JPH07318131A - 排気設備 - Google Patents

排気設備

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Publication number
JPH07318131A
JPH07318131A JP6113118A JP11311894A JPH07318131A JP H07318131 A JPH07318131 A JP H07318131A JP 6113118 A JP6113118 A JP 6113118A JP 11311894 A JP11311894 A JP 11311894A JP H07318131 A JPH07318131 A JP H07318131A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
duct
water storage
storage container
space forming
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6113118A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Hasegawa
誠 長谷川
Takahito Yokoyama
高仁 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd, Shimizu Corp filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
Priority to JP6113118A priority Critical patent/JPH07318131A/ja
Publication of JPH07318131A publication Critical patent/JPH07318131A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Ventilation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 火災に対する配慮を軽減しダクト、ファンの
清掃の頻度を減少する排気設備を提供する。 【構成】油脂分を帯びた粉塵を含む高温の熱気30を発
生する室内1と、室内1から熱気30を外部へ排出する
排気ファン4を有する排気ダクト3との間にフィルター
装置10を備え、フィルター装置10は、室内1に設け
られ、その内部に水20が貯留される貯水容器13と、
室内1にダクト3と気密構造をもって連通し、その下端
部が筒状部12aとされて、筒状部12aが貯水容器1
3内に挿入配置されたフィルター空間形成筒12と、フ
ィルター空間形成筒12内に設けられたエリミネータ1
6とを備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダンボール工場等で生
じる油脂分を帯びた粉塵を含む高温の熱気を好適に排気
する排気設備に関する。
【0002】
【従来の技術】ダンボール工場において、ダンボールを
形成するコルゲータ周辺には、油脂分を帯びた粉塵が多
く、特に、シングルフェサー室、グルーマシーン室は、
油脂分を帯びた粉塵が多いばかりでなく、高温である。
よって、工場内、特にシングルフェサー室、グルーマシ
ーン室の換気は、必須である。しかし、従来のシングル
フェサー室、グルーマシーン室は、通常の排気ダクトと
排気ファンによりその換気を行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来は、油脂
分を帯びた粉塵により排気ダクト及び排気ファンが大変
汚れやすく、清掃を度々行なわなければならないという
不都合がある。また、排気が高温であるため火災を生じ
ないように、常に気をつけていなければならないという
管理上の問題がある。本発明は、上記事情に鑑み、火災
に対する配慮を軽減し、ダクト、ファンの清掃の頻度を
減少し得る排気設備を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の排気設備は、油
脂分を帯びた粉塵を含む高温の熱気を発生する室内と、
この室内から前記熱気を外部へ排出するダクトとの間
に、フィルター装置を備えてなり、該フィルター装置
は、前記室内に設けられ、その内部に水が貯水される貯
水容器と、該室内に前記ダクトと気密構造をもって連通
し、その下端部は筒状部とされて、該筒状部が前記貯水
容器内に挿入配置されたフィルター空間形成部材と、前
記フィルター空間形成部材内に設けられ、前記貯水容器
から前記ダクト方向への空気の通過を許し、同方向への
水分の通過を阻止するエリミネータとを備えてなり、前
記ダクト内側の熱気を外部に排出して該ダクト内側を負
圧とするファンが設けられている。
【0005】
【作用】本発明の排気設備は、ファンによりダクト内側
を室内側より負圧とすると、室内側の油脂分を帯びた粉
塵を含む熱気が貯水容器内の水に入る。すると、熱気
は、水により、粉塵が除去されると共に熱を奪われて、
清浄な空気となって、フィルター空間形成部材内に入
る。また、フイルター空間形成部材内に入った空気は、
エリミネータにより水分を奪われ、ダクトを介して外部
に排出される。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。図1は、本発明の排気設備100をダンボール工
場のシングルフェサー室1に適用した一実施例を示す図
であり、排気設備100は、油脂分を帯びた粉塵を含む
高温の熱気30を発生するシングルフェサー室1と、シ
ングルフェサー室1内から熱気30を外部へ排出する排
気ダクト3との間に設けられたフィルター装置10とを
備えている。フィルター装置10は、シングフェサー室
1の天井に設けられたフード11を有しており、フード
11は、その上部中央に設けられた開口部11aによ
り、シングルフェサー室1の天井に導入された排気ダク
ト3の開口端に連通するように接続されている。フード
11内部天井面には、内部にフィルター空間S1を有す
るフィルター空間形成筒12が開口部11aに気密状態
に連通するように垂設されており、フィルター空間形成
筒12は、下方に向けて先細りに形成されている。フィ
ルター空間形成筒12の下端部は、下方に開口した筒状
部12aとされている。フィルター空間形成筒12の下
方には、貯水容器13がフィルター空間形成筒12から
吊支されるように設けられており、貯水容器13には、
水20が貯留されている。貯水容器13には、図示しな
い給水管が設けられており、貯水容器13の中央部内部
には、排水管14が、その上端開口部が貯水容器13底
面から上方に所定高さを有する位置に配置されるように
導入されている。また、貯水容器13には、フィルター
空間形成筒12の筒状部12aが、貯水容器13内の水
20をフィルター空間形成筒12内部側とフィルター空
間形成筒12外部側に仕切るように挿入配置されてお
り、フィルター空間形成筒12の筒状部12aは、貯水
容器13底面との間に所定の間隔を有している。また、
フィルター空間形成筒12の内部には、その上部に環状
のエリミネータ支持金具15が内方に突出するように水
平に周設されており、エリミネータ支持金具15の内方
の端部には、漏斗状に形成されたエリミネータ16がフ
ィルター空間形成筒12の内周面との間に所定の間隙を
有するように設けられている。エリミネータ16の下端
には、筒状の仕切筒17が設けられており、仕切筒17
は、貯水容器13内に、該貯水容器13内の水20を仕
切筒17内部側と仕切筒17外部側に仕切るように挿入
配置されている。仕切筒17の下端は、フィルター空間
形成筒12の筒状部12aより下方に位置している。ま
た、エリミネータ16は、例えば、複数の衝突板を複数
のスリットを形成するように並べて構成される。また、
排気ダクト3には、その端部に排気ファン4が設けられ
ている。
【0007】排気設備100は以上のような構成を有す
るので、排気ファン4を駆動すると、排気ダクト3内部
及びフィルター空間形成筒12内部はシングルフェサー
室1内部より負圧となる。すると、貯水容器13内の水
20は、フィルター空間形成筒12内部に吸上げられる
ので、フィルター空間形成筒12の筒状部12aの外方
の水20の水位が下降し、その水位は筒状部12aの下
端と略一致する。すると、シングルフェサー室1の油脂
分を帯びた粉塵を含む熱気30は筒状部12aの下端か
ら泡となって貯水容器13内の水20に入り、前記筒状
部12aと仕切筒17との間を上昇する。この際に、熱
気30は、水20により、粉塵を除去されると共に熱を
奪われて、清浄な空気30aとなる。次に、前記空気3
0aは、フィルター空間形成筒12内周面とエリミネー
タ支持金具15と仕切筒17とエリミネータ16とによ
り形成される空間に入る。そして、該空気30aは、エ
リミネータ16を介して、フィルター空間形成筒12内
の排気ダクト3方向に吸込まれる。該空気30aはエリ
ミネータ16を通る際に水分をエリミネータ16に付着
させるので、空気30を乾燥することが出来る。また、
その水20は、エリミネータ16から仕切筒17を伝っ
て再び貯水容器13内に還元される。そして、空気30
aは、排気ダクト3、排気ファン4を介して外部に排出
される。よって、熱気30を常温の清浄な空気30aに
して排気ダクト3、排気ファン4を介して外部に排出す
ることが出来る。従って、従来のように排気ダクト3内
に熱気30を通すことによる排気ダクト3内の火災に対
する配慮を軽減し、また、排気ダクト3及び排気ファン
4の清掃の頻度を減少することが出来る。
【0008】また、貯水容器13内に貯留された水20
は、図示しない給水管より給水されると共に排水管14
より排水されて、入れ替えられるので、常に清浄な状態
に保つことが出来る。
【0009】
【発明の効果】本発明の排気設備によれば、室内の油脂
分を帯びた粉塵を含む高温の熱気を、貯水容器内の水に
通してからダクトに送るので、前記熱気を常温の清浄な
空気にしてダクトに排出することが出来る。よって、ダ
クト内の火災に対する配慮を軽減し、また、ダクト及び
ファンの清掃の頻度を減少することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の排気設備をダンボール工場のシング
ルフェサー室に適用した一実施例を示す図である。
【符号の説明】
1…シングルフェサー室(室内) 3…排気ダクト(ダクト) 4…排気ファン(ファン) 10…フィルター装置 12…フィルター空間形成筒(フィルター空間形成部
材) 12a…筒状部 13…貯水容器 16…エリミネータ 20…水 30…熱気 30a…空気

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油脂分を帯びた粉塵を含む高温の熱気を
    発生する室内と、この室内から前記熱気を外部へ排出す
    るダクトとの間に、フィルター装置を設けてなり、 該フィルター装置は、前記室内に設けられ、その内部に
    水が貯水される貯水容器と、 該室内に前記ダクトと気密構造をもって連通し、その下
    端部は筒状部とされて、該筒状部が前記貯水容器内に挿
    入配置されたフィルター空間形成部材と、 前記フィルター空間形成部材内に設けられ、前記貯水容
    器から前記ダクト方向への空気の通過を許し、同方向へ
    の水分の通過を阻止するエリミネータとを備えてなり、 前記ダクト内側の熱気を外部に排出して該ダクト内側を
    負圧とするファンが設けられている排気設備。
JP6113118A 1994-05-26 1994-05-26 排気設備 Pending JPH07318131A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6113118A JPH07318131A (ja) 1994-05-26 1994-05-26 排気設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6113118A JPH07318131A (ja) 1994-05-26 1994-05-26 排気設備

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07318131A true JPH07318131A (ja) 1995-12-08

Family

ID=14603979

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6113118A Pending JPH07318131A (ja) 1994-05-26 1994-05-26 排気設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07318131A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004301482A (ja) * 2003-04-01 2004-10-28 Yamatoyo Sangyo Kk 厨房等における排気洗浄システム
US6895954B2 (en) 2000-11-07 2005-05-24 Gas Research Institute Scrubber ventilation system

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6895954B2 (en) 2000-11-07 2005-05-24 Gas Research Institute Scrubber ventilation system
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020625