JPS6239265Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6239265Y2
JPS6239265Y2 JP2001482U JP2001482U JPS6239265Y2 JP S6239265 Y2 JPS6239265 Y2 JP S6239265Y2 JP 2001482 U JP2001482 U JP 2001482U JP 2001482 U JP2001482 U JP 2001482U JP S6239265 Y2 JPS6239265 Y2 JP S6239265Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
main body
metal fitting
fitting
jig
bolt
Prior art date
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Expired
Application number
JP2001482U
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English (en)
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JPS58123151U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は大型船を建造する場合において、内部
作業用の足場を架設する際に必要な吊下式足場架
設治具に関する。
船の建造では、建造用の作業用足場を船内の殆
んどの部分に設ける必要があり、第1図のように
甲板裏にも多数く設けられる。この甲板裏の足場
の架設手段としては、第2図に示すような治具
を、第3図のように甲板aの裏面の所定位置に、
幾つかの足場取付用治具bを溶接し、この治具に
短柵状の吊下板cをボルト連結し、吊下板相互を
連絡棒dで結合し、この連結棒を利用して足場板
eを載架して形成するようにしている。
建造作業が完了した時点では作業床は取外され
るが、前記治具bは取外しが困難であるので、船
内に付残したままにしていることが多い。しかし
ながら砕氷艦などの特定艦船においては不使用の
治具はすべて撤去する必要があるため、ガス切断
等によつて前記治具も徹去するようにしている。
前述のようにこの撤去作業は極めて困難であるた
め、周辺の艤装品を焼損させる危惧があると共
に、撤去のための足場形成も必要となる不都合が
あり、簡単に着脱できる足場治具の開発が望まれ
ていた。
本考案の目的は、このような要望に応えるもの
であり、甲板下骨材を利用して容易に着脱しうる
吊下式足場架設用の治具を提供することにある。
本考案の特徴は、架設用治具自体を一種のつか
みの構造に形成し、これを骨材のフランジに対し
て着脱自在に係止させるようにしたことであつ
て、本体金具、ストツパ金具及び両者結合用のボ
ルトから成る。
本体金具1は、第4図に示すようにフランジに
嵌入させるための凹所11を中央部に設けた略コ
の字形の板体であつて、凹所の下側となる部分に
は2個のボルト孔12を穿設してある。
本体金具に組合うストツパ金具2は第5図に示
すような起立部21を形成された略L字形の板体
であつて、水平部は本体金具1の下部と概ね同一
の上下幅を有し、かつ本体金具のボルト孔12に
整合する位置にボルト挿入を可能にする2つの凹
所22を設けてある。前記凹所のうちの一方の凹
所22aは、本体金具1との結合を目的とするボ
ルト3aを挿通する凹所であつて、上下方向にや
や長い長孔状に形成してあり、またもう一方の凹
所22bはボルト結合のためではなく、本体金具
1に挿通した吊下板固定用ボルト3bの逃げ部と
して設けてある。
これらの各部材は第7図のような配列状態で第
6図のように組合せる。すなわち本体金具の凹所
11を骨材7のフランジ71に嵌合し、該骨材の
背面側へストツパ金具の起立部21を係合した状
態で両金具を組合せ、ボルト3aによつて固着す
る。ボルト3aの締付けに際してはストツパ金具
の長孔形凹所22aを利用して該金具2の上下位
置を調整し、本体金具1の上縁との間にフランジ
71をしつかりと挾み込む。これによりL型断面
を有する骨材7には、そのL形形状に沿うように
して本治具の組合せ体が取付けられ、所定の位置
に固定される。
本体金具1のもう一つのボルト孔にはボルト3
bによつて吊下板4を吊下げ連結する。このよう
な吊下板4は第8図のように所定の位置へ組を成
して取付形成され、吊下板相互の所望の位置を連
絡棒5で連結し、この連絡棒5を利用して足場板
6を橋架する。
なお第9図はねじれ吊下板4′を用いて90゜変
位した方向に足場を形成した実施例であり、第1
0図はフツク8の取付部として利用した本考案治
具の使用例である。
本考案の足場架設用治具はボルト締による着脱
構造であるので溶接作業をなくし、着脱作業は極
めて容易であるので他の艤装品を損傷させること
がない。また単にボルトを緩めるだけで取付位置
をスライド移動させることもでき、足場取付用以
外の用途にも利用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は船体構造の概略的な断面図、第2図は
従来の足場架設用治具の正面図、第3図は従来の
治具による足場架設状態の斜視図、第4図は本考
案治具の一部材を成す本体金具の正面図、第5図
はストツパ金具の正面図、第6図は本考案治具の
取付状態を示す正面図、第7図は第6図の分解配
列斜視図、第8図は本考案治具による足場架設状
態の斜視図、第9図及び第10図は本考案治具の
別の使用例を示す斜視図。 1:本体金具、2:ストツパ金具、3:ボル
ト、4:吊下板、5:連結板、6:足場板、7:
骨材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 甲板下骨材のフランジに嵌入する凹所を中央部
    に有し下部に複数のボルト孔を備えた板状の本体
    金具と、前記本体金具の対向側に配置される起立
    部を有し前記骨材を挾着するごとく本体金具に組
    合つてボルト固定される板状のストツパ金具と、
    本体金具とストツパ金具とを結合するボルトとに
    よつて構成され、前記三部材によつて骨材フラン
    ジに位置決めしたのちにボルト孔のいずれか1つ
    を利用して足場架設用の短柵状吊下板の上端を吊
    垂固定する構成を特徴とする吊下式足場架設治
    具。
JP2001482U 1982-02-17 1982-02-17 吊下式足場架設治具 Granted JPS58123151U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001482U JPS58123151U (ja) 1982-02-17 1982-02-17 吊下式足場架設治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001482U JPS58123151U (ja) 1982-02-17 1982-02-17 吊下式足場架設治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58123151U JPS58123151U (ja) 1983-08-22
JPS6239265Y2 true JPS6239265Y2 (ja) 1987-10-06

Family

ID=30032200

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001482U Granted JPS58123151U (ja) 1982-02-17 1982-02-17 吊下式足場架設治具

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JP (1) JPS58123151U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58123151U (ja) 1983-08-22

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