JPH0731789Y2 - クランプ - Google Patents

クランプ

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JPH0731789Y2
JPH0731789Y2 JP1989141885U JP14188589U JPH0731789Y2 JP H0731789 Y2 JPH0731789 Y2 JP H0731789Y2 JP 1989141885 U JP1989141885 U JP 1989141885U JP 14188589 U JP14188589 U JP 14188589U JP H0731789 Y2 JPH0731789 Y2 JP H0731789Y2
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JP
Japan
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tube
clamp
holding portion
hole
slit
Prior art date
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Application number
JP1989141885U
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English (en)
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JPH0380740U (ja
Inventor
正雄 加納
正一 後藤
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Kawasumi Laboratories Inc
Original Assignee
Kawasumi Laboratories Inc
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、輸血、輸液セットなどの医療用具のチューブ
の途中に設置され、チューブ内の液体の流れを調節する
クランプの改良に関する。
[従来の技術及び考案が解決しようとする課題] 現在、第7図に示す形状のクランプ11が、使用されてい
る(第8図は第7図のA′−A′断面図の一部拡大図で
ある)。
クランプ11は、ポリプロピレン性の合成樹脂により形成
され、チューブの挟持部12及び保持部13と鍔部14からな
り、前記挟持部12と保持部13の間には、切欠部15、孔1
6、17が形成されている。
クランプ11は、挟持部12の内縁部が平面状(ストレース
状)に形成されているため、チューブを挟持部12に挿入
する際に内縁部のストレートなエッジによる抵抗が大き
いので、奥まで挿入しにくかった。このため、チューブ
が完全にクランプされなかったり、あるいは一度遮断し
たはずのチューブの開口断面が、外部からの衝撃によ
り、再び開口して、液体がリークする危険性があった。
そこで本考案者は、以上の課題を解決するために鋭意検
討を重ねた結果次の考案に到達した。
[課題を解決するための手段] 本考案は、 [1]医療用具を構成するチューブの途中に設置され
て、チューブ内の液体の流れを制御するために使用され
るクランプであって、一端部にチューブの保持部3と
該保持部3の間に形成される切欠部5が形成され、中
央部にチューブの挟持部2が形成され、前記挟持部2
の中央にクランプの長手方向に沿って拡大されるスリッ
ト状の孔7が形成され、前記スリット状の孔7の端部
と前記切欠部5の間に大径の孔6が形成され、前記ス
リット状の孔7は前記大径の孔6を介して前記切欠部5
と連通し、前記挟持部2の横断面の縁は曲線に形成さ
れた、クランプ1を提供する。
[2]表面を梨地加工した前記[1]記載のクランプ1
を提供する。
[作用] チューブ8を挟持部2に挿入する力が、少なくなるとと
もに、これによりチューブ8が確実に奥まで挿入され、
液体の流れを確実に遮断することができる。
[実施例] 第1図は本考案のクランプ1の概略図で、ポリプロピレ
ン等の半硬質性の合成樹脂よりなり、一端部にはチュー
ブの保持部3と該保持部3の間に形成される切欠部5が
形成され、他方の端部には鍔部4が形成されている。
クランプ1の中央部にはチューブの挟持部2が形成さ
れ、前記挟持部2の中央にクランプ1の長手方向に沿っ
て拡大されるスリット状の孔7が形成されている。該ス
リット状の孔7の端部と前記切欠部5の間に大径の孔6
が形成され、前記スリット状の孔7は前記大径の孔6を
介して前記切欠部5と連通し、孔6はチューブの外径よ
り若干小さく形成されている。
チューブの挟持部2の横断面の縁は第2図(第1図のA
−A断面図の一部拡大図)に示すように、曲線に形成さ
れている。第3図は第1図のA矢視図、第4図は第1図
のB矢視図、第5図は第1図のC矢視図、第6図は第1
図のB−B断面図である。またクランプ1の表面は梨地
加工され、片手で把持しやすいように形成されている。
次に本考案の使用方法について説明する。
チューブへの取付 切欠部5を、チューブ8にあてがって、そのままクラン
プ1をチューブ8方向に押すと切欠部5を介して孔6に
チューブ8が納まる。
チューブ8の断面は、開口した状態にあるが、孔6の外
径は、チューブ8の外径よりも若干小さく形成されてい
るので、孔6の円周面がチューブ8の外周面にくい込み
クランプ1を取付たチューブの基の位置からずれること
がない。
流量の調整 チューブ8を、徐々に孔6から孔7方向の位置にスライ
ドさせるに従って、挟持部2によるチューブ8の押圧程
度が大きくなり、開口断面も全開から全閉へと変化す
る。挟持部2の横断面の縁は曲線に形成されているの
で、軽い力でチューブ8が確実に孔7の奥まで挿入で
き、液体の流れを確実に遮断することができる。
本考案のクランプ1に形成される大径の孔6とは、完全
な真円形状のものでも良いし、楕円形状のものでも良い
ことは、言及するまでもない。
[考案の効果] 以上説明したように本考案では、 挟持部2の横断面の縁を曲線にすることにより、 チューブを挟持部に挿入する力が、少なくなるととも
に、これによりチューブが確実に奥まで挿入され、液体
の流れが確実に遮断することができる。
長時間に亘り作業を繰り返す場合、チューブの開閉を
スムーズに行うことができ操作性が良い。
表面を梨地加工することにより、 片手で把持しやすく、前記、の作業を容易に行
うことができる。
等の優れた効果を有する考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のクランプを示す平面図、第2図は第
1図のA−A断面図の一部拡大図、第3図は第1図のA
矢視図、第4図は第1図のB矢視図、第5図は第1図の
C矢視図、第6図は第1図のB−B断面図である。第7
図は従来のクランプを示す平面図、第8図は第7図の
A′−A′断面図の一部拡大図である。 図中、1はクランプ、2は挟持部、3は保持部、4は鍔
部、5は切欠部、6及び7は孔、8はチューブを示す。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】医療用具を構成するチューブの途中に設
    置されて、チューブ内の液体の流れを制御するために使
    用されるクランプであって、一端部にチューブの保持
    部3と該保持部3の間に形成される切欠部5が形成さ
    れ、中央部にチューブの挟持部2が形成され、前記
    挟持部2の中央にクランプの長手方向に沿って拡大され
    るスリット状の孔7が形成され、前記スリット状の孔
    7の端部と前記切欠部5の間に大径の孔6が形成され、
    前記スリット状の孔7は前記大径の孔6を介して前記
    切欠部5と連通し、前記挟持部2の横断面の縁は曲線
    に形成された、ことを特徴とするクランプ1。
  2. 【請求項2】表面を梨地加工したことを特徴とする請求
    項1記載のクランプ1。
JP1989141885U 1989-12-07 1989-12-07 クランプ Expired - Lifetime JPH0731789Y2 (ja)

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JP1989141885U JPH0731789Y2 (ja) 1989-12-07 1989-12-07 クランプ

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JPH0380740U JPH0380740U (ja) 1991-08-19
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JP6916987B2 (ja) * 2017-03-31 2021-08-11 株式会社ジェイ・エム・エス スライドクランプ
WO2019065785A1 (ja) * 2017-09-28 2019-04-04 テルモ株式会社 クレンメ、及びクレンメの使用方法
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