーシング25
の下面には、ハンド支持機構51が取り付けられてい
る。このハンド支持機構51は、上部ケーシング52と
下部ケーシング53とを揺動自在に連結してなる。上部
ケーシング52と下部ケーシング53とは、共に中空状
に形成されており、内部には第3ケーシング25の内部
に連通する貫通路52a,53aが設けられている。上
部ケーシング52の外周面52bは半球面状の形成さ
れ、下部ケーシング53の内周面53bは上記外周面5
2bと同一半径の半球面状凹部に形成されている。
の下面には、ハンド支持機構51が取り付けられてい
る。このハンド支持機構51は、上部ケーシング52と
下部ケーシング53とを揺動自在に連結してなる。上部
ケーシング52と下部ケーシング53とは、共に中空状
に形成されており、内部には第3ケーシング25の内部
に連通する貫通路52a,53aが設けられている。上
部ケーシング52の外周面52bは半球面状の形成さ
れ、下部ケーシング53の内周面53bは上記外周面5
2bと同一半径の半球面状凹部に形成されている。
【0038】そして、下部ケーシング53の先端には、
ワーク29を把持する一対の爪18a,18bを有する
ハンド18が回転自在に支持されている。
ワーク29を把持する一対の爪18a,18bを有する
ハンド18が回転自在に支持されている。
【0039】上部ケーシング52及び下部ケーシング5
3の貫通路52a,53aには、拘束手段として機能す
る空気シリンダ55と、手首部16のケーシング25よ
り貫通路27a内に延在する第1の軸39と空気シリン
ダ55とを揺動自在に連結するコイルバネ56とが設け
られている。このコイルバネ56は連結手段として機能
するとともに、ハンド18がワーク29を把持する際の
衝撃を吸収する働きも有する。
3の貫通路52a,53aには、拘束手段として機能す
る空気シリンダ55と、手首部16のケーシング25よ
り貫通路27a内に延在する第1の軸39と空気シリン
ダ55とを揺動自在に連結するコイルバネ56とが設け
られている。このコイルバネ56は連結手段として機能
するとともに、ハンド18がワーク29を把持する際の
衝撃を吸収する働きも有する。
【0040】第1の軸39は上部ケーシング52内に保
持されたベアリング57により軸承され、且つ大径部3
9cがベアリング57の下面に当接して上方への摺動が
制限されている。又、大径部39cの外周面にはコイル
バネ56の上端部分が嵌合する螺旋溝39dが設けられ
ている。尚、上部ケーシング52の貫通路52aは、後
述するように空気シリンダ55が揺動できるように下端
部分が大径な開口となっている。
持されたベアリング57により軸承され、且つ大径部3
9cがベアリング57の下面に当接して上方への摺動が
制限されている。又、大径部39cの外周面にはコイル
バネ56の上端部分が嵌合する螺旋溝39dが設けられ
ている。尚、上部ケーシング52の貫通路52aは、後
述するように空気シリンダ55が揺動できるように下端
部分が大径な開口となっている。
【0041】空気シリンダ55は内部のシリンダ室55
aを摺動するピストン58を有し、上端部には空気供給
ユニット(図示せず)から延在する空気チューブ59が
接続された継手60が螺入されている。従って、シリン
ダ室55aはピストン58により上室55a1 と下室5
5a2 とに画成されており、空気チューブ59から圧縮
空気が上室55a1 に導入されるとピストン58は下方
に摺動する。
aを摺動するピストン58を有し、上端部には空気供給
ユニット(図示せず)から延在する空気チューブ59が
接続された継手60が螺入されている。従って、シリン
ダ室55aはピストン58により上室55a1 と下室5
5a2 とに画成されており、空気チューブ59から圧縮
空気が上室55a1 に導入されるとピストン58は下方
に摺動する。
【0042】ピストン58は下室55a2 に配設された
コイルバネ61により上方に付勢されている。そして、
ピストン58と一体なピストンロッド58aはハンド1
8の取付部18cに嵌合固定されている。又、空気シリ
ンダ55は下部ケーシング53の貫通路53a内の凹部
53a1 に保持されたベアリング62に軸承され、且つ
ピストンロッド58aは下部ケーシング53の下端部に
設けられた保持部材67に保持されたベアリング63に
より軸承されている。
コイルバネ61により上方に付勢されている。そして、
ピストン58と一体なピストンロッド58aはハンド1
8の取付部18cに嵌合固定されている。又、空気シリ
ンダ55は下部ケーシング53の貫通路53a内の凹部
53a1 に保持されたベアリング62に軸承され、且つ
ピストンロッド58aは下部ケーシング53の下端部に
設けられた保持部材67に保持されたベアリング63に
より軸承されている。
【0043】図5に示すように、空気シリンダ55のシ
リンダ室55aは横断面形状が六角形であり、ピストン
58の横断面形状も六角形となっている。これは、ピス
トン58の回転を防止するためであり、シリンダ室55
a及びピストン58の横断面形状を六角形以外の四角形
あるいは八角形などの形状としても良い。
リンダ室55aは横断面形状が六角形であり、ピストン
58の横断面形状も六角形となっている。これは、ピス
トン58の回転を防止するためであり、シリンダ室55
a及びピストン58の横断面形状を六角形以外の四角形
あるいは八角形などの形状としても良い。
【0044】上記ピストン58の外周には上室55a1
に導入された圧縮空気が下室55a 2 に漏れないように
Oリング64が設けられている。尚、ピストンロッド5
8aが貫通するシリンダ室55aの下端開口を閉塞する
カバー65の孔65aとの間の隙間は、ピストン58の
移動に伴って下室55a2 内の空気を吸排する通路とし
て機能する。
に導入された圧縮空気が下室55a 2 に漏れないように
Oリング64が設けられている。尚、ピストンロッド5
8aが貫通するシリンダ室55aの下端開口を閉塞する
カバー65の孔65aとの間の隙間は、ピストン58の
移動に伴って下室55a2 内の空気を吸排する通路とし
て機能する。
【0045】通常は、シリンダ室55aに空気チューブ
59から圧縮空気が供給されており、ピストンロッド5
8aの下端に結合された下部ケーシング53が上部ケー
シング52より離間して拘束を解除されている。そのた
め、下部ケーシング53はハンド18に外力が作用する
と、コイルバネ56により弾力的に支持されているので
容易に揺動することができる。
59から圧縮空気が供給されており、ピストンロッド5
8aの下端に結合された下部ケーシング53が上部ケー
シング52より離間して拘束を解除されている。そのた
め、下部ケーシング53はハンド18に外力が作用する
と、コイルバネ56により弾力的に支持されているので
容易に揺動することができる。
【0046】又、ピストンロッド58aの軸心には軸方
向に貫通する貫通孔58bが設けられ、前述した空気チ
ューブ59に挿通されたリード線66はピストンロッド
58aの貫通孔58bを挿通されてハンド18のモータ
(図示せず)に接続されている。
向に貫通する貫通孔58bが設けられ、前述した空気チ
ューブ59に挿通されたリード線66はピストンロッド
58aの貫通孔58bを挿通されてハンド18のモータ
(図示せず)に接続されている。
【0047】ここで、上記構成になるハンド支持機構5
1の動作につき説明する。
1の動作につき説明する。
【0048】例えば、図4に示すように、ワーク29が
傾斜して置いてある場合、工業用ロボット11は各可動
部(旋回ベース13,第1アーム14,第2アーム1
5,手首部16)を駆動してハンド18をワーク29の
上方に移動させる。そして、ハンド18の一対の爪18
a,18bを開いてハンド18を垂下方向に降下させ
る。工業用ロボット11はハンド18の爪18a,18
bがワーク29の両側に対向する位置で動作を停止させ
る。
傾斜して置いてある場合、工業用ロボット11は各可動
部(旋回ベース13,第1アーム14,第2アーム1
5,手首部16)を駆動してハンド18をワーク29の
上方に移動させる。そして、ハンド18の一対の爪18
a,18bを開いてハンド18を垂下方向に降下させ
る。工業用ロボット11はハンド18の爪18a,18
bがワーク29の両側に対向する位置で動作を停止させ
る。
【0049】続いて、ハンド18の爪18a,18bが
閉じる方向に駆動され、ワーク29の両側に当接する。
ハンド18の爪18a,18bが近接方向に駆動されて
傾斜したワーク29の両側に当接すると、ハンド18及
び下部ケーシング53が自在継手のように機能する上記
コイルバネ56を介して支持されているので、図4に示
すように傾斜状態に回動する。
閉じる方向に駆動され、ワーク29の両側に当接する。
ハンド18の爪18a,18bが近接方向に駆動されて
傾斜したワーク29の両側に当接すると、ハンド18及
び下部ケーシング53が自在継手のように機能する上記
コイルバネ56を介して支持されているので、図4に示
すように傾斜状態に回動する。
【0050】このように、ハンド18が傾斜してワーク
29を把持した後、前述した空気シリンダ55のシリン
ダ室55aに空気チューブ59から圧縮空気の供給が停
止すると、ピストン58がコイルバネ61のバネ力によ
り上動して下部ケーシング53が上方に変位する。その
ため、上記下部ケーシング53の内周面53aと上部ケ
ーシング52の外周面52aが当接して密着する。その
結果、下部ケーシング53は図4のように傾斜した状態
で回動不可状態に拘束される。
29を把持した後、前述した空気シリンダ55のシリン
ダ室55aに空気チューブ59から圧縮空気の供給が停
止すると、ピストン58がコイルバネ61のバネ力によ
り上動して下部ケーシング53が上方に変位する。その
ため、上記下部ケーシング53の内周面53aと上部ケ
ーシング52の外周面52aが当接して密着する。その
結果、下部ケーシング53は図4のように傾斜した状態
で回動不可状態に拘束される。
【0051】従って、工業用ロボット11はハンド18
が傾斜してワーク29を把持したまま各可動部を駆動さ
せてワーク29を所定位置に移動させる。そして、ハン
ド18の爪18a,18bを開いてワーク29を目標位
置に載置する。その際、工業用ロボット11は上記各可
動部を駆動させることなく把持する前と同じ傾斜状態に
ワーク29を置くことができる。
が傾斜してワーク29を把持したまま各可動部を駆動さ
せてワーク29を所定位置に移動させる。そして、ハン
ド18の爪18a,18bを開いてワーク29を目標位
置に載置する。その際、工業用ロボット11は上記各可
動部を駆動させることなく把持する前と同じ傾斜状態に
ワーク29を置くことができる。
【0052】さらに、上部ケーシング27の貫通路27
a及び下部ケーシング28の貫通路28a内に設けられ
たコイルバネ56が空気シリンダ55に連結されている
ので、手首部16のケーシング25より貫通路27a内
に延在する第1の軸39が回転駆動されることにより、
傾斜したハンド18は偏心することなく軸線Fを中心に
回転する。
a及び下部ケーシング28の貫通路28a内に設けられ
たコイルバネ56が空気シリンダ55に連結されている
ので、手首部16のケーシング25より貫通路27a内
に延在する第1の軸39が回転駆動されることにより、
傾斜したハンド18は偏心することなく軸線Fを中心に
回転する。
【0053】図6に本発明の第3実施例を示す。
【0054】同図中、手首部16の第3ケーシング25
の下面には、ハンド支持機構71が取り付けられてい
る。このハンド支持機構71は、上部ケーシング72と
下部ケーシング73とを揺動自在に連結してなる。即
ち、上部ケーシング72,下部ケーシング73の内部に
形成された貫通路72a,73aには、自在継手74が
設けられている。又、上部ケーシング72の外周面72
bは半球面状の形成され、下部ケーシング73の内周面
73bは上記外周面72bと同一半径の半球面状凹部に
形成されている。
の下面には、ハンド支持機構71が取り付けられてい
る。このハンド支持機構71は、上部ケーシング72と
下部ケーシング73とを揺動自在に連結してなる。即
ち、上部ケーシング72,下部ケーシング73の内部に
形成された貫通路72a,73aには、自在継手74が
設けられている。又、上部ケーシング72の外周面72
bは半球面状の形成され、下部ケーシング73の内周面
73bは上記外周面72bと同一半径の半球面状凹部に
形成されている。
【0055】尚、自在継手74は前述した第1実施例の
自在継手38と同様な構成であるので、その説明は省略
する。
自在継手38と同様な構成であるので、その説明は省略
する。
【0056】図7に示すように、下部ケーシング73は
横方向に突出する第1腕部73cと第2腕部73dとを
有する。この第1腕部73cと第2腕部73dとは90
°間隔で設けられ、上記手首部16の第3ケーシング2
5の下面と各腕部73c,73dとの間には空気シリン
ダ75,76が配設されている。
横方向に突出する第1腕部73cと第2腕部73dとを
有する。この第1腕部73cと第2腕部73dとは90
°間隔で設けられ、上記手首部16の第3ケーシング2
5の下面と各腕部73c,73dとの間には空気シリン
ダ75,76が配設されている。
【0057】尚、空気シリンダ75と76とは同一構成
であるので、ここでは空気シリンダ75の構成につき説
明する。
であるので、ここでは空気シリンダ75の構成につき説
明する。
【0058】空気シリンダ75は、図6に示すように、
シリンダ本体77と、シリンダ本体77内のシリンダ室
77aを摺動するピストン78と、ピストン78と一体
的に設けられたピストンロッド79と、ピストン78を
押圧するコイルバネ80と、ピストンロッド79を係止
するロック機構81とよりなる。
シリンダ本体77と、シリンダ本体77内のシリンダ室
77aを摺動するピストン78と、ピストン78と一体
的に設けられたピストンロッド79と、ピストン78を
押圧するコイルバネ80と、ピストンロッド79を係止
するロック機構81とよりなる。
【0059】従って、上記空気シリンダ75,76は、
後述するように拘束手段及び拘束解除手段として機能す
るとともに、上記シリンダ本体77内に設けられたコイ
ルバネ80がワーク29を把持する際にハンド18に作
用する衝撃を吸収する働きをする。
後述するように拘束手段及び拘束解除手段として機能す
るとともに、上記シリンダ本体77内に設けられたコイ
ルバネ80がワーク29を把持する際にハンド18に作
用する衝撃を吸収する働きをする。
【0060】上記シリンダ本体77の上端部には、第3
ケーシング25の下面に固着された球面軸受82に嵌合
して揺動自在に軸承される球面突部77bが設けられて
いる。又、ピストンロッド79の下端部には、第1腕部
73cの上面に固着された球面軸受83に嵌合して揺動
自在に軸承される球面突部79aが設けられている。
ケーシング25の下面に固着された球面軸受82に嵌合
して揺動自在に軸承される球面突部77bが設けられて
いる。又、ピストンロッド79の下端部には、第1腕部
73cの上面に固着された球面軸受83に嵌合して揺動
自在に軸承される球面突部79aが設けられている。
【0061】従って、下部ケーシング73が揺動する
際、上記空気シリンダ75,76も追従して伸縮すると
ともにJ,K,L,M方向に回動できるように取り付け
られている。
際、上記空気シリンダ75,76も追従して伸縮すると
ともにJ,K,L,M方向に回動できるように取り付け
られている。
【0062】通常は、空気シリンダ75,76のピスト
ン78がコイルバネ80のバネ力により上方に変位して
いるので、下部ケーシング73及びハンド18は空気シ
リンダ75,76の吸引力により上部ケーシング72と
同軸上に位置するように垂下方向に保持される。
ン78がコイルバネ80のバネ力により上方に変位して
いるので、下部ケーシング73及びハンド18は空気シ
リンダ75,76の吸引力により上部ケーシング72と
同軸上に位置するように垂下方向に保持される。
【0063】又、ロック機構81は、後述するように下
部ケーシング73及びハンド18が所定角度傾斜した位
置で拘束する際、空気チューブ84より圧縮空気が供給
され、この空気圧によりピストンロッド79を係止す
る。
部ケーシング73及びハンド18が所定角度傾斜した位
置で拘束する際、空気チューブ84より圧縮空気が供給
され、この空気圧によりピストンロッド79を係止す
る。
【0064】ここで、上記構成になるハンド支持機構7
1の動作につき説明する。
1の動作につき説明する。
【0065】例えば、ハンド18の爪18a,18bが
近接方向に駆動されて傾斜したワーク29の両側に当接
すると、ハンド18及び下部ケーシング73が自在継手
74により支持されているので、図6に示すように傾斜
状態に回動する。これとともに、空気シリンダ75,7
6のピストン78,ピストンロッド79が摺動変位す
る。
近接方向に駆動されて傾斜したワーク29の両側に当接
すると、ハンド18及び下部ケーシング73が自在継手
74により支持されているので、図6に示すように傾斜
状態に回動する。これとともに、空気シリンダ75,7
6のピストン78,ピストンロッド79が摺動変位す
る。
【0066】このように、ハンド18が傾斜してワーク
29を把持した後、前述した空気シリンダ75,76の
ロック機構81に空気チューブ82から圧縮空気が供給
されると、ピストンロッド79がその摺動位置にロック
され摺動不可状態となる。
29を把持した後、前述した空気シリンダ75,76の
ロック機構81に空気チューブ82から圧縮空気が供給
されると、ピストンロッド79がその摺動位置にロック
され摺動不可状態となる。
【0067】その結果、下部ケーシング73は図6のよ
うに傾斜した状態に拘束される。
うに傾斜した状態に拘束される。
【0068】図8に本発明の第4実施例を示す。
【0069】同図中、手首部16の第3ケーシング25
の下面には、前述した第1実施例のハンド支持機構17
が設けられている。さらに、自在継手38の第2の軸4
1の下端部にはハンド回転駆動用のモータ85が設けら
れている。
の下面には、前述した第1実施例のハンド支持機構17
が設けられている。さらに、自在継手38の第2の軸4
1の下端部にはハンド回転駆動用のモータ85が設けら
れている。
【0070】従って、モータ85は第2の軸41に固定
されており、回転軸85aがハンド18に結合されてい
る。ワーク29を把持する際に動作は前述したハンド支
持機構17と同じなので、その説明は省略する。
されており、回転軸85aがハンド18に結合されてい
る。ワーク29を把持する際に動作は前述したハンド支
持機構17と同じなので、その説明は省略する。
【0071】そのため、自在継手38の第2の軸41に
は、モータ85が設けられているので、ハンド18の爪
18a,18bがワーク29の両側を把持した後、モー
タ85を駆動することにより、ハンド18及びワーク2
9をハンド18の軸線を中心に回転させることができ
る。
は、モータ85が設けられているので、ハンド18の爪
18a,18bがワーク29の両側を把持した後、モー
タ85を駆動することにより、ハンド18及びワーク2
9をハンド18の軸線を中心に回転させることができ
る。
【0072】尚、上記モータ85の代わりに圧縮空気の
供給により回動するロータリアクチュエータ等を使用し
ても良い。
供給により回動するロータリアクチュエータ等を使用し
ても良い。
【0073】又、上記工業用ロボットは、ワークを回転
させるのに好適であり、特にガソリンスタンドなどで自
動車の給油口の燃料キャップを自動的に開閉する給油ロ
ボットに適用することができる。
させるのに好適であり、特にガソリンスタンドなどで自
動車の給油口の燃料キャップを自動的に開閉する給油ロ
ボットに適用することができる。
【0074】
【発明の効果】上述の如く、本発明になる工業用ロボッ
トは、支持機構を拘束することにより、ハンドを任意の
揺動位置で停止させることが可能になり、同じワークを
再度把持する場合にアーム,手首部等を駆動してハンド
の位置を微調整する必要がなく、手首部に対するハンド
の揺動位置を変更する必要がないので、容易にワークを
把持する位置にハンドを移動させることができる。又、
手首部の駆動軸とハンドとが支持機構の内部空間に設け
られた連結手段により回動自在に連結されているため、
手首部に対してハンドが傾斜しても偏心させずにハンド
を回転させることができ、例えばワークがシャフトある
いはボルトのような丸棒状である場合、ワークが傾斜し
た状態でハンドに把持されても、ワークを取付孔に挿入
したまま回転させることができる等の特長を有する。
トは、支持機構を拘束することにより、ハンドを任意の
揺動位置で停止させることが可能になり、同じワークを
再度把持する場合にアーム,手首部等を駆動してハンド
の位置を微調整する必要がなく、手首部に対するハンド
の揺動位置を変更する必要がないので、容易にワークを
把持する位置にハンドを移動させることができる。又、
手首部の駆動軸とハンドとが支持機構の内部空間に設け
られた連結手段により回動自在に連結されているため、
手首部に対してハンドが傾斜しても偏心させずにハンド
を回転させることができ、例えばワークがシャフトある
いはボルトのような丸棒状である場合、ワークが傾斜し
た状態でハンドに把持されても、ワークを取付孔に挿入
したまま回転させることができる等の特長を有する。
【図1】本発明になる工業用ロボットの一実施例の斜視
図である。
図である。
【図2】本発明の第1実施例の縦断面図である。
【図3】本発明の第1実施例の動作を説明するための縦
断面図である。
断面図である。
【図4】本発明の第2実施例の縦断面図である。
【図5】図4に示す空気シリンダの横断面図である。
【図6】本発明の第3実施例の縦断面図である。
【図7】図6に示す下部ケーシングの平面図である。
【図8】本発明の第4実施例の縦断面図である。
【図9】従来の機構を説明するための縦断面図である。
11 工業用ロボット 13 旋回ベース 14 第1アーム 15 第2アーム 16 手首部 17,51,71 ハンド支持機構 18 ハンド 27,52,72 上部ケーシング 28,53,73 下部ケーシング 29 ワーク 31 コイル 33 コア 38,74 自在継手 55,75,76 空気シリンダ 58,78 ピストン 81 ロック機構 85 モータ
Claims (1)
- 【請求項1】 アーム先端に設けられた手首部と、該手
首部に支持されるハンドと、該手首部と該ハンドとの間
に設けられ該ハンドを揺動自在に支持する支持機構と、
を有する工業用ロボットにおいて、 前記支持機構の内部空間に設けられ、前記手首部の駆動
軸と前記ハンドとを回動自在に連結する連結手段と、 一のワークを把持するとき、前記ハンドが任意の揺動位
置で停止するよう前記支持機構を拘束する拘束手段と、 前記一のワークに対する作業が終了したとき、前記拘束
手段による拘束を解除する拘束解除手段と、 を備えてなることを特徴とする工業用ロボット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17892693A JPH0732286A (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | 工業用ロボット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17892693A JPH0732286A (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | 工業用ロボット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0732286A true JPH0732286A (ja) | 1995-02-03 |
Family
ID=16057061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17892693A Pending JPH0732286A (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | 工業用ロボット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0732286A (ja) |
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1993
- 1993-07-20 JP JP17892693A patent/JPH0732286A/ja active Pending
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