JPH0597064A - ダンパーステーの取付構造 - Google Patents

ダンパーステーの取付構造

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Publication number
JPH0597064A
JPH0597064A JP25907891A JP25907891A JPH0597064A JP H0597064 A JPH0597064 A JP H0597064A JP 25907891 A JP25907891 A JP 25907891A JP 25907891 A JP25907891 A JP 25907891A JP H0597064 A JPH0597064 A JP H0597064A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
damper stay
support plate
pin
mounting structure
insertion hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP25907891A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Iwai
健 岩井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP25907891A priority Critical patent/JPH0597064A/ja
Publication of JPH0597064A publication Critical patent/JPH0597064A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダンパーステーをボデーに取付ける際におい
て、一定の作業空間を必要とせず、また取付位置が作業
員の手が届く範囲に限定されず、別途ボルト等で固定す
る必要がない、ダンパーステーの取付構造を得る。 【構成】 ダンパーステー10のピストンロッド12の
端部に支持プレート16を固定する。この支持プレート
16には、挿入孔20が形成されている。この挿入孔2
0をピン26に挿入し、支持プレート16を回動自在に
軸支する。ここで、ダンパーステー10が反時計方向に
所定量回転させられると、支持プレート16に設けられ
たストップバー28が、ボデー24から立設されたスト
ッパー34に干渉され、支持プレート16がピン26の
軸方向へ移動するのが阻止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トランクルームを閉止
するラゲッジドアを開閉自在に支持するヒンジの作動を
制限するダンパーステーの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に示されるように、トランクルーム
50を閉止するラゲッジドア36には、略U字状に曲げ
られたヒンジ40が備えられている。このヒンジ40の
一端は、ラゲッジドア36の裏面側に固定され、その他
端は、アッパーバック52に軸支され、ラゲッジドア3
6を開閉自在に支持している。さらに、ヒンジ40に
は、一端がアッパーバック52の奥上方に軸支され、ヒ
ンジ40を上方向に付勢するダンパーステー10が取付
けられている。これによって、ラゲッジドア36の緩や
かな開閉を可能にしている。
【0003】ところで、ダンパーステー10をアッパー
バック52に軸支させる方法として、従来は、図6〜図
8に示すような、3つの方式が一般的であった。
【0004】まず、図6に示すボールジョイント方式に
おいて、ボデー24側に設けられ先端がボール状に拡径
した突起54に、ダンパーステー10の端部に設けられ
抜け止め56を備えた取付孔58が軸支されるようにな
っている(実公昭58−58426号参照)。しかし、
このボールジョイント方式では、突起54で取付孔58
を軸支させるためには、ハンマー等でダンパーステー1
0の端部を矢印A方向に打ち込まなければならず、一定
の作業空間を必要とする。
【0005】次に、図7に示すブラケット方式では、ダ
ンパーステー10の端部を軸支するブラケット62をボ
ルト60でボデー24に固定しなければならず、スパナ
ー等を取り扱う作業空間を必要とする(実開昭55−1
78422号参照)。
【0006】また、図8に示すピン嵌合方式でも、ボデ
ー24に固定されたピン68に、ブラケット64の円孔
66に挿入し、ピン68に形成された溝70とブラケッ
ト64の爪72とを嵌合させる必要がある。
【0007】従って、上記いずれの方式でも、一定の作
業空間があり、かつ作業員の手が届く範囲でしか取付作
業ができず、取付位置が限定されていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は係る事実を考
慮し、ダンパーステーをボデーに取付ける際において、
一定の作業空間を必要とせず、また取付位置が作業員の
手が届く範囲に限定されず、別途ボルト等で固定する必
要がない、ダンパーステーの取付構造を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るダンパース
テーの取付構造は、トランクルームを閉止するラゲッジ
ドアを開閉自在に支持するヒンジと、前記ヒンジに一端
が軸支され他端がボデーに軸支されるダンパーステーの
取付構造において、前記ダンパーステーの他端に形成さ
れ前記ボデーに突設されたピンに挿入される挿入孔と、
前記挿入孔の外周部から半径方向に延設されるストップ
バーと、前記ダンパーステーの一端が前記ヒンジに軸支
された位置において前記ストップバーに干渉しストップ
バーの前記ピンの軸方向への移動を阻止するストッパー
と、を有することを特徴としている。
【0010】
【作用】上記構成のダンパーステーの取付構造では、ヒ
ンジに支持されたラゲッジドアを開放した後、作業員が
ダンパーステーの一端を持って、ボデーに突設されたピ
ンにダンパーステーの他端に形成された挿入孔を挿入す
る。このため、作業員の手が直接届かない位置、すなわ
ち、ダンパーステーの長さ分だけ奥方の位置に、ダンパ
ーステーの取付けが可能となる。次に、ピンを軸として
ダンパーステーを回転させながら、ダンパーステーの一
端をヒンジに軸支させる。この位置で、ストップバー
は、ボデーに設けられたストッパーに干渉されて、ピン
の軸方向への移動が阻止される。この結果ダンパーステ
ーの他端は、ピンに軸支され、ピンから離脱することが
ないので、作業員が別途ボルト等で固定する必要がなく
なる。
【0011】また、ラゲッジドアの開閉によるヒンジの
移動に伴って、ダンパーステーの他端も回動するが、こ
の範囲内においては、ストップバーは、絶えずストッパ
ーに干渉される位置にあるので、ラゲッジドアの開放位
置によって、ダンパーステーの他端がピンから離脱する
ことがない。
【0012】
【実施例】本実施例のダンパーステーの取付構造を図1
に従って説明する。
【0013】ダンパーステー10は、シリンダー12
と、このシリンダー12に挿入されるピストンロッド1
4から構成されている。シリンダー12内には、ガス等
の圧力流体が密閉されており、ピストンロッド14の伸
縮運動に一定の抵抗力を付与している。
【0014】ピストンロッド14の先端部は、板状の支
持プレート16の一端部を折り曲げて形成された連結部
18に固定されている。この支持プレート16の他端部
には、挿入孔20が穿設されている。この挿入孔20
は、ボデー24に突設され車両幅方向に延びるピン26
へ挿入されるようになっている。これによって、支持プ
レート16がピン26を回転軸として、車両上下方向に
回転できるようになっている。挿入孔20の外周の一部
からは、半径方向に延びる矩形状のストップバー28が
延設されている。このストッパーバー28の先端部に
は、連結部18と反対方向に屈曲されるフランジ部30
が形成されている。このフランジ部30には、樹脂ブロ
ック32が装着されている。一方、ボデー24には、車
両上方向に向かって板状のストッパー34が立設されて
いる。なお、このストッパー34は、支持プレート16
が反時計方向に所定量回転した時、フランジ部30に固
定された樹脂ブロック32の端面に干渉し、ピン26か
ら挿入孔20が軸方向へ離脱するのを阻止する位置に配
置されている。
【0015】次に、本実施例に係るダンパーステーの取
付手順を説明する。図2に示されるように、先ず、ラゲ
ッジドア36を開放して、作業員がダンパーステー10
の端部、すなわちシリンダー12に設けられたボールジ
ョイント38側を持って、ピストンロッド14に取付け
られた支持プレート16の挿入孔20をピン26に差し
込む(図1参照)。これによって、作業員の手の届かな
い位置、すなわち、ダンパーステーの長さ分だけ奥方の
位置に、ダンパーステーの取付けが可能となる。なお、
この時ストッパーバー28がストッパー34に干渉され
ないように、支持プレート16に所定の角度を持たせて
挿入孔20をピン26に差し込む。
【0016】次に、図3に示されるように、シリンダー
12のボールジョイント38を、ヒンジ40に取付けら
れたブラケット42に軸支させ、取付作業を完了する。
この状態では、支持プレート16は、所定角度反時計回
りに回転しているので、ストッパーバー28の先端に設
けられた樹脂ブロック32(図1参照)がストッパー3
4に干渉され、ピン26の軸方向への支持プレート16
の移動が制限される。従って、支持プレート16がピン
26から抜け出すことがないので、別途ボルト等で固定
する必要がない。
【0017】なお、図4に示されるように、ラゲッジド
ア36の閉止状態から開放状態に至るまでのダンパース
テー10の移動範囲内では、常に、ストップバー28の
先端に設けられた樹脂ブロック32(図1参照)はスト
ッパー34に干渉されるので、支持プレート28がピン
26から抜け出すことがない。
【0018】
【発明の効果】本発明に係るダンパーステーの取付構造
は、ダンパーステーの端部に取付けられた支持プレート
の挿入孔をピンに挿入させるだけで取付作業が完了する
ので、一定の作業空間を必要とせず、作業員の手が届く
範囲以外でも取付けが可能となる。また、支持プレート
のピンからの離脱は、ストッパーで阻止されるので、別
途ボルト等で固定する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るダンパーステーの取付構造を示す
分解斜視図である。
【図2】本発明に係るダンパーステーの取付方法を示し
た側面図である。
【図3】本発明に係るダンパーステーの作動状態を示し
た側面図である。
【図4】本発明に係るダンパーステーの作動状態を示し
た側面図である。
【図5】一般的なヒンジ及びダンパーステーの取付状態
を示した斜視図である。
【図6】従来のダンパーステーの取付構造を示した側面
図である。
【図7】従来のダンパーステーの取付構造を示した側面
図である。
【図8】従来のダンパーステーの取付構造を示した斜視
図である。
【符号の説明】
10 ダンパーステー 20 挿入孔 26 ピン 28 ストップバー 34 ストッパー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランクルームを閉止するラゲッジドア
    を開閉自在に支持するヒンジと、前記ヒンジに一端が軸
    支され他端がボデーに軸支されるダンパーステーの取付
    構造において、前記ダンパーステーの他端に形成され前
    記ボデーに突設されたピンに挿入される挿入孔と、前記
    挿入孔の外周部から半径方向に延設されるストップバー
    と、前記ダンパーステーの一端が前記ヒンジに軸支され
    た位置において前記ストップバーに干渉しストップバー
    の前記ピンの軸方向への移動を阻止するストッパーと、
    を有することを特徴とするダンパーステーの取付構造。
JP25907891A 1991-10-07 1991-10-07 ダンパーステーの取付構造 Pending JPH0597064A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25907891A JPH0597064A (ja) 1991-10-07 1991-10-07 ダンパーステーの取付構造

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JP25907891A JPH0597064A (ja) 1991-10-07 1991-10-07 ダンパーステーの取付構造

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Publication Number Publication Date
JPH0597064A true JPH0597064A (ja) 1993-04-20

Family

ID=17329015

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JP25907891A Pending JPH0597064A (ja) 1991-10-07 1991-10-07 ダンパーステーの取付構造

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JP (1) JPH0597064A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6796263B2 (en) * 2001-09-24 2004-09-28 Karl R. Meyer Watercraft cover and trailer system
JP2005145306A (ja) * 2003-11-17 2005-06-09 Kanto Auto Works Ltd パワーラゲッジユニット及びその組付け方法
EP2161223B2 (en) 2008-09-07 2023-02-22 Itoh Denki Co., Ltd. Motorized roller and motor unit for motorized roller

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6796263B2 (en) * 2001-09-24 2004-09-28 Karl R. Meyer Watercraft cover and trailer system
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