JPH07322025A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH07322025A
JPH07322025A JP6116136A JP11613694A JPH07322025A JP H07322025 A JPH07322025 A JP H07322025A JP 6116136 A JP6116136 A JP 6116136A JP 11613694 A JP11613694 A JP 11613694A JP H07322025 A JPH07322025 A JP H07322025A
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JP
Japan
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frame
ecm
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received
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JP6116136A
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Masashi Hirokawa
雅士 広川
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ファクシミリ装置に関し、受信エ
ラーのあったフレームであってもデータ長自体は変化し
ないことに注目し、ECM受信バッファを1個だけ備
え、再送時に再送データのみを再度上書きしてメモリ受
信するように構成することで、受信データを記憶する過
程を分離でき、かつ、ECMバッファに用いるメモリを
節約できる構成を有するファクシミリ装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 モデム部8が通信回線を介して相手ファクシ
ミリ装置から送信される送信データをHDLCフレーム
構成に基づいて受信し、ECMバッファ部11がフレー
ム番号に対応して受信された受信データを順次に記憶す
る。次に、ECMバッファ部11で記憶された受信デー
タをフレーム番号に対応するメモリ格納ポインタが指す
画像メモリ部12の領域に記憶するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置に関
し、特に、通信回線を介して相手ファクシミリ装置から
送信される送信データを誤り制御方式ECMに基づいて
受信するファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置としては、特開
平3−250858号公報記載の「ファクシミリ装置」
が報告されている。このものは、フェーズBの手順信号
中に挿入される非標準機能識別NSF中にあるファクシ
ミリ・インフォメーション・フィールドFIFの特定ビ
ットを検索して、ECM受信モードかそれ以外の受信モ
ードかを判別し、次いで、ECM受信モード以外の受信
モードであることが判別されたときには、ECM通信用
として搭載されたメモリ手段13のメモリ空間の一部
が、受信画情報を記憶するためのラインメモリ用のメモ
リ空間として使用するものであるので、代行受信に用い
る専用メモリ手段を搭載する必要がないという利点を有
し、ECM通信用として搭載されたメモリ手段を代行受
信に用いる専用メモリ手段として使用するように構成さ
れたものである。
【0003】また、ヨーロッパ電気通信標準協会ETS
I勧告においては、ECM受信機能を有するものは、最
低2つ以上のバッファを持つことで1つ目のバッファデ
ータの記録時間に対する出力の遅れをカバーするか、直
ちに返事を返さなければいけないという項目があり、こ
のETSI勧告を守るためにはECM受信バッファを2
個以上必要としていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のフ
ァクシミリ装置にあっては、ECM受信機能を搭載して
いるために、ECM受信バッファを2個以上必要として
いたので大幅なコストアップの要因となっていた。そこ
で、請求項1記載の発明は、相手ファクシミリ装置から
送信される送信データを誤り制御方式ECMに基づいて
受信するファクシミリ装置において、受信エラーのあっ
たフレームであってもデータ長自体は変化しないことに
注目し、ECM受信バッファを1個だけ備え、再送時に
再送データのみを再度上書きしてメモリ受信するように
構成することで、受信データを記憶する過程を分離で
き、かつ、ECMバッファに用いるメモリを節約できる
構成を有するファクシミリ装置を提供することを目的と
する。
【0005】そこで、請求項2記載の発明は、ECM受
信バッファを256バイト×2(512バイト)で構成
することで、常にメモリ受信を行って、受信データを記
憶する過程を分離でき、かつ、ECMバッファに用いる
メモリを節約できる構成を有するファクシミリ装置を提
供することを目的とする。そこで、請求項3記載の発明
では、ECM受信時にフレーム番号をデータと共にメモ
リに記憶することで、受信データを記憶する過程を分離
でき、かつ、ECMバッファを削除してコストダウンで
きる構成を有するファクシミリ装置を提供することを目
的とする。
【0006】そこで、請求項4記載の発明では、受信デ
ータを記憶する過程と復号化から記録するまでの過程と
を分離でき、かつ、記録時間に対する出力の遅れを補え
ることができる構成を有するファクシミリ装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、通信回線を介して相手ファク
シミリ装置から送信される送信データを誤り制御方式E
CMに基づいて受信するファクシミリ装置において、相
手ファクシミリ装置から送信される送信データをHDL
Cフレーム構成に基づいて受信する受信手段と、該受信
手段で受信された受信データをフレーム番号に対応して
順次に記憶するフレーム記憶手段と、該フレーム記憶手
段で記憶された受信データをフレーム番号に対応するメ
モリ格納ポインタが指す領域に記憶する画像記憶手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るため、請求項1記載のファクシミリ装置において、前
記フレーム記憶手段が、前記受信手段で受信された受信
データを2フレーム分交互に記憶するように構成するこ
とを特徴とする。請求項3記載の発明は、上記課題を解
決するため、通信回線を介して相手ファクシミリ装置か
ら送信される送信データを誤り制御方式ECMに基づい
て受信するファクシミリ装置において、相手ファクシミ
リ装置から送信される送信データをHDLCフレーム構
成に基づいて受信する受信手段と、該受信手段で受信さ
れた受信データの正/誤をフレーム番号に基づいて記憶
するフレーム状態記憶手段と、前記受信手段で受信され
た受信データをフレーム番号に対応するメモリ格納ポイ
ンタが指す領域に記憶する画像記憶手段と、を備えたこ
とを特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、上記課題を解決す
るため、請求項1〜3記載のファクシミリ装置におい
て、前記画像記憶手段に記憶された受信データを所定の
復号化方式に基づいて順次に画像データに復号化する復
号化手段と、該復号化手段で復号化された画像データを
記録紙に順次に記録する記録手段と、を備えたことを特
徴とする。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明では、モデム部が通信回線
を介して相手ファクシミリ装置から送信される送信デー
タをHDLCフレーム構成に基づいて受信し、ECMバ
ッファ部が受信された受信データをフレーム番号に対応
して順次に記憶する。次に、ECMバッファ部で記憶さ
れた受信データをフレーム番号に対応するメモリ格納ポ
インタが指す画像メモリ部の領域に記憶する。
【0011】請求項2記載の発明では、モデム部が通信
回線を介して相手ファクシミリ装置から送信される送信
データをHDLCフレーム構成に基づいて受信し、EC
Mバッファ部が受信された受信データを2フレーム分交
互に記憶する。次に、ECMバッファ部で記憶された受
信データをフレーム番号に対応するメモリ格納ポインタ
が指す画像メモリ部の領域に記憶する。
【0012】請求項3記載の発明では、モデム部が通信
回線を介して相手ファクシミリ装置から送信される送信
データをHDLCフレーム構成に基づいて受信し、画像
メモリ部のOK/NG_MAPに受信された受信データ
の正/誤(OK/NG)をフレーム番号に基づいて記憶
する。次に、受信データをフレーム番号に対応するメモ
リ格納ポインタが指す画像メモリ部の領域に記憶する。
【0013】請求項4記載の発明では、請求項1〜3記
載のファクシミリ装置において、画像メモリ部に記憶さ
れた受信データを順次読み出してDCR部に入力する。
DCR部は受信データを所定の復号化方式に基づいて順
次に画像データに復号化する。次に、プロッタ部はこの
画像データを記録紙に1ライン毎に物理的に印字する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 (実施例1)まず、ファクシミリ装置のシステム構成に
ついて説明する。図1は本発明(請求項1)の一実施例
であるファクシミリ装置のシステム構成図である。
【0015】図1に示すように、CPU部1は、所定の
制御プログラムに従って本装置全体を制御する。ROM
部2は、制御プログラムや制御データ等を記憶する。R
AM部3は、CPU部1が制御するために必要な種々の
データを記憶する。操作表示部4は、オペレータによる
操作情報を入力するとともに、情報をオペレータに表示
して伝える。スキャナ部5は、原稿の画像を光学的に読
み取り、画像信号から画像データに変換する。プロッタ
部6は、画像データを記録紙に物理的に記録し、コピー
や受信原稿出力を行う。NCU部7は、通信回線の接続
および切断の制御を行う。モデム部8は、送信信号を変
調するとともに、受信信号を復調する。通信制御部9
は、相手ファクシミリ装置との間でファクシミリ制御信
号を交換しファクシミリ伝送制御手順に基づいて通信を
行う。
【0016】DCR部10は、画像データを符号化方式
としてMH方式やMR方式やMMR方式に基づいて情報
コードに符号化するとともに、符号化された情報コード
を画像データに復号化する。ECMバッファ部11は、
ECM受信時にモデム部8で復調された受信データを一
時記憶する。画像メモリ部12は、符号化された画像の
受信データまたは復号化された画像データを記憶する。
【0017】時計部13は、時間間隔を計測するタイマ
ーである。パラメータメモリ部14は、パラメータメモ
リ部14は、システム制御に必要な各種パラメータを記
憶する。バッテリ部15は、時計部13およびパラメー
タメモリ部14に常時電源を供給する。図2は本発明
(請求項1)の一実施例であるファクシミリ装置のEC
M誤り制御方式の通信手順の一例を示す図である。
【0018】ECM誤り制御方式においては、送信デー
タをHDLCフレーム構成に適用してフレーム0からフ
レーム255まで順次に送信する。図2に示すように、
送信端末は、送信データのフレーム0からフレーム25
5までを順次に受信端末に送信する。送信端末は、フレ
ーム255が送信終了した時点で部分ページ信号PPS
および手順終了EOPを受信端末に送信する。一方、受
信端末は、フレーム0およびフレーム2が正常に受信さ
れなかったので、再送信が必要なフレーム0およびフレ
ーム2を指定する部分ページ要求PPRを送信端末に送
信する。
【0019】次に、送信端末は、フレーム0およびフレ
ーム2を受信端末に再送信する。次いで、送信端末は、
部分ページ信号PPSおよび手順終了EOPを受信端末
に送信する。一方、受信端末は、フレーム2が正常に受
信されなかったので、再送信が必要なフレーム2を指定
する部分ページ要求PPRを送信端末に送信する。次
に、送信端末は、フレーム2を受信端末に再送信する。
次いで、送信端末は、部分ページ信号PPSおよび手順
終了EOPを受信端末に送信する。一方、受信端末は、
フレーム2が正常に受信されたので、メッセージ確認M
CFを送信端末に送信する。
【0020】図3は本発明(請求項1)の一実施例であ
るファクシミリ装置のOK/NG_MAPの一例を示す
図である。ECM誤り制御方式においては、送信データ
をHDLCフレーム構成に適用してフレーム0からフレ
ーム255まで順次に送信する。従って、少なくとも2
56bitの容量のメモリがあればよい。なお、OK/
NG_MAPは、画像メモリ部12に構成するものとす
る。
【0021】図2を参照すると、送信端末は、送信デー
タのフレーム0からフレーム255までを順次に受信端
末に送信する。一方、受信端末は、フレーム0およびフ
レーム2が正常に受信されなかったので、それぞれ1を
立てて図3に示すOK/NG_MAPに記憶する。ここ
で、受信端末が送信データを正常に受信した場合には、
0をOK/NG_MAPに記憶する。
【0022】図4は本発明(請求項1)の一実施例であ
るファクシミリ装置のポインタテーブルの一例を示す図
である。図4に示すように、ポインタテーブルはRAM
部3に構成され、HDLCフレーム構成に適用してフレ
ーム0からフレーム255までのフレーム番号に対応し
て、メモリ格納ポインタMEM_PTRおよび受信デー
タ格納ポインタMDM_PTRが記憶されるものとす
る。
【0023】図5は本発明(請求項1)の一実施例であ
るファクシミリ装置のECM受信動作を示すフローチャ
ートである。受信端末が通信回線を介して送信端末から
発呼され、送信端末との間でECM受信の準備ができた
段階にあるとする。なお、モデム部8から出力された受
信データは、受信データのフレーム番号に対応したEC
Mバッファ部11に順次に格納される。また、ECMバ
ッファ部11の受信データ格納ポインタMDM_PTR
が指す領域から出力されたの受信データは、画像メモリ
部12のメモリ格納ポインタMEM_PTRが指す領域
に記憶される。また、メモリ格納ポインタMEM_PT
Rおよび受信データ格納ポインタMDM_PTRは、フ
レーム番号に対応してRAM部3に構成されたポインタ
テーブルに記憶されるものとする。
【0024】まず、受信端末は受信終了か否かを判断す
る(処理S1)。受信終了ではない場合は、受信データ
があるか否かを判断する(処理S2)。受信データがあ
る場合は、受信データをECMバッファ部11の受信デ
ータ格納ポインタMDM_PTRが指す領域に格納する
(処理S3)。次に、フレーム検査シーケンスFCSに
基づいて受信データが正常(OK=0)か異常(NG=
1)を示すOK/NGビットを、フレーム番号に対応し
て画像メモリ部12のOK/NG_MAPに記憶する
(処理S4)。
【0025】次に、受信データ格納ポインタMDM_P
TRをインクリメントする(処理S5)。次に、受信デ
ータをECMバッファ部11の受信データ格納ポインタ
MDM_PTRが指す領域から読み出し、画像メモリ部
12のメモリ格納ポインタMEM_PTRが指す領域に
転送して記憶する(処理S6)。次に、メモリ格納ポイ
ンタMEM_PTRをインクリメントする(処理S
7)。
【0026】次に、図2および図5に基づいてECM再
受信動作を説明する。図2を参照すると、受信端末は、
フレーム0およびフレーム2が正常に受信されなかった
ので、OK/NG_MAPに基づいて再送信が必要なフ
レーム0およびフレーム2を指定する部分ページ要求P
PRを送信端末に送信する。次に、送信端末は、フレー
ム0およびフレーム2を受信端末に再送信する。
【0027】一方、図5に示すように、処理S3におい
て、フレーム番号に対応する受信データをECMバッフ
ァ部11の受信データ格納ポインタMDM_PTRが指
す領域に上書きして格納する。次に、処理S4におい
て、フレーム検査シーケンスFCSに基づいて受信デー
タが正常(OK=0)か異常(NG=1)を示すOK/
NGビットを、フレーム番号に対応して画像メモリ部1
2のOK/NG_MAPに上書きして記憶する。処理S
6において、受信データをECMバッファ部11の受信
データ格納ポインタMDM_PTRが指す領域から読み
出し、画像メモリ部12のメモリ格納ポインタMEM_
PTRが指す領域に転送して記憶する。
【0028】図6は本発明(請求項1)の一実施例であ
るファクシミリ装置のECM受信に係るブロック図であ
る。図6に示すように、ECMバッファ部11は、1フ
レームが256byteで構成され、HDLCフレーム
構成に適用してフレーム0からフレーム255までの受
信データをフレーム番号に対応して順次に格納できる。
【0029】まず、モデム部8は、通信回線を介して送
信端末から送信された信号を受信し、受信信号を復調し
て受信データに変換する。次に、モデム部8から出力さ
れた受信データは、受信データのフレーム番号に対応し
たECMバッファ部11に順次に格納される。次に、E
CMバッファ部11から出力されたの受信データは、画
像メモリ部12に転送して記憶される。
【0030】以下、請求項1記載の発明の作用効果を説
明する。モデム部8が通信回線を介して相手ファクシミ
リ装置から送信される送信データをHDLCフレーム構
成に基づいて受信し、ECMバッファ部11がフレーム
番号に対応して受信された受信データを順次に記憶す
る。次に、ECMバッファ部11で記憶された受信デー
タをフレーム番号に対応するメモリ格納ポインタが指す
画像メモリ部12の領域に記憶する。
【0031】従って、受信エラーの有無に拘らずに25
6フレーム分の受信データを画像メモリ部に転送し終え
てから、受信エラーがあった場合には、ECM再受信動
作を行うので、受信データを記憶する過程を分離でき、
かつ、ECMバッファに用いるメモリを節約できる。 (実施例2)本実施例(請求項2)も実施例1と同様図
1で説明したファクシミリ装置に適用することができ
る。本実施例では、本発明(請求項2)の特徴部分を具
体的に説明する。
【0032】図7は本発明(請求項2)の一実施例であ
るファクシミリ装置のECM受信に係るブロック図であ
る。図7に示すように、ECMバッファ部11は、1フ
レームが256byteで構成され、2フレームまでの
受信データを順次に格納できる。まず、モデム部8は、
通信回線を介して送信端末から送信された信号を受信
し、受信信号を復調して受信データに変換する。次に、
モデム部8から出力された受信データは、ECMバッフ
ァ部11のバッファAおよびバッファBに交互に格納さ
れる。
【0033】例えば、モデム部8から出力された受信デ
ータが、ECMバッファ部11のバッファAに格納され
いる場合には、ECMバッファ部11のバッファBから
出力された受信データを画像メモリ部12に転送して記
憶する。以下、請求項2記載の発明の作用効果を説明す
る。モデム部8が通信回線を介して相手ファクシミリ装
置から送信される送信データをHDLCフレーム構成に
基づいて受信し、ECMバッファ部11が受信された受
信データを2フレーム分として256バイト×2(51
2バイト)で交互に記憶する。次に、ECMバッファ部
11で記憶された受信データをフレーム番号に対応する
メモリ格納ポインタが指す画像メモリ部12の領域に記
憶するように構成する。
【0034】従って、受信エラーの有無に拘らずに25
6フレーム分の受信データを画像メモリ部に転送し終え
てから、受信エラーがあった場合には、ECM再受信動
作を行うので、受信データを記憶する過程を分離でき、
かつ、ECMバッファに用いるメモリを節約できる。 (実施例3)本実施例(請求項3)も実施例1と同様図
1で説明したファクシミリ装置に適用することができ
る。本実施例では、本発明(請求項3)の特徴部分を具
体的に説明する。
【0035】図8は本発明(請求項3)の一実施例であ
るファクシミリ装置のECM受信に係るブロック図であ
る。図8に示すように、まず、モデム部8は、通信回線
を介して送信端末から送信された信号を受信し、受信信
号を復調して受信データに変換する。次に、モデム部8
から出力されたの受信データを画像メモリ部12に転送
して記憶する。
【0036】以下、請求項3記載の発明の作用効果を説
明する。モデム部8が通信回線を介して相手ファクシミ
リ装置から送信される送信データをHDLCフレーム構
成に基づいて受信し、画像メモリ部12のOK/NG_
MAPに受信された受信データの正/誤(OK/NG)
をフレーム番号に基づいて記憶する。次に、受信データ
をフレーム番号に対応するメモリ格納ポインタが指す画
像メモリ部12の領域に記憶する。
【0037】従って、受信エラーの有無に拘らずに25
6フレーム分の受信データを画像メモリ部に転送し終え
てから、受信エラーがあった場合には、ECM再受信動
作を行い、かつ、ECM受信時にフレーム番号をデータ
と共にメモリに記憶することで、受信データを記憶する
過程を分離でき、かつ、特にECMバッファを削除して
コストダウンできる。
【0038】(実施例4)本実施例(請求項4)も実施
例1と同様図1で説明したファクシミリ装置に適用する
ことができる。本実施例では、本発明(請求項4)の特
徴部分を具体的に説明する。図9は本発明(請求項1〜
3)の一実施例であるファクシミリ装置の記録動作を示
すフローチャートである。
【0039】まず、モデム部8から出力された受信デー
タをフレーム番号に対応したECMバッファ部11に順
次に格納し、ECMバッファ部11から出力されたの受
信データを画像メモリ部12に順次に転送して記憶する
(処理S10)。次に、OK/NG_MAPのNGデー
タに基づいて再受信が必要か否かを判断する(処理S1
1)。
【0040】再受信が必要な場合には、相手ファクシミ
リ装置に再送信が必要なフレーム番号を指定する部分ペ
ージ要求PPRを送信する。次に、モデム部8から出力
された受信データをフレーム番号に対応したECMバッ
ファ部11に上書きし、ECMバッファ部11から出力
されたの受信データを画像メモリ部12に転送して上書
きする(処理S12)。次に、再度処理S11に移る。
【0041】再受信が必要ではない場合には、画像メモ
リ部12に記憶された受信データを順次読み出してDC
R部10に入力する。DCR部10では受信データをM
H方式やMR方式やMMR方式に基づいて順次に画像デ
ータに復号化する(処理S13)。次に、プロッタ部6
では画像データを記録紙に1ライン毎に物理的に印字す
る(処理S14)。画像メモリ部12に受信データの次
ラインが残っている場合には、処理S13に移る(処理
S15)。
【0042】以下、請求項4記載の発明の作用効果を説
明する。画像メモリ部12に記憶された受信データを順
次読み出してDCR部10に入力する。DCR部10は
受信データをMH方式やMR方式やMMR方式に基づい
て順次に画像データに復号化する。次に、プロッタ部6
はこの画像データを記録紙に1ライン毎に物理的に印字
する。
【0043】従って、受信データを256フレーム分記
憶してから復号化し、次に、記録紙に記録するので、受
信データを記憶する過程と復号化から記録するまでの過
程とを分離でき、かつ、記録時間に対する出力の遅れを
補えることができる。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ECM受
信バッファを1個だけ備え、再送時に再送データのみを
再度上書きしてメモリ受信するように構成することで、
記録時間に対する出力の遅れを補え、かつ、ECMバッ
ファに用いるメモリを節約できる。
【0045】また、請求項2記載の発明によれば、EC
M受信バッファを256バイト×2(512バイト)で
構成することで、常にメモリ受信を行って、記録時間に
対する出力の遅れを補え、かつ、ECMバッファに用い
るメモリを節約できる。また、請求項3記載の発明によ
れば、ECM受信時にフレーム番号をデータと共にメモ
リに記憶することで、特にECMバッファを削除してコ
ストダウンできる。
【0046】また、請求項4記載の発明によれば、受信
データを256フレーム分記憶してから復号化し、次
に、記録紙に記録するので、受信データを記憶する過程
と復号化から記録するまでの過程とを分離でき、かつ、
記録時間に対する出力の遅れを補えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明(請求項1〜3)の一実施例であるファ
クシミリ装置のシステム構成図である。
【図2】本発明(請求項1)の一実施例であるファクシ
ミリ装置のECM誤り制御方式の通信手順の一例を示す
図である。
【図3】本発明(請求項1)の一実施例であるファクシ
ミリ装置のOK/NG_MAPの一例を示す図である。
【図4】本発明(請求項1)の一実施例であるファクシ
ミリ装置のポインタテーブルの一例を示す図である。
【図5】本発明(請求項1)の一実施例であるファクシ
ミリ装置のECM受信動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】本発明(請求項1)の一実施例であるファクシ
ミリ装置のECM受信に係るブロック図である。
【図7】本発明(請求項2)の一実施例であるファクシ
ミリ装置のECM受信に係るブロック図である。
【図8】本発明(請求項3)の一実施例であるファクシ
ミリ装置のECM受信に係るブロック図である。
【図9】本発明(請求項4)の一実施例であるファクシ
ミリ装置の記録動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU部 2 ROM部 3 RAM部 4 操作表示部 5 スキャナ部 6 プロッタ部 7 NCU部 8 モデム部(受信手段) 9 通信制御部 10 DCR部 11 ECMバッファ部(フレーム記憶手段) 12 画像メモリ部(画像記憶手段、フレーム状態記憶
手段) 13 時計部 14 パラメータメモリ部 15 バッテリ部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信回線を介して相手ファクシミリ装置か
    ら送信される送信データを誤り制御方式ECMに基づい
    て受信するファクシミリ装置において、相手ファクシミ
    リ装置から送信される送信データをHDLCフレーム構
    成に基づいて受信する受信手段と、該受信手段で受信さ
    れた受信データをフレーム番号に対応して順次に記憶す
    るフレーム記憶手段と、該フレーム記憶手段で記憶され
    た受信データをフレーム番号に対応するメモリ格納ポイ
    ンタが指す領域に記憶する画像記憶手段と、を備えたこ
    とを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】前記フレーム記憶手段が、前記受信手段で
    受信された受信データを2フレーム分交互に記憶するよ
    うに構成することを特徴とする請求項1記載のファクシ
    ミリ装置。
  3. 【請求項3】通信回線を介して相手ファクシミリ装置か
    ら送信される送信データを誤り制御方式ECMに基づい
    て受信するファクシミリ装置において、相手ファクシミ
    リ装置から送信される送信データをHDLCフレーム構
    成に基づいて受信する受信手段と、該受信手段で受信さ
    れた受信データの正/誤をフレーム番号に基づいて記憶
    するフレーム状態記憶手段と、前記受信手段で受信され
    た受信データをフレーム番号に対応するメモリ格納ポイ
    ンタが指す領域に記憶する画像記憶手段と、を備えたこ
    とを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】前記画像記憶手段に記憶された受信データ
    を所定の復号化方式に基づいて順次に画像データに復号
    化する復号化手段と、該復号化手段で復号化された画像
    データを記録紙に順次に記録する記録手段と、を備えた
    ことを特徴とする請求項1〜3記載のファクシミリ装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6288796B1 (en) * 1997-02-28 2001-09-11 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Equipment and method for transmitting facsimile signal

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6288796B1 (en) * 1997-02-28 2001-09-11 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Equipment and method for transmitting facsimile signal

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