JPH07321B2 - ロータリ式射出成形機 - Google Patents
ロータリ式射出成形機Info
- Publication number
- JPH07321B2 JPH07321B2 JP17326588A JP17326588A JPH07321B2 JP H07321 B2 JPH07321 B2 JP H07321B2 JP 17326588 A JP17326588 A JP 17326588A JP 17326588 A JP17326588 A JP 17326588A JP H07321 B2 JPH07321 B2 JP H07321B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- plate
- rotary
- molds
- fixed plate
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/1756—Handling of moulds or mould parts, e.g. mould exchanging means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/03—Injection moulding apparatus
- B29C45/04—Injection moulding apparatus using movable moulds or mould halves
- B29C45/06—Injection moulding apparatus using movable moulds or mould halves mounted on a turntable, i.e. on a rotating support having a rotating axis parallel to the mould opening, closing or clamping direction
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明はロータリ式射出成形機に係り、特にロータリ式
射出成形機における金型の取付作業を容易にするための
技術に関するものである。
射出成形機における金型の取付作業を容易にするための
技術に関するものである。
(背景技術) ロータリ式射出成形機は、多色成形やインサート成形等
に用いられる成形機であって、固定盤および可動盤の何
れか一方に、他方と対向する状態で、それら固定盤およ
び可動盤と相対回転可能な回転盤が配設された構造を有
しており、可動盤の固定盤に対する接近作動により、回
転盤およびこれと対向する固定盤若しくは可動盤に配設
した複数組の金型を、回転盤の複数の回転位置において
同時に圧締し得るようになっている。
に用いられる成形機であって、固定盤および可動盤の何
れか一方に、他方と対向する状態で、それら固定盤およ
び可動盤と相対回転可能な回転盤が配設された構造を有
しており、可動盤の固定盤に対する接近作動により、回
転盤およびこれと対向する固定盤若しくは可動盤に配設
した複数組の金型を、回転盤の複数の回転位置において
同時に圧締し得るようになっている。
ところで、このようなロータリ式射出成形機において
は、上述のように、回転盤およびそれと対向する固定盤
若しくは可動盤に配設した複数組の金型を、回転盤の複
数の回転位置において同時に圧締し得るようにする必要
があるところから、それら回転盤および固定盤若しくは
可動盤に対して、各対応する複数の金型を、予め定めら
れた位置関係をもって精度よく取り付ける必要がある。
は、上述のように、回転盤およびそれと対向する固定盤
若しくは可動盤に配設した複数組の金型を、回転盤の複
数の回転位置において同時に圧締し得るようにする必要
があるところから、それら回転盤および固定盤若しくは
可動盤に対して、各対応する複数の金型を、予め定めら
れた位置関係をもって精度よく取り付ける必要がある。
而して、従来のロータリ式射出成形機においては、それ
ら回転盤および固定盤若しくは可動盤に対して、各対応
する複数の金型が個々に取り付けられるようになってお
り、それら金型の取付けに際して、金型のそれぞれにつ
いて面倒な位置決め操作を行なう必要があったことか
ら、それら回転盤および固定盤若しくは可動盤に対する
金型の取付作業が極めて面倒で時間のかかるものとなっ
ていた。
ら回転盤および固定盤若しくは可動盤に対して、各対応
する複数の金型が個々に取り付けられるようになってお
り、それら金型の取付けに際して、金型のそれぞれにつ
いて面倒な位置決め操作を行なう必要があったことか
ら、それら回転盤および固定盤若しくは可動盤に対する
金型の取付作業が極めて面倒で時間のかかるものとなっ
ていた。
(解決課題) 本発明は、このような事情を背景として為されたもので
あり、その解決すべき課題とするところは、回転盤およ
びそれと対向する固定盤若しくは可動盤に対する金型の
取付作業を、従来よりも短時間で容易に行なうことので
きるロータリ式射出成形機を提供することにある。
あり、その解決すべき課題とするところは、回転盤およ
びそれと対向する固定盤若しくは可動盤に対する金型の
取付作業を、従来よりも短時間で容易に行なうことので
きるロータリ式射出成形機を提供することにある。
(解決手段) そして、かかる課題を解決するために、本発明にあって
は、前述の如きロータリ式射出成形機において、複数組
の金型の各対応するものをそれぞれ共通の金型取付基板
に取付け、該複数組の金型を、それら共通の金型取付基
板を介して、回転盤およびそれと対向する固定盤若しく
は可動盤に着脱可能に取り付けるようにしたのである。
は、前述の如きロータリ式射出成形機において、複数組
の金型の各対応するものをそれぞれ共通の金型取付基板
に取付け、該複数組の金型を、それら共通の金型取付基
板を介して、回転盤およびそれと対向する固定盤若しく
は可動盤に着脱可能に取り付けるようにしたのである。
なお、このようなロータリ式射出成形機においては、金
型の取付作業を一層容易にする上で、可動盤を固定盤の
上方に配設すると共に、回転盤を固定盤と対向する状態
で可動盤に配設し、それら回転盤および固定盤に設けた
それぞれ複数の着脱装置にて、それら回転盤および固定
盤に金型取付基板を着脱可能に取り付けるようにする一
方、(a)金型取付基板にそれぞれ取り付けられて互い
に型合わせされた状態の複数組の金型を、固定盤に設け
られた着脱装置等の障害物を回避する高さ位置に保持し
て搭載する金型搭載車と、(b)その金型搭載車を、固
定盤の金型取付基板セット位置と退避位置との間で案内
するガイドレール手段と、(c)その金型搭載車を、か
かるガイドレール手段で案内させて、それらセット位置
と退避位置との間で往復移動せしめる金型搭載車移動手
段とを備えた金型搬出入機構を設けると共に、固定盤の
金型取付基板のセット位置において、金型搭載車に搭載
されてそのセット位置に搬入された複数組の金型を、金
型搭載車から浮上させる上昇位置と、その金型搭載車か
ら浮上させた複数組の金型を、固定盤上に載置せしめる
下降位置との間で、複数組の金型を昇降可能な金型昇降
手段を設けて、固定盤の金型取付基板セット位置に対す
る複数組の金型のセット作業を、それら金型搬出入機構
および金型昇降手段を用いて行なうようにすることが望
ましい。
型の取付作業を一層容易にする上で、可動盤を固定盤の
上方に配設すると共に、回転盤を固定盤と対向する状態
で可動盤に配設し、それら回転盤および固定盤に設けた
それぞれ複数の着脱装置にて、それら回転盤および固定
盤に金型取付基板を着脱可能に取り付けるようにする一
方、(a)金型取付基板にそれぞれ取り付けられて互い
に型合わせされた状態の複数組の金型を、固定盤に設け
られた着脱装置等の障害物を回避する高さ位置に保持し
て搭載する金型搭載車と、(b)その金型搭載車を、固
定盤の金型取付基板セット位置と退避位置との間で案内
するガイドレール手段と、(c)その金型搭載車を、か
かるガイドレール手段で案内させて、それらセット位置
と退避位置との間で往復移動せしめる金型搭載車移動手
段とを備えた金型搬出入機構を設けると共に、固定盤の
金型取付基板のセット位置において、金型搭載車に搭載
されてそのセット位置に搬入された複数組の金型を、金
型搭載車から浮上させる上昇位置と、その金型搭載車か
ら浮上させた複数組の金型を、固定盤上に載置せしめる
下降位置との間で、複数組の金型を昇降可能な金型昇降
手段を設けて、固定盤の金型取付基板セット位置に対す
る複数組の金型のセット作業を、それら金型搬出入機構
および金型昇降手段を用いて行なうようにすることが望
ましい。
(作用) 本発明に従うロータリ式射出成形機によれば、各金型取
付基板に対する金型の取付作業、すなわち金型相互間の
位置決め作業を成形機の外部で行なうことができるた
め、その面倒な金型相互間の位置決め作業を成形機の内
部で行なう必要がない。従って、回転盤およびそれと対
向する固定盤若しくは可動盤に対して、金型相互間の位
置決めを行ないつつ各金型を個々に取り付ける場合に比
べて、金型の取付作業が極めて簡単になる。しかも、各
金型取付基板に金型を一旦取り付けてしまえば、金型交
換時において、面倒な金型の位置決め作業を一々行なう
必要がなく、回転盤および固定盤若しくは可動盤に対し
て単に金型取付基板を着脱させるだけで金型の交換がで
きるため、金型交換時間を大幅に短縮させることが可能
となる。
付基板に対する金型の取付作業、すなわち金型相互間の
位置決め作業を成形機の外部で行なうことができるた
め、その面倒な金型相互間の位置決め作業を成形機の内
部で行なう必要がない。従って、回転盤およびそれと対
向する固定盤若しくは可動盤に対して、金型相互間の位
置決めを行ないつつ各金型を個々に取り付ける場合に比
べて、金型の取付作業が極めて簡単になる。しかも、各
金型取付基板に金型を一旦取り付けてしまえば、金型交
換時において、面倒な金型の位置決め作業を一々行なう
必要がなく、回転盤および固定盤若しくは可動盤に対し
て単に金型取付基板を着脱させるだけで金型の交換がで
きるため、金型交換時間を大幅に短縮させることが可能
となる。
ところで、このようなロータリ式射出成形機では、回転
盤および固定盤若しくは可動盤に対する金型取付基板の
着脱を専用の着脱装置で行なうようにすることが望まし
く、またそのように、金型取付基板を専用の着脱装置で
取り付けるようにする場合には、金型全体の重量および
金型取付基板の面積が共に大きいことから、回転盤およ
び固定盤若しくは可動盤に、金型取付基板を取り囲むよ
うにそれぞれ多数の着脱装置を設けて、それら着脱装置
にて各金型取付基板をその全周部位で均等に保持するよ
うにすることが好ましい。ところが、このようにする
と、その着脱装置が障害となって、従来のロータリ式射
出成形機のように、金型取付基板のセット位置に金型
(金型取付基板)をスライドさせてセットさせることが
できないといった問題を生じる。
盤および固定盤若しくは可動盤に対する金型取付基板の
着脱を専用の着脱装置で行なうようにすることが望まし
く、またそのように、金型取付基板を専用の着脱装置で
取り付けるようにする場合には、金型全体の重量および
金型取付基板の面積が共に大きいことから、回転盤およ
び固定盤若しくは可動盤に、金型取付基板を取り囲むよ
うにそれぞれ多数の着脱装置を設けて、それら着脱装置
にて各金型取付基板をその全周部位で均等に保持するよ
うにすることが好ましい。ところが、このようにする
と、その着脱装置が障害となって、従来のロータリ式射
出成形機のように、金型取付基板のセット位置に金型
(金型取付基板)をスライドさせてセットさせることが
できないといった問題を生じる。
従って、このような場合には、前述の如き、(a)金型
搭載車と、(b)ガイドレール手段と、(c)金型搭載
車移動手段とを備えた金型搬出入機構を設けると共に、
金型昇降手段を設けて、金型取付基板のセット位置に対
する複数組の金型のセット作業をそれら金型搬出入機構
および金型昇降手段を用いて行なうようにすることが望
ましく、またそれら金型搬出入機構および金型昇降手段
を用いて金型のセット作業を行なうようにする場合に
は、金型取付基板のセット位置と退避位置との間で金型
搭載車の移動を確実に行なう上で、可動盤を固定盤の上
方に設けて、回転盤を可動盤側に配設し、金型搭載車を
固定盤の金型取付基板セット位置と退避位置との間で移
動させるようにすることが望ましい。
搭載車と、(b)ガイドレール手段と、(c)金型搭載
車移動手段とを備えた金型搬出入機構を設けると共に、
金型昇降手段を設けて、金型取付基板のセット位置に対
する複数組の金型のセット作業をそれら金型搬出入機構
および金型昇降手段を用いて行なうようにすることが望
ましく、またそれら金型搬出入機構および金型昇降手段
を用いて金型のセット作業を行なうようにする場合に
は、金型取付基板のセット位置と退避位置との間で金型
搭載車の移動を確実に行なう上で、可動盤を固定盤の上
方に設けて、回転盤を可動盤側に配設し、金型搭載車を
固定盤の金型取付基板セット位置と退避位置との間で移
動させるようにすることが望ましい。
(実施例) 以下、本発明をより一層具体的に明らかにするために、
その一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
その一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
先ず、第1図および第2図には、本発明に従うロータリ
式射出成形機の一例が概略的に示されている。それらの
図において、10は、固定盤としての下定盤であって、そ
の上方には、タイロッド12で連結支持されて、上定盤14
が配設されている。そして、それら下定盤10と上定盤14
との間に可動盤16が配設されており、上定盤14に配設さ
れた油圧シリンダ18によって、該可動盤16がタイロッド
12で案内されて昇降せしめられるようになっている。
式射出成形機の一例が概略的に示されている。それらの
図において、10は、固定盤としての下定盤であって、そ
の上方には、タイロッド12で連結支持されて、上定盤14
が配設されている。そして、それら下定盤10と上定盤14
との間に可動盤16が配設されており、上定盤14に配設さ
れた油圧シリンダ18によって、該可動盤16がタイロッド
12で案内されて昇降せしめられるようになっている。
可動盤16の下面には、図示しない回転保持機構で保持さ
れて、中心線回りに回転可能に回転盤20が配設されてお
り、また可動盤16の上面には、回転駆動手段としての割
出機22が設けられている。そして、回転盤20から可動盤
16を貫通して上方に延び出させられた中空の回転軸24、
ひいてはこの回転軸24が取り付けられた回転盤20が、か
かる割出機22によって、予め設定された複数の回転位置
に回転移動せしめられるようになっている。
れて、中心線回りに回転可能に回転盤20が配設されてお
り、また可動盤16の上面には、回転駆動手段としての割
出機22が設けられている。そして、回転盤20から可動盤
16を貫通して上方に延び出させられた中空の回転軸24、
ひいてはこの回転軸24が取り付けられた回転盤20が、か
かる割出機22によって、予め設定された複数の回転位置
に回転移動せしめられるようになっている。
なお、ここでは、かかる割出機22によって回転盤20が相
互に120°隔たった3つの回転位置に回転移動せしめら
れるようになっており、その回転盤20の3つの回転位置
において、可動盤16の下降作動に基づいて、3組の金型
が同時に圧締され得るようになっている。
互に120°隔たった3つの回転位置に回転移動せしめら
れるようになっており、その回転盤20の3つの回転位置
において、可動盤16の下降作動に基づいて、3組の金型
が同時に圧締され得るようになっている。
ここで、可動盤16の下降作動によって圧締せしめられる
3組の金型の各上型26および各下型28は、それぞれ従来
の成形機と同様に、回転盤20の回転中心を回転対称中心
とする状態で、回転盤20および下定盤10の互いに対応す
る位置に配設されることとなるが、これら上型26および
下型28は、従来の成形機とは異なって、それぞれ共通の
金型取付基板30,32を介して回転盤20および下定盤10に
取り付けられるようになっており、それら金型取付基板
30,32に取り付けた状態で回転盤20および下定盤10に着
脱できるようになっている。
3組の金型の各上型26および各下型28は、それぞれ従来
の成形機と同様に、回転盤20の回転中心を回転対称中心
とする状態で、回転盤20および下定盤10の互いに対応す
る位置に配設されることとなるが、これら上型26および
下型28は、従来の成形機とは異なって、それぞれ共通の
金型取付基板30,32を介して回転盤20および下定盤10に
取り付けられるようになっており、それら金型取付基板
30,32に取り付けた状態で回転盤20および下定盤10に着
脱できるようになっている。
すなわち、第1図および第3図に示されているように、
3組の金型の3個の上型26は、略矩形状を呈する金型取
付基板30の下面にそれぞれ予め設定された位置関係をも
ってボルト固定されている。一方、それら上型26が配設
されるべき回転盤20の下面には、金型取付基板30の外縁
形状に沿って、上型26の重量を略均等に受けるような配
置形態で、着脱装置としてのシリンダタイプの多数の油
圧クランパ34が配設されている。そして、第1図および
第3図に示されているように、金型取付基板30がそれら
油圧クランパ34でその外周縁部をクランプされることに
より、上型26が回転盤20の下面に予め定められた位置関
係をもって、すなわち相互に120°の位相差を隔てて回
転盤20の回転中心を回転対称中心とする位置関係をもっ
て、取り付けられるようになっている。
3組の金型の3個の上型26は、略矩形状を呈する金型取
付基板30の下面にそれぞれ予め設定された位置関係をも
ってボルト固定されている。一方、それら上型26が配設
されるべき回転盤20の下面には、金型取付基板30の外縁
形状に沿って、上型26の重量を略均等に受けるような配
置形態で、着脱装置としてのシリンダタイプの多数の油
圧クランパ34が配設されている。そして、第1図および
第3図に示されているように、金型取付基板30がそれら
油圧クランパ34でその外周縁部をクランプされることに
より、上型26が回転盤20の下面に予め定められた位置関
係をもって、すなわち相互に120°の位相差を隔てて回
転盤20の回転中心を回転対称中心とする位置関係をもっ
て、取り付けられるようになっている。
なお、ここでは、金型取付基板30の中央部に切抜穴36が
設けられると共に、この切抜穴36に対応する回転盤20の
部位にも適数(ここでは2個)の油圧クランパ34が設け
られて、その金型取付基板30の切抜穴36の周縁部も油圧
クランパ34でクランプされるようになっている。
設けられると共に、この切抜穴36に対応する回転盤20の
部位にも適数(ここでは2個)の油圧クランパ34が設け
られて、その金型取付基板30の切抜穴36の周縁部も油圧
クランパ34でクランプされるようになっている。
また、詳述はしないが、下型28も、上型26と同様に、金
型取付基板32の外周縁部が、下定盤10に設けられた多数
の油圧クランパ34でその全周部位を適当な間隔でクラン
プされると共に、その金型取付基板32の中央に形成され
た切抜穴(図示せず)の周縁部を適数のクランパ34でク
ランプされることにより、下定盤10に着脱可能に取り付
けられるようになっている。
型取付基板32の外周縁部が、下定盤10に設けられた多数
の油圧クランパ34でその全周部位を適当な間隔でクラン
プされると共に、その金型取付基板32の中央に形成され
た切抜穴(図示せず)の周縁部を適数のクランパ34でク
ランプされることにより、下定盤10に着脱可能に取り付
けられるようになっている。
さらに、図示はしないが、下定盤10に固定される各下型
28に対応して射出装置がそれぞれ設けられており、各圧
締された下型28と上型26との間のキャビティ内に、それ
ら射出装置からそれぞれ所定の成形材料が射出せしめら
れるようになっている。
28に対応して射出装置がそれぞれ設けられており、各圧
締された下型28と上型26との間のキャビティ内に、それ
ら射出装置からそれぞれ所定の成形材料が射出せしめら
れるようになっている。
ここにおいて、回転盤20の下面には、第3図に示されて
いるように、前記金型取付基板30の切抜穴36に対応する
部位から径方向外方に放射状に延びる状態で、2条の溝
84,84が形成されており、前記回転軸24の中空部を通じ
て配管・配線された金型冷却水導出入管86,86や金型ヒ
ータ等のための通電線88、あるいは油圧クランパ34に作
動油を導出入させるための油圧管90,90が、それら溝84,
84を通じて回転盤20の外周部に延び出させられている。
そして、金型取付基板30と干渉しない回転盤20の外周部
において、それら金型冷却水導出入管86,86,通電線88お
よび油圧管90,90が回転盤20の外周部に沿って引き回さ
れて、図示しないコネクタやバルブ機構92を介して各上
型26および油圧クランパ34に接続されるようになってい
る。
いるように、前記金型取付基板30の切抜穴36に対応する
部位から径方向外方に放射状に延びる状態で、2条の溝
84,84が形成されており、前記回転軸24の中空部を通じ
て配管・配線された金型冷却水導出入管86,86や金型ヒ
ータ等のための通電線88、あるいは油圧クランパ34に作
動油を導出入させるための油圧管90,90が、それら溝84,
84を通じて回転盤20の外周部に延び出させられている。
そして、金型取付基板30と干渉しない回転盤20の外周部
において、それら金型冷却水導出入管86,86,通電線88お
よび油圧管90,90が回転盤20の外周部に沿って引き回さ
れて、図示しないコネクタやバルブ機構92を介して各上
型26および油圧クランパ34に接続されるようになってい
る。
これにより、金型取付基板30が、それら金型冷却水導出
入管86,86,通電線88および油圧管90,90に干渉されるこ
となく、油圧クランパ34で規定される金型取付基板セッ
ト位置に精度良く、且つ確実に固定され得るようになっ
ているのである。
入管86,86,通電線88および油圧管90,90に干渉されるこ
となく、油圧クランパ34で規定される金型取付基板セッ
ト位置に精度良く、且つ確実に固定され得るようになっ
ているのである。
なお、ここでは、金型冷却水導出入管86,86が一方の溝8
4に、また通電線88および油圧管90,90が他方の溝84に配
設されており、第6図および第7図に示されているよう
に、それら溝84,84内で設けられた押え金具94とボルト9
6とからなる適数の押え装置98により、それら金型冷却
水導出入管86,86、通電線88および油圧管90,90がそれぞ
れ溝84,84内に確実に保持されるようになっている。
4に、また通電線88および油圧管90,90が他方の溝84に配
設されており、第6図および第7図に示されているよう
に、それら溝84,84内で設けられた押え金具94とボルト9
6とからなる適数の押え装置98により、それら金型冷却
水導出入管86,86、通電線88および油圧管90,90がそれぞ
れ溝84,84内に確実に保持されるようになっている。
また、ここでは、金型冷却水導出入管86,86および油圧
管90,90として、ゴムホース等のフレキシブルチューブ
が採用されており、それら金型冷却水導出入管86,86,油
圧管90,90および前記通電線88が、第1図,第8図およ
び第9図に示す如き連結構造をもって外部の冷却水源,
油圧源および電気回路等に接続されている。
管90,90として、ゴムホース等のフレキシブルチューブ
が採用されており、それら金型冷却水導出入管86,86,油
圧管90,90および前記通電線88が、第1図,第8図およ
び第9図に示す如き連結構造をもって外部の冷却水源,
油圧源および電気回路等に接続されている。
すなわち、第1図および第8図に示されているように、
回転軸24の中空部を貫通して配設される金型冷却水導出
入管86,86,通電線88および油圧管90,90は、それぞれ、
回転盤20の上端部に設けられた中継ポート100に接続さ
れており、この中継ポート100を介して、その中継ポー
ト100と同じ高さ位置の固定中継ポート102に接続されて
いる。そして、この固定中継ポート102を介して外部の
冷却水源,油圧源および電気回路等に接続されている。
なお、固定中継ポート102は、可動盤16上に立設された
ポート支持ロッド103に固定されている。
回転軸24の中空部を貫通して配設される金型冷却水導出
入管86,86,通電線88および油圧管90,90は、それぞれ、
回転盤20の上端部に設けられた中継ポート100に接続さ
れており、この中継ポート100を介して、その中継ポー
ト100と同じ高さ位置の固定中継ポート102に接続されて
いる。そして、この固定中継ポート102を介して外部の
冷却水源,油圧源および電気回路等に接続されている。
なお、固定中継ポート102は、可動盤16上に立設された
ポート支持ロッド103に固定されている。
ここで、それら金型冷却水導出入管86,86,通電線88およ
び油圧管90,90は、第8図および第9図に示されている
ように、中継ポート100と固定中継ポート102との間にお
いては、それら金型冷却水導出入管86,86,通電線88およ
び油圧管90,90が、中間部を留め金具104で保持されて上
下に一列に配列された形態で、且つそれらの中継ポート
100側の端部が回転軸24の外周面の延長曲面に沿って湾
曲させられたS字状の平面形態をもって、配設されてい
る。そして、ここでは、上記留め金具104が、第8図お
よび第9図に示されているように、相互に回転可能に連
結された短長二本のリンク106,108を介して、回転軸24
の回転中心と同軸的に立設された支持ロッド110に支持
せしめられており、これにより、第8図に示されている
ように、回転盤20の往復回転に伴う中継ポート100の回
転軸24回りの往復回転に伴って、金型冷却水導出入管8
6,86,通電線88および油圧管90,90が、局部的な屈曲や捩
じれ等を伴うことなく、略水平面内でスムーズに湾曲変
形せしめられるようになっている。
び油圧管90,90は、第8図および第9図に示されている
ように、中継ポート100と固定中継ポート102との間にお
いては、それら金型冷却水導出入管86,86,通電線88およ
び油圧管90,90が、中間部を留め金具104で保持されて上
下に一列に配列された形態で、且つそれらの中継ポート
100側の端部が回転軸24の外周面の延長曲面に沿って湾
曲させられたS字状の平面形態をもって、配設されてい
る。そして、ここでは、上記留め金具104が、第8図お
よび第9図に示されているように、相互に回転可能に連
結された短長二本のリンク106,108を介して、回転軸24
の回転中心と同軸的に立設された支持ロッド110に支持
せしめられており、これにより、第8図に示されている
ように、回転盤20の往復回転に伴う中継ポート100の回
転軸24回りの往復回転に伴って、金型冷却水導出入管8
6,86,通電線88および油圧管90,90が、局部的な屈曲や捩
じれ等を伴うことなく、略水平面内でスムーズに湾曲変
形せしめられるようになっている。
つまり、これにより、それら金型冷却水導出入管86,86,
通電線88および油圧管90,90が、回転盤20の往復回転に
起因して早期に損傷せしめられるようなことが良好に回
避されるようになっているのであり、それら金型冷却水
導出入管86,86,通電線88および油圧管90,90の耐久性の
向上および保守管理の容易化が図られているのである。
通電線88および油圧管90,90が、回転盤20の往復回転に
起因して早期に損傷せしめられるようなことが良好に回
避されるようになっているのであり、それら金型冷却水
導出入管86,86,通電線88および油圧管90,90の耐久性の
向上および保守管理の容易化が図られているのである。
なお、以上の説明から明らかなように、ここでは、回転
盤20が240°の角度範囲で往復回転させられることに基
づいて、互いに120°の位相差を成す3つの回転位置に
回転盤20が回転移動せしめられることとなるが、かかる
回転盤20の回転可能な角度範囲は、通常、回転盤20およ
び下定盤10に4組乃至それ以上の金型を配設する場合を
考慮して、270°〜360°の角度範囲に設定されることと
なる。
盤20が240°の角度範囲で往復回転させられることに基
づいて、互いに120°の位相差を成す3つの回転位置に
回転盤20が回転移動せしめられることとなるが、かかる
回転盤20の回転可能な角度範囲は、通常、回転盤20およ
び下定盤10に4組乃至それ以上の金型を配設する場合を
考慮して、270°〜360°の角度範囲に設定されることと
なる。
また、第8図において、112および114は、それぞれ、中
継ポート100と固定中継ポート102との間の金型冷却水導
出入管86,86,通電線88および油圧管90,90の湾曲曲率を
規制するためのガイドプレートである。
継ポート100と固定中継ポート102との間の金型冷却水導
出入管86,86,通電線88および油圧管90,90の湾曲曲率を
規制するためのガイドプレートである。
ところで、前記金型取付基板32が取り付けられる下定盤
10の上面には、第2図に示されているように、所定の距
離を隔てて互いに平行な一対の溝レール38,38が設けら
れており、またそれら溝レール38,38間の金型取付基板
セット位置には、後述の金型搭載車52による金型搭載位
置よりも高い位置と、下定盤10の上面の金型搭載位置と
の間で、金型を昇降可能な金型昇降手段としての複数
(ここでは4つ)の金型昇降シリンダ40が設けられてい
る。
10の上面には、第2図に示されているように、所定の距
離を隔てて互いに平行な一対の溝レール38,38が設けら
れており、またそれら溝レール38,38間の金型取付基板
セット位置には、後述の金型搭載車52による金型搭載位
置よりも高い位置と、下定盤10の上面の金型搭載位置と
の間で、金型を昇降可能な金型昇降手段としての複数
(ここでは4つ)の金型昇降シリンダ40が設けられてい
る。
ここにおいて、下定盤10の側方には、溝レール38,38が
開口する下定盤10の側面の一方に沿って、長手状の基台
42が設けらており、この基台42上に搭載されて、その長
手方向に移動可能な状態で移動台車44が設けられてい
る。そして、この移動台車44と基台42との間に配設され
た移動台車駆動シリンダ46によって、この移動台車44が
基台42の長手方向に往復動せしめられるようになってい
る。
開口する下定盤10の側面の一方に沿って、長手状の基台
42が設けらており、この基台42上に搭載されて、その長
手方向に移動可能な状態で移動台車44が設けられてい
る。そして、この移動台車44と基台42との間に配設され
た移動台車駆動シリンダ46によって、この移動台車44が
基台42の長手方向に往復動せしめられるようになってい
る。
また、かかる移動台車44上には、移動台車44の往動端位
置および復動端位置において、下定盤10の溝レール38,3
8にそれぞれ接続せしめられる溝レール48,48を備えた2
条一組のレール部材50,50が二組設けられている。そし
て、それら2条一組のレール部材50,50に跨がって、前
記金型取付基板30,32に取り付けられて型合わせされた
状態の3組の金型を搭載するための金型搭載車52,52が
設けられている。
置および復動端位置において、下定盤10の溝レール38,3
8にそれぞれ接続せしめられる溝レール48,48を備えた2
条一組のレール部材50,50が二組設けられている。そし
て、それら2条一組のレール部材50,50に跨がって、前
記金型取付基板30,32に取り付けられて型合わせされた
状態の3組の金型を搭載するための金型搭載車52,52が
設けられている。
これら金型搭載車52,52は、第1図および第2図に示さ
れているように、それぞれ、基台42の長手方向に平行な
連結部54と、その連結部54の両端から下定盤10側に向か
って延び出させられた互いに平行な一対の金型搭載部5
6,56とからなっている。そして、金型搭載部56,56に配
設された転動ローラ58が、レール部材50,50の溝レール4
8,48および下定盤10の溝レール38,38内を転動すること
に基づいて、下定盤10の金型取付基板セット位置と移動
台車44(レール部材50,50)上の退避位置との間で金型
搭載車52,52が移動し得るようにされている。そして、
ここでは、それら金型搭載車52,52と移動台車44との間
に金型搭載車移動機構59がそれぞれ設けられ、各対応す
るレール部材50,50の溝レール48,48が下定盤10の、溝レ
ール38,38に接続させられた状態において、各金型搭載
車52,52が対応する金型搭載車移動機構59によって、上
記下定盤10上の金型取付基板セット位置と移動台車44上
の退避位置との間で移動せしめられるようになってい
る。
れているように、それぞれ、基台42の長手方向に平行な
連結部54と、その連結部54の両端から下定盤10側に向か
って延び出させられた互いに平行な一対の金型搭載部5
6,56とからなっている。そして、金型搭載部56,56に配
設された転動ローラ58が、レール部材50,50の溝レール4
8,48および下定盤10の溝レール38,38内を転動すること
に基づいて、下定盤10の金型取付基板セット位置と移動
台車44(レール部材50,50)上の退避位置との間で金型
搭載車52,52が移動し得るようにされている。そして、
ここでは、それら金型搭載車52,52と移動台車44との間
に金型搭載車移動機構59がそれぞれ設けられ、各対応す
るレール部材50,50の溝レール48,48が下定盤10の、溝レ
ール38,38に接続させられた状態において、各金型搭載
車52,52が対応する金型搭載車移動機構59によって、上
記下定盤10上の金型取付基板セット位置と移動台車44上
の退避位置との間で移動せしめられるようになってい
る。
すなわち、各金型搭載車移動機構59,59は、第1図,第
2図,第4図および第5図に示されているように、それ
ぞれ、移動台車44に搭載された油圧シリンダ60と、油圧
シリンダ60によってレール部材50,50と平行な方向に移
動せしめられる、両端に各一対のスプロケット62,64を
備えたスプロケット支持台車66と、スプロケット支持台
車66の各対応するスプロケット62,64に掛け渡された一
対のチェーン68,68とからなっている。
2図,第4図および第5図に示されているように、それ
ぞれ、移動台車44に搭載された油圧シリンダ60と、油圧
シリンダ60によってレール部材50,50と平行な方向に移
動せしめられる、両端に各一対のスプロケット62,64を
備えたスプロケット支持台車66と、スプロケット支持台
車66の各対応するスプロケット62,64に掛け渡された一
対のチェーン68,68とからなっている。
ここで、スプロケット支持台車66は、油圧シリンダ60の
引込作動状態において、移動台車44上に配設されたロー
ラ転動プレート70,70上に収容されるようになってお
り、基台42の長手方向への移動台車44の移動時において
は、それらローラ転動プレート70,70上に搭載された状
態で移動台車44と一体的に移動せしめられるようになっ
ている。そして、下定盤10の金型取付基板セット位置へ
の金型のセット時において、油圧シリンダ60が突出作動
されると、転動ローラ72がローラ転動プレート70,70お
よび下定盤10の上面を転動することに基づいて、スプロ
ケット支持台車66がレール部材50,50と平行に下定盤10
側に移動せしめられるようになっている。
引込作動状態において、移動台車44上に配設されたロー
ラ転動プレート70,70上に収容されるようになってお
り、基台42の長手方向への移動台車44の移動時において
は、それらローラ転動プレート70,70上に搭載された状
態で移動台車44と一体的に移動せしめられるようになっ
ている。そして、下定盤10の金型取付基板セット位置へ
の金型のセット時において、油圧シリンダ60が突出作動
されると、転動ローラ72がローラ転動プレート70,70お
よび下定盤10の上面を転動することに基づいて、スプロ
ケット支持台車66がレール部材50,50と平行に下定盤10
側に移動せしめられるようになっている。
一方、かかるスプロケット支持台車66の各対応するスプ
ロケット62,64間に掛け渡されたチェーン68,68は、それ
ぞれの両端部が、第4図に示すAおよびB点においてロ
ーラ転動プレート70,70に固定されていると共に、その
中間部が、第4図に示すC点において金型搭載車52の連
結部下板74(第2図参照)に連結されており、これによ
り、油圧シリンダ60の作動に基づくスプロケット支持台
車66の移動に伴って、金型搭載車52がスプロケット支持
台車66の移動方向にその2倍の速度で移動せしめられる
ようになっている。そして、ここでは、これにより、金
型搭載車52の移動ストロークの1/2のストロークの油圧
シリンダ60の突出・引込作動に基づいて、金型搭載車52
が下定盤10上の金型取付基板セット位置と移動台車44上
の退避位置との間で往復移動せしめられるようになって
いる。
ロケット62,64間に掛け渡されたチェーン68,68は、それ
ぞれの両端部が、第4図に示すAおよびB点においてロ
ーラ転動プレート70,70に固定されていると共に、その
中間部が、第4図に示すC点において金型搭載車52の連
結部下板74(第2図参照)に連結されており、これによ
り、油圧シリンダ60の作動に基づくスプロケット支持台
車66の移動に伴って、金型搭載車52がスプロケット支持
台車66の移動方向にその2倍の速度で移動せしめられる
ようになっている。そして、ここでは、これにより、金
型搭載車52の移動ストロークの1/2のストロークの油圧
シリンダ60の突出・引込作動に基づいて、金型搭載車52
が下定盤10上の金型取付基板セット位置と移動台車44上
の退避位置との間で往復移動せしめられるようになって
いる。
なお、ここで、金型は、第1図に示されているように、
両金型搭載部56,56に跨がって金型搭載車52に搭載され
ることとなるが、下定盤10上に設けられた油圧クランパ
34等が金型搭載車52の移動の障害とならないように、金
型の搭載位置は、下定盤10上の障害物の高さよりも充分
高く保持されるようになっている。
両金型搭載部56,56に跨がって金型搭載車52に搭載され
ることとなるが、下定盤10上に設けられた油圧クランパ
34等が金型搭載車52の移動の障害とならないように、金
型の搭載位置は、下定盤10上の障害物の高さよりも充分
高く保持されるようになっている。
また、金型は、金型搭載車52の金型搭載部56,56への搭
載時において、それら金型搭載部56,56に設けられた位
置決めピン76によって、予め設定された位置に精度良く
位置決めされるようになっている。
載時において、それら金型搭載部56,56に設けられた位
置決めピン76によって、予め設定された位置に精度良く
位置決めされるようになっている。
さらに、第5図において、78は、スプロケット62をスプ
ロケット支持台車66に回転可能に支持させるための回転
軸であり、また80は、転動ローラ72をスプロケット支持
台車66に支持させるためのブラケットであって、そのス
プロケット62を支持する回転軸78に対して、前記油圧シ
リンダ60のピストンロッド82が連結されている。
ロケット支持台車66に回転可能に支持させるための回転
軸であり、また80は、転動ローラ72をスプロケット支持
台車66に支持させるためのブラケットであって、そのス
プロケット62を支持する回転軸78に対して、前記油圧シ
リンダ60のピストンロッド82が連結されている。
次に、このようなロータリ式射出成形機において、下定
盤10および回転盤20に対する金型(上型26および下型2
8)の交換操作を説明する。
盤10および回転盤20に対する金型(上型26および下型2
8)の交換操作を説明する。
なお、ここでは、成形機の成形時において、移動台車44
が、第1図および第2図に示されているように、その復
動端位置に移動せしめられており、図中右側(以下、単
に右側という)の金型搭載車52が下定盤10との間で移動
可能な状態にあるものとして、金型の交換操作を説明す
る。
が、第1図および第2図に示されているように、その復
動端位置に移動せしめられており、図中右側(以下、単
に右側という)の金型搭載車52が下定盤10との間で移動
可能な状態にあるものとして、金型の交換操作を説明す
る。
このような状態から、金型を交換するには、先ず、可動
盤16を下降させ、回転盤20に取り付けられている3個の
上型26をそれぞれ下定盤10上の3個の下型28に型合わせ
して、この状態で回転盤20および下定盤10の各油圧クラ
ンパ34を解放して、金型取付基板30,32の回転盤20およ
び下定盤10に対する固着状態を解除する。そして、可動
盤16を上昇させた後、金型昇降シリンダ40を上昇作動さ
せて、それら型合わせされた状態の金型(上型26および
下型28)をその上昇端位置まで上昇させ、その後、金型
搭載車移動機構59によって、右側の金型搭載車52をその
退避位置から下定盤10上の金型取付基板セット位置まで
移動させる。つまり、金型搭載車52の金型搭載部56,56
を金型取付基板32の下側に挿入させるのである。
盤16を下降させ、回転盤20に取り付けられている3個の
上型26をそれぞれ下定盤10上の3個の下型28に型合わせ
して、この状態で回転盤20および下定盤10の各油圧クラ
ンパ34を解放して、金型取付基板30,32の回転盤20およ
び下定盤10に対する固着状態を解除する。そして、可動
盤16を上昇させた後、金型昇降シリンダ40を上昇作動さ
せて、それら型合わせされた状態の金型(上型26および
下型28)をその上昇端位置まで上昇させ、その後、金型
搭載車移動機構59によって、右側の金型搭載車52をその
退避位置から下定盤10上の金型取付基板セット位置まで
移動させる。つまり、金型搭載車52の金型搭載部56,56
を金型取付基板32の下側に挿入させるのである。
次いで、このような状態から金型昇降シリンダ40を下降
させ、これによってそれら金型昇降シリンダ40上に保持
されていた金型を金型搭載車52の金型搭載部56,56上に
移載させる。そして、その金型の移載後、前述の場合と
は逆に、金型搭載車移動機構59によって金型搭載車52を
金型取付基板セット位置から移動台車44上の退避位置ま
で退避させる。なお、この時、金型は、下定盤10上の油
圧クランパ34等の障害物よりも高い高さ位置に保持され
るため、金型搭載車52の移動に支障は生じない。
させ、これによってそれら金型昇降シリンダ40上に保持
されていた金型を金型搭載車52の金型搭載部56,56上に
移載させる。そして、その金型の移載後、前述の場合と
は逆に、金型搭載車移動機構59によって金型搭載車52を
金型取付基板セット位置から移動台車44上の退避位置ま
で退避させる。なお、この時、金型は、下定盤10上の油
圧クランパ34等の障害物よりも高い高さ位置に保持され
るため、金型搭載車52の移動に支障は生じない。
上記金型搭載車52の退避位置への移動が完了したなら
ば、移動台車駆動シリンダ46にて移動台車44を往動端位
置まで移動させて、図中左側の金型搭載車52を移動台車
44と下定盤10との間で移動し得るようにする。なお、こ
の左側の金型搭載車52には、第1図に示されているよう
に、次に使用する金型(金型取付基板30,32に取り付け
られて型合わせされた状態の3組の上型26と下型28)を
予め搭載させておく。
ば、移動台車駆動シリンダ46にて移動台車44を往動端位
置まで移動させて、図中左側の金型搭載車52を移動台車
44と下定盤10との間で移動し得るようにする。なお、こ
の左側の金型搭載車52には、第1図に示されているよう
に、次に使用する金型(金型取付基板30,32に取り付け
られて型合わせされた状態の3組の上型26と下型28)を
予め搭載させておく。
次いで、かかる移動台車44の移動操作後、前記成形機か
らの金型の取り外し操作と逆の操作を行なって、その左
側の金型搭載車52に搭載されている金型を回転盤20およ
び下定盤10に取り付ける。
らの金型の取り外し操作と逆の操作を行なって、その左
側の金型搭載車52に搭載されている金型を回転盤20およ
び下定盤10に取り付ける。
すなわち、金型搭載車移動機構59にて上記左側の金型搭
載車52を下定盤10上の金型取付基板セット位置まで移動
させ、その後、金型昇降シリンダ40を上昇作動させて、
その金型搭載車52に搭載された金型を金型昇降シリンダ
40に移載させ、金型搭載車52から金型を浮上させる。そ
して、この金型の浮上状態で金型搭載車52を移動台車44
上の退避位置に退避させ、その後、金型昇降シリンダ40
を下降作動させて、その金型昇降シリンダ40に移載させ
た金型を下定盤10上に載置させる。そして、この状態で
可動盤16を下降させ、下定盤10との間で上型26と下型28
とを圧締させた状態で各油圧クランパ43を作動させて、
それら上型26および下型28が取り付けられた金型取付基
板30,32をそれぞれ回転盤20および下定盤10に固定す
る。これにより、成形機に対する金型の交換作業が完了
するのである。
載車52を下定盤10上の金型取付基板セット位置まで移動
させ、その後、金型昇降シリンダ40を上昇作動させて、
その金型搭載車52に搭載された金型を金型昇降シリンダ
40に移載させ、金型搭載車52から金型を浮上させる。そ
して、この金型の浮上状態で金型搭載車52を移動台車44
上の退避位置に退避させ、その後、金型昇降シリンダ40
を下降作動させて、その金型昇降シリンダ40に移載させ
た金型を下定盤10上に載置させる。そして、この状態で
可動盤16を下降させ、下定盤10との間で上型26と下型28
とを圧締させた状態で各油圧クランパ43を作動させて、
それら上型26および下型28が取り付けられた金型取付基
板30,32をそれぞれ回転盤20および下定盤10に固定す
る。これにより、成形機に対する金型の交換作業が完了
するのである。
このようなロータリ式射出成形機によれば、上述のよう
に、各3個の上型26および下型28を、それぞれ共通の金
型取付基板30,32に取り付けた状態で、回転盤20および
下定盤10に対して取り付けることができる。従って、成
形機の外部で金型(上型26および下型28)相互間の位置
関係を調整することができ、成形機内部で位置決めを行
ないつつそれら金型を個々に取り付ける場合に比べて、
金型の取付作業が極めて容易となる。
に、各3個の上型26および下型28を、それぞれ共通の金
型取付基板30,32に取り付けた状態で、回転盤20および
下定盤10に対して取り付けることができる。従って、成
形機の外部で金型(上型26および下型28)相互間の位置
関係を調整することができ、成形機内部で位置決めを行
ないつつそれら金型を個々に取り付ける場合に比べて、
金型の取付作業が極めて容易となる。
また、上型26および下型28を、それぞれ所定の位置関係
をもって金型取付基板30,32に取り付けた後は、回転盤2
0および下定盤10に対して油圧クランパ34で金型取付基
板30,32を着脱するだけで、それら回転盤20および下定
盤10に対して常に高い位置決め精度をもってそれら上型
26および下型28を着脱することができるため、金型交換
の度に金型の位置決め作業を行なう必要がなく、それ故
金型交換を極めて短時間で行なうことができる。
をもって金型取付基板30,32に取り付けた後は、回転盤2
0および下定盤10に対して油圧クランパ34で金型取付基
板30,32を着脱するだけで、それら回転盤20および下定
盤10に対して常に高い位置決め精度をもってそれら上型
26および下型28を着脱することができるため、金型交換
の度に金型の位置決め作業を行なう必要がなく、それ故
金型交換を極めて短時間で行なうことができる。
さらに、前述の説明から明らかなように、金型取付基板
30,32の形状を一定にすれば、金型(上型26および下型2
8)の形状や数量を任意に変更することができるため、
汎用性が高いといった利点もある。
30,32の形状を一定にすれば、金型(上型26および下型2
8)の形状や数量を任意に変更することができるため、
汎用性が高いといった利点もある。
なお、以上の説明から明らかなように、本実施例では、
前記基台42,移動台車44,金型搭載車52,52,金型搭載車移
動機構59,59等から金型搬出入機構が構成されているの
であり、また下定盤10の溝レール38,38およびこれと接
続せしめられる二組のレール部材50,50の溝レール48,48
とから、金型搭載車52,52を案内するガイドレール手段
が構成されているのである。
前記基台42,移動台車44,金型搭載車52,52,金型搭載車移
動機構59,59等から金型搬出入機構が構成されているの
であり、また下定盤10の溝レール38,38およびこれと接
続せしめられる二組のレール部材50,50の溝レール48,48
とから、金型搭載車52,52を案内するガイドレール手段
が構成されているのである。
以上、本発明の一実施例を詳細に説明したが、これは文
字通りの例示であり、本発明がかかる具体例に限定され
ることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種
々なる変更,修正,改良等を施した態様で実施できるこ
とは、言うまでもないところである。
字通りの例示であり、本発明がかかる具体例に限定され
ることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種
々なる変更,修正,改良等を施した態様で実施できるこ
とは、言うまでもないところである。
例えば前記実施例では、回転盤20および下定盤10に設け
られた各油圧クランパ34が、それら回転盤20および下定
盤10に対する金型取付基板30,32の位置決め装置を兼ね
ていたが、それら油圧クランパ34とは別に位置決めピン
等の位置決め装置を回転盤20および下定盤10に設け、回
転盤20および下定盤10に対する金型取付基板30,32の位
置決めをそれら位置決め装置で行なうようにすることも
可能である。
られた各油圧クランパ34が、それら回転盤20および下定
盤10に対する金型取付基板30,32の位置決め装置を兼ね
ていたが、それら油圧クランパ34とは別に位置決めピン
等の位置決め装置を回転盤20および下定盤10に設け、回
転盤20および下定盤10に対する金型取付基板30,32の位
置決めをそれら位置決め装置で行なうようにすることも
可能である。
また、前記実施例では、回転盤20および下定盤10に着脱
装置としての油圧クランパ34が設けられ、金型取付基板
30,32がそれら油圧クランパ34によって回転盤20および
下定盤10に取り付けられるようになっていたが、回転盤
20および下定盤10に対して金型取付基板30,32をボルト
や手動クランパ等で取り付けるようにすることも可能で
ある。
装置としての油圧クランパ34が設けられ、金型取付基板
30,32がそれら油圧クランパ34によって回転盤20および
下定盤10に取り付けられるようになっていたが、回転盤
20および下定盤10に対して金型取付基板30,32をボルト
や手動クランパ等で取り付けるようにすることも可能で
ある。
また、前記実施例では、下定盤10上の金型取付基板セッ
ト位置に金型を搬出入するために、専用の金型搬出入機
構が設けられていたが、そのような専用の金型搬出入機
構は必ずしも設ける必要はない。
ト位置に金型を搬出入するために、専用の金型搬出入機
構が設けられていたが、そのような専用の金型搬出入機
構は必ずしも設ける必要はない。
さらに、前記実施例では、回転盤20が可動盤16側に設け
られて、固定盤としての下定盤10と対向する状態で配設
されていたが、回転盤20を可動盤16と対向する状態で下
定盤10側に設けた形式のロータリ式射出成形機や、可動
盤16を上方の固定盤と対向するように設けた形式のロー
タリ式射出成形機等に本発明を適用することも可能であ
る。
られて、固定盤としての下定盤10と対向する状態で配設
されていたが、回転盤20を可動盤16と対向する状態で下
定盤10側に設けた形式のロータリ式射出成形機や、可動
盤16を上方の固定盤と対向するように設けた形式のロー
タリ式射出成形機等に本発明を適用することも可能であ
る。
また、前記実施例では、回転盤20が一定の角度範囲で往
復回転せしめられるようになっていたが、回転盤20が同
一回転方向に順次回転させられて、各回転位置に順次回
転移動せしめられる形式のロータリ式射出成形機に対し
ても本発明を適用することが可能である。
復回転せしめられるようになっていたが、回転盤20が同
一回転方向に順次回転させられて、各回転位置に順次回
転移動せしめられる形式のロータリ式射出成形機に対し
ても本発明を適用することが可能である。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明に従うロータリ
式射出成形機によれば、各対応する金型取付基板に対し
て金型を成形機外部で取り付けるようにすることによ
り、金型相互間の面倒な位置決め作業を成形機内部で行
なうことを不要と成し得るため、回転盤およびそれと対
向する固定盤若しくは可動盤に対する金型の取付作業を
極めて簡単且つ容易にすることができるのであり、また
金型取付基板に対して金型を一旦取り付けてしまえば、
金型交換時において、金型の位置決め作業を一々行なう
ことが不要となるため、金型交換時間を大幅に短縮させ
ることが可能となるのである。
式射出成形機によれば、各対応する金型取付基板に対し
て金型を成形機外部で取り付けるようにすることによ
り、金型相互間の面倒な位置決め作業を成形機内部で行
なうことを不要と成し得るため、回転盤およびそれと対
向する固定盤若しくは可動盤に対する金型の取付作業を
極めて簡単且つ容易にすることができるのであり、また
金型取付基板に対して金型を一旦取り付けてしまえば、
金型交換時において、金型の位置決め作業を一々行なう
ことが不要となるため、金型交換時間を大幅に短縮させ
ることが可能となるのである。
そして、固定盤の上方に設けた可動盤に回転盤を配設す
る構造を採用すると共に、固定盤および回転盤に対して
着脱装置を配設して、各対応する金型取付基板をそれら
着脱装置にて固定盤および回転盤に取り付けるようにす
る一方、金型搭載車、ガイドレール手段および金型搭載
車移動手段を備えた金型搬出入機構と、金型搭載車と固
定盤との間で金型を移載する金型昇降手段を設けること
により、成形機に対する金型の取付・交換作業をスムー
ズ且つ確実に、より短い時間で行なうことが可能となる
のである。
る構造を採用すると共に、固定盤および回転盤に対して
着脱装置を配設して、各対応する金型取付基板をそれら
着脱装置にて固定盤および回転盤に取り付けるようにす
る一方、金型搭載車、ガイドレール手段および金型搭載
車移動手段を備えた金型搬出入機構と、金型搭載車と固
定盤との間で金型を移載する金型昇降手段を設けること
により、成形機に対する金型の取付・交換作業をスムー
ズ且つ確実に、より短い時間で行なうことが可能となる
のである。
第1図は、本発明に従うロータリ式射出成形機の一例を
概略的に示す一部切欠正面図であり、第2図は、金型を
取り除いた状態の第1図におけるII-II断面図である。
第3図は、第1図における回転盤の底面図であり、第4
図は、第2図におけるIV-IV断面一部切欠図であり、第
5図は、第2図におけるV−V断面拡大図である。第6
図および第7図は、それぞれ、第3図の回転盤の要部拡
大断面図である。第8図は、第1図の射出成形機の要部
拡大図であり、第9図は、第8図におけるIX-IX断面図
である。 10:下定盤(固定盤)、16:可動盤 20:回転盤、26:上型 28:下型、30,32:金型取付基板 34:油圧クランパ(着脱装置) 38,48:溝レール(ガイドレール手段) 40:金型昇降シリンダ(金型昇降手段) 44:移動台車、52:金型搭載車 59:金型搭載車移動機構
概略的に示す一部切欠正面図であり、第2図は、金型を
取り除いた状態の第1図におけるII-II断面図である。
第3図は、第1図における回転盤の底面図であり、第4
図は、第2図におけるIV-IV断面一部切欠図であり、第
5図は、第2図におけるV−V断面拡大図である。第6
図および第7図は、それぞれ、第3図の回転盤の要部拡
大断面図である。第8図は、第1図の射出成形機の要部
拡大図であり、第9図は、第8図におけるIX-IX断面図
である。 10:下定盤(固定盤)、16:可動盤 20:回転盤、26:上型 28:下型、30,32:金型取付基板 34:油圧クランパ(着脱装置) 38,48:溝レール(ガイドレール手段) 40:金型昇降シリンダ(金型昇降手段) 44:移動台車、52:金型搭載車 59:金型搭載車移動機構
Claims (2)
- 【請求項1】固定盤および可動盤の何れか一方に、他方
と対向する状態で、それら固定盤および可動盤と相対回
転可能な回転盤を配設すると共に、該回転盤およびこれ
と対向する固定盤若しくは可動盤に、互いに対を成す複
数組の金型をそれぞれ配設し、前記可動盤の前記固定盤
に対する接近作動により、前記回転盤の複数の回転位置
において、前記複数組の金型を同時に圧締し得るように
したロータリ式射出成形機において、 前記複数組の金型の各対応するものをそれぞれ共通の金
型取付基板に取付け、該複数組の金型を、それら共通の
金型取付基板を介して、前記回転盤およびそれと対向す
る固定盤若しくは可動盤に着脱可能に取り付けるように
したことを特徴とするロータリ式射出成形機。 - 【請求項2】前記可動盤を前記固定盤の上方に配設する
と共に、前記回転盤を該固定盤と対向する状態で該可動
盤に配設し、該回転盤および該固定盤に設けたそれぞれ
複数の着脱装置にて、該回転盤および該固定盤に前記金
型取付基板を取り付けるようにする一方、 該金型取付基板にそれぞれ取り付けられて互いに型合わ
せされた状態の前記複数組の金型を、前記固定盤に設け
られた前記着脱装置等の障害物を回避する高さ位置に保
持して搭載する金型搭載車と、該金型搭載車を、前記固
定盤の金型取付基板セット位置と退避位置との間で案内
するガイドレール手段と、該金型搭載車を、該ガイドレ
ール手段で案内させて、それらセット位置と退避位置と
の間で往復移動せしめる金型搭載車移動手段とを備えた
金型搬出入機構を設けると共に、 前記固定盤の前記金型取付基板のセット位置において、
前記金型搭載車に搭載されて該セット位置に搬入された
前記複数組の金型を、該金型搭載車から浮上させる上昇
位置と、該金型搭載車から浮上させた複数組の金型を、
該固定盤上に載置せしめる下降位置との間で、該複数組
の金型を昇降可能な金型昇降手段を設けたことを特徴と
する請求項第1項記載のロータリ式射出成形機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17326588A JPH07321B2 (ja) | 1988-07-12 | 1988-07-12 | ロータリ式射出成形機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17326588A JPH07321B2 (ja) | 1988-07-12 | 1988-07-12 | ロータリ式射出成形機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0222019A JPH0222019A (ja) | 1990-01-24 |
JPH07321B2 true JPH07321B2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=15957242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17326588A Expired - Lifetime JPH07321B2 (ja) | 1988-07-12 | 1988-07-12 | ロータリ式射出成形機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07321B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5394728B2 (ja) * | 2008-12-26 | 2014-01-22 | 株式会社日本製鋼所 | 多色成形品の成形方法と多色成形用金型 |
CN102848494B (zh) * | 2012-09-08 | 2014-05-21 | 谢力志 | 双向驱动智能开合模机 |
JP6360454B2 (ja) * | 2015-03-18 | 2018-07-18 | 株式会社松田製作所 | 真空射出成形装置及び真空射出成形方法 |
JP6441271B2 (ja) * | 2016-08-23 | 2018-12-19 | 株式会社名機製作所 | 金型回転式射出成形機および金型回転式射出成形機の金型交換方法 |
JP6400058B2 (ja) * | 2016-09-01 | 2018-10-03 | 株式会社名機製作所 | ロータリ式射出成形機 |
-
1988
- 1988-07-12 JP JP17326588A patent/JPH07321B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0222019A (ja) | 1990-01-24 |
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