JPH07321704A - Ａｇｃ回路 - Google Patents
Ａｇｃ回路Info
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- JPH07321704A JPH07321704A JP6107241A JP10724194A JPH07321704A JP H07321704 A JPH07321704 A JP H07321704A JP 6107241 A JP6107241 A JP 6107241A JP 10724194 A JP10724194 A JP 10724194A JP H07321704 A JPH07321704 A JP H07321704A
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- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スペクトル拡散変調信号復調機に大レベルの
信号が入力された場合に相関が検出されなければゲイン
が変化しないＡＧＣ回路を提供すること。 【構成】 入力したＰＳＫ信号を増幅するＲＦ段用ＡＧ
Ｃアンプと、前記ＲＦ段用ＡＧＣアンプの出力をＩＦ信
号に変換するミキサと、前記ミキサの出力を増幅するＩ
Ｆ段用ＡＧＣアンプと、ＩＦ信号の相関を検出するＳＡ
Ｗマッチドフィルタと、前記ＳＡＷマッチドフィルタの
出力を遅延し検波する遅延検波回路と、前記遅延検波し
た信号から高周波成分を除去するローパスフィルタとを
有するＰＳＫ信号復調器において、前記ローパスフィル
タからの信号を入力して絶対値を取り出す絶対値回路
と、前記絶対値回路から入力された信号のピーク値を検
波するピーク検波器と、前記ピーク検波器の出力を基準
電圧と比較する電圧比較器と、前記比較した出力を所要
の電圧レベルに変換する電圧レベル変換器とを設ける。
信号が入力された場合に相関が検出されなければゲイン
が変化しないＡＧＣ回路を提供すること。 【構成】 入力したＰＳＫ信号を増幅するＲＦ段用ＡＧ
Ｃアンプと、前記ＲＦ段用ＡＧＣアンプの出力をＩＦ信
号に変換するミキサと、前記ミキサの出力を増幅するＩ
Ｆ段用ＡＧＣアンプと、ＩＦ信号の相関を検出するＳＡ
Ｗマッチドフィルタと、前記ＳＡＷマッチドフィルタの
出力を遅延し検波する遅延検波回路と、前記遅延検波し
た信号から高周波成分を除去するローパスフィルタとを
有するＰＳＫ信号復調器において、前記ローパスフィル
タからの信号を入力して絶対値を取り出す絶対値回路
と、前記絶対値回路から入力された信号のピーク値を検
波するピーク検波器と、前記ピーク検波器の出力を基準
電圧と比較する電圧比較器と、前記比較した出力を所要
の電圧レベルに変換する電圧レベル変換器とを設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、スペクトラム拡散変調
を用いた無線通信機の復調方式に関する。
を用いた無線通信機の復調方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、無線機等の受信部に用いられてい
るＡＧＣ回路は、ＲＦ段または、ＩＦ段のアンプのゲイ
ンを入力信号の強弱に応じて変化させることによって
信号復調部に一定レベルの信号が入力されるようにする
ためのもので、例えば、図５に示すように、アンテナか
ら入力された信号をアンプ１で増幅し、ミキサ２を通過
させてＩＦ周波数に変換し、さらにアンプ３で増幅した
信号を比較器に入力し、前記入力信号レベルと比較器４
の比較用電圧５と比較し、その比較した差に応じた出力
レベルを電圧レベル変換器６に入力し、電圧レベル変換
器６によって変換した出力を前記アンプ１のゲインコン
トロール端子７に印加するように構成していた。しかし
ながら、上記の構成のＡＧＣ回路をスペクトル拡散用の
復調回路に用い、アンテナで受信した入力信号レベルに
よってアンプ１のゲインをコントロールする場合は、ア
ンテナに大きいレベルの一般的な狭帯域の信号が飛び込
んできた場合に、この飛び込んできた信号によってＡＧ
Ｃ回路のゲインがコントロールされ、本来の信号レベル
が小さくなりすぎて復調できなくなるという問題を有す
るものであった。
るＡＧＣ回路は、ＲＦ段または、ＩＦ段のアンプのゲイ
ンを入力信号の強弱に応じて変化させることによって
信号復調部に一定レベルの信号が入力されるようにする
ためのもので、例えば、図５に示すように、アンテナか
ら入力された信号をアンプ１で増幅し、ミキサ２を通過
させてＩＦ周波数に変換し、さらにアンプ３で増幅した
信号を比較器に入力し、前記入力信号レベルと比較器４
の比較用電圧５と比較し、その比較した差に応じた出力
レベルを電圧レベル変換器６に入力し、電圧レベル変換
器６によって変換した出力を前記アンプ１のゲインコン
トロール端子７に印加するように構成していた。しかし
ながら、上記の構成のＡＧＣ回路をスペクトル拡散用の
復調回路に用い、アンテナで受信した入力信号レベルに
よってアンプ１のゲインをコントロールする場合は、ア
ンテナに大きいレベルの一般的な狭帯域の信号が飛び込
んできた場合に、この飛び込んできた信号によってＡＧ
Ｃ回路のゲインがコントロールされ、本来の信号レベル
が小さくなりすぎて復調できなくなるという問題を有す
るものであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、アンテ
ナで受信した入力信号レベルによってアンプ１のゲイン
をコントロールするように構成したスペクトラム拡散変
調方式の回路は、相関の検出されない大きいレベルの一
般的な狭帯域の信号等が飛び込んできた場合に、この大
きいレベルの信号をモニタしてＡＧＣ回路のゲインがコ
ントロールされ、本来の信号レベルが小さくなりすぎて
しまうという問題を有していたので、本発明においては
大きいレベルの信号がアンテナから入力された場合であ
っても相関が検出されなければゲインが変化しないＡＧ
Ｃ回路を提供することにある。
ナで受信した入力信号レベルによってアンプ１のゲイン
をコントロールするように構成したスペクトラム拡散変
調方式の回路は、相関の検出されない大きいレベルの一
般的な狭帯域の信号等が飛び込んできた場合に、この大
きいレベルの信号をモニタしてＡＧＣ回路のゲインがコ
ントロールされ、本来の信号レベルが小さくなりすぎて
しまうという問題を有していたので、本発明においては
大きいレベルの信号がアンテナから入力された場合であ
っても相関が検出されなければゲインが変化しないＡＧ
Ｃ回路を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】アンテナから入力した高
周波のＰＳＫ信号を増幅するＲＦ段用ＡＧＣアンプと、
前記ＲＦ段用ＡＧＣアンプの出力をＩＦ信号に変換する
ミキサと、前記ミキサの出力を増幅するＩＦ段用ＡＧＣ
アンプと、ＩＦ信号の相関を検出するＳＡＷマッチドフ
ィルタと、前記ＳＡＷマッチドフィルタの出力を遅延し
検波する遅延検波回路と、前記遅延検波した信号から高
周波成分を除去するローパスフィルタとを有するＰＳＫ
信号復調器において、前記ローパスフィルタからの信号
を入力して絶対値を取り出す絶対値回路と、前記絶対値
回路から入力された信号のピーク値を検波するピーク検
波器と、前記ピーク検波器の出力を基準電圧と比較する
電圧比較器と、前記比較した出力を所要の電圧レベルに
変換する電圧レベル変換器とを設けたことを特徴とする
ＡＧＣ回路。
周波のＰＳＫ信号を増幅するＲＦ段用ＡＧＣアンプと、
前記ＲＦ段用ＡＧＣアンプの出力をＩＦ信号に変換する
ミキサと、前記ミキサの出力を増幅するＩＦ段用ＡＧＣ
アンプと、ＩＦ信号の相関を検出するＳＡＷマッチドフ
ィルタと、前記ＳＡＷマッチドフィルタの出力を遅延し
検波する遅延検波回路と、前記遅延検波した信号から高
周波成分を除去するローパスフィルタとを有するＰＳＫ
信号復調器において、前記ローパスフィルタからの信号
を入力して絶対値を取り出す絶対値回路と、前記絶対値
回路から入力された信号のピーク値を検波するピーク検
波器と、前記ピーク検波器の出力を基準電圧と比較する
電圧比較器と、前記比較した出力を所要の電圧レベルに
変換する電圧レベル変換器とを設けたことを特徴とする
ＡＧＣ回路。
【０００５】
【作用】以上のように構成したので、本発明によるスペ
クトル拡散用ＡＧＣ回路においては、ＳＡＷマッチドフ
ィルタの出力を遅延回路によって１拡散符号周期分遅延
して入力信号と乗算し、ローパスフィルタを通過させ、
入力信号のデータの１と０に対応した正と負の信号を得
てデータを生成すると共に、前記正と負の信号を絶対値
回路を通過させることによって正のみの波形に変換して
クロック信号を生成すると共に前記正のみの波形をＡＧ
Ｃ用のピーク検波器に入力し、電圧比較器によって基準
レベルと比較し、さらに電圧レベル変換器によってレベ
ル変換して可変ゲインアンプの制御信号としてフィード
バックさせてＡＧＣ回路のループを形成する。
クトル拡散用ＡＧＣ回路においては、ＳＡＷマッチドフ
ィルタの出力を遅延回路によって１拡散符号周期分遅延
して入力信号と乗算し、ローパスフィルタを通過させ、
入力信号のデータの１と０に対応した正と負の信号を得
てデータを生成すると共に、前記正と負の信号を絶対値
回路を通過させることによって正のみの波形に変換して
クロック信号を生成すると共に前記正のみの波形をＡＧ
Ｃ用のピーク検波器に入力し、電圧比較器によって基準
レベルと比較し、さらに電圧レベル変換器によってレベ
ル変換して可変ゲインアンプの制御信号としてフィード
バックさせてＡＧＣ回路のループを形成する。
【０００６】
【実施例】以下図に基づいて本発明によるスペクトル拡
散用ＡＧＣ回路の一実施例を詳細に説明する。図１にお
いて、アンテナから入力したＰＳＫ信号は可変ゲインア
ンプ１に入力され、可変ゲインアンプ１の出力をミキサ
２に入力してＩＦ信号に変換し、アンプ３にて増幅し、
前記アンプ３の出力をリミッタ４によって振幅制限して
ＳＡＷマッチドフィルタ５に入力し、ＳＡＷマッチドフ
ィルタ５の相関信号を遅延回路６と乗算器７によって遅
延検波し、ローパスフィルタ８を通し、絶対値回路９で
プラス側極性の信号に変換し、ピーク検波器１０でピー
ク検波し、電圧比較器１１によって基準信号と比較し、
比較した結果に基づいた電圧比較器１１の出力を、電圧
レベル変換器１２によってレベル変換し、可変ゲインア
ンプ１のゲインコントロール端子１３に入力する。
散用ＡＧＣ回路の一実施例を詳細に説明する。図１にお
いて、アンテナから入力したＰＳＫ信号は可変ゲインア
ンプ１に入力され、可変ゲインアンプ１の出力をミキサ
２に入力してＩＦ信号に変換し、アンプ３にて増幅し、
前記アンプ３の出力をリミッタ４によって振幅制限して
ＳＡＷマッチドフィルタ５に入力し、ＳＡＷマッチドフ
ィルタ５の相関信号を遅延回路６と乗算器７によって遅
延検波し、ローパスフィルタ８を通し、絶対値回路９で
プラス側極性の信号に変換し、ピーク検波器１０でピー
ク検波し、電圧比較器１１によって基準信号と比較し、
比較した結果に基づいた電圧比較器１１の出力を、電圧
レベル変換器１２によってレベル変換し、可変ゲインア
ンプ１のゲインコントロール端子１３に入力する。
【０００７】次に上記の構成からなるスペクトル拡散用
ＡＧＣ回路の各部の動作を説明する。可変ゲインアンプ
１は、ＡＧＣのループ回路からの制御電圧に応じたゲイ
ンにより信号を増幅して出力し、ミキサ２は、ＲＦ部か
ら入力した信号をＩＦ周波数に周波数変換し、アンプ３
は、ＳＡＷマッチドフィルタ５が相関信号を出力できる
に必要な所要のレベルの信号に増幅し、リミッタ４によ
って振幅制限をおこない、ＳＡＷマッチドフィルタ５に
過大な振幅の信号が入力されることを防ぎ、ＳＡＷマッ
チドフィルタ５は、受信したＰＮパターンと自己パター
ンとの一致を判別するための相関検出をおこない。相関
検出信号は遅延回路６によって遅延され、乗算器７によ
って入力信号と乗算されて遅延検波される。ローパスフ
ィルタ８は前記遅延検波信号の高周波成分を減衰させる
ことによって得られるエンベロープ波形から送信された
データ信号波形を取り出す。絶対値回路９は、クロック
を生成するため、入力された信号の絶対値を取り出して
ピーク検波器１０に入力し、ピーク検波器１０は、絶対
値回路９の出力のピーク値を検出して電圧比較器１１に
出力し、電圧比較器１１は入力信号と基準電圧レベルと
を比較し、例えば、アンテナから入力された信号が適性
レベルよりも小さい場合は「負」の電圧を出力し、適性
レベルより大きければ「正」の電圧を出力し、適性レベ
ルであれば、出力は０ボルトを出力する。電圧レベル変
換器１２は、電圧比較器１１の出力のレベルを変換し、
可変ゲインアンプ１のゲインを大きく、あるいは、小さ
くするように作用する。
ＡＧＣ回路の各部の動作を説明する。可変ゲインアンプ
１は、ＡＧＣのループ回路からの制御電圧に応じたゲイ
ンにより信号を増幅して出力し、ミキサ２は、ＲＦ部か
ら入力した信号をＩＦ周波数に周波数変換し、アンプ３
は、ＳＡＷマッチドフィルタ５が相関信号を出力できる
に必要な所要のレベルの信号に増幅し、リミッタ４によ
って振幅制限をおこない、ＳＡＷマッチドフィルタ５に
過大な振幅の信号が入力されることを防ぎ、ＳＡＷマッ
チドフィルタ５は、受信したＰＮパターンと自己パター
ンとの一致を判別するための相関検出をおこない。相関
検出信号は遅延回路６によって遅延され、乗算器７によ
って入力信号と乗算されて遅延検波される。ローパスフ
ィルタ８は前記遅延検波信号の高周波成分を減衰させる
ことによって得られるエンベロープ波形から送信された
データ信号波形を取り出す。絶対値回路９は、クロック
を生成するため、入力された信号の絶対値を取り出して
ピーク検波器１０に入力し、ピーク検波器１０は、絶対
値回路９の出力のピーク値を検出して電圧比較器１１に
出力し、電圧比較器１１は入力信号と基準電圧レベルと
を比較し、例えば、アンテナから入力された信号が適性
レベルよりも小さい場合は「負」の電圧を出力し、適性
レベルより大きければ「正」の電圧を出力し、適性レベ
ルであれば、出力は０ボルトを出力する。電圧レベル変
換器１２は、電圧比較器１１の出力のレベルを変換し、
可変ゲインアンプ１のゲインを大きく、あるいは、小さ
くするように作用する。
【０００８】前記絶対値回路９は図２に示した回路構成
で、同図中アンプ１４は整流回路で、ダイオード１５お
よび１６を設け、入力抵抗２２と抵抗２３の抵抗値は同
一に設定してゲインが１になるようにする。アンプ１７
は加算回路で、抵抗１８と抵抗１９の抵抗値は２：１に
なるように設定し、抵抗２１と抵抗１８の抵抗値は同じ
値であり、入力端子２４から入力された信号の正の半サ
イクルにおいては、アンプ１４の出力に入力信号ＶＩと
同レベルで、かつ、極性の反転した信号が得られ、この
アンプ１４の出力が抵抗１９に印加され、これによって
加算回路用アンプ１７の出力には入力の２倍のレベルの
信号（２ＶＩ）が出力される。これと同時に、アンプ１
７の入力には抵抗２１を通って入力信号ＶＩが印加さ
れ、アンプ１７の出力には入力信号ＶＩと同レベルで極
性の反転した信号（−ＶＩ）が出力されるのでアンプ１
７の出力２０は、前記（２ＶＩ）と（−ＶＩ）の和とし
て（ＶＩ）が得られたことになる。入力端子２４から入
力された信号の負の半サイクルでは、ダイオード１５の
極性によってアンプ１４に出力は現れずアンプ１７の入
力には抵抗２１を介して入力信号がそのまま印加され、
アンプ１７の出力端子２０には入力された負信号の半サ
イクルが正極性に折り返されて出力される。
で、同図中アンプ１４は整流回路で、ダイオード１５お
よび１６を設け、入力抵抗２２と抵抗２３の抵抗値は同
一に設定してゲインが１になるようにする。アンプ１７
は加算回路で、抵抗１８と抵抗１９の抵抗値は２：１に
なるように設定し、抵抗２１と抵抗１８の抵抗値は同じ
値であり、入力端子２４から入力された信号の正の半サ
イクルにおいては、アンプ１４の出力に入力信号ＶＩと
同レベルで、かつ、極性の反転した信号が得られ、この
アンプ１４の出力が抵抗１９に印加され、これによって
加算回路用アンプ１７の出力には入力の２倍のレベルの
信号（２ＶＩ）が出力される。これと同時に、アンプ１
７の入力には抵抗２１を通って入力信号ＶＩが印加さ
れ、アンプ１７の出力には入力信号ＶＩと同レベルで極
性の反転した信号（−ＶＩ）が出力されるのでアンプ１
７の出力２０は、前記（２ＶＩ）と（−ＶＩ）の和とし
て（ＶＩ）が得られたことになる。入力端子２４から入
力された信号の負の半サイクルでは、ダイオード１５の
極性によってアンプ１４に出力は現れずアンプ１７の入
力には抵抗２１を介して入力信号がそのまま印加され、
アンプ１７の出力端子２０には入力された負信号の半サ
イクルが正極性に折り返されて出力される。
【０００９】ピーク検波器１０は、図３に示すように、
アンプ３２と、ダイオード３３と、コンデンサ３４とで
構成され、入力端子３５から入力した信号のピーク値に
応じた電荷がダイオード３３を通してコンデンサ３４に
充電され、絶対値回路９から出力されたクロック信号波
形のピーク値が検出され、出力端子３６から出力され
る。
アンプ３２と、ダイオード３３と、コンデンサ３４とで
構成され、入力端子３５から入力した信号のピーク値に
応じた電荷がダイオード３３を通してコンデンサ３４に
充電され、絶対値回路９から出力されたクロック信号波
形のピーク値が検出され、出力端子３６から出力され
る。
【００１０】図４は、上記の構成によるＡＧＣ回路の主
要部分の波形の説明図で、ＳＡＷマッチドフィルタの出
力は、データ１に対応する波形２２と、データ０に対応
する波形２３を出力し、前記波形２２と２３は互いに１
８０°の位相差を有している。この出力波形は、遅延検
波後にローパスフィルタを通過させると波形２４おび２
５となり、絶対値回路によって波形２６および２７とな
る。
要部分の波形の説明図で、ＳＡＷマッチドフィルタの出
力は、データ１に対応する波形２２と、データ０に対応
する波形２３を出力し、前記波形２２と２３は互いに１
８０°の位相差を有している。この出力波形は、遅延検
波後にローパスフィルタを通過させると波形２４おび２
５となり、絶対値回路によって波形２６および２７とな
る。
【００１１】上記のように構成したＡＧＣ回路におい
て、ＳＡＷマッチドフィルタによって相関信号が得られ
るのは、送られてきた信号波形の拡散信号とＳＡＷマッ
チドフィルタが持つ拡散信号が一致した場合で、アンテ
ナからの（相関が得られた）信号レベルに比例し、以下
のような場合はＳＡＷマッチドフィルタは相関信号を出
力せず、ＡＧＣ回路のゲインが変化することがない。
（１）拡散信号が一致しないスペクトラム拡散変調信号
である場合。（２）（ノイズのみ）の無信号の場合
（３）大振幅の狭帯域信号のように本来必要とする信号
以外の信号が入力された場合。また、相関信号が得られ
ないような信号が入力された場合は、ＡＧＣ回路におい
て可変ゲインアンプのゲインが最大の状態になり、入力
ピーク検波器１０の出力は０Ｖとなって電圧比較器１１
の出力が「最小」となるのでリミッタ回路４によってＳ
ＡＷマッチドフィルタの入力信号レベルを制限し、ＳＡ
Ｗマッチドフィルタの入力信号レベルが最大定格を上回
らないようにする。
て、ＳＡＷマッチドフィルタによって相関信号が得られ
るのは、送られてきた信号波形の拡散信号とＳＡＷマッ
チドフィルタが持つ拡散信号が一致した場合で、アンテ
ナからの（相関が得られた）信号レベルに比例し、以下
のような場合はＳＡＷマッチドフィルタは相関信号を出
力せず、ＡＧＣ回路のゲインが変化することがない。
（１）拡散信号が一致しないスペクトラム拡散変調信号
である場合。（２）（ノイズのみ）の無信号の場合
（３）大振幅の狭帯域信号のように本来必要とする信号
以外の信号が入力された場合。また、相関信号が得られ
ないような信号が入力された場合は、ＡＧＣ回路におい
て可変ゲインアンプのゲインが最大の状態になり、入力
ピーク検波器１０の出力は０Ｖとなって電圧比較器１１
の出力が「最小」となるのでリミッタ回路４によってＳ
ＡＷマッチドフィルタの入力信号レベルを制限し、ＳＡ
Ｗマッチドフィルタの入力信号レベルが最大定格を上回
らないようにする。
【００１２】
【発明の効果】以上に説明したように、ＳＡＷマッチド
フィルタの出力によってあＡＧＣ回路のゲインをコント
ロールするように構成したので、従来のようにＲＦ、Ｉ
Ｆ段の信号を直接モニタする方式のＡＧＣ回路を付加し
たスペクトラム拡散変調方式の回路のように、アンテナ
から相関の検出されない大きいレベルの一般的な狭帯域
の信号等が飛び込んできた場合であっても、それにとも
なってゲインが小さくならず、相関信号を検出するのに
影響しないので復調動作を安定にすることができるよう
になる。また、リミッタ回路を備えたことによって相関
信号が得られないような信号が入力された場合は、リミ
ッタ回路が働いてＳＡＷマッチドフィルタに入力される
信号レベルを最大定格入力レベル以下に制限することが
できる。
フィルタの出力によってあＡＧＣ回路のゲインをコント
ロールするように構成したので、従来のようにＲＦ、Ｉ
Ｆ段の信号を直接モニタする方式のＡＧＣ回路を付加し
たスペクトラム拡散変調方式の回路のように、アンテナ
から相関の検出されない大きいレベルの一般的な狭帯域
の信号等が飛び込んできた場合であっても、それにとも
なってゲインが小さくならず、相関信号を検出するのに
影響しないので復調動作を安定にすることができるよう
になる。また、リミッタ回路を備えたことによって相関
信号が得られないような信号が入力された場合は、リミ
ッタ回路が働いてＳＡＷマッチドフィルタに入力される
信号レベルを最大定格入力レベル以下に制限することが
できる。
【図１】本発明によるスペクトル拡散用ＡＧＣ回路のブ
ロック図である。
ロック図である。
【図２】本発明によるスペクトル拡散用ＡＧＣ回路の絶
対値回路の説明図である。
対値回路の説明図である。
【図３】本発明によるスペクトル拡散用ＡＧＣ回路のピ
ーク検波器の説明図である。
ーク検波器の説明図である。
【図４】本発明によるスペクトル拡散用ＡＧＣ回路の要
部の出力波形の説明図である。
部の出力波形の説明図である。
【図５】従来のＡＧＣ回路のブロック図である。
１ アンプ ２ ミキサ ３ アンプ ４ リミッタ ５ ＳＡＷマッチドフィルタ ６ 遅延回路 ７ 乗算器 ８ ローパスフィルタ ９ 絶対値回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０４Ｌ 27/22
Claims (3)
- 【請求項１】 入力したＰＳＫ信号を増幅するＲＦ段用
アンプと、前記ＲＦ段用アンプの出力をＩＦ信号に変換
するミキサと、前記ミキサの出力を増幅するＩＦ段用ア
ンプと、前記ＩＦ信号の相関を検出し、相関信号を出力
するＳＡＷマッチドフィルタと、前記ＳＡＷマッチドフ
ィルタの出力を遅延検波する遅延検波回路と、前記遅延
検波した信号を濾波するローパスフィルタと、前記ロー
パスフィルタの出力の絶対値を抽出する絶対値回路と、
前記絶対値回路の出力のピーク値を検波するピーク検波
器と、前記ピーク検波器の出力を基準電圧と比較する電
圧比較器とで構成され、前記ピーク検波器の出力によっ
て前記ＲＦ段用アンプのゲインを制御するようにしたこ
とを特徴とするＡＧＣ回路。 - 【請求項２】 前記ピーク検波器に電圧レベル変換器を
接続し、前記電圧レベル変換器の出力によって前記ＲＦ
段用アンプのゲインを制御するようにしたことを特徴と
する請求項１記載のＡＧＣ回路。 - 【請求項３】 前記ＳＡＷマッチドフィルタの前段にリ
ミッタ回路を設け、前記ＳＡＷマッチドフィルタに入力
する信号の振幅を制限したことを特徴とする請求項１記
載のＡＧＣ回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6107241A JPH07321704A (ja) | 1994-05-20 | 1994-05-20 | Ａｇｃ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6107241A JPH07321704A (ja) | 1994-05-20 | 1994-05-20 | Ａｇｃ回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07321704A true JPH07321704A (ja) | 1995-12-08 |
Family
ID=14454063
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6107241A Pending JPH07321704A (ja) | 1994-05-20 | 1994-05-20 | Ａｇｃ回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07321704A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1993209A1 (fr) * | 2007-05-18 | 2008-11-19 | Stmicroelectronics Sa | Numériseur pour un système de réception numérique |
-
1994
- 1994-05-20 JP JP6107241A patent/JPH07321704A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1993209A1 (fr) * | 2007-05-18 | 2008-11-19 | Stmicroelectronics Sa | Numériseur pour un système de réception numérique |
| US7579974B2 (en) | 2007-05-18 | 2009-08-25 | Stmicroelectronics Sa | Digitizer for a digital receiver system |
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