JPH07322425A - 配電盤 - Google Patents
配電盤Info
- Publication number
- JPH07322425A JPH07322425A JP6116122A JP11612294A JPH07322425A JP H07322425 A JPH07322425 A JP H07322425A JP 6116122 A JP6116122 A JP 6116122A JP 11612294 A JP11612294 A JP 11612294A JP H07322425 A JPH07322425 A JP H07322425A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switchboard
- hanging
- hole
- holes
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 配電盤を吊り上げるために設ける吊り金具を
他の目的にも使えるようにする。 【構成】 孔を有する３枚の金属板を相互に直角になる
ように結合して吊り金具２を形成し、機器を収容した筐
体１の前面１ａ，上面１ｂ、背面１ｃにいずれかひとつ
の孔を利用して吊り金具２を結合し、残りの孔のうちの
孔３ａは配電盤の吊り上げ用に用い、孔３ｂは配電盤の
吊り上げ用又は隣り合う配電盤の結合用に用い、孔３ｃ
は配電盤を床面へ固定するのに用いるようにする。
他の目的にも使えるようにする。 【構成】 孔を有する３枚の金属板を相互に直角になる
ように結合して吊り金具２を形成し、機器を収容した筐
体１の前面１ａ，上面１ｂ、背面１ｃにいずれかひとつ
の孔を利用して吊り金具２を結合し、残りの孔のうちの
孔３ａは配電盤の吊り上げ用に用い、孔３ｂは配電盤の
吊り上げ用又は隣り合う配電盤の結合用に用い、孔３ｃ
は配電盤を床面へ固定するのに用いるようにする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は配電盤に関し、吊り金具
に改良を加えたものである。
に改良を加えたものである。
【０００２】
【従来の技術】配電盤は重量物であるため、その移動に
クレーンやホイストが用いられる。そのため、配電盤に
は吊り金具が設けられるとともに吊り金具にはワイヤを
掛けるための係合部や孔が形成されている。
クレーンやホイストが用いられる。そのため、配電盤に
は吊り金具が設けられるとともに吊り金具にはワイヤを
掛けるための係合部や孔が形成されている。
【０００３】配電盤を移動させる場合には、吊り金具の
係合部や孔にワイヤを掛け、当該ワイヤをクレーン等に
掛けて配電盤を吊り上げることによって行っている。
係合部や孔にワイヤを掛け、当該ワイヤをクレーン等に
掛けて配電盤を吊り上げることによって行っている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、吊り金具は
配電盤を移動する際にのみ用いられるだけであり、配電
盤を現地に設置したあとは使用することがなく無駄であ
る。
配電盤を移動する際にのみ用いられるだけであり、配電
盤を現地に設置したあとは使用することがなく無駄であ
る。
【０００５】一方、配電盤は床面に強固に固定する必要
があり、また配電盤を複数並べて設ける場合は配電盤ど
うしを相互に結合することが必要になる。
があり、また配電盤を複数並べて設ける場合は配電盤ど
うしを相互に結合することが必要になる。
【０００６】そこで本発明は、斯る課題を解決した配電
盤を提供することを目的とする。
盤を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】斯る目的を達成するため
の本発明の構成は、電気機器を収容した筐体の外面に吊
り金具を結合し、当該吊り金具は、孔等を有する３枚の
平板を夫々の平板が他の２枚の平板と略直角になって四
角形の筐体の隅部を形成するように一体に構成し、吊り
金具におけるいずれかひとつの孔等には吊り金具と筐体
との結合のためのボルトを挿通し、残りの２つの孔等は
筐体の吊り上げ又は隣接する筐体どうしの結合又は床面
への筐体の結合のために用いるようにしたことを特徴と
する。
の本発明の構成は、電気機器を収容した筐体の外面に吊
り金具を結合し、当該吊り金具は、孔等を有する３枚の
平板を夫々の平板が他の２枚の平板と略直角になって四
角形の筐体の隅部を形成するように一体に構成し、吊り
金具におけるいずれかひとつの孔等には吊り金具と筐体
との結合のためのボルトを挿通し、残りの２つの孔等は
筐体の吊り上げ又は隣接する筐体どうしの結合又は床面
への筐体の結合のために用いるようにしたことを特徴と
する。
【０００８】
【作用】配電盤を吊り上げて現地へ移動する際には、吊
り金具に形成された孔等のうちの筐体への吊り金具自体
の結合用の孔等を除いた２つの孔等のうちのいずれかに
ワイヤを通して吊り上げる。現地へ着いたあとは、隣り
合う配電盤どうしを結合したり配電盤を床面に固定する
のに吊り金具の２つの孔等へボルトを挿通して行う。
り金具に形成された孔等のうちの筐体への吊り金具自体
の結合用の孔等を除いた２つの孔等のうちのいずれかに
ワイヤを通して吊り上げる。現地へ着いたあとは、隣り
合う配電盤どうしを結合したり配電盤を床面に固定する
のに吊り金具の２つの孔等へボルトを挿通して行う。
【０００９】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【００１０】本発明による配電盤の構成を、図１に示
す。図のように、電気機器を収容した筐体１の前面１ａ
と上面１ｂと背面１ｃとに吊り金具２を取り付けること
によって配電盤が構成されている。吊り金具２は前面１
ａの両側の下部と、背面１ｃの両側の下部（図示せず）
と、上面１ｂの両側の前後とに取り付けられている。
す。図のように、電気機器を収容した筐体１の前面１ａ
と上面１ｂと背面１ｃとに吊り金具２を取り付けること
によって配電盤が構成されている。吊り金具２は前面１
ａの両側の下部と、背面１ｃの両側の下部（図示せず）
と、上面１ｂの両側の前後とに取り付けられている。
【００１１】吊り金具２は図２のようになっている。即
ち、中央に孔３を形成した２枚の長方形の金属板と１枚
の正方形の金属板との夫々が、相互に直角な他の２枚に
対して直角になって中空の四角形の筐体の隅部を構成す
るように溶接結合されている。なお３枚の金属板を溶接
することなく一体に成形することもできる。
ち、中央に孔３を形成した２枚の長方形の金属板と１枚
の正方形の金属板との夫々が、相互に直角な他の２枚に
対して直角になって中空の四角形の筐体の隅部を構成す
るように溶接結合されている。なお３枚の金属板を溶接
することなく一体に成形することもできる。
【００１２】吊り金具２の３つの孔３のうちのひとつは
ボルトを介して吊り金具２を筐体１に取り付けるのに用
いられ、他の２つは配電盤を吊り上げる際に用いるワイ
ヤを挿通させるためや、隣接する配電盤どうしを結合す
るためや、配電盤を床面に固定するために用いられる。
図１における筐体１の上面１ｂに取り付けられた４つの
吊り金具２における筐体１への取り付け用の孔を除く２
つの孔は、孔３ａがワイヤを挿通するためのみに用いら
れ、孔３ｂが前記の目的又は隣接する配電盤どうしを結
合するために用いられる。また、前面１ａと背面１ｃと
に夫々取り付けられた合計４つの吊り金具２における他
の２つの孔は、孔３ｂが隣接する配電盤どうしを結合す
るために用いられ、孔３ｃが配電盤を床面に固定するた
めに用いられる。
ボルトを介して吊り金具２を筐体１に取り付けるのに用
いられ、他の２つは配電盤を吊り上げる際に用いるワイ
ヤを挿通させるためや、隣接する配電盤どうしを結合す
るためや、配電盤を床面に固定するために用いられる。
図１における筐体１の上面１ｂに取り付けられた４つの
吊り金具２における筐体１への取り付け用の孔を除く２
つの孔は、孔３ａがワイヤを挿通するためのみに用いら
れ、孔３ｂが前記の目的又は隣接する配電盤どうしを結
合するために用いられる。また、前面１ａと背面１ｃと
に夫々取り付けられた合計４つの吊り金具２における他
の２つの孔は、孔３ｂが隣接する配電盤どうしを結合す
るために用いられ、孔３ｃが配電盤を床面に固定するた
めに用いられる。
【００１３】次に、斯かる配電盤の作用を説明する。こ
のように、吊り金具３を配電盤を吊り上げる目的だけで
なく隣り合う配電盤を結合したり配電盤を床面に固定し
たりするのに用いることができる。従って、例えば図１
のように配電盤を一列に並べて列盤と呼ばれる形式にす
る場合は、複数の配電盤を孔３ｂへ挿通した図示しない
ボルトを介して一体に結合し、これらの配電盤を孔３ｃ
へ挿通した図示しないボルトを介して床面に固定する。
このため、配電盤の全体が強固に固定される。
のように、吊り金具３を配電盤を吊り上げる目的だけで
なく隣り合う配電盤を結合したり配電盤を床面に固定し
たりするのに用いることができる。従って、例えば図１
のように配電盤を一列に並べて列盤と呼ばれる形式にす
る場合は、複数の配電盤を孔３ｂへ挿通した図示しない
ボルトを介して一体に結合し、これらの配電盤を孔３ｃ
へ挿通した図示しないボルトを介して床面に固定する。
このため、配電盤の全体が強固に固定される。
【００１４】なお、吊り金具には孔に限らず孔を長孔の
ように長くして吊り金具の端面まで貫通させた切欠部を
形成してもよい。切欠部はボルトを入れて結合したりワ
イヤを掛けたりできるからである。また、吊り金具の取
り付け位置は図１の位置に限定されるものではなく、列
盤形式にする場合は上面に位置する４つの吊り金具２を
除去して前面及び背面の上部の両側に配置換えをしても
よく、配電盤を単一で設置する場合は図１における上面
１ｂ上の４つの吊り金具２を略対角線上の２つの吊り金
具２のみとして吊り上げ用のみに用いてもよいものであ
り、筐体１の両側面にも取り付ける等下面を除いた外面
の任意の位置に取り付けることができる。
ように長くして吊り金具の端面まで貫通させた切欠部を
形成してもよい。切欠部はボルトを入れて結合したりワ
イヤを掛けたりできるからである。また、吊り金具の取
り付け位置は図１の位置に限定されるものではなく、列
盤形式にする場合は上面に位置する４つの吊り金具２を
除去して前面及び背面の上部の両側に配置換えをしても
よく、配電盤を単一で設置する場合は図１における上面
１ｂ上の４つの吊り金具２を略対角線上の２つの吊り金
具２のみとして吊り上げ用のみに用いてもよいものであ
り、筐体１の両側面にも取り付ける等下面を除いた外面
の任意の位置に取り付けることができる。
【００１５】
【発明の効果】以上の説明からわかるように、本発明に
よる配電盤によればひとつは筐体への吊り金具の結合用
として用い残りの２つは筐体の吊り上げ用や筐体どうし
の結合用や筐体と床面との結合用として用いる合計で３
つの孔等を有する吊り金具を筐体に取り付けたので、配
電盤の吊り金具の部分を吊り上げて現地へ据え付けたあ
とでも吊り金具が隣接する配電盤どうしの結合手段とし
てあるいは床面への配電盤の固定手段として機能する。
よる配電盤によればひとつは筐体への吊り金具の結合用
として用い残りの２つは筐体の吊り上げ用や筐体どうし
の結合用や筐体と床面との結合用として用いる合計で３
つの孔等を有する吊り金具を筐体に取り付けたので、配
電盤の吊り金具の部分を吊り上げて現地へ据え付けたあ
とでも吊り金具が隣接する配電盤どうしの結合手段とし
てあるいは床面への配電盤の固定手段として機能する。
【図１】本発明による配電盤の実施例を示す斜視図。
【図２】本発明による配電盤に用いる吊り金具の斜視
図。
図。
１…筐体 ２…吊り金具 ３，３ａ〜３ｃ…孔
Claims (1)
- 【請求項１】 電気機器を収容した筐体の外面に吊り金
具を結合し、 当該吊り金具は、孔等を有する３枚の平板を夫々の平板
が他の２枚の平板と略直角になって四角形の筐体の隅部
を形成するように一体に構成し、 吊り金具におけるいずれかひとつの孔等には吊り金具と
筐体との結合のためのボルトを挿通し、残りの２つの孔
等は筐体の吊り上げ又は隣接する筐体どうしの結合又は
床面への筐体の結合のために用いるようにしたことを特
徴とする配電盤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6116122A JPH07322425A (ja) | 1994-05-30 | 1994-05-30 | 配電盤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6116122A JPH07322425A (ja) | 1994-05-30 | 1994-05-30 | 配電盤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07322425A true JPH07322425A (ja) | 1995-12-08 |
Family
ID=14679246
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6116122A Pending JPH07322425A (ja) | 1994-05-30 | 1994-05-30 | 配電盤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07322425A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011130524A (ja) * | 2009-12-15 | 2011-06-30 | Hitachi Ltd | 電力変換装置及びエレベータの制御装置 |
-
1994
- 1994-05-30 JP JP6116122A patent/JPH07322425A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011130524A (ja) * | 2009-12-15 | 2011-06-30 | Hitachi Ltd | 電力変換装置及びエレベータの制御装置 |
| CN102126657A (zh) * | 2009-12-15 | 2011-07-20 | 株式会社日立制作所 | 功率变换装置以及电梯的控制装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5979672A (en) | Earthquake resistant enclosure for electronic equipment | |
| JP3144295B2 (ja) | バッテリの取付構造 | |
| JPH07322425A (ja) | 配電盤 | |
| JPH1111854A (ja) | パネル吊り上げ治具 | |
| JPH0242020Y2 (ja) | ||
| CN220056052U (zh) | 一种电池箱吊具及电池箱起吊装置 | |
| JPH0829913B2 (ja) | 軽量気泡コンクリートパネル吊り上げ治具 | |
| JP2017132614A (ja) | 吊り上げ装置 | |
| CN218231502U (zh) | 一种墙板安装用吊具、墙板及墙板吊装结构 | |
| JPS636138Y2 (ja) | ||
| JP2024112344A (ja) | 吊りボルト取付部材及び電気電子機器収納用キャビネット | |
| CN218069751U (zh) | 一种断路器 | |
| CN217692426U (zh) | 电缆桥架 | |
| CN212365679U (zh) | 变压器的起吊结构和变压器 | |
| CN219036229U (zh) | 安装组件及监控设备 | |
| CN210001146U (zh) | 一种双Delta机器人并联布局结构 | |
| CN211691748U (zh) | 一种通用挂点垫块 | |
| JP3122625B2 (ja) | エスカレータの養生方法および養生パネル | |
| JP2575960Y2 (ja) | 配電盤 | |
| JP2547780Y2 (ja) | ケーブルラック座金 | |
| JPS6239265Y2 (ja) | ||
| JP2024099898A (ja) | 列盤吊り金具 | |
| JPH0513034Y2 (ja) | ||
| JP3306773B2 (ja) | 机 | |
| JPH0651383U (ja) | 揚架式装置架移動装置 |