JPH07322834A - 形入りジャム食品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明はジャムに型抜きした形入り果実．
根．野菜類（例．果実を花ビラ型や星型．図形型にし熱
加工処理）を混合した食品に関するものである。 【構成】主体ジャムと熱加工処理した型抜き果実（また
は根野菜類）を混合（ミックス）したブレザーブスタイ
ル型ジャムである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この考案は型抜きした果実等を熱
加工処理しジャムに混合した食品に関するものである。
なお上記請求項１〜３果実等の等とは果実（梨．りん
ご．いちご．桃）のみでなく （イ）根菜類（人参．大根．ごぼう．蓮．）芋類（じゃ
がいも．さつまいも．） （ロ）野菜類（ピーマン．きゆうり．メロン．うり．か
ぼちゃ．トマト．） を含む．また型抜きした物の混合組合せは主体りんごジ
ャムにりんこ果実の同種だけでなくりんごジャムに梨．
桃．等型抜き形の異種の組合せも含む。梨ジャム．いち
ごジャム．桃ジャム．人参ジャム．ぶどうジャム．等が
主体となった場合に入れる組合せる物も同様である。ま
た熱加工処理とは型抜き果実等種類に応じ煮熟、フライ
（油加熱）、加熱後乾燥（凍結．熱風）したものであ
る。

【従来の技術】従来のジャムは同種類のみの素材そのま
まの形が残存した形のジャム（ブレザーブスタイル）
か、素材形がまったく残存しないジャムのみであった
為。素材以外の形への発想は湧かなかった。また根菜．
芋類．野菜類との混合組合せもなくジャムより他の種類
に含むビタミン．繊維素等の栄養素摂取が出来なかっ
た。

【発明が解決しようとする課題点】本案はその欠点を除
いて素材以外へのイメージをわかし（見て楽しく）他種
類の栄養素摂取を図ろうとするものである。

【課題を解決するための手段】いまその解決手段を図面
を追いながら説明する。 形に型抜きし冷凍保存する。（図１） 添加混合する。（図１）

【作用】本案は以上のように製造しこれを食用する時は
外観図のように見る楽しみとその形を食べるという舌ざ
わりが楽しめる。

【実施例】梨ジャム（型抜きりんご果実ミックス）の製
造について目的を達した研究結果の実施１例を簡単に記
述する。（梨パルプ５００ｇ換算） 製造手順 梨パルプを煮熟しながら、砂糖（計算
量のペクチンを混合しておく）を３回にわけて加え煮つ
める。 煮つめ終了段階でクエン酸を加える。 ジャム製造終了後に仕上げ（調理済み）型抜き、りん
ご果実を加え混ぜる。 以後は製造工程図のとおり 製造条件 原料投入時間 砂糖１回目．煮熟開始後 ５分 砂糖２回目．煮熟開始後 １０分 砂糖３回目．煮熟開始後 １４分 クエン酸． 煮熟開始後 １７分 煮熟終了 １８分 保管条件 本考案品実施例ジャムは熱加工処理後滅菌
を施す為、通常室温保管条件で経時変化観察は微生物．
真菌等の発生はなく１年経過後市販品と比較し同等性を
有している。

【発明の効果】本案発明によるジャムを食用するとき
は、外観図のように見る楽しみその形食べるという
舌ざわりが楽しめ他種類の素材とミックスした味が楽
しめる他種類の栄養素及び繊維素の摂取ができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の製造工程図（パルプ及び果実．
根野菜類．型製造工程）

【図２】 本考案の製造工程図（ジャム製造工程）

【図３】 本考案品をビン詰めした外観図

【図４】 本考案品をパンに塗った外観図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】果実等を花．動植物．乗り物．建物．食
   物．人物．器物．図形．（三角．円．角及び千切りの角
   柱形等形に表せるもの全て））の形に型抜き．熱加工処
   理し味付け後ジャムに混ぜた形入りジャム食品である。
2. 【請求項２】果実等の同種類または数種類をジャムに混
   合させた同種類ジャムまたは数種類ジャム食品とした請
   求項１記載の形入りジャム食品
3. 【請求項３】果実等を水洗い、水切り．切断．剥皮．除
   芯の工程後、請求項１の形に型抜き後、冷凍保存する。
   その冷凍保存の型抜き果実を熱加工処理後、ジャム製造
   工程の混合または充填後に混入するジャム食品の製造方
   法。