JPH1011265A - 無線選択呼出受信機の受信メッセージ表示方法 - Google Patents

無線選択呼出受信機の受信メッセージ表示方法

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JPH1011265A
JPH1011265A JP8158703A JP15870396A JPH1011265A JP H1011265 A JPH1011265 A JP H1011265A JP 8158703 A JP8158703 A JP 8158703A JP 15870396 A JP15870396 A JP 15870396A JP H1011265 A JPH1011265 A JP H1011265A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字を構成するドット単位で縦方向にスクロ
ールして長い受信メッセージを表示することにより、長
い受信メッセージを見易く表示できる無線選択呼出受信
機の受信メッセージ表示方法を提供する。 【解決手段】 受信して記憶した受信メッセージと受信
日時とを、表示部のドット構成に対応した表示データに
変換して記憶し、受信メッセージの先頭から特定時間表
示後、文字を構成するドット単位で縦方向にスクロール
して表示し、スイッチ操作に従って、表示中の行の先頭
に戻ったり、行単位のスクロールに変更する無線選択呼
出受信機の受信メッセージ表示方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線選択呼出受信
機の受信メッセージ表示方法に係り、特に、長いメッセ
ージを受信した場合に、文字を構成するドット単位で縦
方向にスクロールして表示することにより、長い受信メ
ッセージを見易く表示できる無線選択呼出受信機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般的に無線選択呼出受信機は、自己宛
のメッセージを受信すると、受信したメッセージと受信
日時とを一旦記憶部に記憶し、スイッチ操作により表示
の指示が為されると、記憶部に記憶された受信メッセー
ジと受信日時とを表示部に表示するようになっている。
【0003】そして、従来の無線選択呼出受信機の受信
メッセージ表示方法では、受信したメッセージが表示部
で同時に表示可能な文字数より長い場合に、スイッチ操
作に従って、横方向(右から左)に1文字ずつスクロー
ルして受信メッセージを表示する方法(第1の表示方
法)や、縦方向(下から上)に1行ずつスクロールして
受信メッセージを表示する方法(第2の表示方法)等が
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の無線選択呼出受信機の受信メッセージ表示方法で
は、第1の表示方法で長い受信メッセージを表示する
と、1文字ずつスクロールするので、時間がかかり、ス
イッチ操作も煩わしいという問題点があった。
【0005】また、第2の表示方法で長い受信メッセー
ジを表示すると、受信メッセージの表示行は通常1行又
は2行程度なので、行単位でスクロールすると、見た目
上どちらにスクロールしているかがわかりにくく、また
前後の行の関係もわかりにく不便であるという問題点が
あった。
【0006】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、文字を構成するドット単位で縦方向にスクロールし
て長い受信メッセージを表示することにより、長い受信
メッセージを見易く表示できる無線選択呼出受信機の受
信メッセージ表示方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための請求項1記載の発明は、受信メッセージを
表示部のドット構成に対応して変換された表示データを
表示する無線選択呼出受信機の受信メッセージ表示方法
において、前記表示データをドット単位で縦方向にスク
ロールして表示することを特徴としており、長い受信メ
ッセージを見易く表示できる。
【0008】上記従来例の問題点を解決するための請求
項2記載の発明は、請求項1記載の無線選択呼出受信機
において、ドット単位でスクロールして表示中に、特定
のスイッチが操作されると、表示中の行の先頭に戻って
ドット単位でスクロールして表示することを特徴として
おり、スクロール中の再表示が簡単にできる。
【0009】上記従来例の問題点を解決するための請求
項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の無線選
択呼出受信機において、表示メッセージの表示開始時及
び表示中の行の先頭に戻って表示する際に、特定時間固
定表示し、その後スクロールを行うことを特徴としてお
り、特定時間経過後にスクロールが開始されるので、長
い受信メッセージを見易く表示できる。
【0010】上記従来例の問題点を解決するための請求
項4記載の発明は、請求項3記載の無線選択呼出受信機
において、固定表示中に、特定のスイッチが操作される
と、表示中の行の次の行から表示することを特徴として
おり、スイッチ操作によって行単位のスクロールを行う
ことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。本発明の実施の形態に係る無
線選択呼出受信機の受信メッセージ表示方法は、受信し
て記憶した受信メッセージと受信日時とを、表示部のド
ット構成に対応した表示データに変換して記憶し、受信
メッセージの先頭から特定時間固定表示後、文字を構成
するドット単位で縦方向にスクロールして表示し、スイ
ッチ操作に従って、表示中の行の先頭に戻ったり、行単
位でスクロールすることにより、利用者のスイッチ操作
に従って長い受信メッセージを見易く表示できる無線選
択呼出受信機の受信メッセージ表示方法としている。
【0012】まず、本発明の実施の形態に係る受信メッ
セージ表示方法を実現する無線選択呼出受信機(本装
置)の構成について図1を用いて説明する。図1は、本
発明の実施の形態に係る受信メッセージ表示方法を実現
する無線選択呼出受信機の構成ブロック図である。本発
明の無線選択呼出受信機は、無線信号を受信する受信部
1と、IDが一致した場合にメッセージを読み取るデコ
ーダ2と、自己のIDを格納するEEPROM(ID-
ROM)3と、現在日時を管理するクロック制御部4
と、音声を出力するスピーカ5と、自己宛の信号受信時
(受信時)に点滅(点灯)するLED6と、受信メッセ
ージ等を表示する表示部7と、受信時に振動するバイブ
レータ8と、メッセージ読み出し指示等を入力する入力
部9と、電源ON/OFFを切り替える電源SW10と
から構成されている。
【0013】また、デコーダ2には、無線選択呼出受信
機を制御する制御部21と、受信メッセージ等を記憶す
る記憶部22が設けられ、制御部21によってスピーカ
5、LED6、表示部7、バイブレータ8に駆動指示が
出力される。
【0014】そして、上記構成の無線選択呼出受信機に
おいては、受信部1で信号を受信すると、デコーダ2の
制御部21が受信信号中の呼出番号と、EEPROM3
に格納されている自己のIDとを比較して、一致した場
合には、メッセージを読み取り、クロック制御部4で管
理されている現在日時と共に、記憶部22の受信メッセ
ージRAM22aに格納し、入力部9によって設定され
ているモードに従って、スピーカ5に鳴音指示を出力
し、LED6に点灯指示を出力し、バイブレータ8を振
動させて受信を知らせるようになっている。
【0015】以上説明したように、本発明の無線選択呼
出受信機の受信及び呼出に関係する構成とその動作は、
従来からある無線選択呼出受信機と同様であるので、詳
細な説明は省略する。
【0016】そして、本発明の特徴部分である受信メッ
セージの表示に関係する構成部分について具体的に説明
する。表示部7は、受信メッセージ等を液晶表示する表
示部で、図2に示すように、受信状態や各種設定等をマ
ーク表示する設定表示エリアと、メッセージ等をキャラ
クタ表示するメッセージ表示エリアが1又は複数行設け
られている表示部である。図2は、本発明の無線選択呼
出受信機の表示部7の具体例を示す説明図である。
【0017】尚、以降の説明では、表示部7のメッセー
ジ表示エリアの例として、図2に示すように、12文字
×2行(文字行)の表示が可能で、1文字を縦7×横5
ドットで表現し、メッセージ表示エリア全体のドット構
成が縦16×横71ドットである表示部7であるとす
る。
【0018】そして、表示部7は、液晶表示器であり、
制御部21の制御の下で表示データRAM22bのアド
レスが指定され、指定されたアドレスから出力されるデ
ータに従って各LCD素子の点滅が決定されるようにな
っている。
【0019】具体的には、図3に示すように、表示デー
タRAM22b上で値“1”が立っているアドレスに対
応付けられた素子が点灯して、その組み合わせで受信メ
ッセージの文字が表示されるようになっている。図3
は、表示部7の表示の仕組みを示す説明図である。
【0020】記憶部22の受信メッセージRAM22a
は、受信メッセージとその受信日時とを記憶するもの
で、新しいものから記憶可能個数(例えば、10件)分
記憶できるものとする。そして、利用者のスイッチ操作
による受信メッセージの表示指示に従って表示が行われ
る際は、最新のメッセージから古い方に順にメッセージ
ポインタを使って表示するメッセージが選択されるよう
になっている。
【0021】記憶部22の表示データRAM22bは、
表示部7に表示するメッセージをLCD表示用に変換し
た表示データを記憶するもので、本発明の無線選択呼出
受信機では、表示部7のメッセージ表示エリアの2画面
分のデータを記憶できる容量を持っている。つまり、受
信メッセージ及び受信日時を4行以内で表示できること
になる。
【0022】ここで、表示データRAM22bの具体例
について、図4を使って説明する。図4は、本発明の表
示データRAM22bの具体例を示す説明図である。本
発明の表示データRAM22bは、図4に示すように、
文字行1行分を1ページとして、行間、文字間に1ドッ
トの間隔が空くように1ページを8ライン×71カラム
で構成する。そして、表示メッセージの文字に対応し
て、点灯すべき各ドット位置には値“1”を格納し、点
灯しないドット位置には値“0”を格納するようになっ
ている。
【0023】また、表示データRAM22bの特定ライ
ンから16ライン分の表示データを表示部7のLCDの
コモン方向に対応付けてCOM0〜COM15に出力す
ることにより、記憶されている表示データの中の16ラ
イン分が表示部7に表示されることになる。
【0024】ここで、表示データRAM22bから表示
部7に表示データを出力する先頭ラインのラインアドレ
スを表示開始ラインで制御することにする。図4に示し
た例は、表示開始ラインをラインアドレス“08”に設
定したときの様子を示しており、この表示開始ラインを
1つずつ下にずらしてLCDのCOM0〜COM15に
出力することにより、ドット単位のスクロールが実現さ
れる。
【0025】入力部9は、無線選択呼出受信機において
表示の指示、表示メッセージの選択、表示方法の切替等
の指示を入力するもので、本発明の無線選択呼出受信機
では、セットSW9aと、シフトSW9bと、セレクト
SW9cの3つのスイッチで各種操作を行うようになっ
ている。
【0026】制御部21は、本発明の無線選択呼出受信
機の制御を行うもので、メッセージの受信を行う受信制
御手段と、受信時の呼出を行う呼出制御手段と、待受時
及び受信したメッセージの表示を行う表示制御手段とを
行うものである。尚、受信制御手段と、呼出制御手段に
ついては従来と全く同様であるので、ここでは説明を省
略し、本件の特徴部分である表示制御手段21aについ
て詳細を説明する。
【0027】制御部21の表示制御手段21aは、待受
状態の表示を行い、利用者による入力部9からのスイッ
チ操作に応じて、受信メッセージRAM22aに記憶さ
れている受信メッセージを表示し、更にスイッチ操作に
応じて表示状態を遷移する制御を行うものである。
【0028】スイッチ操作に応じた表示状態の遷移につ
いて、図5、図6を使って説明する。図5は、本発明の
無線選択呼出受信機における、スイッチ操作による表示
状態の変化を示す状態遷移図であり、図6は、状態が遷
移したときの表示の具体例を示す説明図である。
【0029】本発明の無線選択呼出受信機は、待受表示
中にセットSW9aが押下されると、受信メッセージR
AM22aに記憶されている最新の受信メッセージが表
示データに変換されて表示データRAM22bに記憶さ
れ、変換されたメッセージが先頭から固定的に表示(固
定表示)される。
【0030】例えば、「04/01 15:00」に受
信した「03−××××−△△△△シキュウ レンラク
クダサイ」というメッセージは、変換処理によって図
6(a)に示すようなかたちで表示データに変換されて
表示データRAM22bに記憶され、図6(b)に示す
ように、1ページ目と2ページ目がメッセージ表示エリ
アに表示されることになる。
【0031】そして、この固定表示中には、固定表示開
始から一定時間(例えば1秒間)経過すると、スクロー
ル表示に遷移する。図6に示した具体例では、スクロー
ル表示になると、1ドット行ずつスクロールして、図6
(c)に示すように、順に3ページ目、4ページ目がメ
ッセージ表示エリアに表示されることになる。
【0032】また、固定表示中に、セットSW9aが押
下されるか、又は1つのメッセージについて表示開始か
らトータルして一定時間(例えば20秒)経過すると、
待受状態に戻る。また、固定表示中に、シフトSW9b
が押下されると、次の文字行(ページ)の頭に移って固
定表示を行う。つまり、シフトSW9bが押下される度
に表示メッセージが行単位でスクロールすることにな
る。また、固定表示中に、セレクトSW9cが押下され
ると、受信メッセージRAM22aに記憶されている中
で、次に新しい受信メッセージを先頭から固定表示す
る。
【0033】一方、スクロール表示とは、表示メッセー
ジを縦方向に1ドット(ドット行)ずつスクロールして
表示する状態である。そして、表示メッセージ(受信日
時を含む)を1ドット行ずつスクロールし、最後のドッ
ト行が表示された後は、表示メッセージの先頭ドット行
に戻ってスクロールし、スクロール表示が一巡して、表
示メッセージの先頭ドット行が一番上に表示されると、
固定表示に戻る。
【0034】また、スクロール表示中にセットSW9a
が押下されると、待受状態に戻る。また、スクロール表
示中にセレクトSW9cが押下されると、受信メッセー
ジRAM22aに記憶されている中で、次に新しい受信
メッセージを先頭から固定表示する。
【0035】また、スクロール表示中にシフトSW9b
が押下されると、その時点で表示部7の最上ドット行に
表示中の文字行(ページ)の頭に戻って固定表示を行
う。図6の例では、図6(c)の状態でシフトSW9b
が押下されると、その時点で表示部7の最上ドット行に
表示中の文字行である2ページ目の頭(「シキュウ・・
・」)に戻って固定表示を行う。
【0036】次に、本発明の制御部21の表示制御手段
21aにおける具体的な制御処理動作について、図7,
図8,図9を使って説明する。図7,図8は、本発明の
表示制御手段21aにおけるメッセージ表示制御処理の
流れを示すフローチャート図であり、図9は、メッセー
ジ表示制御処理の中のスクロール処理の流れを示すフロ
ーチャート図である。尚、図7と図8とは、(A)
(B)(C)の各点で接続している。
【0037】本発明の制御部21における表示制御手段
21aは、例えば現在日時等を表示する一般的な待受表
示を行い、セットSW9aが押下されると、受信メッセ
ージRAM22aに記憶されている受信メッセージを表
示するメッセージ表示制御処理を行うようになってい
る。
【0038】メッセージ表示制御処理は、図7に示すよ
うに、まず受信メッセージRAM22aからメッセージ
を読み込むポインタであるメッセージポインタを最新の
メッセージ位置にセットし(100)、受信メッセージ
RAM22aから表示メッセージを読み込んで表示デー
タに変換する変換処理を行う(102)。
【0039】ここで、変換処理とは、受信メッセージR
AM22aから読み込んだ受信メッセージと受信日時か
ら成る表示メッセージを、4行に配置し、1文字を縦7
×横5ドットで表現し、図3及び図4に示したように0
と1のビットデータに変換して表示データRAM22b
に格納する処理である。
【0040】そして、表示開始ラインとしてラインアド
レス“00”をセットし(104)、1つのメッセージ
に対するトータル表示時間をカウントする20秒タイマ
ーをスタートさせる(106)。
【0041】そして、表示開始ラインから16ライン分
の表示データを表示データRAM22bから読み込ん
で、表示部7に出力して表示させ(110)、1秒タイ
マーをスタートさせる(112)。
【0042】そして、何れかのスイッチが押下されたか
を判断し(114)、押下された場合(Yes)は、処
理130に飛び、押下されていない場合(No)は、1
秒タイマーで1秒が経過したかを判断し(116)、経
過していない場合(No)は処理114に戻り、1秒が
経過した場合(Yes)は、スクロール処理を行う(1
20)。
【0043】そして、図8に示すように、20秒タイマ
ーで20秒が経過したかを判断し(130)、経過して
いない場合(No)は、押下されたスイッチがセットS
W9aであるか判断し(132)、セットSW9aでな
い場合(No)は、シフトSW9bであるか判断し(1
34)、シフトSW9bである場合(Yes)は、スク
ロール中であるか、つまりスクロールフラグがオンであ
るか判断し(140)、スクロールフラグがオンである
場合(Yes)は、スクロールフラグをオフにして(1
42)、表示開始ラインにメッセージ表示エリアの第1
行に表示中の文字行の先頭のドット行のラインアドレス
を設定し(146)、処理110に戻る。
【0044】一方、処理140において、スクロール中
でない、つまりスクロールフラグがオンでない場合(N
o)は、表示開始ラインにメッセージ表示エリアの第1
行に表示中の文字行の次の文字行の先頭のドット行のラ
インアドレスを設定し(148)、処理110に戻る。
【0045】また、処理134において、押下されたス
イッチがシフトSW9bでない場合(No)、これはつ
まりセレクトSW9cであった場合は、スクロールフラ
グをオフにして(150)、メッセージポインタを1つ
古いメッセージに設定して(152)、処理102に戻
るようになっている。
【0046】また、処理130において、表示開始から
20秒が経過した場合(Yes)及び、処理132にお
いてセットSW9aが押下された場合(Yes)は、メ
ッセージ表示制御処理を終了する。
【0047】そして、処理120に示したスクロール処
理の内容は、図9に示すように、スクロールフラグをオ
ンにして(200)、何れかのスイッチが押下されたか
を判断し(202)、押下された場合(Yes)は、ス
クロール処理を終了する。
【0048】一方、処理202において、スイッチが押
下されていない場合(No)は、表示開始ラインのライ
ンアドレスを1つ進め(210)、表示開始ラインがラ
インアドレス“1F”を超えたか判断し(212)、超
えてない場合(No)は、そのまま処理216に飛び、
超えた場合(Yes)は、表示開始ラインとしてライン
アドレス“00”をセットし(214)、表示開始ライ
ンから16ライン分の表示データを表示データRAM2
2bから読み込んで、表示部7に出力して表示させる
(216)。
【0049】そして、表示メッセージが先頭に戻ったか
判断し(220)、戻っていない場合(No)は処理2
02に戻り、先頭に戻った場合(Yes)は、スクロー
ルフラグをオフにして(204)、スクロール処理を終
了する。
【0050】尚、図9の処理212〜処理214では、
表示開始ラインが“1F”を超えたときに先頭(“0
0”)に戻るようにしたが、図7の処理102で表示デ
ータに変換する際に表示メッセージが表示データRAM
22bの何ページ目まで使用するかを記憶しておき、使
用するページの最後のラインアドレスを超えたら先頭に
戻るようにしても良い。
【0051】次に、本発明の無線選択呼出受信機の特徴
部分である表示動作について、図1、図5を使って説明
する。本発明の無線選択呼出受信機では、メッセージを
受信すると、制御部21によって、受信時刻と共に受信
メッセージが受信メッセージRAM22aに記憶され
る。
【0052】一方、制御部21の表示制御手段21aの
動作により、待受時には通常の待受表示が行われ、利用
者の操作により入力部9のセットSW9aが押下される
と、メッセージ表示処理が起動される。
【0053】そして、まず最新の受信メッセージが受信
メッセージRAM22aから読み込まれ、表示データに
変換されて表示データRAM22bに記憶され、先頭か
ら2ページ分の表示データが表示部7に出力されて固定
表示される。
【0054】そして、一定時間(例えば1秒間)経過す
ると、スクロール処理に入り、文字を構成する1ドット
行ずつ縦方向(下から上)へスクロールして表示され、
表示データが一巡して先頭に戻ると、固定表示に戻り、
表示開始から一定時間(例えば20秒間)経過すると、
メッセージ表示処理を終了して待受表示に戻る。
【0055】そして、スクロール表示の間にシフトSW
9bが押下されると、その時点で表示部7の最上位に表
示中の行の先頭に戻って固定表示を行い、更に1秒が経
過すると、スクロール表示になる。
【0056】また、固定表示の間にシフトSW9bが押
下されると、表示部7の最上位に表示中の次の行の先頭
から表示され、1行分シフトされた形の表示になる。
【0057】また、固定表示又はスクロール表示の間に
セレクトSW9cが押下されると、受信メッセージRA
M22aに記憶されている受信メッセージの中の次に新
しいメッセージが表示データに変換されて表示データR
AM22bに記憶され、先頭から2ページ分の表示デー
タが表示部7に出力されて固定表示される。
【0058】更に、固定表示又はスクロール表示の間に
セットSW9aが押下されると、メッセージ表示処理を
終了して待受表示に戻る。
【0059】本発明の実施の形態に係る無線選択呼出受
信機のメッセージ表示方法によれば、受信メッセージを
先頭から表示し、一定時間経過後にメッセージの文字を
構成するドット行単位で縦方向にスクロールして表示す
るので、表示部7に表示しきれない長い受信メッセージ
であっても、見易く表示できる効果がある。
【0060】また、本発明の無線選択呼出受信機のメッ
セージ表示方法によれば、ドット行単位でスクロールし
て表示中に、シフトSW9bが押下されると、その時点
で表示部7の最上位に表示中の文字行の最初に戻って、
一定時間固定表示してから再度スクロール表示するの
で、スクロール表示中に再確認したい文字行を即座に再
表示でき、長い受信メッセージを見易く表示できる効果
がある。
【0061】また、本発明の無線選択呼出受信機のメッ
セージ表示方法によれば、固定表示中に、シフトSW9
bが押下されると、次の文字行から表示するので、長い
受信メッセージを迅速に表示できる効果がある。
【0062】また、スイッチ操作によってビット行単位
のスクロールと文字行単位のスクロールを切り替えるの
で、利用者の好みに応じてスクロール方法を選択でき、
使い勝手を向上できる効果がある。
【0063】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、受信メッ
セージを表示部のドット構成に対応して変換された表示
データを、ドット単位で縦方向にスクロールして表示す
る無線選択呼出受信機の受信メッセージ表示方法として
いるので、長い受信メッセージを見易く表示できる効果
がある。
【0064】請求項2記載の発明によれば、ドット単位
でスクロールして表示中に、特定のスイッチが操作され
ると、表示中の行の先頭に戻ってドット単位でスクロー
ルして表示する請求項1記載の無線選択呼出受信機の受
信メッセージ表示方法としているので、スクロール中に
消え始めているメッセージ部分を再確認したい場合、ス
イッチ操作によって即座に再表示され、長い受信メッセ
ージを見易く表示できる効果がある。
【0065】請求項3記載の発明によれば、表示メッセ
ージの表示開始時及び表示中の行の先頭に戻って表示す
る際に、特定時間固定表示する請求項1又は請求項2記
載の無線選択呼出受信機の受信メッセージ表示方法とし
ているので、長い受信メッセージを見易く表示できる効
果がある。
【0066】請求項4記載の発明によれば、固定表示中
に、特定のスイッチが操作されると、表示中の行の次の
行から表示する請求項3記載の無線選択呼出受信機の受
信メッセージ表示方法としているので、スイッチ操作に
よって行単位のスクロールも行えるので、短時間で受信
メッセージを表示でき、利用者の好みに応じてスクロー
ル方法を選択でき、使い勝手を向上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る受信メッセージ表示
方法を実現する無線選択呼出受信機の構成ブロック図で
ある。
【図2】本発明の無線選択呼出受信機の表示部7の具体
例を示す説明図である。
【図3】表示部7の表示の仕組みを示す説明図である。
【図4】本発明の表示データRAM22bの具体例を示
す説明図である。
【図5】本発明の無線選択呼出受信機における、スイッ
チ操作による表示状態の変化を示す状態遷移図である。
【図6】状態が遷移したときの表示の具体例を示す説明
図である。
【図7】本発明の表示制御手段21aにおけるメッセー
ジ表示制御処理の流れを示すフローチャート図である。
【図8】本発明の表示制御手段21aにおけるメッセー
ジ表示制御処理の流れを示すフローチャート図である。
【図9】本発明の表示制御手段21aにおけるメッセー
ジ表示制御処理の中のスクロール処理の流れを示すフロ
ーチャート図である。
【符号の説明】
1…受信部、 2…デコーダ、 3…EEPROM、
4…クロック制御部、5…スピーカ、 6…LED、
7…表示部、 8…バイブレータ、 9…入力部、9a
…セットSW、 9b…シフトSW、 9c…セレクト
SW、 10…スイッチ、 15…メロディ制御部、
17…表示制御部、 21…制御部、21a…表示制御
手段、 22…記憶部、 22a…受信メッセージRA
M、22b…表示データRAM

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信メッセージを表示部のドット構成に
    対応して変換された表示データを表示する無線選択呼出
    受信機の受信メッセージ表示方法において、前記表示デ
    ータをドット単位で縦方向にスクロールして表示するこ
    とを特徴とする無線選択呼出受信機の受信メッセージ表
    示方法。
  2. 【請求項2】 ドット単位でスクロールして表示中に、
    特定のスイッチが操作されると、表示中の行の先頭に戻
    ってドット単位でスクロールして表示することを特徴と
    する請求項1記載の無線選択呼出受信機の受信メッセー
    ジ表示方法。
  3. 【請求項3】 表示メッセージの表示開始時及び表示中
    の行の先頭に戻って表示する際に、特定時間固定表示
    し、その後スクロールを行うことを特徴とする請求項1
    又は請求項2記載の無線選択呼出受信機の受信メッセー
    ジ表示方法。
  4. 【請求項4】 固定表示中に、特定のスイッチが操作さ
    れると、表示中の行の次の行から表示することを特徴と
    する請求項3記載の無線選択呼出受信機の受信メッセー
    ジ表示方法。
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