JPH07322323A - 無線選択呼出受信機のメロディ作曲方式 - Google Patents

無線選択呼出受信機のメロディ作曲方式

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JPH07322323A
JPH07322323A JP6107337A JP10733794A JPH07322323A JP H07322323 A JPH07322323 A JP H07322323A JP 6107337 A JP6107337 A JP 6107337A JP 10733794 A JP10733794 A JP 10733794A JP H07322323 A JPH07322323 A JP H07322323A
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ringing tone
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Tetsuya Makino
哲也 牧野
Masafumi Miyashita
真文 宮下
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    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B3/00Audible signalling systems; Audible personal calling systems
    • G08B3/10Audible signalling systems; Audible personal calling systems using electric transmission; using electromagnetic transmission
    • G08B3/1008Personal calling arrangements or devices, i.e. paging systems
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Abstract

(57)【要約】 【目的】無線選択呼出受信機において、呼出音のユーザ
ーへの開放を実現し、ユーザーの好みのメロディを自由
に作曲できるようにする。 【構成】アンテナ1,受信部2を介してデコーダ3が、
ID−ROM13に記憶されている自己の選択呼出番号
に一致する選択呼出信号を受ける。すると、制御部5が
アラート部8およびアラートドライバ9を駆動してスピ
ーカ10にユーザーの作曲したメロディ音を鳴音させ
る。このメロディ音の作曲は、LCD7の表示画面を見
ながらスイッチ部4を操作することにより、CPU53
に制御されるRAM52に記憶される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は呼出報知のための呼出音
にアラート音の他にメロディ音も使用する無線選択呼出
受信機のメロディ作曲方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の無線選択呼出受信機で
は、特許公報,平3−25972号および公開特許公
報,平2−27821号に開示されているように、ペー
ジングシステムから受けた選択呼出信号が自己の選択呼
出信号に一致すると、アラート音,もしくは予め用意し
た一つまたは複数のメロディ音で呼出報知していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、無線選択呼出受
信機の普及率の伸びには目覚ましいものがある。これら
受信機は、従来、ビジネスユースが中心であったが、近
年ではパーソナルユースも目立ってきている。このよう
な状況下においては、個人の嗜好等が多様であることか
ら、受信機のデザインおよび呼出音等についても多様性
が要求されてきている。
【0004】これらの要求に対する一つの解決策とし
て、上記公報に開示された無線選択呼出受信機では、受
信機携帯者(ユーザー)に快適に呼出報知できるよう
に、呼出音にメロディ音を使用している。
【0005】しかし、これら従来技術を用いた無線選択
呼出受信機は、予め定められたメロディ音(曲)しか選
択できないため、パーソナルユースとしては呼出音に個
性が少なく、ユーザーの好みに合わないことが多かっ
た。
【0006】従って、本発明の目的は、従来技術による
上述の欠点を解消することにあり、呼出音の作成をユー
ザーへ開放することにより、ユーザーが呼出音として任
意のメロディ音を設定できる無線選択受信機を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の無線選択呼出受
信機のメロディ作曲方式は、選択呼出信号とこれに続く
メッセージ信号を含むデータ信号とによって変調された
無線信号を受信・復調する受信部と、復調された前記選
択呼出信号と前記データ信号とを受けて前記選択呼出信
号と予め記憶した自己の選択呼出信号とを比較し両者が
一致すると復号後の前記データ信号を出力するデコーダ
と、前記データ信号を受けてメロディ音を含む呼出音情
報および前記メッセージ信号に基づくメッセージ情報を
生じる制御部と、前記呼出音情報を受けて呼出音を鳴音
させる報知部と、前記メッセージ情報を表示するメッセ
ージ表示部とを少なくとも有する無線選択呼出受信機の
メロディ作曲方式であって、前記呼出音情報が、前記呼
出音の鳴音パターンを示すパターン情報と、前記呼出音
の鳴音周波数を示す鳴音周波数情報(単に周波数情報と
もいう)とからなり、前記呼出音情報を任意に設定でき
る呼出音情報設定手段と、設定した前記呼出音情報を記
憶する呼出音情報記憶手段とをさらに有し、前記制御部
が、前記データ信号を受けると前記呼出音情報を前記呼
出音情報記憶手段から読み出す構成をとっている。
【0008】前記無線選択呼出受信機のメロディ作曲方
式の一つは、前記呼出音情報設定手段が、複数の前記鳴
音周波数情報にそれぞれ対応するキャラクタを前記メッ
セージ表示部に表示させる鳴音周波数情報表示駆動手段
と、前記キャラクタを順次選択して前記鳴音周波数情報
を前記鳴音パターンの各送出タイムスロットに対応して
設定する鳴音周波数情報選択手段とを有する構成をとる
ことができる。
【0009】前記無線選択呼出受信機のメロディ作曲方
式の別の一つは、前記報知部が、前記制御部からパラレ
ル形式の前記パターン情報を受けてシリアル形式のパタ
ーン情報を生じるパターン情報設定部と、シリアル形式
の前記パターン情報を受けてこのパターン情報に対応す
る送出タイミング信号を生じるタイミング発生部と、前
記鳴音周波数情報からこの鳴音周波数情報に対応する分
周数指定信号を生じる周波数設定部と、前記分周数指定
信号を受けてこの分周数信号に対応する周波数の鳴音周
波数信号を生じる鳴音周波数発生部と、前記鳴音周波数
信号と前記送出タイミング信号とに応答して前記送出タ
イミング信号の送出タイミングで前記鳴音周波数信号の
送出となる呼出音信号を生じる論理合成部と、前記呼出
音信号に駆動されて前記呼出音を鳴音させるスピーカと
を有する構成をとることができる。
【0010】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0011】図1は本発明による無線選択呼出受信機の
一実施例のブロック図である。
【0012】まず、この無線選択呼出受信機の呼出報知
機能について説明すると、アンテナ1がページングシス
テムの送信局からの選択呼出信号とこれに続くメッセー
ジ信号を含むデータ信号とによってFSK(Frequ
ency Shift Keying)変調された無線
信号を受ける。この無線信号は、受信部2により増幅さ
れ、さらに上記選択呼出信号,メッセージ信号等を含む
ベースバンドのデータ信号に復調される。復調された選
択呼出信号およびデータ信号はデコーダ3で復号され
る。デコーダ3は、復号した選択呼出信号と、EEPR
OM(電気的に消去可能なプログラム用のRead O
nly Memory)を用いるID−ROM13に記
憶され,制御部5を介して読み出した自己の選択呼出番
号とを比較する。両者が一致した場合には、デコーダ部
3は復号した上記データ信号を制御部5に出力する。
【0013】制御部5はこのデータ信号を受けるとアラ
ート部8に呼出音情報を出力する。アラート部8はアラ
ートドライバ9を介して上記呼出音情報に基づいてスピ
ーカ10の鳴音,バイブレータ11の駆動およびLED
(発光ダイオード)12の発光等をさせ、呼出があった
ことを受信機携帯者に知らせる呼出報知が行われる。こ
こで、スピーカ10による鳴音は、アラート音およびこ
の受信機のユーザーの設定したメロディ音等である。さ
らに、制御部5は、選択呼出信号の後に送られるメッセ
ージ信号をデコーダ3から受けると、LCDドライバ6
を駆動してLCD(液晶の表示板を用いた表示部:Li
quid Crystal Display)7にその
メッセージ信号に対応する内容のメッセージを表示させ
る。この受信済みのメーセージ信号は、表示と同時に制
御部5内蔵のRAM(Random Access M
emory)52に格納され、後にスイッチ部4操作に
よりLCD7に読み出すことができる。なお、制御部5
は、上述のデータ信号処理等を行うCPU(Centr
al Processing Unit)53と、この
受信機のオプション機能の選択,プログラムおよび文字
フォントを格納したプログラム用のROM(Read
Only Memory)であるP−ROM51とオプ
ション機能を果すために用意したEEPROM54とを
さらに含んでいる。スイッチ部4は、CPU53に割り
込みをかける機能を持つ。
【0014】次に、本発明の特徴であるメロディ作曲機
能について説明する。この無線選択呼出受信機のユーザ
ーは、まず、LCD7の表示画面上の文字等のキャラク
タを見ながらスイッチ部4を操作し、メロディ音等の上
記呼出音の鳴音パターンを示すパターン情報と上記呼出
音の鳴音周波数を示す鳴音周波数情報とからなる呼出音
情報を鳴音の各タイムスロットごとに制御部5に順次設
定,つまり作曲する。この呼出音情報はCPU53に制
御されるRAM52に記憶される。この受信機が呼出を
受けることにより、制御部5が上記データ信号を受ける
と、CPU53はRAM52に記憶した呼出音情報を読
み出してアラート部8に出力する。従って、スピーカ1
0はユーザーが設定したメロディ音で呼出報知する。
【0015】ここで、パターン情報および鳴音周波数情
報からなる呼出音情報について説明しておく。
【0016】図2は本実施例における呼出音情報を説明
する図である。
【0017】パターン情報は、鳴音の有るときを
“1”、無いときを“0”で指定する。1パターンの最
小単位(タイムスロットTの1期間)は、鳴音の種類に
よって決定し、普通25〜250ミリ秒を1単位とす
る。このパターンを複数連続させることで鳴音パターン
が構成されている。例えば“1010”は鳴音がピッピ
ッ、“11101110”はピーピーと生じるといった
具合である。
【0018】また、メロディ音の音階を示す周波数情報
もデジタル信号で構成する。周波数情報を3ビットで構
成すると、(0,0,0)を“ド”、(0,0,1)を
“レ”、…,(1,1,1)を上記より1オクターブ高
い“ド”と割り当てることができる。この3ビットの周
波数情報をアラート部8に入力すると、アラート部8は
上記音階に対応する周波数の呼出音信号を生じる。例え
ば、アラート部8は、ビット構成(0,0,0)の周波
数情報が供給されると“ド”の音階に相当する周波数
1.01KHzの呼出音信号を生成し、ビット構成
(1,1,1)の周波数情報が供給されると1オクター
ブ上の“ド”の音階に相当する周波数2.02KHzの
呼出音信号を生成する。図示した呼出音情報は、“ド・
レ・ミー・休止・ド”という鳴音パターンと音階とを合
わせた鳴音のための情報を示している。なお、アラート
音の呼出音情報の場合には、呼出音信号の周波数は唯1
種類でよい。また、“ド”の音階を表わす正確な周波数
は1.038KHzであるが、使用するクロックを安価
な回路で構成するため、この実施例では“ド”の音階を
1.01KHzとしている。
【0019】次に、ユーザーによる呼出音情報の設定お
よびその記憶について、図面を参照して詳しく説明す
る。
【0020】図3は本実施例の正面図であり、(a)は
図1の実施例のLCD7として1行表示板を有するLC
D7Aを用いた例であり、(b)はLCD7として複数
行表示板を有するLCD7Bを用いた例である。
【0021】図3(a)の無線選択呼出受信機は、正面
にLCD7Aの1行表示板とプッシュスイッチ型のスイ
ッチ(SW)42および43とを設け,右側面に同型の
スイッチ(SW)41を設けたけタイプである。図3
(b)の受信機は、正面にLCD7Bの複数行表示板と
プッシュスイッチ型のスイッチ(SW)41,42,4
3および44とを設けたタイプである。両タイプともS
W41の押下により作曲終了を,SW42の押下により
音階(鳴音周波数情報)決定を設定する。また、図3
(a)のSW43は音階選択スクロールを設定し、図3
(b)のSW43およびSW44は、音階選択カーソル
の左右移動を設定する。
【0022】図4は本実施例の呼出音情報設定およびそ
の記憶時におけるLCD7の表示画面を示す図であり、
(a)はLCD7Aによる例であり、(b)はLCD7
Bによる例である。
【0023】図4(a)について説明すると、メロディ
の作曲時である呼出音情報設定およびその記憶時には、
選択された音階および選択中の音階を示す音階キャラク
タがLCD7Aの表示板に表示される。表示板には“鳴
音オフ”を示す長音記号も表示される。この表示板は音
階(周波数情報)選択中の部分が点滅している。SW4
3を押下すると、点滅中の音階がスクロールし次のタイ
ムスロットTの音階の選択を行うことができる。同一音
階を連続して選択すると、同一音階を連続して鳴音する
ことになる。これらの音階表示は別のキャラクタを用い
て表示してもよい。
【0024】図4(b)について説明すると、呼出音情
報設定およびその記憶時には、LCD7Bの表示板に
は、第1行目と第2行目には選択された全ての音階が順
に並べられ、また選択中の音階部分が点滅している。第
3行目は選択しうる音階を示している。SW43および
SW44の押下により、第3行目の音階選択カーソルが
左右に移動し音階の選択が行われる(同時に選択中を示
す音階の点滅部分も変化する)。希望の音階が表示され
た時点でSW42を押下することにより音階が決定とな
り、次の音階選択部分へ移る。作曲を終了する場合には
SW41を押下する。なお、第1行目の“横線”表示
は、音階の変化を視覚的に捉え易くするために行ってい
るものである。
【0025】LCD7が2行表示の表示板である場合に
は、選択された音階および選択しうる音階表示の組み合
わせによる2行の表示を行えばよい。
【0026】次に、ユーザーのスイッチ部4操作による
呼出音情報設定およびその記憶時におけるこの無線選択
呼出受信機内部の動作について説明する。SW42を押
下すると、デコーダ3は、SW42の押下を認識してC
PU53へ割り込み信号を送出する。CPU53は、こ
の割り込み信号を受けたときのSW43(およびSW4
4)の押下による選択中の音階を把握しているので、S
W43の選択した音階をソフトウェア上で決定する。C
PU52は、SW41の押下により作曲が終了すると、
これらの決定した音階をRAM52にデジタルデータで
記憶させる。ここで、メロデイ(曲)の最大時間はこの
メロディのために用意されたRAM52のメモリ容量に
よって決定される。もし作曲されたメロディの長さ(時
間)が、指定された時間に満たない場合には、RAM5
2の残り部分には、“鳴音オフ”あるいは作曲されてい
ないことが分るデータを入力しておけばよい。
【0027】図5は本実施例におけるメロディ作曲の手
順を示すフローチャートである。
【0028】図1ないし図5を併せ参照すると、無線選
択呼出受信機のユーザーがSW41を押下してLCD7
に作曲画面を表示させる(ステップ11)。もし、メロ
ディ作曲をしないのならば、ユーザーがSW41を押下
することによりメロディ作曲は終了し(ステップ12の
N)、フローはステップ15に移行する。なお、この無
線選択呼出受信機には、アラーム設定,時刻設定および
作曲等というメニューをSW41の押下で選ぶようにし
ている。
【0029】一方、メロディ作曲を行う場合には(ステ
ップ12のY)、SW43(およびSW44:LCD7
Bタイプの場合)の押下により音階(周波数情報)の選
択を行う(ステップ13)。この状態でSW42を押下
することにより希望の音階の選択(設定)が決定し、C
PU53はこの設定された音階を一時保管する(ステッ
プ14)。以下、作曲を続ける場合は、音階選択部分が
自動的に次項へ移っているため、ステップ13および1
4による同様の繰り返しを行う。作曲終了の場合は、S
W41を押下する(ステップ15)。SW41の押下に
より作曲が終了した場合(ステップ15)、作曲データ
があれば(呼出音情報が設定されていれば)、CPU5
3はこの作曲データをRAM52に格納する(記憶させ
る)。
【0030】図6は本実施例に用いた制御部5のブロッ
ク図である。
【0031】ユーザーのスイッチ部4操作で上述の手順
により作曲された周波数情報(音階)およびパターン情
報,つまり呼出音情報は、PROM51に格納されたプ
ログラムに従って動作するCPU53の制御により、R
AM52に記憶(保持)される。保持される呼出音情報
は、鳴音の有無により指定された“1”および“0”の
パターン情報とこのパターン情報にタイムスロットTの
1単位ごとに対応する,例えば3ビットの周波数情報と
からなる。即ち、LCD7の表示画面を用いたメロディ
作曲では、呼出音情報を1単位タイムスロットT(ミリ
秒)*t(t=1,2,3,4,5,6,7,8)ごと
に分割して設定している。
【0032】制御部5は、デコーダ3から上記データ信
号を受けると、ユーザーにより作曲された呼出音情報を
パラレル形式のデジタル信号でアラート部8へ出力す
る。アラートドライバ9はこのアラート部8の出力を増
幅しスピーカ10より鳴音を生じさせる。
【0033】ここで、無線選択呼出受信機のユーザーが
メロディ作曲された上記呼出音情報をEEPROM54
に記憶させておくと、この呼出音情報は、バックアップ
電池なしにいつまでも保持することが可能になる。EE
PROM54には、RAM52に対すると同様に、周波
数情報とパターン情報とを記憶させておく。そして、呼
出報知時には、CPU53は、EEPROM54から周
波数情報とパターン情報とからなる呼出音情報を読み込
み、この情報をアラート部8に供給する。なお、EEP
ROM54に上記呼出音情報を記憶させる場合には、R
AM52に呼出音情報の記憶をさせる必要がない。
【0034】図7は本実施例に用いたアラート部8のブ
ロック図である。
【0035】アラート部8は、制御部5からパラレル形
式のデジタル信号で呼出音情報を供給され、そのうちの
パターン情報をパターン情報設定部81に入力し、周波
数情報を周波数設定部82に入力する。パターン情報設
定部81は、上記パターン情報をシリアル信号のパター
ン情報(鳴音パターン)に変換してタイミング発生部8
2に供給する。タイミング発生部82は、上記鳴音パタ
ーンと基準クロックとを受け、送出タイムスロットに見
合う鳴音パターンと等価な信号である送信タイミング信
号を生じる。
【0036】一方、周波数設定部83は、上記周波数情
報をデコードしてこの周波数情報に対応する分周数指定
信号を生じる。可変分周部84は、上記基準クロックを
上記分周数指定信号に対応する分周数で分周し、鳴音周
波数信号を生じる。例えば、上記周波数情報が音階
“ド”を示す周波数1.01KHzを指定する信号であ
り、上記基準クロックが一般の無線選択呼出受信機に用
いられ安価な回路で生成できる38.4KHzのクロッ
クであると、可変分周部84は上記基準クロックを38
分周して1.01KHzの鳴音周波数信号を生成する。
また、1オクターブ上の“ド”の鳴音周波数信号を得る
場合には、可変分周部84は上記基準クロックを19分
周して周波数2.02KHzの信号を出力する。
【0037】上記送出タイミング信号と上記鳴音周波数
信号とは論理合成部85に供給され、論理合成部85は
上記送出タイミング信号の送出タイミング(送出タイム
スロット)で送出となる呼出音信号を生じる。この呼出
音信号はアラートドライバ9へ出力され、アラートドラ
イバ9はこの無線選択呼出受信機が呼出を受けるとスピ
ーカ10をメロディ音で鳴音させる。
【0038】なお、パターン情報設定部81,タイミン
グ発生部82,周波数設定部,83可変分周部84およ
び論理合成部85の各各は、種々のフリップフロップお
よびゲートで構成されている。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、呼出音情
報設定手段によりメロディ音を含む呼出音情報を任意に
設定して呼出音情報記憶手段に記憶し、制御部が、呼出
報知を指示するデータ信号を受けると上記呼出音情報記
憶手段から上記呼出音情報を読み出して報知部に鳴音さ
せるので、ユーザーにメロディ作曲機能を開放すること
ができ、ユーザーは自由に好みの呼出音(曲)を作り出
すことができる。従って本発明は、呼出音に不満なユー
ザーを大幅に減少できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による無線選択呼出受信機の一実施例の
ブロック図である。
【図2】本実施例における呼出音情報を説明する図であ
る。
【図3】本実施例の正面図であり、(a)は図1の実施
例のLCD7として1行表示板を有するLCD7Aを用
いた例であり、(b)はLCD7として複数行表示板を
有するLCD7Bを用いた例である。
【図4】本実施例の呼出音情報設定およびその記憶時に
おけるLCD7の表示画面を示す図であり、(a)はL
CD7Aによる例であり、(b)はLCD7Bによる例
である。
【図5】本実施例におけるメロディ作曲の手順を示すフ
ローチャートである。
【図6】本実施例に用いた制御部5のブロック図であ
る。
【図7】本実施例に用いたアラート部8のブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 受信部 3 デコーダ 4 スイッチ部 5 制御部 6 LCDドライバ 7,7A,7B LCD 8 アラート部 9 アラートドライバ 10 スピーカ 11 バイブレータ 12 LED 13 ID−ROM 51 プログラム用ROM(P−ROM) 52 RAM 53 CPU 54 EEPROM 41〜44 スイッチ(SW) 81 パターン情報設定部 82 タイミング発生部 83 周波数設定部 84 可変分周部 85 論理合成部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選択呼出信号とこれに続くメッセージ信
    号を含むデータ信号とによって変調された無線信号を受
    信・復調する受信部と、復調された前記選択呼出信号と
    前記データ信号とを受けて前記選択呼出信号と予め記憶
    した自己の選択呼出信号とを比較し両者が一致すると復
    号後の前記データ信号を出力するデコーダと、前記デー
    タ信号を受けてメロディ音を含む呼出音情報および前記
    メッセージ信号に基づくメッセージ情報を生じる制御部
    と、前記呼出音情報を受けて呼出音を鳴音させる報知部
    と、前記メッセージ情報を表示するメッセージ表示部と
    を少なくとも有する無線選択呼出受信機のメロディ作曲
    方式であって、 前記呼出音情報が、前記呼出音の鳴音パターンを示すパ
    ターン情報と、前記呼出音の鳴音周波数を示す鳴音周波
    数情報とからなり、 前記呼出音情報を任意に設定できる呼出音情報設定手段
    と、設定した前記呼出音情報を記憶する呼出音情報記憶
    手段とをさらに有し、 前記制御部が、前記データ信号を受けると前記呼出音情
    報を前記呼出音情報記憶手段から読み出すことを特徴と
    する無線選択呼出受信機のメロディ作曲方式。
  2. 【請求項2】 前記呼出音情報設定手段が、複数の前記
    鳴音周波数情報にそれぞれ対応するキャラクタを前記メ
    ッセージ表示部に表示させる鳴音周波数情報表示駆動手
    段と、前記キャラクタを順次選択して前記鳴音周波数情
    報を前記鳴音パターンの各送出タイムスロットに対応し
    て設定する鳴音周波数情報選択手段とを有することを特
    徴とする請求項1記載の無線選択呼出受信機のメロディ
    作曲方式。
  3. 【請求項3】 前記報知部が、前記制御部からパラレル
    形式の前記パターン情報を受けてシリアル形式のパター
    ン情報を生じるパターン情報設定部と、シリアル形式の
    前記パターン情報を受けてこのパターン情報に対応する
    送出タイミング信号を生じるタイミング発生部と、前記
    鳴音周波数情報からこの鳴音周波数情報に対応する分周
    数指定信号を生じる周波数設定部と、前記分周数指定信
    号を受けてこの分周数信号に対応する周波数の鳴音周波
    数信号を生じる鳴音周波数発生部と、前記鳴音周波数信
    号と前記送出タイミング信号とに応答して前記送出タイ
    ミング信号の送出タイミングで前記鳴音周波数信号の送
    出となる呼出音信号を生じる論理合成部と、前記呼出音
    信号に駆動されて前記呼出音を鳴音させるスピーカとを
    有することを特徴とする請求項1記載の無線選択呼出受
    信機のメロディ作曲方式。
  4. 【請求項4】 前記鳴音周波数情報記憶手段が、前記制
    御部に制御されるRAMであり、 前記鳴音周波数情報駆動手段が、スイッチ操作により前
    記呼出音情報を前記RAMから読み出す前記制御部内蔵
    のCPUであることを特徴とする請求項2記載の無線選
    択呼出受信機のメロディ作曲方式。
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